JP2003061082A - 監視画像データの記録・再生制御装置 - Google Patents

監視画像データの記録・再生制御装置

Info

Publication number
JP2003061082A
JP2003061082A JP2001248524A JP2001248524A JP2003061082A JP 2003061082 A JP2003061082 A JP 2003061082A JP 2001248524 A JP2001248524 A JP 2001248524A JP 2001248524 A JP2001248524 A JP 2001248524A JP 2003061082 A JP2003061082 A JP 2003061082A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
image data
data
camera
recorded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001248524A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Matsumoto
佳男 松本
Yoshitaka Abe
芳孝 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to JP2001248524A priority Critical patent/JP2003061082A/ja
Publication of JP2003061082A publication Critical patent/JP2003061082A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Alarm Systems (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録、再生、複写時に発生するデータバスの
競合を減らしてスピードアップし、異常時の監視画像は
優先記録し、再生画像は見苦しさをなくす。 【解決手段】 複数のカメラ2aを切換えて信号処理す
る信号処理手段3と、監視画像データをデータファイル
としてHDD4aやMO4bなどの記録媒体4に記録す
る記録制御手段5と、再生制御手段6と、表示制御手段
7と、複写制御手段8と、バッファメモリ9aと共用の
データバス9dとを有するデータバス手段9と、制御部
10と、カメラ部2の監視領域に異常がないかどうかを
検出する異常検出手段11とを備え、データファイル
は、カメラ番号や記録される監視画像データのデータ容
量などの記録情報を記録するヘッダ部と画像データ部と
が順次記録され、データバス手段9は、データバスの使
用を記録優先か、または複写優先かなどのいずれかの優
先権を設定する優先権設定部9bを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、監視画像データの
記録・再生制御装置に係わり、特に複数のカメラによる
監視画像データを所定の順番でHDDおよびMOなどの
記録媒体に記録媒体用のデータバスを介して記録すると
ともに、記録された監視画像データを再生する、または
記録媒体の間での複写を行うようにした監視画像データ
の記録・再生制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の監視用カメラの監視画像デ
ータの記録・再生制御装置として、例えばタイムラプス
ビデオシステムがある。このタイムラプスビデオシステ
ムは、複数のカメラ画像を所定の時間毎に所定の順番に
長時間の記録も可能であり、切換入力画像は記録された
順番でのモニタ表示や記録された複数カメラの画像を1
画面に合成して再生表示することも可能である。しか
し、1台のタイムラプスビデオでは一旦記録された画像
を再生しながら同時に記録することはできず少なくとも
2台が必要で、それぞれ一方の装置で記録を行い、他方
の機器で再生を行う必要があり、複写を行う場合にはさ
らにもう1台が必要であった。一方、近年の記録媒体の
進展もめざましく、HDDの記録容量も大幅に増加し、
また、MO、DVDなど記録媒体の種類も多岐に渡り、
かつそれぞれの記録可能な容量も増大してきている。ま
た、これらの複数の記録媒体間の画像データの授受を効
率よく制御するデータバスとして例えばSCSIバスの
ような記録再生装置用の高速のデータバスやその他の規
格によるデータバスが出現し、広く普及してきている。
このように、高速のデータバスにより多様な記録機器群
を相互に連結し、監視画像データを例えばHDDに順次
記憶しながら、その内容を必要に応じて同時に再生する
などの装置が出現しつつある。また、これらの装置で
は、一旦HDDに記録した監視画像は、別の再生装置で
内容を詳細に検証するため、あるいは記録保存するため
にMOやDVDなどの別の記録媒体に複写する必要があ
る。
【0003】ところで、これらの記録、再生および複写
が全て可能な記録・再生制御装置として監視画像の記録
や再生を行うとともに、記録機器間での記録画像の複写
も同時に行うようにすると、記録媒体間相互の接続のた
めのデータバスを共用する場合に、大量の画像データの
転送のためバスの使用権の割当てに時間的な困難が生じ
るという問題がある。例えば監視画像の記録を最優先す
ると、同時に行われる複写が間欠的に行われることにな
るため、複写の時間がとれない、あるいは複写に時間が
かかりすぎるという問題があり、複写を優先すると監視
画像が記録できない、あるいは画像の一部が欠落する、
さらに再生時にもデータ読出しがスムースに行われにく
いなどの問題が発生する場合がある。監視対象に異常が
あるような場合に、複写を優先して当該カメラの記録画
像が欠落すると監視上、望ましいことではない。また、
一旦記録した画像を再生する場合、このように記録され
ずに従って記録データのないカメラを表示する、あるい
は一部が欠落した画像データを表示する場合に、再生画
像が見苦しくなるという問題がある。特に、1画面に複
数の画像を合成して分割表示するような場合にこの見苦
しさが顕著となる。複数のカメラによる監視画像データ
を所定の順番でHDDなどの記録媒体に共用のデータバ
スを介して記録し、記録された監視画像データを再生す
る、または記録媒体の間での複写を行うようにした監視
画像データの記録・再生制御装置において、監視画像の
記録再生時や記録媒体間の複写時との間に発生するデー
タバスの競合を減らして複写のスピードアップを図り、
異常のある監視画像の記録に漏れがないようにし、また
再生画像の見苦しさをなくすようにした監視画像データ
の記録・再生制御装置の出現が望まれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上に説明した問題点
に鑑み、本発明は、複数のカメラによる監視画像データ
を所定の順番でHDDなどの記録媒体に共用のデータバ
スを介して記録し、記録された監視画像データを再生す
る、または記録媒体の間での複写を行うようにした監視
画像データの記録・再生制御装置において、監視画像の
記録再生時や記録媒体間の複写時との間に発生するデー
タバスの競合を減らして複写のスピードアップを図り、
異常のある監視画像の記録に漏れがないようにし、また
再生画像の見苦しさをなくすようにした監視画像データ
の記録・再生制御装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するため、複数のカメラからなるカメラ部を切換え
て選択入力する監視画像を信号処理して圧縮する信号処
理手段と、圧縮された監視画像データを記録する複数の
記録媒体と、前記監視画像データをデータファイルとし
て前記記録媒体への記録制御を行なう記録制御手段と、
前記記録媒体に記録された前記監視画像データの再生制
御を行なう再生制御手段と、同再生制御手段で再生した
前記監視画像データを伸長して所定の表示制御を行う表
示制御手段と、複数の前記記録媒体の間での複写の制御
を行う複写制御手段と、記録、再生または複写時に前記
記録媒体との伝送データを一次記憶するバッファメモリ
と同バッファメモリおよび前記記録媒体を連結するデー
タバスと同データバスを制御するバスコントローラとを
有するデータバス手段と、記録、再生および複写のため
の制御を行う制御部とを備え、監視画像データの記録、
再生および複写を行う監視画像データの記録・再生制御
装置であって、前記カメラの監視領域に異常がないかど
うかを検出する異常検出手段を設け、前記データファイ
ルは、選択したカメラのカメラ番号や記録される監視画
像データのデータ容量などの記録情報を記録するヘッダ
部と選択したカメラの監視画像データを記録する画像デ
ータ部とがカメラの切換え順に順次記録され、前記デー
タバス手段は、前記データバスの使用を記録優先か、ま
たは複写優先かのいずれかの優先権を設定する優先権設
定部を備え、前記データバスの使用が前記記録媒体への
監視画像データの記録と前記記録媒体間での複写とで競
合し、かつ前記異常検出手段が記録すべきカメラの監視
領域に異常を検出しない場合、前記異常検出手段が異常
を検出しないカメラのデータファイルのヘッダ部にデー
タ容量ゼロの記録情報を記録するとともに、前記優先権
設定部を複写優先に設定して前記異常を検出しないカメ
ラの監視画像データの前記記録媒体へのデータ転送およ
び記録を行わないようにした。
【0006】前記優先権設定部は、前記異常検出手段が
何らかの異常を検出する場合、異常を検出したカメラの
監視画像データの前記記録媒体へのデータ転送と記録と
を優先する。
【0007】前記バッファメモリは、記録用、再生用お
よび複写用としてそれぞれオープンされる各データファ
イルと前記記録媒体との間でそれぞれ別個にデータ転送
するために、記録用、再生用および複写用としてそれぞ
れ備える。
【0008】前記表示制御手段は、前記記録媒体からま
とめて読出した監視画像データを所定の期間一次記憶す
るとともに、前記再生制御手段との連携により所定の表
示のための画面の加工や時間調整を行うための再生用フ
レームメモリをカメラ毎にそれぞれ備える。
【0009】前記再生制御手段は、前記記録媒体に記録
された監視画像データを順番に再生する順次再生時に、
前記ヘッダ部に記録された記録情報がデータ容量ゼロと
するカメラの画像データ部のデータ転送をしないで前記
再生用フレームメモリに記憶された当該カメラの直前の
監視画像データに置換して再生するフレームメモリ置換
制御部を備える。
【0010】前記再生制御手段は、前記記録媒体に記録
された監視画像データを順番に再生する順次再生時に、
前記ヘッダ部に記録された記録情報がデータ容量ゼロと
するカメラの画像データ部のデータ転送および表示をし
ないでスキップするスキップ制御部を備える。
【0011】前記再生制御手段は、前記記録媒体に記録
された複数のカメラの監視画像データを再生して1画面
に合成して表示する多画面合成再生時に、前記ヘッダ部
に記録された記録情報がデータ容量ゼロとするカメラの
画像データ部のデータ転送をしないで、前記再生用フレ
ームメモリに記憶された当該カメラの直前の監視画像デ
ータに置換して合成する画面置換合成制御部を備える。
【0012】前記異常検出手段は、監視対照の前記カメ
ラ周辺の状態を検出するための、人や動物などの接近を
検出する赤外線センサ、物体の接近を検出する近接セン
サ、火災や煙などを検出する火災センサなどのセンサ部
と、同センサ部が検出するセンサ値が通常とは異なる値
を検出する場合に異常と判断する異常判断部とからな
る。
【0013】前記異常検出手段は、前記監視画像データ
のフレーム間の差分により動きの有無や動き量を検出す
る動き検出部を備える。
【0014】前記データファイルの前記ヘッダ部は、前
記センサ部が検出する異常の有無などのセンサ情報を記
録する、または、前記動き検出部が検出する監視画像デ
ータの動きの有無や動き量等の動き情報を記録するよう
にした。
【0015】前記複写制御手段は、前記データファイル
の前記ヘッダ部に記録された前記センサ情報や前記動き
情報に基づき、前記センサ情報や前記動き情報に異常や
動きがない前記データファイルの前記画像データ部の複
写を省略するとともに、前記優先権設定部を記録優先に
設定可能とする複写省略制御部を備える。
【0016】前記記録制御手段は、前記ヘッダ部の記録
制御を行うヘッダ記録制御部と、前記画像データ部の記
録制御を行う画像データ記録制御部と、カメラ番号を記
録管理するカメラ番号管理部と、前記センサ情報を記録
管理するセンサ情報管理部、または前記動き情報を記録
管理する動き情報管理部とを備える。
【0017】前記記録制御手段に、前記優先権設定部を
複写優先に設定するとともに、前記データバスの使用が
前記記録媒体への監視画像データの記録と前記記録媒体
間での複写とで競合する場合に、前記記録媒体に記録す
る監視画像データのデータ間引きを行う間引き記録制御
部を備える。
【0018】前記データ間引きを、データの圧縮率を上
げる画素間引き、またはフレーム単位で撮像間隔を長く
するコマ落としなどとする。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明の監視画像データの
記録・再生制御装置における一実施例を説明するための
要部ブロック図である。図2は本発明の監視画像データ
の記録・再生制御装置の一実施例におけるデータファイ
ルのフォーマット例を説明するための説明図である。図
1および図2に基づいて本発明の実施の形態を説明す
る。本発明の記録・再生制御装置1は、監視領域を監視
する複数のカメラ2a、2b・・からなるカメラ部2
と、同カメラ部2から選択入力する監視画像を信号処理
して圧縮する信号処理手段3と、圧縮された監視画像デ
ータを記録するHDD4aやMO4bやDVD4cなど
の複数の記録媒体4と、監視画像データをデータファイ
ルとして記録媒体4への記録制御を行なう記録制御手段
5と、記録媒体4に記録された監視画像データの再生制
御を行なう再生制御手段6と、同再生制御手段6で再生
した監視画像データを伸長して所定の表示制御を行う表
示制御手段7と、複数の記録媒体4の間での複写の制御
を行う複写制御手段8と、記録、再生または複写時に記
録媒体4との伝送データを一次記憶するバッファメモリ
9aと同バッファメモリ9aおよび記録媒体4を連結す
るデータバス9dと同データバス9aを制御するバスコ
ントローラ9cとを有するデータバス手段9と、記録、
再生および複写のための制御を行う制御部10とを備
え、監視画像データの記録、再生および複写を行うよう
にしている。
【0020】信号処理手段3では、複数のカメラ2a、
2b・・を切換入力部3aで順次切り換えてA/D3b
でデジタル信号に変換し、圧縮部3cでフレームメモリ
3dに蓄積した監視画像データの差分により例えばMP
EGやJPEGなどの圧縮アルゴリズムにより圧縮され
る。圧縮された監視画像データは、データバス手段9の
バッファメモリ9aに一次記憶され、記録制御手段5の
制御によりデータファイルが作成され、バスコントロー
ラ9cの制御によりデータバス9dを介して記録媒体4
のHDD4aに記録される。信号処理手段3で信号処理
され圧縮された監視画像データ、または記録媒体4から
読み出された監視画像データは、表示制御手段7の伸長
部7aで伸長され、再生用フレームメモリ7bに一旦記
憶され、表示制御部7cで表示モードに応じて表示デー
タとして加工され、D/A7dでアナログデータに変換
されてCRTなどの表示部7eに表示される。
【0021】記録制御手段5は、記録するデータファイ
ルのヘッダ部の記録制御を行うヘッダ記録制御部5a
と、監視画像データを記録する画像データ部の記録制御
を行う画像データ記録制御部5bと、カメラ番号を管理
するカメラ管理部5cを備える。再生制御手段6は、読
出すデータファイルのヘッダ部を読み出して記録情報を
取り出して再生制御を行うヘッダ読出制御部6aを、複
写制御手段8は、複写するデータファイルのヘッダ部を
読み出して記録情報を取り出して複写制御を行うヘッダ
読出制御部8aを、それぞれ備えている。記録、再生お
よび複写のための制御を行う制御部10は、CPU10
a、制御プログラムを記憶するROMやRAMからなる
記憶部10b、および各モードを選択設定するためのキ
ースイッチなどの入力部10cなどからなる。
【0022】以上のような基本構成に加えて本記録・再
生制御装置1は、データファイルは、選択したカメラの
カメラ番号や記録される監視画像データのデータ容量な
どの記録情報を記録するヘッダ部と選択したカメラの監
視画像データを記録する画像データ部とがカメラの切換
え順に順次記録され、カメラ部2の周辺や同カメラ部2
で撮像した監視画像による監視領域に異常がないかどう
かを検出する異常検出手段11を設け、データバス手段
9は、データバス9dの使用を記録優先か、または複写
優先かなどのいずれかの優先権を設定する優先権設定部
9bを備えており、データバス9dの使用が記録媒体4
への監視画像データの記録と記録媒体4間での複写とで
競合し、かつ異常検出手段11が記録すべきカメラ2
a、2b・・の周辺や監視画像に異常を検出しない場
合、異常検出手段11が異常を検出しないカメラ2a、
2b・・のデータファイルのヘッダ部にデータ容量ゼロ
の記録情報を記録するとともに、優先権設定部9bを複
写優先に設定して異常を検出しないカメラ2a、2b・
・の監視画像データのデータ転送および記録を行わない
ようにした。
【0023】バッファメモリ9aは、記録用、再生用お
よび複写用としてそれぞれオープンされる各データファ
イルと記録媒体4との間でそれぞれ別個にデータ転送す
るために、記録用、再生用および複写用としてそれぞれ
備える。これにより、同時に記録、再生、複写を行う場
合にデータ転送を少なくしてデータバスの使用を少なく
するとともに、効率よくデータ転送を行うことができ
る。
【0024】また、表示制御手段7は、記録媒体4から
まとめて読出した監視画像データを所定の期間一次記憶
するとともに、再生制御手段との連携により所定の表示
のための画面の加工や時間調整を行うための再生用フレ
ームメモリをカメラ毎にそれぞれ備えるようにしている
ので、後述する画面加工を行い、監視画像を見易くする
ことが可能となっている。
【0025】再生制御手段6は、記録媒体4に記録され
た監視画像データを順番に再生する順次再生時に、ヘッ
ダ部に記録された記録情報がデータ容量ゼロとするカメ
ラ2a、2b・・の画像データ部のデータ転送をしない
で再生用フレームメモリ7bに記憶された当該カメラ2
a、2b・・の直前の監視画像データに置換して再生す
るフレームメモリ置換制御部6bを備えるので、データ
転送を少なくしてデータバスの使用を少なくするととも
に、再生画面に見かけ上違和感を生じることがない。
【0026】再生制御手段6は、記録媒体4に記録され
た監視画像データを順番に再生する順次再生時に、ヘッ
ダ部に記録された記録情報がデータ容量ゼロとするカメ
ラ2a、2b・・画像データ部のデータ転送および表示
をしないでスキップするスキップ制御部6cを備えるの
で、データ転送を少なくしてデータバスの使用を少なく
するとともに、再生のスピードアップを図ることができ
る。
【0027】また、再生制御手段6は、記録媒体4に記
録された複数のカメラ2a、2b・・の監視画像データ
を再生して1画面に合成して表示する多画面合成再生時
に、ヘッダ部に記録された記録情報がデータ容量ゼロと
するカメラ2a、2b・・の画像データ部のデータ転送
をしないで、再生用フレームメモリに記憶された当該カ
メラ2a、2b・・の直前の監視画像データに置換して
合成する画面置換合成制御部6dを備えるので、データ
転送を少なくしてデータバスの使用を少なくするととも
に、違和感のない見易い多画面合成画面を生成すること
ができる。
【0028】異常検出手段11は、監視対照のカメラ2
a、2b・・周辺の監視領域の状態を検出するための、
人や動物などの接近を検出する赤外線センサ、物体の接
近を検出する近接センサ、火災や煙などを検出する火災
センサなどのセンサ部12と、同センサ部12が検出す
るセンサ値が通常とは異なる値を検出する場合に異常と
判断する異常判断部11bとからなる。さらに、異常検
出手段11として、監視画像データのフレーム間の差分
により動きの有無や動き量を検出する動き検出部11c
を備える。センサ部12を適切に選択し、かつ動き検出
部11cを備えることで、様々な異常状態の検出が可能
となっている。
【0029】図2に示すように、データファイルのヘッ
ダ部は、センサ部12が検出する監視領域の異常の有無
などのセンサ情報を記録するようにした。また、データ
ファイルのヘッダ部は、動き検出部11cが検出する監
視画像データの動きの有無や動き量等の動き情報を記録
するようにした。データファイルは、記録する監視画像
データの容量によって長さを可変とする可変長ファイル
としているので、データの少ない画像はデータ転送を少
なくしてデータバスの使用を少なくすることが可能とな
る。再生制御手段6は、データファイルのヘッダ部に記
録されたセンサ情報や動き情報を画面に合成表示するよ
うに制御する記録情報合成制御部6eを備えるので、異
常検出手段11で検出する異常が何であるかが一目瞭然
となる。
【0030】複写制御手段8は、データファイルのヘッ
ダ部に記録されたセンサ情報や動き情報に基づき、セン
サ情報や前記動き情報に異常や動きがない前記データフ
ァイルの画像データ部の複写を省略するとともに、優先
権設定部9を記録優先に設定可能とする複写省略制御部
8を備える。これにより、異常のない監視画像の複写を
省略して記録優先とすることができ、または複写のため
のデータ転送を少なくしてデータバスの使用を少なくす
ることが可能となる。データファイルのヘッダ部は、監
視画像データの複写を優先にしたことを識別するための
複写優先情報を記録するようにしたので、所定の順番の
監視画像の欠落の要因を明確に識別することが可能とな
る。
【0031】記録制御手段5は、ヘッダ部の記録制御を
行うヘッダ記録制御部5aと、画像データ部の記録制御
を行う画像データ記録制御部5bと、カメラ番号を記録
管理するカメラ番号管理部5cと、センサ情報を記録管
理するセンサ情報管理部5d、または動き情報を記録管
理する動き情報管理部5eとを備えるとともに、記録制
御手段5に、優先権設定部9bを複写優先に設定すると
ともに、データバス9dの使用が記録媒体4への監視画
像データの記録と記録媒体4間での複写とで競合する場
合に、記録媒体4に記録する監視画像データのデータ間
引きを行う間引き記録制御部5fを備える。データ間引
きを、データの圧縮率を増減する画素間引き、またはフ
レーム単位で撮像間隔を増減するコマ落としなどとして
おり、複写時の設定や状況に応じて適応的に設定可能と
している。即ち複写優先であれば圧縮率を上げる、画面
の画素を減らす、撮像間隔を長くする、などにより記録
データを少なく、記録時間を短くなるようにすればよ
い。これらのデータ間引きにより、記録時の画像データ
容量を少なくし、従ってデータ転送時間を短く、且つデ
ータバスの使用を複写用に確保することが可能となる。
【0032】記録時のデータファイルは、図2に示すよ
うにカメラ毎にヘッダ部と画像データ部からなり、この
繰り返しで順次記録される。ヘッダ部にはカメラ番号、
センサ情報、動き情報、複写優先情報、および画像デー
タ部の記録容量を記録するエリアが設けられてそれぞれ
記録され、画像データ部には各カメラ毎に監視画像デー
タが記録される。ここで、左端のカメラ1は監視画像デ
ータが所定の容量記録されていることを示しているが、
次のカメラ2はヘッダ部のみが記録され画像データ部は
省略されていることを示しており、この場合、ヘッダ部
のデータ容量エリアにはゼロが記記録され、即ちデータ
が無いことを示すようにしている。これはカメラ2には
周辺に異常がなく、監視画像データに動きがないことに
より画像データ部が省略されたもので、その省略の要因
としての異常状態がセンサ情報や動き情報としてそれぞ
れヘッダ部に記録される。次のカメラ3はカメラ1と同
様に監視画像データが記録されていることを示してい
る。
【0033】図3は本発明の監視画像データの記録・再
生制御装置の一実施例における各モードを説明するため
の説明図である。各モードは、制御部10で入力部10
cから選択設定により選択設定されるモード選択1とし
て記録、再生および複写がある。必要に応じていずれか
またはいずれかの組み合わせを選択設定すればよい。記
録モードを選択すると、次にモード選択2として、順次
記録モード(1)および平常時省略記録モード(2)と
が選択設定可能である。順次記録モード(1)は、カメ
ラ毎に所定の順番で順次記録を行うモードで、異常画像
もノーマル画像も所定の順番で順次記録される。平常時
省略記録モード(2)は、特に複写優先記録時に設定さ
れるモードで、異常画像は記録されるがノーマル画像は
省略可能とするモードである。
【0034】再生モードを選択すると、次にモード選択
2として、順次再生モード(1)、スキップ再生モード
(2)、置換再生モード(3)、多画面合成再生モード
(4)、および記録情報合成再生モード(5)が選択設
定可能である。順次再生モード(1)は、記録された順
番に再生するモードである。スキップ再生モード(2)
は、記録されないカメラや異常のないカメラの再生また
は表示をスキップして省略するモードである。異常の有
無はヘッダ部のみをチェックすればよい。置換再生モー
ド(3)は、記録されないカメラの画像を再生用フレー
ムメモリ7bに蓄積された直前の当該カメラの画像を利
用して表示するモードであり、例えば図2で記録が省略
されたカメラ2の画像は再生用フレームメモリ7bに蓄
積された直前のカメラ2の画像を利用して表示する。多
画面合成再生モード(4)は、1画面に複数の画面を合
成するモードであり、記録された複数カメラの画像は1
画面に合成表示される。記録が省略されたカメラの画像
は再生用フレームメモリ7bに蓄積された直前のカメラ
の画像を利用して置換表示可能である。記録情報合成再
生モード(5)は、センサ情報や動き情報を画面に合成
表示可能とするモードであり、異常状態の要因、記録が
省略された要因などを表示することが可能である。
【0035】複写モードを選択すると、次にモード選択
2として、順次複写モード(1)および異常時検出複写
モード(2)とが選択設定可能である。順次複写モード
(1)は、記録されたデータファイルをそのまま複写す
るモードである。異常時検出複写モード(2)は、異常
画像はそのまま複写し、ノーマル画像は複写しないよう
にすることを可能とするモードである。即ち異常画像の
みを検出して複写するモードであり、最小限のデータ転
送とデータバスの使用およびスピードアップを可能とす
るモードである。
【0036】図4は本発明の監視画像データの記録・再
生制御装置の一実施例におけるフローチャートである。
図4は記録と複写とを同時に行なう例であり、複写時に
記録を開始する場合を示す。図4に基づいて説明する。
記録を開始する場合に、まず、記録用のデータファイル
をオープンする(ST1)。まず、カメラ番号Nを1に
セットし(ST2)、記録用のバッファメモリ9aにカ
メラ番号1用のヘッダ部を作成し、カメラ番号、センサ
情報、動き情報、及び画像データ部に記録するデータ容
量をセットする。同時に記録用のバッファメモリ9aに
カメラ番号N用の画像データ部を作成し、カメラ番号N
の監視画像データを蓄積する(ST3)。次にカメラ番
号Nの異常検出手段11の異常判断部11bによる異常
の有無、および動き検出部11cによる動き量をチェッ
クする(ST4)。カメラ番号Nの周辺や監視画像に異
常や動きがあれば、記録媒体4にバッファメモリ9aの
内容をデータ転送してデータファイルのヘッダ部と画像
データ部とを記録する(ST6)。カメラ番号Nの周辺
や監視画像に異常や動きがなければ、ヘッダ部のデータ
容量をゼロに記録し、画像データ部へのデータ転送を行
なわずヘッダ部のみを記録する(ST7)。次にカメラ
番号Nをインクリメントし(ST8)、カメラ番号Nが
一巡していなければステップ3(ST3)に戻り、カメ
ラ番号Nが一巡し、記録が終了する場合には記録を終了
し(ST11)、記録の継続であればステップ2(ST
2)に戻り、以降順次処理を繰り返す(ST2〜ST1
0)。
【0037】
【発明の効果】本発明は以上に説明した内容で実施さ
れ、以下に述べる効果を奏する。複数のカメラからなる
カメラ部を切換えた選択入力する監視画像を信号処理し
て圧縮する信号処理手段と、圧縮された監視画像データ
を記録する複数の記録媒体と、監視画像データをデータ
ファイルとして記録媒体への記録制御を行なう記録制御
手段と、記録媒体に記録された監視画像データの再生制
御を行なう再生制御手段と、同再生制御手段で再生した
監視画像データを伸長して所定の表示制御を行う表示制
御手段と、複数の記録媒体の間での複写の制御を行う複
写制御手段と、記録、再生または複写時に記録媒体との
伝送データを一次記憶するバッファメモリと同バッファ
メモリおよび記録媒体を連結するデータバスと同データ
バスを制御するバスコントローラとを有するデータバス
手段と、記録、再生および複写のための制御を行う制御
部とを備え、監視画像データの記録、再生および複写を
行う監視画像データの記録・再生制御装置であって、カ
メラの監視領域に異常がないかどうかを検出する異常検
出手段を設け、データファイルは、選択したカメラのカ
メラ番号や記録される監視画像データのデータ容量など
の記録情報を記録するヘッダ部と選択したカメラの監視
画像データを記録する画像データ部とがカメラの切換え
順に順次記録され、データバス手段は、データバスの使
用を記録優先か、または複写優先かのいずれかの優先権
を設定する優先権設定部を備え、データバスの使用が記
録媒体への監視画像データの記録と記録媒体間での複写
とで競合し、かつ異常検出手段が記録すべきカメラの監
視領域に異常を検出しない場合、異常検出手段が異常を
検出しないカメラのデータファイルのヘッダ部にデータ
容量ゼロの記録情報を記録するとともに、優先権設定部
を複写優先に設定して異常を検出しないカメラの監視画
像データの記録媒体へのデータ転送および記録を行わな
いようにしたので、監視画像の記録再生時や記録媒体間
の複写時との間に発生するデータバスの競合を減らして
複写のスピードアップを図り、異常のある監視画像の記
録に漏れがないようにし、また再生画像の見苦しさをな
くすようにした監視画像データの記録・再生制御装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の監視画像データの記録・再生制御装
置における一実施例を説明するための要部ブロック図で
ある。
【図2】 本発明の監視画像データの記録・再生制御装
置の一実施例におけるデータファイルのフォーマット例
を説明するための説明図である。
【図3】 本発明の監視画像データの記録・再生制御装
置の一実施例における各モードを説明するための説明図
である。
【図4】 本発明の監視画像データの記録・再生制御装
置の一実施例におけるフローチャートである。
【符号の説明】
1 記録・再生制御装置 2 カメラ部 2a、2b、2c、2d カメラ 3 信号処理手段 3a 切換入力部 3b A/D 3c 圧縮部 3d フレームメモリ 4 記録媒体 4a HDD(ハードディスク) 4b MO(光磁気ディスク) 4c DVD 5 記録制御手段 5a ヘッダ記録制御部 5b 画像データ記録制御部 5c カメラ管理部 5c カメラ番号管理部 5d センサ情報管理部 5e 動き情報管理部 5f 間引き記録制御部 6 再生制御手段 6a ヘッダ読出制御部 6b フレームメモリ置換制御部 6c スキップ制御部 6d 画面置換合成制御部 6e 記録情報合成制御部 7 表示制御手段 7a 伸長部 7b 再生用フレームメモリ 7c 表示制御部 7d D/A 7e 表示部 8 複写制御手段 8a ヘッダ読出制御部 8b 複写省略制御部 9 データバス手段 9a バッファメモリ 9b 優先権設定部 9c バスコントローラ 9d データバス 10 制御部 10a CPU 10b 記憶部 10c 入力部 11 異常検出手段 11a 切換入力部 11b 異常判断部 11c 動き検出部 12 センサ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/915 H04N 5/91 K Fターム(参考) 5C053 FA11 FA23 FA27 GB02 GB36 GB37 HA29 JA24 KA03 LA01 LA06 5C054 AA01 EA01 EA03 EA07 FC12 FC13 FE02 FE17 FE25 FF03 GA01 GA02 GA04 GB04 GD04 GD09 HA18 5C087 AA09 AA24 BB03 BB32 BB52 BB74 DD04 DD05 EE15 FF01 FF04 GG02 GG03 GG04 GG07 GG11 GG18 GG21 GG24 GG30 GG54 GG70 5D110 AA13 AA17 AA29 BC05 DA06 DA15 DB02

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のカメラからなるカメラ部を切換え
    て選択入力する監視画像を信号処理して圧縮する信号処
    理手段と、圧縮された監視画像データを記録する複数の
    記録媒体と、前記監視画像データをデータファイルとし
    て前記記録媒体への記録制御を行なう記録制御手段と、
    前記記録媒体に記録された前記監視画像データの再生制
    御を行なう再生制御手段と、同再生制御手段で再生した
    前記監視画像データを伸長して所定の表示制御を行う表
    示制御手段と、複数の前記記録媒体の間での複写の制御
    を行う複写制御手段と、記録、再生または複写時に前記
    記録媒体との伝送データを一次記憶するバッファメモリ
    と同バッファメモリおよび前記記録媒体を連結するデー
    タバスと同データバスを制御するバスコントローラとを
    有するデータバス手段と、記録、再生および複写のため
    の制御を行う制御部とを備え、監視画像データの記録、
    再生および複写を行う監視画像データの記録・再生制御
    装置であって、 前記カメラの監視領域に異常がないかどうかを検出する
    異常検出手段を設け、 前記データファイルは、選択したカメラのカメラ番号や
    記録される監視画像データのデータ容量などの記録情報
    を記録するヘッダ部と選択したカメラの監視画像データ
    を記録する画像データ部とがカメラの切換え順に順次記
    録され、 前記データバス手段は、前記データバスの使用を記録優
    先か、または複写優先かのいずれかの優先権を設定する
    優先権設定部を備え、 前記データバスの使用が前記記録媒体への監視画像デー
    タの記録と前記記録媒体間での複写とで競合し、かつ前
    記異常検出手段が記録すべきカメラの監視領域に異常を
    検出しない場合、 前記異常検出手段が異常を検出しないカメラのデータフ
    ァイルのヘッダ部にデータ容量ゼロの記録情報を記録す
    るとともに、前記優先権設定部を複写優先に設定して前
    記異常を検出しないカメラの監視画像データの前記記録
    媒体へのデータ転送および記録を行わないようにしたこ
    とを特徴とする監視画像データの記録・再生制御装置。
  2. 【請求項2】 前記優先権設定部は、前記異常検出手段
    が何らかの異常を検出する場合、異常を検出したカメラ
    の監視画像データの前記記録媒体へのデータ転送と記録
    とを優先することを特徴とする請求項1に記載の監視画
    像データの記録・再生制御装置。
  3. 【請求項3】 前記バッファメモリは、記録用、再生用
    および複写用としてそれぞれオープンされる各データフ
    ァイルと前記記録媒体との間でそれぞれ別個にデータ転
    送するために、記録用、再生用および複写用としてそれ
    ぞれ備えることを特徴とする請求項1または2に記載の
    監視画像データの記録・再生制御装置。
  4. 【請求項4】 前記表示制御手段は、前記記録媒体から
    まとめて読出した監視画像データを所定の期間一次記憶
    するとともに、前記再生制御手段との連携により所定の
    表示のための画面の加工や時間調整を行うための再生用
    フレームメモリをカメラ毎にそれぞれ備えることを特徴
    とする請求項1ないし3に記載の監視画像データの記録
    ・再生制御装置。
  5. 【請求項5】 前記再生制御手段は、前記記録媒体に記
    録された監視画像データを順番に再生する順次再生時
    に、前記ヘッダ部に記録された記録情報がデータ容量ゼ
    ロとするカメラの画像データ部のデータ転送をしないで
    前記再生用フレームメモリに記憶された当該カメラの直
    前の監視画像データに置換して再生するフレームメモリ
    置換制御部を備えることを特徴とする請求項4に記載の
    監視画像データの記録・再生制御装置。
  6. 【請求項6】 前記再生制御手段は、前記記録媒体に記
    録された監視画像データを順番に再生する順次再生時
    に、前記ヘッダ部に記録された記録情報がデータ容量ゼ
    ロとするカメラの画像データ部のデータ転送および表示
    をしないでスキップするスキップ制御部を備えることを
    特徴とする請求項1ないし5に記載の監視画像データの
    記録・再生制御装置。
  7. 【請求項7】 前記再生制御手段は、前記記録媒体に記
    録された複数のカメラの監視画像データを再生して1画
    面に合成して表示する多画面合成再生時に、前記ヘッダ
    部に記録された記録情報がデータ容量ゼロとするカメラ
    の画像データ部のデータ転送をしないで、前記再生用フ
    レームメモリに記憶された当該カメラの直前の監視画像
    データに置換して合成する画面置換合成制御部を備える
    ことを特徴とする請求項4ないし6に記載の監視画像デ
    ータの記録・再生制御装置。
  8. 【請求項8】 前記異常検出手段は、監視対照の前記カ
    メラ周辺の状態を検出するための、人や動物などの接近
    を検出する赤外線センサ、物体の接近を検出する近接セ
    ンサ、火災や煙などを検出する火災センサなどのセンサ
    部と、同センサ部が検出するセンサ値が通常とは異なる
    値を検出する場合に異常と判断する異常判断部とからな
    ることを特徴とする請求項1ないし7に記載の監視画像
    データの記録・再生制御装置。
  9. 【請求項9】 前記異常検出手段は、前記監視画像デー
    タのフレーム間の差分により動きの有無や動き量を検出
    する動き検出部を備えることを特徴とする請求項1ない
    し8に記載の監視画像データの記録・再生制御装置。
  10. 【請求項10】 前記データファイルの前記ヘッダ部
    は、前記センサ部が検出する異常の有無などのセンサ情
    報を記録する、または、前記動き検出部が検出する監視
    画像データの動きの有無や動き量等の動き情報を記録す
    るようにしたことを特徴とする請求項9に記載の監視画
    像データの記録・再生制御装置。
  11. 【請求項11】 前記複写制御手段は、前記データファ
    イルの前記ヘッダ部に記録された前記センサ情報や前記
    動き情報に基づき、前記センサ情報や前記動き情報に異
    常や動きがない前記データファイルの前記画像データ部
    の複写を省略するとともに、前記優先権設定部を記録優
    先に設定可能とする複写省略制御部を備えることを特徴
    とする請求項10に記載の監視画像データの記録・再生
    制御装置。
  12. 【請求項12】 前記記録制御手段は、前記ヘッダ部の
    記録制御を行うヘッダ記録制御部と、前記画像データ部
    の記録制御を行う画像データ記録制御部と、カメラ番号
    を記録管理するカメラ番号管理部と、前記センサ情報を
    記録管理するセンサ情報管理部、または前記動き情報を
    記録管理する動き情報管理部とを備えることを特徴とす
    る請求項10に記載の監視画像データの記録・再生制御
    装置。
  13. 【請求項13】 前記記録制御手段に、前記優先権設定
    部を複写優先に設定するとともに、前記データバスの使
    用が前記記録媒体への監視画像データの記録と前記記録
    媒体間での複写とで競合する場合に、前記記録媒体に記
    録する監視画像データのデータ間引きを行う間引き記録
    制御部を備えることを特徴とする請求項1ないし12に
    記載の監視画像データの記録・再生制御装置。
  14. 【請求項14】 前記データ間引きを、データの圧縮率
    を上げる画素間引き、またはフレーム単位で撮像間隔を
    長くするコマ落としなどとすることを特徴とする請求項
    13に記載の監視画像データの記録・再生制御装置。
JP2001248524A 2001-08-20 2001-08-20 監視画像データの記録・再生制御装置 Pending JP2003061082A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001248524A JP2003061082A (ja) 2001-08-20 2001-08-20 監視画像データの記録・再生制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001248524A JP2003061082A (ja) 2001-08-20 2001-08-20 監視画像データの記録・再生制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003061082A true JP2003061082A (ja) 2003-02-28

Family

ID=19077669

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001248524A Pending JP2003061082A (ja) 2001-08-20 2001-08-20 監視画像データの記録・再生制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003061082A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005242906A (ja) * 2004-02-27 2005-09-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 通過車両記録システム及び通過車両記録方法
JP2006221753A (ja) * 2005-02-10 2006-08-24 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置
KR100737740B1 (ko) * 2004-12-24 2007-07-10 전자부품연구원 Ieee 1394 인터페이스를 이용한 영상 감시 시스템 및이를 이용한 대역폭 확보 방법
JP2008098836A (ja) * 2006-10-10 2008-04-24 Samsung Techwin Co Ltd 撮像装置および撮像方法
JP2009540460A (ja) * 2006-06-13 2009-11-19 エーディーティー・セキュリティー・サービシーズ・インク 中央ステーションにおける警報モニターのためのビデオによる確認システム及びその方法
JP2011520309A (ja) * 2008-03-20 2011-07-14 アルカテル−ルーセント コンピュータ・ネットワークを介してセンサーからデータを転送するための方法、対応するデバイス、およびそのためのコンピュータ・プログラム製品

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005242906A (ja) * 2004-02-27 2005-09-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 通過車両記録システム及び通過車両記録方法
JP4690657B2 (ja) * 2004-02-27 2011-06-01 三菱重工業株式会社 通過車両記録システム及び通過車両記録方法
KR100737740B1 (ko) * 2004-12-24 2007-07-10 전자부품연구원 Ieee 1394 인터페이스를 이용한 영상 감시 시스템 및이를 이용한 대역폭 확보 방법
JP2006221753A (ja) * 2005-02-10 2006-08-24 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置
JP4529717B2 (ja) * 2005-02-10 2010-08-25 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置
JP2009540460A (ja) * 2006-06-13 2009-11-19 エーディーティー・セキュリティー・サービシーズ・インク 中央ステーションにおける警報モニターのためのビデオによる確認システム及びその方法
JP2008098836A (ja) * 2006-10-10 2008-04-24 Samsung Techwin Co Ltd 撮像装置および撮像方法
JP2011520309A (ja) * 2008-03-20 2011-07-14 アルカテル−ルーセント コンピュータ・ネットワークを介してセンサーからデータを転送するための方法、対応するデバイス、およびそのためのコンピュータ・プログラム製品

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7542613B2 (en) Image processing apparatus
JP4802524B2 (ja) 画像処理装置、カメラシステム、ビデオシステム、ネットワークデータシステム、並びに、画像処理方法
US7421134B2 (en) Image processing apparatus and method for moving object-adaptive compression
JP2003153177A (ja) 映像録画装置および映像録画方法
JP4179831B2 (ja) 動画像記録装置
EP1420407B1 (en) Method and apparatus for controlling editing image display
JP4045651B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム記録媒体
KR100581323B1 (ko) 데이터 처리 장치
JP2003061082A (ja) 監視画像データの記録・再生制御装置
US20040109673A1 (en) Recording and reproducing apparatus and method
JP2004015580A (ja) 記録装置
JP2008236632A (ja) 画像処理装置及びその方法
JP3683462B2 (ja) 動画表示装置
JPH11168685A (ja) 画像処理方法
JP2001238175A (ja) 情報記録再生装置
JP2001014801A (ja) 情報記録方法及びシステム、画像圧縮/伸張システム、システム制御方法、及び、これらの一部又は全部を有する監視システム
WO2000025312A1 (fr) Procede et systeme d'enregistrement d'informations, systeme de compression/decompression d'images, procede de commande de ces systemes, et systeme de controle comprenant une partie ou la totalite des systemes precedents
JP2004080427A (ja) 撮像装置、及び画像形式変換方法
JP3519996B2 (ja) デジタル記録機器
JP2005269342A (ja) 記録再生装置
JP2006109489A (ja) 画像データを含むディジタルデータの記録とコピーを同時に行う方法及び装置
JP2006115412A (ja) データ記録装置
JP4436074B2 (ja) 映像情報記録装置
JP2006094543A (ja) 画像データを含むディジタルデータを記録する方法及び装置
JPH04130882A (ja) ビデオプリンタ