JP2003061447A - 穀物運搬車の穀粒搬出装置 - Google Patents
穀物運搬車の穀粒搬出装置Info
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- JP2003061447A JP2003061447A JP2001251612A JP2001251612A JP2003061447A JP 2003061447 A JP2003061447 A JP 2003061447A JP 2001251612 A JP2001251612 A JP 2001251612A JP 2001251612 A JP2001251612 A JP 2001251612A JP 2003061447 A JP2003061447 A JP 2003061447A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来、運搬車の穀粒搬出筒は、筒の伸縮がで
きない固定式の構成になっていたから、籾をライスセン
タ−等の施設にある貯留タンクのホッパ−に搬入すると
き、運搬車の前進バックを繰り返しながら、排出位置の
設定を行なわなければならない非能率的で煩わしい課題
があった。 【解決手段】 本発明は、籾等の穀物を、荷台1上に装
置するタンク2に搭載して運搬する穀物運搬車3におい
て、前記タンク2には、先端部に排出口4を開口した穀
粒搬出筒5の基部を連結して装備した。該穀粒搬出筒5
は、基部に連結しているタンク2に対して、先端部の排
出口4を筒の方向に遠近調節自由に構成した穀物運搬車
の穀粒搬出装置としている。
きない固定式の構成になっていたから、籾をライスセン
タ−等の施設にある貯留タンクのホッパ−に搬入すると
き、運搬車の前進バックを繰り返しながら、排出位置の
設定を行なわなければならない非能率的で煩わしい課題
があった。 【解決手段】 本発明は、籾等の穀物を、荷台1上に装
置するタンク2に搭載して運搬する穀物運搬車3におい
て、前記タンク2には、先端部に排出口4を開口した穀
粒搬出筒5の基部を連結して装備した。該穀粒搬出筒5
は、基部に連結しているタンク2に対して、先端部の排
出口4を筒の方向に遠近調節自由に構成した穀物運搬車
の穀粒搬出装置としている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、穀物運搬車の穀粒
搬出装置に関し、例えば、圃場から籾乾燥貯留施設(ラ
イスセンタ−、カントリ−エレベ−タなど)に籾を運搬
する穀物運搬車等のタンクに装備する穀粒搬出装置の技
術に属するものである。
搬出装置に関し、例えば、圃場から籾乾燥貯留施設(ラ
イスセンタ−、カントリ−エレベ−タなど)に籾を運搬
する穀物運搬車等のタンクに装備する穀粒搬出装置の技
術に属するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からトラック等で穀物を運送すると
き、車体に搭載しているタンクにこれらを充填して積載
し、運搬する手段が一般的であるが、タンクには、エア
−やオ−ガを利用した固定で伸縮のできない搬送装置が
装備され、これら穀粒の搬入、搬出を行なう技術が知ら
れている。
き、車体に搭載しているタンクにこれらを充填して積載
し、運搬する手段が一般的であるが、タンクには、エア
−やオ−ガを利用した固定で伸縮のできない搬送装置が
装備され、これら穀粒の搬入、搬出を行なう技術が知ら
れている。
【0003】そして、穀物運搬車のタンクは、搬送装置
を装備しない場合には、積載場所、又は搬入場所に常設
されている搬送装置を利用して搬入、搬出作業が行なわ
れている。
を装備しない場合には、積載場所、又は搬入場所に常設
されている搬送装置を利用して搬入、搬出作業が行なわ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの種トラック
のタンクに装備されている穀粒搬出装置は、搬送筒が伸
縮できない固定式の構成になっているため、例えば、籾
をライスセンタ−等の施設にある貯留タンクに搬入する
とき、定位置に設置されているタンクに搬出筒の先端排
出口を合わせるために、トラックを繰り返し前進バック
させながら、排出位置の設定を行なわなければならない
非能率的で煩わしい課題があった。
のタンクに装備されている穀粒搬出装置は、搬送筒が伸
縮できない固定式の構成になっているため、例えば、籾
をライスセンタ−等の施設にある貯留タンクに搬入する
とき、定位置に設置されているタンクに搬出筒の先端排
出口を合わせるために、トラックを繰り返し前進バック
させながら、排出位置の設定を行なわなければならない
非能率的で煩わしい課題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するために、次の如き技術手段を講ずるものであ
る。まず、請求項1の発明は、籾等の穀物を、荷台1上
に装置するタンク2に搭載して運搬する穀物運搬車3に
おいて、前記タンク2には、先端部に排出口4を開口し
た穀粒搬出筒5の基部を連結して装備し、該穀粒搬出筒
5は、基部に連結しているタンク2に対して、先端部の
排出口4を筒の方向に遠近調節自由に構成した穀物運搬
車の穀粒搬出装置とした。この請求項1の発明は、穀物
運搬車のタンクから搬出先のホッパ−に籾を搬出すると
き、穀物運搬車の前進バックの繰り返しをほとんどなく
して、穀粒搬出筒を筒の方向に伸縮してタンクと搬出位
置との搬送距離の調節ができる。
を解決するために、次の如き技術手段を講ずるものであ
る。まず、請求項1の発明は、籾等の穀物を、荷台1上
に装置するタンク2に搭載して運搬する穀物運搬車3に
おいて、前記タンク2には、先端部に排出口4を開口し
た穀粒搬出筒5の基部を連結して装備し、該穀粒搬出筒
5は、基部に連結しているタンク2に対して、先端部の
排出口4を筒の方向に遠近調節自由に構成した穀物運搬
車の穀粒搬出装置とした。この請求項1の発明は、穀物
運搬車のタンクから搬出先のホッパ−に籾を搬出すると
き、穀物運搬車の前進バックの繰り返しをほとんどなく
して、穀粒搬出筒を筒の方向に伸縮してタンクと搬出位
置との搬送距離の調節ができる。
【0006】つぎに、請求項2の発明は、先端部に排出
口4を開口した穀粒搬出筒5は、その基部を穀物運搬車
3に装置したタンク2の後部に連結して装備したことを
特徴とする請求項1記載の穀物運搬車の穀粒搬出装置と
した。この請求項2の発明は、車体(タンク)の側部に
穀粒搬出筒の取付位置や収納位置を設けないから、タン
クの横幅を車体の規格幅いっぱいまで拡張して製作で
き、タンクの積載容量を大きくできるものとなった。
口4を開口した穀粒搬出筒5は、その基部を穀物運搬車
3に装置したタンク2の後部に連結して装備したことを
特徴とする請求項1記載の穀物運搬車の穀粒搬出装置と
した。この請求項2の発明は、車体(タンク)の側部に
穀粒搬出筒の取付位置や収納位置を設けないから、タン
クの横幅を車体の規格幅いっぱいまで拡張して製作で
き、タンクの積載容量を大きくできるものとなった。
【0007】つぎに、請求項3の発明は、穀粒搬出筒5
は、タンク2に接続した基部側の固定搬送筒5aに、先
端側の移動搬送筒5bを筒の方向に伸縮自由に連結して
構成し、該移動搬送筒5bと、移動搬送筒5bに内装し
ている分割構成した伸縮螺旋6とを樹脂素材で成形した
ことを特徴とする請求項1記載の穀物運搬車の穀粒搬出
装置とした。請求項3の発明は、製作費が比較的安価に
製造できるのは勿論であるが、樹脂素材の特性上、著し
く軽量となるから大型の強い支持構成(強度)を必要と
せず、伸縮移動操作等の取り扱いも軽いから楽にでき
る。
は、タンク2に接続した基部側の固定搬送筒5aに、先
端側の移動搬送筒5bを筒の方向に伸縮自由に連結して
構成し、該移動搬送筒5bと、移動搬送筒5bに内装し
ている分割構成した伸縮螺旋6とを樹脂素材で成形した
ことを特徴とする請求項1記載の穀物運搬車の穀粒搬出
装置とした。請求項3の発明は、製作費が比較的安価に
製造できるのは勿論であるが、樹脂素材の特性上、著し
く軽量となるから大型の強い支持構成(強度)を必要と
せず、伸縮移動操作等の取り扱いも軽いから楽にでき
る。
【0008】つぎに、請求項4の発明は、先端側の移動
搬送筒5bは、基部側の固定搬送筒5aに対して筒の方
向に伸縮移動した部位で、係脱自由に固定できるロック
装置7を設けたことを特徴とする請求項1、3いずれか
に記載の穀物運搬車の穀粒搬出装置とした。請求項4の
発明は、ロック装置の使用により伸縮調節した作業位置
や収納時に、先端側の移動搬送筒5bを基部側の固定搬
送筒5aにロックして関係位置を確実に保持できる。
搬送筒5bは、基部側の固定搬送筒5aに対して筒の方
向に伸縮移動した部位で、係脱自由に固定できるロック
装置7を設けたことを特徴とする請求項1、3いずれか
に記載の穀物運搬車の穀粒搬出装置とした。請求項4の
発明は、ロック装置の使用により伸縮調節した作業位置
や収納時に、先端側の移動搬送筒5bを基部側の固定搬
送筒5aにロックして関係位置を確実に保持できる。
【0009】つぎに、請求項5の発明は、固定搬送筒5
aと、移動搬送筒5bとからなる穀粒搬出筒5は、タン
ク2内の穀粒を機外に搬出する作業時には伸長して使用
し、非作業時には、縮小して運搬車3に収納できること
を特徴とする請求項2、3、4のいずれかに記載の穀物
運搬車の穀粒搬出装置とした。このように、請求項5の
発明は、穀物運搬車のタンクから穀粒搬出筒5を伸長し
た使用状態と縮小した収納状態とに伸縮できるように装
備して穀粒の搬出作業を効率的に行なうことができる。
aと、移動搬送筒5bとからなる穀粒搬出筒5は、タン
ク2内の穀粒を機外に搬出する作業時には伸長して使用
し、非作業時には、縮小して運搬車3に収納できること
を特徴とする請求項2、3、4のいずれかに記載の穀物
運搬車の穀粒搬出装置とした。このように、請求項5の
発明は、穀物運搬車のタンクから穀粒搬出筒5を伸長し
た使用状態と縮小した収納状態とに伸縮できるように装
備して穀粒の搬出作業を効率的に行なうことができる。
【0010】つぎに、請求項6の発明は、移動搬送筒5
bは、その外側に伸縮操作時に握る把手8を設けたこと
を特徴とする請求項3、4、5のいずれかに記載の穀物
運搬車の穀粒搬出装置とした。この構成は、構成が極め
た簡単でありながら、単に握って筒の方向に押し引きす
るだけで移動搬送筒を、楽に伸縮操作ができる。
bは、その外側に伸縮操作時に握る把手8を設けたこと
を特徴とする請求項3、4、5のいずれかに記載の穀物
運搬車の穀粒搬出装置とした。この構成は、構成が極め
た簡単でありながら、単に握って筒の方向に押し引きす
るだけで移動搬送筒を、楽に伸縮操作ができる。
【0011】つぎに、請求項7の発明は、穀粒搬出筒5
を構成する少なくとも移動搬送筒5bは、平面視におい
て、穀物運搬車3の前後方向の仮想中心線(S−S)よ
り運転室9に設けたハンドル10側にオフセットして配
置したことを特徴とする請求項6記載の穀物運搬車の穀
粒搬出装置とした。穀粒搬送筒の伸縮操作に運転室から
降りていくとき近い側に配置したから、作業効率がよ
く、作業が楽にできる。
を構成する少なくとも移動搬送筒5bは、平面視におい
て、穀物運搬車3の前後方向の仮想中心線(S−S)よ
り運転室9に設けたハンドル10側にオフセットして配
置したことを特徴とする請求項6記載の穀物運搬車の穀
粒搬出装置とした。穀粒搬送筒の伸縮操作に運転室から
降りていくとき近い側に配置したから、作業効率がよ
く、作業が楽にできる。
【0012】つぎに、請求項8の発明は、穀粒搬出筒5
は、側面視において、搬出角度を変更、調節自在とし、
設定位置でロックハンドル11により係脱自由に固定可
能に構成し、該ロックハンドル11は、穀物運搬車3の
前後方向の仮想中心線より運転室9に設けたハンドル1
0側に配置したことを特徴とする請求項6、7のいずれ
かに記載の穀物運搬車の穀粒搬出装置とした。請求項8
の発明は、穀粒を上方に持ち上げながら搬送する穀粒搬
出筒の搬送角度を変更調節できるから、搬出先のホッパ
−の高さに応じて上下調節しながら作業をする。その場
合、穀粒搬出筒は、ロックハンドルの操作で設定した高
さ(位置)にロックすることが可能で、しかも、ロック
ハンドルは、運転席に近い側(位置)にあって操作がや
り易くなっている。
は、側面視において、搬出角度を変更、調節自在とし、
設定位置でロックハンドル11により係脱自由に固定可
能に構成し、該ロックハンドル11は、穀物運搬車3の
前後方向の仮想中心線より運転室9に設けたハンドル1
0側に配置したことを特徴とする請求項6、7のいずれ
かに記載の穀物運搬車の穀粒搬出装置とした。請求項8
の発明は、穀粒を上方に持ち上げながら搬送する穀粒搬
出筒の搬送角度を変更調節できるから、搬出先のホッパ
−の高さに応じて上下調節しながら作業をする。その場
合、穀粒搬出筒は、ロックハンドルの操作で設定した高
さ(位置)にロックすることが可能で、しかも、ロック
ハンドルは、運転席に近い側(位置)にあって操作がや
り易くなっている。
【0013】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成しているか
ら、請求項1の発明は、穀物運搬車のタンクから搬出先
のホッパ−に籾を搬出するとき、従来のように、穀物運
搬車の前進バックの繰り返しをほとんど必要とせず、穀
粒搬出筒を筒の方向に伸縮してタンクと搬出位置との搬
送距離の調節ができる効果がある。
ら、請求項1の発明は、穀物運搬車のタンクから搬出先
のホッパ−に籾を搬出するとき、従来のように、穀物運
搬車の前進バックの繰り返しをほとんど必要とせず、穀
粒搬出筒を筒の方向に伸縮してタンクと搬出位置との搬
送距離の調節ができる効果がある。
【0014】つぎに、請求項2の発明は、車体(タン
ク)の側部に穀粒搬出筒の取付位置や収納位置を設けな
いから、タンクの横幅を車体の規格幅いっぱいまで拡張
して製作でき、タンクの積載容量を規格限界の位置まで
大きくできる効果がある。つぎに、請求項3の発明は、
製作費が比較的安価に製造できるのは勿論であるが、樹
脂素材の特性上、著しく軽量となる特徴がある。したが
って、穀粒搬出筒は、大型の強い支持構成(強度)を必
要とせず、伸縮移動操作等の取り扱いも軽量のため楽に
できる効果がある。
ク)の側部に穀粒搬出筒の取付位置や収納位置を設けな
いから、タンクの横幅を車体の規格幅いっぱいまで拡張
して製作でき、タンクの積載容量を規格限界の位置まで
大きくできる効果がある。つぎに、請求項3の発明は、
製作費が比較的安価に製造できるのは勿論であるが、樹
脂素材の特性上、著しく軽量となる特徴がある。したが
って、穀粒搬出筒は、大型の強い支持構成(強度)を必
要とせず、伸縮移動操作等の取り扱いも軽量のため楽に
できる効果がある。
【0015】つぎに、請求項4の発明は、ロック装置の
使用により伸縮調節した作業位置や収納時に、先端側の
移動搬送筒を基部側の固定搬送筒にロックして位置を確
実に保持できる効果がある。つぎに、請求項5の発明
は、穀物運搬車のタンクに穀粒搬出筒を伸長した使用状
態と縮小した収納可能な状態とを選択できるように装備
して穀粒の搬出作業を効率的に行なうことができる効果
がある。
使用により伸縮調節した作業位置や収納時に、先端側の
移動搬送筒を基部側の固定搬送筒にロックして位置を確
実に保持できる効果がある。つぎに、請求項5の発明
は、穀物運搬車のタンクに穀粒搬出筒を伸長した使用状
態と縮小した収納可能な状態とを選択できるように装備
して穀粒の搬出作業を効率的に行なうことができる効果
がある。
【0016】つぎに、請求項6の発明は、構成が極めた
簡単でありながら、単に握って筒の方向に押し引きする
だけで移動搬送筒を、楽に伸縮操作ができる効果があ
る。つぎに、請求項7の発明は、運転室から降りて穀粒
搬送筒の伸縮操作にいくとき、穀粒搬送筒をハンドルに
近い側にオフセットして配置したから、作業効率がよ
く、作業が楽にできる効果がある。
簡単でありながら、単に握って筒の方向に押し引きする
だけで移動搬送筒を、楽に伸縮操作ができる効果があ
る。つぎに、請求項7の発明は、運転室から降りて穀粒
搬送筒の伸縮操作にいくとき、穀粒搬送筒をハンドルに
近い側にオフセットして配置したから、作業効率がよ
く、作業が楽にできる効果がある。
【0017】つぎに、請求項8の発明は、穀粒を上方に
持ち上げながら搬送する穀粒搬出筒の搬送角度を変更調
節できるから、搬出先のホッパ−の高さに応じて上下調
節しながら作業をすることができ、その場合、穀粒搬出
筒は、ロックハンドルの操作で設定した高さ(位置)に
ロックすることが可能で、しかも、ロックハンドルは、
運転席に近い側(ハンドルに近い位置)にあって移動が
楽で、操作がやり易くなっている。
持ち上げながら搬送する穀粒搬出筒の搬送角度を変更調
節できるから、搬出先のホッパ−の高さに応じて上下調
節しながら作業をすることができ、その場合、穀粒搬出
筒は、ロックハンドルの操作で設定した高さ(位置)に
ロックすることが可能で、しかも、ロックハンドルは、
運転席に近い側(ハンドルに近い位置)にあって移動が
楽で、操作がやり易くなっている。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、穀
物運搬車3のタンク2に装備した穀粒の搬出装置を例に
して具体的に説明する。まず、穀物運搬車3は、図1、
乃至図4に示すように、車体12の前部に運転室9が配
置され、その背後にある荷台1に穀粒を積載するタンク
2を搭載した運搬車両として構成している。そして、タ
ンク2は、図1、図3及び図4に示すように、前後、左
右の周囲を側壁で囲い、天井と底板とをそれぞれ密閉し
て穀粒を充填できる形状とし、図示は省略したが、天井
には蓋付きの穀粒投入口を開口して穀粒を投入して積載
する構成としている。そして、タンク2は、図4で解る
ように、左右の底板13を中央内側に向けて傾斜して設
け、中央低部には図面のように、前後方向に沿わせて排
出螺旋14を軸装して構成している。そして、受継搬出
螺旋15は、上記排出螺旋14の搬送終端側(車体12
の後部側)において、下側に枢軸16を支点に所定範囲
回動する受樋17の内部に軸装して穀粒の受け継ぎ搬送
ができる構成としている。
物運搬車3のタンク2に装備した穀粒の搬出装置を例に
して具体的に説明する。まず、穀物運搬車3は、図1、
乃至図4に示すように、車体12の前部に運転室9が配
置され、その背後にある荷台1に穀粒を積載するタンク
2を搭載した運搬車両として構成している。そして、タ
ンク2は、図1、図3及び図4に示すように、前後、左
右の周囲を側壁で囲い、天井と底板とをそれぞれ密閉し
て穀粒を充填できる形状とし、図示は省略したが、天井
には蓋付きの穀粒投入口を開口して穀粒を投入して積載
する構成としている。そして、タンク2は、図4で解る
ように、左右の底板13を中央内側に向けて傾斜して設
け、中央低部には図面のように、前後方向に沿わせて排
出螺旋14を軸装して構成している。そして、受継搬出
螺旋15は、上記排出螺旋14の搬送終端側(車体12
の後部側)において、下側に枢軸16を支点に所定範囲
回動する受樋17の内部に軸装して穀粒の受け継ぎ搬送
ができる構成としている。
【0019】そして、受継搬出螺旋15は、実施例の場
合、図3、及び図4に示すように、前記排出螺旋14の
入力側において、伝動装置18を分岐して伝動軸19、
ユニバ−サルジョイント20を介して伝動する構成とし
ている。このように、受継搬出螺旋15は、本機側の動
力源を利用して比較的簡単な伝動構成で入力できる構成
としている。
合、図3、及び図4に示すように、前記排出螺旋14の
入力側において、伝動装置18を分岐して伝動軸19、
ユニバ−サルジョイント20を介して伝動する構成とし
ている。このように、受継搬出螺旋15は、本機側の動
力源を利用して比較的簡単な伝動構成で入力できる構成
としている。
【0020】この実施例の場合、受樋17は、図3、及
び図5で解るように、枢軸16を支点に所定範囲回動す
ることができ、且つ、分岐して伝動軸19からユニバ−
サルジョイント20を介して受継搬出螺旋15が伝動さ
れるから、後述する穀粒搬出筒5を左右に回動調節が自
由にできて穀粒の搬出範囲を広くできる。
び図5で解るように、枢軸16を支点に所定範囲回動す
ることができ、且つ、分岐して伝動軸19からユニバ−
サルジョイント20を介して受継搬出螺旋15が伝動さ
れるから、後述する穀粒搬出筒5を左右に回動調節が自
由にできて穀粒の搬出範囲を広くできる。
【0021】そして、穀粒搬出筒5は、図1、及び図3
に示すように、下部を前記受継搬出螺旋15の終端部に
中継横螺旋21を接続し、この中継横螺旋21の終端部
に直交状態に枢着して後方に延長し、上下回動自由に連
結した固定搬送筒5aと、該固定搬送筒5aの先端側か
ら差し込んだ状態に嵌合して伸縮自由に連結した移動搬
送筒5bとから構成している、そして、移動搬送筒5b
は、実施例の場合、その先端部に排出口4を開口すると
共に、外周に把手8を設けて手動操作力により前記固定
搬送筒5aに対して筒方向に沿って伸縮移動自由で、且
つ、円周方向に回転できる構成としている。
に示すように、下部を前記受継搬出螺旋15の終端部に
中継横螺旋21を接続し、この中継横螺旋21の終端部
に直交状態に枢着して後方に延長し、上下回動自由に連
結した固定搬送筒5aと、該固定搬送筒5aの先端側か
ら差し込んだ状態に嵌合して伸縮自由に連結した移動搬
送筒5bとから構成している、そして、移動搬送筒5b
は、実施例の場合、その先端部に排出口4を開口すると
共に、外周に把手8を設けて手動操作力により前記固定
搬送筒5aに対して筒方向に沿って伸縮移動自由で、且
つ、円周方向に回転できる構成としている。
【0022】このように、穀粒搬出筒5は、図1に示す
平面視において、穀物運搬車3の前後方向の仮想中心線
(S−S)より、前述した中継横螺旋21の長さだけ運
転室9に設けたハンドル10側(前進方向の右側)にオ
フセットして配置した構成としている。
平面視において、穀物運搬車3の前後方向の仮想中心線
(S−S)より、前述した中継横螺旋21の長さだけ運
転室9に設けたハンドル10側(前進方向の右側)にオ
フセットして配置した構成としている。
【0023】そして、固定搬送筒5aは、前述したとお
り(図2参照)、中継横螺旋21を回動中心として回動
して、先端側が上下に回動できる構成で、且つ、回動調
節後の設定位置をロックハンドル11により係脱自由に
ロックできる構成としている。この場合、ロックハンド
ル11は、図1、及び図2に示すように、前記回動中心
(中継横螺旋21の中心)を回動芯にして円弧形状に形
成した案内溝22に、設定位置で締め付けロックする手
段に構成している。
り(図2参照)、中継横螺旋21を回動中心として回動
して、先端側が上下に回動できる構成で、且つ、回動調
節後の設定位置をロックハンドル11により係脱自由に
ロックできる構成としている。この場合、ロックハンド
ル11は、図1、及び図2に示すように、前記回動中心
(中継横螺旋21の中心)を回動芯にして円弧形状に形
成した案内溝22に、設定位置で締め付けロックする手
段に構成している。
【0024】このように、穀粒搬出筒5は、側面視(図
2参照)において、搬出角度を変更、調節自在とし、設
定位置で上述したとおりロックハンドル11により係脱
自由に固定できる構成としている。そして、ロックハン
ドル11は、図1に示すように、穀物運搬車3の前後方
向の仮想中心線(S−S)より運転室9に設けたハンド
ル10側に配置した構成としている。
2参照)において、搬出角度を変更、調節自在とし、設
定位置で上述したとおりロックハンドル11により係脱
自由に固定できる構成としている。そして、ロックハン
ドル11は、図1に示すように、穀物運搬車3の前後方
向の仮想中心線(S−S)より運転室9に設けたハンド
ル10側に配置した構成としている。
【0025】以上、実施例で説明した移動搬送筒5b
は、固定搬送筒5aに嵌合した状態で筒に沿って伸び縮
みして、先端部の排出口4の位置を、基部の中継横螺旋
21やタンク2に対して、遠ざけたり、近ずけたりして
穀粒の排出位置を選択できるものとなっている。そし
て、穀粒搬出筒5は、図2、及び図3に示すように、移
動搬送筒5bを縮小したときには、上側に向けて折り畳
めばタンク2の後部に収納することができる。更に、作
業に先立ち、又は作業中に、穀粒搬送筒5を運転室9に
設けたハンドル10側にオフセットして配置した構成
や、ロックハンドル11を運転室9に設けたハンドル1
0側に配置した構成になっているから、運転室9から降
りて穀粒搬送筒5の伸縮や角度設定の操作(作業)効率
がよく、作業が楽にできるものとなっている。
は、固定搬送筒5aに嵌合した状態で筒に沿って伸び縮
みして、先端部の排出口4の位置を、基部の中継横螺旋
21やタンク2に対して、遠ざけたり、近ずけたりして
穀粒の排出位置を選択できるものとなっている。そし
て、穀粒搬出筒5は、図2、及び図3に示すように、移
動搬送筒5bを縮小したときには、上側に向けて折り畳
めばタンク2の後部に収納することができる。更に、作
業に先立ち、又は作業中に、穀粒搬送筒5を運転室9に
設けたハンドル10側にオフセットして配置した構成
や、ロックハンドル11を運転室9に設けたハンドル1
0側に配置した構成になっているから、運転室9から降
りて穀粒搬送筒5の伸縮や角度設定の操作(作業)効率
がよく、作業が楽にできるものとなっている。
【0026】そして、固定搬送筒5aは、図1に示すよ
うに、既に公知のことではあるが、移送螺旋23を内装
しており、その基部側を前記中継横螺旋21にベベルギ
ヤを介して伝動可能に連結し、回転動力が伝動されると
共に、搬送穀粒を受け継いで搬送する構成としている。
うに、既に公知のことではあるが、移送螺旋23を内装
しており、その基部側を前記中継横螺旋21にベベルギ
ヤを介して伝動可能に連結し、回転動力が伝動されると
共に、搬送穀粒を受け継いで搬送する構成としている。
【0027】つぎに、伸縮螺旋6と移動搬送筒5bとに
ついて説明する。まず、伸縮螺旋6は、移動搬送筒5b
内において、具体的には図7、乃至図9に示すように、
先端部を排出口4の上方位置に軸受し、後部を固定搬送
筒5a側に延長して移送螺旋23に移動自由に挿入した
六角軸24(図7参照)を軸架して設け、この六角軸2
4に多数の分割螺旋6a、6b、6cを、軸方向に摺動
自由で伸縮可能であるが、回転方向には軸24に係合さ
れて回転駆動されながら穀粒の搬送を行う構成としてい
る。
ついて説明する。まず、伸縮螺旋6は、移動搬送筒5b
内において、具体的には図7、乃至図9に示すように、
先端部を排出口4の上方位置に軸受し、後部を固定搬送
筒5a側に延長して移送螺旋23に移動自由に挿入した
六角軸24(図7参照)を軸架して設け、この六角軸2
4に多数の分割螺旋6a、6b、6cを、軸方向に摺動
自由で伸縮可能であるが、回転方向には軸24に係合さ
れて回転駆動されながら穀粒の搬送を行う構成としてい
る。
【0028】そして、伸縮螺旋6は、図7に示すよう
に、移送螺旋23側と先端側(排出口4側)とを六角軸
24に固着し、その間に設けた1ピッチ余りの長さの分
割螺旋6a、6b、6cを順次組み合わせて構成してい
る。そして、各分割螺旋6a、6b、6cは、図7、乃
至図9で解るように、それぞれ螺旋の搬送上手側に連結
部25を設け、搬送下手側に係合部26を設けて、最大
に伸長した状態で各螺旋が離脱しないように相互に連結
状態を確保できる構成にしている。そして、実施例の場
合、上記伸縮螺旋6とこれを内装する移動搬送筒5bと
は、合成樹脂を素材として成形し、加工費のコストダウ
ンを図っている。更には、伸縮螺旋6とこれを内装する
移動搬送筒5bとは、樹脂素材の特性上、著しく軽量と
なるから大型の強い支持構成(強度)を必要とせず、伸
縮移動操作等の取り扱いも軽量ゆえに楽にできるものと
なっている。
に、移送螺旋23側と先端側(排出口4側)とを六角軸
24に固着し、その間に設けた1ピッチ余りの長さの分
割螺旋6a、6b、6cを順次組み合わせて構成してい
る。そして、各分割螺旋6a、6b、6cは、図7、乃
至図9で解るように、それぞれ螺旋の搬送上手側に連結
部25を設け、搬送下手側に係合部26を設けて、最大
に伸長した状態で各螺旋が離脱しないように相互に連結
状態を確保できる構成にしている。そして、実施例の場
合、上記伸縮螺旋6とこれを内装する移動搬送筒5bと
は、合成樹脂を素材として成形し、加工費のコストダウ
ンを図っている。更には、伸縮螺旋6とこれを内装する
移動搬送筒5bとは、樹脂素材の特性上、著しく軽量と
なるから大型の強い支持構成(強度)を必要とせず、伸
縮移動操作等の取り扱いも軽量ゆえに楽にできるものと
なっている。
【0029】つぎに、ロック装置7は、図3に示すよう
に、先端側の移動搬送筒5bの基部側に設けた支持部材
27にロックレバ−28を枢着し、このロックレバ−2
8により同軸に設けているロックカム29を回転操作可
能に接続して構成している。そして、ロック装置7は、
ロックレバ−28の回転操作に従って回転するロックカ
ム29が、固定搬送筒5aの外周面に圧接してロック機
能を発揮し、移動搬送筒5bを固定搬送筒5aにロック
して伸縮移動ができない状態に固定する構成としてい
る。
に、先端側の移動搬送筒5bの基部側に設けた支持部材
27にロックレバ−28を枢着し、このロックレバ−2
8により同軸に設けているロックカム29を回転操作可
能に接続して構成している。そして、ロック装置7は、
ロックレバ−28の回転操作に従って回転するロックカ
ム29が、固定搬送筒5aの外周面に圧接してロック機
能を発揮し、移動搬送筒5bを固定搬送筒5aにロック
して伸縮移動ができない状態に固定する構成としてい
る。
【0030】そして、移動搬送筒5bは、図6に示すよ
うに、ロック装置7を緩めた状態で、固定搬送筒5aを
中心に円周方向に回転すること(首振り調節)が自由
で、先端の排出口4を筒心に対して左右方向(筒の正面
視において)に調節できる特徴も有している。
うに、ロック装置7を緩めた状態で、固定搬送筒5aを
中心に円周方向に回転すること(首振り調節)が自由
で、先端の排出口4を筒心に対して左右方向(筒の正面
視において)に調節できる特徴も有している。
【0031】そして、30はフックを示し、図2、及び
図3に示すように、穀粒搬出筒5を縮小して上側に折り
畳んで収納したとき、把手に挿入係止して筒を保持でき
る構成にしている。
図3に示すように、穀粒搬出筒5を縮小して上側に折り
畳んで収納したとき、把手に挿入係止して筒を保持でき
る構成にしている。
【図1】本発明の実施例であって、穀物運搬車の一部を
破断して示す平面図である。
破断して示す平面図である。
【図2】本発明の実施例であって、穀物運搬車の側面図
である。
である。
【図3】本発明の実施例であって、穀物運搬車の作用側
面図である。
面図である。
【図4】本発明の実施例であって、穀物運搬車の切断背
面図である。
面図である。
【図5】本発明の実施例であって、穀物運搬車の作用平
面図である。
面図である。
【図6】本発明の実施例であって、穀粒搬出筒の作用正
面である。
面である。
【図7】本発明の実施例であって、伸縮螺旋(分割螺
旋)の側面図である。
旋)の側面図である。
【図8】本発明の実施例であって、分割螺旋の正面図で
ある。
ある。
【図9】本発明の実施例であって、分割螺旋の側面図で
ある。
ある。
1 荷台 2 タンク 3
穀物運搬車 4 排出口 5 穀粒排出筒 5
a 固定搬送筒 5b 移動搬送筒 6 伸縮螺旋 7
ロック装置 8 把手 9 運転室 1
0 ハンドル 11 ロックハンドル。
穀物運搬車 4 排出口 5 穀粒排出筒 5
a 固定搬送筒 5b 移動搬送筒 6 伸縮螺旋 7
ロック装置 8 把手 9 運転室 1
0 ハンドル 11 ロックハンドル。
Claims (8)
- 【請求項1】 籾等の穀物を、荷台1上に装置するタン
ク2に搭載して運搬する穀物運搬車3において、前記タ
ンク2には、先端部に排出口4を開口した穀粒搬出筒5
の基部を連結して装備し、該穀粒搬出筒5は、基部に連
結しているタンク2に対して、先端部の排出口4を筒の
方向に遠近調節自由に構成した穀物運搬車の穀粒搬出装
置。 - 【請求項2】 先端部に排出口4を開口した穀粒搬出筒
5は、その基部を穀物運搬車3に装置したタンク2の後
部に連結して装備したことを特徴とする請求項1記載の
穀物運搬車の穀粒搬出装置。 - 【請求項3】 穀粒搬出筒5は、タンク2に接続した基
部側の固定搬送筒5aに、先端側の移動搬送筒5bを筒
の方向に伸縮自由に連結して構成し、該移動搬送筒5b
と、移動搬送筒5bに内装している分割構成した伸縮螺
旋6とを樹脂素材で成形したことを特徴とする請求項1
記載の穀物運搬車の穀粒搬出装置。 - 【請求項4】 先端側の移動搬送筒5bは、基部側の固
定搬送筒5aに対して筒の方向に伸縮移動した部位で、
係脱自由に固定できるロック装置7を設けたことを特徴
とする請求項1、3いずれかに記載の穀物運搬車の穀粒
搬出装置。 - 【請求項5】 固定搬送筒5aと、移動搬送筒5bとか
らなる穀粒搬出筒5は、タンク2内の穀粒を機外に搬出
する作業時には伸長して使用し、非作業時には、縮小し
て運搬車3に収納できることを特徴とする請求項2、
3、4のいずれかに記載の穀物運搬車の穀粒搬出装置。 - 【請求項6】 移動搬送筒5bは、その外側に伸縮操作
時に握る把手8を設けたことを特徴とする請求項3、
4、5のいずれかに記載の穀物運搬車の穀粒搬出装置。 - 【請求項7】 穀粒搬出筒5を構成する少なくとも移動
搬送筒5bは、平面視において、穀物運搬車3の前後方
向の仮想中心線(S−S)より運転室9に設けたハンド
ル10側にオフセットして配置したことを特徴とする請
求項6記載の穀物運搬車の穀粒搬出装置。 - 【請求項8】 穀粒搬出筒5は、側面視において、搬出
角度を変更、調節自在とし、設定位置でロックハンドル
11により係脱自由に固定可能に構成し、該ロックハン
ドル11は、穀物運搬車3の前後方向の仮想中心線より
運転室9に設けたハンドル10側に配置したことを特徴
とする請求項6、7のいずれかに記載の穀物運搬車の穀
粒搬出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001251612A JP2003061447A (ja) | 2001-08-22 | 2001-08-22 | 穀物運搬車の穀粒搬出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001251612A JP2003061447A (ja) | 2001-08-22 | 2001-08-22 | 穀物運搬車の穀粒搬出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003061447A true JP2003061447A (ja) | 2003-03-04 |
Family
ID=19080227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001251612A Pending JP2003061447A (ja) | 2001-08-22 | 2001-08-22 | 穀物運搬車の穀粒搬出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003061447A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109484870A (zh) * | 2019-01-02 | 2019-03-19 | 张家港逸臣钢管有限公司 | 一种用于钢管生产的上料机 |
CN117208489A (zh) * | 2023-11-09 | 2023-12-12 | 川楚联合国际工程有限公司 | 一种用于食品厂房中的输送装置 |
-
2001
- 2001-08-22 JP JP2001251612A patent/JP2003061447A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109484870A (zh) * | 2019-01-02 | 2019-03-19 | 张家港逸臣钢管有限公司 | 一种用于钢管生产的上料机 |
CN117208489A (zh) * | 2023-11-09 | 2023-12-12 | 川楚联合国际工程有限公司 | 一种用于食品厂房中的输送装置 |
CN117208489B (zh) * | 2023-11-09 | 2024-01-30 | 川楚联合国际工程有限公司 | 一种用于食品厂房中的输送装置 |
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