JP2003060605A - Ofdm信号受信回路及びofdm信号送受信回路 - Google Patents

Ofdm信号受信回路及びofdm信号送受信回路

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JP2003060605A JP2001246547A JP2001246547A JP2003060605A JP 2003060605 A JP2003060605 A JP 2003060605A JP 2001246547 A JP2001246547 A JP 2001246547A JP 2001246547 A JP2001246547 A JP 2001246547A JP 2003060605 A JP2003060605 A JP 2003060605A
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Osamu Kagami
修 加々見
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はOFDM信号受信回路及びOFDM
信号送受信回路においてアンテナ系列間の受信電力の差
が非常に大きい場合であっても量子化誤差を増大させる
ことなく十分に大きなダイバーシチ利得を得ること並び
にサブキャリア周波数毎に最適なアンテナの選択を可能
にすることを目的とする。 【解決手段】 ゲイン制御量を求めるAGC制御回路1
5と前記ゲイン制御量を用いて信号電力を補正するAG
C回路14とA/D変換回路16とその出力に接続され
たフーリエ変換回路17と出力される各サブキャリア信
号の位相をそれぞれのフェージング環境に合わせて修正
する同期検波回路18と前記ゲイン制御量を用いて同期
検波回路18から出力されるサブキャリア信号の電力を
補正する電力補正回路19とを各アンテナ系列に設け、
複数アンテナ系列の電力補正回路19から出力されるサ
ブキャリア信号をサブキャリアの周波数毎に合成する受
信信号合成回路20を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル無線通
信で用いられる直交周波数多重(OFDM:Orthogonal
Frequency Division Multiplexing)信号を受信するO
FDM信号受信回路及びOFDM信号送受信回路に関
し、特に送信及び受信のダイバーシチ技術に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のアンテナを用いるOFDM信号伝
送では、一般にフェージングの影響を軽減するための受
信ダイバーシチ技術として、最大比合成方法や同位相合
成方法が用いられている。最大比合成方法の場合、OF
DM受信回路ではアンテナ系列間の受信電力の絶対値を
保持したまま、サブキャリア毎に受信信号を合成する必
要があるため、レベル補正をアンテナ間で共通に行い、
その補正量は受信電力が最大となる受信信号のレベル補
正値にする必要がある。
【0003】また同相合成方法の場合、OFDM受信回
路ではアンテナ系列間の受信信号の位相状態を同相にす
る必要があるため、レベル補正は各アンテナ系列毎に行
い、その補正量にはアンテナ系列毎に個別の値を用いて
いる。ここでは、レベル補正をアンテナ系列毎に行う後
者の従来技術について図6を用いて説明する。受信アン
テナ111によりOFDM信号が受信される。受信され
たOFDM信号S10はLNA(低雑音増幅器)112
に入力される。LNA112はOFDM信号S10を増
幅した信号S11を出力する。LNA82の出力信号S
11はダウンコンバータ113に入力される。ダウンコ
ンバータ113はRF(高周波)帯の信号S11をIF
(中間周波数)帯の信号S12に変換する。
【0004】信号S12はAGC(自動ゲイン制御)制
御量を生成する制御回路115及びAGC回路114に
入力される。制御回路115は信号S12の電力を測定
し、それを所望の電力値にするために必要なAGC制御
量を算出し、AGC回路114に出力する。AGC回路
114は制御回路115によって算出されたAGC制御
量を信号S12に乗算した信号S13を出力する。出力
信号S13はA/D(アナログ/ディジタル)変換回路
116に入力される。A/D変換回路116は、信号S
13を所定のサンプリング周期で量子化したディジタル
信号S14を出力する。
【0005】ディジタル信号S14は、フーリエ変換回
路(FFT)117に入力される。フーリエ変換回路1
17ではフーリエ変換を行い、時間領域の信号として入
力されるディジタル信号S14をサブキャリア周波数毎
に分割した信号S15を出力する。出力信号S15は同
期検波回路118に入力される。同期検波回路118は
フェージング環境により変動したサブキャリア毎の信号
の位相回転量を検出し、すべてのアンテナ系列において
互いに同相状態になるように位相を制御した信号S16
を出力する。
【0006】出力信号S16は2系列の受信信号を合成
する合成回路120に入力される。合成回路120は各
アンテナ系列からの信号S16(1),S16(2)をサブキ
ャリア毎に同相合成した信号を出力する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】高速フェージング環境
下では、一般的に伝搬路の空間相関が低いため同一信号
の受信電力がアンテナ毎に大きく異なることがある。こ
のような状況においては、受信電力の高いアンテナ系列
にAGC制御量を合わせ、全アンテナ系列で共通のAG
C制御を行うと、受信電力の低いアンテナ系列の信号は
A/D変換において量子化誤差が増大してしまう。
【0008】例えば、アンテナ間の受信電力の差が10
dBあった場合、低い方のA/D変換でのダイナミック
レンジも10dB落ち、A/D変換後のビット数は3ビ
ット程度低い値になる。その結果、最大比合成方法を用
いて受信信号を合成する場合、誤り率特性を劣化させて
しまうという問題がある。また、アンテナ系列毎にAG
C制御を行う場合、受信電力の低いアンテナ系列の雑音
電力を過剰に増幅させてしまうため、誤り率特性を劣化
させてしまうという問題がある。
【0009】更に、サブキャリア周波数毎に最適なアン
テナを選択する選択ダイバーシチや、そのアンテナ選択
情報を用いて送信時に用いるアンテナをサブキャリア周
波数毎に振り分ける送信ダイバーシチを行う場合には、
アンテナ系列毎の実伝搬路の状況を正しく判断できない
という問題がある。本発明は、上述のようなOFDM信
号受信回路及びOFDM信号送受信回路において、アン
テナ系列間の受信電力の差が非常に大きい場合であって
も、量子化誤差を増大させることなく十分に大きなダイ
バーシチ利得を得ること並びにサブキャリア周波数毎に
最適なアンテナの選択を可能にすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1は、複数のアン
テナを用いてOFDM信号を受信するOFDM信号受信
回路において、受信したOFDM信号の電力測定結果に
基づいて、所望のゲイン制御量を求めるAGC制御回路
と、前記ゲイン制御量を用いて受信した前記OFDM信
号の電力を補正するAGC回路と、前記AGC回路から
出力される信号をディジタル信号に変換するA/D変換
回路と、前記A/D変換回路から出力されるディジタル
信号を時間領域から周波数領域に変換して、複数のサブ
キャリア信号に分離するフーリエ変換回路と、前記フー
リエ変換回路から出力される各サブキャリア信号の位相
をそれぞれのフェージング環境に合わせて修正する同期
検波回路と、前記ゲイン制御量を用いて前記同期検波回
路から出力されるサブキャリア信号の電力を補正する電
力補正回路とを前記複数のアンテナのそれぞれの系列に
設けるとともに、複数アンテナ系列の前記電力補正回路
からそれぞれ出力されるサブキャリア信号をサブキャリ
アの周波数毎に合成する受信信号合成回路を設けたこと
を特徴とする。
【0011】請求項1においては、アンテナの系列毎に
独立して自動ゲイン制御を行うので、A/D変換回路の
入力における信号レベルを十分に大きくすることがで
き、量子化誤差の増大を避けることができる。また、A
GC制御回路の求めたゲイン制御量を用いてアンテナの
系列毎に電力補正回路で信号電力を補正するので、自動
ゲイン制御を行う前の受信電力を電力補正回路の出力で
再現することができる。従って、複数のアンテナで受信
した信号電力に差が生じてしまった場合でも、アンテナ
系列間の受信電力比をそのまま反映するような信号を各
系列の電力補正回路から取り出すことができる。
【0012】例えば、特定の系列でアンテナの受信電力
が小さくなり、自動ゲイン制御によって他の系列と比べ
て必要以上に電力が増幅された場合には、その信号の電
力を減衰させることにより信号に含まれる雑音電力成分
の影響を抑制できる。受信信号合成回路は複数アンテナ
系列の前記電力補正回路からそれぞれ出力されるサブキ
ャリア信号をサブキャリアの周波数毎に合成するので、
雑音電力の影響を低減し、十分に大きな受信ダイバーシ
チ利得を得ることができる。
【0013】請求項2は、複数のアンテナを用いてOF
DM信号を受信するOFDM信号受信回路において、受
信したOFDM信号の電力測定結果に基づいて、所望の
ゲイン制御量を求めるAGC制御回路と、前記ゲイン制
御量を用いて受信した前記OFDM信号の電力を補正す
るAGC回路と、前記AGC回路から出力される信号を
ディジタル信号に変換するA/D変換回路と、前記A/
D変換回路から出力されるディジタル信号を時間領域か
ら周波数領域に変換して、複数のサブキャリア信号に分
離するフーリエ変換回路と、前記フーリエ変換回路から
出力される各サブキャリア信号の位相をそれぞれのフェ
ージング環境に合わせて修正する同期検波回路と、前記
ゲイン制御量を用いて前記同期検波回路から出力される
サブキャリア信号の電力を補正する電力補正回路とを前
記複数のアンテナのそれぞれの系列に設けるとともに、
前記複数アンテナ系列の全てについて前記電力補正回路
から出力されるサブキャリア信号の信号品質を測定し、
その測定結果に基づいて、サブキャリア周波数毎に望ま
しい信号品質が得られるアンテナを選択するアンテナ選
択回路を設けたことを特徴とする。
【0014】請求項2においては、アンテナの系列毎に
独立して自動ゲイン制御を行うので、A/D変換回路の
入力における信号レベルを十分に大きくすることがで
き、量子化誤差の増大を避けることができる。
【0015】また、AGC制御回路の求めたゲイン制御
量を用いてアンテナの系列毎に電力補正回路で信号電力
を補正するので、自動ゲイン制御を行う前の受信電力を
電力補正回路の出力で再現することができる。従って、
複数のアンテナで受信した信号電力に差が生じてしまっ
た場合でも、アンテナ系列間の受信電力比をそのまま反
映するような信号を各系列の電力補正回路から取り出す
ことができる。
【0016】例えば、特定の系列でアンテナの受信電力
が小さくなり、自動ゲイン制御によって他の系列と比べ
て必要以上に電力が増幅された場合には、その信号の電
力を減衰させることにより信号に含まれる雑音電力成分
の影響を抑制できる。各系列の電力補正回路から出力さ
れる信号を処理することにより、受信信号のサブキャリ
ア毎に実際の受信電力を把握し、その信号品質をそれぞ
れのアンテナ系列について識別することができる。すな
わち、アンテナ選択回路は、前記複数アンテナ系列の全
てについて前記電力補正回路から出力されるサブキャリ
ア信号の信号品質を測定し、その測定結果に基づいてサ
ブキャリア周波数毎に望ましい信号品質が得られるアン
テナを選択する。
【0017】従って、雑音電力の影響を低減することが
でき、最適なアンテナをサブキャリア毎に選択できるの
で、十分に大きな受信ダイバーシチ利得が得られる。請
求項3は、請求項2のOFDM信号受信回路において、
前記複数系列の各電力補正回路から出力される複数組の
サブキャリア信号の中から、前記アンテナ選択回路の出
力するアンテナ選択信号に基づいて、望ましいサブキャ
リア信号をサブキャリア周波数毎に選択するサブキャリ
ア選択回路を更に設けたことを特徴とする。
【0018】前記アンテナ選択回路が出力するアンテナ
選択信号は、アンテナにおける受信電力が最大のアンテ
ナ系列、すなわち品質が最良の受信信号が得られる系列
を表す。従って、前記アンテナ選択回路が出力するアン
テナ選択信号を用いることにより、複数系列の各電力補
正回路から出力される複数組のサブキャリア信号の中か
ら、品質が最良になるサブキャリア信号をサブキャリア
周波数毎に選択することができる。
【0019】従って、雑音電力の影響を低減することが
でき、サブキャリア毎に最適なアンテナ系列の信号を用
いて受信信号を生成できるので、十分に大きな受信ダイ
バーシチ利得が得られる。請求項4は、請求項2のOF
DM信号受信回路と複数のアンテナを用いてOFDM信
号を送信するOFDM信号送信回路とを備えるOFDM
信号送受信回路において、前記OFDM信号受信回路の
前記アンテナ選択回路から出力されるアンテナ選択信号
に基づいて、前記OFDM信号送信回路から出力される
OFDM信号をサブキャリア信号毎に望ましい信号品質
が得られるアンテナ系列に振り分けるアンテナ振り分け
回路を設けたことを特徴とする。
【0020】請求項4においては、OFDM信号受信回
路のアンテナ選択回路から出力されるアンテナ選択信号
を用いて、送信信号の各送信アンテナ系列への振り分け
をサブキャリア周波数毎に行う。受信側の複数系列のア
ンテナと送信側の複数系列のアンテナとの位置関係から
それらの伝搬路の間に相関がある場合には、受信信号に
基づいて生成されたアンテナ選択信号を用いて、送信側
の最適なアンテナを選択することができる。
【0021】従って、請求項2と同様に受信側の雑音電
力の影響を低減することができ、サブキャリア毎に最適
なアンテナ系列に送信信号を振り分けて送信することが
できるので、十分に大きな送信ダイバーシチ利得が得ら
れる。
【0022】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)本発明のO
FDM信号受信回路の1つの実施の形態について、図1
及び図5を参照して説明する。この形態は請求項1に対
応する。
【0023】図1はこの形態のOFDM信号受信回路の
構成を示すブロック図である。図5はOFDM信号電力
の例を示す模式図である。この形態では、請求項1のA
GC制御回路,AGC回路,A/D変換回路,フーリエ
変換回路,同期検波回路,電力補正回路及び受信信号合
成回路は、それぞれ制御回路15,AGC回路14,A
/D変換回路16,フーリエ変換回路17,同期検波回
路18,電力補正回路19及び合成回路20に対応す
る。
【0024】図1に示すOFDM信号受信回路は、無線
信号としてOFDM信号を受信する装置に内蔵される。
このOFDM信号受信回路は、独立した2つの受信用の
アンテナ11(1),11(2)を備えている。また、アンテ
ナ11(1),11(2)が受信した信号をそれぞれ独立した
回路で処理するために、低雑音増幅回路(LNA)1
2,ダウンコンバータ13,AGC回路14,制御回路
15,A/D変換回路16,フーリエ変換(FFT)回
路17,同期検波回路18及び電力補正回路19が2つ
ずつ備わっている。
【0025】アンテナ11(1)が受信した信号を処理す
る回路の機能とアンテナ11(2)が受信した信号を処理
する回路の機能とは同一である。また、アンテナ11
(1)が受信した信号とアンテナ11(2)が受信した信号と
を合成するために、合成回路20が備わっている。外部
から電波として到来したOFDM信号は各アンテナ11
(1),11(2)でそれぞれ受信される。アンテナ11が受
信したOFDM信号S0は、低雑音増幅回路12に入力
され増幅される。
【0026】低雑音増幅回路12で増幅されたOFDM
信号S1は、ダウンコンバータ13に入力され周波数変
換される。すなわち、ダウンコンバータ13は高周波帯
の受信信号を中間周波帯の信号S2に周波数変換する。
ダウンコンバータ13が出力する信号S2は、AGC回
路14及び制御回路15に入力される。制御回路15
は、入力された信号S2の電力を測定し、その電力に基
づいて、AGC回路14から出力される信号S3の電力
を所望の電力値にするために必要なAGC制御量を算出
し、このAGC制御量を制御信号S8として出力する。
【0027】AGC回路14は、入力される受信信号S
2に制御信号S8のAGC制御量を乗算した結果を信号
S3として出力する。この信号S3がA/D変換回路1
6に入力される。A/D変換回路16は、入力されるア
ナログの信号S3を所定のサンプリング周期で量子化し
ディジタルの信号S4に変換して出力する。図1に示す
ようにアンテナ11の系列毎に独立した回路で自動ゲイ
ン制御を行う場合には、アンテナ11の受信電力の大小
とは無関係に、A/D変換回路16に入力される信号S
3の電力を一定にすることができる。従って、A/D変
換回路16で発生する量子化誤差を低減できる。
【0028】A/D変換回路16が出力する信号S4は
フーリエ変換回路17に入力される。フーリエ変換回路
17は、信号S4に対してフーリエ変換を実行する。す
なわち、時間領域の信号として入力される信号S4を周
波数領域の信号に変換する。実際には、入力される信号
S4において互いに周波数の異なる複数のサブキャリア
成分が時間軸上に並んで配置されているので、フーリエ
変換によって複数のサブキャリア成分をそれぞれの周波
数毎に分離した信号S5を生成する。フーリエ変換回路
17が出力する信号S5は同期検波回路18に入力され
る。
【0029】フェージング環境においては、受信される
OFDM信号に含まれるサブキャリア毎の各信号は周波
数毎に位相が変動する可能性が高い。そこで、同期検波
回路18は、サブキャリア毎に信号S5の位相変化量を
検出し、全てのサブキャリア成分が基準位相と一致する
ように信号S5の位相を補正し補正後の信号S6を出力
する。
【0030】この例では、同期検波回路18(1),18
(2)は出力する信号S6の位相を共通の基準位相に合わ
せるので、全てのアンテナ系列において信号S6の位相
は同相になる。
【0031】同期検波回路18が出力する信号S6は電
力補正回路19に入力される。電力補正回路19は、そ
れと同じ系列の制御回路15から出力される制御信号S
8のAGC制御量を用いて、入力される信号S6の電力
を補正し、補正された信号S7を出力する。実際には、
電力補正回路19はAGC回路14におけるゲイン制御
と反対の補正を行い、ゲイン制御(AGC)を施す前の
受信電力を信号S7において再現するように電力を補正
する。
【0032】各アンテナ系列の電力補正回路19から出
力される信号S6(1),S6(2)は合成回路20に入力さ
れる。合成回路20は、サブキャリアの周波数毎に信号
S6(1),S6(2)を合成しその結果を受信信号S9とし
て出力する。図1に示すOFDM信号受信回路におい
て、各部の信号電力は例えば図5に示すようになる。図
5において、f1,f2,f3及びf4は各サブキャリ
アの周波数を表している。すなわち、受信したOFDM
信号に4つのサブキャリアが含まれる場合を想定してい
る。また、この例ではアンテナ(#1)の受信電力の方
がアンテナ(#2)の受信電力より大きい場合を示して
いる。
【0033】この例では、それぞれのアンテナが受信し
た信号S0(1),S0(2)の電力に差が生じているが、自
動ゲイン制御(AGC)をアンテナ系列毎に独立して行
うので、AGCの出力側では系列間の信号電力の差がほ
とんどなくなる。すなわち、図5においてアンテナ(#
1)側のフーリエ変換回路出力の信号S5と、アンテナ
(#2)側のフーリエ変換回路出力の信号S5とは信号
電力がほぼ同等になっている。
【0034】このような自動ゲイン制御を行うことによ
り、A/D変換回路16の入力における信号電力を大き
くすることができ、A/D変換回路16で発生する量子
化誤差を低減できる。しかし、アンテナ毎に実際の受信
電力が異なるので、AGC制御量もアンテナの系列毎に
異なる。そのため、フーリエ変換回路出力の信号S5に
おける雑音レベルもアンテナ系列毎に異なっている。
【0035】従って、AGCにより変更された信号電力
に基づいて複数のアンテナ系列の信号をそのまま合成す
る場合には、過剰に増幅された雑音の影響を受け、誤り
率特性が劣化する可能性がある。電力補正回路19は各
系列の制御回路15で個別に算出されたAGC制御量を
用いて信号の電力補正を行うので、電力補正回路19の
出力に現れる信号S7の信号電力はAGC処理前の受信
信号電力(S0)と同等になる。特に、アンテナ系列間
の受信電力の差が信号S7に反映される。
【0036】従って、各アンテナ系列の電力補正回路1
9からそれぞれ出力される信号S7を合成することによ
り、雑音信号電力の影響を抑制した合成結果を得ること
ができる。なお、この形態では2つのアンテナ11を用
いる場合を示してあるが、3以上のアンテナを用いる場
合にも本発明は適用できる。
【0037】(第2の実施の形態)本発明のOFDM信
号受信回路の1つの実施の形態について、図2を参照し
て説明する。この形態は請求項2に対応する。図2はこ
の形態のOFDM信号受信回路の構成を示すブロック図
である。この形態は、第1の実施の形態の変形例であ
る。図2において図1と対応する要素は同一の符号を付
けて示してある。第1の実施の形態と同一の部分につい
ては、以下の説明を省略する。
【0038】この形態では、請求項2のAGC制御回
路,AGC回路,A/D変換回路,フーリエ変換回路,
同期検波回路,電力補正回路及びアンテナ選択回路は、
制御回路15,AGC回路14,A/D変換回路16,
フーリエ変換回路17,同期検波回路18,電力補正回
路19及びアンテナ選択回路21に対応する。
【0039】第1の実施の形態と同様に、図2に示すO
FDM信号受信回路は受信装置に内蔵される。図2のO
FDM信号受信回路には、アンテナ11,低雑音増幅回
路12,ダウンコンバータ13,AGC回路14,制御
回路15,A/D変換回路16,フーリエ変換回路1
7,同期検波回路18,電力補正回路19及びアンテナ
選択回路21が備わっている。
【0040】また、第1の実施の形態と同様に、アンテ
ナ11で受信された受信信号S0は、低雑音増幅回路1
2で増幅され、ダウンコンバータ13で周波数変換さ
れ、AGC回路14で信号電力を調整され、A/D変換
回路16でディジタルの信号S4に変換される。更に、
信号S4はフーリエ変換回路17でフーリエ変換され、
OFDM信号に含まれる各サブキャリア周波数毎に分離
される。同期検波回路18は、フーリエ変換回路17か
ら出力される信号S6を入力し、フェージング環境によ
って変動したサブキャリア毎の信号の位相変化を補償す
る。同期検波回路18の出力には、全てのアンテナ系列
において同相状態になるように位相が制御された信号S
6が出力される。
【0041】同期検波回路18が出力する信号S6は電
力補正回路19に入力される。電力補正回路19は、そ
れと同じ系列の制御回路15から出力される制御信号S
8のAGC制御量を用いて、入力される信号S6の電力
を補正し、補正された信号S7を出力する。すなわち、
電力補正回路19はAGC回路14におけるゲイン制御
と反対の補正を行い、ゲイン制御(AGC)を施す前の
受信電力を信号S7において再現するように電力を補正
する。
【0042】アンテナ選択回路21は、各アンテナ系列
の電力補正回路19から出力される信号S7(1),S7
(2)のそれぞれの品質をサブキャリア周波数毎に測定
し、サブキャリア周波数毎に最良な通信品質が得られる
アンテナを示すアンテナ選択信号S10を出力する。
【0043】アンテナ選択信号S10を用いることによ
り、受信信号のサブキャリア毎に最良なアンテナを選択
することができる。 (第3の実施の形態)本発明のOFDM信号受信回路の
1つの実施の形態について、図3を参照して説明する。
この形態は請求項3に対応する。
【0044】図3はこの形態のOFDM信号受信回路の
構成を示すブロック図である。この形態は、第2の実施
の形態の変形例である。図3において図2と対応する要
素は同一の符号を付けて示してある。第2の実施の形態
と同一の部分については、以下の説明を省略する。この
形態では、請求項3のサブキャリア選択回路はサブキャ
リア選択回路22に対応する。
【0045】図3のOFDM信号受信回路においては、
サブキャリア選択回路22が追加された点のみが図2と
異なっている。各アンテナ系統の電力補正回路19から
出力される信号S7(1),S7(2)は、アンテナ選択回路
21及びサブキャリア選択回路22のそれぞれに入力さ
れる。第2の実施の形態と同様に、アンテナ選択回路2
1はサブキャリア周波数毎に最良な通信品質が得られる
アンテナを示すアンテナ選択信号S10を出力する。
【0046】サブキャリア選択回路22は、アンテナ選
択回路21が出力するアンテナ選択信号S10を用い
て、全アンテナ系列の信号S7(1),S7(2)の中から信
号品質が最適なサブキャリア信号をサブキャリア周波数
毎に選択し受信信号S12として出力する。 (第4の実施の形態)本発明のOFDM信号送受信回路
の1つの実施の形態について、図4を参照して説明す
る。この形態は請求項4に対応する。
【0047】図4はこの形態のOFDM信号送受信回路
の構成を示すブロック図である。この形態では、第2の
実施の形態のOFDM信号受信回路と同じ回路を利用し
ている。図4において図2と対応する要素は同一の符号
を付けて示してある。図2と同一の部分については、以
下の説明を省略する。この形態では、請求項4のアンテ
ナ選択回路及びアンテナ振り分け回路は、それぞれアン
テナ選択回路31及びアンテナ振り分け回路41に対応
する。
【0048】図4に示すように、このOFDM信号送受
信回路は、OFDM信号受信回路とOFDM信号送信回
路40とを備えている。OFDM信号受信回路に接続さ
れたアンテナ選択回路31は、入力される信号S7
(1),S7(2)に基づいて、サブキャリア周波数毎に最良
な通信品質が得られるアンテナを示すアンテナ選択信号
S22を出力する。
【0049】合成回路32は、アンテナ選択回路31が
出力するアンテナ選択信号S22を用いて、サブキャリ
ア周波数毎に信号S7(1),S7(2)を合成し、受信信号
S21を生成する。なお、合成回路32の代わりに図3
のサブキャリア選択回路22を用いてもよい。OFDM
信号送信回路40は、送信用の2つのアンテナ47
(1),47(2)のそれぞれの系列毎に、独立した送信信号
処理回路を備えている。各系列の送信信号処理回路は、
逆フーリエ変換(IFFT)回路42,GI(ガードイ
ンターバル)挿入回路43,D/A(ディジタル/アナ
ログ)変換回路44,アップコンバータ45及び高周波
電力増幅回路(HPA)46を備えている。
【0050】送信信号(OFDM信号)T6は、アンテ
ナ振り分け回路41を介して2つの系統の送信信号処理
回路に振り分けられる。アンテナ振り分け回路41は、
アンテナ選択回路31が出力するアンテナ選択信号S2
2を用いて、サブキャリア周波数毎に送信信号T6の振
り分けを行う。
【0051】アンテナ振り分け回路41によって振り分
けられた信号T5(1),T5(2)は、各系列の逆フーリエ
変換回路42に入力される。逆フーリエ変換回路42
は、逆フーリエ変換を行い、サブキャリア毎に分かれて
いる入力される信号T5を時間領域の信号T4に変換し
て出力する。GI挿入回路43は、逆フーリエ変換回路
42から出力される信号T4にガードインターバルを挿
入する。ガードインターバルの挿入された信号T3がG
I挿入回路43から出力される。
【0052】この信号T3はD/A変換回路44に入力
され、アナログの信号T2に変換される。D/A変換回
路44から出力される信号T2は、アップコンバータ4
5に入力される。アップコンバータ45は、周波数変換
を行い中間周波数帯の信号T2を高周波帯の信号T1に
変換する。信号T1は高周波電力増幅回路46で増幅さ
れ、信号T0としてアンテナ47に供給され送信され
る。
【0053】
【発明の効果】本発明のOFDM信号受信回路において
は、複数のアンテナ系列を用いて空間ダイバーシチを行
いOFDM信号を伝送する場合に、A/D変換における
量子化誤差を低減するとともに、アンテナ間の実際の受
信電力の違いを反映してサブキャリア毎に受信信号を適
切に選択及び合成することができる。また、本発明のO
FDM信号送受信回路においては、アンテナ間の受信電
力の差を考慮して送信ダイバーシチを行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態のOFDM信号受信回路の構
成を示すブロック図である。
【図2】第2の実施の形態のOFDM信号受信回路の構
成を示すブロック図である。
【図3】第3の実施の形態のOFDM信号受信回路の構
成を示すブロック図である。
【図4】第4の実施の形態のOFDM信号送受信回路の
構成を示すブロック図である。
【図5】OFDM信号電力の例を示す模式図である。
【図6】従来例のOFDM信号受信回路の構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
11 アンテナ 12 低雑音増幅回路 13 ダウンコンバータ 14 AGC回路 15 制御回路 16 A/D変換回路 17 フーリエ変換回路 18 同期検波回路 19 電力補正回路 20 合成回路 21 アンテナ選択回路 22 サブキャリア選択回路 31 アンテナ選択回路 32 合成回路 40 OFDM信号送信回路 41 アンテナ振り分け回路 42 逆フーリエ変換回路 43 GI挿入回路 44 D/A変換回路 45 アップコンバータ 46 高周波電力増幅回路 47 アンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北條 博史 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 太田 厚 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K022 DD01 DD33 DD34

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のアンテナを用いてOFDM信号を
    受信するOFDM信号受信回路において、 受信したOFDM信号の電力測定結果に基づいて、所望
    のゲイン制御量を求めるAGC制御回路と、 前記ゲイン制御量を用いて受信した前記OFDM信号の
    電力を補正するAGC回路と、 前記AGC回路から出力される信号をディジタル信号に
    変換するA/D変換回路と、 前記A/D変換回路から出力されるディジタル信号を時
    間領域から周波数領域に変換して、複数のサブキャリア
    信号に分離するフーリエ変換回路と、 前記フーリエ変換回路から出力される各サブキャリア信
    号の位相をそれぞれのフェージング環境に合わせて修正
    する同期検波回路と、 前記ゲイン制御量を用いて前記同期検波回路から出力さ
    れるサブキャリア信号の電力を補正する電力補正回路と
    を前記複数のアンテナのそれぞれの系列に設けるととも
    に、 複数アンテナ系列の前記電力補正回路からそれぞれ出力
    されるサブキャリア信号をサブキャリアの周波数毎に合
    成する受信信号合成回路を設けたことを特徴とするOF
    DM信号受信回路。
  2. 【請求項2】 複数のアンテナを用いてOFDM信号を
    受信するOFDM信号受信回路において、 受信したOFDM信号の電力測定結果に基づいて、所望
    のゲイン制御量を求めるAGC制御回路と、 前記ゲイン制御量を用いて受信した前記OFDM信号の
    電力を補正するAGC回路と、 前記AGC回路から出力される信号をディジタル信号に
    変換するA/D変換回路と、 前記A/D変換回路から出力されるディジタル信号を時
    間領域から周波数領域に変換して、複数のサブキャリア
    信号に分離するフーリエ変換回路と、 前記フーリエ変換回路から出力される各サブキャリア信
    号の位相をそれぞれのフェージング環境に合わせて修正
    する同期検波回路と、 前記ゲイン制御量を用いて前記同期検波回路から出力さ
    れるサブキャリア信号の電力を補正する電力補正回路と
    を前記複数のアンテナのそれぞれの系列に設けるととも
    に、 前記複数アンテナ系列の全てについて前記電力補正回路
    から出力されるサブキャリア信号の信号品質を測定し、
    その測定結果に基づいて、サブキャリア周波数毎に望ま
    しい信号品質が得られるアンテナを選択するアンテナ選
    択回路を設けたことを特徴とするOFDM信号受信回
    路。
  3. 【請求項3】 請求項2のOFDM信号受信回路におい
    て、前記複数系列の各電力補正回路から出力される複数
    組のサブキャリア信号の中から、前記アンテナ選択回路
    の出力するアンテナ選択信号に基づいて、望ましいサブ
    キャリア信号をサブキャリア周波数毎に選択するサブキ
    ャリア選択回路を更に設けたことを特徴とするOFDM
    信号受信回路。
  4. 【請求項4】 請求項2のOFDM信号受信回路と、複
    数のアンテナを用いてOFDM信号を送信するOFDM
    信号送信回路とを備えるOFDM信号送受信回路におい
    て、 前記OFDM信号受信回路の前記アンテナ選択回路から
    出力されるアンテナ選択信号に基づいて、前記OFDM
    信号送信回路から出力されるOFDM信号をサブキャリ
    ア信号毎に望ましい信号品質が得られるアンテナ系列に
    振り分けるアンテナ振り分け回路を設けたことを特徴と
    するOFDM信号送受信回路。
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