JP2003056115A - 住宅建築用パネル材 - Google Patents

住宅建築用パネル材

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JP2003056115A
JP2003056115A JP2001248594A JP2001248594A JP2003056115A JP 2003056115 A JP2003056115 A JP 2003056115A JP 2001248594 A JP2001248594 A JP 2001248594A JP 2001248594 A JP2001248594 A JP 2001248594A JP 2003056115 A JP2003056115 A JP 2003056115A
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based cement
panel material
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Yukihiro Takemura
幸宏 竹村
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HYAKUNEN JUTAKU SHIJO KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】プレキャストコンクリート材は内表下地材の直
張りが出来ず、又ビスや釘等の保持力が弱く、種々の仕
上げ材の取付けに問題があった。 【解決手段】上述した目的を達成するために、第1に
は、少なくともコンクリートの片面の全面に、木質系セ
メント板を配置したものであり、第2には、木質系セメ
ント板間にコンクリートをサンドイッチしたものであ
り、第3には、コンクリートの一方の面の全面に、木質
系セメント板を配置するとともに、コンクリートのもう
一方の面には、部分的に、木質系セメント板を配置した
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁、屋根、天井、
床等に使用される住宅建築用パネル材に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅建築用パネル材としては、板
状のプレキャストコンクリート材(所謂、PC板)が知
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したプレキャスト
コンクリート材は、内装下地材の直張りができないため
に、予め、プレキャストコンクリート材に石膏ボード等
を取り付けなければならないという問題があった。ま
た、プレキャストコンクリート材は、ビスや釘等の保持
力が弱いために、充分な強度を持って、種々の仕上げ材
の取り付けることができないという問題があった。
【0004】本発明の目的は、上述した従来のプレキャ
ストコンクリート材が有する課題を解決するとともに、
断熱性能や音響性能等の種々の性能の向上した住宅建築
用パネル材を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した目的
を達成するために、第1には、少なくともコンクリート
の片面の全面に、木質系セメント板を配置したものであ
り、第2には、木質系セメント板間にコンクリートをサ
ンドイッチしたものであり、第3には、コンクリートの
一方の面の全面に、木質系セメント板を配置するととも
に、コンクリートのもう一方の面には、部分的に、木質
系セメント板を配置したものである。
【0006】
【実施例】以下に、本発明の実施例について説明する
が、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定
されるものではない。
【0007】先ず最初に、本発明の住宅建築用パネル材
の製造方法について説明する。
【0008】1は、木毛や木片や木材チップ等の木質材
料とセメントミルクとの混合物を、型詰めした後、厚さ
方向に圧縮し、その後、養成、乾燥して製造された木質
系セメント板であり、木質系セメント板1としては、木
毛セメント板を使用することが好ましいく、特に、嵩比
重が、0.7以上である曲げ強度や破壊強度の大きな硬
質木毛セメント板を用いることが更に好ましい。
【0009】図1に示されているように、上述した木質
系セメント板1を、先ず最初に、図示されていない板状
の定盤等の上に載置し、次いで、図2に示されているよ
うに、木質系セメント板1の周囲に、型枠Fを配置す
る。型枠Fは、図3に示されているように、木質系セメ
ント板1の長辺1a側に配置される一対の長辺枠f1
と、木質系セメント板1の相対する短辺1b側に配置さ
れる一対の短辺枠f2とから構成されている。短辺枠f
2の両端部には、L字金具f3が、L字金具f3の一方
の垂直部f3aの側面が短辺枠f2の端面f2aと略面
一になるように、螺子f4等の適当な固着具により取着
されている。L字金具f3の上記の垂直部f3aには、
適当数(本実施例においては、2個)の螺子溝孔f3b
が形成されている。また、長辺枠f1の両端部には、上
記の短辺枠f2に取着されたL字金具f3に形成された
螺子溝孔f3bに対応して、透孔f1aが穿設されてい
る。木質系セメント板1を、板状の定盤等の上に載置し
た後、木質系セメント板1の相対する長辺1a側に沿っ
て長辺枠f1を配置するとともに、木質系セメント板1
の相対する短辺1b側に沿って短辺枠f2を配置する。
次いで、長辺枠f1の長辺枠f1の両端部に穿設された
透孔f1aに、螺子やボルトf5を挿通し、ボルトf5
を、短辺枠f2の両端部に取着されたL字金具f3の螺
子溝孔f3bに螺合させることにより、木質系セメント
板1の周囲に、型枠Fを配置する。
【0010】次いで、木質系セメント板1が配置されて
いる型枠F内に、図4に示されているように、生コンク
リートCfを所定の高さまで充填する。その後、図5に
示されているように、型枠F内に充填された生コンクリ
ートCfの上に、型枠F内に配置されるように、上記の
木質系セメント板1と同じ木質系セメント板2を載置す
る。この際、生コンクリートCfの上に載置される木質
系セメント板2の上面2aが、型枠Fの上端F’、即
ち、長辺枠f1の上端f1’及び短辺枠f2の上端f
2’を越えて、上方に位置するように、型枠F内に、生
コンクリートCfを充填する。
【0011】次いで、生コンクリートCfの上に載置さ
れ、且つ、型枠Fの上端F’を越えて上方に位置する木
質系セメント板2の上面2aに、直に、或いは、図6に
示されているように、複数本の適当な角材3を介して、
重量物である重し4を載置する。重し4としては、コン
クリートブロックや鉄板等の鉄材等が使用できる。
【0012】生コンクリートCfの上に載置された木質
系セメント板2の上面2aに、直に、重し4を載置する
場合には、載置される重し4の少なくとも一方の幅は、
相対する長辺枠f1の内幅w1を越えるか、或いは、相
対する短辺枠f2の内幅w2を越える幅を有しており、
重し4により、生コンクリートCfが圧縮され、生コン
クリートCfの上に載置された木質系セメント板2の上
面2aが、型枠Fの上端F’まで沈んだ際には、重し4
が、型枠Fの上端F’、即ち、少なくとも、長辺枠f1
の上端f1’或いは短辺枠f2の上端f2’に載置され
るように構成することが好ましい。このように構成する
ことにより、二枚の木質系セメント板1、2によりサン
ドイッチされた生コンクリートCfにより製造される住
宅建築用パネル材の厚さを、各箇所で、一定にすること
ができるとともに、製造される住宅建築用パネル材間の
厚さを、常に、一定にすることができる。
【0013】また、図6に示されているように、生コン
クリートCfの上に載置された木質系セメント板2の上
面2aに、複数本の角材3を載置し、角材3の上に、重
し4を載置する場合には、角材3の長さDは、相対する
長辺枠f1の内幅w1或いは相対する短辺枠f2の内幅
w2を越える長さを有しており、重し4により、生コン
クリートCfが圧縮され、生コンクリートCfの上に載
置された木質系セメント板2の上面2aが、型枠Fの上
端F’まで沈んだ際には、重し4が載置されている角材
3が、型枠Fの上端F’、即ち、少なくとも、長辺枠f
1の上端f1’或いは短辺枠f2の上端f2’に載置さ
れるように構成することが好ましい。このように構成す
ることにより、二枚の木質系セメント板1、2によりサ
ンドイッチされた生コンクリートCfにより製造される
住宅建築用パネル材の厚さを、各箇所で、一定にするこ
とができるとともに、製造される住宅建築用パネル材間
の厚さを、常に、一定にすることができる。このよう
に、生コンクリートCfの上に載置された木質系セメン
ト板2の上面2aに、複数本の適当な角材3を介して、
重し4を載置した場合には、重し4の大きさは、型枠F
内に落ち込むような大きさのものでもよい。なお、図6
には、角材3が、相対する長辺枠f1に載置されるよう
に、短辺枠f2に略平行に配置されている例が示されて
いるが、角材3を、相対する短辺枠f2に載置されるよ
うに、長側壁f1に略平行に配置することもできる。
【0014】上述したように、生コンクリートCfの上
に載置された木質系セメント板2に重し4を載せた状態
で、所定期間、養成し、その後、ボルトf5を、短辺枠
f2の両端部に取着されたL字金具f3の螺子溝孔f3
bから抜き取り、長辺枠f1と短辺枠f2とを分解し、
図7に示されているような、二枚の木質系セメント板
1、2により、コンクリートCの両面の全面がサンドイ
ッチされた構成を有する住宅建築用パネル材P1を取り
出す。
【0015】なお、上述したように、板状の定盤等の上
に、木質系セメント板1を載置し、その後、木質系セメ
ント板1を囲むように、型枠Fを組み立てるようにする
代わりに、先ず最初に、上述したようにして、長辺枠f
1と短辺枠f2により型枠Fを、板状の定盤等の上に組
み立て、その後、木質系セメント板1を、型枠F内に挿
入し、定盤の上に載置し、次いで、型枠F内に配置され
た木質系セメント板1の上に、所定量の生コンクリート
Cfを充填し、更に、生コンクリートCfの上に木質系
セメント板2を載置し、その後、木質系セメント板2の
上に、重し4を載置して、上述したような住宅建築用パ
ネル材P1を製造することもできる。
【0016】また、上述したように、木質系セメント板
1、2は、木質材料とセメントから構成されているの
で、木質系セメント板1、2間に存在する生コンクリー
トCfのセメント液が、木毛セメント板1、2に浸入
し、生コンクリートCfが硬化した後、木質系セメント
板1、2とコンクリートCとの密着性がよく、コンクリ
ートCから木質系セメント板1、2が剥離するようなこ
とがない。
【0017】二枚の木質系セメント板1、2により、コ
ンクリートCがサンドイッチされた構成を有する住宅建
築用パネル材P1においては、木質系セメント板1、2
自体が、ビスや釘や螺子等の固着具に対する保持力を有
するので、羽目板やタイルや外断熱材等の内装材や外装
材を、住宅建築用パネル材P1に、直に、ビスや釘や螺
子等の固着具により取り付けることができる。従来のプ
レキャストコンクリート材の場合は、ビスや釘等の保持
力が弱いために、胴縁を組んだり、石膏ボード等で下地
面を形成していたが、本発明の住宅建築用パネル材P1
を使用した場合には、胴縁を組んだり、下地面を形成す
る必要がない。また、胴縁を組む場合と異なり、本発明
の住宅建築用パネル材P1の場合には、住宅建築用パネ
ル材P1の全面が下地面としての機能を有しているの
で、羽目板等の仕上げ材を張る場合、通常の胴縁間隔よ
り短い仕上げ材を張ることができるので、仕上げ材を無
駄なく使用することができる。
【0018】また、木質系セメント板1、2自体が、良
好な断熱性能を有しているので、住宅建築用パネル材P
1に、更に、他の断熱材を取着する必要がなく、仮に、
より断熱性能を高めるとしても、従来のプレキャストコ
ンクリート材に比べて、他の断熱材の使用量が非常に少
なくて済む。
【0019】更に、本発明の住宅建築用パネル材P1を
構成するコンクリートCは、二枚の木質系セメント板
1、2によりサンドイッチされており、コンクリートC
の空気に触れる部分が、極めて少ないので、コンクリー
トCの中性化を遅らせることができ、従って、住宅建築
用パネル材P1の寿命を永くすることができる。
【0020】更にまた、従来のプレキャストコンクリー
ト材に下地面を形成するために石膏ボードを張った場合
には、プレキャストコンクリート材と石膏ボードとの間
に、空間ができ、この空間が介在するプレキャストコン
クリート材と石膏ボードとが、一種の太鼓のような構造
になり、音が良く響き透過し、室間の遮音性能を悪化さ
せることが知られているが、本発明の住宅建築用パネル
材P1の場合には、石膏ボードを張る必要がないので、
遮音性能が向上する。
【0021】なお更に、本発明の住宅建築用パネル材P
1は、その全面が下地面としての機能を有しているの
で、モルタル塗りや塗装或いは接着材を用いたタイル貼
り、クロス貼り、サイディング材貼り等のあらゆる仕上
げが可能になる。
【0022】なお、上述した実施例には、二枚の木質系
セメント板1、2間に、コンクリートCがサンドイッチ
された3層構造(木質系セメント板1、コンクリート
C、木質系セメント板2)の住宅建築用パネル材P1が
示されているが、型枠F内に配置された木質系セメント
板1の上に生コンクリートCfを充填し、その上に、木
質系セメント板2を載置した後、更に、木質系セメント
板2の上に、生コンクリートCfを充填し、その後、生
コンクリートCfの上に、木質系セメント板を載置し
て、5層構造(木質系セメント板1、コンクリートC、
木質系セメント板2、コンクリートC、木質系セメント
板)の住宅建築用パネル材P1とすることもできる。更
に、必要に応じて、7層構造(木質系セメント板1、コ
ンクリートC、木質系セメント板2、コンクリートC、
木質系セメント板、コンクリートC、木質系セメント
板)以上の住宅建築用パネル材P1とすることもでき
る。
【0023】なお、型枠Fは上述した実施例のものに限
定されるものではなく、布基礎等を形成される際に使用
される型枠等、種々の型枠を使用することができる。
【0024】図8に示されている実施例は、コンクリー
トCの片面の全面にのみ、木質系セメント板1が配置さ
れた住宅建築用パネル材P2に関するものである。この
ような住宅建築用パネル材P2は、上述した二枚の木質
系セメント板1、2間に、コンクリートCがサンドイッ
チされた3層構造(木質系セメント板1、コンクリート
C、木質系セメント板2)の住宅建築用パネル材P1の
製造方向において、生コンクリートCfの上に載置され
る木質系セメント板2を省略することにより製造するこ
とができる。或いは、先ず最初に、板状の定盤等の上に
型枠Fを組み立て、次いで、型枠F内に、生コンクリー
トCfを充填し、次いで、生コンクリートCfの上に、
木質系セメント板2を載置するようにしてもよい。この
場合にも、生コンクリートCfの上に載置された木質系
セメント板2の上面2aが、型枠Fの上端F’を越え
て、上方に位置するように、型枠F内に、生コンクリー
トCfを充填し、その後、上述した実施例と同様に、重
し4を、木質系セメント板2の上面2aに直に、或い
は、角材3を介して載置して、コンクリートCの片面に
のみに木質系セメント板1が配置された住宅建築用パネ
ル材P2を製造することができる。
【0025】図9に示されている実施例は、コンクリー
トCの一方の面には、その全面に木質系セメント板5が
配置され、また、コンクリートCのもう一方の面には、
部分的に、しかも、コンクリートCと面一に、木質系セ
メント板6、7が配置された住宅建築用パネル材P3に
関するものである。このような住宅建築用パネル材P3
は、先ず最初に、板状の定盤等の上に型枠Fを組み立
て、次いで、型枠F内に、適宜、型枠Fの長辺枠f1に
沿って、細長い木質系セメント板6、7を配置し、次い
で、型枠F内に生コンクリートCfを充填し、その後、
生コンクリートCfの全面上に、木質系セメント板5を
載置する。この場合にも、生コンクリートCfの全面上
に載置された木質系セメント板5の上面が、型枠Fの上
端F’を越えて、上方に位置するように、型枠F内に、
生コンクリートCfを充填し、その後、上述した実施例
と同様に、重し4を、木質系セメント板5の上面に直
に、或いは、角材3を介して載置して、図9に示されて
いるような住宅建築用パネル材P3を製造することがで
きる。勿論、細長い木質系セメント板6、7を、型枠F
の短辺枠f2に沿って配置することもできる。
【0026】図10に示されている実施例は、図9に示
されている木質系セメント板6、7が、コンクリートC
から突出して配置されている住宅建築用パネル材P4に
関するものである。このような住宅建築用パネル材P4
は、木質系セメント板8を、板状の定盤等の上に載置
し、次いで、図2に示されているように、木質系セメン
ト板8の周囲に、型枠Fを配置し、その後、型枠F内
に、生コンクリートCfを充填し、充填された生コンク
リートCfの上に、木質系セメント板6、7を、型枠F
の長辺枠f1に沿って載置することにより製造すること
ができる。この場合には、重し4は使用されないことに
なる。勿論、細長い木質系セメント板6、7を、型枠F
の短辺枠f2に沿って配置することもできる。
【0027】
【発明の効果】本発明は、以上説明した構成を有してい
るので、以下に記載する効果を奏するものである。
【0028】木質系セメント板自体が、ビスや釘や螺子
等の固着具に対する保持力を有しているので、内外装材
を、直に、ビスや釘や螺子等の固着具により取り付ける
ことができる。
【0029】従来のプレキャストコンクリート材のよう
に、胴縁を組む必要がないので、羽目板等の仕上げ材を
張る場合、通常の胴縁間隔より短い仕上げ材を張ること
ができ、従って、仕上げ材を無駄なく使用することがで
きる。
【0030】木質系セメント板自体が、良好な断熱性能
を有しているので、住宅建築用パネル材に、更に、他の
断熱材を取着する必要がなく、仮に、より断熱性能を高
めるとしても、従来のプレキャストコンクリート材に比
べて、他の断熱材の使用量が非常に少なくて済む。
【0031】従来のプレキャストコンクリート材に下地
面を形成するために石膏ボードを張った場合には、プレ
キャストコンクリート材と石膏ボードとの間に、空間が
でき、この空間が介在するプレキャストコンクリート材
と石膏ボードとが、一種の太鼓のような構造になり、音
が良く響き透過し、室間の遮音性能を悪化させることが
知られているが、本発明の住宅建築用パネル材の場合に
は、石膏ボードを張る必要がないので、遮音性能が向上
する。
【0032】本発明の住宅建築用パネル材は、その全面
が下地面としての機能を有しているので、モルタル塗り
や塗装或いは接着材を用いたタイル貼り、クロス貼り、
サイディング材貼り等のあらゆる仕上げが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の住宅建築用パネル材の製造過程
において、定盤等の上に載置された木質系セメント板の
斜視図である。
【図2】図2は本発明の住宅建築用パネル材の製造過程
において、木質系セメント板の周囲に配置された型枠等
の斜視図である。
【図3】図3は本発明の住宅建築用パネル材の製造の際
に使用される一例としての型枠の分解斜視図である。
【図4】図4は本発明の住宅建築用パネル材の製造過程
において、生コンクリートが打設された状態の型枠等の
斜視図である。
【図5】図5は本発明の住宅建築用パネル材の製造過程
において、生コンクリートの上に更に木質系セメント板
が載置された状態の型枠等の斜視図である。
【図6】図6は本発明の住宅建築用パネル材の製造過程
において、木質系セメント板の上に重しが載置された状
態の型枠等の斜視図である。
【図7】図7は本発明の住宅建築用パネル材の斜視図で
ある。
【図8】図8は本発明の別の実施例の住宅建築用パネル
材の斜視図である。
【図9】図9は本発明の更に別の実施例の住宅建築用パ
ネル材の斜視図である。
【図10】図10は本発明の更になお別の実施例の住宅
建築用パネル材の斜視図である。
【符号の説明】
C・・・・・・・・・・・コンクリート Cf・・・・・・・・・・生コンクリート F・・・・・・・・・・・型枠 P1〜P4・・・・・・・住宅建築用パネル材 1、2・・・・・・・・・木質系セメント板 4・・・・・・・・・・・重し

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくともコンクリートの片面の全面に、
    木質系セメント板が配置されていることを特徴とする住
    宅建築用パネル材。
  2. 【請求項2】木質系セメント板間にコンクリートがサン
    ドイッチされていることを特徴とする住宅建築用パネル
    材。
  3. 【請求項3】コンクリートの一方の面の全面に、木質系
    セメント板が配置されているとともに、コンクリートの
    もう一方の面には、部分的に、木質系セメント板が配置
    されていることを特徴とする住宅建築用パネル材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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