JP2003056451A - 風車発電装置 - Google Patents

風車発電装置

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JP2003056451A
JP2003056451A JP2001249510A JP2001249510A JP2003056451A JP 2003056451 A JP2003056451 A JP 2003056451A JP 2001249510 A JP2001249510 A JP 2001249510A JP 2001249510 A JP2001249510 A JP 2001249510A JP 2003056451 A JP2003056451 A JP 2003056451A
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clutch
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Hideyuki Takahashi
秀行 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低風速領域においても発電を可能にした風車
発電装置を提供する。 【解決手段】 風車10の回転軸側に第1のクラッチ1
6を介して連結され、風車の回転エネルギーを蓄積する
ゼンマイ装置12と、ゼンマイ装置12と第2のクラッ
チ18を介して連結され、ゼンマイ装置12により駆動
される発電機14とを備える。第1のクラッチ16が連
結され、第2のクラッチ18が遮断された状態では、ゼ
ンマイ装置12は第1のクラッチ16を介して風車10
の回転軸側と連結されて風車10の回転エネルギーを蓄
積する。そして、第1のクラッチ16が遮断され、第2
のクラッチ18が連結されると、ゼンマイ装置12は第
2のクラッチ18を介して発電機14と連結され、蓄積
されたエネルギーにより発電機14を駆動して発電させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は風車発電装置に関
し、特に低風速領域における運転に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、風車発電装置はその発電に際して
大気を汚染しないので、クリーンエネルギー源(例えば
CO2の低減)として注目を浴びており、各地で大型の
風車発電装置が建設されている。この風車発電装置は、
風車に発電機を連結して(増速機又は減速機を介する場
合もある)、風車を風力により回転させて、その風車の
回転力により発電機を駆動して発電させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の風
車発電装置は、発電機の回転速度−出力特性により、一
定風速以下での発電ができないという問題点があった。
例えば図15に示されるように、低風速の領域Lにおい
ては発電ができなかった。
【0004】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、低風速領域においても発電を
可能にした風車発電装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1)本発明の一つの態
様に係る風車発電装置は、風車の回転エネルギーを蓄積
するエネルギー蓄積手段と、エネルギー蓄積手段により
駆動されて発電する発電機とを備えたものである。本発
明においては、風車により発電機を直接駆動せずに、エ
ネルギー蓄積手段を介して発電機を駆動して発電させ
る。このため、エネルギー蓄積手段がバッファの役割を
果たし、低風速領域において、或いは風が一時的に無い
ときでも発電機を駆動して発電させることができる。
【0006】(2)本発明の他の態様に係る風車発電装
置において、エネルギー蓄積手段は、風車の回転エネル
ギーが所定量蓄積された段階で発電機を駆動する。本発
明においては、風車の回転エネルギーを蓄積してそれが
所定量の以上になったところで発電機を駆動するように
したので、低風速領域のエネルギーを有効に利用するこ
とができる。
【0007】(3)本発明の他の態様に係る風車発電装
置において、エネルギー蓄積手段は、風車の回転エネル
ギーを蓄積しつつ発電機を駆動する。本発明において
は、風車の回転のエネルギーを蓄積しつつ発電機を駆動
するので、発電機からは連続した安定な電力が得られ
る。
【0008】(4)本発明の他の態様に係る風車発電装
置において、エネルギー蓄積手段はスプリング部材であ
る。本発明においては、エネルギー蓄積手段としてスプ
リング部材を含んでおり、風車の回転エネルギーをスプ
リング部材に蓄積してからそのエネルギーを発電機の駆
動エネルギーとして利用する。
【0009】(5)本発明の他の態様に係る風車発電装
置において、エネルギー蓄積手段はゼンマイ装置であ
る。本発明においては、エネルギー蓄積手段としてゼン
マイ装置を用いており、ゼンマイ装置を巻き上げること
により風車の回転エネルギーを蓄積する。
【0010】(6)本発明の他の態様に係る風車発電装
置において、 エネルギー蓄積手段は、風車の回転軸に
よって駆動されるコンプレッサと、コンプレッサによっ
て圧縮空気が蓄積されるボンベとを備えたものである。
本発明においては、コンプレッサが風車の回転軸によっ
て駆動されボンベに圧縮空気が蓄積される。このボンベ
の圧縮空気を発電機の駆動エネルギーとして利用する。
【0011】(7)本発明の他の態様に係る風車発電装
置において、上記のエネルギー蓄積手段はコンプレッサ
の圧縮空気により発電機を駆動するアクチュエータを更
に備えたものである。本発明においては、アクチュエー
タがコンプレッサの圧縮空気により駆動され、アクチュ
エータにより発電機を駆動して発電させる。
【0012】(8)本発明の他の態様に係る風車発電装
置において エネルギー蓄積手段は、風車の回転により
回転するシリンダと、シリンダの回転によって巻き上げ
られる錘とを備えたものである。本発明においては、シ
リンダが風車の回転により回転し、シリンダの回転によ
って錘を巻き上げることによりエネルギーを蓄積する。
そして、巻き上げられた錘を解放することにより、シリ
ンダが回転し、発電機を駆動して発電させる。
【0013】(9)本発明の他の態様に係る風車発電装
置は、風車の回転軸側に第1のクラッチを介して連結さ
れ、風車の回転エネルギーを蓄積するゼンマイ装置と、
ゼンマイ装置と第2のクラッチを介して連結され、ゼン
マイ装置により駆動される発電機とを備え、第1のクラ
ッチ及び第2のクラッチを選択的に連結又は遮断させ
る。本発明において、第1のクラッチが連結され、第2
のクラッチが遮断されると、ゼンマイ装置は風車の回転
軸側に第1のクラッチを介して連結され、風車の回転エ
ネルギーを蓄積する。このとき、第2のクラッチは遮断
されており発電機は駆動されず発電されない。また、第
1のクラッチが遮断され、第2のクラッチが連結される
と、ゼンマイ装置は第2のクラッチを介して発電機と連
結され、蓄積されたエネルギーにより発電機を駆動して
発電させる。
【0014】(10)本発明の他の態様に係る風車発電
装置は、上記の第1のクラッチ及び第2のクラッチを選
択的に連結又は遮断させる切替手段を備えている。本発
明において、切替手段は、上記の第1のクラッチ及び第
2クラッチを選択的に連結又は遮断させることにより、
ゼンマイ装置のエネルギーの蓄積の段階と、エネルギー
の解放の段階とを区別し、エネルギーの蓄積の段階にお
いて、低風速領域における微少なエネルギーを蓄積する
ことができるようにしている。
【0015】(11)本発明の他の態様に係る風車発電
装置において、上記の切替手段は、ゼンマイ装置を一方
の側に付勢するばね部材と、ゼンマイ装置を他方の側に
移動させるためのソレノイドとを備え、ソレノイドに励
磁電流を供給することにより、ゼンマイ装置を一方の側
から他方の側に移動させて、第1のクラッチ又は第2の
クラッチを遮断させ、第2のクラッチ又は第1のクラッ
チを連結させる。
【0016】(12)本発明の他の態様に係る風車発電
装置において、上記の切替手段は、ソレノイドに対して
バッテリから励磁電流を供給する起動スイッチを備える
とともに、発電機の出力をソレノイドに供給する。本発
明においては、起動スイッチの操作によりソレノイドに
対してバッテリから励磁電流を供給されて切替動作が行
われて、発電機から出力が得られる。発電機から出力が
得られると、発電機からソレノイドに対して励磁電流が
供給されて切替状態が維持される。
【0017】(13)本発明の他の態様に係る風車発電
装置において、起動スイッチはゼンマイ装置に所定量の
エネルギーが蓄積された段階で手動又は自動により操作
されて、ソレノイドに励磁電流を供給する。本発明にお
いては、起動スイッチはゼンマイ装置に所定量のエネル
ギーが蓄積された段階で手動又は自動により操作され、
ソレノイドに励磁電流が供給されて切替動作が行われ、
発電機から出力が得られる。
【0018】(14)本発明の他の態様に係る風車発電
装置は、風車の回転軸側に第1のクラッチを介してそれ
ぞれ連結される複数のゼンマイ装置と、複数のゼンマイ
装置と第2のクラッチを介して択一的に連結される発電
機と、複数のゼンマイ装置の内、所定量のエネルギーが
蓄積された1個のゼンマイ装置を第2のクラッチを介し
て発電機と連結させ、それ以外のゼンマイ装置を前記第
1のクラッチを介して風車の回転軸側に連結させる切替
手段とを備えたものである。本発明においては、複数の
ゼンマイ装置を用意しておいて、その内の所定量のエネ
ルギーが蓄積された1個のゼンマイ装置を第2のクラッ
チを介して発電機と連結させ、それ以外のゼンマイ装置
を第1のクラッチを介して風車の回転軸側に連結させる
ようにしたので、低風速領域においても風車の回転エネ
ルギーを効果的に蓄積することができ、且つ、発電機か
らは安定した出力が得られる。
【0019】(15)本発明の他の態様に係る風車発電
装置は、 風車の回転軸側の回転より回転駆動される第
1の回転軸と、第1の回転軸にそれぞれ連結された1対
のゼンマイ装置と、第1の回転軸に設けられ、1対のゼ
ンマイ装置をそれぞれ第1の回転軸と連結又は遮断させ
る第1及び第2のクラッチと、第1の回転軸の内、第1
及び第2のクラッチとゼンマイ装置との間にそれぞれ設
けられ、第1及び第2のクラッチの連結又は遮断にとも
なってその軸方向に移動制御される第1及び第2の回転
ギヤと、発電機の回転軸に連結された第2の回転軸と、
第2の回転軸に設けられた第3及び第4の回転ギヤと、
第1及び第2のクラッチを選択的に連結又は遮断させ
て、連結されたクラッチの側のゼンマイ装置に風車の回
転エネルギーを蓄積させ、遮断されたクラッチの側のゼ
ンマイ装置を第1又は第2の回転ギヤと第3又は第4の
回転ギヤを介して第2の回転軸に連結させて発電させる
切替手段とを備えたものである。本発明においては、第
1及び第2のクラッチを選択的に連結又は遮断させて、
連結されたクラッチの側のゼンマイ装置に第1の回転軸
を介して風車の回転エネルギーを蓄積させ、遮断された
クラッチの側のゼンマイ装置を第1の回転ギヤ(又は第
2の回転ギヤ)と第3回転ギヤ(又は第4の回転ギヤ)
を介して第2の回転軸に連結させて発電させる。このよ
うに、何れか一方のゼンマイ装置が風車の回転エネルギ
ーを蓄積し、他方のゼンマイ装置が発電機を駆動してお
り、低風速領域においても風車の回転エネルギーを効果
的に蓄積することができ、且つ、発電機からは安定した
出力が得られる。
【0020】(16)本発明の他の態様に係る風車発電
装置において、上記のゼンマイ装置は、軸部と、その軸
部を覆うように形成された有底の円筒部材と、軸部と前
記円筒部材の内壁との間に設けられたゼンマイ部材とを
備えたものである。本発明においては、軸部又は有底の
円筒部材を固定し、固定されていない側の部材(有底の
円筒部材又は軸部)を風車の回転軸側と連結することに
よりゼンマイ部材を巻き上げてエネルギーを蓄積する。
そして、固定された側の部材の固定状態を解除すること
により、蓄積されたエネルギーを発電機側に伝達させ
る。
【0021】(17)本発明の他の態様に係る風車発電
装置は、風車と、エネルギー蓄積手段又はゼンマイ装置
との間に増減速手段を設けている。本発明においては、
増減速手段により低風速の領域においてトルクを大きく
して、エネルギー蓄積手段又はゼンマイ装置に風車の回
転エネルギーを蓄積するようにしたので、低風速領域で
のエネルギーの蓄積が効果的になされる。
【0022】(18)本発明の他の態様に係る風車発電
装置において、増減速手段は、風車の回転軸側に連結さ
れた第1プーリと、断面三角形状からなり、ゼンマイ装
置側に接続された第2のプーリと、第2のプーリをゼン
マイ装置側とは反対方向に付勢するばね部材と、第1プ
ーリと第2のプーリとを繋ぐベルト部材とを備えたもの
である。本発明においては、ベルト部材の位置が回転数
に応じて変化し、例えば低回転時には第2のプーリの断
面三角形状の先端側に位置することになり、風車の回転
軸側の回転を無段階に減速し、トルクを大きくしてゼン
マイ装置側に伝達する。
【0023】(19)本発明の他の態様に係る風車発電
装置は、風車の回転軸に直列に連結された複数の発電機
と、複数の発電機の間に介在して配置された遠心クラッ
チとを備えたものである。本発明においては、複数の発
電機が遠心クラッチを介して直列に接続されており、遠
心クラッチの伝達回転数を適当に設定することにより、
低風速領域において発電に寄与する発電機を限定してお
くことにより、低風速領域における発電を可能にしてい
る。
【0024】(20)本発明の他の態様に係る風車発電
装置は、遠心クラッチが複数配置される場合には、風車
側の遠心クラッチの伝達回転数N1と、遠心クラッチに
対して風車からの遠ざかる側の遠心クラッチの伝達回転
数N2とを、N1<N2に設定する。本発明において
は、風車の回転軸の回転数が大きくなるに従って遠心ク
ラッチが順次機能し、連結される発電機の個数が増える
ので、風車の回転エネルギー(風力エネルギー)を効率
よく電気エネルギーに変換することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】実施形態1.図1及び図2は本発
明の実施形態1に係る風車発電装置の構成図であり、図
1はエネルギーの蓄積時(ゼンマイ装置の巻き上げ時)
の状態を示し、図2は発電時の状態を示している。風車
発電装置は、風車10、ゼンマイ装置12及び発電機1
4を備えている。風車10の回転軸11とゼンマイ装置
12との間には風車側クラッチ16が配置され、また、
ゼンマイ装置12と発電機14との間には発電機側クラ
ッチ18が配置されている。なお、ゼンマイ装置12は
その軸方向に移動可能に支持されているものとする。
【0026】ゼンマイ装置12にはテンションばね20
が取り付けられており、ゼンマイ装置12を風車10側
に付勢して移動して風車側クラッチ16を接続状態に
し、風車10の回転軸11とゼンマイ装置12とが風車
側クラッチ16を介して接続されるように構成されてい
る。このとき、発電機側クラッチ18は遮断状態にな
る。また、ゼンマイ装置12の外周部にはソレノイド2
2が配置されており、このソレノイド22は励磁電流が
供給されると駆動力を発生して、ゼンマイ装置12を発
電機14側に移動させ、発電機側クラッチ18を接続状
態にし、ゼンマイ装置12が発電機側クラッチ18を介
して発電機14と接続されるように構成されている。こ
のとき、風車側クラッチ16は遮断状態になる。
【0027】発電機14の出力はダイオード(整流素
子)23を介してソレノイド用バッテリ25と接続され
ており、ソレノイド用バッテリ25は発電機起動用スイ
ッチ28を介してソレノイド22と接続されている。発
電機起動用スイッチ28を操作して閉じることにより、
ソレノイド用バッテリ25からソレノイド22に励磁電
流が供給される。また、発電機14の出力は負荷29に
接続されており、発電機14の出力は負荷29に供給さ
れる。
【0028】また、上記の風車側クラッチ16及び発電
機側クラッチ18の近傍には風車側ブレーキ24及び発
電機側ブレーキ26が取り付けられている。風車側ブレ
ーキ24は風車側クラッチ16の内、ゼンマイ装置側の
ホイールにブレーキをかけるものであり、ゼンマイ装置
12が発電機14と接続されている状態でゼンマイ装置
12の一方の軸に制動をかけて固定する。また、発電機
側ブレーキ26は発電機側クラッチ18の内、ゼンマイ
装置側のホイールにブレーキをかけるものであり、ゼン
マイ装置12が風車14の回転軸11と接続されている
状態でゼンマイ装置12の他方の軸に制動をかけて固定
する。
【0029】図3(A)(B)はゼンマイ装置12の正
面断面図(A−A断面)及び側面断面図(B−B断面)
である。このゼンマイ装置12は、風車側クラッチ16
に接続される第1の軸部30と、その第1の軸部30を
覆うように形成された有底の円筒部材32、及び有底の
円筒部材32の底部と一体化され、発電機側クラッチ1
8に接続される第2の軸部34とを備え、第1の軸部3
0と円筒部材32の内壁との間にはスパイラル状に巻回
された板状のばね部材からなるゼンマイ部材36が取り
付けられている。
【0030】このゼンマイ装置12は、発電機側ブレー
キ26がかけられている状態では第2の軸部34に制動
が掛けられて固定されており、第1の軸部30が回転さ
れると、ゼンマイ部材36が巻き上げられてエネルギー
が蓄積される。また、風車側ブレーキ24がかけられて
いる状態では第1の軸部30に制動が掛けられて固定さ
れ、ゼンマイ部材36の巻き上げが解放されるように作
用し、蓄積されたエネルギーが放出されて第2の軸部3
4が回転する。この第2の軸部34の回転により発電機
14が駆動されて発電することになる。
【0031】次に、図1及び図2の風車発電装置の動作
を説明する。図1に示されるように、テンションばね2
0による付勢により風車側クラッチ16が接続され、発
電機側クラッチ18が遮断された状態で、風車10が風
力によって回転駆動されると、風車10の回転軸11は
回転し、その回転力は風車側クラッチ16を介してゼン
マイ装置12に伝達される。このとき、発電機側ブレー
キ26は発電機側クラッチ18にかかっており、ゼンマ
イ装置12の第2の軸部34には制動がかけられて固定
された状態になっている。風車側クラッチ16を介して
ゼンマイ装置12に伝達された回転力は第1の軸部30
を回転させる。この第1の軸部30の回転によりゼンマ
イ部材36が巻き上げられてエネルギーが蓄積される。
このようにして、発電機14が切り離された状態でゼン
マイ装置12にエネルギーが蓄積されるので、低風速領
域においても有効にエネルギーを蓄積することができ
る。
【0032】ゼンマイ装置12にエネルギーが貯えられ
た後に、発電機起動用スイッチ28を操作して閉じる
と、発電機14による発電を開始する。
【0033】図2に示されるように、発電機起動用スイ
ッチ28が操作されてオンになると、ソレノイド用バッ
テリ25からソレノイド22に対して励磁電流が供給さ
れ、ソレノイド22による駆動力がゼンマイ装置12に
発生する。その駆動力がテンションばね20の引っ張り
力に打ち勝つと、ゼンマイ装置12が発電機14側に移
動して、風車側クラッチ16が遮断され、発電機側クラ
ッチ18が接続状態になる。また、このとき、風車側ブ
レーキ24は風車側クラッチ16にブレーキをかけるこ
とになり、ゼンマイ装置12の第1の軸部30は制動が
かけられて固定され、第2の軸部34は発電機14の回
転軸と発電機側クラッチ18を介して接続される。この
状態では、ゼンマイ部材36に蓄積されたエネルギーが
放出され、第2の軸部34は回転して発電機14を駆動
して発電を開始させる。発電機14の発電出力は、負荷
29に供給されるとともにソレノイド用バッテリ25を
充電し、また、ソレノイド22に対して励磁電流として
供給される。このため、発電機起動用スイッチ28を閉
じる操作は起動時だけで済む。
【0034】ゼンマイ装置12に蓄積されたエネルギー
が放出されて少なくなると、発電機14の出力電圧も低
下し、ソレノイド22に対する励磁電流も小さくなる。
ソレノイド22の励磁電流が小さくなると、ソレノイド
22による駆動力が小さくなり、テンションばね20の
引っ張り力がソレノイド22による駆動力に打ち勝っ
て、ゼンマイ装置12が風車10側に移動して図1の状
態に戻る。即ち、風車側クラッチ16が接続され、風車
10の回転軸11とゼンマイ装置12とが接続状態にな
り、また、発電機側クラッチ18が遮断され、ゼンマイ
装置12と発電機14とが遮断された状態になる。
【0035】以上のようにして、風車の回転エネルギー
(風力によるエネルギー)を蓄積し、その蓄積されたエ
ネルギーによって発電させるようにしたので、低風速領
域のエネルギーを効率良く電力エネルギーに変換するこ
とができる。
【0036】なお、本実施形態においては、ゼンマイ装
置12に所定量のエネルギーを蓄積してから発電させる
例について説明したが、ゼンマイ装置12にエネルギー
を蓄積させながら、その一部を放出して発電機を駆動し
て発電させるようにしもよい。
【0037】実施形態2.図4は本発明の実施形態2に
係る風車発電装置の構成図である。本実施形態2におい
ては、風車10の回転軸11と風車側クラッチ16との
間に増減速機40が設けられている。この増減速機40
は、風車10の回転軸11の回転数に応じて回転速度を
減速又は増速するものであり、風車10の回転軸11の
回転数が小さい領域においては減速してトルクを大きく
し、ゼンマイ装置12のゼンマイ部材36を巻き上げる
ようにすることにより、上記の実施形態1よりも更に風
速が小さな領域での発電を可能にしている。
【0038】図5(A)及び(B)は図4の増減速機4
0の構成例を示した図である。増減速機40は、プーリ
42,44、ばね部材46及びベルト48から構成され
ている。プーリ42は風車10の回転軸11に取り付け
られ、プーリー44は断面が3角形状(円錐形状)から
なり、風車側クラッチ16側に回転軸11aに取り付け
られる。このプーリー44はばね部材46により風車側
クラッチ16とは反対側に引っ張られ、プーリー42と
プーリー44とにはベルト48が掛けられる。
【0039】図5(A)は低速時の状態を示した図であ
る。低速時においては、プーリー44がばね部材46に
より風車側クラッチ16とは反対側に引っ張られてお
り、ベルト48はプーリー44の直径の大きな部分に掛
けられることになるので、回転比は、回転軸11の回転
数>回転軸11aの回転数となる。このため、低風速領
域においては大きなトルクが得られ、ゼンマイ装置12
に風車の回転エネルギー(風力エネルギー)が有効に蓄
積される。
【0040】図5(B)は高速時の状態を示した図であ
る。高速時においては、プーリー44がベルト48のテ
ンションにより風車側クラッチ16の方向に押し出さ
れ、ベルト48はプーリー44の直径の小さな部分に掛
けられるのことになるので、回転比は、回転軸11の回
転数<回転軸11aの回転数となる。
【0041】本実施形態の増減速機40は、上述のよう
に風車10の回転軸11の回転数にに応じて無段階に変
速してゼンマイ装置12のゼンマイ部材36を巻き上げ
るようにしているので、風車10の回転エネルギーを効
率良くゼンマイ装置12に伝達することができる。
【0042】実施形態3.図6は本発明の実施形態3に
係る風車発電装置の構成を示した図である。本実施形態
においては、風車10は逆回転防止装置(ラチェット)
50を介してスプリング52の一方の端部に接続され、
スプリング52の他方の端部は発電機14の回転軸に接
続されている。
【0043】風車10の回転軸11の回転数は風速によ
って変動するが、本実施形態においては、風車10の回
転エネルギーがスプリング52に蓄積されてバッファと
して機能する。このため、風車10の回転軸11の回転
数の変動は、発電機14側には直接現れず、発電機14
の回転数は風車10の回転軸11を直結した場合のよう
に変動しない。スプリング52の容量を大きくすれば、
風車10の回転が一時的に止まった状態でも発電を継続
することができる。
【0044】図7は風車の回転数の変動と、本実施形態
が適用された場合の発電機の回転数の変動との関係を示
した図である。図7から明らかなように、風車の回転数
の変動に対して発電機の回転数の変動が低く抑えられて
いることが分かる。このため、発電機14からは安定し
た電力供給が可能になっている。
【0045】実施形態4.図8及び図9は本発明の実施
形態3に係る風車発電装置の構成を示した図であり、図
8はゼンマイ装置12にエネルギーを蓄積し、ゼンマイ
装置12aにより発電している状態を示しており、図9
はゼンマイ装置12により発電し、ゼンマイ装置12a
にエネルギーを蓄積している状態を示している。
【0046】本実施形態においては、2個のゼンマイ装
置12,12aが設けられており、風車の回転エネルギ
ー(風力エネルギー)を交互に蓄積して発電する。風車
10の回転軸11の先端にはウォームギヤ54が取り付
けられている。また、風車側の回転軸(第1の回転軸)
56が設けられ、その中央部にはウォームホイール58
が取り付けられており、ウォームホイール58はウォー
ムギヤ54と係合して風車側の回転軸56を回転させ
る。風車側の回転軸56のウォームホイール58の両側
にはクラッチ17,19がそれぞれ取り付けられてお
り、クラッチ17,19の外側には回転ギヤ60,62
がそれぞれ取り付けられている。風車側の回転軸56の
両端部はゼンマイ装置12,12aの第1の軸部30
(図3参照)にそれぞれ接続されている。なお、本実施
形態のゼンマイ装置12,12aには第2の軸部34は
なく、円筒部材32が回転しないように固定されてい
る。クラッチ17,19の近傍にはソレノイド64,6
6がそれぞれ配置されており、励磁電流が供給されるこ
とにより駆動力を発生し、クラッチ17,19を接続又
は遮断状態にさせる。なお、風車側の回転軸56はその
軸方向に移動可能に支持されており、クラッチ17,1
9の接続又は遮断の際に、風車側の回転軸56がその軸
方向に移動するが、ウォームホイール58の位置は変わ
らず固定されているものとする。
【0047】また、発電機14の回転軸には軸方向に移
動可能な発電機側の回転軸(第2の軸)68が上記の風
車側の回転軸56と平行に設けられており、この回転軸
68の端部側にそれぞれ回転ギヤ70,72が取り付け
られている。これらの回転ギヤ70,72は発電機側の
回転軸68の回転ギヤ60,62と係合する。また、回
転ギヤ70,72の近傍にはソレノイド74,76が配
置されており、ソレノイド74,76に励磁電流が供給
されと駆動力が発生し、回転ギヤ70,72を移動させ
ることで、発電機側の回転軸68がその軸方向に移動す
るように構成されている。
【0048】また、本実施形態においては、切替状態を
継続するために、スイッチ軸80が設けられている。こ
のスイッチ軸80はその軸方向に移動自在に支持されて
おり、その両端にはフランジ82,84が設けられてお
り、このフランジ82,84の端部には後述のスイッチ
SW2,SW4の接点が接続されている。更に、フラン
ジ82,84の外側にはソレノイド86,88が設けら
れている。
【0049】ソレノイド66、74,86とバッテリ2
5との間には手動により閉じられるスイッチSW1が設
けられており、また、ソレノイド64、76,88とバ
ッテリ25との間には手動により閉じられるスイッチS
W3が設けられている。また、発電機14の出力とソレ
ノイド66、74,86との間にはスイッチSW2が設
けられており,このスイッチSW2はスイッチ軸80の
位置によりそのオン又はオフ状態が保持される。即ち、
ソレノイド86に励磁電流が供給されてフランジ82が
ソレノイド86側に移動した状態になると、スイッチS
W2の接点が閉じた状態になり、その状態が持続するこ
とになる。また、発電機14の出力とソレノイド64、
76,88との間にもスイッチSW4が設けられてお
り,このスイッチSW4はスイッチ軸80の位置により
そのオン又はオフ状態が保持される。即ち、ソレノイド
88に励磁電流が供給されてフランジ84がソレノイド
88側に移動した状態になると、スイッチSW4の接点
が閉じた状態になり、その状態が持続することになる。
【0050】次に、図8及び図9の風車発電装置の動作
説明をする。図8に示されるように、スイッチSW1を
操作することによりソレノイド66,74,86に励磁
電流が供給される。ソレノイド66,74,86は励磁
電流が供給されると駆動力が発生し、ソレノイド66は
クラッチ17を接続状態にし、クラッチ19を遮断状態
にする。これにより風車の回転軸11とゼンマイ装置1
2が接続状態になり、ゼンマイ装置12は風車の回転軸
11の回転力が伝達されてゼンマイ部材36の巻き上げ
を開始する。また、ソレノイド74は回転ギヤ70を駆
動して発電機側の回転軸68を発電機14側に移動させ
る。これにより、回転ギヤ62と回転ギヤ72とが係合
し、ゼンマイ装置12aは発電機側の回転軸68に連結
されて、それまでに蓄積されたエネルギ−により発電を
開始させる。また、ソレノイド86はスイッチ軸80を
図の左側に移動させる。これによりスイッチSW2が閉
じ、スイッチSW4が開く。
【0051】発電機14による発電が開始すると、発電
機14の出力がスイッチSW2を介してソレノイド6
6,74,86に供給されるので、スイッチSW1を離
してもソレノイド66,74,86に対する励磁電流が
持続し、スイッチSW1を操作したときの状態が持続す
る。そして、ゼンマイ装置12aの蓄積エネルギーが少
なくなると、発電機14の出力による発電量が少なくな
り、ソレノイド66,74,86の励磁電流も小さくな
り、これらの駆動力も小さくなって風車側の回転軸5
6、発電機側の回転軸68及びスイッチ軸80の各位置
に対する拘束力も小さくなる。ゼンマイ装置12aの蓄
積エネルギーがなくなると、発電機14による発電が停
止する。
【0052】ゼンマイ装置12aのエネルギーを使い切
った後は、ゼンマイ装置12に蓄積されたエネルギーを
使って発電させる。図9に示されるように、スイッチS
W3を操作することにより、ソレノイド64,76,8
8に励磁電流が供給される。ソレノイド64,76,8
8は励磁電流が供給されると駆動力が発生し、ソレノイ
ド64はクラッチ17を遮断状態にし、クラッチ19を
接続状態にする。これにより風車の回転軸11とゼンマ
イ装置12aが接続状態になり、ゼンマイ装置12aに
は風車の回転軸11の回転力が伝達されてゼンマイ部材
36の巻き上げを開始する。また、ソレノイド76は回
転ギヤ72を駆動して発電機側の回転軸68を発電機1
4とは反対側に移動させる。これにより、回転ギヤ60
と回転ギヤ70とが係合し、ゼンマイ装置12は発電機
側の回転軸68に連結され、それまでに蓄積されたエネ
ルギ−により発電を開始させる。また、ソレノイド88
はスイッチ軸80を図の右側に移動させる。これにより
スイッチSW4が閉じ、スイッチSW2が開く。
【0053】発電機14による発電が開始すると、発電
機14の出力がスイッチSW4を介してソレノイド6
4,76,88に供給されるので、スイッチSW3を離
してもソレノイド64,76,88に対する励磁電流が
持続し、スイッチSW3を操作したときの状態が持続す
る。そして、ゼンマイ装置12の蓄積エネルギーが少な
くなると、発電機14の出力による発電量が少なくな
り、ソレノイド64,76,88に対する励磁電流も小
さくなり、これの駆動力も小さくなって風車側の回転軸
56、発電機側の回転軸68及びスイッチ軸80の各位
置に対する拘束力も小さくなる。ゼンマイ装置12の蓄
積エネルギーがなくなると、発電機14による発電が停
止する。
【0054】以上のようにしてスイッチSW1とSW3
とを交互に操作することにより、ゼンマイ装置12,1
2aが交互にエネルギーの蓄積及び放出(発電)を繰り
返し、風車の回転エネルギーを効率よく電力エネルギー
に変換することができる。
【0055】なお、本実施形態においては、2台のゼン
マイ装置12,12aに風車の回転エネルギーを交互に
蓄積する例について説明したが、更に多数のゼンマイ装
置を用意しておいて、その内の1つを選択して発電させ
るようにしてもよい。また、ゼンマイ装置12,12a
と発電機14との接続を切り替えるための機構について
も、図8及び図9に示されたものに限定されず、適宜変
更し得るものである。
【0056】実施形態5.図10は本発明の実施形態5
に係る風車発電装置の構成を示した図である。本実施形
態においては、発電機14、14a、14bが遠心クラ
ッチ80,80aを介して直列に接続されている。特
に、1段目の発電機14には小容量のものが設置されて
いる。また、2つの遠心クラッチ80,80aが動力を
伝達する回転数(伝達回転数)は次の関係になるように
設定されている。遠心クラッチ80の伝達回転数<遠心
クラッチ80aの伝達回転数
【0057】風車10の回転数が遠心クラッチ80の伝
達回転数より低い場合には、発電機14のみが運転され
る。そして、風車10の回転数が遠心クラッチ80の伝
達回転数より高くなると、遠心クラッチ80が発電機1
4aに動力を伝達し、発電機14,14aの2台が運転
されることになる。このとき、風車10の回転数は遠心
クラッチ80aの伝達回転数には達していないため、発
電機14bは運転されない。風車10の回転数が遠心ク
ラッチ80aの伝達回転数より高くなると、遠心クラッ
チ80aが発電機14bに動力を伝達し、発電機14,
14a,14bの3台が運転されることになる。
【0058】図11は本実施形態における発電機の出力
特性を示した図である。図11に示されるように、1段
目の発電機14の容量が小さいので、低風速領域から発
電が開始され、風速が高くなるに従って発電機14a,
14bが順次接続されて発電機の出力が増加し、これら
の発電機14a,14bが接続された段階では発電出力
が若干低下するが、全体として風車の回転エネルギー
(風力エネルギー)を効率良く電力エネルギーに変換す
ることができる。
【0059】実施形態6.図12は本発明の実施形態6
に係る風車発電装置の構成の示した図である。本実施形
態において、風車発電装置は、コンプレッサ110、ボ
ンベ112、減圧弁114、アクチュエータ116を備
えている。風車10が回転すると、コンプレッサ110
が駆動されてボンベ112に圧縮空気が貯蔵される。ボ
ンベ112の圧縮空気は減圧弁114を介してアクチュ
エータ116に供給され、アクチュエータ116が回転
されることにより発電機14も回転して発電する。
【0060】本実施形態においては、風車10の回転に
よりボンベ112に圧縮空気を貯蔵しつつ、その圧縮空
気を減圧弁114を介してアクチュエータ116に供給
して発電するようにしたので、風車10の回転エネルギ
ーを取り込みながら発電することができる。
【0061】実施形態7.また、上述の実施形態1乃至
6においては、風車10の回転エネルギーを取り込んで
蓄積するのにゼンマイ装置12、又はコンプレッサ11
0及びボンベ112を用いた例について説明したが、他
の手段によってもよい。図13は、図1のゼンマイ装置
12の代わりに、シリンダ120を配置して錘122を
ワイヤ124により巻き上げてエネルギーを蓄積するよ
うにした例を示したものである。図1の風車10の回転
によりシリンダ120が回転して錘122が巻き上げら
れ、錘122が所定の位置まで巻き上げられた段階で、
風車側クラッチ16を遮断し、発電機側クラッチ18を
接続すると、シリンダ120は、発電機14と接続さ
れ、そして、その錘122の降下により回転し、発電機
14を駆動して発電させる。
【0062】実施形態8.また、上述の実施形態1乃至
5においては、発電機起動用スイッチ28又はスイッチ
SW1,SW3を手動操作する例について説明したが、
これを自動的に行うようにしてよい。図14はその一例
を示した構成図である。ゼンマイ装置12の筒状部材3
2に窓130を設け、また、ゼンマイ部材36が巻き上
げられた状態で窓130の位置にくるようなマーク13
2をゼンマイ部材36に付けておいて、そのマーク13
2をセンサ134により検出して発電機起動用スイッチ
28を閉じる。このように構成することにより、ゼンマ
イ装置12が所定の状態になると自動的に発電を開始す
る。
【0063】実施形態9.また、風車の回転エネルギー
が所定量蓄積したことを検出するには、風車10の回転
軸の回転量を検出するようにしてもよい。風車10の回
転軸の回転量は、風車の回転エネルギーに対応するの
で、その回転量が所定量になった時点において、ゼンマ
イ装置12が巻き上がったものとして発電を開始させ
る。また、風車10の回転軸にロードセル等を取り付け
てトルクを検出し、所定のトルクになったときに、ゼン
マイ装置12が巻き上がったものとして発電を開始させ
るようにしてもよい。
【0064】実施形態10.また、上述の実施形態3〜
5においても、風車10と、ゼンマイ装置12,12a
又は発電機14との間に増減速機40を設けて、低風速
領域において高トルクを得るようにしてもよい。
【0065】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、風車によ
り発電機を直接駆動せずに、エネルギー蓄積手段を介し
て発電機を駆動して発電させ、又は複数の発電機を遠心
クラッチを介して直列に連結して低風速領域から駆動で
きるようにしたので、低風速領域において風車の回転エ
ネルギーを電力エネルギーに効率良く変換することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る風車発電装置の概念
図であり、エネルギーの蓄積時(ゼンマイ装置の巻き上
げ時)の状態を示している。
【図2】本発明の実施形態1に係る風車発電装置の概念
図であり、発電時の状態を示している。
【図3】図1のゼンマイ装置の正面断図(A−A断面)
及び側面断面(B−B断面)図である。
【図4】本発明の実施形態2に係る風車発電装置の構成
図である。
【図5】図4の増減速機の構成例を示した図であり、
(A)は低速時の状態を示し、(B)は高速時の状態を
示している。
【図6】本発明の実施形態3に係る風車発電装置の構成
を示した図である。
【図7】図6の実施形態において、風車の回転数の変動
と、本実施形態が適用された場合の発電機の回転数の変
動との関係を示した図である。
【図8】本発明の実施形態4に係る風車発電装置の構成
を示した図であり、ゼンマイ装置12にエネルギーを蓄
積し、ゼンマイ装置12aにより発電している状態を示
している。
【図9】本発明の実施形態4に係る風車発電装置の構成
を示した図であり、ゼンマイ装置12aにエネルギーを
蓄積し、ゼンマイ装置12により発電している状態を示
している。
【図10】本発明の実施形態5に係る風車発電装置の構
成を示した図である。
【図11】図10の風車発電装置の特性を示した図であ
る。
【図12】本発明の実施形態6に係る風車発電装置の構
成の示した図である。
【図13】本発明の実施形態7に係る風車発電装置のエ
ネルギー蓄積装置の構成例を示した図である。
【図14】ゼンマイ装置の巻き上げを検出する構成例を
示した説明図である。
【図15】風車発電機の出力特性を示した図である。
【符号の説明】
10 風車、12 ゼンマイ装置、14 発電機、16
風車側クラッチ、18 発電機側クラッチ、20 テ
ンションばね、22 ソレノイド、24 風車側ブレー
キ、26 発電機側ブレーキ、28 発電機起動用スイ
ッチ、 30 第1の軸部、32 筒状部材、34 第
2の軸部、36 ゼンマイ部材、40 増減速機。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 風車の回転エネルギーを蓄積するエネル
    ギー蓄積手段と、該エネルギー蓄積手段により駆動され
    て発電する発電機とを備えたことを特徴とする風車発電
    装置。
  2. 【請求項2】 前記エネルギー蓄積手段は、前記回転エ
    ネルギーが所定量蓄積された段階で、前記発電機を駆動
    することを特徴とする請求項1記載の風車発電装置。
  3. 【請求項3】 前記エネルギー蓄積手段は、前記回転エ
    ネルギーを蓄積しつつ前記発電機を駆動することを特徴
    とする請求項1記載の風車発電装置。
  4. 【請求項4】 前記エネルギー蓄積手段は、スプリング
    部材を含むものであることを特徴とする請求項1乃至3
    の何れかに記載の風車発電装置。
  5. 【請求項5】 前記エネルギー蓄積手段は、ゼンマイ装
    置であることを特徴とする請求項4記載の風車発電装
    置。
  6. 【請求項6】 前記エネルギー蓄積手段は、風車の回転
    軸によって駆動されるコンプレッサと、該コンプレッサ
    によって圧縮空気が蓄積されるボンベとを備えたもので
    あることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の
    風車発電装置。
  7. 【請求項7】 前記エネルギー蓄積手段は、コンプレッ
    サの圧縮空気により前記発電機を駆動するアクチュエー
    タを備えたこと特徴とする請求項6記載の風車発電装
    置。
  8. 【請求項8】 前記エネルギー蓄積手段は、風車の回転
    により回転するシリンダと、該シリンダの回転によって
    巻き上げられる錘とを備えたことを特徴とする請求項1
    又は2記載の記載の風車発電装置。
  9. 【請求項9】 風車の回転軸側に第1のクラッチを介し
    て連結され、風車の回転エネルギーを蓄積するゼンマイ
    装置と、 該ゼンマイ装置と第2のクラッチを介して連結され、該
    ゼンマイ装置により駆動される発電機とを備え、 前記第1のクラッチ及び前記第2のクラッチを選択的に
    連結又は遮断させることを特徴とする風車発電装置。
  10. 【請求項10】 前記第1のクラッチ及び前記第2のク
    ラッチを選択的に連結又は遮断させる切替手段を備えた
    ことを特徴とする請求項9記載の風車発電装置。
  11. 【請求項11】 前記切替手段は、前記ゼンマイ装置を
    一方の側に付勢するばね部材と、前記ゼンマイ装置を他
    方の側に移動させるためのソレノイドとを備え、該ソレ
    ノイドに励磁電流を供給することにより、前記ゼンマイ
    装置を一方の側から他方の側に移動させて、前記第1の
    クラッチ又は前記第2のクラッチを遮断させ、前記第2
    のクラッチ又は前記第1のクラッチを連結させることを
    特徴とする請求項10記載の風車発電装置。
  12. 【請求項12】 前記切替手段は、前記ソレノイドに対
    してバッテリから励磁電流を供給する起動スイッチを備
    えるとともに、前記発電機の出力を前記ソレノイドに供
    給することを特徴とする請求項11記載の風車発電装
    置。
  13. 【請求項13】 前記起動スイッチは、前記ゼンマイ装
    置に所定量のエネルギーが蓄積された段階で手動又は自
    動により操作されて、前記ソレノイドに励磁電流を供給
    することを特徴とする請求項12記載の風車発電装置。
  14. 【請求項14】 風車の回転軸側に第1のクラッチを介
    してそれぞれ連結される複数のゼンマイ装置と、 前記複数のゼンマイ装置と第2のクラッチを介して択一
    的に連結される発電機と、 前記複数のゼンマイ装置の内、所定量の前記エネルギー
    が蓄積された1個のゼンマイ装置を前記第2のクラッチ
    を介して前記発電機と連結させ、それ以外のゼンマイ装
    置を前記第1のクラッチを介して風車の回転軸側に連結
    させる切替手段とを備えたことを特徴とする風車発電装
    置。
  15. 【請求項15】 風車の回転軸側の回転より回転駆動さ
    れる第1の回転軸と、 前記第1の回転軸にそれぞれ連結された1対のゼンマイ
    装置と、 前記第1の回転軸に設けられ、前記1対のゼンマイ装置
    をそれぞれ前記第1の回転軸と連結又は遮断させる第1
    及び第2のクラッチと、 前記第1の回転軸の内、前記第1及び第2のクラッチと
    前記ゼンマイ装置との間にそれぞれ設けられ、前記第1
    及び第2のクラッチの連結又は遮断にともなってその軸
    方向に移動制御される第1及び第2の回転ギヤと、 前記発電機の回転軸に連結された第2の回転軸と、 前記第2の回転軸に設けられた第3及び第4の回転ギヤ
    と、 前記第1及び第2のクラッチを選択的に連結又は遮断さ
    せて、連結されたクラッチの側のゼンマイ装置に前記第
    1の回転軸を介して風車の回転エネルギーを蓄積させ、
    遮断されたクラッチの側のゼンマイ装置を第1又は第2
    の回転ギヤと第3又は第4の回転ギヤを介して前記第2
    の回転軸に連結させて発電させる切替手段とを備えたこ
    とを特徴とする風車発電装置。
  16. 【請求項16】 前記ゼンマイ装置は、軸部と、該軸部
    を覆うように形成された有底の円筒部材と、前記軸部と
    前記円筒部材の内壁との間に設けられたゼンマイ部材と
    を備えたことを特徴とする請求項5又は請求項9乃至1
    5の何れかに記載の風車発電装置。
  17. 【請求項17】 前記風車と、前記エネルギー蓄積手段
    又は前記ゼンマイ装置との間に増減速手段を設けたこと
    を特徴とする請求項1乃至16の何れかに記載の風車発
    電装置。
  18. 【請求項18】 前記増減速手段は、風車側の回転軸に
    連結された第1プーリと、断面三角形状からなり、前記
    ゼンマイ装置側に接続された第2のプーリと、該第2の
    プーリを前記ゼンマイ装置側とは反対方向に付勢するば
    ね部材と、前記第1プーリと前記第2のプーリとを繋ぐ
    ベルト部材とを備えたことを特徴とする請求項17記載
    の風車発電装置。
  19. 【請求項19】 風車の回転軸に直列に連結された複数
    の発電機と、前記複数の発電機の間に介在した遠心クラ
    ッチとを備えたことを特徴とする風車発電装置。
  20. 【請求項20】 遠心クラッチが複数配置される場合に
    は、風車側の遠心クラッチの伝達回転数N1と、前記遠
    心クラッチに対して風車から遠ざかる側の遠心クラッチ
    の伝達回転数N2とを、N1<N2に設定することを特
    徴とする請求項19記載の風車発電装置。
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