JP2003060022A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JP2003060022A JP2001241285A JP2001241285A JP2003060022A JP 2003060022 A JP2003060022 A JP 2003060022A JP 2001241285 A JP2001241285 A JP 2001241285A JP 2001241285 A JP2001241285 A JP 2001241285A JP 2003060022 A JP2003060022 A JP 2003060022A
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Tatsumoto Shirasawa
立基 白澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トレンチ素子分離膜の上部端にディポットの
発生を抑制できる半導体装置及びその製造方法を提供す
る。 【解決手段】 本発明に係る半導体装置の製造方法は、
シリコン基板1の上にシリコン窒化膜3を形成する工程
と、この窒化膜3にトレンチ形成領域上に位置する開口
部を形成する工程と、窒化膜3をマスクとしてシリコン
基板をエッチングすることにより、シリコン基板にトレ
ンチ1aを形成する工程と、このトレンチ内の表面に第
1のシリコン酸化膜4を形成する工程と、シリコン窒化
膜を等方性エッチングすることにより、シリコン窒化膜
の開口部の幅を広くする工程と、トレンチ内及びシリコ
ン窒化膜上に第2のシリコン酸化膜を堆積する工程と、
シリコン窒化膜を研磨ストッパーとして第2のシリコン
酸化膜をCMP研磨することにより、トレンチ内にトレ
ンチ素子分離膜を形成する工程と、を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トレンチ素子分離
膜を形成する工程を有する半導体装置及びその製造方法
に関する。特には、トレンチ素子分離膜の上部端にディ
ポットの発生を抑制できる半導体装置及びその製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8〜図12は、従来の半導体装置の製
造方法を説明する断面図である。この半導体装置の製造
方法は、STI(shallow trench isolation)トレンチ
を形成する工程を有するものである。
【0003】まず、図8に示すように、シリコン基板1
01の表面上に熱酸化法によりシリコン酸化膜102を
形成する。次いで、このシリコン酸化膜102の上にC
VD(Chemical Vapor Deposition)法によりシリコン窒
化膜(SiN膜)103を堆積する。このシリコン窒化
膜103は後述するCMP(Chemical Mechanical Polis
hing)時の研磨ストッパーとして作用するものである。
【0004】次いで、シリコン窒化膜103の上にフォ
トレジスト膜を塗布し、このフォトレジスト膜を露光、
現像することにより、シリコン窒化膜103上にはトレ
ンチ形成領域の上方が開口されたレジストパターン(図
示せず)が形成される。
【0005】次に、このレジストパターンをマスクとし
てシリコン窒化膜103及びシリコン酸化膜102を選
択的にエッチングする。これにより、シリコン窒化膜1
03には開口部が形成され、この開口部下のシリコン基
板101が露出する。
【0006】この後、このレジストパターンを剥離す
る。次いで、シリコン窒化膜103をマスクとしてシリ
コン基板101を選択的にエッチングすることにより、
シリコン基板101にはトレンチ101aが形成され
る。次いで、このトレンチ内に熱酸化法によりシリコン
酸化膜104を形成する。
【0007】次に、図9に示すように、トレンチ内及び
シリコン窒化膜103上にCVD法によりシリコン酸化
膜105を堆積する。
【0008】この後、図10に示すように、シリコン窒
化膜103を研磨ストッパーとしてシリコン酸化膜10
5をCMP技術により研磨する。これにより、トレンチ
101a内にシリコン酸化膜が埋め込まれ、トレンチ素
子分離膜105aが形成される。この際、シリコン窒化
膜103は僅かに残される。
【0009】次に、図11に示すように、シリコン窒化
膜103を選択的に除去し、その後、シリコン酸化膜1
02を選択的にエッチング除去する。次いで、シリコン
基板101の表面上にプレ酸化膜(図示せず)を形成す
る。次いで、このプレ酸化膜上にフォトレジスト膜(図
示せず)を形成し、このフォトレジスト膜をマスクとし
てシリコン基板101に不純物イオンをイオン注入する
(図示せず)。次いで、フォトレジスト膜を剥離する。
この後、同様なプレ酸化膜上に他のフォトレジスト膜を
形成し、このフォトレジスト膜をマスクとしてイオン注
入し、フォトレジスト膜を剥離するという工程を複数回
繰り返す。次いで、プレ酸化膜を剥離する。この後、シ
リコン基板を熱酸化することにより、該シリコン基板に
ゲート酸化膜(図示せず)を形成する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
半導体装置の製造方法では、シリコン窒化膜103を除
去した後からゲート酸化膜を形成するまでにフッ酸等を
用いたウエットエッチング工程(洗浄工程)が複数回繰
り返される。この繰り返しのウエットエッチング工程に
より図12に示すようなディポット(えぐれ)106が
トレンチ素子分離膜105aの上部端に形成される。こ
のようにディポット106が形成されると、ゲート電極
を形成する際にディポット106にゲートのポリシリコ
ンが残ってしまい、ショートの原因となることがある。
また、ディポット106が深い場合に、このディポット
106にゲート電極がまたがって形成されると、そこに
寄生MOSトランジスタが構成されてしまうという問題
が生じる。
【0011】なお、ウエットエッチング工程を用いる理
由は、シリコン基板にエッチングダメージが残らないよ
うにするためであり、反応性ガスやイオンプラズマ等を
利用したドライエッチングを用いると、露出するシリコ
ン基板101の表面にエッチングダメージが残り、欠陥
が発生する等の不具合が生じるからである。
【0012】本発明は上記のような事情を考慮してなさ
れたものであり、その目的は、トレンチ素子分離膜の上
部端にディポットの発生を抑制できる半導体装置及びそ
の製造方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る半導体装置の製造方法は、シリコン基
板の上にストッパー材料膜を形成する工程と、このスト
ッパー材料膜をパターニングすることにより、該ストッ
パー材料膜にトレンチ形成領域上に位置する開口部を形
成する工程と、ストッパー材料膜をマスクとしてシリコ
ン基板をエッチングすることにより、該シリコン基板に
トレンチを形成する工程と、このトレンチ内の表面に第
1のシリコン酸化膜を形成する工程と、上記ストッパー
材料膜を等方性エッチングすることにより、該ストッパ
ー材料膜の開口部の幅を広くする工程と、トレンチ内及
びストッパー材料膜上に第2のシリコン酸化膜を堆積す
る工程と、ストッパー材料膜を研磨ストッパーとして第
2のシリコン酸化膜をCMP研磨することにより、トレ
ンチ内にトレンチ素子分離膜を形成する工程と、を具備
し、このトレンチ素子分離膜は、トレンチの上部端より
もアクティブ側にオーバーラップして形成されているこ
とを特徴とする。
【0014】上記半導体装置の製造方法によれば、スト
ッパー材料膜を等方性エッチングすることにより、該ス
トッパー材料膜の開口部の幅を広く形成している。この
ため、トレンチ素子分離膜が形成される領域をトレンチ
の上部端よりもアクティブ側にオーバーラップして形成
することができる。従って、トレンチ素子分離膜を形成
した後にフッ酸等を用いたウエットエッチング工程(洗
浄工程)が複数回繰り返されても、トレンチ素子分離膜
のオーバーラップした部分が後退するだけで、トレンチ
素子分離膜の上部端にディポットが形成されることがな
い。
【0015】また、本発明に係る半導体装置の製造方法
においては、上記幅を広くする工程における等方性エッ
チングが、熱りん酸を用いたウエットエッチングである
ことも可能である。また、本発明に係る半導体装置の製
造方法においては、上記幅を広くする工程における等方
性エッチングがドライエッチングであることも可能であ
る。
【0016】また、本発明に係る半導体装置の製造方法
においては、上記ストッパー材料膜がシリコン窒化膜で
あることが好ましい。また、本発明に係る半導体装置の
製造方法において、上記ストッパー材料膜を形成する工
程は、シリコン基板上の応力を緩和するための第3のシ
リコン酸化膜をシリコン基板上に形成し、第3のシリコ
ン酸化膜上にストッパー材料膜を形成する工程であるこ
とも可能である。また、本発明に係る半導体装置の製造
方法においては、上記トレンチを形成する工程と上記第
1のシリコン酸化膜を形成する工程との間に、第3のシ
リコン酸化膜をウエットエッチングする工程をさらに含
むことも可能である。
【0017】本発明に係る半導体装置は、シリコン基板
と、このシリコン基板に形成されたトレンチと、このト
レンチ内に埋め込まれ、トレンチの上部端よりもアクテ
ィブ側にオーバーラップして形成されたトレンチ素子分
離膜と、を具備し、上記トレンチ素子分離膜は、シリコ
ン基板の上にストッパー材料膜を形成し、このストッパ
ー材料膜をパターニングすることにより、該ストッパー
材料膜にトレンチ形成領域上に位置する開口部を形成
し、ストッパー材料膜をマスクとしてシリコン基板をエ
ッチングすることにより、該シリコン基板にトレンチを
形成し、 このトレンチ内の表面に第1のシリコン酸化
膜を形成し、上記ストッパー材料膜を等方性エッチング
することにより、該ストッパー材料膜の開口部の幅を広
く形成し、トレンチ内及びストッパー材料膜上に第2の
シリコン酸化膜を堆積し、ストッパー材料膜を研磨スト
ッパーとして第2のシリコン酸化膜をCMP研磨するこ
とにより形成されるものであることを特徴とする。
【0018】また、本発明に係る半導体装置において
は、上記ストッパー材料膜がシリコン窒化膜であること
が好ましい。また、本発明に係る半導体装置において
は、上記ストッパー材料膜と上記シリコン基板との間に
シリコン基板上の応力を緩和するための第3のシリコン
酸化膜が形成されていることが好ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1〜図7は、本発明に係
る第1の実施の形態による半導体装置の製造方法を示す
断面図である。この半導体装置の製造方法は、STIト
レンチを形成する工程を有するものである。
【0020】まず、図1に示すように、シリコン基板1
の表面上に熱酸化法により厚さ10〜30nm程度のシ
リコン酸化膜2を形成する。このシリコン酸化膜2はシ
リコン基板1上の応力を緩和するための膜である。次い
で、このシリコン酸化膜2の上にCVD法により厚さ1
00〜200nm程度のシリコン窒化膜(SiN膜)3
を堆積する。このシリコン窒化膜3は後述するCMP時
の研磨ストッパーとして作用するものである。
【0021】次いで、シリコン窒化膜3の上にフォトレ
ジスト膜を塗布し、このフォトレジスト膜を露光、現像
することにより、シリコン窒化膜3上にはトレンチ形成
領域の上方が開口されたレジストパターン(図示せず)
が形成される。
【0022】次いで、このレジストパターンをマスクと
してシリコン窒化膜3を選択的にエッチング除去した
後、シリコン酸化膜2を選択的にエッチング除去する。
これにより、シリコン窒化膜3及びシリコン酸化膜2に
は開口部3aが形成され、この開口部下のシリコン基板
1が露出する。次いで、レジストパターンを剥離する。
【0023】次に、シリコン窒化膜3をマスクとしてシ
リコン基板1を選択的にエッチングすることにより、シ
リコン基板1には深さ300〜400nm程度のトレン
チ1aが形成される。この際のエッチング条件は、Cl
2とO2を用いたICP方式の異方性エッチングである。
【0024】この後、図2に示すように、シリコン酸化
膜2をウエットエッチングする。これにより、シリコン
窒化膜3とシリコン基板1との間で露出しているシリコ
ン酸化膜2がエッチングされる。
【0025】次に、図3に示すように、トレンチ1a内
に熱酸化法により厚さ20〜50nm程度のシリコン酸
化膜4を形成する。次いで、温度が150℃程度のH3
PO4を用いた熱りん酸によるウエットエッチングによ
ってCMPストッパーのシリコン窒化膜3を等方性選択
エッチングする。これにより、シリコン窒化膜3の開口
部3aの幅を広くすることができる。この開口部3aの
内側面とトレンチ上部端との間隔は、20〜40nm程
度とすることが好ましい。
【0026】次に、図4に示すように、トレンチ1a内
及びシリコン窒化膜3上にCVD法によりシリコン酸化
膜5を堆積する。
【0027】この後、図5に示すように、シリコン窒化
膜3を研磨ストッパーとしてシリコン酸化膜5をCMP
技術により研磨する。これにより、トレンチ素子分離膜
5aが形成される。この際、シリコン窒化膜3は僅かに
残される。また、このときのCMP研磨条件は、テーブ
ル回転数が75rpm、トップリング回転数が50rp
m、加圧が20kPaであり、研磨クロスは発泡ポリウ
レタン系を用い、スラリーにはシリカ系を用いることが
好ましい。また、上述したように図3に示す工程でシリ
コン窒化膜3の開口部3aの幅を広く形成しているた
め、トレンチ素子分離膜5aが形成される領域を実際の
トレンチ1aの上部端よりもアクティブ側に広がった形
で形成することができる。
【0028】次に、図6に示すように、シリコン窒化膜
3を選択的にエッチング除去し、その後、シリコン酸化
膜2を選択的にエッチング除去する。このとき、トレン
チ素子分離膜5aはアクティブ領域にオーバーラップし
て形成される。
【0029】次いで、シリコン基板1の表面上にプレ酸
化膜(図示せず)を形成する。次いで、このプレ酸化膜
上にフォトレジスト膜(図示せず)を形成し、このフォ
トレジスト膜をマスクとしてシリコン基板1に不純物イ
オンをイオン注入する(図示せず)。次いで、フォトレ
ジスト膜を剥離する。この後、同様なプレ酸化膜上に他
のフォトレジスト膜を形成し、このフォトレジスト膜を
マスクとしてイオン注入し、フォトレジスト膜を剥離す
るという工程を複数回繰り返す。次いで、プレ酸化膜を
剥離する。この際のシリコン基板の断面は、図7に示す
ような状態となっており、従来の半導体装置の製造方法
のようにトレンチの上部端にディポットが発生すること
がない。この後、シリコン基板1を熱酸化することによ
り、該シリコン基板にゲート酸化膜(図示せず)を形成
する。
【0030】上記第1の実施の形態によれば、シリコン
窒化膜3を除去した後からゲート酸化膜を形成するまで
にフッ酸等を用いたウエットエッチング工程(洗浄工
程)が複数回繰り返されても、この繰り返しのウエット
エッチング工程による従来技術のようなディポット(え
ぐれ)がトレンチ素子分離膜5aの上部端に形成される
ことがない。
【0031】つまり、図3に示す工程で熱りん酸による
ウエットエッチングによってシリコン窒化膜3を等方性
選択エッチングすることにより、該シリコン窒化膜3の
開口部3aの幅を広く形成している。このため、図5に
示す工程でトレンチ素子分離膜5aが形成される領域を
実際のトレンチ1aの上部端よりもアクティブ側にオー
バーラップした形で形成することができる。従って、フ
ッ酸等を用いたウエットエッチング工程(洗浄工程)が
複数回繰り返され、トレンチ素子分離膜のオーバーラッ
プした部分が後退しても、図7に示すように、トレンチ
素子分離膜の上部端にディポットが形成されることがな
い。よって、ディポットにゲートのポリシリコンが残っ
てしまうショート不良の発生を防止でき、また、ディポ
ットにゲート電極がまたがって形成されることによる寄
生MOSトランジスタの発生も防止できる。
【0032】次に、本発明に係る第2の実施の形態によ
る半導体装置の製造方法について説明するが、第1の実
施の形態と同一部分の説明は省略する。
【0033】第1の実施の形態における図3に示す熱り
ん酸によるウエットエッチングによってCMPストッパ
ーのシリコン窒化膜3を等方性選択エッチングする工程
に替えて、シリコン窒化膜3を等方性のドライエッチン
グする工程を用いる。この際のドライエッチング条件
は、CF4、O2及びN2をエッチングガスとし、シリコ
ン酸化膜に対して高いエッチング選択比を持つものであ
ることが好ましい。
【0034】上記第2の実施の形態においても第1の実
施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0035】尚、本発明は上記実施の形態に限定され
ず、種々変更して実施することが可能である。例えば、
トレンチ素子分離膜のアクティブ領域側へのオーバーラ
ップ量は、シリコン窒化膜3の等方性エッチング量を適
宜変更することで制御することができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ス
トッパー材料膜を等方性エッチングすることにより、該
ストッパー材料膜の開口部の幅を広く形成している。こ
のため、トレンチ素子分離膜が形成される領域をトレン
チの上部端よりもアクティブ側にオーバーラップして形
成することができる。したがって、トレンチ素子分離膜
の上部端にディポットの発生を抑制できる半導体装置及
びその製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施の形態による半導体装
置の製造方法を示す断面図である。
【図2】本発明に係る第1の実施の形態による半導体装
置の製造方法を示すものであり、図1の次の工程を示す
断面図である。
【図3】本発明に係る第1の実施の形態による半導体装
置の製造方法を示すものであり、図2の次の工程を示す
断面図である。
【図4】本発明に係る第1の実施の形態による半導体装
置の製造方法を示すものであり、図3の次の工程を示す
断面図である。
【図5】本発明に係る第1の実施の形態による半導体装
置の製造方法を示すものであり、図4の次の工程を示す
断面図である。
【図6】本発明に係る第1の実施の形態による半導体装
置の製造方法を示すものであり、図5の次の工程を示す
断面図である。
【図7】本発明に係る第1の実施の形態による半導体装
置の製造方法を示すものであり、図6の次の工程を示す
断面図である。
【図8】従来の半導体装置の製造方法を説明する断面図
である。
【図9】従来の半導体装置の製造方法を説明するもので
あり、図8の次の工程を示す断面図である。
【図10】従来の半導体装置の製造方法を説明するもの
であり、図9の次の工程を示す断面図である。
【図11】従来の半導体装置の製造方法を説明するもの
であり、図10の次の工程を示す断面図である。
【図12】従来の半導体装置の製造方法を説明するもの
であり、図11の次の工程を示す断面図である。
【符号の説明】
1,101…シリコン基板 1a,101a…トレンチ 2,102…シリコン酸化膜 3,103…シリコン窒化膜 3a…開口部 4,5,104,105…シリコン酸化膜 4b…エッチング生成物(反応物) 5…レジストパターン 5a,105a…トレンチ素子分離膜 106…ディポット(えぐれ)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコン基板の上にストッパー材料膜を
    形成する工程と、 このストッパー材料膜をパターニングすることにより、
    該ストッパー材料膜にトレンチ形成領域上に位置する開
    口部を形成する工程と、 ストッパー材料膜をマスクとしてシリコン基板をエッチ
    ングすることにより、該シリコン基板にトレンチを形成
    する工程と、 このトレンチ内の表面に第1のシリコン酸化膜を形成す
    る工程と、 上記ストッパー材料膜を等方性エッチングすることによ
    り、該ストッパー材料膜の開口部の幅を広くする工程
    と、 トレンチ内及びストッパー材料膜上に第2のシリコン酸
    化膜を堆積する工程と、 ストッパー材料膜を研磨ストッパーとして第2のシリコ
    ン酸化膜をCMP研磨することにより、トレンチ内にト
    レンチ素子分離膜を形成する工程と、 を具備し、 このトレンチ素子分離膜は、トレンチの上部端よりもア
    クティブ側にオーバーラップして形成されていることを
    特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 上記幅を広くする工程における等方性エ
    ッチングが、熱りん酸を用いたウエットエッチングであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造
    方法。
  3. 【請求項3】 上記幅を広くする工程における等方性エ
    ッチングがドライエッチングであることを特徴とする請
    求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 上記ストッパー材料膜がシリコン窒化膜
    であることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1
    項記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 上記ストッパー材料膜を形成する工程
    は、シリコン基板上の応力を緩和するための第3のシリ
    コン酸化膜をシリコン基板上に形成し、第3のシリコン
    酸化膜上にストッパー材料膜を形成する工程であること
    を特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項記載の半
    導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 上記トレンチを形成する工程と上記第1
    のシリコン酸化膜を形成する工程との間に、第3のシリ
    コン酸化膜をウエットエッチングする工程をさらに含む
    ことを特徴とする請求項5に記載の半導体装置の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 シリコン基板と、 このシリコン基板に形成されたトレンチと、 このトレンチ内に埋め込まれ、トレンチの上部端よりも
    アクティブ側にオーバーラップして形成されたトレンチ
    素子分離膜と、 を具備し、 上記トレンチ素子分離膜は、シリコン基板の上にストッ
    パー材料膜を形成し、 このストッパー材料膜をパターニングすることにより、
    該ストッパー材料膜にトレンチ形成領域上に位置する開
    口部を形成し、ストッパー材料膜をマスクとしてシリコ
    ン基板をエッチングすることにより、該シリコン基板に
    トレンチを形成し、 このトレンチ内の表面に第1のシ
    リコン酸化膜を形成し、上記ストッパー材料膜を等方性
    エッチングすることにより、該ストッパー材料膜の開口
    部の幅を広く形成し、トレンチ内及びストッパー材料膜
    上に第2のシリコン酸化膜を堆積し、ストッパー材料膜
    を研磨ストッパーとして第2のシリコン酸化膜をCMP
    研磨することにより形成されるものであることを特徴と
    する半導体装置。
  8. 【請求項8】 上記ストッパー材料膜がシリコン窒化膜
    であることを特徴とする請求項7に記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 上記ストッパー材料膜と上記シリコン基
    板との間にシリコン基板上の応力を緩和するための第3
    のシリコン酸化膜が形成されていることを特徴とする請
    求項7又は8に記載の半導体装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9281208B2 (en) 2013-03-15 2016-03-08 Samsung Electronics Co., Ltd. Methods of forming semiconductor devices using hard mask layers

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9281208B2 (en) 2013-03-15 2016-03-08 Samsung Electronics Co., Ltd. Methods of forming semiconductor devices using hard mask layers

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