JP2003060418A - 移動体通信装置 - Google Patents

移動体通信装置

Info

Publication number
JP2003060418A
JP2003060418A JP2001247965A JP2001247965A JP2003060418A JP 2003060418 A JP2003060418 A JP 2003060418A JP 2001247965 A JP2001247965 A JP 2001247965A JP 2001247965 A JP2001247965 A JP 2001247965A JP 2003060418 A JP2003060418 A JP 2003060418A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mobile communication
radiating element
communication device
matching stub
meander
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001247965A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshinori Yonesu
利徳 米須
Akihiko Hirata
明彦 平田
Futoshi Deguchi
太志 出口
Sumio Tate
純生 楯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001247965A priority Critical patent/JP2003060418A/ja
Priority to TW091101895A priority patent/TW538559B/zh
Priority to MYPI20020461A priority patent/MY124834A/en
Priority to CN02104608A priority patent/CN1398015A/zh
Priority to US10/075,572 priority patent/US6677905B2/en
Priority to KR1020020008972A priority patent/KR100587236B1/ko
Priority to CA002372634A priority patent/CA2372634A1/en
Publication of JP2003060418A publication Critical patent/JP2003060418A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、電波の放射効率を向上させること
ができる移動体通信装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 放射素子11と、放射素子11に対向し
て設けられたマッチングスタブ14と、放射素子11と
マッチングスタブ14にそれぞれ接続された同軸ケーブ
ル16とを備えたアンテナ装置を搭載したことで、放射
特性を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話,PH
S,コードレス電話の子機,移動体データ通信装置など
の移動体通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、移動体通信装置に用いられるアン
テナとしては、ヘリカルアンテナやあるいは、先端部の
みにヘリカル部を設けた線状アンテナが好適に用いられ
ている。
【0003】この様なアンテナ装置を搭載した移動体通
信装置は、アンテナ装置を中心に等方的な電波放射を行
うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の構成では、アンテナ装置を中心に等方的に電波を放
射しているので、移動体通信装置を使用する際に人体の
頭部に近づけると頭部が電波の放射を阻害し、トータル
として電波の放射効率が悪いという問題があった。
【0005】本発明はこのような問題を解決する為に、
電波の放射効率を向上させることができる移動体通信装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、受信した受信
信号を受信音声信号か受信データ信号の少なくとも一つ
に変換する受信部と、送信音声信号か送信データ信号の
少なくとも一方を送信信号に変換する送信部と、受信信
号を受信し送信信号を送信するアンテナ装置と、所定の
データを入力する入力手段と、所定のキャラクタ等を表
示する表示手段と、各部を制御する制御部を備えた移動
体通信装置であって、アンテナ装置として、放射素子
と、放射素子に対向して設けられたマッチングスタブ
と、放射素子とマッチングスタブにそれぞれ接続された
ケーブルとを備えた構成とした。
【0007】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、受信した
受信信号を受信音声信号か受信データ信号の少なくとも
一つに変換する受信部と、送信音声信号か送信データ信
号の少なくとも一方を送信信号に変換する送信部と、前
記受信信号を受信し前記送信信号を送信するアンテナ装
置と、所定のデータを入力する入力手段と、所定のキャ
ラクタ等を表示する表示手段と、各部を制御する制御部
を備えた移動体通信装置であって、アンテナ装置とし
て、放射素子と、前記放射素子に対向して設けられたマ
ッチングスタブと、前記放射素子と前記マッチングスタ
ブにそれぞれ接続されたケーブルとを備えた構成とした
ことを特徴とする移動体通信装置とすることで、自体方
向に放出される電波よりも非人体側への電波の放射を大
きくできるので、放射特性を向上させることができる。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1におい
て、放射素子にメアンダ部を設けたことで共振周波数を
従来どうりで非常にシンプルにアンテナを構成できる。
しかもメアンダ部を設けることで、電流腹をアンテナ上
部に上げることができ放射効率が向上するので、小型化
を実現できる。
【0009】請求項3記載の発明は、放射素子とマッチ
ングスタブを連結する底部を設け、前記放射素子,前記
マッチングスタブ及び前記底部を一体構成とした事を特
徴とする請求項2記載の移動体通信装置とすることで、
放射素子とマッチングスタブの配置位置がずれることに
よる特性の変化などを防止でき、生産性も向上する。
【0010】請求項4記載の発明は、放射素子,マッチ
ングスタブ及び底部を金属板で構成した事を特徴とする
請求項3記載の移動体通信装置とすることで、曲げ加工
などを容易に行うことができ、生産性が更に向上する。
【0011】請求項5記載の発明は、放射素子はメアン
ダ部と直線部を有し、前記直線部はマッチングスタブと
対向し、メアンダ部とは非対向とした事を特徴とする請
求項2記載の移動体通信装置としたことで、容易に整合
可能で、電流腹をアンテナ上部に移動し、放射効率を高
めることができる。
【0012】請求項6記載の発明は、直線部に屈曲部を
設け、前記屈曲部を設けることで、メアンダ部をマッチ
ングスタブの方へシフトした事を特徴とする請求項5記
載の移動体通信装置とすることで、頭部などからメアン
ダ部を遠ざけることができるので、放射特性の劣化を抑
えることができる。
【0013】請求項7記載の発明は、放射素子の中途に
メアンダ部を設けるとともに前記メアンダ部に対向して
マッチングスタブを設け、前記マッチングスタブにも別
のメアンダ部を設けた事を特徴とする請求項2記載の移
動体通信装置とすることで、アンテナ下部のマッチング
スタブ部をメアンダ状にすることで放射効率を落とすこ
となくアンテナを小型化することが可能になる。放射素
子は直線状にしておけば、さらに放射効率が低下するこ
となく、小型化できる。
【0014】請求項8記載の発明は、放射素子に複数の
メアンダ部を設け、前記複数のメアンダ部の内少なくと
も一つをマッチングスタブと対向させるとともに、前記
マッチングスタブにもメアンダ部を設けた事を特徴とす
る請求項2記載の移動体通信装置とすることで、アンテ
ナ装置を小型にでき、移動体通信装置自体も小型化でき
る。
【0015】請求項9記載の発明は、ケーブルの外側に
アース線を設けるとともに内側に給電線を設け、前記ア
ース線をマッチングスタブに接合し、前記給電線を放射
素子に接合した事を特徴とする請求項2記載の移動体通
信装置とすることで、いわゆる同軸ケーブルを用いるの
で、配線が複雑に絡まることはなく、生産性が向上す
る。
【0016】請求項10記載の発明は、放射素子の方側
に接合片を突出させて設け、前記接合片に給電線を接合
した事を特徴とする請求項9記載の移動体通信装置とす
ることで、接合片の位置を予め決定しておくことで、給
電線と放射素子の接合位置を常に一定にできるので、給
電線と放射素子の接合位置ずれによる特性の変化を防止
できる。
【0017】請求項11記載の発明は、接合片に貫通孔
を設け、前記貫通孔に給電線を貫通させて接合した請求
項10記載の移動体通信装置とすることで、確実に放射
素子と給電線との接合を強化させることができ、振動に
対して強度を向上させることができる。
【0018】本発明の実施の形態1について図面を参照
しながら説明する。図1,図2は本発明の一実施の形態
における移動体通信装置に用いられるアンテナ装置の斜
視図及び側面図である。
【0019】図1,図2において、11は放射素子で、
放射素子11には直線部12と直線部12の先端に設け
られたメアンダ部13で構成されている。メアンダ部1
3はジグザグ構造となっている。
【0020】14はマッチングスタブで、マッチングス
タブ14と放射素子11は底部15を介して互いに取り
付けられている。
【0021】なお、最も好ましい構成としては、放射素
子11,マッチングスタブ14及び底部15を一体構成
とし、底部15の両端を同一方向に曲げて、放射素子1
1及びマッチングスタブ14を構成することが好まし
い。
【0022】この場合の製法としては、例えば金属板を
打ち抜き加工して、先端にメアンダ部13を有した帯状
体を形成し、その帯状体の中途から所定の幅を持たせて
(この所定の幅の部分が底部15となる)同一方向に折
り曲げて形成される。この様な製法で、放射素子11及
びマッチングスタブ14を構成すると、非常に生産性が
良い。また、金属板としては、Feを主成分とした金属
板の表面に所定のメッキ膜などを形成したものや、銅
板、アルミニウム板の導電性の良い金属板が好ましく、
その上曲げ加工などがしやすく、加工面及びコスト面で
非常に有利である。
【0023】また、メアンダ部13はジグザグ構造であ
るので、放射素子11自体の長さを短くすることがで
き、アンテナ装置の小型化を容易に行うことができる。
更に、このメアンダ部13はジグザグ構造であるので、
機械的強度に優れ、外力が加わったとしても、容易には
変形せず、しかも弾性を大きくできるので復元力を大き
くできるので、すぐに元の形状に近い形状に復帰する。
【0024】更に、メアンダ部13を設けることで、ア
ンテナ装置の電流腹(最大の電流が流れるポイント)を
アンテナ装置の上部に上げることができるので、電波を
放出する場合にもより効率よく電波を送出できる。
【0025】16は同軸ケーブルで、同軸ケーブル16
の一端はアンテナ装置に接続され、他端は携帯端末装置
等の内部回路等と電気的に接合される。同軸ケーブル1
6はアンテナ装置の側方に配置され、同軸ケーブル16
の外側に設けられたアース線17はマッチングスタブ1
4の途中の部分のしかも側面にハンダなどによって、接
合されているとともに、同軸ケーブル16の内側に設け
られた給電線18は、直線部12の側方に一体に設けら
れた接合片12aにハンダなどの接合材を用いて電気的
に接合されている。なお、図に示すように、接合片12
aに貫通孔を設けて、その貫通孔に給電線18を貫通さ
せてハンダなどで接合させることで、作業性を良くし、
しかも給電線18と直線部12との接合性を向上させる
ことができる。なお、直線部12に直接給電線18を設
ける場合には、接合片12aは不要となる。
【0026】また、マッチングスタブ14は対向する放
射素子11の部分と同様の形状とした方が好ましい。本
実施の形態では、直線部12は直線状の帯状体としてい
るので、マッチングスタブ14も同様の直線状の帯状体
形状としている。これは、マッチングスタブ14の働き
として、放射素子11に流れる電流の方向と逆の方向に
マッチングスタブ14にも電流を流すことによって、電
波をキャンセルさせるためである。
【0027】従って、好ましい形態としては、直線部1
2の長さをマッチングスタブ14の長さよりも長く形成
し、しかもメアンダ部13とマッチングスタブ14が互
いに向き合う方向に対して直接向き合わないようにす
る。すなわち、メアンダ部13はマッチングスタブ14
の先端Aよりも上方に位置する様に構成することが好ま
しい。これは、前述の説明の通り、マッチングスタブ1
4は直線状の帯状体であるので、メアンダ部13と直接
対向するような構成であれば、電流の流れる方向が逆に
なり、所望の特性を得ることはできない(電波を放射し
ない。)。
【0028】次に他の実施の形態について説明する。
【0029】図3に示すように、メアンダ部13を放射
素子11の中途に設け、しかもメアンダ部13に合わせ
て、マッチングスタブ14にもメアンダ部14aを設け
た構成である。この構成によれば、メアンダ部13,メ
アンダ部14aの素子に流れる電流は互いに逆位相とな
り、互いにキャンセルしあい電波を放射しなく、アンテ
ナ最下点(給電点付近の)インピーダンスを下げること
ができ容易に整合可能となる。さらに放射素子を直線状
にすることで放射効率を低下することなくアンテナを小
型化できる点で有利である。
【0030】更に図4に示すように、放射素子11の先
端部と中途にそれぞれメアンダ部13a,13bを設け
た構成であり、しかもマッチングスタブ14にもメアン
ダ部14aを設けた。この様に、放射素子11に複数の
メアンダ部14aを設けても良い。この構成によれば、
図3に示すアンテナよりもさらに小型化が可能になる点
で有利である。
【0031】図5に示すように、直線部12に屈曲部1
2bを設けることで、メアンダ部13をマッチングスタ
ブ側にシフトさせる構成でも良い。この時好ましくは、
マッチングスタブの先端Aよりも上方において屈曲部1
2bを設けることが好ましい。通常、コードレス電話な
どにアンテナ装置を取り付ける場合には、人が通話のた
めに頭部にコードレス電話を近づけた場合、放射素子1
1が頭部に近く、マッチングスタブ14が頭部から離れ
た側に配置される。従って、図5に示す様な構造であれ
ば、すなわち、放射素子11のメアンダ部13をマッチ
ングスタブ14側にシフトさせることで、障害物となる
頭部から放射素子11のメアンダ部13を離すことがで
きるので、放射特性などの劣化を更に抑えることができ
る。
【0032】図6,図7は図5に示す他の実施の形態の
更なる変形例で、あり、屈曲部12bの折り曲げ方を調
整することで、マッチングスタブ14の延長線上にメア
ンダ部13が配置される構成となっている。図5に示す
他の実施の形態では、マッチングスタブ14と直線部1
2の一部との間(底面15上)にメアンダ部13を配置
する構成としたが、図6,図7に示すような構成では、
更に、メアンダ部13を更に頭部などから話すことがで
きるので、放射特性の劣化を更に抑えることができる。
【0033】又更に、図8,図9に示すように、屈曲部
12bを更に大きく屈曲させて、メアンダ部13をマッ
チングスタブ14を越えて、配置させるように(底部1
5と対向しないように)、配置することで、更に放射特
性を向上させることができる。
【0034】また、図10〜図12に示すように、アン
テナ素子をホルダ19に取りつける場合もある。ホルダ
19には略U字型のアンテナ素子をはめ込む凹部20や
溝等設けられており、アンテナ素子は凹部20等にはめ
込まれ、接着剤などでホルダ19に取り付けられる。マ
ッチングスタブ14と放射素子11の間には、ホルダ1
9の一部である突出部21,22が配置されており、こ
の突出部21,22と他の部分の間に前述の凹部20や
溝が設けられている。更に、ホルダ19自体は絶縁材料
で構成され、好ましくはABS樹脂やエラストマ等の樹
脂材料で構成することで、成形などが良好にしかも簡単
に行える。また、ホルダ19の端部には貫通孔23が設
けられており、この貫通孔23にはネジなどが挿入さ
れ、装置の回路基板などにアンテナ装置を固定させる。
【0035】この様に、ホルダ19に取り付けられたア
ンテナ素子は、図13に示すように、樹脂のレドーム2
4に挿入され、耐候性を向上させたり、機械的強度を更
に向上させる。
【0036】また、最もシンプルな実施の形態を図14
に示す。
【0037】図14において、1は放射素子、2はマッ
チングスタブで、放射素子1とマッチングスタブ2は底
部3で連結されている。4は同軸ケーブルで、同軸ケー
ブル4のアース線5はマッチングスタブ2にハンダなど
で接合し、給電線6は放射素子1にハンダなどで接合さ
れている。この様に、放射素子1などにメアンダ部など
を設けなくて、十分に電波の放射などに方向性を持たせ
ることができるので、放射効率を向上させることができ
る。
【0038】図15及び図16はそれぞれ本発明の一実
施の形態における移動体通信装置を示す斜視図及びブロ
ック図である。図15及び図16において、29は音声
を音声信号に変換するマイク、30は音声信号を音声に
変換するスピーカ、31はダイヤルボタン等から構成さ
れる操作部、32は着信等を表示する表示部、33はア
ンテナ装置で、アンテナ装置33は図1〜図14に示さ
れる構成である。なお、図15においては、図1〜図1
2,図14に示されているアンテナ装置を図13に示す
レドーム23に格納している。34はマイク29からの
音声信号を復調して送信信号に変換する送信部で、送信
部34で作製された送信信号は、アンテナ装置33を通
して外部に放出される。35はアンテナ装置33で受信
した受信信号を音声信号に変換する受信部で、受信部3
5で作成された音声信号はスピーカ30にて音声に変換
される。36は送信部34,受信部35,操作部31,
表示部32を制御する制御部である。
【0039】以下その動作の一例について説明する。
【0040】先ず、着信があった場合には、受信部35
から制御部36に着信信号を送出し、制御部36は、そ
の着信信号に基づいて、表示部32に所定のキャラクタ
等を表示させ、更に操作部31から着信を受ける旨のボ
タン等が押されると、信号が制御部36に送出されて、
制御部36は、着信モードに各部を設定する。即ちアン
テナ装置33で受信した信号は、受信部35で音声信号
に変換され、音声信号はスピーカ30から音声として出
力されると共に、マイク29から入力された音声は、音
声信号に変換され、送信部34を介し、アンテナ装置3
3を通して外部に送出される。
【0041】次に、発信する場合について説明する。
【0042】まず、発信する場合には、操作部31から
発信する旨の信号が、制御部36に入力される。続いて
電話番号に相当する信号が操作部31から制御部36に
送られてくると、制御部36は送信部34を介して、電
話番号に対応する信号をアンテナ装置33から送出す
る。その送出信号によって、相手方との通信が確立され
たら、その旨の信号がアンテナ装置33を介し受信部3
5を通して制御部36に送られると、制御部36は発信
モードに各部を設定する。即ちアンテナ装置33で受信
した信号は、受信部35で音声信号に変換され、音声信
号はスピーカ30から音声として出力されると共に、マ
イク29から入力された音声は、音声信号に変換され、
送信部34を介し、アンテナ装置33を通して外部に送
出される。
【0043】なお、本実施の形態では、音声を送信受信
した例を示したが、音声に限らず、文字データ等の音声
以外のデータの送信もしくは受信の少なくとも一方を行
う装置についても同様な効果を得ることができる。
【0044】なお、アンテナ装置33を取り付ける際に
は、頭部側にマッチングスタブ2,14が配置されるこ
とが好ましい。すなわち、図15に示す構成では、スピ
ーカ30が存在する面側にマッチングスタブ2,14が
位置するように、アンテナ装置33を取り付けることが
好ましい。
【0045】この様に、本実施の形態の略J字型のアン
テナ装置を移動体通信装置に搭載することによって、ア
ンテナ特性をあまり劣化させない状態でも、電波が人体
へ放出されないようにすることができるので、放射特性
を向上させることができ、移動体通信装置の送信かもし
くは受信特性の少なくとも一方を向上させることができ
る。
【0046】本実施の形態においては、アンテナ装置と
移動体通信装置は、アンテナ装置の同軸ケーブルを移動
体通信装置の回路に電気的に接続することによって、従
来と同様に取り付けることができる。
【0047】
【発明の効果】本発明は、受信した受信信号を受信音声
信号か受信データ信号の少なくとも一つに変換する受信
部と、送信音声信号か送信データ信号の少なくとも一方
を送信信号に変換する送信部と、受信信号を受信し送信
信号を送信するアンテナ装置と、所定のデータを入力す
る入力手段と、所定のキャラクタ等を表示する表示手段
と、各部を制御する制御部を備えた移動体通信装置であ
って、アンテナ装置として、放射素子と、放射素子に対
向して設けられたマッチングスタブと、放射素子とマッ
チングスタブにそれぞれ接続されたケーブルとを備えた
構成としたことで、自体方向に放出される電波よりも非
人体側への電波の放射を大きくできるので、放射特性を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における移動体通信装置
に用いられるアンテナ装置の斜視図
【図2】本発明の一実施の形態における移動体通信装置
に用いられるアンテナ装置の側面図
【図3】本発明の他の実施の形態による移動体通信装置
に用いられるアンテナ装置を示す斜視図
【図4】本発明の他の実施の形態による移動体通信装置
に用いられるアンテナ装置を示す斜視図
【図5】本発明の他の実施の形態による移動体通信装置
に用いられるアンテナ装置を示す斜視図
【図6】本発明の他の実施の形態による移動体通信装置
に用いられるアンテナ装置を示す斜視図
【図7】本発明の他の実施の形態による移動体通信装置
に用いられるアンテナ装置を示す側面図
【図8】本発明の他の実施の形態による移動体通信装置
に用いられるアンテナ装置を示す斜視図
【図9】本発明の他の実施の形態による移動体通信装置
に用いられるアンテナ装置を示す側面図
【図10】本発明の一実施の形態による移動体通信装置
に用いられるアンテナ装置を示す斜視図
【図11】本発明の一実施の形態による移動体通信装置
に用いられるアンテナ装置を示す正面図
【図12】本発明の一実施の形態による移動体通信装置
に用いられるアンテナ装置を示す側面図
【図13】本発明の一実施の形態による移動体通信装置
に用いられるアンテナ装置を示す正面図
【図14】本発明の一実施の形態による移動体通信装置
に用いられるアンテナ装置を示す正面図
【図15】本発明の一実施の形態における移動体通信装
置を示す斜視図
【図16】本発明の一実施の形態における移動体通信装
置を示すブロック図
【符号の説明】
11 放射素子 12 直線部 12a 接合片 13 メアンダ部 14 マッチングスタブ 15 底部 16 同軸ケーブル 17 アース線 29 マイク 30 スピーカ 31 操作部 32 表示部 33 アンテナ装置 34 送信部 35 受信部 36 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 出口 太志 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 楯 純生 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5J046 AA04 AB06 PA01 PA04 5J047 AA04 AB06 FD01 5K011 AA06 JA01 5K023 AA07 BB06 LL05

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信した受信信号を受信音声信号か受信デ
    ータ信号の少なくとも一つに変換する受信部と、送信音
    声信号か送信データ信号の少なくとも一方を送信信号に
    変換する送信部と、前記受信信号を受信し前記送信信号
    を送信するアンテナ装置と、所定のデータを入力する入
    力手段と、所定のキャラクタ等を表示する表示手段と、
    各部を制御する制御部を備えた移動体通信装置であっ
    て、アンテナ装置として、放射素子と、前記放射素子に
    対向して設けられたマッチングスタブと、前記放射素子
    と前記マッチングスタブにそれぞれ接続されたケーブル
    とを備えた構成としたことを特徴とする移動体通信装
    置。
  2. 【請求項2】放射素子にメアンダ部を設けた事を特徴と
    する請求項1記載の移動体通信装置。
  3. 【請求項3】放射素子とマッチングスタブを連結する底
    部を設け、前記放射素子,前記マッチングスタブ及び前
    記底部を一体構成とした事を特徴とする請求項2記載の
    移動体通信装置。
  4. 【請求項4】放射素子,マッチングスタブ及び底部を金
    属板で構成した事を特徴とする請求項3記載の移動体通
    信装置。
  5. 【請求項5】放射素子はメアンダ部と直線部を有し、前
    記直線部はマッチングスタブと対向し、メアンダ部とは
    非対向とした事を特徴とする請求項2記載の移動体通信
    装置。
  6. 【請求項6】直線部に屈曲部を設け、前記屈曲部を設け
    ることで、メアンダ部をマッチングスタブの方へシフト
    した事を特徴とする請求項5記載の移動体通信装置。
  7. 【請求項7】放射素子の中途にメアンダ部を設けるとと
    もに前記メアンダ部に対向してマッチングスタブを設
    け、前記マッチングスタブにも別のメアンダ部を設けた
    事を特徴とする請求項2記載の移動体通信装置。
  8. 【請求項8】放射素子に複数のメアンダ部を設け、前記
    複数のメアンダ部の内少なくとも一つをマッチングスタ
    ブと対向させるとともに、前記マッチングスタブにもメ
    アンダ部を設けた事を特徴とする請求項2記載の移動体
    通信装置。
  9. 【請求項9】ケーブルの外側にアース線が設けるととも
    に内側に給電線を設け、前記アース線をマッチングスタ
    ブに接合し、前記給電線を放射素子に接合した事を特徴
    とする請求項2記載の移動体通信装置。
  10. 【請求項10】放射素子の側方に接合片を突出させて設
    け、前記接合片に給電線を接合した事を特徴とする請求
    項9記載の移動体通信装置。
  11. 【請求項11】接合片に貫通孔を設け、前記貫通孔に給
    電線を貫通させて接合した事を特徴とする請求項10記
    載の移動体通信装置。
JP2001247965A 2001-07-18 2001-08-17 移動体通信装置 Pending JP2003060418A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001247965A JP2003060418A (ja) 2001-08-17 2001-08-17 移動体通信装置
TW091101895A TW538559B (en) 2001-07-18 2002-02-04 Antenna device and mobile communications apparatus including the device
MYPI20020461A MY124834A (en) 2001-07-18 2002-02-08 Antenna device and mobile communications apparatus including the device
CN02104608A CN1398015A (zh) 2001-07-18 2002-02-10 天线装置及使用该天线装置的移动通信装置
US10/075,572 US6677905B2 (en) 2001-07-18 2002-02-13 Antenna device and mobile communications apparatus including the device
KR1020020008972A KR100587236B1 (ko) 2001-07-18 2002-02-20 안테나 장치 및 이를 이용한 이동체 통신 장치
CA002372634A CA2372634A1 (en) 2001-07-18 2002-02-20 Antenna device and mobile communications apparatus including the device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001247965A JP2003060418A (ja) 2001-08-17 2001-08-17 移動体通信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003060418A true JP2003060418A (ja) 2003-02-28

Family

ID=19077201

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001247965A Pending JP2003060418A (ja) 2001-07-18 2001-08-17 移動体通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003060418A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010147728A (ja) * 2008-12-18 2010-07-01 Yokogawa Electric Corp アンテナ装置
WO2017141600A1 (ja) * 2016-02-18 2017-08-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 アンテナ装置及び電子機器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010147728A (ja) * 2008-12-18 2010-07-01 Yokogawa Electric Corp アンテナ装置
WO2017141600A1 (ja) * 2016-02-18 2017-08-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 アンテナ装置及び電子機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100587236B1 (ko) 안테나 장치 및 이를 이용한 이동체 통신 장치
JP4301034B2 (ja) アンテナが搭載された無線装置
EP1551154B1 (en) Communication terminal
JP4378378B2 (ja) アンテナ装置
JP2001111321A (ja) アンテナ装置及び通信端末装置
JP2001352388A (ja) 携帯電話機
JP3987419B2 (ja) スピーカ一体型アンテナ、スピーカ一体型アンテナの実装構造、電子機器及びスピーカ一体型アンテナの実装方法
JP2002271118A (ja) 無給電素子付アンテナ装置及び無線端末装置
KR20000017171A (ko) 안테나 장치 및 휴대용 무선전화기
JP2005323318A (ja) 携帯無線機用アンテナ
US20030151060A1 (en) Semiconductor device having a fuse and method of forming thereof
JP2003060418A (ja) 移動体通信装置
JP2002152353A (ja) 携帯端末機
US7027797B2 (en) Portable terminal system
US7151492B2 (en) Antenna and portable wireless device
JP2003347815A (ja) 携帯無線機
JP2003078335A (ja) アンテナ装置及び移動体通信装置
US7072623B2 (en) Radio terminal device
JP4962281B2 (ja) アンテナ装置およびそれを用いた携帯端末
JP2006166225A (ja) 折畳式携帯無線装置
JP2003032020A (ja) アンテナ装置
JP4955428B2 (ja) アンテナ装置
KR20050033764A (ko) 휴대단말기용 인테나 일체형 스피커
JP3275513B2 (ja) 移動体通信機
JP5711933B2 (ja) アンテナ装置及び無線端末