JP2003059178A - 情報記憶再生装置における不正コピー防止装置 - Google Patents

情報記憶再生装置における不正コピー防止装置

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JP2003059178A
JP2003059178A JP2001248149A JP2001248149A JP2003059178A JP 2003059178 A JP2003059178 A JP 2003059178A JP 2001248149 A JP2001248149 A JP 2001248149A JP 2001248149 A JP2001248149 A JP 2001248149A JP 2003059178 A JP2003059178 A JP 2003059178A
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JP2001248149A
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Kazunori Iwata
和紀 岩田
Shuichi Hisatomi
秀一 久富
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コピー保護が求められる映像・音声などの記録
情報を、情報記憶媒体に記録した場合、当該情報記憶媒
体に記録した情報を復号化し再生することができるの
は、当該情報を記録(保存)したセットのみが可能とす
るものである。 【解決手段】鍵データ保持部12には、この装置固有の
鍵データが暗号化されて保存されている。鍵データは、
鍵データ制御回路13で復号されて使用されるもので、
情報記憶媒体装置14への記録情報のための暗号化に使
用され、また再生データの復号のために利用される。鍵
データがこのセット固有であるために、情報記録装置1
4を他の装置に装着しても記録情報の復号は不可能であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、不正コピー防止
機能付き情報記憶再生装置とその方法に関する。
【0002】特にこの発明では、コピー保護が求められ
る映像・音声などの記憶情報を、情報記憶媒体に記憶す
る場合、記憶情報を暗号化し保存する。このとき、暗号
化鍵としてセット固有の鍵が用いられる。これにより、
前記情報記憶媒体に記憶した情報を複合化し再生するこ
とができるのは、前記情報記憶媒体に前記情報を記録
(保存)したセットのみが行なえるようにしたものであ
る。
【0003】
【従来の技術】記憶再生装置を用いて、ある情報を記憶
媒体に記録する場合、コピー保護の観点から、CPRM
規格およびCSS規格などの著作権保護規格がその記録
方法に適用されている。CPRM規格は、記憶媒体とし
てDVD−RAMディスクを用いる場合の著作権保護規
格であり、CSS規格は記憶媒体としてDVD−VID
EOディスクを用いる場合の著作権保護規格である。こ
れら以外の記憶媒体例えばハードディスクドライブ(H
DD)を用いる場合の情報記録に関しては明確な著作権
保護規格がない。したがってこれら記憶媒体に著作権保
護を必要とする情報を記録する場合には何らかの処理を
施し、著作権の保護を行なわなければならないという問
題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ハードディスクドライ
ブには、明確な著作権保護に関する規定が適用されてい
ない。このために、例えば、パーソナルコンピュータの
ハードディスクドライブを介してハードディスクにコピ
ー保護のかかっている情報が復号化後に書き込まれ、そ
の後、ハードディスクドライブ毎コンピュータから取り
出され、別のコンピュータに接続して使用される方法が
適用された場合、無制限に復号化後の情報をコピー可能
となる。
【0005】そこでこの発明は、コピー保護が求められ
る映像・音声などの記録情報を、情報記憶媒体に記録し
た場合、当該情報記憶媒体に記録した情報を復号化し再
生することができるのは、当該情報を記録(保存)した
セットのみが可能とする情報記憶再生装置における不正
コピー防止機能装置及び方法を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために、装備される装置毎に異なる固有の内容で
ある暗号化鍵データを保持した暗号化鍵データ保持手段
と、前記暗号化鍵データ保持手段の暗号化鍵データを読
み出す読出し手段と、前記読出し手段で読み出された暗
号化鍵データを復号する鍵データ復号手段と、前記鍵デ
ータ復号手段で復号された鍵データで情報記憶媒体装置
の記憶媒体に記録するための記録情報を暗号化する暗号
化手段と、前記鍵データ復号手段で復号された鍵データ
のみで、前記記憶媒体から読み出された暗号化情報を復
号する復号化手段とを具備し、上記記憶媒体に記録され
た記録情報が他の装置の復号化手段で正常復号化される
のを防止するようにしたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0008】図1はこの発明の一実施の形態であり、1
00は情報記憶再生装置であり、この発明に関連する要
点を示している。10は、メインバスであり、システム
制御回路11が接続されている。システム制御回路11
は、、本装置の各部回路を制御する回路である。メイン
バス10には、鍵データ保持部12、鍵データ制御回路
13が接続されている。鍵データ保持部12は、情報記
憶再生装置固有の暗号化された鍵データを格納する記憶
素子(例えばEEP−ROM)である。鍵データ制御回
路14は、システム制御回路11の制御のもとで、鍵デ
ータ保持部12からのデータを読み込む制御を行なう。
また読み込んだデータの正当性の確認を行なうために用
いられる。
【0009】情報記憶媒体装置14は、暗号化された記
録情報を格納する記憶媒体(例えばハードディスク、メ
モリなど)である。記録情報書込み読出し制御回路15
は、メインバス10に接続されており、システム制御回
路11の制御のもとで、記録情報を情報記憶媒体14に
対して情報を書き込むとき、あるいは情報記憶媒体14
から情報を読み出すときのデータ制御を行なう。
【0010】暗復号器16は、鍵データの復号および記
録情報の暗復号処理を行なう暗復号器であり、メインバ
ス10に接続されている。また、記憶情報制御回路17
は、システム制御回路11の制御のもとで、記録情報の
入出力制御を行なうものでありメインバス10に接続さ
れている。
【0011】メモリ18は、メインバス10に接続され
ており、システムの管理情報を格納している。動作の概
要については、図3の処理手順を参照することにより、
後述する。
【0012】上記の装置において一点鎖線110で囲む
ブロックが例えば1チップとして半導体デバイスに集積
化されている。なお鍵データ保持部12も一体に集積化
されていてもよい。
【0013】図2(A)に示す情報記憶再生装置100
は、図1で説明した情報記憶再生装置を簡略化したもの
である。情報記憶再生装置100には、情報記憶媒体装
置1としてハードディスクドライブ(HDD)が接続さ
れている。また鍵データ保持部12として、EEPRO
Mが用意され、ここに固有暗号鍵データが格納されてい
る。ハードディスクに記録される情報は、この鍵データ
により暗号化/復号化処理が行なわれる。
【0014】記録情報の暗号化処理を簡単に述べると以
下のようになる。即ち、鍵データ保持部12から読み出
された暗号化鍵データは、復号処理部201により、復
号処理され、セット固有鍵データとして、暗号化・復号
化処理部202に供給される。この暗号化・復号化処理
部202には、ライン203を介して、記録情報が与え
られる。この記録情報は、暗号化・復号化処理部202
において暗号化され、ハードディスクドライブ14に供
給される。
【0015】復号化処理を簡単に述べると以下のように
なる。即ち、ハードディスクドライブ204から読み出
された暗号化情報は、暗号化・復号化処理部202に入
力される。この暗号化・復号化処理部202には、鍵デ
ータ保持部12から読み出された暗号化鍵データが、復
号処理部201により復号処理され、セット固有鍵デー
タとして供給されている。これにより、暗号化・復号化
処理部202にて復号された情報は、ライン205を介
して取り出される。
【0016】図2(B)は、上記のハードディスクドラ
イブ(HDD)14の断面構成例を示したものである。
このハードディスクドライブ14は、扁平上の外囲ケー
ス141に収納されており、内部には、磁気ディスク
(ハードディスク)142がモータ143により回転可
能に設けられている。このハードディスク142に対し
ては、書込み読み取りヘッド144によりデータの書込
み、読み取りが行なわれる。この外囲ケース141内に
は、さらにヘッド144に対して信号を供給するための
信号供給回路、さらにはヘッド144からの信号を2値
化処理するためのイコライザ、さらには、ヘッド144
のディスクに対する位置を制御するためのサーボ回路な
どを搭載した回路基板145が内蔵されている。またこ
の回路基板145の信号と外部回路との接続を得るため
のインターフェース146とが内蔵されている。147
は、外部接続用コードである。回路基板145には、入
力データにエラー訂正コードを付加する誤り訂正符号付
加回路、変調回路が搭載され、またハードディスクから
読取った信号に対して復調処理を行なう復調回路、復調
データに対して誤り訂正を行なう誤り訂正回路等も搭載
されている。
【0017】したがって、上記のハードディスクドライ
ブ14は、構造に手馴れたユーザであると、ユニットと
して装置外部に取り出すことが可能である。
【0018】ここで、例えば図3に示すように、仮に、
上記のハードディスクドライブ14が、情報記憶再生装
置100から取り出され、同一機種である他の情報記憶
再生装置300に装填された場合を考えて見る。12A
はこの装置300の鍵データ保持部、201Aは復号処
理部、202Aは暗号化・復号化処理部である。
【0019】この場合、情報記憶再生装置300の固有
暗号化鍵データは、鍵データ保持部12A内に格納され
ている鍵データであり、先の情報記憶再生装置100内
の鍵データとは異なる。
【0020】よってハードディスクドライブ14を情報
記憶再生装置300の記憶媒体装置として装着し、ハー
ドディスク内に記録された記録情報の再生を行おうとし
た場合、鍵データの不一致によりデータの再生が不可能
となる。
【0021】これより著作権保護の必要のある記憶情報
データの不正利用を回避することが可能となる。
【0022】また、図2Aにある記憶媒体装置(ハード
ディスクドライブ)をPCなど他の記憶再生装置に接続
した場合においても、暗号化された記録情報を再生する
ことが不可能となり、著作権保護の必要のある記録情報
データの不正利用を回避することが可能となる。
【0023】図4は、本発明の装置における情報処理手
順の大まかな流れを示している。
【0024】情報記憶再生装置において、予め乱数発生
処理などにより情報記憶再生装置固有の暗号化鍵データ
を生成する。生成された暗号化鍵データは情報記憶再生
装置内の記憶素子内(鍵データ保持部12)に格納する
が、機密保持の観点から鍵データ自体を暗号化処理して
おき第3者に対する秘匿性を確保しておくこととする
(ステップA1)。
【0025】記録情報の暗号化または復号化処理を行な
う場合、第一の手順として記憶素子内に格納された暗号
化された情報記憶再生装置固有の鍵データの読み込み処
理が行なわれる(ステップA2)。
【0026】このとき、記憶素子内に格納された鍵デー
タに対する第3者による不正アクセスの有無の確認を行
う。確認方法としては、読み込まれた鍵データと別途別
領域(メモリ内など)に格納された確認用データとの整
合を取ることにより行なう(ステップA3)。
【0027】ここでの確認処理がOK(不正アクセス・
書換え無し)であった場合のみ、次処理として鍵データ
の復号化処理を行う(ステップA4)。
【0028】復号処理が完了した後、再度鍵データの整
合性の確認を行い、鍵データへの不正アクセスの確認お
よび復号処理の異常の有無を確認し、正当な記録情報復
号化鍵データが復号されたことを確認する(ステップA
5)。
【0029】以上、鍵データの復号処理が終了した後、
記録情報の暗復号化処理手順を実行し、記録情報の情報
記憶媒体への書込みまたは読出し処理をおこなう(ステ
ップA6)。
【0030】図5は、さらに本発明装置の詳細処理手順
を示す。
【0031】予め乱数発生処理などにより生成した、情
報記憶再生装置固有の暗復号化鍵データを機密保持の観
点から更に暗号化処理を施し情報記憶再生装置内のEEPR
OMなどの記憶素子内に格納しておく(ステップB1)。
【0032】暗復号化鍵データ読込み処理が行なわれ
る。
【0033】制御回路17より“固有鍵データ読込み処
理コマンド”を発行することにより、本情報記憶再生装
置は記憶素子内に格納された鍵データの読込み動作に入
る(ステップB2、B3,B4)。
【0034】読込まれた鍵データは一時内部メモリに取
り込まれる。ここで本装置は、読み込みデータに対して
データの正当性の確認処理を行う(ステップB5、B
6)。データの正当性が確認されれば、鍵データ読み取
り完了フラグをイネーブルとして本処理を終了する(ス
テップB7)。
【0035】データに異常があることが確認された場
合、本装置における全処理を停止しし異常終了処理を実
行する(ステップB19)。
【0036】暗復号化鍵データ復号処理が行なわれる。
【0037】制御回路17より、“鍵データ復号化処理
コマンド”を発行することにより、本情報記憶再生装置
は鍵データの復号化動作に入る(ステップB8,B9、
B10,B11)。ステップB9では、本処理を行う前
に前記、鍵読み取り処理が終了していることを確認して
いる、鍵読み取り処理が、終了していれば鍵復号化処理
を実行する(ステップB10)。復号化処理が終了した
後、本装置は、復号データに対してデータの正当性の確
認処理を行う(ステップB12,B13)。データの正
当性が確認されれば、鍵データ復号完了フラグをイネー
ブルとし本処理を終了する(ステップB14)。
【0038】データに異常があることが確認された場
合、本装置における全処理を停止し異常終了処理を実行
する(ステップB19)。
【0039】記録データ暗号化或は復号化処理が行なわ
れる。
【0040】制御回路17により“記録情報の暗号/復
号化処理コマンド”を発行することにより、本情報記憶
再生装置は記録情報の暗号化または復号化処理動作に入
る(ステップB15,B16,B17,B18)。
【0041】ここで処理(ステップB18)を行う前に
前記鍵読み取り処理が終了していること(ステップB1
6)、また鍵データ復号化処理が終了しているとを確認
(監視)し(ステップB17)、いずれの処理も終了し
ていれば記録情報の暗号/復号化処理を実行する(ステ
ップB18)。
【0042】上記したようにこの発明の概要を述べると
以下のようになる。
【0043】即ち、DVD−RAMディスクなどのリム
ーバルブディスクにおける、コピー保護についてはCP
RM(コピープロテクトマネジメント)規格により著作
権保護の仕組みが定義されている。またDVD−ビデオ
ディスクにおいてはCSS(コンテンツスクランブルシ
ステム)暗号規格により、著作権保護の仕組みが定義さ
れている。
【0044】CPRM規格に準拠した情報記憶再生装置
においてDVD−RAMディスク上に記録(保存)され
た記録情報は、情報自体が暗号化されているため、CP
RM規格に準拠した情報記憶再生装置以外の装置により
ディスク上のデータを読み出し再生することは不可能で
ある。
【0045】従って、記憶媒体(この場合DVD−RA
Mディスク)上へのデータ記録あるいは記憶媒体上から
のデータ再生は記憶再生装置の種類を問わず、CPRM
規格に準拠している記憶再生装置であればどの装置でも
再生することが可能である。
【0046】また、予めCSS規格で暗号化処理された
記録情報を格納したDVD−VIDEOディスクは、C
SS規格の復号器を貝備した再生装置でのみ、データの
再生が可能である。
【0047】上記の2つの規格に準拠した情報記憶再生
装置においては、規格に準拠している装置であれば如何
なる組み合わせにおいても記録再生が行なえる。
【0048】記憶媒体がDVD−RAM(CPRM方式
採用),DVD−VIDEO(CSS採用)などのよう
に規格として統一されている場合は問題ないが、これら
以外の記憶媒体に対して記録を行なった場合、著作権保
護の観点から記録を行なった装置以外の装置での再生は
不可とする必要がある。
【0049】そこで本発明は、この問題を解決するため
の手段を具備した情報記憶再生装置を提供している。基
本的には、コピー保護が求められる映像・音声の度の記
録情報を、情報記憶媒体内に記録する場合、記録情報を
暗号化し保存する。このとき暗号化鍵としてセット固有
の鍵を用いることにより、情報記憶媒体内に記録した情
報を復号化し再生することが可能となるのは記録(保
存)したセットのみ有効とすることが可能となり不正コ
ピーの防止が可能となる装置となる。
【0050】またこの発明では、暗号化鍵としてセット
固有の鍵を用いるが、これは情報記憶媒体内の個別デー
タを用いるのではなく情報記憶媒体とは全く関係のない
ユニークなものとする。
【0051】暗号化鍵の保管場所は、情報記憶媒体内と
はせず別途用意した記憶素子内に格納する。そして記憶
媒体内の暗号化された記録情報と暗号化鍵データは各々
ユニークな場所に保管するのである。記憶素子内に格納
された暗号化鍵は、それ自体が第3者に解読されないよ
うに暗号化処理を施している。また記憶素子内に格納さ
れた暗号化鍵に対する第3者の不正アクセスを監視する
ことを可能とする鍵データ監視手段を施している。ま
た、本システム全体の処理フローを手順どおり実行する
ための、処理手順監視手段を施している。
【0052】上記の説明では、ハードディスクドライブ
を有する情報記憶再生装置として説明した。しかしこの
発明は、複数の記憶媒体ドライブを備える装置に対して
も有効である。この場合、各記憶媒体ドライブ内の情報
記憶媒体に対して本発明による暗号化処理機能を適用し
てもく、また、予め設定した記憶媒体ドライブ内の情報
記憶媒体のみに本発明による暗号化処理機能を適用して
もよい。
【0053】またこの発明は、ハードディスクドライブ
と他の情報記録再生メディア(DVD−RAM,DVD
−R,DVD−RW等)のドライブを内蔵した装置にも
適用できる。この場合の装置内の機能を述べると以下の
ようになる。筐体内に例えばDVD−RAM(第1の記
憶媒体)を外部から挿脱自在な第1の記憶媒体ドライブ
とが設けられる。ハードディスクドライブ(第2の記憶
媒体ドライブ)は、インターフェース及びハードディス
ク(第2の記憶媒体)を内蔵しており、筐体に対してド
ライブ全体を外部から着脱自在なものとして定義でき
る。
【0054】DVD−RAMに対しては、記録情報を書
き込む手段、記録情報を読み出し再生する手段が対応す
る。この手段は、ハードディスクドライブとは区別され
ている。
【0055】そして、装置毎に異なる固有の内容である
暗号化鍵データを保持した暗号化鍵データ保持手段と、
暗号化鍵データ保持手段の暗号化鍵データを読み出す読
出し手段と、前記読出し手段で読み出された暗号化鍵デ
ータを復号する鍵データ復号手段とが設けられる。また
鍵データ復号手段で復号された鍵データを用いて、前記
第2の記憶ドライブ内の記憶媒体に記録するための記録
情報を暗号化する暗号化手段と、前記鍵データ復号手段
で復号された鍵データのみで、ハードディスクドライブ
内のハードディスクから読み出された暗号化情報を復号
する復号化手段とを備えることになる。これにより、ハ
ードディスクに記録された記録情報が他の装置の復号化
手段で正常復号化されるのを防止することができると共
に、DVD−RAMに記録された情報は、他の装置の同
様な読出し手段で再生できるようになる。これによりコ
ピー防止を図ると共に、単独でリムーバブルな記憶媒体
に対しては必要なコピーを可能とするものである。
【0056】この発明は、上記の実施の形態に限定され
るものではない。上記の説明では、情報記憶媒体装置が
装置から取り出され、他の装置に装填されたとき、この
情報記憶媒体装置内の情報記憶媒体に記録去れている記
録情報が正常に復号されないものとして説明した。しか
し、情報記憶媒体装置に代えて、情報記憶媒体(半導体
メモリを内蔵した記憶メディア、記録領域を持つディス
ク状記憶媒体自身であってもよい。この場合、上記の記
憶メディアやディスクが他の装置に装填されても、その
記録情報が正常に復号されることがない。
【0057】これは、例えば1回コピー許可を示す情報
を、上記の記憶メディアやディスクに記録するときに、
本発明にかかる暗号化手段が機能するよう設定すること
で、不正なコピーを防止できるようになる。
【0058】このような場合は、装置自体に暗号化機能
を自動的オン、オフさせる機能を持たせることで可能で
ある。この暗号化機能の自動オン、オフ機能は、例えば
図1に示した記録情報制御回路17に持たせることがで
きる。例えば入力情報に含まれるコピー管理情報の内容
を判定する機能と、暗号化処理のオンオフ機能を持たせ
るだけで容易に実現できるものである。
【0059】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
コピー保護が求められる映像・音声などの記録情報を、
情報記憶媒体に記録した場合、当該情報記憶媒体に記録
した情報を復号化し再生することができるのは、当該情
報を記録(保存)したセットのみが可能とするものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係る基本的な構成例
を示す図。
【図2】この発明の要部を取り出して示す構成説明図。
【図3】この発明の不正使用時の効果を説明するために
示した図。
【図4】この発明の装置の全体的な動作を説明するため
に示すフローチャート。
【図5】この発明の装置のさらに詳細な動作を説明する
ために示したフローチャート。
【符号の説明】
100、300…情報記憶再生装置、12…鍵データ保
持部、13…鍵データ制御回路、14…情報記憶媒体装
置、15…記録情報書込み/読出し制御回路、16…暗
号化/復号化器、17記録情報制御回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B017 AA06 BA07 CA16 5B065 BA01 BA03 PA04 5D044 AB05 AB07 BC01 CC05 DE50 GK12 GK17 HL08

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装備される装置毎に異なる固有の内容で
    ある暗号化鍵データを保持した暗号化鍵データ保持手段
    と、 前記暗号化鍵データ保持手段の暗号化鍵データを読み出
    す読出し手段と、 前記読出し手段で読み出された暗号化鍵データを復号す
    る鍵データ復号手段と、 前記装置に対し着脱自在な情報記憶媒体装置と、 前記鍵データ復号手段で復号された鍵データで前記情報
    記憶媒体装置の記憶媒体に記録するための記録情報を暗
    号化する暗号化手段と、 前記鍵データ復号手段で復号された鍵データのみで、前
    記記憶媒体から読み出された暗号化情報を復号する復号
    化手段とを具備し、 上記記憶媒体に記録された記録情報が他の装置の復号化
    手段で正常復号化されるのを防止するようにしたことを
    特徴とする情報記憶再生装置。
  2. 【請求項2】 前記暗号化鍵データ保持手段に書き込ま
    れている暗号化鍵データへの不正アクセスを監視するた
    めに、前記読出し手段には、暗号化鍵データを演算する
    ことにより不正書き換えを監視するチェック手段を具備
    することを特徴とする請求項1の情報記憶再生装置。
  3. 【請求項3】 前記暗号化鍵データの復号化手順および
    記録情報の暗号化・復号化手順を監視することにより正
    確に処理が実行されているかを監視する処理手順監視手
    段を具備することを特徴とする請求項1の情報記憶再生
    装置。
  4. 【請求項4】 前記情報記憶媒体装置は、ハードディス
    クドライブ(HDD)であることを特徴とする、請求項
    1の情報記憶再生装置。
  5. 【請求項5】 情報記憶媒体装置を複数台具備したこと
    を特徴する請求項1の情報記憶再生装置。
  6. 【請求項6】 前記記憶媒体を内蔵した前記情報記憶媒
    体装置は、一体化したインターフェースを有し、インタ
    ーフェース毎前記装置から取り出し可能であることを特
    徴とする請求項1記載の情報記憶再生装置。
  7. 【請求項7】 前記情報記憶媒体装置は、半導体メモリ
    を一体化していることを特徴とする請求項1記載の情報
    記憶再生装置。
  8. 【請求項8】 筐体内に設けられ、第1の記憶媒体を外
    部から挿脱自在な第1の記憶媒体ドライブと、 インターフェース及び第2の記憶媒体を内蔵しており、
    前記筐体に対してドライブ全体を外部から着脱自在な第
    2の記憶媒体ドライブと、 前記第1の記憶媒体に対して記録情報を書き込む手段及
    び前記第1の記憶媒体の記録情報を読み出し再生する手
    段と、 装備される装置毎に異なる固有の内容である暗号化鍵デ
    ータを保持した暗号化鍵データ保持手段と、 前記暗号化鍵データ保持手段の暗号化鍵データを読み出
    す読出し手段と、 前記読出し手段で読み出された暗号化鍵データを復号す
    る鍵データ復号手段と、 前記鍵データ復号手段で復号された鍵データを用いて、
    前記第2の記憶ドライブ内の記憶媒体に記録するための
    記録情報を暗号化する暗号化手段と、 前記鍵データ復号手段で復号された鍵データのみで、前
    記第2の記憶ドライブ内の記憶媒体から読み出された暗
    号化情報を復号する復号化手段とを具備し、 前記第2の記憶媒体ドライブが前記筐体から離脱され他
    の装置に装填されたとき、上記第2の記憶媒体に記録さ
    れた記録情報が前記他の装置の復号化手段で正常復号化
    されるのを防止し、 上記第1の記憶媒体に記録された情報は、他の装置の読
    出し手段で再生できるようにしたことを特徴とする情報
    記憶再生装置。
  9. 【請求項9】装備される装置毎に異なる固有の内容であ
    る暗号化鍵データを保持した暗号化鍵データ保持手段
    と、 前記暗号化鍵データ保持手段の暗号化鍵データを読み出
    す読出し手段と、 前記読出し手段で読み出された暗号化鍵データを復号す
    る鍵データ復号手段と、 前記装置に対し着脱自在な情報記憶媒体と、 前記鍵データ復号手段で復号された鍵データで前記情報
    記憶媒体の記憶領域に記録するための記録情報を暗号化
    する暗号化手段と、 前記鍵データ復号手段で復号された鍵データのみで、前
    記記憶領域から読み出された暗号化情報を復号する復号
    化手段とを具備し、 上記記憶媒体に記録された記録情報が他の装置の復号化
    手段で正常復号化されるのを防止するようにしたことを
    特徴とする情報記憶再生装置。
  10. 【請求項10】 前記情報記憶媒体は、ディスク状の記
    憶媒体であることを特徴とする請求項9記載の情報記憶
    再生装置。
  11. 【請求項11】前記暗号化手段を入力情報に含まれるコ
    ピー管理情報に応じて、自動的にオンオフする手段がさ
    らに設けられていることを特徴とする請求項9記載の情
    報記憶再生装置。
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