JP2003054567A - レトルト可能な印刷フイルムラミネート缶とその製造方法 - Google Patents

レトルト可能な印刷フイルムラミネート缶とその製造方法

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JP2003054567A
JP2003054567A JP2001275743A JP2001275743A JP2003054567A JP 2003054567 A JP2003054567 A JP 2003054567A JP 2001275743 A JP2001275743 A JP 2001275743A JP 2001275743 A JP2001275743 A JP 2001275743A JP 2003054567 A JP2003054567 A JP 2003054567A
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Toru Shimomura
亨 下村
Soichi Akimoto
宗一 秋本
Toshio Sue
俊雄 末
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Toyo Seikan Kaisha Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷再現性に優れた印刷が行われ、レトルト
処理しても缶の外表面に低分子物が析出することがない
缶とその製造方法を提供する。 【解決手段】 缶胴に印刷されたPETフイルムをラミ
ネートした缶において、PETフイルムの少なくとも表
面が外面に露出していないことを特徴とする、レトルト
可能な印刷フイルムラミネート缶とその製造方法であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レトルト可能な印
刷フイルムをラミネートした缶とその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】シームレス缶(2ピース缶)への印刷で
は、従来、感光性樹脂製の凸版を用いたドライオフセッ
ト方式が用いられているが、この方式では、版の解像度
が低いこと、一つのブランケットに使用色数分のインキ
を転移させるので重ね刷りができないこと等により、印
刷再現に限界があり、缶外面の加飾に対する需要先の多
様な要求に十分対応することができない。そのため近年
では、印刷再現性に優れたグラビア印刷方式等により、
予め印刷されたフイルムをラミネートした缶が出現して
いる。しかし、このような缶はPETフイルムの重なり
部分、つまりオーバーラップ部が存在することとなり、
PETフイルムが一部露出することから、レトルト殺菌
処理を行い、100℃を越えるとPET露出部より低分
子物が析出し、白色化するため、汚れてみえるのでレト
ルト殺菌が必要な内容物についてはこれまで対応できな
かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、印刷再現性
に優れた印刷が行われ、レトルト処理しても缶の外表面
に低分子物が析出することのない缶とその製造方法を提
供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、 「1. 缶胴に印刷されたPETフイルムをラミネート
した缶において、PETフイルムの少なくとも表面が外
面に露出していないことを特徴とする、レトルト可能な
印刷フイルムラミネート缶。 2. PETフイルムが、印刷した面の上に接着剤層を
設けた三層フイルムであり、印刷面側を缶胴側として端
部を狭い巾で重ね合わせ、接着剤層によりラミネートさ
れ、該ラミネートしたPETフイルムの最外層に仕上げ
ワニス層を配置した、1項に記載されたレトルト可能な
印刷フイルムラミネート缶。 3. PETフイルムが印刷面を缶胴側とし印刷面の上
に接着剤層を設け、反対面側に滑剤を含まず仕上げワニ
スとの密着の良好なベースコート層を配置し、その上に
PETフイルム端部の重ね合わせ部の前後5〜10mm
を除いて滑性を付与する仕上げワニス層を配設した積層
フイルムであり、このフイルムの端部を狭い巾で重ね合
わせてラミネートした、1項に記載されたレトルト可能
な印刷フイルムラミネート缶。 4. ベースコート層をPETフイルム端部の重ね合わ
せ部の前後5〜10mmに配置し、ベースコート層の少
なくとも端部にも仕上ワニス層を設けた、3項に記載さ
れたレトルト可能な印刷フイルムラミネート缶。 5. PETフイルムが印刷面を缶胴側として印刷面の
上に接着剤層を設け、反対面側に接着可能な仕上げワニ
ス層を配置したフイルムであり、端部を狭い巾で重ね合
わせてラミネートした、1項に記載されたレトルト可能
な印刷フイルムラミネート缶。 6. PETフイルムの缶胴部側に所要の印刷を行い、
該フイルムの印刷面側に接着剤を塗布し乾燥させ、ラミ
ネータにより缶胴外周に端部を狭い巾で重ね合わせてラ
ミネートし、次いで全周面に仕上げワニスを塗装するこ
とを特徴とする、レトルト可能な印刷フイルムラミネー
ト缶の製造方法。 7. PETフイルムの外面側に接着剤との密着性の良
好な滑剤を含まないベースコート層を設け、該PETフ
イルムの缶胴部側に所要の印刷を行い、次いでベースコ
ート層の上にPETフイルムの端部の重ね合わせ部の前
後5〜10mmを除いて滑性を付与する仕上げワニスを
塗布し、印刷面側に接着剤を塗布し乾燥させてこのフイ
ルムの端部を狭い巾で重ね合わせてラミネーターで缶胴
外周にラミネートすることを特徴とする、レトルト可能
な印刷フイルムラミネート缶の製造方法。 8. PETフイルムの缶胴部側に所要の印刷を行い、
ベースコート層をPETフイルム端部の重ね合わせ部の
前後5〜10mmに配置し、仕上げワニスをベースコー
ト層の端部を覆ってPETフイルムの外面側に塗布し、
該フイルムの印刷面側に接着剤を塗布し乾燥させ、ラミ
ネータにより缶胴外周に端部を狭い巾で重合わせてラミ
ネートすることを特徴とする、レトルト可能な印刷フイ
ルムラミネート缶の製造方法。 9. PETフイルムの外面側に接着可能なワニスを塗
布し、該PETフイルムの缶胴側に所要の印刷を行い、
印刷面側に接着剤を塗布し乾燥させ、ラミネータにより
缶胴外周に端部を狭い巾で重ね合わせてラミネートする
ことを特徴とする、レトルト可能な印刷フイルムラミネ
ート缶の製造方法。」に関する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態では、まず、
缶にラミネートするPETフイルムにグラビア印刷によ
り印刷再現性に優れた印刷を施しておく。グラビア印刷
は、従来よりシームレス缶等の曲面への印刷に用いられ
ている樹脂凸版による印刷と比較して、印刷再現性に優
れた印刷が可能である。しかし、グラビア印刷はシーム
レス缶等の曲面への印刷には適さないので、まずPET
フイルムに印刷した後、これをシームレス缶等にラミネ
ートすることにより印刷缶を得るのである。PETフイ
ルムを用いるのは、耐熱性が良好で印刷適性もよく、強
度も大きくて傷がつき難い優れた性能を有するからであ
る。
【0006】本発明は印刷されるPETフイルムの印刷
面上に接着剤層を設けた三層フイルムを印刷面を缶側に
して端部を狭い巾で重ね合わせてラミネートし、ラミネ
ートしたフイルムの外面層全面に仕上ワニス層を塗布し
て配置した、缶の外面に四層の積層フイルム層を配設し
てなるレトルト可能な印刷フイルムラミネート缶(以下
缶Aという)である。この缶Aは印刷したフイルムの重
ね合わせ部分で上側のPETフイルムの端部は仕上ワニ
ス層で覆われているので露出部はなく、レトルトしても
低分子物が析出することがない。
【0007】また本発明は、前記の印刷されたPETフ
イルムの印刷面側に接着剤層を設けた三層フイルムの印
刷面と反対側の面に仕上ワニス層と密着性の良好なベー
スコート層を設け、このベースコート層の上にフイルム
の重ね合わせ部の前後5〜10mmを除いて滑剤を含ん
だ仕上ワニス層を配置した五層積層フイルムを、缶の外
面に端部を狭い巾で重ね合わせてラミネートしてなるレ
トルト可能な印刷フイルムラミネート缶(以下缶Bとい
う)も包含する。この缶Bは貼合するフイルムに仕上ワ
ニス層まで塗布しておくので、缶にフイルムをラミネー
トするだけで仕上ワニス層を塗布する必要がなく、製造
効率を大きくすることができる。PETフイルムの印刷
面と反対側の面に仕上ワニス層と密着性のよいベースコ
ート層を設けるのは仕上ワニス層はPETフイルムとの
密着性があまり良好でないからである。貼合するフイル
ムの重ね合わせ部の前後5〜10mmを除いて仕上ワニ
ス層を設けるのはこの部分にベースコート層を露出させ
ることにより重ね合わせ部のラミネートによる接着を良
好にするためである。この缶Bの印刷したPETフイル
ムの重ね合わせ部で上側のPETフイルムの端部は、仕
上ワニス層がないがベースコート層が設けられているの
で低分子物の析出はない。缶Bの発明では、ベースコー
ト層をPETフイルムの重ね合わせ部の一方の端部から
5〜10mmにわたって配置した缶も含まれる。この場
合は仕上ワニス層はベースコート層の端部まで覆うこと
が好ましい。
【0008】さらに、本発明は前記の印刷されたPET
フイルムの印刷面側に接着剤層を設けた三層フイルムの
印刷面と反対側の面に接着可能な仕上ワニス層を配置し
た四層積層フイルムを、缶の外面部に端部を狭い巾で重
ね合わせてラミネートしてなるレトルト可能な印刷フイ
ルムラミネート缶(以下缶Cという)も包含する。この
缶は仕上ワニス層として接着可能なワニスを使用するこ
とにより、印刷したPETフイルムの重ね合わせ部まで
仕上ワニス層を設けたフイルムを用いたものである。こ
のように接着可能性のワニスを用いるとベースコート層
は不要となる。
【0009】そして本発明はこれ等のレトルト可能な印
刷フイルムラミネート缶製造方法にも関するものであ
る。すなわち缶Aは、PETフイルムの缶胴部側に予め
所要の印刷を行い、該フイルムの印刷面側に接着剤を塗
布し乾燥させ、ラミネータにより缶胴外周に端部を狭い
巾で重ね合わせてラミネートし、次いで全周面に仕上げ
ワニスを塗装することにより製造することができる。ま
た缶Bは、PETフイルムの缶胴部側に予め所要の印刷
を行い、PETフイルムの印刷面の反対側面に接着剤と
の密着性の良好な滑剤を含まないベースコート層を設
け、次いでベースコート層の上にPETフイルムの端部
の重ね合わせ部の前後7〜10mmを除いて滑性を付与
する仕上げワニスを塗布し、印刷面側に接着剤を塗布し
乾燥させたフイルムを缶にラミネートすることにより製
造することができる。缶Cは、PETフイルムの缶胴部
側に予め所要の印刷を行い、PETフイルムの印刷面の
反対側面に接着剤との密着性の良好な仕上げワニスを塗
布し、該フイルムの印刷面側に接着剤を塗布し乾燥さ
せ、ラミネータにより缶胴外周に端部を狭い巾で重ね合
わせてラミネートすることにより製造することができ
る。
【0010】本発明の缶は2ピース缶でも3ピース缶で
もよい。またPETフイルムは2軸延伸フイルムが強度
的にも好適である。PETフイルムに対する印刷方法と
しては、グラビア印刷法が好適であるが、その他にも通
常行われている印刷方法、すなわちフレキソ印刷法、平
版印刷法、スクリーン印刷法、電子写真法、インクジェ
ット法等を用いることができる。接着剤層には、エポキ
シ樹脂、ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹
脂等を単独または、併用した樹脂を主成分とした熱硬化
型または熱可塑型接着剤が用いられるが、イソシアネー
ト等の硬化剤を使用した熱硬化型ポリエステル系樹脂が
好ましい。
【0011】ベースコート層には、エポキシ樹脂、ポリ
エステル樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹脂等を単独ま
たは、併用した樹脂を主成分とした熱硬化型樹脂が用い
られるが、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂を併用した
アミノ樹脂等の硬化剤を使用した熱硬化型樹脂が好まし
い。滑剤は、缶体の高速搬送性を良くする目的でシリコ
ンやワックス等が用いられるが、仕上ワニスのように滑
剤を含むとオーバーラップ部において接着剤層との密着
が悪くなるので滑剤をふくまないベースコート層を用い
るのである。
【0012】仕上ワニス層には缶体の高速搬送性を良く
する目的でシリコンやワックス等の滑剤を添加したエポ
キシ樹脂、ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、アクリル
樹脂等を単独または、併用した樹脂を主成分とした熱硬
化型樹脂が用いられるがアミノ樹脂等の硬化剤を使用し
た熱硬化型アクリル樹脂が好ましい。接着可能な仕上ワ
ニスには、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ウレタン
樹脂、アクリル樹脂等を単独または、併用した樹脂を主
成分とした熱硬化型樹脂が用いられるが、滑剤として反
応性シリコンを用い、アミノ樹脂等の硬化剤を使用した
ポリエステル樹脂単独または、エポキシ樹脂と併用した
樹脂が好ましい。
【0013】
【実施例】次に実施例を示して本発明を具体的に説明す
る。 実施例1 図1は、本発明の缶Aのラミネートした印刷フイルムの
端部の重ね合わせ部を説明する図である。1はPETフ
イルムであり、2は缶の壁部である。1には缶側に印刷
層3が配置され、印刷層の上に接着剤層4が設けられて
いる。6はPETフイルムの重ね合わせ部であって、狭
い巾で重なって接着している。そして外面の全面に仕上
ワニス層5が設けられているので、重ね合わせ部分の外
面側のPETフイルムの端面は露出していない。図2は
本発明の缶Bのラミネートした印刷フイルムの重ね合わ
せ部の説明図である。1はPETフイルムであり、2は
缶の壁部である。1には缶側に印刷層3が配置され、印
刷層の上に接着剤層4が設けられている。6はPETフ
イルムの重ね合わせ部であって、狭い巾で重なって接着
している。印刷面の反対側の面には接着剤と密着性のよ
い滑剤を含まないベースコート層8が設けられており、
ベースコート層の上に滑剤を含んだ滑り性を付与する仕
上ワニス層5が、重ね合わせ部の前後5〜10mmを除
いて配置されている。7は仕上ワニス層のない部分であ
って、この部分でPETフイルムは接着している。この
缶は、PETフイルムの端部は露出していない。図3は
缶Bのベースコート層をPETフイルムの重ね合わせ部
にだけ配置した場合の説明図であって、ベースコート層
8はPETフイルム1の重ね合わせ部6の下側フイルム
の端部に端から5〜10mmにわたって設けられてお
り、仕上ワニス層5はベースコート層の端部も覆ってい
る。図4は本発明の缶Cの印刷したPETフイルムの重
ね合わせ部の説明図である。1はPETフイルムであ
り、2は缶の壁部である。1には缶側に印刷層3が配置
され、印刷層の上に接着剤層4が設けられている。6は
PETフイルムの重ね合わせ部であって、狭い巾で重な
って接着している。印刷面の反対側の面には滑剤を含ん
だ滑り性を付与する接着剤との密着性のよい仕上ワニス
層5が設けられている。この缶Cは仕上ワニス層が接着
剤との密着性がよいので、ベースコート層は不要であ
る。この缶もPETフイルムの端部は露出していない。
【0014】
【発明の効果】本発明は印刷表示が鮮明且つ精密であ
り、レトルト処理しても外面に低分子物が析出しない優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフイルムラミネート缶のフイルムの重
ね合わせ部を示す説明図である。
【図2】他の実施例のフイルムの重ね合わせ部を示す説
明図である。
【図3】他の実施例のフイルムの重ね合わせ部を示す説
明図である。
【図4】他の実施例のフイルムの重ね合わせ部を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 PETフイルム 2 缶壁 3 印刷層 4 接着剤層 5 仕上ワニス層 6 重ね合わせ部 7 仕上ワニス層のない部分 8 ベースコート層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29L 9:00 B29L 9:00 22:00 22:00 (72)発明者 末 俊雄 神奈川県横浜市鶴見区下野谷町1−8 東 洋製罐株式会社鶴見分室内 Fターム(参考) 3E062 AA04 AC01 DA01 DA09 JA04 JA08 JB04 JC02 JD10 4F100 AB01A AK01C AK42B AS00C BA02 BA03 BA10C CB03 DA01 DB05 DB06 DB16 EH462 GB16 GB23 HB31B JJ03 JK06 JL11B 4F211 AA24 AD03 AD12 AG03 AG08 AH55 SA04 SC01 SD01 SD12 SJ29

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 缶胴に印刷されたPETフイルムをラミ
    ネートした缶において、PETフイルムの少なくとも表
    面が外面に露出していないことを特徴とする、レトルト
    可能な印刷フイルムラミネート缶。
  2. 【請求項2】 PETフイルムが、印刷した面の上に接
    着剤層を設けた三層フイルムであり、印刷面側を缶胴側
    として端部を狭い巾で重ね合わせ、接着剤層によりラミ
    ネートされ、該ラミネートしたPETフイルムの最外層
    に仕上げワニス層を配置した、請求項1に記載されたレ
    トルト可能な印刷フイルムラミネート缶。
  3. 【請求項3】 PETフイルムが印刷面を缶胴側とし印
    刷面の上に接着剤層を設け、反対面側に滑剤を含まず仕
    上げワニスとの密着の良好なベースコート層を配置し、
    その上にPETフイルム端部の重ね合わせ部の前後5〜
    10mmを除いて滑性を付与する仕上げワニス層を配設
    した積層フイルムであり、このフイルムの端部を狭い巾
    で重ね合わせてラミネートした、請求項1に記載された
    レトルト可能な印刷フイルムラミネート缶。
  4. 【請求項4】 ベースコート層をPETフイルム端部の
    重ね合わせ部の前後5〜10mmに配置し、ベースコー
    ト層の少なくとも端部にも仕上ワニス層を設けた、請求
    項3に記載されたレトルト可能な印刷フイルムラミネー
    ト缶。
  5. 【請求項5】 PETフイルムが印刷面を缶胴側として
    印刷面の上に接着剤層を設け、反対面側に接着可能な仕
    上げワニス層を配置したフイルムであり、端部を狭い巾
    で重ね合わせてラミネートした、請求項1に記載された
    レトルト可能な印刷フイルムラミネート缶。
  6. 【請求項6】 PETフイルムの缶胴部側に所要の印刷
    を行い、該フイルムの印刷面側に接着剤を塗布し乾燥さ
    せ、ラミネータにより缶胴外周に端部を狭い巾で重ね合
    わせてラミネートし、次いで全周面に仕上げワニスを塗
    装することを特徴とする、レトルト可能な印刷フイルム
    ラミネート缶の製造方法。
  7. 【請求項7】 PETフイルムの外面側に接着剤との密
    着性の良好な滑剤を含まないベースコート層を設け、該
    PETフイルムの缶胴部側に所要の印刷を行い、次いで
    ベースコート層の上にPETフイルムの端部の重ね合わ
    せ部の前後5〜10mmを除いて滑性を付与する仕上げ
    ワニスを塗布し、印刷面側に接着剤を塗布し乾燥させて
    このフイルムの端部を狭い巾で重ね合わせてラミネータ
    ーで缶胴外周にラミネートすることを特徴とする、レト
    ルト可能な印刷フイルムラミネート缶の製造方法。
  8. 【請求項8】 PETフイルムの缶胴部側に所要の印刷
    を行い、ベースコート層をPETフイルム端部の重ね合
    わせ部の前後5〜10mmに配置し、仕上げワニスをベ
    ースコート層の端部を覆ってPETフイルムの外面側に
    塗布し、該フイルムの印刷面側に接着剤を塗布し乾燥さ
    せ、ラミネータにより缶胴外周に端部を狭い巾で重合わ
    せてラミネートすることを特徴とする、レトルト可能な
    印刷フイルムラミネート缶の製造方法。
  9. 【請求項9】 PETフイルムの外面側に接着可能なワ
    ニスを塗布し、該PETフイルムの缶胴側に所要の印刷
    を行い、印刷面側に接着剤を塗布し乾燥させ、ラミネー
    タにより缶胴外周に端部を狭い巾で重ね合わせてラミネ
    ートすることを特徴とする、レトルト可能な印刷フイル
    ムラミネート缶の製造方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003054569A (ja) * 2001-08-10 2003-02-26 Daiwa Can Co Ltd 印刷済みフィルム貼着缶体およびその製造方法
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JP2006248573A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Daiwa Can Co Ltd 印刷フィルム貼着缶体の製造方法
JP2010105713A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Takeuchi Press Ind Co Ltd 金属容器
CN103332352A (zh) * 2013-07-13 2013-10-02 东莞晨光印刷有限公司 制作具有3d彩印图的环保容器方法及其容器

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