JP2003062306A - 遊技機取り付け用島の骨材 - Google Patents

遊技機取り付け用島の骨材

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JP2003062306A
JP2003062306A JP2001256983A JP2001256983A JP2003062306A JP 2003062306 A JP2003062306 A JP 2003062306A JP 2001256983 A JP2001256983 A JP 2001256983A JP 2001256983 A JP2001256983 A JP 2001256983A JP 2003062306 A JP2003062306 A JP 2003062306A
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holes
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Mitsuo Shiraishi
光男 白石
Akira Yoyogi
晃 代々城
Akishige Oya
哲栄 大矢
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3Stone Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 枠の位置を島の幅方向で適当な位置に事後的
に調整し易く、遊技機の入れ換えなどに容易に対応でき
る遊技機取り付け用島の骨材を提供する。 【解決手段】 骨材Kは、適当な間隔で並べられる支柱
500と、これに取り付ける枠600を含む。各支柱5
00は、2本の上支柱510を備える。各上支柱510
は、内周面に雌ネジ溝が設けられ、島の幅方向での位置
を異ならせられた複数の支柱孔511を備える。縦材6
10には、枠孔611が設けられている。枠600は、
2本の縦材610を備える。枠孔611を、支柱孔51
1のいずれかに臨ませ、ボルトを、枠孔611を貫通
し、支柱孔511内の雌ネジ溝に螺合させるようにして
枠孔611から支柱孔511に挿入することで、島の幅
方向の適当な位置で、枠600を支柱500に固定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機(パチンコ
遊技機、回胴式遊技機を含む。)を固定するための遊技
機取り付け用島を構成する骨材に関する。
【0002】
【従来の技術】遊技機は、遊技機取り付け用島(以下、
単に「島」と標記する場合もある。)と呼ばれる構造物
に、固定される。この固定は、パチンコ遊技機の場合で
あれば、木製の部材を矩径に組んで構成された外周枠に
パチンコ遊技機を取り付けると共に、この外周枠を上記
島に取り付けることにより行われる。
【0003】上述の島は、通常、支柱と枠を少なくとも
含む骨材を備えており、その骨材の周囲に飾り板を取り
付けて構成されている。枠は、木製の縦材2本と横材2
本を矩形に組んで構成される。枠の横材のうちの下方に
位置するものに、遊技機を取り付けた外周枠を構成する
部材のうち上方に位置するものを固定することで、枠に
遊技機が固定される。つまり、島の幅方向の両側に存在
する枠の双方に遊技機が固定されることで、島の両面に
遊技機が並列的に固定される。他方、支柱は、上記枠を
支持するものである。支柱は、2本の上支柱、及びこれ
ら上支柱を下方から支持する下支柱を備えてなる。支柱
は、上支柱を結ぶ直線が島の長手方向に直交するような
向きで、島の長手方向に所定の間隔を開けて複数配され
る。上述の枠は、隣り合う支柱の上支柱であって、幅方
向に見て同側にあるものの間に嵌るようにして、上支柱
にその縦材を固定することにより支柱に対して固定され
る。
【0004】上述した島に用いる従来の骨材は、簡単に
言えば、適宜に木材を組むことにより構成されている。
かかる骨材は、遊技施設内の空間に応じて適宜に木材を
切断等することで、どのような大きさ、形状にも組み上
げることができる。このような骨材は、どのような遊技
施設にも、どのような遊技機にも対応できる島を構成で
きるという点で優れている。しかしながら、この種の骨
材にも不具合はある。それは、木材による骨材は、事後
的な組み換えが非常に困難であるということである。遊
技機は、その性質上頻繁に入れ替えがなされる。遊技機
の厚さは機種により様々であり、パチンコ遊技機と回胴
式遊技機とでは大きく異なるから、美観を向上させると
いう観点から遊技機の前面の位置を揃えるためには、枠
の取り付け位置を、島の幅方向で適当な位置に調整する
必要がある。このような要求はあるものの、従来の島で
は、骨材を分解し、枠を支柱に再度固定するという措置
を行わない限り、枠の位置を島の幅方向における適当な
位置とすることができない。上述の如き枠の取り付け位
置の変更は、非常に面倒であり、また、多量の廃材が出
るため、手間、コストの面で問題が多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のよう
な課題を解決せんとするものである。より具体的には、
枠の位置を島の幅方向で適当な位置に事後的に調整しや
易くすることで、遊技機の入れ替えなどによって生じる
遊技機の厚さの変更に、手間、コストの面で問題を生じ
させることなく対応できるようにする遊技機取付け用島
の骨材を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めの発明は、以下のようなものである。本発明は、平行
な2本の上支柱、及びこれら上支柱を下方から支持する
下支柱を備えてなり、前記上支柱を結ぶ直線が島の長手
方向に直交するような向きで、島の長手方向に所定の間
隔を開けて配される複数の支柱と、上支柱の長さに略応
じた長さの縦材2本、及び隣り合う支柱間の距離に応じ
た長さの横材2本により矩形に形成されており、隣り合
う前記支柱の上支柱であって、幅方向に見て同側にある
ものの間に嵌るようにして、前記上支柱にその縦材が取
り付けられる枠と、を有して構成される遊技機取り付け
用島の骨材に関する。そして、その骨材の枠は、同じ支
柱の間に固定されているもの同士の距離を可変として、
その縦材を前記上支柱に取り付けられるように構成され
ている。このような骨材であれば、枠と上支柱とを島の
幅方向について適当な位置に位置決めした状態で、事後
的に固定し直せるようになる。これにより、枠の位置を
島の幅方向で適当な位置に事後的に調整しや易くするな
り、遊技機の入れ替えなどによって生じる遊技機の厚さ
の変更に、手間、コストの面で問題を生じさせることな
く対応できるようになる。
【0007】前記枠と前記上支柱の固定は、同じ支柱の
間に固定されているもの同士の距離を可変として、その
縦材を前記上支柱に取り付けられるようにすることが可
能であればその構成は問わない。上側支柱間の距離は、
無段階で調整できるようになっていても良いし、幾つか
の距離の中から上記支柱間の距離を選択できるようにな
っていても良い。例えば、上支柱のそれぞれには、島の
幅方向における位置が異なるようにされた、同径の支柱
孔が複数穿設されており、前記枠の縦材のそれぞれに
は、前記支柱孔のいずれかに臨ませるものであり、前記
支柱孔と同径とされた枠孔が設けられていても良い。或
いは、前記枠の縦材のそれぞれには、島の幅方向におけ
る位置が異なるようにされた、同径の枠孔が複数穿設さ
れており、前記上支柱のそれぞれには、前記枠孔のいず
れかに臨ませるものであり、前記枠孔と同径とされた支
柱孔が設けられていても良い。いずれの場合にせよ、支
柱孔と枠孔を用いてなす支柱と枠の固定は、前記支柱孔
のいずれかに前記枠孔を臨ませた状態で、その支柱孔及
び枠孔の双方の内部に亘る固定体を挿入することによっ
て、前記縦材の前記上支柱に対する取り付けをなすよう
にして行う。一の固定体を、枠孔と支柱孔の双方の内部
に亘るように枠孔と支柱孔を連通させた孔に挿入するこ
とで、枠の支柱に対する固定を簡易に行う構成である。
支柱孔と枠孔を用いて支柱と枠の固定をなす上述の場合
には、支柱孔の内周面に雌ネジ溝を設け、前記固定体の
少なくとも一端側の外周面に、前記支柱孔の前記内周面
と螺合可能に雄ネジ溝を設けても良い。このような骨材
では、枠孔のいずれかに前記支柱孔を臨ませた状態で、
前記枠孔を貫通させると共に、前記支柱孔の前記内周面
に前記固定体の前記一端側の外周面を螺合させること
で、前記縦材の前記上支柱に対する取り付けをなす。こ
のような構成とすれば、固定体の上記一端側を雌ネジ溝
に螺合させるだけで、枠と支柱との固定を行えるように
なり便利である。支柱孔に雌ネジ溝を設け、固定体に雄
ネジ溝を設ける上述の骨材は、以下のようなものとして
も良い。即ち、前記固定体は、ネジ部及び頭部を備えた
ボルトであり、且つ前記ネジ部の長さは、前記枠孔の長
さよりも長く、且つ前記枠孔の長さに前記支柱孔の長さ
の1/2を加えた長さよりも短く構成されていても良
い。固定体の長さが長すぎると、1つの支柱孔に2つの
縦材の枠孔を対向させて、1つの支柱に2つの枠を固定
することができなくなってしまう。上述のようなボルト
を固定体とすれば、一の支柱孔に2つの縦材の枠孔を対
向させるのか、2つの支柱孔に2つの縦材の枠孔を対向
させるのかということを考えずとも、1つの支柱に2つ
の縦材を固定できるようになる。また、このような取り
付け方を採用することによりボルトとナットを用いて一
つの枠を固定した支柱を2つ並べる場合と比較して、支
柱と枠とが接続される部分の厚さを小さく抑えられるよ
うになる。
【0008】支柱及び枠は、その材料を問わない。双方
を同一の材料で構成しても良いし、異なる材料で構成し
ても良い。例えば、支柱及び枠は共に、金属で構成する
ことができる。木材を用いるよりも、同一形状のものの
量産に向くので、同一形状の骨材をいつでも作れるとい
うメリットがある。遊技機、特にパチンコ遊技機は、そ
の傾斜により玉の出方を調整できるという性質を持つた
め、遊技機を取り付ける島には、同一の形状を再現でき
ることが求められる。金属製の骨材は、そのような要求
に応えうる島を構成するに都合が良い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明による遊技機の取付け島Sの骨材Kの好ましい一実施
形態につき説明することとする。
【0010】図1は、本発明による骨材Kの外観を示
す、斜視図である。
【0011】この実施形態における骨材Kは、支柱50
0と枠600とを備えて構成されている。枠600は、
後述するようにして、支柱500に取り付けられる。
【0012】支柱500は、縦方向に平行に配される上
支柱510及び下支柱520を各2本と、横方向に配さ
れており、2本の上支柱510の下端を2本の下支柱5
20の上端と接続する接続支柱530と、下支柱520
を支える土台支柱540と、を備えて構成される。上支
柱510、下支柱520、接続支柱530、及び土台支
柱540はそれぞれ、この限りではないが、金属(例え
ば、スチール)製とされている。
【0013】上支柱510は、図2の拡大図に示したよ
うな構成となっている。上支柱510は、その上下の2
つの部分に、枠600との接続をなすために穿設された
複数の支柱孔511を有している。各支柱孔511は、
上支柱510を貫通している。この実施形態では、上支
柱510の上部、下部に設けられた支柱孔511は、そ
れぞれ6つである。上支柱510の上部、下部に設けら
れた支柱孔511はそれぞれ、その位置が、島の幅方向
(接続支柱530の長さ方向)で異なる位置となるよう
にされている。各支柱孔511の内周面にはまた、ネジ
切りがなされており、本発明における雌ネジ溝が設けら
れている。この雌ネジ溝は、支柱孔511の内周面に直
接設けても構わないし、支柱孔511の内側に、その外
径が支柱孔511の内径に対応したナット状の部材(筒
状とされ、その内周面に雌ネジ溝が刻まれた部材)を支
柱孔511に挿入することによって設けても構わない。
【0014】下支柱520は、これには限られないが、
その間隔が上支柱510の間隔よりも若干狭くされてい
る。下支柱520は、その下端で土台支柱540に固定
されている。土台支柱540は、その両下端外側に断面
L字型の金具が取り付けられており、これによって自立
可能とされている。下支柱520は、中抜きの矩形に形
成された2つの部材から構成されており、その上端部で
下支柱520の下端部を挟み込むようにして下支柱52
0を固定している。
【0015】他方、枠600は、図1に示したとおり、
各2本の縦材610と横材620を矩形に組んで構成さ
れている。枠600は、また、上記縦材610及び横材
620を組んで構成された矩形の内側に、縦材610と
平行な補助縦材630と、横材620と平行な補助横材
640とを備えている。補助縦材630及び補助横材6
40は、枠600の強度を高める役割を果たす。また、
補助横材640は、後述する下飾り板が取り付けられる
ためのものでもある。縦材610、横材620、補助縦
材630、補助横材640は、この実施形態では金属
(例えば、スチール)製とされている。各縦材610
は、その長さが上記上支柱510に対応するようにされ
ている。縦材610には、図2で示したように、その上
部、下部に、2つの枠孔611が設けられている。これ
ら枠孔611は、縦材610を上支柱510と平行な状
態で、縦材610の上部にある枠孔611を上支柱51
0の上部にある枠孔611のいずれかに臨ませると、縦
材610の下部にある枠孔611が、上支柱510の下
部にある枠孔611のいずれかに臨むような位置関係
で、縦材610に穿設されている。各枠600の横材6
20及び補助横材640には、ヒンジ650がそれぞれ
2つずつ設けられている。このヒンジ650は、そのヒ
ンジアーム(図示を省略する。)が、縦材610に平行
な状態と、略垂直な状態の2つの位置で固定できるよう
になっており、この2つの位置の間で回動できるように
なっている。横材620に取り付けられたヒンジ650
のヒンジアームと、補助横材640に取り付けられたヒ
ンジ650のヒンジアームのそれぞれには、図1で示し
た如く、上飾り板731、及び下飾り板732が取り付
けられている。これにより、上飾り板731、及び下飾
り板732は、枠600に対して開閉自在とされ、開位
置、閉位置のそれぞれで固定できるようになっている。
尚、ヒンジ650、上飾り板731、及び下飾り板73
2は、本発明における骨材Kを構成するものではない。
【0016】枠600の支柱500に対する固定は、以
下のように行う。まず、上支柱510を結ぶ直線が島の
長手方向に直交するような向きで、島の長手方向に、所
定の間隔を開けて複数の支柱500を配置する。支柱5
00の間隔は、枠600の横材620の長さに対応させ
たものとする。次いで、隣合う支柱500の上支柱51
0の間に、枠600を嵌める。
【0017】このとき、後でこの枠600に対して取り
付けられる遊技機(この実施形態ではパチンコ遊技機と
される。)がどのようなものか(主に、その厚みがどの
ようなものか)、或いは、後で向い合う枠600の間に
配されるパチンコ遊技機の玉の供給用のトイ(図示を省
略)の幅がどの程度か、といった事情に応じて、枠60
0の支柱500に対する島の幅方向に対する取り付け位
置を適当に調整する。この調整は、次のように行う。ま
ず、枠600の縦材610に設けられた枠孔611のう
ち縦材610の上部にあるものが上支柱510の上部に
ある枠孔611のいずれかに臨み、且つ枠孔611のう
ち縦材610の下部にあるものが上支柱510の下部に
ある枠孔611に臨むようにしながら、枠600を隣合
う支柱500の上支柱510の間にはめ込む。枠孔61
1を、どの支柱孔511に臨ませるかということによ
り、枠600の支柱500に対する取り付け位置が仮決
定される。そして、この状態で、枠孔611、支柱孔5
11の双方の内部に位置するようにしながら、露出して
いる枠孔611の開口からボルト680を挿入する。こ
のボルト680は、本発明における固定体に相当するも
のであり、頭部681とネジ部682とを備えており、
そのネジ部682の外周のうち、少なくとも支柱孔51
1内に挿入される部分には、支柱孔511孔内周面の雌
ネジ溝512と噛み合う雄ネジ溝683が設けられてい
る。このボルト680を、ネジ部682外周面の雄ネジ
溝683が雌ネジ溝512と噛み合うようにしながら、
枠孔611を貫通させ、支柱孔511に螺合させる。こ
のようにして、支柱500に対する枠600の取り付け
が行われる。枠600の、他方の縦材610も、同様に
支柱500に固定する。以上の作業を続け、支柱50
0、枠600、支柱500、枠600、……支柱50
0、枠600、支柱500というように、支柱500の
間に順次枠600を取り付けていく。支柱500に枠6
00が固定された状態を示す透視平面図が図3である。
図3に示したように、同じ支柱500に取り付けられる
2つの枠600の双方が、支柱500に設けられた同一
の支柱孔511に取り付けられても良いし(図3(A)
参照。)、異なる支柱孔511に取り付けられても良い
(図3(B)参照。)。前者のような取付け方が可能な
のは、この実施形態におけるボルト680のネジ部68
2の長さが、枠孔611の長さ以上であり、且つ枠孔6
11の長さに支柱孔511の長さを加えたものより短い
からである。尚、支柱500に対する枠600の取付け
位置の事後的変更は、ボルト680を抜いた後、上述の
処理を行うだけで容易に行える。
【0018】この骨材Kを基礎として構成された島S
は、以下のようなものである。この島の外観を示す、一
部破断図を含む斜視図である図4を用いて説明する。
【0019】島Sは、骨材Kに種々の部品を取り付けて
構成されている。島Sは、土台部710、取付部72
0、装飾部730をその両面に備えている。尚、島Sの
長さ方向における両端面、及び島Sの上面には、島Sの
内部を隠すための化粧板が取付けられるが、これについ
ては図示を省略している。
【0020】土台部710は、島Sを支える土台であ
り、その上方に膳板711が取り付けられている。上述
した土台支柱540の島Sの幅方向に露出する2つの面
の双方に、土台板741を取り付けることで、土台部7
10は構成されている。膳板711は、島Sの取付部7
20からテーブル状に張り出しており、例えば、図示を
省略の灰皿が取り付けられるようになっている。取付部
720には、遊技機、この実施形態ではパチンコ遊技機
Pが取り付けられるようになっている。パチンコ遊技機
Pは、島Sの幅方向に露出した両面に設けられた取付部
720のそれぞれに、並列して取り付けられる。この実
施形態では、隣合う支柱500の間に、パチンコ遊技機
Pを2つ配するようにしている。隣接するパチンコ遊技
機Pの間には、玉貸機を置くことも可能である。
【0021】パチンコ遊技機Pは、その上下左右を取り
囲むものであり、木材を矩形に組んで構成された外周枠
Fに固定されている。パチンコ遊技機Pは、外周枠Fを
島Sに固定することで、島Sに対して固定されるように
なっている。この固定は、具体的には、枠600の横材
620に取付けられた固定板621に、上述の外周枠F
を固定することにより行われる。パチンコ遊技機Pの下
方でもパチンコ遊技機の外周枠Fが固定されることにな
る。この実施形態では、固定板621と外周枠Fの固定
を固定具622により行っている。この固定具622
は、固定板621と外周枠Fとの固定をなすのみなら
ず、固定板621に対する外周枠Fの島の幅方向におけ
る相対位置を事後的に調整可能とする機能を有してい
る。尚、固定具622の構造については、例えば、特開
2000−358398公開特許公報に詳しく開示され
ている。
【0022】装飾部730は、島Sに設けられた枠60
0に、上述した上飾り板731、及び下飾り板732を
取り付けることで構成される。上飾り板731には、半
透明のカバー731aが取り付けられると共に、カバー
731aの下に所定の光源が取り付けられる。光源は、
パチンコ遊技機Pの状態などに応じて所定の制御機構に
より制御され、適宜発光するようになっている。光源か
らの光はカバー731aを透過して、視覚的な効果を生
じるようになっている。下飾り板732には、呼び出し
ランプ732aが取り付けられる。呼び出しランプ73
2aは、店員の呼び出しや、遊技の状況表示などの機能
を果たすものであり、例えば、特開2000−1353
17公開特許公報に開示のものを用いることができる。
呼び出しランプ732aも、光源と同様に、パチンコ遊
技機Pの状態などに応じて適宜に発光し、視覚的な効果
を生じるようになっている。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明の遊技機取付
け用島の骨材は、枠の位置を島の幅方向で適当な位置に
事後的に調整し易いものとなるので、遊技機の入れ替え
などによって生じる遊技機の厚さの変更に、手間、コス
トの面で問題を生じさせることなく対応できるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態におけるパチンコ遊技機取付け用島
の骨材を示す斜視図。
【図2】図1で示した骨材の支柱と枠の取り付け部付近
を拡大して示す斜視図。
【図3】図1で示した骨材の支柱と枠の取り付け部付近
を拡大して示す透視平面図。
【図4】図1で示した骨材を基礎として構成された遊技
機取り付け用の島を示す、一部破断図を含む斜視図。
【符号の説明】
500 支柱 510 上支柱 511 支柱孔 512 雌ネジ溝 520 下支柱 530 接続支柱 540 土台支柱 600 枠 610 縦材 611 枠孔 620 横材 621 固定板 622 固定具 630 補助縦材 640 補助横材 650 ヒンジ 680 ボルト 681 頭部 682 ネジ部 683 雄ネジ溝 710 土台部 711 膳板 720 取付部 730 装飾部 731a カバー 731 上装飾板 732a 呼び出しランプ 732 下装飾板 741 土台板 K 骨材 P パチンコ遊技機 S 島
フロントページの続き (72)発明者 大矢 哲栄 埼玉県鳩ヶ谷市大字里896番地 株式会社 スリーストン内 Fターム(参考) 2C088 EA26 EA45 3J039 AA04 AB01 AB02 BB02 GA05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平行な2本の上支柱、及びこれら上支柱
    を下方から支持する下支柱を備えてなり、前記上支柱を
    結ぶ直線が島の長手方向に直交するような向きで、島の
    長手方向に所定の間隔を開けて配される複数の支柱と、 上支柱の長さに略応じた長さの縦材2本、及び隣り合う
    支柱間の距離に応じた長さの横材2本により矩形に形成
    されており、隣り合う前記支柱の上支柱であって、幅方
    向に見て同側にあるものの間に嵌るようにして、前記上
    支柱にその縦材が取り付けられる枠と、 を有して構成される遊技機取り付け用島の骨材であっ
    て、 前記枠は、同じ支柱の間に固定されているもの同士の距
    離を可変として、その縦材を前記上支柱に取り付けられ
    るように構成されている、 骨材。
  2. 【請求項2】 前記上支柱のそれぞれには、島の幅方向
    における位置が異なるようにされた、同径の支柱孔が複
    数穿設されており、 前記枠の縦材のそれぞれには、前記支柱孔のいずれかに
    臨ませるものであり、前記支柱孔と同径とされた枠孔が
    設けられており、 前記支柱孔のいずれかに前記枠孔を臨ませた状態で、そ
    の支柱孔及び枠孔の双方の内部に亘る固定体を挿入する
    ことによって、前記縦材の前記上支柱に対する取り付け
    をなすように構成されている、請求項1記載の骨材。
  3. 【請求項3】前記枠の縦材のそれぞれには、島の幅方向
    における位置が異なるようにされた、同径の枠孔が複数
    穿設されており、 前記上支柱のそれぞれには、前記枠孔のいずれかに臨ま
    せるものであり、前記枠孔と同径とされた支柱孔が設け
    られており、 前記枠孔のいずれかに前記支柱孔を臨ませた状態で、そ
    の枠孔及び支柱孔の双方の内部に亘る固定体を挿入する
    ことによって、前記縦材の前記上支柱に対する取り付け
    をなすように構成されている、 請求項1記載の骨材。
  4. 【請求項4】 前記支柱孔の内周面には雌ネジ溝が設け
    られており、且つ前記固定体の少なくとも一端側の外周
    面には、前記支柱孔の前記内周面と螺合可能に雄ネジ溝
    が設けられており、 前記枠孔のいずれかに前記支柱孔を臨ませた状態で、前
    記枠孔を貫通させると共に、前記支柱孔の前記内周面に
    前記固定体の前記一端側の外周面を螺合させることで、
    前記縦材の前記上支柱に対する取り付けをなすように構
    成されている、請求項2又は3記載の骨材。
  5. 【請求項5】 前記固定体は、ネジ部及び頭部を備えた
    ボルトであり、且つ前記ネジ部の長さは、前記枠孔の長
    さよりも長く、且つ前記枠孔の長さに前記支柱孔の長さ
    の1/2を加えた長さよりも短く構成されている、 請求項4記載の骨材。
  6. 【請求項6】 前記支柱及び枠は共に、金属で構成され
    ている、 請求項1記載の骨材。
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