JP2003062575A - 次亜塩素酸発生システム - Google Patents

次亜塩素酸発生システム

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JP2003062575A JP2001256276A JP2001256276A JP2003062575A JP 2003062575 A JP2003062575 A JP 2003062575A JP 2001256276 A JP2001256276 A JP 2001256276A JP 2001256276 A JP2001256276 A JP 2001256276A JP 2003062575 A JP2003062575 A JP 2003062575A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 希薄塩化物イオン条件下であっても、効率的
に次亜塩素酸を発生させることができる次亜塩素酸発生
システムを提供する。 【解決手段】 本発明は、アノード6とカソード7間に
電圧を印加し、電解によって被処理水中に次亜塩素酸を
発生させるシステムであって、カソード7とアノード6
間に印加する電圧を制御する制御装置22を備え、この
制御装置22は、被処理水中の塩化物イオンの濃度に基
づき、カソード7とアノード6間に印加する電圧を、所
定の最大値と最小値の間で周期的に変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アノードとカソー
ド間に電圧を印加し、電解によって被処理水中に次亜塩
素酸を発生させるシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、特にプールなどにおいて使用
される被処理水は、貯留された水道水中に、消毒剤とし
て例えば塩素系の薬剤を投入し、被処理水の衛生を保っ
ている。しかし、係る薬剤投入の消毒方法では、常時、
被処理水中における薬剤の濃度を測定し、所定の値以下
の場合には、更に、薬剤を投入しなければ成らず、メン
テナンス作業が煩雑であるという問題があった。
【0003】一方、通常、被処理水の消毒、殺菌方法と
しては、電解により被処理水中に次亜塩素酸を発生さ
せ、係る次亜塩素酸による被処理水の殺菌が行われてい
る。この場合、例えば、被処理水が貯留されたプールな
どの近傍には、電解槽が設けられ、係る電解槽にて処理
された被処理水をプールに添加する。この電解槽には、
例えば一対の電極が処理水中に浸漬され、係る電極に電
圧を印加することにより、被処理水の電解を行う。
【0004】これにより、電解槽内の被処理水中に含ま
れる塩化物イオンが電解に供され、電極表面から、次亜
塩素酸が発生される。この次亜塩素酸により、被処理水
中に含有されるカビや細菌などの微生物の殺菌を行って
いた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、通常、被処理
水として使用される水道水は希薄塩素水であるため、係
る被処理水を用いて次亜塩素酸を発生させる場合に、継
続してアノードとカソード間に電圧が印加すると、アノ
ード近傍に供給される塩化物イオンの濃度が著しく不足
し、その結果、塩素発生による電流効率が低下する問題
があった。また、この電流効率の低下に伴って、電力量
に対する塩素発生量及び次亜塩素酸発生量が著しく低下
する問題があった。
【0006】そこで、本発明は、従来の技術的課題を解
決するために成されたものであり、希薄塩化物イオン条
件下であっても、効率的に次亜塩素酸を発生させること
ができる次亜塩素酸発生システムを提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、アノードとカ
ソード間に電圧を印加し、電解によって被処理水中に次
亜塩素酸を発生させるシステムであって、カソードとア
ノード間に印加する電圧を制御する制御装置を備え、こ
の制御装置は、被処理水中の塩化物イオンの濃度に基づ
き、カソードとアノード間に印加する電圧を、所定の最
大値と最小値の間で周期的に変化させることを特徴とす
る。
【0008】本発明によれば、アノードとカソード間に
電圧を印加し、電解によって被処理水中に次亜塩素酸を
発生させるシステムであって、カソードとアノード間に
印加する電圧を制御する制御装置を備え、この制御装置
は、被処理水中の塩化物イオンの濃度に基づき、カソー
ドとアノード間に印加する電圧を、所定の最大値と最小
値の間で周期的に変化させるので、制御装置によりカソ
ードとアノード間に印加する電圧が所定の最大値とされ
た状態で、アノード近傍に供給される塩化物イオンの塩
素への変換を行い、カソードとアノード間に印加する電
圧が所定の最小値とされた状態で、アノード近傍への塩
化物イオンの供給不足を解消することができる。
【0009】これにより、特に、被処理水の塩化物イオ
ン濃度が低い場合に、カソードとアノード間に継続して
最大値の電圧が印加されることによる慢性的な塩化物イ
オンの不足によって生じる電流効率の低下を著しく回避
することができるようになるため、消費電力の節電を図
ることができるようになる。
【0010】請求項2の発明の次亜塩素酸発生システム
は、請求項1の発明に加えて、制御装置は、最大値を3
V乃至100Vの電圧とすると共に、最小値を最大値よ
りも低く零以上の電圧として、被処理水中の塩化物イオ
ンの濃度に基づき、これら最大値と最小値の電圧をカソ
ードとアノード間に一定の周期で交互に印加することを
特徴とする。
【0011】請求項2の発明の次亜塩素酸発生システム
によれば、請求項1の発明に加えて、制御装置は、最大
値を3V乃至100Vの電圧とすると共に、最小値を最
大値よりも低く零以上の電圧として、被処理水中の塩化
物イオンの濃度に基づき、これら最大値と最小値の電圧
をカソードとアノード間に一定の周期で交互に印加する
ので、制御装置によりカソードとアノード間に印加する
電圧を最大値の3V乃至100Vの電圧とすることによ
り、適切な電圧によりアノード近傍に供給された塩化物
イオンの塩素への変換を行うことができるようになり、
これに伴って次亜塩素酸の発生率を向上させることがで
きるようになる。
【0012】そして、制御装置によりカソードとアノー
ド間に印加する電圧を最大値よりも低く零以上の最小値
の電圧とすることにより、アノード近傍への塩化物イオ
ンの供給不足を解消することができるようになる。
【0013】請求項3の発明の次亜塩素酸発生システム
は、請求項1又は請求項2の発明に加えて、制御装置
は、被処理水中の塩化物イオンの濃度に基づき、被処理
水中の導電率を検出する導電率検出手段を有し、この導
電率検出手段の出力に基づき、一周期中に最小値の電圧
を印加する期間を変更することを特徴とする。
【0014】請求項3の発明の次亜塩素酸発生システム
によれば、請求項1又は請求項2の発明に加えて、制御
装置は、被処理水中の塩化物イオンの濃度に基づき、被
処理水中の導電率を検出する導電率検出手段を有し、こ
の導電率検出手段の出力に基づき、一周期中に最小値の
電圧を印加する期間を変更するので、導電率検出手段に
より、容易に被処理水中の塩化物イオンの濃度を把握す
ることができ、これにより、カソードとアノード間に印
加する電圧の一周期中における最小値の印加電圧の印加
期間を変更可能とすることができるようになる。
【0015】そのため、被処理水中の導電率が所定値よ
りも低い場合には、カソードとアノード間に印加する電
圧の一周期中における最小値の印加電圧の印加期間を長
くすることにより、アノード近傍への塩化物イオンの供
給不足をなくし、塩化物イオンの不足による電流効率の
低下を著しく回避することができるようになる。これに
より、供給される電流に対する次亜塩素酸発生効率を向
上させることができる。
【0016】また、被処理水中の導電率が所定値よりも
高い場合には、カソードとアノード間に印加する電圧の
一周期中における最小値の印加電圧の印加期間を短くす
ることにより、短期間で効率的にアノードへの塩化物イ
オンの供給を行いながら、塩素及び次亜塩素酸の発生を
促進することができるようになる。
【0017】請求項4の発明の次亜塩素酸発生システム
は、請求項1又は請求項2の発明に加えて、制御装置
は、被処理水中の塩化物イオンの濃度に基づき、カソー
ドとアノード間の電流値を検出する電流値検出手段を有
し、この電流値検出手段の出力に基づき、一周期中に最
小値の電圧を印加する期間を変更することを特徴とす
る。
【0018】請求項4の発明の次亜塩素酸発生システム
によれば、請求項1又は請求項2の発明に加えて、制御
装置は、被処理水中の塩化物イオンの濃度に基づき、カ
ソードとアノード間の電流値を検出する電流値検出手段
を有し、この電流値検出手段の出力に基づき、一周期中
に最小値の電圧を印加する期間を変更するので、電流値
検出手段により、容易に被処理水中の塩化物イオンの濃
度を把握することができ、これにより、カソードとアノ
ード間の電流値に応じて、カソードとアノード間に印加
する電圧の一周期中における最小値の印加電圧の印加期
間を変更可能とすることができるようになる。
【0019】そのため、検出された電流値が所定値より
も低い場合には、カソードとアノード間に印加する電圧
の一周期中における最小値の印加電圧の印加期間を長く
することにより、アノード近傍への塩化物イオンの供給
不足をなくし、塩化物イオンの不足による電流効率の低
下を著しく回避することができるようになる。これによ
り、供給される電流に対する次亜塩素酸の発生効率を向
上させることができる。
【0020】また、検出された電流値が所定値よりも高
い場合には、カソードとアノード間に印加する電圧の一
周期中における最小値の印加電圧の印加期間を短くする
ことにより、短期間で効率的にアノードへの塩化物イオ
ンの供給を行いながら、塩素及び次亜塩素酸の発生を促
進することができるようになる。
【0021】請求項5の発明の次亜塩素酸発生システム
は、請求項3又は請求項4の発明に加えて、制御装置
は、導電率検出手段が出力する導電率が低い場合、又
は、電流値検出手段が出力する電流値が低い場合、一周
期中に最小値の電圧を印加する期間を長くすることを特
徴とする。
【0022】請求項5の発明の次亜塩素酸発生システム
によれば、請求項3又は請求項4の発明に加えて、制御
装置は、導電率検出手段が出力する導電率が低い場合、
又は、電流値検出手段が出力する電流値が低い場合、一
周期中に最小値の電圧を印加する期間を長くするので、
制御装置により、必要に応じて一周期中に最小値の電圧
を印加する期間を長くすることができるようになり、慢
性的な塩化物イオンの不足によって生じる電流効率の低
下を著しく回避することができる。
【0023】請求項6の発明の次亜塩素酸発生システム
は、請求項3、請求項4又は請求項5の発明に加えて、
制御装置は、導電率検出手段が出力する導電率が高い場
合、又は、電流値検出手段が出力する電流値が高い場
合、最大値の電圧を継続して印加することを特徴とす
る。
【0024】請求項6の発明の次亜塩素酸発生システム
によれば、請求項3、請求項4、又は請求項5の発明に
加えて、制御装置は、導電率検出手段が出力する導電率
が高い場合、又は、前記電流値検出手段が出力する電流
値が高い場合、最大値の電圧を継続して印加するので、
慢性的な塩化物イオンの不足が生じない場合における電
解効率を向上させることができるようになる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を詳述する。図1は本発明の次亜塩素酸発生シス
テムを実現するための次亜塩素酸発生装置1の概要を示
す説明図である。本実施例における次亜塩素酸発生装置
1は、例えばプールなどの図示しない貯留槽に貯留され
た被処理水としての水道水の殺菌を行うものであり、該
貯留槽と連通して設けられる処理槽2に設置される。こ
れら貯留槽と処理槽2に貯留される被処理水は、図示し
ないポンプなどにより、貯留槽及び処理槽2内に循環さ
れる。
【0026】この処理槽2は、矩形体を呈しており、内
部には処理室5が形成される。この処理槽2の側壁を構
成する一面の下部には、前記貯留槽から流出された被処
理水を処理室5内に流入させるための流入口3が形成さ
れている。また、流入口3が形成される処理槽2の側壁
と対向する位置の側壁の上部には、処理室5内の被処理
水を前記貯留槽内に流出させるための流出口4が形成さ
れている。
【0027】そして、この処理室5内の被処理水中に
は、少なくとも一部が浸漬される複数の電極、即ち、ア
ノード6とカソード7が配設されている。これらアノー
ド6及びカソード7には、これらアノード6及びカソー
ド7に通電するための電源25が設けられると共に、係
る電源25は、これらアノード6及びカソード7に印加
される電圧を制御する制御装置22に接続される。
【0028】前記アノード6は、貴金属又は金属酸化
物、例えば白金、又は、イリジウム、若しくは、パラジ
ウムのうち少なくとも一つを含有する導電性材料により
構成される板状の電極である。尚、本実施例で用いるア
ノード6は、パラジウムにより構成される板状の電極で
あるものとする。
【0029】前記カソード7は、導電性材料にて構成さ
れる電極であり、本実施例ではチタンにより構成される
板状の電極である。ここで、カソード7の板状電極は、
少なくとも前記アノード6よりも表面積の大きいものと
する。
【0030】本実施例における次亜塩素酸発生装置1で
は、カソード7は、前記流入口3及び流出口4が形成さ
れた側壁に対し、面積の広い面、即ち平行部7Aが垂直
に成るように所定間隔を存して複数設置される。そし
て、これらカソード7の平行部7A間にそれぞれアノー
ド8が配置される。このとき、カソード7とアノード6
との間隔は、0.5cm以上2.0cm以下となるよう
に配置されるものとする。これにより、アノード8の面
積の広い面、即ち、平行部は、カソード7の平行部7A
により囲繞されるかたちとなる。
【0031】尚、このとき、カソード7とアノード6と
の間隔は、0.5cm以上2.0cm以下となるように
配置されているため、カソード7にて囲繞される被処理
水は、アノード6に向かって塩化物イオンが流れ易い状
態となり、アノード6周囲における塩化物イオンの濃度
が上昇される。そのため、アノード6における塩素発生
効率が向上し、これに伴って次亜塩素酸発生効率が向上
される。
【0032】以上の構成により、カソード7の平行部7
Aが所定の間隔を存して複数設けられると共に、これら
平行部7A間にそれぞれアノード6が配置されるとい
う、簡素な構造にて実用に適した次亜塩素酸発生効率を
得ることができる次亜塩素酸発生装置を構成することが
できるようになる。
【0033】更に、カソード7は、図2及び図3に示す
如く連結部材8、8により各カソード7の連結を行って
もよい。この連結部材8、8は、各カソード7の側面、
即ち前記処理槽2に形成される流入口3及び流出口4と
対向する面を連結するものであり、導電性材料にて構成
される。また、この連結部材8、8は、前記導電性材料
にて格子状に形成され、カソード7の平行部7A以外の
部分の通水性を確保することができる構成とされてい
る。
【0034】尚、本発明におけるカソード7は、上記実
施例以外に、アノード6と所定間隔を存してアノード6
の側面周囲を板状のカソード7により、例えば、360
度にわたって囲繞する円筒状又は、略円筒状を呈するも
のであってもよいものとする。
【0035】このとき、少なくともアノード6の表面積
を一番広く有する面、即ち、前面及び後面に対し平行に
位置するカソード7の平行部以外の部分は、通水性を有
する構造、例えば、網目構造又は孔構造とされているも
のとする。尚、これ以外に、カソード7全体が通水性を
有する構造とされていてもよいものとする。
【0036】これにより、カソード7にて囲繞される被
処理水は、アノード6に向かって塩化物イオンが流れる
構成とされるため、アノード6周囲における塩化物イオ
ンの濃度が上昇される。そのため、アノード6における
塩素発生効率が向上し、これに伴って次亜塩素酸発生効
率が向上される。
【0037】一方、処理室5の下部には、処理室5内の
被処理水を攪拌するための攪拌装置が設けられる。本実
施例におけるこの攪拌装置は、気泡を発生することによ
り被処理水の攪拌を行う気泡発生装置9により構成され
る。この気泡発生装置9の運転は、前記アノード6及び
カソード7の通電と連動して行うものとする。
【0038】一方、前記制御装置22は、図3に示す如
く汎用のマイクロコンピュータにより構成されており、
この制御装置22の入力側には、被処理水中の導電率を
検出する導電率検出手段としての導電率センサ20が接
続されている。この導電率センサ20は、図1に示す如
くカソード7とアノード6との間に配設されている。ま
た、制御装置22の入力側には、この導電率センサ20
に替わってアノード6とカソード7間の電流値を検出す
る電流値検出手段としての電流値検出装置26が接続さ
れていても良いものとする。尚、導電率センサ20及び
電流値検出装置26の両者が接続されていても良いもの
とする。更に、この制御装置22の出力側には、前記電
源25が接続されている。
【0039】以上の構成により、処理槽2内の処理室5
にプールなどの貯留槽から被処理水を流入させ、処理槽
2に形成された流出口4の位置まで、貯留槽を貯留し、
制御装置22により電源をONとし、各アノード6及び
カソード7に通電する。尚、このときの、カソード7の
電流密度は、0.5A/(dm)2以上2.0A/(d
m)2以下とされているものとする。
【0040】このとき、攪拌装置としての気泡発生装置
9も運転され、処理室5内に気泡を発生させ、これによ
り、被処理水の攪拌が行われるものとする。尚、貯留槽
から流入する被処理水は、常時、貯留槽から流入され、
処理室5内を循環したのに流出口4を介して貯留槽に帰
還するものとする。
【0041】これにより、被処理水中に含まれる微生物
は一般的に負電位に帯電していることから正電位とされ
たアノード6に引き寄せられるようになる。また、アノ
ード6では、被処理水中に所定量含まれる塩化物イオン
が電子を放出して塩素を生成する。その後、この塩素
は、水に溶解し次亜塩素酸を生成する。これにより、ア
ノード6の近傍ではこの塩素又は次亜塩素酸によって被
処理水中の微生物が殺菌されるようになる。
【0042】ところで、被処理水中の塩化物イオン濃度
が低い場合には、アノード6側に供給される塩化物イオ
ン濃度が低下するため、塩化物イオンから塩素へ変換す
る反応が遅延する。これにより、電源25により印加さ
れる電圧に対し、塩素発生効率が低下するため、次亜塩
素酸発生効率が悪くなる。
【0043】そのため、本発明における制御装置22
は、被処理水中の塩化物イオンの濃度に基づき、カソー
ド7とアノード6間に印加する電圧を、図5に示す如く
所定の最大値と最小値の間で周期的に変化させる。
【0044】これにより、被処理水中の塩化物イオン濃
度が低い場合であっても、カソード7とアノード6間に
印加される電圧が、所定の最大値と最小値の間で周期的
に変化するため、被処理水中に最大値の電圧が印加され
た状態で、アノード6近傍に供給される塩化物イオンの
塩素への変換が行われ、被処理水中に最小値の電圧が印
加された状態で、アノード6近傍への塩化物イオンの供
給不足を解消することができる。
【0045】そのため、カソード7とアノード6間に継
続して最大値の電圧が印加されることによる慢性的な塩
化物イオンの不足によって生じる電流効率の低下を著し
く回避することができるため、消費電力の節電を実現す
ることができる。また、電源25により電力量に対する
適切な量の塩素が発生するため、効率的に次亜塩素酸を
発生させることができるようになる。
【0046】制御装置22は、カソード7とアノード6
間に印加される電圧を、所定の最大値と最小値の間で周
期的に変化させることにより、被処理水中の慢性的な塩
化物イオンの不足によって生じる電流効率の低下を回避
しているが、この電圧値の周期的な変化とは、最大値と
最小値を交互に変化させるパルス印加に加えて、最大値
と最小値を含む印加電圧を複数段階に渡って変化させる
場合であっても、同様の効果を奏するものとする。
【0047】特に、制御装置22によりカソード7とア
ノード6間に印加される最大値の印加電圧を3V乃至1
00Vの電圧とすると共に、最小値の印加電圧を最大値
よりも低く零以上の電圧として、これら最大値と最小値
を一定の周期で交互にパルス印加することにより、被処
理水中に最大値の印加電圧を加えた状態で、適切な電圧
でアノード6近傍に供給された塩化物イオンの塩素への
変換を行うことができるようになる。また、被処理水中
に最小値の印加電圧を加えた状態また、電圧を印加しな
い状態で、アノード6近傍への塩化物イオンの供給不足
を解消することができる。
【0048】また、本実施例における制御装置22は、
前記導電率センサ20の出力又は電流値検出装置26の
出力に基づいて、被処理水の塩化物イオン濃度を判別
し、これにより、一周期中における最小値の電圧を印加
する期間を変更する。
【0049】即ち、導電率センサ20の出力に基づき被
処理水の塩化物イオン濃度を判別する場合には、導電率
センサ20が被処理水中の導電率が所定値より低いと検
出した際に、通常のカソード7とアノード6間に印加す
る電圧の一周期中における最小値の印加電圧の印加期間
よりも係る最小値の印加電圧の印加期間を長くする。
【0050】これにより、容易に被処理水中の塩化物イ
オンの濃度を把握することによって、アノード6近傍へ
の塩化物イオンの供給不足を解消し、カソード7とアノ
ード6間に最大値の電圧が印加されることによる塩化物
イオンの不足を解消し、電流効率の低下を著しく回避す
ることができるようになる。そのため、供給される電流
値に対する次亜塩素酸発生効率を向上させることができ
る。
【0051】また、制御装置22は、導電率センサ20
が被処理水中の導電率が所定値より高いと検出した際
に、通常のカソード7とアノード6間に印加する電圧の
一周期中における最小値の印加電圧の印加期間よりも係
る最小値の印加電圧の印加期間を短縮する。
【0052】これにより、効率的にアノード6への塩化
物イオンの供給を行いながら、塩素の発生を促進するこ
とができ、次亜塩素酸発生効率を向上させることができ
るようになる。
【0053】尚、制御装置22が判断する基準となる導
電率の所定値は、複数設定されていてもよく、これによ
り、段階的に最小値の印加電圧の印加期間を変化させる
ことができ、効率的に塩素及び次亜塩素酸の発生を促進
することができる。
【0054】また、制御装置22は、導電率センサ20
が所定の高い値を検出した場合には、電源25によりカ
ソード7とアノード6間に印加する電圧を、所定の最大
値と最小値の間を周期的に変化させる制御をやめ、最大
値の印加電圧を継続して印加しても良いものとする。
【0055】これにより、被処理水中に十分な塩化物イ
オンを含み、塩素及び次亜塩素酸を発生させるための塩
化物イオンが充足している場合には、十分にカソード7
とアノード6間に電圧を印加することができ、塩素及び
次亜塩素酸の発生効率を向上させることができるように
なる。
【0056】他方、電流値検出装置26の出力に基づき
被処理水の塩化物イオン濃度を判別する場合には、導電
率センサ20の出力に基づく制御と同様に、アノード6
とカソード7間の電流値が所定値より低いと検出した際
に、通常のカソード7とアノード6間に印加する電圧の
一周期中における最小値の印加電圧の印加期間よりも係
る最小値の印加電圧の印加期間を延長する。
【0057】これにより、上記と同様に、容易に被処理
水中の塩化物イオンの濃度を把握することにより、アノ
ード6近傍への塩化物イオンの供給不足を解消し、塩化
物イオンの不足による電流効率の低下を著しく回避する
ことができるようになる。そのため、供給される電流に
対する次亜塩素酸の発生効率を向上させることができ
る。
【0058】また、制御装置22は、電流値検出装置2
6が検出した電流値が所定値より高いと検出した際に、
通常のカソード7とアノード6間に印加する電圧の一周
期中における最小値の印加電圧の印加期間よりも係る最
小値の印加電圧の印加期間を短縮する。
【0059】これにより、効率的にアノード6への塩化
物イオンの供給を行いながら、塩素及び次亜塩素酸の発
生を促進することができるようになる。
【0060】尚、制御装置22が判断する基準となる電
流値の所定値は、複数設定されていてもよく、これによ
り、段階的に最小値の印加電圧の印加期間を変化させる
ことができ、効率的に塩素及び次亜塩素酸の発生を促進
することができる。
【0061】また、制御装置22は、電流値検出装置2
6が所定の高い値を検出した場合には、電源25により
カソード7とアノード6間に印加する電圧を、所定の最
大値と最小値の間を周期的に変化させる制御をやめ、最
大値の印加電圧を継続して印加しても良いものとする。
【0062】これにより、被処理水中に十分な塩化物イ
オンを含み、塩素及び次亜塩素酸を発生させるための塩
化物イオンが充足している場合には、十分にカソード7
とアノード6間に電圧を印加することができ、次亜塩素
酸の発生効率をより一層向上させることができるように
なる。
【0063】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、アノ
ードとカソード間に電圧を印加し、電解によって被処理
水中に次亜塩素酸を発生させるシステムであって、カソ
ードとアノード間に印加する電圧を制御する制御装置を
備え、この制御装置は、被処理水中の塩化物イオンの濃
度に基づき、カソードとアノード間に印加する電圧を、
所定の最大値と最小値の間で周期的に変化させるので、
制御装置によりカソードとアノード間に印加する電圧が
所定の最大値とされた状態で、アノード近傍に供給され
る塩化物イオンの塩素への変換を行い、カソードとアノ
ード間に印加する電圧が所定の最小値とされた状態で、
アノード近傍への塩化物イオンの供給不足を解消するこ
とができる。
【0064】これにより、特に、被処理水の塩化物イオ
ン濃度が低い場合に、カソードとアノード間に継続して
最大値の電圧が印加されることによる慢性的な塩化物イ
オンの不足によって生じる電流効率の低下を著しく回避
することができるようになるため、消費電力の節電を図
ることができるようになる。
【0065】請求項2の発明の次亜塩素酸発生システム
によれば、請求項1の発明に加えて、制御装置は、最大
値を3V乃至100Vの電圧とすると共に、最小値を最
大値よりも低く零以上の電圧として、被処理水中の塩化
物イオンの濃度に基づき、これら最大値と最小値の電圧
をカソードとアノード間に一定の周期で交互に印加する
ので、制御装置によりカソードとアノード間に印加する
電圧を最大値の3V乃至100Vの電圧とすることによ
り、適切な電圧によりアノード近傍に供給された塩化物
イオンの塩素への変換を行うことができるようになり、
これに伴って次亜塩素酸の発生率を向上させることがで
きるようになる。
【0066】そして、制御装置によりカソードとアノー
ド間に印加する電圧を最大値よりも低く零以上の最小値
の電圧とすることにより、アノード近傍への塩化物イオ
ンの供給不足を解消することができるようになる。
【0067】請求項3の発明の次亜塩素酸発生システム
によれば、請求項1又は請求項2の発明に加えて、制御
装置は、被処理水中の塩化物イオンの濃度に基づき、被
処理水中の導電率を検出する導電率検出手段を有し、こ
の導電率検出手段の出力に基づき、一周期中に最小値の
電圧を印加する期間を変更するので、導電率検出手段に
より、容易に被処理水中の塩化物イオンの濃度を把握す
ることができ、これにより、カソードとアノード間に印
加する電圧の一周期中における最小値の印加電圧の印加
期間を変更可能とすることができるようになる。
【0068】そのため、被処理水中の導電率が所定値よ
りも低い場合には、カソードとアノード間に印加する電
圧の一周期中における最小値の印加電圧の印加期間を長
くすることにより、アノード近傍への塩化物イオンの供
給不足をなくし、塩化物イオンの不足による電流効率の
低下を著しく回避することができるようになる。これに
より、供給される電流に対する次亜塩素酸発生効率を向
上させることができる。
【0069】また、被処理水中の導電率が所定値よりも
高い場合には、カソードとアノード間に印加する電圧の
一周期中における最小値の印加電圧の印加期間を短くす
ることにより、短期間で効率的にアノードへの塩化物イ
オンの供給を行いながら、塩素及び次亜塩素酸の発生を
促進することができるようになる。
【0070】請求項4の発明の次亜塩素酸発生システム
によれば、請求項1又は請求項2の発明に加えて、制御
装置は、被処理水中の塩化物イオンの濃度に基づき、カ
ソードとアノード間の電流値を検出する電流値検出手段
を有し、この電流値検出手段の出力に基づき、一周期中
に最小値の電圧を印加する期間を変更するので、電流値
検出手段により、容易に被処理水中の塩化物イオンの濃
度を把握することができ、これにより、カソードとアノ
ード間の電流値に応じて、カソードとアノード間に印加
する電圧の一周期中における最小値の印加電圧の印加期
間を変更可能とすることができるようになる。
【0071】そのため、検出された電流値が所定値より
も低い場合には、カソードとアノード間に印加する電圧
の一周期中における最小値の印加電圧の印加期間を長く
することにより、アノード近傍への塩化物イオンの供給
不足をなくし、塩化物イオンの不足による電流効率の低
下を著しく回避することができるようになる。これによ
り、供給される電流に対する次亜塩素酸の発生効率を向
上させることができる。
【0072】また、検出された電流値が所定値よりも高
い場合には、カソードとアノード間に印加する電圧の一
周期中における最小値の印加電圧の印加期間を短くする
ことにより、短期間で効率的にアノードへの塩化物イオ
ンの供給を行いながら、塩素及び次亜塩素酸の発生を促
進することができるようになる。
【0073】請求項5の発明の次亜塩素酸発生システム
によれば、請求項3又は請求項4の発明に加えて、制御
装置は、導電率検出手段が出力する導電率が低い場合、
又は、電流値検出手段が出力する電流値が低い場合、一
周期中に最小値の電圧を印加する期間を長くするので、
制御装置により、必要に応じて一周期中に最小値の電圧
を印加する期間を長くすることができるようになり、慢
性的な塩化物イオンの不足によって生じる電流効率の低
下を著しく回避することができる。
【0074】請求項6の発明の次亜塩素酸発生システム
によれば、請求項3、請求項4、又は請求項5の発明に
加えて、制御装置は、導電率検出手段が出力する導電率
が高い場合、又は、前記電流値検出手段が出力する電流
値が高い場合、最大値の電圧を継続して印加するので、
慢性的な塩化物イオンの不足が生じない場合における電
解効率を向上させることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の次亜塩素酸発生装置の概略説明図であ
る。
【図2】カソードの斜視図である。
【図3】次亜塩素酸発生装置の概略図である。
【図4】制御装置の電気ブロック図である。
【図5】カソードとアノードに印加される電圧の周期を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 次亜塩素酸発生装置 2 処理槽 3 流入口 4 流出口 5 処理室 6 アノード 7 カソード 20 導電率センサ 22 制御装置 25 電源 26 電流値検出装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 1/50 560 C02F 1/50 560F C25B 1/26 C25B 1/26 C 9/00 9/00 A (72)発明者 小泉 友人 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 4D061 DA07 DB10 EA02 EB05 EB14 EB17 EB20 EB30 EB31 EB37 EB39 GA05 GA06 GA12 GC14 GC16 4K021 AB07 BA02 BB03 BC09 DA03 DA09 DC07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アノードとカソード間に電圧を印加し、
    電解によって被処理水中に次亜塩素酸を発生させるシス
    テムであって、 前記カソードとアノード間に印加する電圧を制御する制
    御装置を備え、 該制御装置は、被処理水中の塩化物イオンの濃度に基づ
    き、前記カソードとアノード間に印加する電圧を、所定
    の最大値と最小値の間で周期的に変化させることを特徴
    とする次亜塩素酸発生システム。
  2. 【請求項2】 前記制御装置は、前記最大値を3V乃至
    100Vの電圧とすると共に、前記最小値を前記最大値
    よりも低く零以上の電圧として、これら最大値と最小値
    の電圧を被処理水中の塩化物イオンの濃度に基づき、前
    記カソードとアノード間に一定の周期で交互に印加する
    ことを特徴とする請求項1の次亜塩素酸発生システム。
  3. 【請求項3】 前記制御装置は、被処理水中の塩化物イ
    オンの濃度に基づき、前記被処理水中の導電率を検出す
    る導電率検出手段を有し、 該導電率検出手段の出力に基づき、一周期中に前記最小
    値の電圧を印加する期間を変更することを特徴とする請
    求項1又は請求項2の次亜塩素酸発生システム。
  4. 【請求項4】 前記制御装置は、被処理水中の塩化物イ
    オンの濃度に基づき、前記カソードとアノード間の電流
    値を検出する電流値検出手段を有し、 該電流値検出手段の出力に基づき、一周期中に前記最小
    値の電圧を印加する期間を変更することを特徴とする請
    求項1又は請求項2の次亜塩素酸発生システム。
  5. 【請求項5】 前記制御装置は、前記導電率検出手段が
    出力する導電率が低い場合、又は、前記電流値検出手段
    が出力する電流値が低い場合、一周期中に前記最小値の
    電圧を印加する期間を長くすることを特徴とする請求項
    3又は請求項4の次亜塩素酸発生システム。
  6. 【請求項6】 前記制御装置は、前記導電率検出手段が
    出力する導電率が高い場合、又は、前記電流値検出手段
    が出力する電流値が高い場合、前記最大値の電圧を継続
    して印加することを特徴とする請求項3、請求項4又は
    請求項5の次亜塩素酸発生システム。
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