JP2003061798A - 直角鏡 - Google Patents

直角鏡

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JP2003061798A
JP2003061798A JP2001253940A JP2001253940A JP2003061798A JP 2003061798 A JP2003061798 A JP 2003061798A JP 2001253940 A JP2001253940 A JP 2001253940A JP 2001253940 A JP2001253940 A JP 2001253940A JP 2003061798 A JP2003061798 A JP 2003061798A
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mirror
plane
plane mirrors
mirrors
edge
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JP2001253940A
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Hideo Shimizu
秀夫 清水
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自分の顔の正像を容易に見ることを可能にし
た直角鏡を提供する。 【解決手段】 直線の縁部3を有する二枚の平面鏡2,
2を設け、各平面鏡2,2を縁部3を中心としてかつ該
縁部3を近接させて直角に連結する連結具13,13を
設ける。また、二枚の平面鏡2,2を直線の縁部3を基
準として互いに対面させ、各平面鏡2,2を縁部3を中
心として互いに回動可能に連結する連結具6と、各平面
鏡2,2の90度を超える回動を規制するストッパー7
とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯コンパクト、
鏡台、姿見などの化粧鏡に用いて好適な左右逆転のない
正像を見るための直角鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、化粧する場合に用いる一枚の平面
鏡や三面鏡台では、面対称の左右逆像の顔しか容易に見
られない。三面鏡台では、正面の鏡に対して隣接する鏡
を180度自由に回動可能となっており、90度で止め
るストッパーはなく、また顔を斜めに向けてたとえ左右
逆転のない正像が部分的に見えたとしても、正面の鏡と
隣接する鏡との間に隙間があるため、顔全ては見えず、
本来、三面鏡台は正像を見ることを全く想定していな
い。他方、写真機のダハミラーやダハプリズムといった
従来の直角鏡や直角プリズムは、像を反射させることに
より対象を正像に戻して見ることはできるが、固定式又
は組み立て式の鏡であるため、化粧用として用いるに
は、携帯性と大型化が両立困難である。また、本来、自
分以外の対象物を見るための鏡であるため、自分の顔を
見るには不向きである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、自
分の顔の正像を容易に見ることを可能にした直角鏡を提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明による直角鏡は、直線の縁部を有する二枚の
平面鏡を設け、各平面鏡を前記縁部を中心としてかつ該
縁部を近接させて直角に連結する連結具を設けたこと、
を特徴としている。ここで、二枚の平面鏡を直線の縁部
を基準として互いに対面させ、各平面鏡を前記縁部を中
心として互いに回動可能に連結する連結具と、各平面鏡
の90度を超える回動を規制するストッパーとを設ける
とよい。また、ストッパーは、各平面鏡の回動側の対向
端面を、各平面鏡が90度回動した際に互いに衝突する
斜面とするとよい。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて具体的に説明する。図1は、本発明の第1実施
例を示す斜視図、図2は図1の平面図、図3は第1実施
例における他の連結具を用いた図1相当の斜視図、図4
は第2実施例を示す斜視図、図5は第2実施例における
連結具の拡大斜視図である。なお、本発明においていう
「直角」又は「90度」には、±1度程度の誤差が含ま
れる。
【0006】第1実施例による直角鏡1は、矩形の平面
鏡2の縁部3と矩形の座板4の縁部5とを略一致させて
平面鏡2を貼着した座板4を二枚設け、各平面鏡2,2
をその直線の縁部3を基準として互いに対面させ、連結
具6,6により各平面鏡2,2の縁部3を中心として最
大で90度の角度で互いに回動可能に各座板4,4(各
平面鏡2,2)を連結したものである。そして、各座板
4,4(各平面鏡2,2)の回動側の対向端面7,7
を、座板面4a(平面鏡面2a)に対して45度傾斜さ
せた斜面として、各座板4,4(各平面鏡2,2)が9
0度回動したとき、該斜面7,7が互いに衝突するよう
にしてこれ以上の回動を規制するストッパー機能をもた
せてある。
【0007】図1〜図3においては、座板4に平面鏡2
を貼着したものを示したが、座板4の表面に蒸着によっ
て表面鏡を形成するなど、座板4自体に鏡面加工を施し
たものも、本発明にいう平面鏡に含まれる。二枚の平面
鏡2,2の形状は、縁部3を中心として左右対称に形成
して、直角鏡1として使用する際に左右バランスよく見
ることができるようにし、また、折り畳んだ際にコンパ
クトになるようにしてある。
【0008】各平面鏡2,2(各座板4,4)の90度
を超える回動を規制するストッパーを、各平面鏡2,2
(各座板4,4)の回動側の対向端面7,7を、各平面
鏡2,2(各座板4,4)が90度回動(直交)した際
に互いに衝突する斜面とすれば、平面鏡(座板)自体に
ストッパー機能をもたせることができるので、ストッパ
ー機能をもつ別部品を新たに設ける必要がなく、構造も
簡素で好ましい。ただ、他の手段により各平面鏡2,2
の90度を超える回動を規制することを否定するもので
はない。
【0009】図1及び図2に示した連結具6は、連結板
8とピン9,9からなり、左右座板4,4の上下端面の
連結部に、左右座板4,4に固定したピン9,9により
連結板8を各ピン9,9の軸を中心として回動可能に支
持して、各座板4,4を回動可能に連結したものであ
る。また、図3に示した連結具6は、一対の蝶番片1
0,10と固定ピン11,11と一対の蝶番片10,1
0の回動軸となるピン軸12とからなるヒンジであっ
て、左右座板4,4の上下端面の連結部に、一対の蝶番
片10,10を固定ピン11,11により固着し、各座
板4,4をピン軸12を中心として回動可能に連結した
ものである。ここで、ピン軸12の軸心は、できるだけ
各平面鏡2,2の縁部3の近くに位置するようにしてあ
る。なお、実質的に各平面鏡2,2の縁部3を中心とし
て回動可能に連結する連結具であれば、これら図示した
構造の連結具6に限られるものではない。
【0010】次に、第1実施例による直角鏡1の使用方
法を説明する。直角鏡として使用するには、図1及び図
3に示すように、各平面鏡2,2を90度回動させた状
態で、縁部3を中心として、自分の顔と縁部3とを結ぶ
面に対して各平面鏡2,2が左右対称となるように直角
鏡1を配置する。この状態で、自分の顔を見ると、一方
の平面鏡2に写った左右逆像が、他方の平面鏡2に反射
して再び左右が逆転し、左右の正しい自分の顔の像(正
像)が見える。すなわち、第三者から見た自分の顔の像
を容易に見ることができる。このとき、各平面鏡2,2
を縁部3を中心として回動可能に連結してあるので、各
平面鏡2,2の直線の縁部3は近接し、自分の顔を見た
際に主に効き目側に生ずる縦線が細くなり、より見易い
像を得ることができる。
【0011】持ち運ぶときなど不使用時には、図2の2
点鎖線で示すように縁部3を中心として折り畳めば、コ
ンパクトにして携帯に便利であり、また収納スペースも
少なくて済む。
【0012】次に、第2実施例による直角鏡1は、図4
に示すように、第1実施例と同様、矩形の平面鏡2の縁
部3と矩形の座板4の縁部とを略一致させて平面鏡2,
2を貼着した二枚の座板4,4を、連結具13,13に
より各平面鏡2,2の縁部3を中心として直角に連結し
たものである。連結具13は、図5に示すように、断面
直角に屈曲した連結部材14に、座板4の厚みと同じ幅
を有する溝15を直角に連通させて形成したもので、左
右座板4,4の上下端部の連結部を連結具13,13の
溝15に各々嵌脱可能に嵌合させて、左右の座板4,4
(平面鏡2,2)を直角に対面させかつ平面鏡2,2の
縁部3を近接させて連結する。なお、各平面鏡2,2を
その縁部3を中心としてかつ縁部3を近接させて直角に
連結する連結具であれば、図4に示した構造のものに限
られない。
【0013】なお、第1実施例において述べたと同様、
座板4の表面に蒸着によって表面鏡を形成するなど、座
板4自体に鏡面加工を施したものでもよい。また、二枚
の平面鏡2,2の形状は、縁部3を中心として左右対称
に形成してある。
【0014】次に、第2実施例による直角鏡1の使用方
法を説明する。図4に示すように、縁部3を中心とし
て、自分の顔と縁部3とを結ぶ面に対して各平面鏡2,
2が左右対称となるように直角鏡1を配置する。この状
態で、自分の顔を見ると、第1実施例において述べたと
同様、左右の正しい自分の顔の正像が見える。このと
き、各平面鏡2,2を縁部3を近接させて連結してある
ので、自分の顔を見た際に主に効き目側に生ずる縦線が
細くなり、より見易い像を得ることができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による直角
鏡によれば、各平面鏡を縁部を中心としてかつ該縁部を
近接させて直角に連結したので、自分の顔の見易い正像
を容易に得ることができる。また、各平面鏡を縁部を中
心として互いに回動可能に連結し、90度を超える回動
を規制するストッパーを設ければ、各平面鏡の縁部は近
接し、自分の顔の見易い正像を容易に得ることができ、
また、不使用時折り畳んでコンパクトにできる。また、
ストッパーを、各平面鏡の回動側の対向端面を、各平面
鏡が90度回動した際に互いに衝突する斜面とすれば、
ストッパー機能をもたせるための別部品を新たに設ける
必要がなく、構造も簡素となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す直角鏡の斜視図。
【図2】図1の平面図。
【図3】第1実施例における他の連結具を用いた図1相
当の斜視図。
【図4】本発明の第2実施例を示す直角鏡の斜視図。
【図5】第2実施例における連結具の拡大斜視図。
【符号の説明】
1 直角鏡 2 平面鏡 2a 平面鏡面 3,5 縁部 4 座板 4a 座板面 6 連結具 7 対向端面(斜面,ストッパー) 8 連結板 9 ピン 10 蝶番片 11 固定ピン 12 ピン軸 13 連結具 14 連結部材 15 溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直線の縁部を有する二枚の平面鏡を設け、
    各平面鏡を前記縁部を中心としてかつ該縁部を近接させ
    て直角に連結する連結具を設けたことを特徴とする直角
    鏡。
  2. 【請求項2】二枚の平面鏡を直線の縁部を基準として互
    いに対面させ、各平面鏡を前記縁部を中心として互いに
    回動可能に連結する連結具と、各平面鏡の90度を超え
    る回動を規制するストッパーとを設けた請求項1に記載
    の直角鏡。
  3. 【請求項3】ストッパーは、各平面鏡の回動側の対向端
    面を、各平面鏡が90度回動した際に互いに衝突する斜
    面とした請求項2に記載の直角鏡。
JP2001253940A 2001-08-24 2001-08-24 直角鏡 Pending JP2003061798A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7477003B2 (en) 2004-09-01 2009-01-13 Advantest Corporation Bimorph element, bimorph switch, mirror element, and method for manufacturing these
KR100920976B1 (ko) 2009-06-23 2009-10-13 이종우 수직제어방법 및 이를 이용한 접이식 직각경
KR20170043992A (ko) * 2015-10-14 2017-04-24 오성식 이용자의 앞 뒷 모습을 함께 볼 수 있는 거울이 부착된 수납장용 여닫이문

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7477003B2 (en) 2004-09-01 2009-01-13 Advantest Corporation Bimorph element, bimorph switch, mirror element, and method for manufacturing these
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KR20170043992A (ko) * 2015-10-14 2017-04-24 오성식 이용자의 앞 뒷 모습을 함께 볼 수 있는 거울이 부착된 수납장용 여닫이문
KR102037216B1 (ko) 2015-10-14 2019-11-26 오성식 이용자의 앞 뒷 모습을 함께 볼 수 있는 거울이 부착된 수납장용 여닫이문

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