JP2003056143A - 竪樋支持具 - Google Patents
竪樋支持具Info
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Abstract
減できる竪樋支持具を提供すること。 【解決手段】竪樋4を支持する支持部3と、建物の外壁
面Wに固定される略L字状の固定部2とからなり、この
固定部2が外壁面Wに固定される固定片21と、支持部
3と連結される連結片22とからなり、この連結片22
の先端部に円筒状の結合部23が設けられ、この結合部
23が支持部3に設けられた孔311に挿入され、この
孔311の中心軸の周りに回動自在にカシメ連結されて
いる竪樋支持具1。
Description
面に固定する際に用いる竪樋支持具に関する。
新案登録第2580283号公報において、外壁の目地
に支持金具本体を取り付ける取付片を1枚の板体で構成
でき、取付片の構造をシンプル化できるとともに、取付
片を1枚の板体で構成した構造でありながら、結合部と
釘孔を外壁の目地に沿う方向に位置ずれして設けること
ができ、支持金具本体の釘打ち作業を容易に行うことが
できるようにしたものが開示されている。
金具本体と取付片とからなり、この取付片が1枚の板体
で構成され、この板体は、外壁の目地に固定される釘孔
付き固定部と、前記支持金具本体の背部にピン軸にて回
動可能に結合される結合部と、前記固定部と結合部の各
延出方向が略直交するように捩じられた連結部とが一体
形成されており、この連結部により結合部と釘孔とが外
壁の目地に沿う方向に位置ずれして設けられている竪樋
支持具である。
竪樋支持具の場合、取付片の結合部を支持金具本体に回
動可能に結合するためには、別部材であるピン軸が必要
である。また、このピン軸で回動可能に結合するために
は、取付片の結合部にピン軸を挿通するための孔を設け
なければならない。このように、竪樋支持具を構成して
いる部品数が3であり、しかも取付片の方で余分な部材
長さを必要とし、結合部への孔開け加工などのために、
製造コストが高くなるという問題があった。
造コストを大幅に削減することができる竪樋支持具を提
供することである。
は、竪樋を支持する支持部と、建物の外壁面に固定され
る略L字状の固定部とからなり、この固定部が外壁面に
固定される固定片と、前記支持部と連結される連結片と
からなり、この連結片の支持部側の端部に円筒状の結合
部が設けられ、この結合部が前記支持部に設けられた孔
に挿入され、この孔の中心軸の周りに回動自在にカシメ
連結されている竪樋支持具である。
竪樋支持具において、結合部が連結片の支持部側の端部
がその両側面が隣接するように折り曲げられて円筒状と
されたものである。
2記載の竪樋支持具において、結合部の先端壁部に切欠
部が設けられているものである。
3のいずれか1項記載の竪樋支持具において、結合部が
固定片と反対側に位置しており、かつ、結合部近傍の連
結片に雨水落下用の孔が設けられているものである。
支持部および固定部の材質は合成樹脂、金属のいずれで
もよい。また、支持部の形状は、適用される竪樋の形状
や構造に応じて決めればよい。
樋を支持する支持部と、建物の外壁面に固定される略L
字状の固定部との2個の部品にて構成されているので、
従来の竪樋支持具に比べて部品数が少なくて済み、竪樋
支持具の製造コストを大幅に削減できる。
と、支持部と連結される連結片とからなり、この連結片
の支持部側の端部に設けられた円筒状の結合部が支持部
に設けられた孔に挿入されて孔の中心軸の周りに回動自
在にカシメ連結されているので、固定片を支障無く建物
の外壁面に固定することができる。
が連結片の支持部側の端部がその両側面が隣接するよう
に折り曲げられて円筒状とされているので、短冊状の板
状体に折り曲げ加工を施すことで、固定部を得ることが
できる。
の先端壁部に切欠部が設けられているので、この切欠部
を利用して良好にカシメ連結を行える。このため、竪樋
支持具の組立て作業性が向上する。
3のいずれか1項記載の竪樋支持具において、結合部が
固定片と反対側に位置しており、かつ、結合部近傍の連
結片に雨水落下用の孔が設けられているので、たとえば
使用に際して、固定片を上向きにして、ビスなどにて固
定片を建物の外壁面に固定することで、連結片の上面に
降った雨水は結合部近傍に位置している孔を通して下方
に落下する。このため、雨水によって建物の外壁面が濡
らされることがない。
を図面に基づいて説明する。図1は本発明の竪樋支持具
の第1実施例を示す平面図、図2は図1対応の側面図で
ある。
樋を支持する支持部3と、建物の外壁面Wに固定される
固定部2とから構成されている。
に、角筒状の竪樋4を支持するため平面視ほぼ矩形状を
している。支持部3は、両側部で基部31と開閉部32
とに2分割され、基部31と開閉部32との両端部にそ
れぞれヒンジ33と係止部34とを備えており、ヒンジ
33を中心にして開閉部32が開閉可能とされていると
ともに、係止部34によって開閉部32がロックおよび
ロック解除可能とされている。基部31のほぼ中央部に
は挿通孔311が設けられている。
に屈曲したものであり、建物の外壁面Wに当接される固
定片21と、支持部3と連結される連結片22とを備え
ている。固定片21には固定用の孔211が穿孔され、
ビスまたは釘にて外壁面Wに固定されるようになってい
る。連結片22の先端部にはその両側面が隣接するよう
に、固定片21とは反対の向きに折り曲げられて円筒状
の結合部23が設けられている(図3参照)。この場
合、結合部23の外径は約4.5mmである。
の先端側の壁部には2個の切欠部231が設けられてい
る。また、結合部23より少し離れた連結片22のほぼ
中央には楕円状の孔221が設けられている。この孔2
21は、連結片22の上面に降った雨水が固定片21側
に流れ伝わって、建物の外壁面Wを濡らすのを防止する
ためのものである。
成している基部31の挿通孔311に連結片22の円筒
状の結合部23が挿通され、挿通孔311内に位置して
いる結合部23の先端側が図6に示すように所定のカシ
メ治具にてラッパ状に拡径され、基部31と連結片22
とが挿通孔311の中心軸の周りに回動自在に連結され
ることで竪樋支持具1とされている。なお、図6に示す
ように、挿通孔311の開閉部32側の先端面はラッパ
状に拡径されてテーパ面とされている。
の外壁面Wに竪樋4を取り付ける方法について説明す
る。
ーを用いてビス5にて外壁面Wに固定する。その際、図
7に示すように、固定片21を上側にして固定する。同
様にして、外壁面Wの上下方向に沿って複数の竪樋支持
具1を固定する。
は、係止部34のロック状態を解除してヒンジ33を中
心にして支持部3を開き、基部31内に竪樋4をセット
し、その後、ヒンジ33を中心にして支持部3を閉じて
係止部34をロックさせることで竪樋4の取り付けを完
了する。
を支持する支持部と、建物の外壁面に固定される略L字
状の固定部との2個の部品にて構成されているので、従
来の竪樋支持具に比べて部品数が少なくて済み、竪樋支
持具の製造コストを大幅に削減できる。
と、支持部と連結される連結片とからなり、この連結片
の支持部側の端部に設けられた円筒状の結合部が支持部
に設けられた孔に挿入されて孔の中心軸の周りに回動自
在にカシメ連結されているので、固定片を支障無く建物
の外壁面に固定することができる。
が連結片の支持部側の端部がその両側面が隣接するよう
に折り曲げられて円筒状とされているので、短冊状の板
状体に折り曲げ加工を施すことで固定部を得ることがで
きる。
の先端壁部に切欠部が設けられているので、この切欠部
を利用して良好にカシメ連結を行える。このため、竪樋
支持具の組立て作業性が向上する。
3のいずれか1項記載の竪樋支持具において、結合部が
固定片と反対側に位置しており、かつ、結合部近傍の連
結片に雨水落下用の孔が設けられているので、たとえば
使用に際して、固定片を上向きにして、ビスなどにて固
定片を建物の外壁面に固定することで、連結片の上面に
降った雨水は結合部近傍に位置している孔を通して下方
に落下する。このため、雨水によって建物の外壁面が濡
らされることがない。
である。
である。
である。
Claims (4)
- 【請求項1】竪樋を支持する支持部と、建物の外壁面に
固定される略L字状の固定部とからなり、この固定部が
外壁面に固定される固定片と、前記支持部と連結される
連結片とからなり、この連結片の支持部側の端部に円筒
状の結合部が設けられ、この結合部が前記支持部に設け
られた孔に挿入され、この孔の中心軸の周りに回動自在
にカシメ連結されていることを特徴とする竪樋支持具。 - 【請求項2】結合部が連結片の支持部側の端部がその両
側面が隣接するように折り曲げられて円筒状とされたも
のである請求項1記載の竪樋支持具。 - 【請求項3】結合部の先端壁部に切欠部が設けられてい
る請求項1または2記載の竪樋支持具。 - 【請求項4】結合部が固定片と反対側に位置しており、
かつ、結合部近傍の連結片に雨水落下用の孔が設けられ
ている請求項1ないし3のいずれか1項記載の竪樋支持
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001242461A JP4686073B2 (ja) | 2001-08-09 | 2001-08-09 | 竪樋支持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001242461A JP4686073B2 (ja) | 2001-08-09 | 2001-08-09 | 竪樋支持具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003056143A true JP2003056143A (ja) | 2003-02-26 |
JP4686073B2 JP4686073B2 (ja) | 2011-05-18 |
Family
ID=19072730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001242461A Expired - Lifetime JP4686073B2 (ja) | 2001-08-09 | 2001-08-09 | 竪樋支持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4686073B2 (ja) |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0726458U (ja) * | 1993-10-21 | 1995-05-19 | 積水化学工業株式会社 | 竪樋支持具 |
-
2001
- 2001-08-09 JP JP2001242461A patent/JP4686073B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0726458U (ja) * | 1993-10-21 | 1995-05-19 | 積水化学工業株式会社 | 竪樋支持具 |
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JP4686073B2 (ja) | 2011-05-18 |
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