JP2003061977A - エネルギー処置装置 - Google Patents

エネルギー処置装置

Info

Publication number
JP2003061977A
JP2003061977A JP2001253371A JP2001253371A JP2003061977A JP 2003061977 A JP2003061977 A JP 2003061977A JP 2001253371 A JP2001253371 A JP 2001253371A JP 2001253371 A JP2001253371 A JP 2001253371A JP 2003061977 A JP2003061977 A JP 2003061977A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
setting
connector
treatment
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001253371A
Other languages
English (en)
Inventor
Keisuke Miura
圭介 三浦
Masanori Yajima
正規 谷島
Keiji Handa
啓二 半田
Yoshiyuki Furukawa
喜之 古川
Shinya Masuda
信弥 増田
Takashi Shioda
敬司 塩田
Masahide Oyama
雅英 大山
Kazuya Hijii
一也 肘井
Takeaki Nakamura
剛明 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP2001253371A priority Critical patent/JP2003061977A/ja
Publication of JP2003061977A publication Critical patent/JP2003061977A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Surgical Instruments (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 手術において使用される処置具の操作・出力
設定を確実かつ容易に行う。 【解決手段】 高周波焼灼装置6のフロントパネルに設
置された読取部20はコネクタ17に設けてある非接触
型素子(RF−ID)18が近づくことにより、非接触
型素子(RF−ID)18から情報を読み取る。読取部
20は、読取部20が読み取った情報をもとにアクティ
ブ電極11の制御設定を決める制御設定部21に接続さ
れている。制御設定部21は制御部22に接続されてお
り、制御設定部21で設定された制御情報を制御部22
に送るようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はエネルギー処置装
置、更に詳しくは処置に必要な各種情報の設定制御部分
に特徴のあるエネルギー処置装置に関する。 【0002】 【従来の技術】医療処置を行なう医療システム、例えば
一般的な内視鏡システムでは、観察を行なうための内視
鏡、内視鏡に接続されるカメラヘッド、カメラヘッドで
撮影した画像信号を処理する内視鏡カメラ装置、被写体
へ照明光を供給する光源装置、被写体画像を表示するモ
ニタ、腹腔内を膨張させるために用いる気腹器、手技を
行なう為の処理装置であり生体組織を切除あるいは凝固
する高周波焼灼装置などを備えており、被検部へ内視鏡
を挿入し、光源装置から照明光を被写体へ照射して内視
鏡で被写体の光学像を得てカメラヘッドで撮影した被写
体像の画像信号を内視鏡カメラ装置で信号処理してモニ
タに映し出した被処置部位を観察しながら各種処置が行
なわれるようになっている。 【0003】このような技術背景において、術者は術中
煩雑に処置具を取替え、各種処置に最適な手段により手
術を勧めようとするので、術者が処置具をかえる毎に各
処置具にあわせてモードや出力値の設定を煩雑に行なう
必要がある。また、内視鏡に関しても使用する内視鏡毎
に内視鏡カメラ装置・光源装置を調整する必要がある。 【0004】そこで例えば特開平11−332883号
公報は、操作したい処置具の名称を術者が発声すると、
各種処置具のうち、術者が発声したら処置具のみを操作
可能な構成を開示している。これによって発声された名
称の処置具について、複数のスイッチから必要なスイッ
チを選択する煩雑さをを解消するとともに、ケーブルの
数を減少させることを可能にしている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た特開平11−332883号公報に開示されているよ
うな、術者の発声にて処置具を選択する方法では、他の
装置の音や助手、看護婦の話し声等が存在するので、術
者の音声による入力が確実に行われない場合がある。こ
のことは手術時間の延長や、術者のストレス増加と行っ
た問題を引き起こす。 【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、手術において使用される処置具の操作・出力設
定を確実かつ容易に行うことのできるエネルギー処置装
置を提供することを目的としている。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明のエネルギー処置
装置は、処置するための処置エネルギーを発生する処置
エネルギー発生手段と、前記処置エネルギー発生手段を
収納可能な外装を有する本体部と、前記本体部に設けら
れ前記処置エネルギー発生手段で発生された処置エネル
ギーを出力するためのコネクタ受け部と、前記コネクタ
受け部に着脱自在なコネクタを有するコネクタ部と、前
記コネクタ部に接続され前記コネクタからの前記処置エ
ネルギーより処置可能な処置具と、前記コネクタ部に設
けられ前記処置具の特性情報を記憶可能な記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された前記特性情報を読み取る前記
本体部に設けられた読み取り手段と、前記読み取り手段
で読み取られた前記特性情報に基づき、前記処置エネル
ギー発生手段を制御する制御手段とを具備して構成され
る。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について述べる。 【0009】図1ないし図7は本発明の第1の実施の形
態に係わり、図1は内視鏡下外科手術システムの構成を
示す構成図、図2は図1のアクティブ電極の外観構成を
示す図、図3は図2のアクティブ電極のコネクタ部の拡
大図、図4は図3の非接触型素子(RF−ID)の構成
を示す図、図5は図1の高周波焼灼装置の構成を示す
図、図6は図4の非接触型素子(RF−ID)への情報
の書き込みを行う書込み器の構成を示す図、図7は図5
の高周波焼灼装置への設定の流れを示すフローチャート
である。 【0010】(構成)図1に示すように、手術室に配置
される本実施の形態の内視鏡システムである内視鏡下外
科手術システム1は、内視鏡用トロリー2に内視鏡画像
を映し出すためのモニタ3と、内視鏡用の撮像装置4、
内視鏡用の光源装置5、処置用の治機器である高周波焼
灼装置6、同じく処置用の治療器である超音波吸引装置
7が搭載されて構成されている。 【0011】また、ベッド14に患者13が寝ており、
図示しない気腹装置によって患者13の腹腔が膨らまさ
れている。また、図示しない複数のトラカールが患者1
3の腹腔に差し込まれている。 【0012】撮像装置4には、CCDを搭載したカメラ
ヘッド8が取り付けられており、前記カメラヘッド8に
硬性鏡10が取り付けられている。この硬性鏡10を図
示しないトラカールを介して患者13の腹腔内に挿入す
ることにより、前記患者13の腹腔内の手術部位がモニ
タ3上に映し出される。また、光源装置5は、ライトガ
イド9を介して硬性鏡10に観察光を供給している。 【0013】術者は、前記モニタ3に映し出された内視
鏡像を見ながら、後述する治療器の各種処置具を使って
手術を行なう。 【0014】高周波焼灼装置6には、処置具であるアク
ティブ電極11並びにPプレート15が接続されてお
り、Pプレート15は患者13の背中等に貼り付けられ
ている。また、超音波吸引装置7には処置具であるハン
ドピース12が接続されている。 【0015】術者はこれらアクティブ電極11あるいは
ハンドピース12を硬性鏡10同様図示しないトラカー
ルを介して患者13の腹腔内に挿入し、高周波あるいは
超音波による手術部位の切開や凝固といった処置を行な
う。高周波焼灼装置6並びに超音波吸引装置7は、撮像
装置4と図示しない通信ケーブルで接続されている。 【0016】図2に示すように、アクティブ電極11
は、ケーブル16とコネクタ17を介して高周波焼灼装
置6に接続される構成になっており、図3に示すよう
に、コネクタ17にはRF−ID(Radio Fre
quency−IDentification)からな
る非接触型素子18が設けられ、アクティブ電極11と
高周波焼灼装置6の設定情報をあらかじめ非接触型素子
(RF−ID)18に書込む機器である書込み機19が
手術室に設けられている。 【0017】非接触型素子(RF−ID)18は、図4
に示すように、電波を送受信するアンテナ18aと、こ
のアンテナ18aで送受信する電波の変復調する変復調
部18bと、この変復調部18bにより変復調される情
報を読み書きする不揮発性のメモリ部18cとを有して
構成される。 【0018】また、高周波焼灼装置6の操作パネル23
には、アクティブ電極11に接続されているコネクタ1
7に設けた非接触型素子(RF−ID)18からアクテ
ィブ電極11と高周波焼灼装置6の制御設定情報を読込
むための、読取部20が設置されている(図1参照)。 【0019】図5に示すように、高周波焼灼装置6のフ
ロントパネルに設置された読取部20はコネクタ17に
設けてある非接触型素子(RF−ID)18が近づくこ
とにより、非接触型素子(RF−ID)18から情報を
読み取る。読取部20は、読取部20が読み取った情報
をもとにアクティブ電極11の制御設定を決める制御設
定部21に接続されている。制御設定部21は制御部2
2に接続されており、制御設定部21で設定された制御
情報を制御部22に送るようになっている。 【0020】また、制御部22は操作パネル23、表示
部24にそれぞれ接続されており、操作パネル23から
は高周波焼灼装置6の操作パネル23での設定情報を受
け取り、表示部24には機器設定情報を表示する信号を
送る。さらに、制御部22はコネクタ17を通してアク
ティブ電極11と接続されており、制御部22から信号
で設定に従った出力がなされるようになっている。 【0021】また、図6に示すように、コネクタ17に
設けられた非接触型素子(RF−ID)18は、書込み
機19によってアクティブ電極11と高周波焼灼装置6
の制御設定情報を記憶される。 【0022】(作用)高周波焼灼装置6の操作パネル2
3では、手術方式(モノポーラ/バイポーラ)、切開/
凝固の各モード、切開/凝固の各設定値のような頻繁に
変更する基本的な設定項目を操作するようになってい
る。方式一方、切開/凝固の各モードでの電圧リミッタ
値、対極板の接地/非接地、出力音の音色等の、一度設
定したら殆ど変更しない設定項目の制御設定情報をあら
かじめアクティブ電極11にもたせ、アクティブ電極1
1のコネクタ17を高周波焼灼装置6に接続すること
で、上記したような殆ど変更しない設定を行なうように
する。 【0023】図7に示すように、まずステップS1で、
書込み機19を利用して術前に高周波焼灼装置6の一度
設定したら殆ど変更しない設定項目、「切開モードでの
電圧リミッタ値」、「対極板の接地/非接地」、「出力
音の音色」の設定値情報(「切開モードでの電圧リミッ
タ値=30V」、「対極板の接地/非接地=接地」、
「出力音の音色=高音」)を、アクティブ電極11のコ
ネクタ17に設けられた非接触型素子(RF−ID)1
8に記憶させる。この時、書込み機19と非接触型素子
(RF−ID)18は近接させる。 【0024】記憶作業が終了し、実際手術に利用する時
になったら、ステップS2でアクティブ電極11のコネ
クタ17を高周波焼灼装置6の図示しなコネクタ受け口
に接続する。 【0025】続いて、ステップS3で高周波焼灼装置6
の電源スイッチをONにし装置を起動させる。 【0026】高周波焼灼装置6が起動すると、ステップ
S4で制御部22は制御設定部21を通して読取部20
に非接触型素子(RF−ID)18に機器設定情報が記
録されているかチェックするように信号を送り、読取部
20はチェックを行なう。 【0027】ステップS5でチェックを行なった結果を
判断し、非接触型素子(RF−ID)18に機器設定情
報が記憶されていない場合は、ステップS6で読取部2
0から制御設定部21を経て制御部22に信号が伝わ
り、制御部22は表示部24に、図示しない未設定ラン
プを点灯させる信号を送り、前記未設定ランプを点灯さ
せ、「切開モードでの電圧リミッタ値」、「対極板の接
地/非接地」、「出力音の音色」の設定情報が非接触型
素子(RF−ID)18に記憶されておらず、再度、S
100での記憶作業が必要である事を術者に知らせる。 【0028】そして、ステップS7でアクティブ電極1
1のコネクタ17を高周波焼灼装置6の図示しなコネク
タ受け口からはずし、再度書込み機19を利用して術前
に高周波焼灼装置6の一度設定したら殆ど変更しない設
定項目、「切開モードでの電圧リミッタ値」、「対極板
の接地/非接地」、「出力音の音色」の設定値情報
(「切開モードでの電圧リミッタ値=30V」、「対極
板の接地/非接地=接地」、「出力音の音色=高音」)
を、アクティブ電極11のコネクタ17に設けられた非
接触型素子(RF−ID)18に記憶させ、ステップS
2に戻る。 【0029】一方、ステップS5において、非接触型素
子(RF−ID)18に機器設定情報が記憶されている
時は、ステップS8でその情報を読取部20が読み取
り、読み取った信号を制御設定部21に送る。 【0030】そしてステップS9で、制御設定部21が
読取部20から送られてきた信号を処理し、「切開モー
ドでの電圧リミッタ値=30V」、「対極板の接地/非
接地=接地」、「出力音の音色=高音」という設定を行
なう。 【0031】ステップS10で制御設定部21にて上記
設定が行われたかどうか判断し、上記設定が行われた場
合には、ステップS11で設定完了したことを術者に知
らせるため、図示しない設定完了ランプを点灯させるよ
うに、制御部22から表示部24へ信号が送られ、制御
設定部21にて設定が行なわれなかった場合には、ステ
ップS8に戻りで再度、設定情報を読み取る。 【0032】このように、一度設定したら殆ど変更しな
い設定項目、「切開モードでの電圧リミッタ値」、「対
極板の接地/非接地」、「出力音の音色」の設定が完了
し、設定完了ランプを点灯している状態となったら、ス
テップS12で操作パネル23にて、頻繁に変更する基
本的な設定項目、つまり「手術法式(モノポーラ/バイ
ポーラ)、切開/凝固の各モード、切開/凝固の各設定
値」を設定し、ステップS13で操作パネル23で所望
の設定値に設定したら、出力を行なう。 【0033】非接触型素子(RF−ID)18を用いて
設定を行うので、高周波焼灼装置でのパネル操作が少な
くなる。 【0034】非接触型素子(RF−ID)18に設定情
報を多く盛り込むことができ、特に電圧リミッタ値を非
接触型素子(RF−ID)18にで設定するので、処置
具に規格以上の出力がなされるのを防ぐことが可能とな
る。 【0035】(効果)このように本実施の形態では、非
接触型素子(RF−ID)18を用いて設定を行うの
で、操作パネル23で設定する項目を少なくしたため操
作が簡単であり、かつ他の項目をRF−IDシステムで
設定するので数多くの設定を行うことができ、術者にと
って操作性がよく、使い勝手の良い高周波焼灼装置とな
る。また、処置具において規格以上の出力がなされるの
を防ぐことができる。 【0036】なお、図示はしないが、カメラヘッド8の
本体側コネクタ部外表面には非接触型素子(RF−I
D)18が設けられており、書込み機19を利用して撮
像装置4の設定情報(構造強調、色調、調光スピード、
明るさ)と光源装置5の設定情報(光量)を、あらかじ
め非接触型素子(RF−ID)18に書込む(記憶させ
る)ようになっている。 【0037】また、撮像装置4と光源装置5には、図1
に示すように、それぞれ読取部20a、読取部20bが
設けてあり、読取部20aは非接触型素子(RF−I
D)18が近づくことにより非接触型素子(RF−I
D)18から撮像装置4の設定情報を読み取り、読取部
20b2は非接触型素子(RF−ID)18が近づくこ
とにより非接触型素子(RF−ID)18から光源装置
5の設定情報を読み取るようになっている。 【0038】撮像装置4、光源装置5のブロック図は、
図5の高周波焼灼装置6の内部ブロック図と同様のもの
であり、アクティブ電極11をカメラヘッド8に変更し
たものとなる。 【0039】術者は初回の使用時に自分の好みとする撮
像装置4の設定(構造強調、色調、調光スピード、明る
さ)と、光源装置5の設定(光量)を確認し、書込み機
19を用いて、各設定情報を非接触型素子(RF−I
D)18に記憶させる。 【0040】次回の使用時に設定情報を記憶したカメラ
ヘッド8を撮像装置4に接続し、撮像装置4と光源装置
5を起動させると、読取部20a、読取部20bがそれ
ぞれ、非接触型素子(RF−ID)18から撮像装置4
の設定情報(構造強調、色調、調光スピード、明るさ)
と、光源装置5の設定情報(光量)を読取り、撮像装置
4と光源装置5の設定が行なわれる。 【0041】したがって、撮像装置4と光源装置5の設
定を同時に行なうことができると共に、撮像装置4と光
源装置5でのパネル操作が少なくなる。 【0042】すなわち、撮像装置にデータ通信用の機械
的接続部を設ける必要がなく、装置の構造が複雑になら
ない。撮像装置4と光源装置5でのパネル操作が少なく
なることで、術者の使い勝手がよくなる。スコープに応
じた適当な光を光源装置4から供給できる。 【0043】図8ないし図13は本発明の第2の実施の
形態に係わり、図8は熱鉗子とコントローラの外観構成
を示す図、図9は図8の熱鉗子のコネクタ部の拡大図、
図10は図8のコントローラの構成を示す図、図11は
図9の非接触型素子(RF−ID)への情報の書き込み
を行う書込み器の構成を示す図、図12は図9の非接触
型素子(RF−ID)への設定の流れを示すフローチャ
ート、図13は図10のコントローラへの設定の流れを
示すフローチャートである。 【0044】第2の実施の形態は、第1の実施の形態と
ほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の
構成には同じ符号をつけ説明は省略する。 【0045】第1の実施の形態では、アクティブ電極1
1及び高周波焼灼装置6におけるRF−IDシステムの
適用例について説明したが、本実施の形態では、内視鏡
下外科手術システム1で用いられる発熱素子を用いた熱
鉗子と熱鉗子制御を行うコントローラにおけるRF−I
Dシステムの適用例について説明する。 【0046】発熱をすると抵抗値があがる発熱素子を用
いた熱鉗子制御において、発熱素子の一定温度下におけ
る抵抗値のバラツキによって発熱温度に誤差が生じ、発
熱温度が設定温度に満たない場合、また設定温度を超え
てしまう場合があった。 【0047】本実施の形態では非接触型素子を利用し、
非接触型素子に記憶させた発熱素子毎の「一定温度下に
おける抵抗値(初期特性情報)」を、コントローラが読
込み、キャリブレーション制御を行なうことで、熱鉗子
が発熱素子抵抗値バラツキによらず設定通りの温度に発
熱させることを目的としたものである。 【0048】図8に示すように、熱鉗子25の鉗子先端
部には発熱素子26があり、この発熱素子26を発熱さ
せ、組織を鉗子で挟み込み、凝固/切開をおこなう。一
方、コントローラ28には、図示しない電源スイッチ、
レベル設定スイッチの他に熱鉗子25のコネクタ27を
接続するためのコネクタ差込口29が設けられている。 【0049】図9に示すように、コネクタ27の外表面
には非接触型素子(RF−ID)31が設けられてお
り、この非接触型素子(RF−ID)31は書込み機3
2を用いて、情報を記憶させることができるようになっ
ている。また、コントローラ28には、コネクタ差込口
29の近傍に非接触型素子(RF−ID)31の情報を
読み取る読取部30が設けられている(図8参照)。 【0050】なお、発熱素子26は、本来設計上、室温
時(25°C)に30Ωとなるように製作されるはずだ
が、製造工程でのバラツキで例えば室温時(25°C)
に25Ωのものとなっているものとする。 【0051】図10に示すように、コントローラ28に
設置された読取部30はコネクタ27に設けてある非接
触型素子(RF−ID)31が近づくことにより、非接
触型素子(RF−ID)31から情報を読み取る。読取
部30は、読取部30が読み取った情報をもとにキャリ
ブレーション処理を行うキャリブレーション部33に接
続されている。キャリブレーション部33は制御部34
に接続されており、キャリブレーション部33より出力
される制御設定情報が制御部34に送られるようになっ
ている。 【0052】また、制御部34は操作パネル35、表示
部36にそれぞれ接続されており、操作パネル35から
はコントローラ28の操作パネル35での設定情報を受
け取り、表示部36には機器設定情報を表示する信号を
送る。さらに、制御部34はコネクタ27を通して熱鉗
子25と接続されており、制御部34から信号で設定に
従った出力がなされるようになっている。 【0053】また、図11に示すように、コネクタ27
に設けられた非接触型素子(RF−ID)31は書込み
機32によって、熱鉗子25とコントローラ28の制御
設定情報を記憶される。 【0054】(作用)図12に示すように、まず術前
の、例えば熱鉗子製造工程内において、ステップS21
で発熱素子26の室温時(25°C)での抵抗値を測定
し、ステップS22で測定した発熱素子26の室温時
(25°C)での抵抗値が例えば25Ωであるという、
発熱素子初期抵抗値情報(処置具初期待性情報)を、書
込み機32を用いて熱鉗子25のコネクタ27外表面に
設けた非接触型素子(RF−ID)31に記憶させる。
この時、書込み機32と非接触型素子(RF−ID)3
1は近接させる。 【0055】そして、ステップS23及びS24で非接
触型素子(RF−ID)31に発熱素子初期抵抗値情報
(処置具初期待性情報)が記憶されているかどうかチェ
ックし、ステップS25で設定情報の書き込みを完了す
る。 【0056】手術において実際利用するときは、図13
に示すように、ステップS31で熱鉗子25のコネクタ
27コントローラ28のコネクタ差し込み口29に接続
する。 【0057】続いて、ステップS32でコントローラ2
8の電源スイッチをONにし装置を起動させる。 【0058】コントローラ28が起動すると、ステップ
S33で読取部30が非接触型素子(RF−ID)31
から発熱素子26の初期抵抗値情報(=25Ω)を読み
取り、読み取った信号をキャリブレーション部33に送
る。キャリブレーション部33では、ステップS34で
読取部30から送られてきた、初期抵抗値情報(25
Ω)という情報をもとに、キャリブレーション処理を行
なう。 【0059】キャリブレーション処理では、本来の発熱
素子26の室温時(25°C)での設計初期抵抗値30
Ωと現在接続されている発熱素子26の初期抵抗値25
Ωとを比較し、設計初期抵抗値30Ωの発熱素子と同じ
設定温度で初期抵抗値25Ωの発熱素子26が発熱する
温度制御がなされるように、制御部34に制御設定情報
を送る。 【0060】ステップS35でキャリブレーション処理
が完了したら、ステップS36で熱鉗子25を発熱させ
る準備ができたことを術者に知らせるために、制御部3
4から表示部36へ制御信号を送り、表示部36の図示
しないレディランプを点灯させ、ステップS37でレデ
ィランプが点灯したら術者は、出力を行い熱鉗子25を
発熱させることができる。 【0061】このように本実施の形態では、RF−ID
システムを利用して発熱素子のバラツキを補正(キャリ
ブレーション)した温度制御が可能となり、熱鉗子発熱
温度誤差を防止できるので、精度の良い温度制御を行な
うことができる。 【0062】図14ないし図20は本発明の第3の実施
の形態に係わり、図14はハンドピースの外観構成を示
す図、図15は図14のハンドピースのコネクタ部の拡
大図、図16は図14のハンドピースが接続される超音
波吸引装置の構成を示す図、図17は図15の非接触型
素子(RF−ID)への情報の書き込みを行う書込み器
の構成を示す図、図18は図15の非接触型素子(RF
−ID)への情報設定の流れを示す第1のフローチャー
ト、図19は図16の超音波吸引装置での流れを示す第
1のフローチャート、図20は図16の超音波吸引装置
での流れを示す第2のフローチャートである。 【0063】第3の実施の形態は、第1の実施の形態と
ほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の
構成には同じ符号をつけ説明は省略する。 【0064】第1の実施の形態では、アクティブ電極1
1及び高周波焼灼装置6におけるRF−IDシステムの
適用例について説明したが、本実施の形態では、ハンド
ピース12と超音波吸引装置7におけるRF−IDシス
テムの適用例について説明する。 【0065】従来、超音波手術装置が故障すると、超音
波発振できなくなることが考えられるが、この時、なん
の原因での故障かすぐに判明することは難しく、然るべ
き場所にて解析しないとわからなかった。ハンドピース
の故障の場合、何らかの特性が、初期値と異なっている
事が多く見うけられるが、故障の種類によって、故障時
の特性が異なる。 【0066】本実施の形態では、あらかじめ非接触素子
に初期の特性を記憶させ現在の特性と比較することで、
現在のハンドピースの何の特性が変化したを判断し、ど
の部分の故障したのかを術者が知ることができるように
することを目的としたものである。 【0067】図14は超音波吸引装置7に接続されるハ
ンドピース12と書込み機43をあらわしたものであ
る。 【0068】図14に示すように、ハンドピース12
は、超音波吸引装置7とケーブル40の基端側に設けら
れたコネクタ41を介して超音波吸引装置7に接続され
る。ハンドピース12内には、図示しない超音波振動子
が組み込まれており、超音波吸引装置7から制御される
駆動電圧あるいは電流によって超音波振動子が超音波振
動を発生する。図示しない超音波振動子には、種々のプ
ローブ38が、例えばネジ込み等の機械的な接続が行が
われ、発生した超音波振動がプローブ38の先端から手
術部位に伝達される。また、ハンドピース12には、プ
ローブ38を覆うようにシース37が接続されており、
組織の吸引やプロープの冷却が行なえるようになってい
る。 【0069】図15に示すように、コネクタ41の外表
面には非接触型素子(RF−ID)42が設けられてお
り、この非接触型素子(RF−ID)42は書込み機4
3を用いて、ハンドピースの初期特性情報を記憶させる
ことができるようになっている。また、超音波吸引装置
7には、非接触型素子(RF−ID)42に記憶されて
いる前記初期特性情報を読み取るための読取部44が操
作パネルに設けてある(図1参照)。 【0070】図16に示すように、超音波吸引装置7に
設置された読取部44はコネクタ41に設けてある非接
触型素子(RF−ID)42が近づくことにより、非接
触型素子(RF−ID)42からハンドピースの初期特
性情報を読み取る。特性比較部46は読み取ったハンド
ピースの初期特性情報と特性測定装置45が測定したハ
ンドピース12の特性とを比較し、比較結果が制御部4
7に送られるようになっている。 【0071】また、制御部47は操作パネル48、表示
部49にそれぞれ接続されており、操作パネル48から
は超音波吸引装置7の操作パネル48での設定情報を受
け取り、表示部49には機器設定情報を表示する信号を
送る。さらに、制御部47はコネクタ41を通してハン
ドピース12と接続されており、制御部47から信号で
設定に従った出力がなされるようになっている。 【0072】また、図17に示すように、コネクタ41
に設けられた非接触型素子(RF−ID)42は書込み
機43によって、ハンドピースの初期特性情報の制御設
定情報を記憶される。 【0073】(作用)図18に示すように、まず術前
の、例えばハンドピース製造工程内において、ステップ
S41でハンドピース12の初期特性(例えば静特性波
形、静電容量)を測定し、ステップS42でハンドピー
ス12の初期特性を、書込み機43を用いてハンドピー
ス12のコネクタ41外表面に設けた非接触型素子(R
F−ID)42に記憶させる。この時、書込み機43と
非接触型素子(RF−ID)42は近接させる。 【0074】そして、ステップS43及びS44で非接
触型素子(RF−ID)42にハンドピース12の初期
特性が記憶されているかどうかチェックし、ステップS
45で初期特性情報の書き込みを完了する。 【0075】手術において実際利用するときは、図19
及び図20に示すように、ステップS51でハンドピ−
ス12のコネクタ41を超音波吸引装置7の図示しない
コネクタ差し込み口に接続する。続いて、ステップS5
2で超音波吸引装置7の電源スイッチをONにし装置を
起動させる。 【0076】超音波吸引装置7が起動すると、ステップ
S53で読取部44は非接触型素子(RF−ID)42
からハンドピース12の初期特性情報を読み取り、読み
取った情報を特性比較部46に出力し、ステップS54
で術者操作に応じて超音波出力する。 【0077】次に、ステップS55で超音波吸引装置7
の出力中にハンドピース12に故障が発生したかどうか
判定し、ハンドピース12に故障が発生していない場合
にはステップS56で操作を続行し、ハンドピース12
に故障が発生した場合には、ステップS57で現在(故
障時)のハンドピースの特性を特性測定装置45が測定
する。 【0078】そして、特性測定装置45が測定した現在
のハンドピ−ス特性情報を特性比較部46に送ること
で、ステップS58で特性比較部46では送られた初期
特性情報と現特性情報を、静特性波形、静電容量それぞ
れに付いて比較する。 【0079】プローブ折れによる故障の場合、静特性の
波形が初期の特性に比べ、乱れることがわかっている。
また、振動子内への水の浸入による故障の場合、静電容
量が初期値に対し大幅に上昇することがわかっている。 【0080】そこで、まずステップS59で初期特性情
報と現特性情報において静特性の波形に差異が生じてい
るかどうか判断する。 【0081】初期特性情報と現特性情報において静特性
の波形に差異が生じていると判断すると、ステップS6
0で初期特性情報と現特性情報において静電容量に差異
が生じているかどうか判断する。 【0082】また、同様に初期特性情報と現特性情報に
おいて静特性の波形に差異が生じてないと判断すると、
ステップS61で初期特性情報と現特性情報において静
電容量に差異が生じているかどうか判断する。 【0083】そして、上記各判断(ステップS59〜S
61)で、初期特性情報と現特性情報において静特性の
波形に差異が生じ、かつ静電容量に差異が生じている場
合、ステップS62でプローブ折れによる故障と振動子
内への水の浸入による故障とが同時に発生したと判断す
る。 【0084】また、上記各判断(ステップS59〜S6
1)で、初期特性情報と現特性情報において静特性の波
形に差異が生じ、かつ静電容量に差異が生じていない場
合、ステップS63でプローブ折れによる故障が発生し
たと判断する。 【0085】さらに、上記各判断(ステップS57〜S
59)で、初期特性情報と現特性情報において静特性の
波形に差異はなく、かつ静電容量に差異が生じている場
合、ステップS64で振動子内への水の浸入による故障
が発生したと判断する。 【0086】さらにまた、上記各判断(ステップS59
〜S61)で、初期特性情報と現特性情報において静特
性の波形の差異も静電容量に差異も生じていない場合、
ステップS65でプローブ折れによる故障と振動子内へ
の水の浸入による故障と以外の故障が発生したと判断す
る。 【0087】S62〜S65で判明した故障内容を術者
に知らせるために、ステップS66で制御部47は表示
部49に、表示部49の図示しないそれぞれの故障内容
に対応した故障ランプを(プローブ故障ランプ、振動子
水浸入ランプ等)点灯させる信号を送る。上記のように
故障ランプを点灯させることで、故障内容を術者に通知
する。 【0088】(効果)このように本実施の形態では、振
動子初期特性と故障時特性を比較すると共に、故障内容
を術者に知らせることで、故障に対する早急な対応が可
能となる。 【0089】[付記] (付記項1) 処置具を駆動する医療装置本体と、前記
医療機器本体に接続される処置具とからなる医療機器に
おいて、前記処置具に設けた情報書込み素子と、前記情
報書込み素子の情報を読み取る読取部と、前記読取装置
で読み取った情報に基づき処置具の制御設定を少なくと
も一つの項目について行なう制御設定部とを備えたこと
を特徴とする医療機器。 【0090】(付記項2) 前記処置具に設けた情報書
込み素子に書込む情報は、処置具初期特性情報であるこ
とを特徴とする付記項1に記載のの医療機器。 【0091】(付記項3) 前記制御設定部は、前記処
置具初期特性情報をもとに処置具のバラツキを補正する
キヤリブレーション部であることを特徴とする付記項1
に記載のの医療機器。 【0092】(付記項4) 処置具を駆動する医療装置
本体と、前記医療機器本体に接続される処置具とからな
る医療機器において、前記処置具に設けた情報書込み素
子と、前記情報書込み素子に書き込まれた処置具初期特
性情報を読み取る読取部と、処置具の特性を測定する特
性測定装置と、前記処置具初期特性情報と前記特性測定
装置からの処置具特性情報を比較する特性比較部とを備
えたことを特徴とする医療機器。 【0093】(付記項5) 内視鏡に設けた情報書込み
素子と、前記情報書込み素子の情報を読み取る読取部
と、前記読取部で読み取った情報に基づき内視鏡の制御
設定を少なくとも一つの項目について行なう制御設定部
とを備えたことを特徴とする医療機器。 【0094】(付記項6) 前記内視鏡に設けた情報書
込み素子に書込む情報は、撮像装置の機能設定情報であ
ることを特徴とする付記項5に記載のの医療機器。 【0095】(付記項7) 前記撮像装置の機能設定情
報は、色調設定であることを特徴とする付記項6に記載
のの医療機器。 【0096】(付記項8) 前記撮像装置の機能設定情
報は、調光スピード設定であることを特徴とする付記項
6に記載のの医療機器。 【0097】(付記項9) 前記撮像装置の機能設定情
報は、明るさ設定であることを特徴とする付記項6に記
載のの医療機器。 【0098】(付記項10) 前記内視鏡に設けた情報
書込み素子に書込む情報は、光源装置の機能設定情報で
あることを特徴とする付記項5に記載のの医療機器。 【0099】(付記項11) 前記光源装置の機能設定
情報は、光量設定であることを特徴とする付記項10に
記載のの医療機器。 【0100】(付記項12) 前記情報書込み素子は、
RF−ID(Radio Frequency−Ide
ntification)であることを特徴とする付記
項1に記載のの医療機器。 【0101】(付記項13) 前記情報書込み素子は、
RF−ID(Radio Frequency−Ide
ntification)であることを特徴とする付記
項5に記載のの医療機器。 【0102】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、手
術において使用される処置具の操作・出力設定を確実か
つ容易に行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1の実施の形態に係る内視鏡下外科
手術システムの構成を示す構成図 【図2】図1のアクティブ電極の外観構成を示す図 【図3】図2のアクティブ電極のコネクタ部の拡大図 【図4】図3の非接触型素子(RF−ID)の構成を示
す図 【図5】図1の高周波焼灼装置の構成を示す図 【図6】図4の非接触型素子(RF−ID)への情報の
書き込みを行う書込み器の構成を示す図 【図7】図5の高周波焼灼装置への設定の流れを示すフ
ローチャート 【図8】本発明の第2の実施の形態に係る熱鉗子とコン
トローラの外観構成を示す図 【図9】図8の熱鉗子のコネクタ部の拡大図 【図10】図8のコントローラの構成を示す図 【図11】図9の非接触型素子(RF−ID)への情報
の書き込みを行う書込み器の構成を示す図 【図12】図9の非接触型素子(RF−ID)への設定
の流れを示すフローチャート 【図13】図10のコントローラへの設定の流れを示す
フローチャート 【図14】本発明の第3の実施の形態に係るハンドピー
スの外観構成を示す図 【図15】図14のハンドピースのコネクタ部の拡大図 【図16】図14のハンドピースが接続される超音波吸
引装置の構成を示す図 【図17】図15の非接触型素子(RF−ID)への情
報の書き込みを行う書込み器の構成を示す図 【図18】図15の非接触型素子(RF−ID)への情
報設定の流れを示す第1のフローチャート 【図19】図16の超音波吸引装置での流れを示す第1
のフローチャート 【図20】図16の超音波吸引装置での流れを示す第2
のフローチャート 【符号の説明】 1…内視鏡下外科手術システム 3…内視鏡用トロリー 3…モニタ 4…撮像装置 5…光源装置 6…高周波焼灼装置 7…超音波吸引装置 8…カメラヘッド 9…ライトガイド 10…硬性鏡 11…アクティブ電極 12…ハンドピース 13…患者 14…ベッド 15…Pプレート 16…ケーブル 17…コネクタ 18…非接触型素子(RF−ID) 19…書込み機 20…読取部 21…制御設定部 22…制御部 23…操作パネル 24…表示部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】 【提出日】平成13年9月26日(2001.9.2
6) 【手続補正1】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】0022 【補正方法】変更 【補正内容】 【0022】(作用)高周波焼灼装置6の操作パネル2
3では、手術方式(モノポーラ/バイポーラ)、切開/
凝固の各モード、切開/凝固の各設定値のような頻繁に
変更する基本的な設定項目を操作するようになってい
一方、切開/凝固の各モードでの電圧リミッタ値、
対極板の接地/非接地、出力音の音色等の、一度設定し
たら殆ど変更しない設定項目の制御設定情報をあらかじ
めアクティブ電極11にもたせ、アクティブ電極11の
コネクタ17を高周波焼灼装置6に接続することで、上
記したような殆ど変更しない設定を行なうようにする。 【手続補正2】 【補正対象書類名】図面 【補正対象項目名】図1 【補正方法】変更 【補正内容】 【図1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 半田 啓二 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 古川 喜之 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 増田 信弥 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 塩田 敬司 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大山 雅英 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 肘井 一也 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中村 剛明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 4C060 KK03 KK04 KK23 4C061 GG01 JJ06 JJ18

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 処置するための処置エネルギーを発生す
    る処置エネルギー発生手段と、 前記処置エネルギー発生手段を収納可能な外装を有する
    本体部と、 前記本体部に設けられ、前記処置エネルギー発生手段で
    発生された処置エネルギーを出力するためのコネクタ受
    け部と、 前記コネクタ受け部に着脱自在なコネクタを有するコネ
    クタ部と、 前記コネクタ部に接続され、前記コネクタからの前記処
    置エネルギーより処置可能な処置具と、 前記コネクタ部に設けられ、前記処置具の特性情報を記
    憶可能な記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された前記特性情報を読み取る、前
    記本体部に設けられた読み取り手段と、 前記読み取り手段で読み取られた前記特性情報に基づ
    き、前記処置エネルギー発生手段を制御する制御手段と
    を具備したことを特徴とするエネルギー処置装置。
JP2001253371A 2001-08-23 2001-08-23 エネルギー処置装置 Withdrawn JP2003061977A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001253371A JP2003061977A (ja) 2001-08-23 2001-08-23 エネルギー処置装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001253371A JP2003061977A (ja) 2001-08-23 2001-08-23 エネルギー処置装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003061977A true JP2003061977A (ja) 2003-03-04

Family

ID=19081716

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001253371A Withdrawn JP2003061977A (ja) 2001-08-23 2001-08-23 エネルギー処置装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003061977A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007175496A (ja) * 2005-12-21 2007-07-12 Resmed Ltd マスク及び人工呼吸器の構成部品の識別システム及びその方法
KR100739002B1 (ko) 2006-04-28 2007-07-12 (주) 태웅메디칼 고주파 열치료용 멀티 알에프 제너레이터
JP2008523912A (ja) * 2004-12-15 2008-07-10 アルコン,インコーポレイティド 眼科手術装置およびコンポーネントを識別し制御するためのシステムおよび方法
US9162035B2 (en) 2005-03-01 2015-10-20 Resmed Limited Recognition system for an apparatus that delivers breathable gas to a patient

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008523912A (ja) * 2004-12-15 2008-07-10 アルコン,インコーポレイティド 眼科手術装置およびコンポーネントを識別し制御するためのシステムおよび方法
JP2012120852A (ja) * 2004-12-15 2012-06-28 Alcon Inc 眼科手術装置およびコンポーネントを識別し制御するためのシステムおよび方法
US9162035B2 (en) 2005-03-01 2015-10-20 Resmed Limited Recognition system for an apparatus that delivers breathable gas to a patient
US10279134B2 (en) 2005-03-01 2019-05-07 Resmed Limited Recognition system for an apparatus that delivers breathable gas to a patient
JP2007175496A (ja) * 2005-12-21 2007-07-12 Resmed Ltd マスク及び人工呼吸器の構成部品の識別システム及びその方法
US8939147B2 (en) 2005-12-21 2015-01-27 Resmed Limited Identification system and method for mask and ventilator components
KR100739002B1 (ko) 2006-04-28 2007-07-12 (주) 태웅메디칼 고주파 열치료용 멀티 알에프 제너레이터

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7353068B2 (en) Control device for a medical system and control method for medical system
JP4472395B2 (ja) 超音波手術システム
ES2368127T3 (es) Instrumento electroquirúrgico.
US5687729A (en) Source of therapeutic acoustic waves introducible into the body of a patient
JP3905482B2 (ja) 手術システム
JP2021514784A (ja) 再利用可能及び使い捨て装置のためのスマートブレードの適用
JP2003305050A (ja) 超音波手術装置
JP2007175231A (ja) 医療用システム
JP2002306504A (ja) 外科手術システム
JP2001340350A (ja) 医療システム
JP2006517841A (ja) 指先に取り付けられる超音波医療器具
JP2008508969A (ja) 外科用器具の位置を測定するための装置
JP2003061977A (ja) エネルギー処置装置
JP2001112774A (ja) 内視鏡システム
JPH11226026A (ja) 外科用手術具
US8372100B2 (en) Ultrasound surgical apparatus and calibration method therefor
US11272980B2 (en) Medical instrument with coagulation
JP2000271144A (ja) 手術具
JP2007319697A (ja) 医療システム用制御装置
JPH07303652A (ja) 医療機器システム
US20220249092A1 (en) Surgical tool clamping feedback device and method thereof
JP2002360579A (ja) 観察装置
US11717312B2 (en) Surgical system including blade visualization markings
JP4217216B2 (ja) 電気手術システム
JPH06343647A (ja) 超音波治療装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20081104