JP2003057007A - 距離画像を用いた人体検知方法 - Google Patents

距離画像を用いた人体検知方法

Info

Publication number
JP2003057007A
JP2003057007A JP2001244621A JP2001244621A JP2003057007A JP 2003057007 A JP2003057007 A JP 2003057007A JP 2001244621 A JP2001244621 A JP 2001244621A JP 2001244621 A JP2001244621 A JP 2001244621A JP 2003057007 A JP2003057007 A JP 2003057007A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
human body
distance
image
area
threshold value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001244621A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4644992B2 (ja
Inventor
Satoshi Furukawa
聡 古川
Atsuyuki Hirono
淳之 広野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2001244621A priority Critical patent/JP4644992B2/ja
Publication of JP2003057007A publication Critical patent/JP2003057007A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4644992B2 publication Critical patent/JP4644992B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)
  • Image Analysis (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】静止している人体の検知と移動する人体の追跡
を可能とする。 【解決手段】人体検知装置は距離画像カメラ1、並びに
距離画像カメラ1で取得した距離画像を画像処理して人
体を検知する画像処理装置10を備える。画像処理装置
10の制御処理部12は、人体Hの高さ(身長)よりも
大きくなく且つ人体Hが立つ背景(床面)よりも低くな
い所定高さ(例えば、成人の腰の位置の高さ)までの距
離を閾値Hthに設定し、画像メモリ11から読み出した
時刻tの距離画像の各画素データを閾値Hthと比較して
閾値Hthよりも小さい、すなわち閾値Hthよりも距離画
像カメラ1に近い画素データを抽出する。抽出された画
素データの集合が床に立つ人体Hの領域に相当し、この
領域によって人体を検知することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像手段から被写
体までの距離情報を示す距離画像を用いて検知領域内の
人体の存否並びに人体の動きを検知する人体検知方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、天井に設置されたCCDカメラ等
の撮像装置で撮像した画像に対して、一定の時間間隔で
フレーム間差分処理を行い、抽出された移動物体の位置
や大きさ(面積)からその移動物体(人体)の動きを検
出する人体検知装置が提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように撮像画像のフレーム間差分処理によって人体を検
知する方法では、人体が静止している場合には検知がで
きず、検知対象の人体を見失い易いという欠点があっ
た。また、フレーム間で動きのあった部分しか抽出でき
ないため、人体の全体を抽出することが困難であるとい
う欠点があった。しかも、撮像画像からは被写体の輝度
情報しか得られないため、服装や容姿が千差万別の人体
の輝度情報から特徴を抽出して追跡することができなか
った。さらに、被写体までの距離情報が得られないの
で、追跡している人体の転倒を検知することができず、
距離情報を得るために別のセンサが必要になる場合があ
った。
【0004】本発明は上記事情に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、静止している人体を検
知できるとともに移動する人体の追跡が可能な距離画像
を用いた人体検知方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、撮像手段から被写体までの距離
情報を示す距離画像を用いて検知領域内の人体の存否並
びに人体の動きを検知する人体検知方法であって、検知
領域を上方から撮像することで得られる距離画像と、人
体の高さよりも大きくなく且つ人体が立つ背景よりも低
くない所定高さの閾値とを比較し、距離画像を構成する
複数の画素の中で撮像手段からの距離が閾値よりも小さ
い画素からなる領域を人体として検知し、時間的に連続
する複数の距離画像間で少なくとも一部が重複する領域
を同一人物と判断して追跡することを特徴とし、静止し
ている人体を検知できるとともに移動する人体の追跡が
可能となり、しかも、追跡中の人体が突如消失した場合
には人体の転倒として検知可能となる。
【0006】請求項2の発明は、上記目的を達成するた
めに、撮像手段から被写体までの距離情報を示す距離画
像を用いて検知領域内の人体の存否並びに人体の動きを
検知する人体検知方法であって、検知領域を上方から撮
像することで得られる距離画像と、人体の高さよりも大
きくなく且つ人体が立つ背景よりも低くない所定高さの
閾値とを比較し、距離画像を構成する複数の画素の中で
撮像手段からの距離が閾値よりも小さい画素からなる領
域を人体として検知し、当該領域に含まれる各画素の距
離を積算することで人体の凡その体積を求め、時間的に
連続する複数の距離画像間で体積値がほぼ一定となる領
域を同一人物と判断して追跡することを特徴とし、静止
している人体を検知できるとともに移動する人体の追跡
が可能となり、しかも、追跡中の人体が突如消失した場
合には人体の転倒として検知可能となる。
【0007】請求項3の発明は、上記目的を達成するた
めに、撮像手段から被写体までの距離情報を示す距離画
像を用いて検知領域内の人体の存否並びに人体の動きを
検知する人体検知方法であって、検知領域を上方から撮
像することで得られる距離画像と、人体の高さよりも大
きくなく且つ人体が立つ背景よりも低くない所定高さの
閾値とを比較し、距離画像を構成する複数の画素の中で
撮像手段からの距離が閾値よりも小さい画素からなる領
域を人体として検知し、当該領域に含まれる各画素の距
離が略一致する画素同士をつないで等高線を作成し、時
間的に連続する複数の距離画像間で等高線が単峰性を示
す領域を人体と判断して追跡することを特徴とし、静止
している人体を検知できるとともに移動する人体の追跡
が可能となり、しかも、追跡中の人体が突如消失した場
合には人体の転倒として検知可能となる。
【0008】請求項4の発明は、上記目的を達成するた
めに、撮像手段から被写体までの距離情報を示す距離画
像を用いて検知領域内の人体の存否並びに人体の動きを
検知する人体検知方法であって、検知領域を側方から撮
像することで得られる距離画像と、壁面などの背景より
も遠くない所定の閾値とを比較し、距離画像を構成する
複数の画素の中で撮像手段からの距離が閾値よりも小さ
い画素からなる領域を人体として検知し、時間的に連続
する複数の距離画像間で上記領域の距離情報から撮像手
段の光軸方向に沿った前後方向の人体の移動距離を検知
するとともに、時間的に連続する複数の距離画像間で上
記領域の移動した画素数と当該画素の距離情報とに基づ
いて光軸方向と直交する方向に沿った左右方向の人体の
移動距離を算出することを特徴とし、静止している人体
を検知できるとともに移動する人体を2次元で追跡可能
となる。
【0009】請求項5の発明は、上記目的を達成するた
めに、撮像手段から被写体までの距離情報を示す距離画
像を用いて検知領域内の人体の存否並びに人体の動きを
検知する人体検知方法であって、検知領域を側方から撮
像することで得られる距離画像と、壁面などの背景より
も遠くない所定の閾値とを比較し、距離画像を構成する
複数の画素の中で撮像手段からの距離が閾値よりも小さ
い画素からなる領域を人体として検知し、当該領域の境
界線を含む平面を基準面に設定し、この基準面までの距
離と上記領域に含まれる各画素の距離との差分を積算す
ることで人体の凡その体積を求め、時間的に連続する複
数の距離画像間で体積値がほぼ一定となる領域を同一人
物と判断して追跡することを特徴とし、静止している人
体を検知できるとともに移動する人体の追跡が可能とな
る。
【0010】請求項6の発明は、請求項1〜5の何れか
の発明において、時間的に連続する複数の距離画像間の
差分を求め、この差分に基づいて人体の移動方向を検知
することを特徴とし、人体の移動方向が容易に検知でき
る。
【0011】
【発明の実施の形態】(実施形態1)図1は本願の請求
項1に係る発明の人体検知方法を実現するための人体検
知装置を示すブロック図である。この人体検知装置は距
離画像カメラ1、並びに距離画像カメラ1で取得した距
離画像を画像処理して人体を検知する画像処理装置10
を備える。距離画像カメラ1は従来周知の構成を有する
ものであって、レンズにより視野内の像を撮像面に結像
し、被写体との間の距離情報を示す画像(距離画像)を
取得するものである。ここで、距離画像とは各画素のレ
ベルが撮像面から被写体までの距離に応じた値となる濃
淡画像であって、距離が遠いほど濃度が高く(濃く)な
り、距離が近いほど濃度が低く(淡く)なる。なお、本
実施形態においては、距離画像カメラ1を監視しようと
する部屋の天井に設置し、この部屋のほぼ全域が距離画
像カメラ1の視野内に収まるようにレンズの画角等を調
整している。
【0012】画像処理装置10は、距離画像カメラ1で
取得した距離画像を記憶する画像メモリ(フレームメモ
リ)11と、画像メモリ11に随時アクセスして任意の
距離画像の画素データ(距離データ)を読み出すととも
に読み出した画素データに後述するアルゴリズムに従っ
た画像処理を施して人体の検知及び追跡等を行う制御処
理部12とを備える。制御処理部12はCPUを主構成
要素とし、予め与えられたプログラムを実行することで
画像処理を行う。
【0013】次に、本発明の要旨である人体検知方法、
すなわち画像処理装置10の制御処理部12の動作を説
明する。制御処理部12においては、図1に示すように
人体Hの高さ(身長)よりも大きくなく且つ人体Hが立
つ背景(床面)よりも低くない所定高さ(例えば、成人
の腰の位置の高さ)までの距離を閾値Hthに設定し、画
像メモリ11から読み出した時刻tの距離画像の各画素
データを閾値Hthと比較して閾値Hthよりも小さい、す
なわち閾値Hthよりも距離画像カメラ1に近い画素デー
タを抽出する。而して、抽出された画素データの集合が
床に立つ人体Hの領域に相当し、この領域によって人体
を検知することができる。しかも、この領域は人体Hが
静止している場合、移動している場合、あるいは部分的
に動いている場合の何れにおいても抽出できるから、静
止している人体Hも検知可能である。ここで、閾値Hth
は厳密にいうと距離画像カメラ1の撮像面を中心とする
円弧状に設定されることになり、床から一定の高さの平
面状とはならないが、極端に視野が広角でない限りは近
似的に平面としても差し支えない。
【0014】制御処理部12は抽出した領域に番号を付
与するラベリング処理を行い、例えば、時刻tの距離画
像から抽出された1つの領域にラベル1を付与する。続
いて、制御処理部12では画像メモリ11から読み出し
た時刻t+1の距離画像の各画素データを閾値Hthと比
較することで人体Hの領域を抽出し、抽出された領域に
ラベル2を付与する。このとき、時刻tから時刻t+1
にかけて人体Hが移動している場合、抽出される領域も
移動することになるが、人体Hの移動速度に比べて制御
処理部12における処理時間が充分に短いことから、図
2に示すように同一人物(人体H)の2つの領域、すな
わち時刻tにおける領域Atと時刻t+1における領域
At+1とが少なくとも一部で重複することになる。制御
処理部12は、2つの領域At,At+1が重複すると判
断したら時刻t+1の領域At+1に時刻tの領域Atの
ラベル1を付与し、時刻tにおける領域Atと時刻t+
1における領域At+1とに同一のラベル1を付与するこ
とにより、このラベル1に基づいて検知領域内の人体H
を追跡する。以下、時刻t+2,t+3,…と連続する
各時刻t+nの距離画像に対して上述の画像処理を繰り
返し行うことにより、検知領域内を移動する人体Hを追
跡することができる。
【0015】さらに、制御処理部12においては、同一
のラベルが付与された追跡中の領域At+nが時刻t+n+1の
距離画像から抽出されなかった場合、追跡中の人体(人
物)Hが閾値Hthよりも低い位置に下がったということ
からその人物の転倒が検知できる。
【0016】(実施形態2)本実施形態の人体検知方法
を実現する人体検知装置は実施形態1と同一の構成を有
するので図示並びに説明は省略する。
【0017】閾値Hthとの比較によって抽出された領域
Atに含まれる各画素の画素データ(距離データ)Rij
と閾値Hthとの差(Hth−Rij)を積算した値V=Σ
(Hth−Rij)は、領域Atとして検知された人体の閾
値Hthよりも上方(距離画像カメラ1に近い方)の部位
の体積を示すことになる。通常、歩行中における人体の
高さ位置や形状はほぼ一定とみなせるため、上述のよう
にして求めた体積値Vも殆ど変動しないと考えられる。
【0018】而して、本実施形態では上述のような特徴
を利用し、制御処理部12にて各時刻t+nにおける体
積値Vの演算を行い、求めた体積値Vが所定の上限値V
h及び下限値Vlの範囲に収まる、すなわちVl<V<
Vhの条件を満たす場合にその領域At+nが同一人物を
示すものと判断して追跡処理を行う。このような処理を
行うことにより、実施形態1と同様に静止している人体
の検知並びに移動する人体の追跡が可能であるととも
に、実施形態1に比較して移動する人体の追跡の精度が
向上するという利点がある。
【0019】(実施形態3)本実施形態の人体検知方法
を実現する人体検知装置は実施形態1と同一の構成を有
するので図示並びに説明は省略する。
【0020】図3に示すように、閾値Hthとの比較によ
って抽出された人体Hの領域Atは、頭部が他の部位、
主に肩の部位に比較して高く(距離が近く)、さらに頭
頂部が最も高く(最も距離が近く)なる性質、いわゆる
単峰性を有している。したがって、この単峰性を利用し
て人体の検知並びに追跡を行えば、実施形態1に比較し
て検知及び追跡の精度を向上することができる。
【0021】そこで、本実施形態では単峰性の特徴を検
出するために等高線を用いる。制御処理部12では人体
Hの領域Atに含まれる画素の中で画素データが所定値
Tと略一致する画素を選んで連結することで等高線を作
成し、所定値Tを等間隔で可変しながら同様の処理を行
うことで、図4に示すような多数の等高線L1,L2,
…からなる等高線群を作成する。
【0022】次に、制御処理部12では上述のようにし
て作成した各等高線L1,L2,…の包含関係を調べ、
任意の等高線Lnに包含される次のレベルの等高線Ln+
1が唯一であって複数存在しないという条件を満たすか
否かを順次判定し、全ての等高線L1,L2,…につい
て上記条件が満たされれば、その領域Atが単峰性を有
すると判断する。
【0023】而して、本実施形態では上述のような特徴
を利用し、制御処理部12にて各時刻t+nにおける領
域At+nについて単峰性の有無を判断し、この単峰性に
基づいて、その領域At+nが人体を示すものか否かを判
断して追跡処理を行う。このような処理を行うことによ
り、実施形態1と同様に静止している人体の検知並びに
移動する人体の追跡が可能であるとともに、実施形態1
に比較して移動する人体の追跡の精度が向上するという
利点がある。
【0024】なお、肩の部位等において体形や衣服の状
態が局所的に高くなって単峰性が崩れ、図5に示すよう
に複数の同レベルの等高線Ln,Lmが作成される場合
もあるが、そのような等高線Lmのレベルと領域Atに
おける最も高い(距離が近い)等高線Lxのレベルとを
比較して、その差が所定値よりも大きければ等高線Lm
のピークが局所的な小さいものであるとして、単峰性を
有するとみなせばよい。
【0025】(実施形態4)本実施形態の人体検知方法
を実現する人体検知装置は、距離画像カメラ1が壁面の
ような鉛直面に設置される点を除くと基本的な構成が実
施形態1と共通であるから図示並びに説明を省略する。
而して、本実施形態において距離画像カメラ1で取得さ
れる距離画像は検知領域を横方向(略水平方向)から撮
像したものであって、画像処理装置10において、例え
ば距離画像カメラ1が設置された壁面と対向する壁面ま
での距離よりも僅かに短い距離の閾値Wthを設定し、画
像メモリ11から読み出した時刻tの距離画像の各画素
データを閾値Wthと比較して閾値Wthよりも小さい、す
なわち閾値Wthよりも距離画像カメラ1に近い画素デー
タを抽出すれば、抽出された画素データの集合が床に立
つ人体Hの領域に相当し、この領域によって人体を検知
することができる。しかも、この領域は人体Hが静止し
ている場合、移動している場合、あるいは部分的に動い
ている場合の何れにおいても抽出できるから、静止して
いる人体Hも検知可能である。さらに、実施形態1で説
明したラベリング処理を施すことで移動する人体Hの追
跡も可能である。
【0026】ここで、移動する人体Hを追跡する場合、
前後方向(距離画像カメラ1の撮像面の法線方向)の移
動距離は距離画像の画素データから直接得られるが、画
素データからだけでは単に人体が距離画像カメラ1に近
付いたか、あるいは遠のいたかが判別できるだけで実際
に人体Hが2次元平面内をどのように移動したかを示す
軌跡を求めることはできない。このような人体Hの移動
の軌跡は人の行動パターンの認識や歩行速度の計測等に
必要な情報となる。
【0027】そこで、本実施形態では距離画像カメラ1
の左右方向をX軸、前後方向をY軸とする2次元直交座
標系を想定して2次元平面内における人体Hの移動の軌
跡を求めている。例えば、図6及び図7に示すように時
刻tでA地点にある人体Hの座標を(Xt,Yt)、時
刻t+1でB地点に移動した人体Hの座標を(Xt+1,
Yt+1)とすると、Y座標の変位ΔY(=Yt+1−Yt)
はY軸方向の移動距離として距離画像の画素データから
直接求めることができる。一方、X座標の変位が(Xt+
1−Xt)として求まるが、この変位は撮像面上での変
位であって、実際の移動距離が同じであっても距離画像
カメラ1からの距離(Y座標)によって異なる値とな
る。したがって、X座標の変位(Xt+1−Xt)から実
際の2次元平面内におけるX軸方向の移動距離ΔXを求
めるためにはY座標に応じた補正をする必要がある。
【0028】そこでまず、図7に示すように距離画像カ
メラ1による最大撮像距離をLmax、最大撮像距離Lmax
における1画素の水平距離をDmaxとすれば、このDmax
は下式により求められる。なお、θ(単位:ラジアン)
は距離画像カメラ1の画角を示している。
【0029】Dmax=Lmax×θ/水平方向の画素数 したがって、Y座標がYtの位置における1画素の水平
距離をDtとすれば、Lmax:Yt=Dmax:Dtの関係
式が成立するので、Dt=Yt×Dmax/Lmaxと表さ
れ、X軸方向の実際の移動距離ΔXは下式によって求め
ることができる。但し、補正に用いるY座標はYt+1で
もよい。
【0030】ΔX=(Xt+1−Xt)×Dt=(Xt+1−
Xt)×Yt×Dmax/Lmax 而して、上述のような補正処理を制御処理部12にて順
次行いながら移動距離ΔX,ΔYを求めれば、X,Y方
向の実際の位置変化を求めて人体Hを追跡し、2次元平
面内の移動の軌跡を得ることができる。
【0031】(実施形態5)本実施形態の人体検知方法
を実現する人体検知装置は実施形態4と同一の構成を有
するので図示並びに説明は省略する。
【0032】本実施形態では、閾値Wthよりも大きい
(遠い)画素データの値をゼロとすることで画素データ
がゼロでない値を有する人体Hの領域を抽出し、この領
域に含まれる各画素の画素データDijとこれらの画素デ
ータDijの最小値Dminとの差(Dth−Dmin)を積算し
た値V=Σ(Dth−Dmin)を求める。この値Vは抽出
された領域の体積を示している。ここで、人体Hを円筒
形にモデル化した場合に上述の処理によって抽出される
人体Hの領域を図8に示す。この場合、上式から求めら
れる体積値Vは、図9の斜線部に示すように円筒形にモ
デル化された人体Hの凡そ半分の体積となるから、実際
の人体Hの体積は体積値Vを2倍した値2Vに近似でき
る。通常、歩行中における人体の高さ位置や形状はほぼ
一定とみなせるため、上述のようにして求めた体積値2
Vも殆ど変動しないと考えられる。
【0033】而して、本実施形態では上述のような特徴
を利用し、制御処理部12にて各時刻t+nにおける体
積値2Vの演算を行い、求めた体積値2Vが所定の範囲
に収まる場合にその領域が同一人物を示すものと判断し
て追跡処理を行う。このような処理を行うことにより、
実施形態4と同様に静止している人体の検知並びに移動
する人体の追跡が可能であるとともに、実施形態4に比
較して移動する人体の追跡の精度が向上するという利点
がある。
【0034】(実施形態6)本実施形態は、実施形態1
〜5の何れかの人体検知方法において、追跡する人体H
の移動方向を簡単に検知する方法に関するものである。
【0035】一般に天井又は壁に設置された距離画像カ
メラ1で撮像される人体Hは背景(設置位置が天井の場
合は床、設置位置が壁の場合は対向する壁又は遠方)よ
りも手前に存在する。したがって、図10に示すように
時刻tにおける領域Atと時刻t+1における領域At+
1とのフレーム間差分処理(At+1−At)を行うと、時
刻tにおいては背景であって時刻t+1で人体Hの領域
に含まれるようになった画素の差の符号がプラスとな
り、反対に時刻tにおいて人体Hの領域に含まれていて
時刻t+1においては背景となった画素の差の符号がマ
イナスとなる。つまり、移動する人体Hの移動方向にお
ける前側の画素の差の符号がプラス、後側の画素の符号
がマイナスとなるから、この特徴を利用することで人体
Hの移動方向が簡単に検知できる。
【0036】具体的には、差の符号がプラスとなる画素
の集合(プラス領域)並びに差の符号がマイナスとなる
画素の集合(マイナス領域)のそれぞれの重心座標を求
め、マイナス領域の重心座標からプラス領域の重心座標
へのベクトルを求めれば、そのベクトルの向きが人体H
の移動方向に一致するので、人体Hの移動方向が容易に
検知できるものである。
【0037】
【発明の効果】請求項1の発明は、撮像手段から被写体
までの距離情報を示す距離画像を用いて検知領域内の人
体の存否並びに人体の動きを検知する人体検知方法であ
って、検知領域を上方から撮像することで得られる距離
画像と、人体の高さよりも大きくなく且つ人体が立つ背
景よりも低くない所定高さの閾値とを比較し、距離画像
を構成する複数の画素の中で撮像手段からの距離が閾値
よりも小さい画素からなる領域を人体として検知し、時
間的に連続する複数の距離画像間で少なくとも一部が重
複する領域を同一人物と判断して追跡するので、静止し
ている人体を検知できるとともに移動する人体の追跡が
可能となり、しかも、追跡中の人体が突如消失した場合
には人体の転倒として検知可能となるという効果があ
る。
【0038】請求項2の発明は、撮像手段から被写体ま
での距離情報を示す距離画像を用いて検知領域内の人体
の存否並びに人体の動きを検知する人体検知方法であっ
て、検知領域を上方から撮像することで得られる距離画
像と、人体の高さよりも大きくなく且つ人体が立つ背景
よりも低くない所定高さの閾値とを比較し、距離画像を
構成する複数の画素の中で撮像手段からの距離が閾値よ
りも小さい画素からなる領域を人体として検知し、当該
領域に含まれる各画素の距離を積算することで人体の凡
その体積を求め、時間的に連続する複数の距離画像間で
体積値がほぼ一定となる領域を同一人物と判断して追跡
するので、静止している人体を検知できるとともに移動
する人体の追跡が可能となり、しかも、追跡中の人体が
突如消失した場合には人体の転倒として検知可能となる
という効果がある。
【0039】請求項3の発明は、撮像手段から被写体ま
での距離情報を示す距離画像を用いて検知領域内の人体
の存否並びに人体の動きを検知する人体検知方法であっ
て、検知領域を上方から撮像することで得られる距離画
像と、人体の高さよりも大きくなく且つ人体が立つ背景
よりも低くない所定高さの閾値とを比較し、距離画像を
構成する複数の画素の中で撮像手段からの距離が閾値よ
りも小さい画素からなる領域を人体として検知し、当該
領域に含まれる各画素の距離が略一致する画素同士をつ
ないで等高線を作成し、時間的に連続する複数の距離画
像間で等高線が単峰性を示す領域を人体と判断して追跡
するので、静止している人体を検知できるとともに移動
する人体の追跡が可能となり、しかも、追跡中の人体が
突如消失した場合には人体の転倒として検知可能となる
という効果がある。
【0040】請求項4の発明は、撮像手段から被写体ま
での距離情報を示す距離画像を用いて検知領域内の人体
の存否並びに人体の動きを検知する人体検知方法であっ
て、検知領域を側方から撮像することで得られる距離画
像と、壁面などの背景よりも遠くない所定の閾値とを比
較し、距離画像を構成する複数の画素の中で撮像手段か
らの距離が閾値よりも小さい画素からなる領域を人体と
して検知し、時間的に連続する複数の距離画像間で上記
領域の距離情報から撮像手段の光軸方向に沿った前後方
向の人体の移動距離を検知するとともに、時間的に連続
する複数の距離画像間で上記領域の移動した画素数と当
該画素の距離情報とに基づいて光軸方向と直交する方向
に沿った左右方向の人体の移動距離を算出するので、静
止している人体を検知できるとともに移動する人体を2
次元で追跡可能となるという効果がある。
【0041】請求項5の発明は、撮像手段から被写体ま
での距離情報を示す距離画像を用いて検知領域内の人体
の存否並びに人体の動きを検知する人体検知方法であっ
て、検知領域を側方から撮像することで得られる距離画
像と、壁面などの背景よりも遠くない所定の閾値とを比
較し、距離画像を構成する複数の画素の中で撮像手段か
らの距離が閾値よりも小さい画素からなる領域を人体と
して検知し、当該領域の境界線を含む平面を基準面に設
定し、この基準面までの距離と上記領域に含まれる各画
素の距離との差分を積算することで人体の凡その体積を
求め、時間的に連続する複数の距離画像間で体積値がほ
ぼ一定となる領域を同一人物と判断して追跡するので、
静止している人体を検知できるとともに移動する人体の
追跡が可能となるという効果がある。
【0042】請求項6の発明は、請求項1〜5の何れか
の発明において、時間的に連続する複数の距離画像間の
差分を求め、この差分に基づいて人体の移動方向を検知
するので、人体の移動方向が容易に検知できるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の人体検知装置を示すブロック図で
ある。
【図2】同上の説明図である。
【図3】実施形態3の説明図である。
【図4】同上の説明図である。
【図5】同上の説明図である。
【図6】実施形態4の説明図である。
【図7】同上の説明図である。
【図8】実施形態5の説明図である。
【図9】同上の説明図である。
【図10】実施形態6の説明図である。
【符号の説明】
1 距離画像カメラ 10 画像処理装置 11 画像メモリ 12 制御処理部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 7/20 G08B 13/196 H04N 7/18 D G08B 13/196 K H04N 7/18 G01B 11/24 K G01V 9/04 S Fターム(参考) 2F065 AA02 AA03 AA06 AA09 AA31 AA37 AA52 AA59 BB15 CC16 EE11 FF04 FF28 FF61 JJ03 JJ09 JJ26 QQ05 QQ06 QQ14 QQ21 QQ24 QQ25 QQ28 QQ31 RR05 5B057 AA19 CB12 CB20 CC01 CH01 CH11 DA08 DB02 DC08 DC16 DC32 5C054 FC12 FC13 FC15 GA04 HA31 5C084 AA02 AA07 AA08 BB04 BB31 CC19 DD11 GG54 GG65 GG78 5L096 BA20 CA02 FA06 FA66 FA67 FA69 GA51 HA05 LA05 LA11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像手段から被写体までの距離情報を示
    す距離画像を用いて検知領域内の人体の存否並びに人体
    の動きを検知する人体検知方法であって、検知領域を上
    方から撮像することで得られる距離画像と、人体の高さ
    よりも大きくなく且つ人体が立つ背景よりも低くない所
    定高さの閾値とを比較し、距離画像を構成する複数の画
    素の中で撮像手段からの距離が閾値よりも小さい画素か
    らなる領域を人体として検知し、時間的に連続する複数
    の距離画像間で少なくとも一部が重複する領域を同一人
    物と判断して追跡することを特徴とする距離画像を用い
    た人体検知方法。
  2. 【請求項2】 撮像手段から被写体までの距離情報を示
    す距離画像を用いて検知領域内の人体の存否並びに人体
    の動きを検知する人体検知方法であって、検知領域を上
    方から撮像することで得られる距離画像と、人体の高さ
    よりも大きくなく且つ人体が立つ背景よりも低くない所
    定高さの閾値とを比較し、距離画像を構成する複数の画
    素の中で撮像手段からの距離が閾値よりも小さい画素か
    らなる領域を人体として検知し、当該領域に含まれる各
    画素の距離を積算することで人体の凡その体積を求め、
    時間的に連続する複数の距離画像間で体積値がほぼ一定
    となる領域を同一人物と判断して追跡することを特徴と
    する距離画像を用いた人体検知方法。
  3. 【請求項3】 撮像手段から被写体までの距離情報を示
    す距離画像を用いて検知領域内の人体の存否並びに人体
    の動きを検知する人体検知方法であって、検知領域を上
    方から撮像することで得られる距離画像と、人体の高さ
    よりも大きくなく且つ人体が立つ背景よりも低くない所
    定高さの閾値とを比較し、距離画像を構成する複数の画
    素の中で撮像手段からの距離が閾値よりも小さい画素か
    らなる領域を人体として検知し、当該領域に含まれる各
    画素の距離が略一致する画素同士をつないで等高線を作
    成し、時間的に連続する複数の距離画像間で等高線が単
    峰性を示す領域を人体と判断して追跡することを特徴と
    する距離画像を用いた人体検知方法。
  4. 【請求項4】 撮像手段から被写体までの距離情報を示
    す距離画像を用いて検知領域内の人体の存否並びに人体
    の動きを検知する人体検知方法であって、検知領域を側
    方から撮像することで得られる距離画像と、壁面などの
    背景よりも遠くない所定の閾値とを比較し、距離画像を
    構成する複数の画素の中で撮像手段からの距離が閾値よ
    りも小さい画素からなる領域を人体として検知し、時間
    的に連続する複数の距離画像間で上記領域の距離情報か
    ら撮像手段の光軸方向に沿った前後方向の人体の移動距
    離を検知するとともに、時間的に連続する複数の距離画
    像間で上記領域の移動した画素数と当該画素の距離情報
    とに基づいて光軸方向と直交する方向に沿った左右方向
    の人体の移動距離を算出することを特徴とする距離画像
    を用いた人体検知方法。
  5. 【請求項5】 撮像手段から被写体までの距離情報を示
    す距離画像を用いて検知領域内の人体の存否並びに人体
    の動きを検知する人体検知方法であって、検知領域を側
    方から撮像することで得られる距離画像と、壁面などの
    背景よりも遠くない所定の閾値とを比較し、距離画像を
    構成する複数の画素の中で撮像手段からの距離が閾値よ
    りも小さい画素からなる領域を人体として検知し、当該
    領域の境界線を含む平面を基準面に設定し、この基準面
    までの距離と上記領域に含まれる各画素の距離との差分
    を積算することで人体の凡その体積を求め、時間的に連
    続する複数の距離画像間で体積値がほぼ一定となる領域
    を同一人物と判断して追跡することを特徴とする距離画
    像を用いた人体検知方法。
  6. 【請求項6】 時間的に連続する複数の距離画像間の差
    分を求め、この差分に基づいて人体の移動方向を検知す
    ることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の距離
    画像を用いた人体検知方法。
JP2001244621A 2001-08-10 2001-08-10 距離画像を用いた人体検知方法 Expired - Fee Related JP4644992B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001244621A JP4644992B2 (ja) 2001-08-10 2001-08-10 距離画像を用いた人体検知方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001244621A JP4644992B2 (ja) 2001-08-10 2001-08-10 距離画像を用いた人体検知方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003057007A true JP2003057007A (ja) 2003-02-26
JP4644992B2 JP4644992B2 (ja) 2011-03-09

Family

ID=19074524

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001244621A Expired - Fee Related JP4644992B2 (ja) 2001-08-10 2001-08-10 距離画像を用いた人体検知方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4644992B2 (ja)

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005049303A (ja) * 2003-07-31 2005-02-24 Matsushita Electric Works Ltd 超音波画像化装置及び画像化方法
WO2006011593A1 (ja) 2004-07-30 2006-02-02 Matsushita Electric Works, Ltd. 個体検出器及び共入り検出装置
JP2006065419A (ja) * 2004-08-24 2006-03-09 Matsushita Electric Works Ltd 人検出装置
JP2006185166A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Matsushita Electric Works Ltd 距離画像を用いた人体検知方法および人体検知装置
JPWO2004095059A1 (ja) * 2003-04-22 2006-07-13 株式会社島精機製作所 人体形状測定方法とその装置
JP2006236184A (ja) * 2005-02-28 2006-09-07 Nec Engineering Ltd 画像処理による人体検知方法
JP2007004318A (ja) * 2005-06-22 2007-01-11 Sega Corp 画像処理方法、画像処理を実行するためのプログラム、及び、当該プログラムが記憶された記憶媒体
JP2007241407A (ja) * 2006-03-06 2007-09-20 Toshiba Corp 自動改札装置
JP2009245363A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 行動認識システム及びその方法
JP2010165183A (ja) * 2009-01-15 2010-07-29 Panasonic Electric Works Co Ltd 人体検出装置
GB2482396A (en) * 2010-07-30 2012-02-01 Gen Electric Detecting a Fallen Person Using a Range Imaging Device
JP2013122763A (ja) * 2011-12-12 2013-06-20 Samsung Electronics Co Ltd 映像処理装置及び映像処理方法
JP2014528135A (ja) * 2011-09-30 2014-10-23 インテル・コーポレーション 深度画像における人の頭部の検出
CN104724566A (zh) * 2013-12-24 2015-06-24 株式会社日立制作所 具备图像识别功能的电梯
CN104743419A (zh) * 2013-12-25 2015-07-01 株式会社日立制作所 图像监视装置以及电梯监视装置
JP2016024677A (ja) * 2014-07-22 2016-02-08 サクサ株式会社 撮像装置及び判定方法
JP2016075693A (ja) * 2011-03-30 2016-05-12 株式会社国際電気通信基礎技術研究所 計測装置,計測方法および計測プログラム
KR20170007070A (ko) * 2015-07-08 2017-01-18 주식회사 케이티 방문객 출입 통계 분석 방법 및 장치
JP2018115981A (ja) * 2017-01-19 2018-07-26 株式会社日立エルジーデータストレージ 物体位置検出装置
CN109559409A (zh) * 2018-10-11 2019-04-02 江苏农林职业技术学院 一种果蔬自助采摘温室用的云控制门禁系统及其图像识别方法
JP2019091489A (ja) * 2013-10-07 2019-06-13 グーグル エルエルシー 状況に特有の特徴および/または予警報構成を提供するスマートホームハザード検出器
JP2020173145A (ja) * 2019-04-10 2020-10-22 株式会社国際電気通信基礎技術研究所 人認識システムおよび人認識プログラム
JP2022120005A (ja) * 2018-08-30 2022-08-17 ヴェオ ロボティクス, インコーポレイテッド 深度感知コンピュータビジョンシステム

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09107540A (ja) * 1995-10-09 1997-04-22 Sharp Corp 監視カメラ装置
JPH11257931A (ja) * 1998-03-13 1999-09-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 物体認識装置
JPH11337313A (ja) * 1998-05-25 1999-12-10 Univ Kyoto 距離計測装置及び方法並びに画像復元装置及び方法
JP2000115810A (ja) * 1998-09-30 2000-04-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd ステレオ画像処理方法および装置と侵入物体監視システム
JP2000253382A (ja) * 1999-02-25 2000-09-14 Matsushita Electric Works Ltd 転倒検知装置
JP2000285223A (ja) * 1999-03-30 2000-10-13 Matsushita Electric Works Ltd 転倒検知装置
JP2001043463A (ja) * 1999-08-03 2001-02-16 Noritz Corp 人検知装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09107540A (ja) * 1995-10-09 1997-04-22 Sharp Corp 監視カメラ装置
JPH11257931A (ja) * 1998-03-13 1999-09-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 物体認識装置
JPH11337313A (ja) * 1998-05-25 1999-12-10 Univ Kyoto 距離計測装置及び方法並びに画像復元装置及び方法
JP2000115810A (ja) * 1998-09-30 2000-04-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd ステレオ画像処理方法および装置と侵入物体監視システム
JP2000253382A (ja) * 1999-02-25 2000-09-14 Matsushita Electric Works Ltd 転倒検知装置
JP2000285223A (ja) * 1999-03-30 2000-10-13 Matsushita Electric Works Ltd 転倒検知装置
JP2001043463A (ja) * 1999-08-03 2001-02-16 Noritz Corp 人検知装置

Cited By (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2004095059A1 (ja) * 2003-04-22 2006-07-13 株式会社島精機製作所 人体形状測定方法とその装置
JP2005049303A (ja) * 2003-07-31 2005-02-24 Matsushita Electric Works Ltd 超音波画像化装置及び画像化方法
EP1772752A1 (en) * 2004-07-30 2007-04-11 Matsushita Electric Works, Ltd. Individual detector and accompaniment detection device
WO2006011593A1 (ja) 2004-07-30 2006-02-02 Matsushita Electric Works, Ltd. 個体検出器及び共入り検出装置
JP2006064695A (ja) * 2004-07-30 2006-03-09 Matsushita Electric Works Ltd 個体検出器及び共入り検出装置
US8330814B2 (en) 2004-07-30 2012-12-11 Panasonic Corporation Individual detector and a tailgate detection device
EP1772752A4 (en) * 2004-07-30 2009-07-08 Panasonic Elec Works Co Ltd Single detector and additional detector
JP2006065419A (ja) * 2004-08-24 2006-03-09 Matsushita Electric Works Ltd 人検出装置
JP2006185166A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Matsushita Electric Works Ltd 距離画像を用いた人体検知方法および人体検知装置
JP2006236184A (ja) * 2005-02-28 2006-09-07 Nec Engineering Ltd 画像処理による人体検知方法
JP2007004318A (ja) * 2005-06-22 2007-01-11 Sega Corp 画像処理方法、画像処理を実行するためのプログラム、及び、当該プログラムが記憶された記憶媒体
JP2007241407A (ja) * 2006-03-06 2007-09-20 Toshiba Corp 自動改札装置
JP2009245363A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 行動認識システム及びその方法
JP2010165183A (ja) * 2009-01-15 2010-07-29 Panasonic Electric Works Co Ltd 人体検出装置
GB2482396A (en) * 2010-07-30 2012-02-01 Gen Electric Detecting a Fallen Person Using a Range Imaging Device
US8427324B2 (en) 2010-07-30 2013-04-23 General Electric Company Method and system for detecting a fallen person using a range imaging device
GB2482396B (en) * 2010-07-30 2014-11-12 Gen Electric Method and system for detecting a fallen person using a range imaging device
JP2016075693A (ja) * 2011-03-30 2016-05-12 株式会社国際電気通信基礎技術研究所 計測装置,計測方法および計測プログラム
JP2014528135A (ja) * 2011-09-30 2014-10-23 インテル・コーポレーション 深度画像における人の頭部の検出
JP2013122763A (ja) * 2011-12-12 2013-06-20 Samsung Electronics Co Ltd 映像処理装置及び映像処理方法
KR20130066438A (ko) * 2011-12-12 2013-06-20 삼성전자주식회사 영상 처리 장치 및 영상 처리 방법
KR101870902B1 (ko) 2011-12-12 2018-06-26 삼성전자주식회사 영상 처리 장치 및 영상 처리 방법
JP2019091489A (ja) * 2013-10-07 2019-06-13 グーグル エルエルシー 状況に特有の特徴および/または予警報構成を提供するスマートホームハザード検出器
CN104724566A (zh) * 2013-12-24 2015-06-24 株式会社日立制作所 具备图像识别功能的电梯
CN104743419A (zh) * 2013-12-25 2015-07-01 株式会社日立制作所 图像监视装置以及电梯监视装置
JP2016024677A (ja) * 2014-07-22 2016-02-08 サクサ株式会社 撮像装置及び判定方法
KR20170007070A (ko) * 2015-07-08 2017-01-18 주식회사 케이티 방문객 출입 통계 분석 방법 및 장치
KR102550673B1 (ko) * 2015-07-08 2023-07-03 주식회사 케이티 방문객 출입 통계 분석 방법 및 장치
JP2018115981A (ja) * 2017-01-19 2018-07-26 株式会社日立エルジーデータストレージ 物体位置検出装置
JP2022120005A (ja) * 2018-08-30 2022-08-17 ヴェオ ロボティクス, インコーポレイテッド 深度感知コンピュータビジョンシステム
JP7448246B2 (ja) 2018-08-30 2024-03-12 ヴェオ ロボティクス, インコーポレイテッド 深度感知コンピュータビジョンシステム
CN109559409A (zh) * 2018-10-11 2019-04-02 江苏农林职业技术学院 一种果蔬自助采摘温室用的云控制门禁系统及其图像识别方法
JP2020173145A (ja) * 2019-04-10 2020-10-22 株式会社国際電気通信基礎技術研究所 人認識システムおよび人認識プログラム
JP7311299B2 (ja) 2019-04-10 2023-07-19 株式会社国際電気通信基礎技術研究所 人認識システムおよび人認識プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4644992B2 (ja) 2011-03-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003057007A (ja) 距離画像を用いた人体検知方法
JP3987048B2 (ja) 車両周辺監視装置
JP4203512B2 (ja) 車両周辺監視装置
JP4815208B2 (ja) 人間追跡装置及び方法、その方法を行うためのプログラムが記録された記録媒体とその装置を備えた移動型電子機器
JP5251800B2 (ja) 対象物追跡装置及びプログラム
US8965050B2 (en) Behavior analysis device
JP5075672B2 (ja) 対象物検出装置及び方法
Tsutsui et al. Optical flow-based person tracking by multiple cameras
JP4060159B2 (ja) 車両周辺監視装置
US6956469B2 (en) Method and apparatus for pedestrian detection
Reisman et al. Crowd detection in video sequences
JP2003216937A (ja) ナイトビジョンシステム
JP2008242571A (ja) 物体検出装置
JP5756709B2 (ja) 身長推定装置、身長推定方法、及び身長推定プログラム
KR20140056790A (ko) 영상 인식 장치 및 그 방법
JP2001056853A (ja) 挙動検出装置および種類識別装置、並びに挙動検出方法および挙動検出用プログラムが記録された記録媒体
JP2006202047A (ja) 移動物体検出装置及び移動物体検出方法
JP2003196656A (ja) 距離画像処理装置
JP4777196B2 (ja) 運転支援装置
CN111243230A (zh) 基于两台深度相机的人体跌倒检测装置和方法
JP2004013400A (ja) 対象物認識装置および対象物認識方法
US5572595A (en) Method of detecting the location of a human being in three dimensions
JP4777195B2 (ja) 運転支援装置、車両及び運転支援方法
JP3994954B2 (ja) 物体検出装置及び物体検出方法
JP4269781B2 (ja) オプティカルフロー検出システム、検出方法および検出プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080423

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100914

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100921

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20101015

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101018

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101109

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101122

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131217

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131217

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees