JP2003054735A - コンベアーの往路と復路間のスラッジ除去装置 - Google Patents

コンベアーの往路と復路間のスラッジ除去装置

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JP2003054735A
JP2003054735A JP2001242106A JP2001242106A JP2003054735A JP 2003054735 A JP2003054735 A JP 2003054735A JP 2001242106 A JP2001242106 A JP 2001242106A JP 2001242106 A JP2001242106 A JP 2001242106A JP 2003054735 A JP2003054735 A JP 2003054735A
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sludge
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Tadao Uchiyama
忠男 内山
Takao Yoshida
孝雄 吉田
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Yoshida Tekko KK
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NYUUSHISUTO KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 各種搬送装置や濾過装置等に使用される無端
式のコンベアーの往路と復路の間に入り込んだ微細な
屑、切粉及び塵芥等を含んだスラッジを往路と復路の間
より排出し、再びスラッジをコンベアーの往路上に戻し
て外部に排出しコンベアーの過負荷現象を防止する。 【解決手段】 ケース本体1内に、無端式のヒンジコン
ベアー5を設置し、復路から往路への方向転換部11A
をヒンジコンベアー5の往路の上流側の上面よりも上方
に位置させる。方向転換部11Aに、往路と復路の間に
入り込んだスラッジ16を受ける上面が開口した受溝1
5をヒンジコンベアー5の巾方向に設ける。受溝15の
一方の端部側に受溝15内に堆積したスラッジ16を他
方の端部側に排出する噴射ノズルを設ける。受溝15の
他方の端部側にスラッジ16をヒンジコンベアー5の往
路上に案内する筒状体18を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属屑、古紙屑
等、各種の屑の搬送装置に使用する無端式のコンベア
ー、又は金属切削加工で使用後に切粉を含んだ状態とな
った浄化前切削油を、切粉と切削油に分離して浄化後の
切削油を得ることで、繰り返しの使用を可能にするため
に用いられる濾過装置等の固液分離装置で、固形物を搬
送する無端式のコンベアーに関し、詳しくは無端式のコ
ンベアーの往路と復路の間に入り込んだ微細な屑、微細
な切粉及び塵芥等を含んだスラッジを往路と復路間より
排出して、再びコンベアーの往路上に戻し、外部に排出
するスラッジ除去装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】工作機械から排出された大小サイズの金
属屑や、切粉等の被搬送物を載置し搬送するヒンジコン
ベアー、エプロンコンベアー等の無端式のコンベアーの
被搬送物の載置面は、前記の被搬送物により損傷を受
け、穴等があいた箇所から微細な屑、微細な切粉及び塵
芥等が往路と復路の間に入り込むようになる。又、前記
濾過装置等では、無端式のコンベアーの往路と復路の間
の槽本体の側面に濾過ドラムからの切削油の排出口が設
置されている場合が多く、この場合に切削油流れで排出
不可能な比重の切粉等がコンベアーの往路と復路間に入
り込んだまま残存することになる。
【0003】このようにして、無端式のコンベアーの往
路と復路の間に入り込んだ微細に屑、微細な切粉及び塵
芥等を含むスラッジは、コンベアーの復路の裏面側に留
まり、復路から往路への方向転換部で反転時に復路の裏
面側から落下し、この方向転換部の往路と復路で囲まれ
る空間内に堆積し、この堆積したスラッジによりコンベ
アーの回転トルクが増大し、コンベアーの過負荷現象を
起こし、ついにはコンベアーの運行が停止する事態が発
生していたのである。
【0004】このため、堆積したスラッジを取り出すた
めに天板を外し、ヒンジを解体し、スコップ等で人手に
より取り出し作業を行っていたのであるが、この取り出
し作業は非常に面倒で困難な作業であった。又、近年コ
ンベアーを設置している濾過装置等では、装置の上方に
工作機械が位置するように設置する場合が多く、この場
合、上記のように天板を取り外してスラッジの取り出し
作業を行うことができなくなる。そこで、濾過装置を工
作機械の下方から引き出して、天板を取り外すようにす
れば良いが、このためには取り出し作業用の余分な設置
面積の確保を必要とし、又各種管類を取り外さなければ
ならないことから、実質的にスラッジの取り出し作業を
行うことは不可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記点より本発明は、
各種搬送装置や濾過装置等に使用される無端式のコンベ
アーの往路と復路の間に入り込んだ微細な屑、微細切粉
及び塵芥等を含んだスラッジを往路と復路の間より排出
し、再びスラッジをコンベアーの往路上に戻して外部に
排出し、以てスラッジの人手による取り出し作業を不要
とすると共に、コンベアーの過負荷現象を防止したコン
ベアーの往路と復路間のスラッジ除去装置を提供しよう
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明コンベアーの往路と復路間のスラッジ除去装置
は、ケース本体内に、ケース本体内に投入した被搬送物
を載置し、ケース本体の下流側に設けた排出口まで搬送
する往復路を形成した無端式のコンベアーが設置され、
このコンベアーの復路から往路への方向転換部をコンベ
アーの往路の少なくとも上流側の上面よりも上方に位置
させ、前記方向転換部の往路と復路の間に、往路と復路
の間に入り込んだスラッジを、前記方向転換部で復路か
ら往路への反転時に、復路の裏面側から受ける上面が開
口した受溝がコンベアーの巾方向に設置され、この受溝
の一方の端部側に受溝内に堆積したスラッジを排出する
排出手段が設けられると共に、受溝の他方の端部側に受
溝から排出されるスラッジをコンベアーの往路上に案内
する筒状体が設けられていることを特徴とするものであ
る。
【0007】又、請求項1の本発明装置に於いて、ケー
ス本体の上流側と下流側の途中に被搬送物と液体と混在
されて導入される投入口が設けられると共に、ケース本
体の下流側の上方に配設された排出口にかけて傾斜部が
形成され、このケース本体内に前記液体を内部に流入さ
せて濾過するために外周面に濾過手段を有すると共に、
濾過手段により液体を濾過した後、外部に流出させるた
めの開口部を側面に備えた回転駆動する濾過ドラムが設
置されていることを特徴とするものである。
【0008】又、請求項1又は2の本発明装置に於い
て、コンベアーはヒンジコンベアーが好ましく、又コン
ベアーはエプロンコンベアーを使用することもできる。
【0009】又、請求項1、2、3又は4の本発明装置
に於いて、排出手段は空気又は液体をスラッジに向け噴
射するノズルであることを特徴とするものである。
【0010】又、請求項1、2、3、4又は5の本発明
装置に於いて、受溝の反転開始側の巾方向の上端面は、
前記方向転換部の中心部の略水平面上の高さに位置し、
受溝の反転開始側と反対側の巾方向の上端面は、反転開
始側の巾方向の上端面よりも高い高さ位置となっている
ことを特徴とするものである。
【0011】又、請求項2、3、4、5又は6の本発明
装置に於いて、被搬送物は金属切削加工で排出されたサ
イズと形状がランダムの切粉であり、又液体は金属切削
加工で使用された切削油であることを特徴とするもので
ある。
【0012】上記構成を有する本発明は、無端式のコン
ベアーの復路から往路への方向転換部の往路と復路の間
に、上面が開口した受溝がコンベアーの巾方向に設置さ
れているため、コンベアーの運行時にコンベアーの往路
上から往路と復路の間に入り込んだスラッジは復路の裏
面側に留まり、復路から往路への方向転換部で反転時に
復路の裏面側から受溝内に落下する。
【0013】そして、受溝内に落下し堆積したスラッジ
は、受溝の一方の端部側に設けた排出手段で他方の端部
側に排出され、他方の端部側に設けたコンベアーの往路
上に案内する筒状体内に送り込まれるが、受溝はコンベ
アーの復路から往路への方向転換部に設けられ、この方
向転換部がコンベアーの往路の少なくとも上流側の上面
よりも上方に位置しているので、筒状体内に送り込まれ
たスラッジは高所の受溝側より低所の上流側の往路上に
自然落下する。
【0014】この場合、排出手段は空気又は液体を噴射
するノズルが好適である。又受溝の反転開始側の巾方向
の上端面は復路から往路への方向転換部の中心部の略水
平面上の高さに位置するため、反転途中から落下するス
ラッジを受けることができ、又受溝の反転開始側と反対
側の巾方向の上端面は、反転開始側の巾方向の上端面よ
りも高い高さ位置となっているため、受溝内に落下した
スラッジが反対側より再び往路と復路との間に逃出する
のを防止している。
【0015】又、請求項2はケース本体の投入口より導
入された液体と混在された被搬送物は、コンベアーの往
路からケース本体の上方に配設した排出口に搬送され、
排出口より外部に排出される。又、液体は濾過ドラムの
外周面の濾過手段により濾過され、濾過ドラム内より濾
過ドラムの側面の開口部からケース本体の外部へ供給さ
れる。又、コンベアーの往路と復路の間に入り込んだス
ラッジは、前同様復路から往路への方向転換部で反転時
に復路の内側面から受溝内に落下する。そして、排出手
段により受溝から筒状体に送り込まれたスラッジはコン
ベアーの往路上に自然落下する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づき説明する。図1は本発明装置の一実施の形態
を示す縦断正面図、図2は同上の平面図、図3は同上の
部分拡大正面図、図4は同上の復路から往路への方向転
換部の断面図である。図1乃至図4に於いて、図中1は
工場内の床面上に水平に設置されるケース本体であり、
このケース本体1は上流側の水平部1Aに連続して斜め
上方に延びる傾斜部1Bを下流側にかけて形成し、最上
部に於いて上方水平部1Cを形成し、被搬送物2の排出
口3を形成している。又、ケース本体1の上流側の水平
部1Aに上方に開口した投入口4が設けられている。
【0017】5はヒンジコンベアーであり、屈曲可能に
連結された複数のヒンジ部材6の両端が無端体である左
右一対のチェーンローラー7に固定されている。又ヒン
ジ部材6上に等間隔で掻揚げ板8が固定されている。チ
ェーンローラー7はモーター9から動力を得るケース本
体1の下流側の駆動軸ホイール10と、ケース本体1の
上流側に設けた後述するガイドリング11間に無端状態
で設けられ、被搬送物2をヒンジコンベアー5上に載置
し、ケース本体1の投入口4から下流の排出口3に向け
て搬送するよう矢印方向に往復路が形成されている。こ
れにより、駆動軸ホイール10側はヒンジコンベアー5
の往路から復路への方向転換部10Aとなり、ガイドリ
ング11側はヒンジコンベアー5の復路から往路への方
向転換部11Aとなっている。そして、復路から往路へ
の方向転換部11Aは少なくとも往路の上流側の上面よ
りも高い位置となっている。
【0018】以上の構成により、ヒンジコンベアー5の
往路上に投入口4より投入された被搬送物2は排出口3
から自然落下されて回収箱12内に落下される。尚、コ
ンベアーはヒンジコンベアー5に限定されるものではな
く、エプロンコンベアーでもよい。又、ケース本体1の
形状も下流側に上方傾斜したものに限定されることはな
い。又、被搬送物は金属屑、古紙屑、各種の屑切削屑、
切粉等の他、塵芥等が含まれる。
【0019】前記ガイドリング11は、ケース本体1の
上流側の端部付近でヒンジコンベアー5の往路の少なく
とも上流側の上面よりも高い位置で、ケース本体1の左
右の側板の内側に取り付け部材13により対向して固定
した短い円筒形の筒軸14、14の外周に固定されてい
る。又、ガイドリング11は筒軸14、14に軸受(図
示せず)により回動可能に設けてもよい。そして、両側
の筒軸14、14の間に上面が開口した受溝15が形成
されている。
【0020】受溝15は底面が筒軸14と略同一径の円
弧面に形成された樋形状で、長手方向(ヒンジコンベア
ーの巾方向)の上端面は反転開始側の上端面15Aの高
さ位置はヒンジコンベアー5の復路から往路への方向転
換部11Aの中心部の略水平面上に位置している。又、
受軸15の反転開始側の上端面15Aと反対側の上端面
15Bは反転開始側の上端面15Aより高く、ヒンジコ
ンベアー5の往路のヒンジ部材6の裏面に近接する高さ
となっている。したがって、スラッジ16は入り易く、
又反対側から落下し難い受溝5の形状となっている。
尚、筒軸14、14と受溝15は一体形成してもよく、
又分離していもよい。
【0021】そして、筒軸14、14の一方の筒軸14
内にケース本体1の外部より空気又は液体を受溝15に
堆積したスラッジ16に向け噴射するノズル17が突出
している。又、他方の筒軸14の端部に筒状体18の基
部がケース本体1の外部から連結し、筒状体18の先端
部はケース本体1の外部からケース本体1内に突入し、
ヒンジコンベアー5の往路の上流側の上方に配置されて
いる。尚、スラッジ16は被搬送物2の微細な屑、微細
な切粉及び塵芥等が含まれる。
【0022】このような構成により、ヒンジコンベアー
5の往路と復路の間に入り込み、復路の裏面側に留まっ
たスラッジ16は復路から往路への方向転換部11Aで
反転した際、スラッジ16を復路の裏面側より受溝15
内に落下する。そして、受溝15内に堆積したスラッジ
16はノズル17から空気又は液体を噴射され、ノズル
17と対向する側の筒軸14から筒状体18内に送り込
まれ、高所から再びヒンジコンベアー5の低所の上流側
の往路上に自然落下して戻され、排出口3から回収箱1
2内に排出される。
【0023】次に、図5は本発明装置を濾過装置に使用
した場合の一実施の形態を示す縦断正面図、図6は同上
の平面図、図7は同上の濾過ドラムの断面図である。図
5乃至図7に於いて、図1乃至図4と相当する箇所には
それと同一符号を付してあり、説明は省略する。而し
て、図5乃至図7に於いて、図面中被搬送物は金属切削
加工で使用された切削油と混在して排出されたサイズ及
び形状が螺旋状或いは小片状になったランダムの切粉G
であり、被濾過液はこの切粉Gを含む浄化前の切削油で
ある。固形物と液体とに分離濾過されるものであればそ
の種類を問わないが、以下の説明では工作機械において
発生する被濾過液の場合について述べる。
【0024】20は濾過ドラムであり、この濾過ドラム
20はヒンジコンベアー5の往路上で投入口4とヒンジ
コンベアー5の復路から往路への方向転換部11Aとの
間に設置されている。濾過ドラム20は噴射管を兼用し
た中空軸体21を回転軸としてチェーンローラー7から
動力を得て矢印方向に回転駆動されるものであり、この
濾過ドラム20の左右側壁には濾過ドラム20の基部を
兼ねたスプロケットホイール22、22が設けられてお
り、軸受け23、23により中空軸体21廻りに回動軸
支できめようにされ、このスプロケットホイール22、
22がチェーンローラー7に噛合することで濾過ドラム
20が回転駆動を行うようになっている。又、濾過ドラ
ム20は専用モーターで個別に駆動することもできる。
【0025】又、図示の右側のスプロケットホイール2
2には開口部22Aが穿設されており、この開口部22
Aがケース本体1の開口部1Dと、取付部材24の開口
部24Aを介して負圧室25に連通している。この負圧
室25にはポンプ26に配管されることで所定圧の正圧
の液体を中空軸体21に送るための正圧管27と、ポン
プ26に配管されることで負圧を上記の負圧室25に発
生させるための負圧管28とが夫々配管されており、濾
過後の液体を工作機械29に送るようにしている。
【0026】又、濾過ドラム20の外周面には鋼体から
なる三角形の断面形状した直線状の金属ワイヤが使用さ
れた濾過部材30が濾過ドラム20の回転方向に隙間を
空けて、三角形の一辺が外周面側になるように多数平行
に両スプロケットホイール22、22間に固定されてお
り、これらの濾過部材30の隙間から濾過を行うこと
で、濾過ドラム20内に液体を送るようにしている。こ
の濾過部材30は金属ワイヤの他に、所定メッシュに編
み上げた金属網でもよい。
【0027】31は中空軸体21に固定したノズルであ
り、正圧管27から送られる正圧の液体を勢い良く濾過
部材30に向けて噴射することで、濾過部材30間の隙
間を逆洗浄し目詰まりを防止する。32は取付部材24
に固定したラバー製のVシールであり、このVシール3
2により濾過ドラム20の回転に伴うシール機能をスプ
ロケットホイール22の側面との間で行う。33は中空
軸体21の取付部材24への固定部に設けたOリングで
あり、シールを行う。
【0028】尚、濾過ドラム20は上記説明の構成に使
用した濾過ドラム20に限定されず、外周面にナイロン
メッシュの濾過フィルターを使用した濾過ドラムでも使
用できると共に、濾過ドラム20の設置箇所も上記箇所
に限定されるものではないことは当然である。
【0029】このような構成により、切粉Gを含む被濾
過液が投入口4からケース本体1に導入されてから所定
液面レベルに維持されつつ、モーター9とポンプ26と
が起動されることで、ヒンジコンベアー5による切粉G
の搬送と濾過ドラム20による吸引濾過とを同時に行う
のであるが、濾過ドラム20による濾過に際して、投入
口4から導入された切粉Gはヒンジコンベアー5により
ケース本体1の下流に搬送され、排出口3より回収箱1
2内に落下される。ここで大きな切粉Gは総て排出され
る。
【0030】又、液体中に混在する微細な切粉は濾過ド
ラム20によって濾過される。そして、ヒンジコンベア
ー5の往路と復路の間に入り込み、復路の裏面側に留ま
った微細切粉及び塵芥を含んだスラッジ16は、復路か
ら往路への方向転換部11Aで反転した際に、スラッジ
16を復路の裏面側より受溝15内に落下することは前
同様であり、又スラッジ16が受溝15から再びヒンジ
コンベアー5の往路上に戻され、外部に排出されること
も前同様であるので説明は省略する。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、各種搬送装置や濾過装
置等に使用される無端式のコンベアーの往路と復路の間
に入り込み、復路の裏面側に留まった微細な屑、微細切
粉及び塵芥等を含んだスラッジを、コンベアーの往路の
少なくとも上流側よりも高い位置の復路から往路への方
向転換部で受溝で受け、コンベアーの往路上に戻し、外
部へ排出するため、スラッジの人手による取り出し作業
が不要となった。又、スラッジはコンベアーの復路から
往路への方向転換部で受溝で受けられ、従来のように前
記方向転換部で往路と復路で囲まれる空間内に堆積する
ことがないので、コンベアーの過負荷現象が生ずること
がなく、コンベアーのスムーズな運行が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一実施の形態を示す縦断正面図で
ある。
【図2】本発明装置の一実施の形態を示す平面図であ
る。
【図3】本発明装置の一実施の形態を示す部分拡大正面
図である。
【図4】本発明装置の一実施の形態を示す部分断面図で
ある。
【図5】本発明装置の他の実施の形態を示す縦断正面図
である。
【図6】本発明装置の他の実施の形態を示す平面図であ
る。
【図7】本発明装置の他の実施の形態を示す部分断面図
である。
【符号の説明】
1 ケース本体 1B 傾斜部 2 被搬送物 3 排出口 4 投入口 5 ヒンジコンベアー 7 チェーンローラー 9 モーター 11 ガイドリング 11A 復路から往路への方向転換部 15 受溝 15A 受溝の反転開始側の上端面 15B 受溝の反転開始側と反対側の上端面 16 スラッジ 17 ノズル 18 筒状体 20 濾過ドラム 22A 開口部 30 濾過部材 G 切粉
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 孝雄 石川県能美郡根上町道林町丑38番地1 株 式会社ヨシダ鉄工内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース本体内に、ケース本体内に投入し
    た被搬送物を載置し、ケース本体の下流側に設けた排出
    口まで搬送する往復路を形成した無端式のコンベアーが
    設置され、このコンベアーの復路から往路への方向転換
    部をコンベアーの往路の少なくとも上流側の上面よりも
    上方に位置させ、前記方向転換部の往路と復路の間に、
    往路と復路の間に入り込んだスラッジを、前記方向転換
    部で復路から往路への反転時に、復路の裏面側から受け
    る上面が開口した受溝がコンベアーの巾方向に設置さ
    れ、この受溝の一方の端部側に受溝内に堆積したスラッ
    ジを排出する排出手段が設けられると共に、受溝の他方
    の端部側に受溝から排出されるスラッジをコンベアーの
    往路上に案内する筒状体が設けられていることを特徴と
    するコンベアーの往路と復路間のスラッジ除去装置。
  2. 【請求項2】 ケース本体の上流側と下流側の途中に被
    搬送物と液体と混在されて導入される投入口が設けられ
    ると共に、ケース本体の下流側の上方に配設された排出
    口にかけて傾斜部が形成され、このケース本体内に前記
    液体を内部に流入させて濾過するために外周面に濾過手
    段を有すると共に、濾過手段により液体を濾過した後、
    外部に流出させるための開口部を側面に備えた回転駆動
    する濾過ドラムが設置されていることを特徴とする請求
    項1記載のコンベアーの往路と復路間のスラッジ除去装
    置。
  3. 【請求項3】 コンベアーはヒンジコンベアーであるこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載のコンベアーの往路
    と復路間のスラッジ除去装置。
  4. 【請求項4】 コンベアーはエプロンコンベアーである
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のコンベアーの往
    路と復路間のスラッジ除去装置。
  5. 【請求項5】 排出手段は空気又は液体をスラッジに向
    け噴射するノズルであることを特徴とする請求項1、
    2、3又は4記載のコンベアーの往路と復路間のスラッ
    ジ除去装置。
  6. 【請求項6】 受溝の反転開始側の巾方向の上端面は、
    前記方向転換部の中心部の略水平面上の高さに位置し、
    受溝の反転開始側と反対側の巾方向の上端面は、反転開
    始側の巾方向の上端面よりも高い高さ位置となっている
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載のコ
    ンベアーの往路と復路間のスラッジ除去装置。
  7. 【請求項7】 被搬送物は金属切削加工で排出されたサ
    イズと形状がランダムの切粉であり、又液体は金属切削
    加工で使用された切削油であることを特徴とする請求項
    2、3、4、5又は6記載のコンベアーの往路と復路間
    のスラッジ除去装置。
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Cited By (2)

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