JP2005190514A - デジタル記録媒体および再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】CDやDVD等のデジタル記録媒体において不正利用や複製を高度に制限することができるデジタル記録媒体とその再生装置を提供する。
【解決手段】デジタル記録媒体は、非接触インターフェースとCPUを備えたICチップが内蔵されていて、そのICチップは復号鍵を記憶しており、そのデジタル・コンテンツは復号鍵に対応した暗号鍵を使用して暗号化して記録されている。また、そのICチップは再生装置との間で相互認証が成功した場合にだけその復号鍵の取出しができるようになっている。再生装置は、そのデジタル記録媒体との相互認証により得た復号鍵により復号して再生を行う。
【選択図】 図1
【解決手段】デジタル記録媒体は、非接触インターフェースとCPUを備えたICチップが内蔵されていて、そのICチップは復号鍵を記憶しており、そのデジタル・コンテンツは復号鍵に対応した暗号鍵を使用して暗号化して記録されている。また、そのICチップは再生装置との間で相互認証が成功した場合にだけその復号鍵の取出しができるようになっている。再生装置は、そのデジタル記録媒体との相互認証により得た復号鍵により復号して再生を行う。
【選択図】 図1
Description
本発明は音楽、画像、動画、ゲーム、等のデジタル・コンテンツが記録されているCD(Compact Disk)やDVD(Digital Versatile Disk)等のデジタル記録媒体において不正利用や複製を制限する技術分野に属する。
デジタル記録装置、パソコン、インターネット、ファイル交換ソフト、等の出現により、個人が気軽に複製を作成し私的な利用の範囲を超えて世界中に配布することが可能な環境が整っている。悪質なユーザによる違法な複製を未然に防ぐために、著作者やレコード会社等のコンテンツ提供者においては、コピープロテクトを強化することが望まれている。
CDやDVD等における従来のコピープロテクト技術としては、SCMS(Serial Copy Management System)、DTCP(Digital Transmission Content Protection)、CPRM(Content Protection for Recordable Media)、CGMS−A(Copy Generation Management System-Analog)、CSS(Content Scrambling System)、CDS(Cactus Data Shield)、等の多くの技術が知られている。これらの技術は周知であるから、その中からSCMSとDTCPについて簡単に説明する。
SCMSは民生用のデジタルオーディオ機器が装備するデジタルコピーの制御機構である。アナログコピーと異なりデジタルコピーはコピーを繰り返しても劣化が無いことが特徴であるためコピーできる回数を制限する。たとえば、CDでは1世代だけコピーができるように設定されていて、CDからMDへのデジタルコピーが可能である。しかし、コピーしたMDを別のMDにコピーしようとしても、録音機器が停止する等によりコピーできない。
DTCPはIEEE−1394(別名:FireWire、i.LINK、DV端子)を使って接続した機器間で認証とデータの暗号化を行い、不正コピーを防止するディジタル・コンテンツの著作権保護技術である。SCMSと同様、複製制御情報を遣り取りする機能も備わっているので、コピーを禁止したり1世代だけ許可するというような制御を行うこともできる。
また、上述とは別に、CDやDVD等のデジタル記録媒体にRFID(Radio Frequency IDentification)チップを搭載させ、保護したいレンタル情報(コンテンツ)を暗号化して記録媒体面に記録し、RFIDチップに復号化鍵や貸出条件(貸出期日や使用回数等)を書込情報の保護だけでなく貸出における管理を行えるようにした技術の提案がある(特許文献1)。
しかし、RFIDチップにはCPU(Central Processor Unit)が存在せず、この方式ではアクセスの制限無しにリードライトが行われるため、RFID内の復号化鍵を簡単に外部に取り出せるという問題がある。
本発明の目的は、音楽、画像、動画、ゲーム、等のデジタル・コンテンツが記録されているCDやDVD等のデジタル記録媒体において不正利用や複製を高度に制限することができるデジタル記録媒体とその再生装置を提供することにある。
本発明の請求項1に係るデジタル記録媒体は、音楽、画像、動画、ゲーム、等のデジタル・コンテンツが記録されているCDやDVD等のデジタル記録媒体であって、非接触インターフェースとCPUを備えたICチップが内蔵されているようにしたものである。
また本発明の請求項2に係るデジタル記録媒体は、請求項1に係るデジタル記録媒体において、前記ICチップは復号鍵を記憶しており、また前記デジタル・コンテンツは前記復号鍵に対応した暗号鍵を使用して暗号化されて記録されているようにしたものである。
また本発明の請求項3に係るデジタル記録媒体は、請求項2に係るデジタル記録媒体において、前記ICチップは再生装置が備えるセキュリティデバイスとの間で相互認証を行い、また前記ICチップはその相互認証が成功した場合にだけ前記復号鍵の取出しができるようにしたものである。
また本発明の請求項4に係るデジタル記録媒体は、請求項1〜3のいずれかに係るデジタル記録媒体において、前記ICチップは、前記デジタル・コンテンツの非記録領域に内蔵されているようにしたものである。
また本発明の請求項5に係るデジタル記録媒体は、請求項1〜4のいずれかに係るデジタル記録媒体において、前記ICチップが備える前期非接触インターフェースにはアンテナが含まれており、そのアンテナは、前記デジタル記録媒体の回転中心に対して点対象となるように配置されているようにしたものである。
また本発明の請求項6に係るデジタル記録媒体は、請求項1〜5のいずれかに係るデジタル記録媒体において、前記ICチップが内蔵されているデジタル記録媒体の重心を回転中心に一致させるためのバランサーを備えるようにしたものである。
また本発明の請求項7に係る再生装置は、非接触インターフェースとCPUを備えたICチップを内蔵するデジタル記録媒体の再生装置であって、前記ICチップとの間で相互認証を行うセキュリティデバイスを具備し、その相互認証が成功した場合にだけ前記ICチップから取出しができる復号鍵を用いてデジタル記録媒体に記録されたデジタル・コンテンツを復号して再生するようにしたものである。
また本発明の請求項2に係るデジタル記録媒体は、請求項1に係るデジタル記録媒体において、前記ICチップは復号鍵を記憶しており、また前記デジタル・コンテンツは前記復号鍵に対応した暗号鍵を使用して暗号化されて記録されているようにしたものである。
また本発明の請求項3に係るデジタル記録媒体は、請求項2に係るデジタル記録媒体において、前記ICチップは再生装置が備えるセキュリティデバイスとの間で相互認証を行い、また前記ICチップはその相互認証が成功した場合にだけ前記復号鍵の取出しができるようにしたものである。
また本発明の請求項4に係るデジタル記録媒体は、請求項1〜3のいずれかに係るデジタル記録媒体において、前記ICチップは、前記デジタル・コンテンツの非記録領域に内蔵されているようにしたものである。
また本発明の請求項5に係るデジタル記録媒体は、請求項1〜4のいずれかに係るデジタル記録媒体において、前記ICチップが備える前期非接触インターフェースにはアンテナが含まれており、そのアンテナは、前記デジタル記録媒体の回転中心に対して点対象となるように配置されているようにしたものである。
また本発明の請求項6に係るデジタル記録媒体は、請求項1〜5のいずれかに係るデジタル記録媒体において、前記ICチップが内蔵されているデジタル記録媒体の重心を回転中心に一致させるためのバランサーを備えるようにしたものである。
また本発明の請求項7に係る再生装置は、非接触インターフェースとCPUを備えたICチップを内蔵するデジタル記録媒体の再生装置であって、前記ICチップとの間で相互認証を行うセキュリティデバイスを具備し、その相互認証が成功した場合にだけ前記ICチップから取出しができる復号鍵を用いてデジタル記録媒体に記録されたデジタル・コンテンツを復号して再生するようにしたものである。
本発明の請求項1に係るデジタル記録媒体によれば、非接触インターフェースとCPUを備えたICチップが内蔵されている。したがって、暗号演算等により不正利用や複製を高度に制限する機構を保有させることができるデジタル記録媒体が提供される。
また、その他として、1.ICチップは複製が極めて困難であるから、暗号化されたCDやDVDが複製されても使用することができない。2.ICチップに複製回数を記録することによって複製可能な回数を制限できる。3.店頭販売のCDやDVD商品に対し、万引防止用タグを取付け取外しする手間を省略することができる。4.CDやDVD商品の店頭販売時に未購入情報(ロック)を記録し、購入手続時に購入情報(アンロック)に更新することで未購入の持出し(万引)を検出することができる(中古販売店でも可能)。等の効果を挙げることができる。
また本発明の請求項2に係るデジタル記録媒体によれば、ICチップは復号鍵を記憶しており、またデジタル・コンテンツは復号鍵に対応した暗号鍵を使用して暗号化されて記録されている。したがって、ICチップが記憶する復号鍵を使用できるときに限って再生することができる。
また本発明の請求項3に係るデジタル記録媒体によれば、ICチップは再生装置が備えるセキュリティデバイスとの間で相互認証を行い、またICチップはその相互認証が成功した場合にだけ復号鍵の取出しができる。したがって、相互認証が成功したときに限って再生することができる。
また本発明の請求項4に係るデジタル記録媒体によれば、ICチップは、デジタル・コンテンツの非記録領域に内蔵されている。したがって、デジタル・コンテンツの部分に影響を与えることなく不正利用や複製を高度に制限する機構を保有させることができる。
また本発明の請求項5に係るデジタル記録媒体によれば、ICチップが備える非接触インターフェースにはアンテナが含まれており、そのアンテナは、デジタル記録媒体の回転中心に対して点対象となるように配置されている。したがって、回転バランスが得やすい。
また本発明の請求項6に係るデジタル記録媒体によれば、請求項1〜5のいずれかに係るデジタル記録媒体において、ICチップが内蔵されているデジタル記録媒体の重心を回転中心に一致させるためのバランサーを備える。したがって、良好な回転バランスが得られる。
また本発明の請求項7に係る再生装置によれば、セキュリティデバイスによりデジタル記録媒体が内蔵するICチップとの間で相互認証が行われ、その相互認証が成功した場合にだけICチップから取出しができる復号鍵を用いてデジタル記録媒体に記録されたデジタル・コンテンツが復号されて再生される。したがって、不正利用や複製を高度に制限する機構を保有させることができるデジタル記録媒体の再生装置が提供される。
また、その他として、1.ICチップは複製が極めて困難であるから、暗号化されたCDやDVDが複製されても使用することができない。2.ICチップに複製回数を記録することによって複製可能な回数を制限できる。3.店頭販売のCDやDVD商品に対し、万引防止用タグを取付け取外しする手間を省略することができる。4.CDやDVD商品の店頭販売時に未購入情報(ロック)を記録し、購入手続時に購入情報(アンロック)に更新することで未購入の持出し(万引)を検出することができる(中古販売店でも可能)。等の効果を挙げることができる。
また本発明の請求項2に係るデジタル記録媒体によれば、ICチップは復号鍵を記憶しており、またデジタル・コンテンツは復号鍵に対応した暗号鍵を使用して暗号化されて記録されている。したがって、ICチップが記憶する復号鍵を使用できるときに限って再生することができる。
また本発明の請求項3に係るデジタル記録媒体によれば、ICチップは再生装置が備えるセキュリティデバイスとの間で相互認証を行い、またICチップはその相互認証が成功した場合にだけ復号鍵の取出しができる。したがって、相互認証が成功したときに限って再生することができる。
また本発明の請求項4に係るデジタル記録媒体によれば、ICチップは、デジタル・コンテンツの非記録領域に内蔵されている。したがって、デジタル・コンテンツの部分に影響を与えることなく不正利用や複製を高度に制限する機構を保有させることができる。
また本発明の請求項5に係るデジタル記録媒体によれば、ICチップが備える非接触インターフェースにはアンテナが含まれており、そのアンテナは、デジタル記録媒体の回転中心に対して点対象となるように配置されている。したがって、回転バランスが得やすい。
また本発明の請求項6に係るデジタル記録媒体によれば、請求項1〜5のいずれかに係るデジタル記録媒体において、ICチップが内蔵されているデジタル記録媒体の重心を回転中心に一致させるためのバランサーを備える。したがって、良好な回転バランスが得られる。
また本発明の請求項7に係る再生装置によれば、セキュリティデバイスによりデジタル記録媒体が内蔵するICチップとの間で相互認証が行われ、その相互認証が成功した場合にだけICチップから取出しができる復号鍵を用いてデジタル記録媒体に記録されたデジタル・コンテンツが復号されて再生される。したがって、不正利用や複製を高度に制限する機構を保有させることができるデジタル記録媒体の再生装置が提供される。
次に、本発明の実施の形態について図を参照しながら説明する。図1、図2は本発明のデジタル記録媒体における構成の一例を示す図である。図1、図2に示すように、デジタル記録媒体はCDやDVDのようなディスク形状のデジタル記録媒体であって、このデジタル記録媒体の外側の境界は円である。またこのデジタル記録媒体には再生装置によってデジタル記録媒体が保持されるために設けられた円形の孔が中央に設けられている。その円形の孔の中心が再生装置によって駆動されたときの回転中心となる。その円形の孔の外周はデジタル記録媒体の内側の境界を成す円である。デジタル記録媒体の外側と内側における各境界の円の近傍は各々が非記録領域となっている。そして各々の非記録領域に挟まれた領域が記録領域となっている。
図1に示す一例おいては、ICチップ11とアンテナ12は内側の境界の近傍における非記録領域に内蔵されている。また図2に示す一例おいては、ICチップ21とアンテナ22は外側の境界の近傍における非記録領域に内蔵されている。図1、図2に示すように、一般的な形状として、ICチップ11,21は矩形でありアンテナ12,22は円形である。当然ながらICチップ11とアンテナ12、ICチップ21とアンテナ22は電気的に結合している。また、ICチップ11はアンテナ12を通じて外部装置(再生装置等)から電力供給を受ける機構(図示せず)を有する。
このように、ICチップとアンテナを非記録領域に内蔵することによって、デジタル記録媒体におけるデジタル・コンテンツの部分に影響を与えることなく、不正利用や複製を高度に制限する機構を保有させることができる。
このように、ICチップとアンテナを非記録領域に内蔵することによって、デジタル記録媒体におけるデジタル・コンテンツの部分に影響を与えることなく、不正利用や複製を高度に制限する機構を保有させることができる。
次に、上述のICチップとアンテナを内蔵する本発明のデジタル記録媒体において、回転バランスを得る方式について図3から図5を参照して説明する。
図3にはバランサー13を使用して回転バランスを得たデジタル記録媒体が示されている。ICチップ11とバランサー13は、図3に示すように、円形のアンテナ12の中心に対して点対称となるように配置されている。基本的には、円形のアンテナ12の中心とデジタル記録媒体の回転中心とは一致している。
図3にはバランサー13を使用して回転バランスを得たデジタル記録媒体が示されている。ICチップ11とバランサー13は、図3に示すように、円形のアンテナ12の中心に対して点対称となるように配置されている。基本的には、円形のアンテナ12の中心とデジタル記録媒体の回転中心とは一致している。
なお、図3に示す配置は一例である。一般的には、バランサー13の形状は必ずしもICチップ11と同一形状である必要性はない。また、バランサー13の重量は必ずしもICチップ11と同一重量である必要性はない。ICチップ11、アンテナ12、バランサー13だけでなくデジタル記録媒体を構成するすべての部分を含めたときのデジタル記録媒体の重心が、許容範囲においてデジタル記録媒体の回転中心と一致するように、バランサー13を配置することが必要である。
図4には楕円形アンテナ14を使用して回転バランスを得たデジタル記録媒体が示されている。図4に示すように、ICチップ11と楕円形アンテナ14とが接続している部位はデジタル記録媒体の回転中心に近い位置となっている。これに対し、その部位の回転中心に対する反対側における楕円形アンテナ14の部位は回転中心から離れた位置となっている。
なお、図4に示す楕円形アンテナ14は一例である。アンテナとしては必ずしも楕円形である必要性はない。円形、楕円形、その他の任意形状のアンテナであってもよい。ICチップ11、任意形状のアンテナだけでなくデジタル記録媒体を構成するすべての部分を含めたときのデジタル記録媒体の重心が、許容範囲においてデジタル記録媒体の回転中心と一致するように、アンテナの形状と配置を行うことが必要である。
図5には偏重アンテナ23を使用して回転バランスを得たデジタル記録媒体が示されている。偏重アンテナ23は外形においては円形の対象形状をしたアンテナであるが、質量においては非対称となっている。ICチップ21は偏重アンテナ23における質量の小さい部位に配置し接続することで全体としては質量において対称となるようにする。円形のアンテナ12の中心とデジタル記録媒体の回転中心とは一致しており、またデジタル記録媒体の重心は、許容範囲においてデジタル記録媒体の回転中心と一致する。
次に、上述のデジタル記録媒体を再生するための本発明の再生装置について図を参照して説明する。図6は本発明の再生装置の構成を示す図である。図6に示すように、再生装置は非接触IC通信部61、CD/DVD読取部62、セキュリティデバイス63、筐体64、等から構成される。
非接触IC通信部61は、デジタル記録媒体100と再生装置との間で非接触データ通信を行う部分である。すでに説明しているようにデジタル記録媒体100には非接触インターフェースとCPUを備えたICチップが内蔵されており、非接触IC通信部61はその非接触インターフェースを介してICチップとデータ接続する。デジタル記録媒体100にはそのためのアンテナ、通信とデータ処理のための電子回路が含まれている。
非接触IC通信部61は、デジタル記録媒体100と再生装置との間で非接触データ通信を行う部分である。すでに説明しているようにデジタル記録媒体100には非接触インターフェースとCPUを備えたICチップが内蔵されており、非接触IC通信部61はその非接触インターフェースを介してICチップとデータ接続する。デジタル記録媒体100にはそのためのアンテナ、通信とデータ処理のための電子回路が含まれている。
CD/DVD読取部62は、デジタル記録媒体100にピット列またはマーク列として記録されている情報を電気信号に変換するとともに、電気信号から所定の形式に変換した信号またはデータを生成する処理を行う部分である。CD/DVD読取部62には、本発明のデジタル記録媒体を保持して回転駆動する機構、青色レーザ光源、フォトセンサ、結像光学系、フォーカス・トラッキング制御系、等から成る光ピックアップ、電気信号とデータを処理するための電子回路が含まれている。
図6に示す一例においては、デジタル記録媒体100の記録面の側にCD/DVD読取部62が配置され、非接触IC通信部61は記録面の反対側に配置されている。このように配置することにより、非接触IC通信部61とCD/DVD読取部62の配置における幾何学的な干渉を避けることができる。
セキュリティデバイス63は、セキュリティに関連したデータ処理を行う部位である。セキュリティデバイス63は、すくなくともデジタル記録媒体100と再生装置との間の相互認証におけるデータ処理を行う。セキュリティデバイス63には、非接触IC通信部61とのインタフェースとデータ処理のための電子回路とが含まれている。再生装置はCPUを含むデータ処理部を備えており、セキュリティデバイス63はその一部として構成することができる。
筐体64は、非接触IC通信装置61、CD/DVD読取装置62、セキュリティデバイス63、等を内蔵し所定の配置で支持する。
上述の構成において、次に、本発明のデジタル記録媒体と再生装置における動作について説明する。
再生装置の挿入口(図示せず)からデジタル記録媒体100を挿入する。一般的には、再生装置の装着部(図示せず)を本体(筐体64)から引出し、デジタル記録媒体100の中央に設けられている円形の孔と、装着部に設けられている回転駆動機構の保持具とを嵌め合わせて本体に引込む。本体に引込まれたところで、デジタル記録媒体100は所定の読取位置に案内される。
再生装置の挿入口(図示せず)からデジタル記録媒体100を挿入する。一般的には、再生装置の装着部(図示せず)を本体(筐体64)から引出し、デジタル記録媒体100の中央に設けられている円形の孔と、装着部に設けられている回転駆動機構の保持具とを嵌め合わせて本体に引込む。本体に引込まれたところで、デジタル記録媒体100は所定の読取位置に案内される。
次に、再生装置の非接触IC通信部61は、非接触インターフェースを介してデジタル記録媒体100のICチップとデータ接続する。これにより、CPUを含むデータ処理部を有する再生装置とCPUを有するICチップとの間におけるデータ通信とデータ処理を行うことができる。すなわち、コンピュータシステム間において行われる一般的なデータ処理のすべてを行うことができる。たとえば、各々のメモリが記憶するデータの交信、交信したデータに基づく新たなデータの生成、生成したデータの保存、等である。
ここでは、少なくとも、ICチップとセキュリティデバイス63との間で相互認証に係わるデータ処理が行われる。そして、その相互認証が成功した場合にはICチップに記憶されている復号鍵の取出しができる。デジタル記録媒体100に記録されている情報、すなわちデジタル・コンテンツはその復号鍵に対応した暗号鍵を使用して暗号化されて記録されている。したがって、復号鍵を使用して復号化しなければ意味のある情報を再生することができない。
次に、再生装置のCD/DVD読取部62において、そこの回転駆動する機構は保持したデジタル記録媒体100を回転させる。また、そこの光ピックアップはデジタル記録媒体100に記録された情報を電気信号に変換して出力する。また、そこの電子回路はその電気信号を入力して時系列のデジタルデータを生成する。
次に、再生装置のデータ処理部はCD/DVD読取部62が出力するデジタルデータを入力して、取出しができた復号鍵を使用して復号化を行う。データ処理部は復号化したデータをそこのバッファメモリに一時記憶する。
次に、バッファメモリに一時記憶されたデータは、所定のデータ処理を行うために読取られる。所定のデータ処理とは、たとえば、音声、画像、動画、等のデジタル・コンテンツに対応した電気信号への変換である。この電気信号をオーディオ装置、ビジュアル装置に出力することで、実際の音声、画像、動画を再生することができる。
次に、バッファメモリに一時記憶されたデータは、所定のデータ処理を行うために読取られる。所定のデータ処理とは、たとえば、音声、画像、動画、等のデジタル・コンテンツに対応した電気信号への変換である。この電気信号をオーディオ装置、ビジュアル装置に出力することで、実際の音声、画像、動画を再生することができる。
以上、本発明のデジタル記録媒体と再生装置における動作について説明した。次に、前述における相互認証の一例について図を参照して説明する。図7は本発明のデジタル記録媒体と再生装置との間における相互認証の処理過程の一例を示すフロー図である。図7に示す一例においては、2つの共通鍵Ky1とKy2を使用する共通鍵暗号方式であるDES(Data Encryption Standard)が相互認証に適用される。
まず、図7のステップS1において、再生装置のセキュリティデバイス63は、乱数Rd1を生成する。
次に、ステップS2において、再生装置のセキュリティデバイス63は、生成した乱数Rd1を前もって記憶している共通鍵Ky1を使用して暗号化する。
次に、ステップS3において、再生装置のセキュリティデバイス63は、暗号化済乱数Rd1を再生装置の非接触IC通信部61を介してデジタル記録媒体100に送信する。
次に、ステップS2において、再生装置のセキュリティデバイス63は、生成した乱数Rd1を前もって記憶している共通鍵Ky1を使用して暗号化する。
次に、ステップS3において、再生装置のセキュリティデバイス63は、暗号化済乱数Rd1を再生装置の非接触IC通信部61を介してデジタル記録媒体100に送信する。
次に、ステップS4において、デジタル記録媒体100のICチップ11は、アンテナ12を介して、暗号化済乱数Rd1を受信し、受信した暗号化済乱数Rd1を前もって記憶している共通鍵Ky1を使用して復号化する。
次に、ステップS5において、デジタル記録媒体100のICチップ11は、復号化済乱数Rd1を前もって記憶している共通鍵Ky2を使用して暗号化する。
次に、ステップS6において、デジタル記録媒体100のICチップ11は、乱数Rd2を生成する。
次に、ステップS7において、デジタル記録媒体100のICチップ11は、乱数Rd2を前もって記憶している共通鍵Ky2を使用して暗号化する。
次に、ステップS8において、デジタル記録媒体100のICチップ11は、アンテナ12を介して、暗号化済乱数Rd1と暗号化済乱数Rd2を、再生装置に送信する。
次に、ステップS5において、デジタル記録媒体100のICチップ11は、復号化済乱数Rd1を前もって記憶している共通鍵Ky2を使用して暗号化する。
次に、ステップS6において、デジタル記録媒体100のICチップ11は、乱数Rd2を生成する。
次に、ステップS7において、デジタル記録媒体100のICチップ11は、乱数Rd2を前もって記憶している共通鍵Ky2を使用して暗号化する。
次に、ステップS8において、デジタル記録媒体100のICチップ11は、アンテナ12を介して、暗号化済乱数Rd1と暗号化済乱数Rd2を、再生装置に送信する。
次に、ステップS9において、再生装置のセキュリティデバイス63は、非接触IC通信部61を介して、暗号化済乱数Rd1と暗号化済乱数Rd2を受信し、受信した暗号化済乱数Rd1と暗号化済乱数Rd2を前もって記憶している共通鍵Ky2を使用して復号化する。
次に、ステップS10において、再生装置のセキュリティデバイス63は、復号化済Rd1とステップS1において生成した乱数Rd1とが一致していることによりデジタル記録媒体100を認証する。
次に、ステップS11において、再生装置のセキュリティデバイス63は、復号化済乱数Rd2を前もって記憶している共通鍵Ky1を使用して暗号化する。
次に、ステップS12において、再生装置のセキュリティデバイス63は、非接触IC通信部61を介して、暗号化済乱数Rd2をデジタル記録媒体100に送信する。
次に、ステップS10において、再生装置のセキュリティデバイス63は、復号化済Rd1とステップS1において生成した乱数Rd1とが一致していることによりデジタル記録媒体100を認証する。
次に、ステップS11において、再生装置のセキュリティデバイス63は、復号化済乱数Rd2を前もって記憶している共通鍵Ky1を使用して暗号化する。
次に、ステップS12において、再生装置のセキュリティデバイス63は、非接触IC通信部61を介して、暗号化済乱数Rd2をデジタル記録媒体100に送信する。
次に、ステップS13において、デジタル記録媒体100のICチップ11は、アンテナ12を介して、暗号化済乱数Rd2を受信し、受信した暗号化済乱数Rd2を前もって記憶している共通鍵Ky1を使用して復号化する。
次に、ステップS14において、デジタル記録媒体100のICチップ11は、復号化済Rd2とステップS6において生成した乱数Rd2とが一致していることにより再生装置を認証する。
次に、ステップS14において、デジタル記録媒体100のICチップ11は、復号化済Rd2とステップS6において生成した乱数Rd2とが一致していることにより再生装置を認証する。
11,21 ICチップ
12,22 アンテナ
13 バランサー
14 楕円アンテナ
23 偏重アンテナ
61 非接触IC通信部
62 CD/DVD読取部
63 セキュリティデバイス
64 筐体
100 デジタル記録媒体
12,22 アンテナ
13 バランサー
14 楕円アンテナ
23 偏重アンテナ
61 非接触IC通信部
62 CD/DVD読取部
63 セキュリティデバイス
64 筐体
100 デジタル記録媒体
Claims (7)
- 音楽、画像、動画、ゲーム、等のデジタル・コンテンツが記録されているCDやDVD等のデジタル記録媒体であって、非接触インターフェースとCPUを備えたICチップが内蔵されていることを特徴とするデジタル記録媒体。
- 請求項1記載のデジタル記録媒体において、前記ICチップは復号鍵を記憶しており、また前記デジタル・コンテンツは前記復号鍵に対応した暗号鍵を使用して暗号化されて記録されていることを特徴とするデジタル記録媒体。
- 請求項2記載のデジタル記録媒体において、前記ICチップは再生装置が備えるセキュリティデバイスとの間で相互認証を行い、また前記ICチップはその相互認証が成功した場合にだけ前記復号鍵の取出しができるようにすることを特徴とするデジタル記録媒体。
- 請求項1〜3のいずれかに記載のデジタル記録媒体において、前記ICチップは、前記デジタル・コンテンツの非記録領域に内蔵されていることを特徴とするデジタル記録媒体。
- 請求項1〜4のいずれかに記載のデジタル記録媒体において、前記ICチップが備える前期非接触インターフェースにはアンテナが含まれており、そのアンテナは、前記デジタル記録媒体の回転中心に対して点対象となるように配置されていることを特徴とするデジタル記録媒体。
- 請求項1〜5のいずれかに記載のデジタル記録媒体において、前記ICチップが内蔵されているデジタル記録媒体の重心を回転中心に一致させるためのバランサーを備えることを特徴とするデジタル記録媒体。
- 非接触インターフェースとCPUを備えたICチップを内蔵するデジタル記録媒体の再生装置であって、前記ICチップとの間で相互認証を行うセキュリティデバイスを具備し、その相互認証が成功した場合にだけ前記ICチップから取出しができる復号鍵を用いてデジタル記録媒体に記録されたデジタル・コンテンツを復号して再生することを特徴とする再生装置。
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