JP2003060542A - アダプティブアレーアンテナ、送信方法及びプログラム格納媒体 - Google Patents

アダプティブアレーアンテナ、送信方法及びプログラム格納媒体

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JP2003060542A
JP2003060542A JP2001248194A JP2001248194A JP2003060542A JP 2003060542 A JP2003060542 A JP 2003060542A JP 2001248194 A JP2001248194 A JP 2001248194A JP 2001248194 A JP2001248194 A JP 2001248194A JP 2003060542 A JP2003060542 A JP 2003060542A
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JP
Japan
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timing
transmission
reception
signals
correction
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JP2001248194A
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Shinichi Kuroda
慎一 黒田
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】送受信経路の伝送路特性差を無くし、受信指向
性と送信指向性とを一致させ得るアダプティブアレーア
ンテナを実現する。 【解決手段】受信信号S1A〜S1Nのタイミング情報
S6A〜S6Nに基づいて当該受信信号S1A〜S1N
のタイミング補正を行うとともに、当該タイミング情報
S6A〜S6Nに基づいて送信信号S16A〜S16N
のタイミング補正をも行うようにしたことにより、タイ
ミングに関する受信経路と送信経路との伝送路特性差を
無くし、受信指向性と送信指向性とを一致させることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアダプティブアレー
アンテナ、送信方法及びプログラム格納媒体に関し、例
えば無線LANシステムに用いるアダプティブアレーア
ンテナに適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、指向性を可変し得るアンテナとし
てアダプティブアレーアンテナが広く用いられている。
アダプティブアレーアンテナにおいては、複数のアンテ
ナ素子で受信した信号に対し、それぞれ適当な重み係数
を乗算して重み付けをした後合成することにより、複数
アンテナの合成指向性を制御し、所望波方向に強い指向
性を持たせたり干渉波方向への指向性を弱くして、受信
品質を改善するようになされている。かかる合成指向性
の制御は、伝搬環境の変化に適応的に動作し、随時適切
な重み付けを行うことで、最適指向性形成による空間フ
ィルタリングを実現し、主として他の無線通信システム
との干渉を回避するために用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、アダプティブア
レーアンテナは受信系に適用されていたが、近年、これ
を送信系にも適用することが考えられている。すなわち
送信信号を分配し、それぞれに対して適当な重み係数を
乗算して重み付けをした後にアレーアンテナに供給する
ことにより、所望の指向性を形成して信号を送出するこ
とができる。
【0004】このようにアダプティブアレーアンテナを
送受信系に適用すれば、相対する2つの通信装置の一方
にのみアレーアンテナを搭載するだけで、双方向の通信
チャネルについてアダプティブアレーアンテナの効果を
得ることが出来る。例えば基地局と移動局とからなる移
動通信システムにおいて、基地局に送受信用アダプティ
ブアレーアンテナを設けることにより、移動局に対して
送受信ともに指向性を向けることができ、双方向の通信
チャネルを最適化して通信品質を向上することができ
る。
【0005】ここで、上述したような送受信用アダプテ
ィブアレーアンテナを実現するためには、送受信伝搬路
が可逆の関係にあることが必要である。すなわち、受信
経路と送信経路とで伝送路特性に差がある場合、受信指
向性と送信指向性とが一致しなくなり、これにより双方
向の通信チャネルを最適化し得なくなるという問題があ
った。
【0006】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、送受信経路の伝送路特性差を無くし、受信指向性と
送信指向性とを一致させ得るアダプティブアレーアンテ
ナ、送信方法及びプログラム格納媒体を提案しようとす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、複数のアンテナ素子と、それぞれ
対応するアンテナ素子で受信した受信信号のタイミング
を検出してタイミング情報を生成する複数のタイミング
検出手段と、複数のタイミング情報に基づいて、複数の
受信信号に対してタイミング補正を行う受信タイミング
補正手段と、タイミング補正後の複数の受信信号それぞ
れに対して重み付けした後合成することにより複数のア
ンテナ素子全体の受信指向性を制御する受信指向性制御
手段と、複数のアンテナ素子それぞれに送出される送信
信号に対して重み付けを行うことにより複数のアンテナ
素子全体の送信指向性を制御する送信指向性制御手段
と、複数のタイミング情報に基づいて、重み付け後の複
数の送信信号に対してタイミング補正を行う送信タイミ
ング補正手段とを設けた。
【0008】受信時に用いたタイミング情報に基づいて
送信信号のタイミング補正を行うことにより、タイミン
グに関する受信経路と送信経路との伝送路特性差を無く
し、受信指向性と送信指向性とを一致させることができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0010】(1)第1の実施の形態 図1において、1は全体として第1の実施の形態による
アダプティブアレーアンテナを示し、全体として素子数
Nのアレーアンテナを構成するアンテナ素子2A〜2N
と、それぞれ対応するアンテナ素子2A〜2Nに送受切
換スイッチ3A〜3Nを介して接続された受信部4A〜
4N及び送信部5A〜5Nを有している。なお、アダプ
ティブアレーアンテナ1はCPU構成でなる制御部(図
示せず)の制御下において、図示しないEEROM(El
ectrical Erasable Read Only Memoly)に格納された制
御プログラムに従って動作する。
【0011】受信部4A〜4Nにおいては、送受切換ス
イッチ3A〜3Nの受信側選択端にタイミング検出器6
A〜6N及びタイミング補正器7A〜7Nが接続されて
いる。タイミング検出器6A〜6Nは、それぞれ対応す
るアンテナ素子2A〜2Nから供給される受信信号S1
A〜S1Nのタイミングを検出し、これをタイミング情
報S6A〜S6Nとして、それぞれ対応するタイミング
補正器7A〜7N及び送信部5A〜5Nに供給する。
【0012】タイミング補正器7A〜7Nは連動してお
り、タイミング情報S6A〜S6Nに基づいて受信信号
S1A〜S1Nを遅延させてタイミングを補正すること
により、全体として受信信号S1A〜S1Nのタイミン
グを一致させる。
【0013】タイミング補正器7A〜7Nにはそれぞれ
周波数オフセット検出器8A〜8N及び周波数補正器9
A〜9Nが接続されている。周波数オフセット検出器8
A〜8Nは、それぞれ対応するタイミング補正器7A〜
7Nから供給される受信信号S1A〜S1Nの周波数オ
フセット量を検出し、これを周波数オフセット情報S8
A〜S8Nとして、それぞれ対応する周波数補正器9A
〜9Nに供給する。
【0014】周波数補正器9A〜9Nは連動しており、
周波数オフセット情報S8A〜S8Nに基づいて、受信
信号S1A〜S1Nの周波数を共通に周波数補正する。
かくして受信信号S1A〜S1Nのタイミング及び周波
数が同期される。
【0015】重み係数演算部11は、同期処理完了後の
受信信号S1A〜S1N、後段の加算器12から出力さ
れる合成後の受信信号S12、及び既知の正しい信号で
なる参照信号S20に基づき、SMI(Sample Matrix
Inverse )アルゴリズムを用いて受信信号S8A〜S8
Nに対する適切な重み係数S11A〜S11Nを生成
し、それぞれを対応する重み係数乗算器10A〜10N
に供給する。このとき重み係数演算部11は、重み係数
補正部13にも重み係数S11A〜S11Nを供給す
る。
【0016】重み係数乗算器10A〜10Nは、それぞ
れ受信信号S1A〜S1Nに重み係数S11A〜S11
Nを掛け合わせた後、加算器12に出力する。加算器1
2は受信信号S1A〜S1Nを合成して受信信号S12
を生成することにより、アンテナ素子2A〜2N全体の
受信指向性を制御する。
【0017】なお重み係数演算部11は、タイミング情
報が全く検出されなかった受信信号に対しては、重み係
数を「0」とすることにより、当該タイミング情報が検
出されなかった受信信号を合成しないようにする。
【0018】かくして受信指向性を制御された受信信号
S12は後段の受信回路に入力され、復調等の各種処理
が施される。
【0019】一方、前段の送信回路から供給された送信
信号S14は送信部5A〜5Nに等分配されて重み係数
乗算器15A〜15Nに入力される。
【0020】ここで重み係数補正部13は、受信指向性
と送信指向性とが一致するように、重み係数演算部11
から供給された重み係数S11A〜S11Nを補正し、
それぞれを対応する重み係数乗算器15A〜15Nに供
給する。かかる補正処理は、受信時の重み係数に対して
複素共役化を行い、その後に装置内の受信系と送信系の
伝送路特性差を補正するものである。
【0021】重み係数乗算器15A〜15Nは、それぞ
れ送信信号S14に重み係数S11A〜S11Nを掛け
合わせることにより重み付けされた送信信号S15A〜
S15Nを生成し、対応するタイミング補正器16A〜
16Nに供給する。
【0022】タイミング補正器16A〜16Nは、それ
ぞれ送信信号S15A〜S15Nに対し、タイミング検
出器6A〜6Nから供給されたタイミング情報S6A〜
S6Nに基づいて、受信部のタイミング補正器7A〜7
Nと対称なタイミング補正を行う。
【0023】すなわちタイミング補正器16A〜16N
は、最大の遅延を加えた受信信号に対応する送信信号に
は遅延を加えず、逆に遅延を加えなかった受信信号に対
応する送信信号には最大の遅延を加えるようにタイミン
グ補正を行う。これにより、たとえ各バースト毎に異な
るタイミング補正が行われたとしても、タイミングに関
しての受信経路と送信経路との伝送路特性差を無くすこ
とができる。
【0024】このようにしてタイミング補正が施された
送信信号S15A〜S15Nは、それぞれ対応する送受
切換スイッチ3A〜3Nを介してアンテナ素子2A〜2
Nに供給され、アレーアンテナとしてのアンテナ素子2
A〜2Nから指向性を制御されて空間に放出される。
【0025】以上の構成において、受信部4A〜4Nの
タイミング補正器7A〜7Nは、タイミング検出器6A
〜6Nで検出したタイミング情報S6A〜S6Nに基づ
いて受信信号S1A〜S1Nのタイミング補正を行う。
また周波数補正器9A〜9Nは、周波数オフセット検出
器8A〜8Nで検出したオフセット情報S8A〜S8N
に基づいて受信信号S1A〜S1Nの周波数補正を行
う。
【0026】そして受信部4A〜4Nの重み係数乗算器
10A〜10Nは、タイミング及び周波数補正後の受信
信号S1A〜S1Nに対して重み係数S11A〜S11
Nを掛け合わせた後、加算器12で合成することによ
り、アンテナ素子2A〜2Nの受信指向性を制御する。
【0027】一方、送信部5A〜5Nの重み係数乗算器
10A〜10Nは、前段の送信回路から供給された送信
信号S14に対し、重み係数補正部11で補正された重
み係数S11A〜S11Nを掛け合わせて重み付けされ
た送信信号S15A〜S15Nを生成することにより、
アンテナ素子2A〜2Nの送信指向性を制御する。
【0028】そして送信部5A〜5Nのタイミング補正
器16A〜16Nは、受信部4A〜4Nから供給される
タイミング情報S6A〜S6Nに基づき、送信信号S1
5A〜S15Nに対して受信時と対称なタイミング補正
を行った後、アンテナ素子2A〜2Nを介して空間に送
出する。
【0029】以上の構成によれば、送信信号S15A〜
S15Nに対して受信時と対称なタイミング補正を行う
ことにより、タイミングに関する受信経路と送信経路と
の伝送路特性差を無くし、受信指向性と送信指向性とを
一致させることができる。
【0030】(2)第2の実施の形態 図1との共通部分に同一符号を付して示す図2におい
て、20は全体として第2の実施の形態のアダプティブ
アレーアンテナを示し、各送信部21A〜21Nにおけ
る重み係数乗算器15A〜15Nとタイミング補正器1
6A〜16Nとの間に周波数補正器22A〜22Nが接
続され、当該周波数補正器22A〜22Nに対して周波
数オフセット検出器8A〜8Nから周波数オフセット情
報S8A〜S8Nが供給される以外は、第1の実施の形
態のアダプティブアレーアンテナ1と同一である。
【0031】この周波数補正器22A〜22Nは、それ
ぞれ送信信号S15A〜S15Nに対し、周波数オフセ
ット検出器8A〜8Nから供給された周波数オフセット
情報S8A〜S8Nに基づいて、受信部の周波数補正器
9A〜9Nと対称な周波数補正を行う。すなわち、受信
部の周波数補正器9A〜9Nにおいて共通にfなる量の
周波数補正を加えた場合、送信部の周波数補正器22A
〜22Nは共通に−fなる量の周波数補正を送信信号S
15A〜S15Nに加える。これにより周波数オフセッ
トに関しても、受信経路と送信経路との伝送路特性差を
無くすことができる。
【0032】以上の構成によれば、送信信号S15A〜
S15Nに対し、受信時と対称なタイミング補正を行う
ことに加え、受信時と対称な周波数補正をも行うように
したことにより、タイミング及び周波数オフセットに関
する受信経路と送信経路との伝送路特性差をさらに無く
し、受信指向性と送信指向性とを一致させることができ
る。
【0033】(3)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、重み係数演算部11
がSMIアルゴリズムを用いて重み係数S11A〜S1
1Nを生成するようにしたが、本発明はこれに限らず、
RLS(Recursive Least Square)アルゴリズムやLM
S(Least MeanSquare )アルゴリズム等のアルゴリズ
ムを用いても良い。また、特に干渉波の除去を必要とし
ない場合はMRC(Maximam Ratio Combining )アルゴ
リズム等のダイバーシティアルゴリズムを用いても良
く、この場合、合成後の並列受信信号S12及び参照信
号S20の入力が不要となり、構成が簡単になるととも
に重み係数の演算が軽くなるという利点がある。
【0034】また上述の実施の形態においては、制御部
のCPUがEEPROMに格納された制御プログラムに
基づいて各部を制御するようにしたが、本発明はこれに
限らず、制御プログラムが記録されたプログラム格納媒
体をインストールすることにより、各部の制御を行うよ
うにしてもよい。
【0035】このように上述した制御プログラムを制御
部にインストールし、当該制御部によって実行可能な状
態にするために用いられるプログラム格納媒体として
は、例えばフロッピー(登録商標)ディスク、CD−R
OM、DVD等のパッケージメディアのみならず、プロ
グラムが一時的もしくは永続的に格納される半導体メモ
リや磁気ディスク等で実現しても良い。また、これらプ
ログラム格納媒体にプログラムを格納する手段として
は、ローカルエリアネットワークやインターネット、デ
ィジタル通信衛星等の有線又は無線通信手段を利用して
も良く、ルータや,モデム等の各種通信機器を介在させ
て格納するようにしても良い。
【0036】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、受信時に
用いたタイミング情報に基づいて送信信号のタイミング
補正を行うことにより、受信経路と送信経路との伝送路
特性差を無くし、受信指向性と送信指向性とを一致させ
得るアダプティブアレーアンテナを実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態によるアダプティブアレーア
ンテナの構成を示すブロック図である。
【図2】第2の実施の形態によるアダプティブアレーア
ンテナの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1、20……アダプティブアレーアンテナ、2A〜2N
……アンテナ素子、3A〜3N……送受切換スイッチ、
4A〜4N……受信部、5A〜5N、21A〜21N…
…送信部、6A〜6N……タイミング検出器、7A〜7
N……タイミング補正器、8A〜8N……周波数オフセ
ット検出器、9A〜9N……周波数補正用乗算器、10
A〜10N……重み係数乗算器、11……重み係数演算
部、12……加算器、13……重み係数補正部、15A
〜15N……周波数補正用乗算器、16A〜16N……
タイミング補正器、22A〜22N……周波数補正器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J021 AA05 AA06 AA11 DB01 EA05 FA10 FA13 FA16 FA31 GA02 HA05 5K059 CC01 CC04 DD31 5K067 AA03 CC24 EE10 GG01 GG11 HH21 KK02 KK03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のアンテナ素子と、 それぞれ対応する上記アンテナ素子で受信した受信信号
    のタイミングを検出してタイミング情報を生成する複数
    のタイミング検出手段と、 複数の上記タイミング情報に基づいて、複数の上記受信
    信号に対してタイミング補正を行う受信タイミング補正
    手段と、 タイミング補正後の複数の上記受信信号それぞれに対し
    て重み付けした後合成することにより、複数の上記アン
    テナ素子全体の受信指向性を制御する受信指向性制御手
    段と、 複数の上記アンテナ素子それぞれに送出される送信信号
    に対して重み付けを行うことにより、複数の上記アンテ
    ナ素子全体の送信指向性を制御する送信指向性制御手段
    と、 複数の上記タイミング情報に基づいて、重み付け後の複
    数の上記送信信号に対してタイミング補正を行う送信タ
    イミング補正手段とを具えることを特徴とするアダプテ
    ィブアレーアンテナ。
  2. 【請求項2】それぞれ対応するタイミング補正後の上記
    受信信号の周波数オフセット量を検出して周波数オフセ
    ット情報を生成する複数の周波数オフセット検出手段
    と、 複数の上記周波数オフセット情報に基づいて、タイミン
    グ補正後の複数の上記受信信号の周波数を補正する受信
    周波数補正手段と、 複数の上記周波数オフセット情報に基づいて、重み付け
    後の複数の上記送信信号に対して周波数補正を行う送信
    周波数補正手段とを具えることを特徴とする請求項1に
    記載のアダプティブアレーアンテナ。
  3. 【請求項3】複数のアンテナ素子で受信した複数の受信
    信号それぞれのタイミングを検出して複数のタイミング
    情報を生成するタイミング検出ステップと、 複数の上記タイミング情報に基づいて、複数の上記受信
    信号それぞれに対してタイミング補正を行う受信タイミ
    ング補正ステップと、 タイミング補正後の複数の上記受信信号それぞれに対し
    て重み係数を乗算した後合成することにより、複数の上
    記アンテナ素子全体の送信指向性を制御する送信指向性
    制御ステップと、 それぞれ対応する上記アンテナ素子に送出される送信信
    号に対して重み付けを行うことにより、複数の上記アン
    テナ素子全体の送信指向性を制御する送信指向性制御ス
    テップと複数の上記タイミング情報に基づいて、重み付
    け後の複数の上記送信信号に対してタイミング補正を行
    う送信タイミング補正ステップとを具えることを特徴と
    する送信方法。
  4. 【請求項4】タイミング補正後の複数の上記受信信号の
    周波数オフセット量を検出して複数の周波数オフセット
    情報を生成する周波数オフセット検出ステップと、 複数の上記周波数オフセット情報に基づいて、タイミン
    グ補正後の複数の上記受信信号の周波数を補正する受信
    周波数補正ステップと複数の上記周波数オフセット情報
    に基づいて、重み付け後の複数の上記送信信号に対して
    周波数補正を行う送信周波数補正ステップとを具えるこ
    とを特徴とする請求項3に記載の送信方法。
  5. 【請求項5】複数のアンテナ素子で受信した複数の受信
    信号それぞれのタイミングを検出して複数のタイミング
    情報を生成するタイミング検出ステップと、 複数の上記タイミング情報に基づいて、複数の上記受信
    信号それぞれに対してタイミング補正を行う受信タイミ
    ング補正ステップと、 タイミング補正後の複数の上記受信信号それぞれに対し
    て重み係数を乗算した後合成することにより、複数の上
    記アンテナ素子全体の送信指向性を制御する送信指向性
    制御ステップと、 それぞれ対応する上記アンテナ素子に送出される送信信
    号に対して重み付けを行うことにより、複数の上記アン
    テナ素子全体の送信指向性を制御する送信指向性制御ス
    テップと複数の上記タイミング情報に基づいて、重み付
    け後の複数の上記送信信号に対してタイミング補正を行
    う送信タイミング補正ステップとを具えることを特徴と
    するプログラムをアダプティブアレーアンテナの制御装
    置に実行させるプログラム格納媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016527755A (ja) * 2013-06-11 2016-09-08 クアルコム,インコーポレイテッド 複数のアンテナを使用する時分割複信(tdd)デバイスによる送信のための方法および装置
JP2017041792A (ja) * 2015-08-20 2017-02-23 日本電信電話株式会社 アレーアンテナ装置および遅延補償方法

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