JP2003057936A - 現像装置 - Google Patents
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Abstract
及び印刷装置へ装着されて起動した後の長期間に渡る放
置期間中等に、突発的な衝撃、振動等の影響を受けてト
ナーホッパから現像槽へトナーが溢れ落ちたり、トナー
ホッパの内壁面(トナー供給口)に圧接しているトナー
供給ローラの形状が変形するのを効果的に防止できる現
像装置を提供する。 【解決手段】シール部材10の一端側が、弾性部材11
を介装してトナーホッパの内壁に固定されるとともに、
そのシール部材10によってトナー供給口7を閉塞する
ように、他端側が、トナー供給ローラ8と、トナー供給
口7が形成されたトナーホッパ内壁とに挟持され、その
シール部材10が、トナー供給ローラ8の回転に伴っ
て、弾性部材11の伸長により前進して、そのシール部
材10に形成した開口部12をトナー供給口7に連通さ
せるように構成した。
Description
像槽とが一体的に隣接配置されている現像装置における
トナーホッパから現像槽へのトナー供給口のシール構造
の改良に関する。
れる。この従来例のように、2成分の現像材を用いた現
像装置118では、一般に、現像処理を行う現像槽11
9と、この現像槽119に隣接して配置されるトナーホ
ッパ120とが、一体的に構成されている。
拌ローラ121と、図示しない感光体ローラへと現像材
を移送するマグネットローラ122とが備えられてい
る。また、前記トナーホッパ120と現像槽119との
間には、トナーホッパ120から現像槽119にトナー
123を供給するためのトナー供給口124が設けられ
ている。
ホッパ120側には、スポンジ等の弾性材からなる表面
を有するトナー供給ローラ125が設けられている。そ
して、このトナー供給ローラ125の回転によって、ト
ナーホッパ120内のトナー123を、供給口124か
ら現像槽119へと落下供給すると共に、そのトナーホ
ッパ120内では、撹拌部材126により供給ローラ1
25に向けてトナー123が搬送されるようになってい
る。
する印刷装置では、現像槽119とトナーホッパ120
の双方に、トナー123を収納した状態で出荷される。
また、出荷の時点で、現像槽119内のトナー濃度は、
所定の値に調整されている。
時)に受ける衝撃や震動等によって、トナーホッパ12
0のトナー123が現像槽119に漏れ、現像槽119
のトナー濃度を高めてしまうことがあった。
は、印刷装置の現像装置内に現像剤やトナーを収納せ
ず、印刷装置を設置する時に、サービス員またはユーザ
ー自身によって現像剤やトナーを補給する出荷方法も考
えられる。しかしながら、この方法では、印刷装置の設
置作業に大変な手間がかかってしまう。
5の一部が、トナー供給口124に対して継続的に圧接
状態となっている。従って、この状態で長期間に渡って
保管されると、トナー供給ローラ125の表面における
トナー供給口124との接触部分が、トナー供給口12
4のスリット形状に沿って半ば塑性的に変形してしま
う。そのため、トナー供給ローラ125の起動トルクが
規定値より高くなったり、現像槽119へのトナー12
3供給量が不安定となる問題があった。
ローラの変形を防止するため、印刷装置の出荷時に、シ
ート状のシール部材の先端部を、供給口と供給ローラと
の間に挟み込むようにした現像装置が提案されている。
は、図10に示すように、出荷時においてシート状のシ
ール部材237を、一端は弾性部材238を介してトナ
ーホッパ229の内部に固定し、他端は前記トナーホッ
パ229と現像槽228との間のトナー供給口233を
封止するようにした構成が提案されている。この場合、
使用開始時には、シール部材237は弾性部材238の
収縮に伴い前記トナーホッパ229内壁に沿って設けら
れたガイド部材239内に収納される。
7の先端部によってトナー供給口233を塞ぐことにな
るため、出荷時におけるトナー漏れを有効に防止でき
る。また、トナー供給ローラ225とトナー供給口23
3との間にシート状のシール部材237の先端部を挟む
ため、トナー供給ローラ225の変形を有効に抑制でき
る。
6−95506号公報で開示されている構成では、印刷
装置起動前の期間中に発生するトナー供給口233を介
した現像槽228側へのトナー漏出に対しては有効に作
用するが、一旦装置が起動すると、トナー供給口228
は常に開放された状態となるので、前記印刷装置の補修
作業等に伴う現像装置227の挿抜操作、前記印刷装置
の運搬、移動等によって突発的な衝撃、振動が与えられ
る場合にはトナー供給口233を介した現像槽228側
へのトナー漏出が発生するのを防止できないという問題
がある。
前のトナー供給ローラ234の変形防止に対しては有効
に機能するが、一旦装置が起動した後に長期間に渡って
使用されずに放置されたような場合には、トナー供給ロ
ーラ234が直接トナー供給口233に圧接した状態と
なるため、その変形を防止できないという問題がある。
れ、現像装置が印刷装置へ装着される前段階の出荷時,
保管時及び印刷装置へ装着されて起動した後の長期間に
渡る放置期間中等に、突発的な衝撃、振動等の影響を受
けてから現像槽へトナーが溢れ落ちたり、トナーホッパ
の内壁面(トナー供給口)に圧接しているトナー供給ロ
ーラの形状が変形するのを効果的に防止できる現像装置
を提供することを目的とする。
解決するための手段を以下のように構成している。
記トナーホッパが、少なくとも、現像槽との間に設けら
れたトナー供給口と、前記トナー供給口を介して前記現
像槽にトナーを供給するためのトナー供給ローラと、を
備えている現像装置において、前記トナー供給口の配列
にほぼ合致するように形成された開口部または切欠部を
有するシール部材を設け、前記シール部材の一端側が、
弾性部材を介装して前記トナーホッパの内壁に固定され
るとともに、前記シール部材にて前記トナー供給口を閉
塞するように、他端側が前記トナー供給ローラと、トナ
ー供給口が形成されたトナーホッパ内壁とに挟持され、
前記シール部材が、前記トナー供給ローラの回転に伴っ
て、前記弾性部材の伸長により前進して、前記開口部ま
たは切欠部と前記トナー供給口とを相互に連通させ前記
トナー供給口を開放するように構成したことを特徴とす
る。
ホッパのトナー供給口全体を覆う状態で設けられてお
り、又シール部材はトナー供給ローラとトナー供給口が
形成されているトナーホッパの内壁とに挟持されている
ので、トナー供給口は閉塞され、使用前においてトナー
ホッパ内のトナーが現像槽側へ漏出するのを防止するこ
とが出来る。
を介装してトナーホッパの内壁に固定されているので、
装置起動時にはトナー供給ローラの正転方向への回転開
始に伴って弾性部材の伸長により前進して、シール部材
に形成された開口部、切欠部とトナーホッパのトナー供
給口とが一致して連通状態となり、トナー供給口を自動
的に開放することができる。したがって、使用者の労力
を要することなく、現像装置のトナーを補給可能な状態
に切り換えることができる。
ル部材をトナーホッパ内部に留め置く構成なので、シー
ル部材を収納する特別なスペースの追加が不要となり、
しかもトナーホッパまたは現像槽からシール部材を外部
へ引き出さずに、現像槽に対してトナーを補給可能とす
ることができ、現像装置の周囲がトナー汚染するのを防
止できるといった優れた効果がある。
ナー供給ローラとトナー供給口との間にシール部材を介
在させるので、トナー供給ローラがトナー供給口に直接
圧接して塑性変形するようなトラブルの発生を未然に防
止することができ、現像槽へのトナーの安定補給が可能
となる。
前記弾性部材の収縮に伴って後退し、前記トナー供給口
を閉塞することを特徴とする。
ル部材を進行させる方向に作用していたトナー供給ロー
ラの駆動力が解除されると、シール部材の一端側に接続
されている弾性部材が収縮することによって、シール部
材の自由端でトナー供給口を閉塞した状態に復帰する。
も、印刷装置の補修作業等に伴う現像装置の挿抜操作、
印刷装置の運搬、移動等によって突発的な衝撃、振動が
与えられてもトナー供給口を介した現像槽側へのトナー
漏出が発生するのを確実に防止することができる。
トナー供給ローラの回転に伴って前進する前記シール部
材の自由端を当接させるための突起部が設けられるとと
もに、前記シール部材の長手方向に沿って設けた開口部
または切欠部と自由端との間に折曲可能部が形成されて
いることを特徴とする。
面に突起部を設けることによって、装置使用時にトナー
供給ローラの回転に伴ってシール部材が過剰に進行する
のを、シール部材の自由端を前記突起部へ当接させるこ
とによって防止し、かつ、トナー供給口とシール部材の
開口部、切欠部とを相互に連通状態とするための位置決
めを正確に行なうことができる。
シール部材の自由端が突起部へ突き当たる際の衝撃を吸
収し、シール部材の損傷、劣化を抑制する。また平板形
状のシール部材に折曲可能部を設けることによって、シ
ール部材の自由端が突起部へ当接した後、シール部材自
体の折曲変形によってシール部材の剛性が確保されるの
で、トナーホッパ内壁面の突起部と合わせてシール部材
が過剰に進行し、シール部材の開口部、切欠部とトナー
供給口の位置ずれが発生するような不具合を有効に防止
することができる。
するための弾性部材を、複数個の弾性部材とすることを
特徴とする。
性部材として、バネ等を用いれば、弾性部材個々の小型
化を図りながらシール部材を全長に渡って略均一弾性力
を作用させてに保持することができる。
するための弾性部材を、単一の弾性部材とすることを特
徴とする。
部材として、ゴムシートのような物を用いれば、使用す
る弾性部材の量を最小限としながらシール部材を全長に
渡って略均一に保持することができるとともに、トナー
ホッパ側へ固定するための係止、固定方法等の簡素化・
簡易化を図ることができる。
現像装置を図面を参照しつつ説明する。
において請求項2乃至4に記載の特徴を具備させてお
り、図1は、2成分の現像材を用いる現像装置lの全体
構成を示す。
像処理を行う現像槽2と、この現像槽2に隣接して配置
されるトナーホッパ3とが、一体的に構成されている。
その現像槽2には、現像材を混ぜる撹拌ローラ4と、図
示しない感光体ローラへと現像材を移送するマグネット
ローラ5とが備えられている。また、前記トナーホッパ
3と現像槽2との間には、トナーホッパ3から現像槽2
にトナー6を供給するためのトナー供給口(供給口)7
が設けられている。
パ3側には、スポンジ等の弾性部材からなる表面を有す
るトナー供給ローラ(供給ローラ)8が備えられてい
る。そして、この供給ローラ8の回転によって、トナー
ホッパ3内のトナー6を、供給口7から現像槽2へと落
下供給するように設定されている。そして、トナーホッ
パ3では、撹拌部材9により、供給ローラ8に対してト
ナー6を搬送するようになっている。
成樹脂材等からなるシート状のシール部材10は、供給
口7付近の、供給ローラ8と供給口7との間に挟まれる
ように設置されており、その一端側はトナーホッパ3の
内壁に沿って設けられた複数のコイルスプリング等の弾
性部材11…を介してトナーホッパ3の天板側内壁に固
定され、他端側は自由端となっている。
2に、組立前の状態における、シール部材10と、トナ
ー供給ローラ8と、供給口7が形成されているトナーホ
ッパ3の一部とを拡大した断面図を示す。シール部材1
0の上方には長手方向に沿って開口部12…が形成さ
れ、下端には折曲可能部13が形成されており、上述の
ように、その上端部(長編の一側)はトナーホッパ3の
内壁に沿った弾性部材11…を介してトナーホッパ3の
天板側内壁に固定されている。また、トナーホッパ3の
内壁には、トナー供給口7と、請求項3で示した突起部
に対応するリブ14が形成されている。
上方の開口部12は、シール部材10が移動してその開
口部12の位置がトナー供給口7と一致した場合に、ト
ナー6が開口部12、供給口7を通じて現像槽2に供給
可能となるように形成されている。また、下端の折曲可
能部13は、シール部材10がリブ14に当接した際に
その切り込み線13aで折曲変形することにより衝撃を
吸収して、シール部材10を保護するために設けられて
いる。
としては切欠部16と折曲可能部17とを備えたものを
用いることも出来る。なお、その折曲可能部17が切り
込み線17aで折曲変形して、シール部材15を保護す
ることができるのは、図3の場合と同様である。
ー供給ローラ8の停止時の状態の断面が示されている。
この状態では、シール部材10の開口部12とトナー供
給口7との位置がずれており、従って、トナー供給口7
は、シール部材10によって封止されており、現像槽側
へはトナー6は漏れないようになっている。
10で閉塞された状態の平面が図6に示され、同図か
ら、斜線部で示す供給口7と、開口部12の位置が相対
的にずれていることを確認することができる。
ール部材10の開口部12とトナー供給口7とが一致し
た時の状態を示す。トナー供給ローラ8の停止時には弾
性部材11によって、図5に示す上方の釣合い位置に位
置していたシール部材10は、トナー供給ローラ8の回
転開始と共に、そのトナー供給ローラ8との間に生じる
摩擦力によって正転方向へと移動(前進)させられる。
た折曲可能部13がトナーホッパ3内壁に設けられたリ
ブ14に突き当たると、折曲可能部13が切り込み線1
3aで折曲すると共に、シール部材10の変形を促すこ
とによって衝撃を吸収し、シール部材10はその位置で
停止させられ、トナー供給ローラ8が回転し続ける間シ
ール部材10はその位置に留まる。
は、シール部材10がリブ14によって停止させられて
いる場合に、トナー供給口7と位置が一致するように形
成されている。図8はその状態を表す平面図である。図
示のように、シール部材10の開口部12がトナー供給
口7と一致し、トナー供給ローラ8の回転に伴い、トナ
ー6が開口部12と供給口7を通じて現像槽2へと供給
される。
シール部材10は弾性部材11の収縮力によって、図5
に示す上方の釣合い位置へ移動させられる。この場合、
供給ローラ8を停止させた状態で、少し上方に持ち上げ
る(シール部材10から離間させる)ようにしてシール
部材10を挟み込む力を弱め、シール部材10の上方へ
の移動をより容易とすることもできる。
により、シール部材10の長手方向に万遍なく弾性力を
作用させることができ、シール部材10の移動をスムー
ズにすることができるが、例えば、ゴムシートのような
弾性部材を用いることにより、請求項5に言うように、
単一の弾性部材で、シール部材10の長辺の一側を固定
してもよい。
の釣合い位置に移動した状態では、前述したように、シ
ール部材10によってトナー供給口7に封止され、トナ
ー6は現像槽2に漏れ出ないようになっている。このよ
うなシール部材10によるトナー供給口7の開閉動作
は、ユーザーの労力を何ら要することなく、自動的にお
こなわれる。
でなく、その後装置を使用し終わる度にトナー供給口7
にシール部材10による封止がなされることによってト
ナーの現像槽2への漏れを防止でき、かつ使用時には適
切なトナー供給をおこなうことができる。
シール部材10をトナーホッパ内部に留め置く構成なの
で、シール部材10を収納する特別なスペース追加が不
要となり、しかもトナーホッパまたは現像槽からシール
部材を外部へ引き出さずに、現像装置に対してトナーを
補給向I能とすることができ、現像装置の周囲がトナー
汚染するのを防止できるといった優れた効果がある。
ナー供給ローラ8とトナー供給口7との間に必ず柔軟性
のあるシート状のシール部材10,15が介在するの
で、トナー供給ローラ8がトナー供給口7に直接圧接し
て塑性変形してしまうような不具合の発生を未然に防止
することができ、現像槽2へのトナー6の安定補給が可
能となる。
ッパ3の内壁面に突起部としてリブ14を設けることに
よって、装置起動時にトナー供給ローラ8の回転に伴っ
てシール部材10が過剰に進行するのを防止し、かつト
ナー供給口7と、シール部材10(15)の開口部12
または切欠部16を相互に連通状態とするための位置決
めを正確に行なうことができる。
可能部13,17によって、シール部材10,15材の
自由端がリブ(突起部)14へ突き当たる際の衝撃を吸
収し、シール部材10,15の損傷、劣化を抑制するこ
とが出来る。
のみ限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しな
い限りにおいて、設計変更改良等自由であることは言う
までもない。
は、以下の効果を奏する。
ホッパのトナー供給口全体を閉塞するように設けてお
り、又シール部材を、トナー供給ローラとトナー供給口
が形成されているトナーホッパの内壁とに挟持させてい
るので、トナー供給口は確実に封止され、使用前におい
てトナーホッパ内のトナーが現像槽側へ漏出するのを効
果的に防止することが出来る。
を介装してトナーホッパの内壁に固定されているので、
装置起動時にはトナー供給ローラの正転方向への回転開
始に伴って弾性部材の伸長により前進して、シール部材
に形成された開口部、切欠部とトナーホッパのトナー供
給口とが一致して連通状態となり、トナー供給口を自動
的に開放することができる。したがって、使用者の労力
を要することなく、現像装置のトナーを補給可能な状態
に切り換えることができる。
ル部材をトナーホッパ内部に留め置く構成なので、シー
ル部材を収納する特別なスペースの追加が不要となり、
しかもトナーホッパまたは現像槽からシール部材を外部
へ引き出さずに、現像槽に対してトナーを補給可能とす
ることができ、現像装置の周囲がトナー汚染するのを防
止できるといった優れた効果がある。
ナー供給ローラとトナー供給口との間にシール部材を介
在させるので、トナー供給ローラがトナー供給口に直接
圧接して塑性変形するようなトラブルの発生を未然に防
止することができ、現像槽へのトナーの安定補給が可能
となる。
部材を進行させる方向に作用していたトナー供給ローラ
の駆動力が解除されると、シール部材の一端側に接続さ
れている弾性部材が収縮することによって、シール部材
の自由端でトナー供給口を閉塞した状態に復帰する。
も、印刷装置の補修作業等に伴う現像装置の挿抜操作、
印刷装置の運搬、移動等によって突発的な衝撃、振動が
与えられてもトナー供給口を介した現像槽側へのトナー
漏出が発生するのを確実に防止することができる。
に突起部を設けることによって、装置使用時にトナー供
給ローラの回転に伴ってシール部材が過剰に進行するの
を、シール部材の自由端を前記突起部へ当接させること
によって防止し、かつ、トナー供給口とシール部材の開
口部、切欠部とを相互に連通状態とするための位置決め
を正確に行なうことができる。
シール部材の自由端が突起部へ突き当たる際の衝撃を吸
収し、シール部材の損傷、劣化を抑制することができ
る。また、シール部材に折曲可能部を設けることによっ
て、シール部材の自由端が突起部へ当接した後、シール
部材自体の折曲変形によってシール部材の剛性が確保さ
れるので、トナーホッパ内壁面の突起部と合わせてシー
ル部材が過剰に進行し、シール部材の開口部、切欠部と
トナー供給口の位置ずれが発生するような不具合を効果
的に防止することができる。
部材として、バネ等を用いれば、弾性部材個々の小型化
を図りつつ、シール部材を全長に渡って略均一に弾性力
を作用させて保持することができる。
材として、ゴムシートのような物を用いれば、使用する
弾性部材の量を最小限としながらシール部材を全長に渡
って略均一に保持することができるとともに、トナーホ
ッパ側へ固定するための係止、固定方法等の簡素化・簡
易化を図ることができる。
である。
る。
る。
る。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 現像槽とトナーホッパとを有し、 前記トナーホッパが、少なくとも、現像槽との間に設け
られたトナー供給口と、前記トナー供給口を介して前記
現像槽にトナーを供給するためのトナー供給ローラと、
を備えている現像装置において、 前記トナー供給口の配列にほぼ合致するように形成され
た開口部または切欠部を有するシール部材を設け、 前記シール部材の一端側が、弾性部材を介装して前記ト
ナーホッパの内壁に固定されるとともに、前記シール部
材にて前記トナー供給口を閉塞するように、他端側が前
記トナー供給ローラと、トナー供給口が形成されたトナ
ーホッパ内壁とに挟持され、前記シール部材が、前記ト
ナー供給ローラの回転に伴って、前記弾性部材の伸長に
より前進して、前記開口部または切欠部と前記トナー供
給口とを相互に連通させ前記トナー供給口を開放するよ
うに構成したことを特徴とする現像装置。 - 【請求項2】 前記シール部材は、装置の停止時に前記
弾性部材の収縮に伴って後退し、前記トナー供給口を閉
塞することを特徴とする請求項1に記載の現像装置。 - 【請求項3】 前記トナーホッパの内壁面に、前記トナ
ー供給ローラの回転に伴って前進する前記シール部材の
自由端を当接させるための突起部が設けられるととも
に、前記シール部材の長手方向に沿って設けた開口部ま
たは切欠部と自由端との間に折曲可能部が形成されてい
ることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。 - 【請求項4】 前記シール部材の長辺の一側を固定する
ための弾性部材を、複数個の弾性部材とすることを特徴
とする請求項1に記載の現像装置。 - 【請求項5】 前記シール部材の長辺の一側を固定する
ための弾性部材を、単一の弾性部材とすることを特徴と
する請求項1に記載の現像装置。
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