JP2003057050A - 購入計画情報提供方法、購入計画情報提供システム及びプログラム - Google Patents

購入計画情報提供方法、購入計画情報提供システム及びプログラム

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JP2003057050A
JP2003057050A JP2001245050A JP2001245050A JP2003057050A JP 2003057050 A JP2003057050 A JP 2003057050A JP 2001245050 A JP2001245050 A JP 2001245050A JP 2001245050 A JP2001245050 A JP 2001245050A JP 2003057050 A JP2003057050 A JP 2003057050A
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JP2001245050A
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Masaki Nakamura
正樹 中村
Yukio Yamamoto
幸夫 山本
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Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品を購入する経路探索において、商品の価
格の時間変動を考慮した効率のよい経路情報を提供す
る。 【解決手段】 ネットワークナビセンタ10は自動車1
1に搭載された移動体通信機器12から、現在位置情報
APIと、利用者が購入を希望する商品の商品名データ
と現在地の出発予定日時データとによって構成される購
入計画情報PPIとを、携帯電話基地局14及び一般電
話回線網16を介して受信する。ネットワークナビセン
タ10は、現在位置情報APIと購入計画情報PPIと
に基づいて購入経路情報PRIを検索し、一般電話回線
網16及び携帯電話基地局14を介して移動体通信機器
12に送信する。購入経路情報PRIは、商品を販売す
る販売店への案内経路の案内経路データと、同案内経路
の距離や所要時間、コスト等の詳細情報データとによっ
て構成され、移動体通信機器12のディスプレイ43上
に表示され、利用者によって確認される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現在位置の位置情
報を得ることのできる現在位置検出手段を備えた移動体
通信機器に好適な購入計画情報提供方法、購入計画情報
提供システム及びプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、車両を運転中の利用者が、現
在地から目的地までの効率的な経路案内情報を所望する
と、利用者のリクエストに応じて、当該経路案内情報を
探索し、表示画面に表示したり音声出力したりして、利
用者に経路案内情報を提供する車載用カーナビゲーショ
ン装置が用いられている。これにより、利用者は効率的
に所望する目的地に到着することができる。
【0003】そして、特開平9−97288号公報に
は、車両を運転する利用者が、効率的に商品の購入をす
ることのできるよう支援するカーナビゲーション装置が
開示されている。すなわち、利用者が所望の商品名等を
カーナビゲーション装置において1つ選択すると、その
商品名と車両の現在位置と燃費データとがカーナビゲー
ション装置から情報センタに送信される。そして、情報
センタでは、受信した商品名に基づいて、販売場所が検
索され対象商品の検索が行われると共に、前記燃費デー
タに基づいて、利用者の現在位置から各販売場所まで移
動するのに必要な移動コストが算出される。そして、こ
の移動コストと商品の販売価格とから各販売場所を採用
した場合のトータルコストが算出され、同トータルコス
トのデータが、センタから利用者のカーナビゲーション
装置に送信される。そのトータルコストのデータを比較
することによって、利用者は、移動コストを考慮した最
適な販売場所を検討することができるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、商品の値段
は、同じ販売場所でも、ある時刻から値下げが行われる
などして、時間的に変動している。従って、利用者が、
センタから受信したトータルコストのデータを比較し、
最適な経路と販売場所を採用したとしても、現在位置か
らその販売場所まで移動するまでの間に、商品の価格が
変動してしまい、検討時には最適であっても、購入時に
は最適な販売場所とならなくなる可能性がある。
【0005】本発明の目的は、上記問題点を解決するた
めになされたものであって、商品を購入する経路探索を
行う際に、複数の商品を購入するのにトータルコストの
低い最適な経路が提供でき、また商品の価格の時間変動
を考慮した、効率のよい経路情報を提供し、利用者が経
路情報を容易に比較検討することができる購入計画情報
提供方法、購入計画情報提供システム及びプログラムを
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、販売店の位置情報と、
同販売店が販売する商品の商品名情報とを前記販売店ご
とに販売店情報記憶手段に記憶する販売店情報記憶段階
と、前記販売店が販売する前記商品の販売日時に対応す
る価格情報と、前記商品名情報とを前記販売店ごとに価
格情報記憶手段に記憶する価格情報記憶段階と、移動体
通信機器から受信した前記商品名情報に基づいて前記販
売店情報記憶手段から同商品を販売する前記販売店の位
置情報を検索する販売店検索段階と、その検索した位置
情報に基づいて同移動体通信機器の現在位置からその販
売店までの経路の経路情報を探索する経路探索段階と、
前記移動体通信機器の前記現在位置を出発する予定日時
に関する出発予定日時情報を入力し、同出発予定日時情
報に基づいて、前記探索した経路を移動した場合に前記
販売店に到着する到着予定日時を演算する演算段階と、
その到着予定日時を前記販売日時としたときの前記商品
の前記価格情報を前記価格情報記憶手段から検索する価
格情報検索段階と、同価格情報を前記移動体通信機器の
出力部に出力する出力段階とを備えたことを要旨とす
る。
【0007】請求項2に記載の発明は、販売店の位置情
報と、同販売店が販売する商品の商品名情報と、前記商
品の価格情報を前記販売店ごとに記憶する販売店情報記
憶手段と、移動体通信機器において複数の前記商品名情
報を入力し、前記販売店情報記憶手段から同商品を販売
する前記販売店の位置情報を検索し出力する販売店検索
手段と、その検索した位置情報と前記移動体通信機器の
現在位置情報とを入力し、前記価格情報と、現在位置か
ら前記各販売店及び各販売店間の移動コストを演算する
移動コスト演算手段と、前記価格情報と前記移動コスト
とから、前記現在位置から前記入力された商品名に対応
する各販売店を訪れるトータルコストの最も小さくなる
販売店、及び現在位置から各販売店を訪れる経路を探索
する経路探索手段と、前記探索された経路または経路上
の販売店の位置情報を出力する出力手段とを備えたこと
を要旨とする。
【0008】請求項3に記載の発明は、販売店の位置情
報と、同販売店が販売する商品の商品名情報とを前記販
売店ごとに記憶する販売店情報記憶手段と、前記販売店
が販売する前記商品の販売日時に対応する価格情報と、
前記商品名情報とを前記販売店ごとに記憶する価格情報
記憶手段と、移動体通信機器において設定された前記商
品名情報を入力し、前記販売店情報記憶手段から同商品
を販売する前記販売店の位置情報を検索し出力する販売
店検索手段と、その検索した位置情報と前記移動体通信
機器の現在位置情報とを入力し、同移動体通信機器の現
在位置からその販売店までの経路の経路情報を探索し出
力する経路探索手段と、前記移動体通信機器の前記現在
位置を出発する予定日時に関する出発予定日時情報と前
記経路情報とを入力し、同出発予定日時情報に基づい
て、前記経路を移動した場合に前記販売店に到着する到
着予定日時の到着予定日時情報を演算し出力する演算手
段と、その演算した到着予定日時情報を入力し、前記到
着予定日時を前記販売日時としたときの前記商品の前記
価格情報を前記価格情報記憶手段から検索し出力する価
格情報検索手段とを備えたことを要旨とする。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の購入計画情報提供システムにおいて、前記購入計画情
報提供システムは、前記移動体通信機器と、同移動体通
信機器との間で電波信号により各種情報の入出力を行う
情報センタとによって構成され、前記情報センタは、前
記販売店情報記憶手段と、前記価格情報記憶手段と、前
記販売店検索手段と、前記経路探索手段と、前記演算手
段と、前記価格情報検索手段とを備え、前記移動体通信
機器において取得した前記商品名情報と前記現在位置情
報とを前記情報センタに出力し、前記情報センタの前記
価格情報検索手段から出力された前記価格情報を前記移
動体通信機器の出力部に出力することを要旨とする。
【0010】請求項5に記載の発明は、販売店の位置情
報と、同販売店が販売する商品の商品名情報とを前記販
売店ごとに記憶する販売店情報記憶手段と、前記販売店
と前記商品と同商品の販売日時とに関連付けられた価格
情報と、前記商品名情報とを前記販売店ごとに記憶する
価格情報記憶手段と、移動体通信機器において設定され
た前記商品名情報を入力し、前記販売店情報記憶手段か
ら同商品を販売する前記販売店の位置情報を検索し出力
する販売店検索手段と、前記販売店の位置情報を入力
し、前記価格情報記憶手段から前記商品と前記販売店と
一致する時間帯別の前記価格情報を全て検索し出力する
販売店価格情報検索手段と、前記販売店の位置情報と前
記移動体通信機器の現在位置情報とを入力し、同移動体
通信機器の現在位置からその販売店までの経路の経路情
報を探索し出力する経路探索手段と、前記移動体通信機
器の前記現在位置を出発する予定日時に関する出発予定
日時情報と前記経路情報とを入力し、同出発予定日時情
報に基づいて、前記経路を移動した場合に前記販売店に
到着する到着予定日時の到着予定日時情報を演算し出力
する演算手段と、その到着予定日時情報と前記販売店価
格情報検索手段の前記時間帯別の価格情報を入力し、前
記到着予定日時を前記販売日時としたときの前記商品の
前記価格情報を検索し出力する価格情報検索手段とを備
えたことを要旨とする。
【0011】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の購入計画情報提供システムにおいて、前記購入計画情
報提供システムは、前記移動体通信機器と、同移動体通
信機器との間で電波信号により各種情報の入出力を行う
情報センタとによって構成され、前記情報センタは、前
記販売店情報記憶手段と、前記価格情報記憶手段と、前
記販売店検索手段と、前記販売店価格情報検索手段とを
備え、前記移動体通信機器は、前記経路探索手段と、前
記演算手段と、前記価格情報検索手段とを備え、前記移
動体通信機器において取得した前記商品名情報を前記情
報センタに出力し、前記情報センタの前記販売店検索手
段と前記販売店価格情報検索手段とから出力された前記
販売店の位置情報と前記時間帯別の価格情報と、前記移
動体通信機器の現在位置情報とを、前記移動体通信機器
の前記経路探索手段と前記価格情報検索手段とに入力
し、前記移動体通信機器の前記価格情報検索手段から出
力された前記価格情報を前記移動体通信機器の出力部に
出力することを要旨とする。
【0012】請求項7に記載の発明は、請求項3〜6の
いずれか1つに記載の移動体経路情報配信システムにお
いて、前記移動体通信機器が送信する前記商品名情報
は、複数の前記商品の商品名情報により構成され、前記
経路探索手段は、前記複数の商品のうちいずれか1つを
販売する前記販売店を経由地点として、複数経由しなが
ら移動することによって前記複数の商品のすべてを購入
することが可能となる経路であることを要旨とする。
【0013】請求項8に記載の発明は、請求項3〜7に
記載の購入計画情報提供システムにおいて、前記購入計
画情報提供システムは、前記経路探索手段が探索した前
記現在地から前記販売店までの経路を移動するために要
する移動コストの移動コスト情報を演算し、前記移動体
通信機器の出力部に出力する移動コスト演算手段と備え
たことを要旨とする。
【0014】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
の移動体経路情報配信システムにおいて、前記購入計画
情報提供システムは、前記価格情報と前記移動コスト情
報とに基づいて、前記経路のトータルコストを演算し、
前記トータルコストに基づいて、少なくとも1つの最適
な前記経路を特定し、その特定した前記経路の経路情報
を前記移動体通信機器の出力部に出力する経路出力手段
を備えることを要旨とする。
【0015】請求項10に記載の発明は、販売店の位置
情報と、同販売店が販売する商品の商品名情報と、同商
品の販売日時に対応する価格情報とを前記販売店ごとに
記憶手段に記憶する処理と、移動体通信機器からの現在
位置の現在位置情報と、商品の商品名情報と、前記現在
地を出発する予定日時に関する出発予定日時情報とを入
力する処理と、前記商品名情報に基づいて前記記憶手段
から同商品を販売する前記販売店の位置情報を検索し、
その位置情報と前記現在位置情報とに基づいて前記移動
体通信機器の前記現在位置からその販売店までの経路を
検索する処理と、前記出発予定日時情報に基づいて、探
索した前記経路を移動した場合に前記販売店に到着する
到着予定日時を演算する処理と、その演算した前記到着
予定日時を前記販売日時としたときの前記商品の前記価
格情報を前記記憶手段から検索し、同価格情報を移動体
通信機器に配信する処理とをコンピュータにて実行させ
ることを要旨とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面に従って説明する。図1は、購入経路情報提
供システムのシステム構成ブロック図を示す。
【0017】図1において、コンピュータシステムを備
えた情報センタとしてのネットワークナビセンタ10
は、利用者の自動車11に搭載された移動体通信機器1
2との間で、購入経路情報PRIや、自身(自車)の現
在位置情報API及び購入計画情報PPI等を含む各種
情報の授受を行うようになっている。
【0018】詳述すると、移動体通信機器12からの現
在位置情報APIと購入計画情報PPIとが、同通信機
器12のアンテナ13から電波信号となって発信され
る。現在位置情報APIは利用者の車両の現在位置デー
タにより構成される。また、購入計画情報PPIは、利
用者が購入を希望する商品名の商品名データと、現在地
を出発する予定日時の出発予定日時データとによって構
成される。そして、この電波信号は携帯電話基地局14
の基地局アンテナ15で受信され一般電話回線網16を
介してネットワークナビセンタ10に送信される。
【0019】反対に、ネットワークナビセンタ10から
の購入経路情報PRIは、一般電話回線網16を介して
携帯電話基地局14の基地局アンテナ15から電波信号
となって発信される。この購入経路情報PRIは、前記
現在位置情報API及び購入計画情報PPIとに基づい
て、ネットワークナビセンタ10によって探索・演算さ
れるものである。そして、購入経路情報PRIは、利用
者が希望する商品を販売する複数の販売店に行くための
案内経路を表現した案内経路データと、同案内経路の距
離や所要時間、コスト等を表現した詳細情報データとに
よって構成される。
【0020】また、このセンタ10側の電波信号は移動
体通信機器12のアンテナ13にて受信され同移動体通
信機器12に送信される。つまり、ネットワークナビセ
ンタ10は、自動車11に搭載された移動体通信機器1
2とはいわゆる無線インターネットで接続されている。
ちなみに、自動車11等の移動体通信機器12とネット
ワークナビセンタ10との間に一般電話回線網16を介
さずに、移動体通信機器側に無線送受信機とTA(ター
ミナルアダプタ;Terminal Adapter)とDSU(デジタ
ルサービスユニット;Digital Service Unit)を備え
て、移動体通信機器12とセンタ10とを直接無線イン
ターネットにて接続する手法でもよい。
【0021】ネットワークナビセンタ10は、図2に示
すように、サーバ群21及びデータ変換装置22を備え
ている。サーバ群21は、マップサーバ23、利用者サ
ーバ24、販売店情報記憶手段としての販売店情報サー
バ25、販売店検索手段及び経路探索手段、演算手段、
価格情報検索手段、移動コスト演算手段、経路出力手段
としての管理サーバ26を備えている。
【0022】マップサーバ23は、地図データ(道路地
図、住宅地図、建物形状地図等)、交差点データ、住所
データ、道路データ等を記憶管理している。道路データ
は、信号や交差点で区切られ、緯度Xと経度Yとによっ
て表現される始点と終点と、道路名称等とによって特定
されている。
【0023】利用者サーバ24は、移動体通信機器12
において購入経路情報PRIを受信する利用者の利用者
データを記憶管理しており、利用者データは、名前デー
タ、住所データ、携帯電話番号データ、IP(Internet
Protocol )アドレスデータ、燃費データ、燃料価格デ
ータからなる。燃費データは、利用者の移動体通信機器
12が搭載されている車両の燃費のデータ、例えば「8
km/l」といったデータである。また、燃料価格デー
タは、前記燃費データに対応する車両の燃料の価格デー
タ、例えば「120円/l」といったデータである。
【0024】販売店情報サーバ25は、販売店名称デー
タと、販売店座標データ、商品名データ、価格データと
からなる。販売店名称データは、販売店の名称、例えば
「○○スーパー」や「△△電気店」といったデータであ
る。また、販売店座標データは、本実施形態では前記マ
ップサーバ23に記憶された地図データ上で特定される
位置であって、緯度Xと経度Yとによって表現され、販
売店の位置を特定するデータである。
【0025】商品名データは、販売店が扱っている商品
の名称、例えば「蛍光灯」や「牛肉」といったデータで
ある。また、価格データは、同販売店における販売日時
に対応した商品の価格、例えば「7月1日、10:00
〜17:00、1500円」や「7/1、17:00〜
18:00、1200円」といったデータである。
【0026】管理サーバ26は各サーバ23〜25を統
括管理するサーバであって、データ変換装置22、一般
電話回線網16及び携帯電話基地局14を介して移動体
通信機器12と接続されている。
【0027】管理サーバ26は記憶部を備え、同記憶部
には販売店検索プログラムが記憶されている。そして、
管理サーバ26は、この販売店検索プログラムに従って
各種演算処理動作を実行する。販売店検索プログラム
は、移動体通信機器12から送信される購入計画情報P
PIの商品名データに基づいて、販売店情報サーバ25
から対応する販売店の販売店名称データと、販売店座標
データ、商品名データ、価格データを抽出し前記管理サ
ーバ26の記憶部に記憶させる一連の処理動作を管理サ
ーバ26に実行させるためのプログラムである。
【0028】又、管理サーバ26の記憶部には、経路探
索プログラムが記憶されており、管理サーバ26は経路
探索プログラムに従って各種演算処理動作を実行する。
経路探索プログラムは、前記移動体通信機器12を介し
て利用者から送信される現在位置情報APIと前記販売
店検索プログラムによって抽出した全ての販売店の販売
店座標データに基づいて、現在地から全ての販売店を訪
れる経路の経路データを探索し、前記管理サーバ26の
記憶部に記憶させるためのプログラムである。
【0029】さらに、管理サーバ26の記憶部には、詳
細情報検索プログラムが記憶されており、管理サーバ2
6は詳細情報検索プログラムに従って各種演算処理動作
を実行する。詳細情報検索プログラムは、前記経路探索
プログラムに従って探索された前記経路の詳細情報デー
タを求め前記管理サーバ26の記憶部に記憶させるため
のプログラムである。尚、詳細情報データは、前記経路
についての距離データ、所要時間データ、コストデータ
によって構成されている。さらに、詳細情報データのう
ちのコストデータは、購入コストデータと、移動コスト
データとによって構成される。購入コストデータは、同
経路において商品を購入するときの全商品の合計金額の
データであり、移動コストデータは、同経路を移動する
ために消費される燃料のコストを、前記距離データと、
前記利用者サーバ24の燃費データと燃料価格データと
から演算して求めたデータである。
【0030】さらにまた、管理サーバ26の記憶部に
は、経路情報配信プログラムが記憶されており、管理サ
ーバ26は経路情報配信プログラムに従って各種演算処
理動作を実行する。経路情報配信プログラムは、前記経
路探索プログラム及び経路情報配信プログラムによって
求められた経路データと詳細情報データとによって構成
される購入経路情報PRIを利用者の移動体通信機器1
2に配信するためのプログラムである。尚、本実施形態
では、購入経路情報PRIは前記詳細データのコストデ
ータのコストが小さい順に最大3つに絞られてから配信
される。
【0031】又、前記各サーバ23〜26において記憶
管理される各種データは、本実施形態では、ネットワー
クナビセンタ10の管理者が登録する。すなわち、管理
者が各種データの情報を、インターネット17や電話、
FAX、テレビ、ラジオ、情報誌等の情報媒体等を利用
して収集し、ネットワークナビセンタ10においてパソ
コンを操作して各サーバ23〜26に登録する。
【0032】尚、データ変換装置22は、一般電話回線
網16から管理サーバ26に出力される情報を管理サー
バ26が受信可能にする信号処理回路である。又、デー
タ変換装置22は、管理サーバ26から読み出された購
入経路情報PRIを一般電話回線網16を介して携帯電
話基地局14に出力することを可能にするための信号処
理回路でもある。
【0033】次に、ネットワークナビセンタ10を介し
て前記購入経路情報PRIが配信される自動車11に搭
載された移動体通信機器12について説明する。移動体
通信機器12は車両用ナビゲーション装置31にて構成
され、図3に示すように、その車両用ナビゲーション装
置31は、入出力装置32、現在位置検出装置33、情
報記憶装置34及び主制御装置35を備えている。
【0034】入出力装置32は、目的地を入力したり、
利用者が必要な時に案内情報や音声や画面から出力でき
るようにしたりして、利用者の意思によりナビゲーショ
ン処理を主制御装置35に指示する装置である。又、入
出力装置32は、ネットワークナビセンタ10より配信
された前記購入経路情報PRIを利用し、利用者が必要
な時に同購入経路情報PRIを画面から出力できるよう
に主制御装置35に指示する装置である。
【0035】入出力装置32は、タッチスイッチ41、
キースイッチ(ジョグキー及び電源スイッチ)42、出
力部としてのディスプレイ43、スピーカ44、プリン
タ45を備えている。タッチスイッチ41は、ディスプ
レイ43の画面43a上に設けられ、目的地や電話番号
や地図所の現在位置等や、経路案内等をリクエストす
る。キースイッチ42は、ディスプレイ43の周辺に設
けられ、前記タッチスイッチ41と同様に目的地や電話
番号や地図上の現在位置等や、経路案内をリクエストす
る。
【0036】ディスプレイ43は、カラー液晶ディスプ
レイであって、地図データや描画データに基づいて画面
43aに図5及び図6に示すように選択画面43bや入
力ボックス43c、選択ボックス43d,43e、検索
ボタン43f、地図43g、リスト画面43h、スター
トフラッグ43i、マーク43j,43k、指標43
l、決定ボタン43m等を表示する。スピーカ44は、
経路案内を音声で出力する。プリンタ45は、主制御装
置35で処理したデータを記録紙に記録する。
【0037】現在位置検出装置33は、自動車11の現
在位置に関する情報を検出、或いは、受信する装置であ
る。現在位置検出装置33は、GPS受信装置46、絶
対方位センサ47、相対方位センサ48、距離センサ4
9、VICS(道路交通情報通信システム;Vehicle In
formation and Communication System)受信装置50及
び送信手段としての携帯電話機52を備えている。な
お、VICSは、渋滞情報や道路規制情報等を車両に向
けて送信するシステムである。
【0038】GPS受信装置46は、衛星航法システム
(GPS;Global Positioning System )を利用して自
動車11の現在位置や、車両方位、車両速度等を検出す
る。絶対方位センサ47は、地磁気センサなどで構成さ
れている。相対方位センサ48は、ステアリングセン
サ、ジャイロなどで構成されている。距離センサ49
は、車輪の回転数から走行距離を算出する。
【0039】VICS受信装置50は、FM多重放送
局、ビーコン(道路に設置され、狭域の渋滞情報や道路
規制情報等を車両に向けて送信する発信機)が送信する
道路情報を受信する受信装置である。
【0040】携帯電話機52は、一般電話回線網16を
介して携帯電話基地局14のアンテナ15から発信され
るネットワークナビセンタ10からの購入経路情報PR
I等を受信する。又、携帯電話機52は、現在位置情報
API及び、利用者が車両用ナビゲーション装置31に
入力する前記購入計画情報PPIを携帯電話基地局14
に発信し、一般電話回線網16を介して前記現在位置情
報API及び購入計画情報PPIをネットワークナビセ
ンタ10に送信するようになっている。
【0041】情報記憶装置34は、ナビゲーションプロ
グラム及びデータを記憶する。ナビゲーションプログラ
ムは、地図描画部、経路探索部、経路案内部、現在位置
計算部、目的位置設定操作制御部等からなり、ナビゲー
ションの信号処理を行うアプリケーション部及びOS部
で構成されている。つまり、一般的な経路探索などの処
理を行うためのプログラムや、経路案内に必要な表示制
御、音声案内に必要な音声出力制御を行うためのプログ
ラム及びそれに必要なデータ、さらに、経路案内及び地
図表示に必要な表示情報が格納されている。
【0042】具体的には、現在位置検出装置33からの
現在位置、タッチスイッチ41又はキースイッチ42か
らの入力信号に基づき目的地の設定、通過点を設定し、
探索道路データを用いて経路探索を実行するプログラム
によって構成される。さらに、VICS受信装置50等
から取得した交通情報に基づき探索道路データを変換し
再度経路探索を実行させるプログラム、地図描画やマッ
プマッチング、経路に沿って音声出力タイミングや音声
フレーズを決定するためのプログラムによって構成され
る。
【0043】一方、データは、地図データ(道路地図、
住宅地図、建物形状地図等)、駐車場データ、交差点デ
ータ、ノードデータ、道路データ、写真データ、登録地
点データ、目的地点データ、目的地読み込みデータ、電
話番号データ、住所データ、その他ナビゲーション装置
に必要なすべてのデータである。
【0044】又、情報記憶装置34は、購入経路情報取
得プログラムを記憶する。購入経路情報取得プログラム
は、現在位置情報APIと購入計画情報PPIとをネッ
トワークナビセンタ10に送信し、ネットワークナビセ
ンタ10から受信した購入経路情報PRIを地図形式で
出力したり、リスト形式で出力したりするためのプログ
ラムである。
【0045】具体的には、現在位置情報APIと購入計
画情報PPIとを携帯電話機52からネットワークナビ
センタ10に発信するためのプログラムによって構成さ
れる。また、ネットワークナビセンタ10からの購入経
路情報PRIを携帯電話機52にて受信させ、その受信
した購入経路情報PRIを主制御装置35に転送させ、
ディスプレイ43から出力するためのプログラムによっ
ても構成される。
【0046】主制御装置35は、中央制御装置(CP
U)53、フラッシュメモリ54、ROM55、RAM
56、画像メモリ57、画像プロセッサ58、音声プロ
セッサ59、通信インタフェース61、センサ入力イン
タフェース62、時計63を備えている。
【0047】CPU53は、種々の演算処理を実行す
る。フラッシュメモリ54は、情報記憶装置34から読
み出したナビゲーションプログラム及び購入経路情報取
得プログラムを格納する。ROM55は、フラッシュメ
モリ54に格納したプログラムのプログラムチェック、
更新処理を行うプログラムを格納している。
【0048】記憶手段としてのRAM56は、設定され
た目的地の地点座標、道路コードナンバー等の探索され
た経路案内情報や演算処理中のデータを一時格納する。
又、RAM56は、前記携帯電話機52が受信したネッ
トワークナビセンタ10から配信された購入経路情報P
RIを一時記憶するようになっている。
【0049】画像メモリ57は、ディスプレイ43の画
面43aに表示する地図43g等の画像データが記憶さ
れる。画像プロセッサ58は、CPU53からの表示制
御信号に基づいて、画像メモリ57から画像データを取
り出し、画像処理を施してディスプレイ43に地図43
g等を表示する。
【0050】音声プロセッサ59は、CPU53からの
音声出力制御信号に基づいて情報記憶装置34から読み
出した走行案内のための音声、フレーズ、1つにまとま
った文章、音等を合成してアナログ信号に変換させてス
ピーカ44に出力する。
【0051】通信インタフェース61は、現在位置検出
装置33のGPS受信装置46、VICS受信装置50
及び携帯電話機52と主制御装置35との間でのデータ
の授受を行う。センサ入力インタフェース62は、現在
位置検出装置33の絶対方位センサ47、相対方位セン
サ48及び距離センサ49からのセンサ信号を取り込
む。時計63は、内部ダイアグ情報に日付や時間を記入
する。
【0052】そして、主制御装置35のCPU53は、
情報記憶装置34から読み出されフラッシュメモリ54
に格納されたナビゲーションプログラムに基づいて車両
用ナビゲーション装置31本来の動作をする。つまり、
CPU53は、現在位置検出装置33にて取得された各
データに基づき一定時間ごとに現在位置を算出し、一時
的に現在位置情報APIとしてRAM56に書き込む。
この算出した現在位置は、各種データの検出誤差を考慮
してマップマッチング処理を行ったものである。
【0053】ここで、案内経路については、利用者の選
択、すなわち、タッチスイッチ41又はキースイッチ4
2の選択操作によって、CPU53は画面表示、音声出
力のいずれでも選択できるように処理動作するようにな
っている。
【0054】次に、ネットワークナビセンタ10及び車
両用ナビゲーション装置31の作用について図4のフロ
ーチャートに従って説明する。尚、車両用ナビゲーショ
ン装置31本来の機能である現在位置検出、地図表示、
経路探索等は従来と同様であるので、説明の便宜上、車
両用ナビゲーション装置31とネットワークナビセンタ
10との間の動作について説明する。
【0055】走行中の自動車11に搭載されている車両
用ナビゲーション装置31のCPU53は、一定時間毎
に自車の現在位置を算出し現在位置データを取得し、そ
の現在位置データを現在位置情報APIとしてRAM5
6に記憶している。そしてこの状態で、利用者により、
前記購入経路情報PRIが所望されると、キースイッチ
42等が操作され、図5に示すように、ディスプレイ4
3の画面43a上に、選択画面43bが表示される。こ
の選択画面43bは、本実施形態ではネットワークナビ
センタ10から前記キースイッチ42等の操作信号に応
答して配信されるようになっている。
【0056】そして、利用者は、キースイッチ42等の
操作によって、入力ボックス43cに利用者が購入を希
望する商品名を入力する。本実施形態では「蛍光灯」と
「牛肉」が入力ボックス43cに入力されている。次
に、利用者は、キースイッチ42等を操作して、選択ボ
ックス43d,43eを選択する。この選択ボックス4
3d,43eは、利用者が現在地を出発する予定日時を
選択するものであり、本実施形態では、「7/20」と
「12:30」が選択されている。
【0057】そして、利用者は、前記選択ボックス43
d,43eを選択し終わると、入力及び選択した条件で
購入経路情報PRIを取得するために検索ボタン43f
を選択操作する。
【0058】そして、前記検索ボタン43fが選択操作
されると、CPU53は購入経路情報取得プログラムに
従って、入力ボックス43cにおいて入力された「蛍光
灯」と「牛肉」とを商品名データとしてRAM56に記
憶する。また、CPU53は選択ボックス43d,43
eにおいて選択された「7/20」と「12:30」を
出発予定日時データとしてRAM56に記憶する(ステ
ップS11)。
【0059】そして、CPU53は前記商品名データと
出発予定日時データとをRAM56に記憶すると、購入
経路情報取得プログラムに従って、同商品名データと出
発予定日時データとを購入計画情報PPIとする。そし
て、同購入計画情報PPIを同じくRAM56に記憶さ
れている現在位置情報APIとともに、通信インタフェ
ース61を介して携帯電話機52に出力する。
【0060】携帯電話機52は入力した現在位置情報A
PIと購入計画情報PPIとに応答して携帯電話基地局
14に発信し、一般電話回線網16を介してネットワー
クナビセンタ10との交信を可能にする。そして、携帯
電話機52は入力した現在位置情報APIと購入計画情
報PPIとをネットワークナビセンタ10に送信する
(ステップS12)。このとき、ネットワークナビセン
タ10には現在位置情報APIと購入計画情報PPIと
ともに携帯電話機52の携帯電話番号やIPアドレスも
送信される。
【0061】ネットワークナビセンタ10の管理サーバ
26は、データ変換装置22を介して現在位置情報AP
I、購入計画情報PPI、携帯電話番号及びIPアドレ
スを入力すると(ステップS13)、まず入力した携帯
電話番号及びIPアドレスに基づいてセンタ10に登録
されている利用者かどうか判断する。具体的には、利用
者サーバ24に記憶された利用者データの携帯電話番号
及びIPアドレスと一致する番号かどうかで判断され
る。
【0062】そして、一致する番号及びIPアドレスが
ない時には、管理サーバ26はネットワークナビセンタ
10に登録されていないものと判断し、新たな現在位置
情報API等の各種情報を待つ。
【0063】一方、一致する番号及びIPアドレスがあ
るときには、管理サーバ26はネットワークナビセンタ
10に登録されている利用者と判断する。そして、管理
サーバ26は販売店検索プログラムに従って、入力した
購入計画情報PPIの商品名データに基づき、販売店情
報サーバ25に一致する商品名データ(本実施形態では
「蛍光灯」と「牛肉」)が存在するかどうか判断する。
そして、一致する商品名データが1つも存在しない場合
は、管理サーバ26は販売店検索プログラムの処理動作
を終了して次の新たな購入計画情報PPI等の各種情報
を待つ。
【0064】反対に、「蛍光灯」もしくは「牛肉」と一
致する商品名データが1つ又は複数存在すると、管理サ
ーバ26は販売店情報サーバ25から、「蛍光灯」と
「牛肉」それぞれについて、対応する全ての販売店の販
売店座標データをそれぞれ読み出す。そして管理サーバ
26は、読み出した販売店座標データを商品名データと
ともに管理サーバ26の記憶部に記憶して、販売店検索
プログラムの処理を終了する(ステップS14)。
【0065】そして、管理サーバ26は、経路探索プロ
グラムに従って、記憶部に記憶された全ての販売店座標
データを読み出す。そして、管理サーバ26は前記現在
位置情報APIと、販売店座標データとに基づいて、利
用者の現在位置から、順不同で「蛍光灯」を扱う販売店
と「牛肉」を扱う販売店とを1つずつ自動車11で訪れ
る場合の経路について、全ての組み合わせをマップサー
バ23より探索する。そして、探索した全ての経路と、
その経路上の各販売店で購入する購入対象物(「蛍光
灯」もしくは「牛肉」)のデータを、経路データとして
前記記憶部に記憶し、経路探索プログラムの処理を終了
する(ステップS15)。尚、このときの販売店の組み
合わせは、1つの販売店で「蛍光灯」と「牛肉」の両方
を扱っている場合は、1つの販売店を訪れるものとして
管理サーバ26は経路を探索する。
【0066】次に、管理サーバ26は、詳細情報検索プ
ログラムに従って、前記経路データのうちの全ての経路
について、次の計算を行う。まず、管理サーバ26は、
経路の走行距離を計算し、距離データとして記憶する。
そして、同経路を法定速度で走行した場合の所要時間を
計算し、所要時間データとして記憶する。
【0067】また、管理サーバ26は、購入計画情報P
PIの出発予定日時データと、前記所要時間データとに
基づいて、対応する経路において各販売店を訪れる予測
日時を計算する。そして、計算した予測日時データと、
前記経路データの購入対象物のデータとに基づいて、前
記販売店情報サーバ25より一致する販売店の販売日時
に対応した商品の価格を読み取る。すると、管理サーバ
26は、読み取った価格を合計し購入コストデータとし
て記憶部に記憶する。
【0068】さらにまた、管理サーバ26は、前記距離
データの距離を、前記利用者サーバ24の燃費データの
燃費で除することにより当該経路を自動車11で移動す
る場合に同自動車11が消費する燃料の量を計算する。
そして、計算した燃料の量に、前記利用者サーバ24の
燃料価格データを乗し、当該経路の移動に要する燃料費
を計算し、計算した燃料費を移動コストデータとして記
憶部に記憶する。
【0069】管理サーバ26は、計算した購入コストデ
ータと移動コストデータとに基づいて、商品の購入と移
動に要する全てのコストを計算し、コストデータとして
記憶部に記憶する。さらに、管理サーバ26は、各経路
についての前記購入コストデータと、最後に販売店を訪
れる予測日時の予測日時データ、コストデータを、詳細
情報データとして記憶部に記憶し、詳細情報検索プログ
ラムの処理を終了する(ステップS16)。
【0070】次に、管理サーバ26は、経路情報配信プ
ログラムに従って、前記コストデータに基づき、全体の
コストが最も小さい経路を特定し、その経路に関する前
記経路データと、前記詳細情報データとを購入経路情報
PRIとして記憶部に記憶する。
【0071】そして、管理サーバ26は、前記経路の購
入経路情報PRIを、データ変換装置22にてデータ変
換して一般電話回線網16を介して携帯電話基地局14
に出力する。そして、携帯電話基地局14に出力された
最大3つの購入経路情報PRIは、携帯電話基地局14
のアンテナ15から車両用ナビゲーション装置31の携
帯電話機52に送信される(ステップS17)。
【0072】携帯電話機52への購入経路情報PRIの
送信が完了(経路情報配信プログラムの処理動作が終
了)すると、管理サーバ26は、次の新たな現在位置情
報API及び購入計画情報PPIを待つ。
【0073】一方、携帯電話機52が購入経路情報PR
Iを受信すると、CPU53は購入経路情報取得プログ
ラムに基づいて同購入経路情報PRIをRAM56に一
時記憶する(ステップS18)。
【0074】CPU53はRAM56に記憶された購入
経路情報PRIを画像プロセッサ58に出力する。画像
プロセッサ58は、CPU53からの表示制御信号に基
づいて購入経路情報PRIを画像処理し、図6に示すよ
うに、ディスプレイ43に、前記購入経路情報PRIを
反映させた地図43gとリスト画面43hとを表示させ
る(ステップS19)。
【0075】本実施形態では、地図43g上に、自動車
11の現在位置を示すスタートフラッグ43iと前記購
入経路情報PRIに基づく、最初に訪れる販売店の位置
を示すマーク43jと、次に訪れる販売店の位置を示す
マーク43kと、それら販売店に行くためのそれぞれの
案内経路を示す指標43lとが表示される。また、リス
ト画面43h上には、前記購入経路情報PRIの購入コ
ストデータに基づく全商品の合計金額と、到達予測日時
データに基づく最後に訪れる販売店に到達する予測時刻
と、コストデータに基づく商品の購入と移動に要する全
てのコストが表示される。
【0076】つまり、利用者が、車両用ナビゲーション
装置31の画面43aを確認しながら購入を所望する商
品名を1つ又は複数入力し、現在地の出発予測日時を選
択操作すると、車両用ナビゲーション装置31とセンタ
10との間で現在位置情報API、購入計画情報PP
I、購入経路情報PRIの送受信が行われる。そして、
現在位置情報API、購入計画情報PPI、購入経路情
報PRIの送受信の結果、画面43aには、図6に示す
ような地図43gとリスト画面43hが表示されるよう
になる。
【0077】その結果、利用者は、購入を希望する商品
の商品名を1つ又は複数入力し、現在地の出発予測日時
を選択操作するのみで、その商品の購入価格と、その商
品を販売する販売店を訪れるための移動コストとの合計
を最も安くした、現在地から各販売店までの経路を知る
ことができる。しかも、商品の購入価格は、同商品の価
格の時間的変動が考慮されているため、現在地から販売
店を訪れる間に商品の価格が変動しても、正しい購入価
格が反映された経路を知ることができる。
【0078】続いて、利用者は、地図43gとリスト画
面43hを確認し、指標43lに示されているとおりの
経路に従って走行することを希望すると、リスト画面4
3h上の決定ボタン43mを、キースイッチ42を操作
することにより選択する。すると、CPU53は、画像
プロセッサ58を介してリスト画面43hを消去して、
画面43aに、販売店のマーク43j,43kと案内経
路を示す指標43lを表示した地図43gのみを表示さ
せる(ステップS20)。
【0079】従って、利用者は、案内経路を示す指標4
3lに従って走行し、道を間違えることなく販売店の所
在地に到達し希望する商品を購入する。そして、最後の
販売店の所在地まで到達すると、CPU53は販売店ま
での案内を完了し、購入経路情報取得プログラムの処理
動作を終了する。
【0080】次に上記のように構成した実施形態の特徴
を以下に記載する。 (1)本実施形態によれば、利用者の自動車11に搭載
された車両用ナビゲーション装置31が、自動車11の
現在位置情報APIと、利用者が入出力装置32を介し
て入力した購入計画情報PPIとをネットワークナビセ
ンタ10に送信するようにした。そして、ネットワーク
ナビセンタ10の管理サーバ26は、受信した購入計画
情報PPIの商品名データに基づいて販売店情報サーバ
25から同商品を販売する販売店の販売店座標データを
読み出すようにした。
【0081】また、管理サーバ26は、前記現在位置情
報APIと前記販売店座標データとに基づいて、現在地
から前記販売店までの経路を探索するようにした。さら
に、探索したすべての経路について、前記購入計画情報
PPIの出発予定日時データに基づいて、各販売店を訪
れる予測日時の予測日時データを演算するようにした。
【0082】さらにまた、管理サーバ26は同予測日時
データに基づいて、前記販売店情報サーバ25より一致
する販売日時に対応した商品の価格を読み取り、読み取
った価格を購入コストデータとした。そして、管理サー
バ26は、前記経路の経路情報と購入コストデータとに
よって構成される購入経路情報PRIを車両用ナビゲー
ション装置31に送信するようにし、利用者がディスプ
レイ43上で確認できるようにした。
【0083】従って、利用者は、車両用ナビゲーション
装置31において、購入計画情報PPIを入力するのみ
で、購入を希望する商品の購入価格と、現在地からその
商品を販売する販売店までの経路を知ることができる。
しかも、購入コストデータは、商品の価格の時間的変動
が考慮されているため、現在地から販売店を訪れる間に
商品の価格が変動しても、正しい購入価格を知ることが
でき、容易に最適な経路を検討することができる。
【0084】(2)本実施形態によれば、利用者は入出
力装置32を介して複数の商品名を入力することができ
るようにし、その複数の商品名の商品名データを備えた
購入計画情報PPIがネットワークナビセンタ10に送
信されるようにした。
【0085】そして、管理サーバ26は、前記複数の商
品名に基づいて、各商品名に対応する販売店を販売店情
報サーバ25からそれぞれ検索し、前記複数の商品名に
対応する商品をすべて購入することが可能な経路をマッ
プサーバ23より探索するようにした。そして、管理サ
ーバ26は、探索された経路の経路データを含む購入経
路情報PRIを車両用ナビゲーション装置31に送信
し、利用者がディスプレイ43上で確認できるようにし
た。
【0086】従って、利用者は、車両用ナビゲーション
装置31において、複数の商品の商品名を入力するのみ
で、その複数の商品のすべてを購入可能な経路を知るこ
とができる。その結果、利用者は、購入したい商品が複
数であっても、1回の入力で経路を知ることができ、確
認作業が楽になる。
【0087】(3)本実施形態によれば、管理サーバ2
6は、現在位置情報APIと購入計画情報PPIとに基
づいて、現在地から販売店までの経路を探索し、同経路
の距離の距離データを演算するようにした。そして、そ
の距離データに基づいて、当該経路の移動に要する燃料
費を計算し、移動コストデータとして記憶部に記憶する
ようにした。また、管理サーバ26は、この移動コスト
データを含む購入経路情報PRIを車両用ナビゲーショ
ン装置31に送信し、利用者がディスプレイ43上で確
認できるようにした。
【0088】従って、利用者は、車両用ナビゲーション
装置31において、所望する商品を購入するための経路
を確認すると同時に、その経路を移動するために要する
移動コストも知ることができ、利用者は経路を詳しく検
討し、容易に最適な経路を選択することができるように
なる。
【0089】(4)本実施形態によれば、管理サーバ2
6は、探索した現在地から販売店までのすべての経路に
関して、商品の購入に要する購入コストデータと、移動
コストデータとに基づいて、商品の購入と移動に要する
すべてのコストを計算し、コストが最も小さい経路を特
定するようにした。そして、特定した経路に関する購入
経路情報PRIを車両用ナビゲーション装置31に送信
し、利用者がディスプレイ43上で確認できるようにし
た。
【0090】従って、利用者は、車両用ナビゲーション
装置31において、所望する商品の商品名等を入力する
ことにより、その商品の購入コストと、その商品を販売
する販売店までの経路を移動するために要する移動コス
トとの両方が考慮された、最も経済的な経路を知ること
ができる。
【0091】なお、本発明の実施形態は、以下のように
変更してもよい。 ・上記実施形態では、管理サーバ26は、経路探索プロ
グラムに従って、利用者の現在位置から販売店までの経
路を探索するときに、すべての経路を自動車11で移動
するようにして探索するようにした。しかし、自動車1
1以外の移動手段、例えば、電車、バス、徒歩によって
移動するように探索するようにしてもよい。
【0092】そして、自動車11以外の移動手段によっ
て移動する際の移動コストを演算する時には、上記実施
形態の自動車11の燃料費のほかに、電車やバス等の公
共機関の利用料金を使用して演算するようにしてもよ
い。
【0093】・上記実施形態では、販売店情報サーバ
は、販売店名称データと、販売店座標データ、商品名デ
ータ、価格データとによって構成されるようにしたが、
利用者が所望するその他のデータ、例えば、その販売店
が所有する駐車場の情報の駐車場情報データによって構
成されるようにしてもよい。
【0094】・上記実施形態では、利用者が所望する商
品は「蛍光灯」や「牛肉」といった商品名データによっ
て特定するようにしたが、それ以外のデータ、例えば、
商品のサイズや商品の重量等のデータによって特定され
るようにしてもよい。
【0095】・上記実施形態では、管理サーバ26は、
コストデータに基づき、全体のコストが最も小さい経路
を特定し、その経路に関する購入経路情報PRIを車両
用ナビゲーション装置31に送信するようにした。しか
し、その他の条件で経路を絞り込むようにしてもよい。
例えば、コストが小さい順に3つ特定し、利用者にその
3つのうちの1つを選択させるようにしたり、所要時間
を優先させて特定するようにしたりしてもよい。また、
コスト優先か、時間優先かを、利用者に車両用ナビゲー
ション装置31において選択させ、その選択結果に基づ
いて、管理サーバ26が経路の絞込みを行うようにして
もよい。
【0096】さらにまた、時間優先で経路探索を行う場
合には、車両用ナビゲーション装置31において、利用
者に希望の帰宅時間等を入力させ、その希望の帰宅時間
等を守るように経路探索を行うようにしてもよい。
【0097】・上記実施形態では、管理サーバ26が購
入計画情報PPIの商品名データに基づいて、販売店を
検索するようにした。しかし、販売店を、予め利用者に
選択させるようにしてもよい。そして、管理サーバ26
は、現在地から利用者によって選択された販売店までの
最適な経路を探索するようにしてもよい。
【0098】そして、予め利用者に選択させる際には、
管理サーバ26が車両用ナビゲーション装置31からの
現在位置情報APIと購入計画情報PPIとに基づい
て、販売店の候補のリストデータ等を作成し、利用者が
そのリストデータから好みの販売店を選択させるように
してもよい。
【0099】このようにすれば、利用者の好みの販売店
を優先させることができる。 ・上記実施形態では、現在地から販売店までの経路の所
要時間は、同経路を法定速度で走行した場合の所要時間
としたが、それ以外の方法で求めるようにしてもよい。
例えば、自動車11において予め定めた所定時間の走行
速度の平均速度から所要時間を演算するようにしてもよ
い。また、VICS受信装置50等を介して取得した道
路交通情報を反映させて所要時間を演算するようにして
もよい。
【0100】また、ネットワークナビセンタ10におい
て、過去の道路交通情報を統計的に処理して得た将来の
渋滞等の予測交通情報を記憶し、その予測交通情報を反
映させて所要時間を演算するようにしてもよい。
【0101】・上記実施形態では、各サーバ23〜26
において記憶管理される各種データは、ネットワークナ
ビセンタ10の管理者が登録するようにした。しかし、
ネットワークナビセンタ10に対してインターネット等
のネットワークを介して接続されているパソコン等を介
して管理者以外の第三者に登録させるようにしてもよ
い。例えば、販売店情報サーバ25の商品名データ等
は、各販売店の管理者が入力するようにしてもよい。こ
のようにすれば、より精度の高いデータを得ることがで
きる。
【0102】・上記実施形態の車両用ナビゲーション装
置31とネットワークナビセンタ10との間の回線を常
時接続した状態で実施してもよい。 ・上記実施形態では、車両用ナビゲーション装置31に
備えた情報記憶装置34は特に限定しなかったが、各種
プログラムや各種データが記憶されるものであればよ
く、例えば、CD、MO、DVDであってもよい。
【0103】・上記実施形態では、現在地から販売店ま
での経路の探索はネットワークナビセンタ10の管理サ
ーバ26側で行ったが、車両用ナビゲーション装置31
側で行うようにしてもよい。
【0104】なお、この場合には、購入データの演算も
車両用ナビゲーション装置31側で行うようにしても良
い。すなわち、管理サーバ26は、販売店検索プログラ
ムによって読みだした販売店の販売店名称データと、販
売店座標データ、商品名データ、価格データに基づいて
販売店情報サーバ25より、対応する販売店の時間帯別
の価格を全て読み取るようにする。そして車両用ナビゲ
ーション装置31に前記販売店の商品の時間帯別の価格
情報を送信し、車両用ナビゲーション装置31は、その
時間帯別の価格情報に基づいて、探索した経路の購入コ
ストデータを演算するようにする。
【0105】・上記実施形態では、移動体通信機器12
は携帯電話機52を備えた車両用ナビゲーション装置3
1とした。しかし、携帯電話機52に代えて現在位置情
報API、購入経路情報PRIを発信でき、購入計画情
報PPIを受信できる送受信装置(無線装置)を備えた
車両用ナビゲーション装置31に具体化してもよい。
【0106】・上記実施形態では、移動体通信機器12
は携帯電話機52を備えた車両用ナビゲーション装置3
1としたが、車両用ナビゲーション装置31に代えて、
携帯電話機等の携帯端末としてもよい。
【0107】・上記実施形態では、管理サーバ26は、
購入計画情報PPI及び現在位置情報APIとを受信す
ると、販売店検索プログラムに従って、購入計画情報P
PIの商品名データに基づいて、販売店情報サーバ25
から対応する全ての販売店の販売店座標データを読み出
すようにした。しかし、全ての販売店の販売店座標デー
タではなく、自動車11の現在位置から所定の範囲、例
えば10km以内等にある販売店の販売店座標データの
みを読み出すようにしてもよい。
【0108】次に上記実施形態及び別例から把握できる
技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記
する。 (1) 販売店の位置情報と、同販売店が販売する商品
の商品名情報とを前記販売店ごとに情報センタの販売店
情報記憶手段に記憶し、移動体通信機器から受信した前
記商品名情報に基づいて前記情報センタにおいて前記販
売店情報記憶部から同商品を販売する前記販売店の位置
情報を検索し、その位置情報に基づいて前記移動体通信
機器の現在位置からその販売店までの経路を探索し、そ
の経路の経路情報を前記移動体通信機器に配信する移動
体経路情報配信システムにおいて、前記移動体通信機器
は、帰宅日時の帰宅予定日時情報とを送信する送信手段
を備え、前記情報センタは、前記販売店が販売する前記
商品の販売日時に対応する価格情報と、前記商品名情報
とを前記販売店ごとに記憶する価格情報記憶手段と、前
記移動体通信機器から前記帰宅予定日時情報を受信し、
同記帰宅予定日時情報に基づいて、探索した前記経路を
移動した場合に前記販売店に到着する到着予定日時を演
算する到着定日時演算手段と、その演算した前記到着予
定日時を前記販売日時としたときの前記商品の前記価格
情報を前記価格情報記憶手段から検索し、同価格情報を
移動体通信機器に配信する配信手段とを備えたことを特
徴とする移動体経路情報配信システム。
【0109】従って、この(1)に記載の発明によれ
ば、利用者は、帰宅予定時間に間に合うようにしなが
ら、所望する商品を購入することができる経路を検討す
ることができ、容易に最適な経路を確認することができ
る。
【0110】
【発明の効果】以上、詳述したように、請求項1〜10
に記載の発明によれば、利用者が、移動体通信機器にお
いて現在位置情報と商品の商品名情報と現在地の出発予
定日時情報とを入力することにより、同商品の価格情報
と、現在位置からその商品を販売する販売店までの経路
あるいは複数の販売店を訪れる経路の経路情報とを知る
ことができるようにした。そして、前記価格情報は、商
品の価格の時間的変動が考慮されるようにした従って、
現在位置から販売店を訪れる間に商品の価格が変動して
も、正しい価格を知ることができ、利用者は容易に最適
な経路を検討することができる。
【0111】加えて、請求項7に記載の発明によれば、
利用者が、移動体通信機器において、複数の商品の商品
名を入力することにより、その複数の商品のすべてを購
入可能な経路を知ることができるようにした。従って、
利用者は、購入したい商品が複数あっても、1回の入力
で経路を知ることができ、確認作業が楽になる。
【0112】加えて、請求項8に記載の発明によれば、
利用者は、移動体通信機器において、所望する商品を購
入するための経路を確認すると同時に、その経路を移動
するために要する移動コストも知ることができるように
した。従って、利用者は経路を詳しく検討し、容易に最
適な経路を確認することができる。
【0113】加えて、請求項9に記載の発明によれば、
利用者は、移動体通信機器において、所望する商品の商
品名等を入力することにより、トータルコストが考慮さ
れた最も経済的な経路を知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態の購入計画情報提供システムのシ
ステム構成ブロック図である。
【図2】 ネットワークナビセンタの構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】 車両用ナビゲーション装置の構成を示すブロ
ック回路図である。
【図4】 移動体通信機器とネットワークナビセンタと
の間で行われる処理を示すフローチャート図である。
【図5】 ディスプレイの画面上の地図表示及び選択画
面表示を示す図である。
【図6】 ディスプレイの画面上に購入経路情報が表示
された状態を示す図である。
【符号の説明】
10…情報センタとしてのネットワークナビセンタ、1
2…移動体通信機器、25…販売店情報記憶手段及び価
格情報記憶手段としての販売店情報サーバ、26…販売
店検索手段及び経路探索手段、演算手段、価格情報検索
手段、移動コスト演算手段、経路出力手段としての管理
サーバ、52…送信手段としての携帯電話機。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08G 1/0969 G08G 1/0969 G09B 29/00 G09B 29/00 A 29/10 29/10 A Fターム(参考) 2C032 HB22 HB23 HB24 HB25 HC08 HC27 HC31 HD04 HD18 HD21 2F029 AA02 AB01 AB07 AB09 AB13 AC02 AC06 AC08 AC09 AC13 AC18 AD01 5B075 ND20 UU16 5H180 AA01 BB02 BB04 BB15 EE10 EE18 FF01 FF04 FF05 FF12 FF13 FF22 FF25 FF27 FF33

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 販売店の位置情報と、同販売店が販売す
    る商品の商品名情報とを前記販売店ごとに販売店情報記
    憶手段に記憶する販売店情報記憶段階と、 前記販売店が販売する前記商品の販売日時に対応する価
    格情報と、前記商品名情報とを前記販売店ごとに価格情
    報記憶手段に記憶する価格情報記憶段階と、 移動体通信機器から受信した前記商品名情報に基づいて
    前記販売店情報記憶手段から同商品を販売する前記販売
    店の位置情報を検索する販売店検索段階と、 その検索した位置情報に基づいて同移動体通信機器の現
    在位置からその販売店までの経路の経路情報を探索する
    経路探索段階と、 前記移動体通信機器の前記現在位置を出発する予定日時
    に関する出発予定日時情報を入力し、同出発予定日時情
    報に基づいて、前記探索した経路を移動した場合に前記
    販売店に到着する到着予定日時を演算する演算段階と、 その到着予定日時を前記販売日時としたときの前記商品
    の前記価格情報を前記価格情報記憶手段から検索する価
    格情報検索段階と、 同価格情報を前記移動体通信機器の出力部に出力する出
    力段階とを備えたことを特徴とする購入計画情報提供方
    法。
  2. 【請求項2】 販売店の位置情報と、同販売店が販売す
    る商品の商品名情報と、前記商品の価格情報を前記販売
    店ごとに記憶する販売店情報記憶手段と、 移動体通信機器において複数の前記商品名情報を入力
    し、前記販売店情報記憶手段から同商品を販売する前記
    販売店の位置情報を検索し出力する販売店検索手段と、 その検索した位置情報と前記移動体通信機器の現在位置
    情報とを入力し、前記価格情報と、現在位置から前記各
    販売店及び各販売店間の移動コストを演算する移動コス
    ト演算手段と、 前記価格情報と前記移動コストとから、前記現在位置か
    ら前記入力された商品名に対応する各販売店を訪れるト
    ータルコストの最も小さくなる販売店、及び現在位置か
    ら各販売店を訪れる経路を探索する経路探索手段と、 前記探索された経路または経路上の販売店の位置情報を
    出力する出力手段とを備えたことを特徴とする購入計画
    情報提供システム。
  3. 【請求項3】 販売店の位置情報と、同販売店が販売す
    る商品の商品名情報とを前記販売店ごとに記憶する販売
    店情報記憶手段と、 前記販売店が販売する前記商品の販売日時に対応する価
    格情報と、前記商品名情報とを前記販売店ごとに記憶す
    る価格情報記憶手段と、 移動体通信機器において設定された前記商品名情報を入
    力し、前記販売店情報記憶手段から同商品を販売する前
    記販売店の位置情報を検索し出力する販売店検索手段
    と、 その検索した位置情報と前記移動体通信機器の現在位置
    情報とを入力し、同移動体通信機器の現在位置からその
    販売店までの経路の経路情報を探索し出力する経路探索
    手段と、 前記移動体通信機器の前記現在位置を出発する予定日時
    に関する出発予定日時情報と前記経路情報とを入力し、
    同出発予定日時情報に基づいて、前記経路を移動した場
    合に前記販売店に到着する到着予定日時の到着予定日時
    情報を演算し出力する演算手段と、 その演算した到着予定日時情報を入力し、前記到着予定
    日時を前記販売日時としたときの前記商品の前記価格情
    報を前記価格情報記憶手段から検索し出力する価格情報
    検索手段とを備えたことを特徴とする購入計画情報提供
    システム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の購入計画情報提供シス
    テムにおいて、 前記購入計画情報提供システムは、 前記移動体通信機器と、同移動体通信機器との間で電波
    信号により各種情報の入出力を行う情報センタとによっ
    て構成され、 前記情報センタは、 前記販売店情報記憶手段と、前記価格情報記憶手段と、
    前記販売店検索手段と、前記経路探索手段と、前記演算
    手段と、前記価格情報検索手段とを備え、 前記移動体通信機器において取得した前記商品名情報と
    前記現在位置情報とを前記情報センタに出力し、前記情
    報センタの前記価格情報検索手段から出力された前記価
    格情報を前記移動体通信機器の出力部に出力することを
    特徴とする購入計画情報提供システム。
  5. 【請求項5】 販売店の位置情報と、同販売店が販売す
    る商品の商品名情報とを前記販売店ごとに記憶する販売
    店情報記憶手段と、 前記販売店と前記商品と同商品の販売日時とに関連付け
    られた価格情報と、前記商品名情報とを前記販売店ごと
    に記憶する価格情報記憶手段と、 移動体通信機器において設定された前記商品名情報を入
    力し、前記販売店情報記憶手段から同商品を販売する前
    記販売店の位置情報を検索し出力する販売店検索手段
    と、 前記販売店の位置情報を入力し、前記価格情報記憶手段
    から前記商品と前記販売店と一致する時間帯別の前記価
    格情報を全て検索し出力する販売店価格情報検索手段
    と、 前記販売店の位置情報と前記移動体通信機器の現在位置
    情報とを入力し、同移動体通信機器の現在位置からその
    販売店までの経路の経路情報を探索し出力する経路探索
    手段と、 前記移動体通信機器の前記現在位置を出発する予定日時
    に関する出発予定日時情報と前記経路情報とを入力し、
    同出発予定日時情報に基づいて、前記経路を移動した場
    合に前記販売店に到着する到着予定日時の到着予定日時
    情報を演算し出力する演算手段と、 その到着予定日時情報と前記販売店価格情報検索手段の
    前記時間帯別の価格情報を入力し、前記到着予定日時を
    前記販売日時としたときの前記商品の前記価格情報を検
    索し出力する価格情報検索手段とを備えたことを特徴と
    する購入計画情報提供システム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の購入計画情報提供シス
    テムにおいて、 前記購入計画情報提供システムは、 前記移動体通信機器と、同移動体通信機器との間で電波
    信号により各種情報の入出力を行う情報センタとによっ
    て構成され、 前記情報センタは、 前記販売店情報記憶手段と、前記価格情報記憶手段と、
    前記販売店検索手段と、前記販売店価格情報検索手段と
    を備え、 前記移動体通信機器は、 前記経路探索手段と、前記演算手段と、前記価格情報検
    索手段とを備え、 前記移動体通信機器において取得した前記商品名情報を
    前記情報センタに出力し、前記情報センタの前記販売店
    検索手段と前記販売店価格情報検索手段とから出力され
    た前記販売店の位置情報と前記時間帯別の価格情報と、
    前記移動体通信機器の現在位置情報とを、前記移動体通
    信機器の前記経路探索手段と前記価格情報検索手段とに
    入力し、前記移動体通信機器の前記価格情報検索手段か
    ら出力された前記価格情報を前記移動体通信機器の出力
    部に出力することを特徴とする購入計画情報提供システ
    ム。
  7. 【請求項7】 請求項3〜6のいずれか1つに記載の移
    動体経路情報配信システムにおいて、 前記移動体通信機器が送信する前記商品名情報は、複数
    の前記商品の商品名情報により構成され、 前記経路探索手段は、前記複数の商品のうちいずれか1
    つを販売する前記販売店を経由地点として、複数経由し
    ながら移動することによって前記複数の商品のすべてを
    購入することが可能となる経路であることを特徴とする
    移動体経路情報配信システム。
  8. 【請求項8】 請求項3〜7に記載の購入計画情報提供
    システムにおいて、 前記購入計画情報提供システムは、前記経路探索手段が
    探索した前記現在地から前記販売店までの経路を移動す
    るために要する移動コストの移動コスト情報を演算し、
    前記移動体通信機器の出力部に出力する移動コスト演算
    手段と備えたことを特徴とする購入計画情報提供システ
    ム。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の移動体経路情報配信シ
    ステムにおいて、 前記購入計画情報提供システムは、前記価格情報と前記
    移動コスト情報とに基づいて、前記経路のトータルコス
    トを演算し、前記トータルコストに基づいて、少なくと
    も1つの最適な前記経路を特定し、その特定した前記経
    路の経路情報を前記移動体通信機器の出力部に出力する
    経路出力手段を備えることを特徴とする購入計画情報提
    供システム。
  10. 【請求項10】 販売店の位置情報と、同販売店が販売
    する商品の商品名情報と、同商品の販売日時に対応する
    価格情報とを前記販売店ごとに記憶手段に記憶する処理
    と、 移動体通信機器からの現在位置の現在位置情報と、商品
    の商品名情報と、前記現在地を出発する予定日時に関す
    る出発予定日時情報とを入力する処理と、 前記商品名情報に基づいて前記記憶手段から同商品を販
    売する前記販売店の位置情報を検索し、その位置情報と
    前記現在位置情報とに基づいて前記移動体通信機器の前
    記現在位置からその販売店までの経路を検索する処理
    と、 前記出発予定日時情報に基づいて、探索した前記経路を
    移動した場合に前記販売店に到着する到着予定日時を演
    算する処理と、 その演算した前記到着予定日時を前記販売日時としたと
    きの前記商品の前記価格情報を前記記憶手段から検索
    し、同価格情報を移動体通信機器に配信する処理とをコ
    ンピュータにて実行させることを特徴とするプログラ
    ム。
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