JP2003052753A - ストレッチャー - Google Patents

ストレッチャー

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JP2003052753A JP2001245577A JP2001245577A JP2003052753A JP 2003052753 A JP2003052753 A JP 2003052753A JP 2001245577 A JP2001245577 A JP 2001245577A JP 2001245577 A JP2001245577 A JP 2001245577A JP 2003052753 A JP2003052753 A JP 2003052753A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 老人や病人等の要介助者をベッドから移しか
えベッドに戻す作業を少ない介助者によって簡単かつ安
全に行うストレッチャーを提供する。 【解決手段】 ストレッチャーを要介助者が仰臥し得る
受け面部材(10)、吊り下げ部材(20)及び受け面部材を吊
り下げ部材によって吊り下げた状態で移動させ得る少な
くとも1つの移動台車(30)から構成する。移動台車は、
ベッドと床面との間の隙間に差し込み得る車輪付きベー
ス部(31)と、要介助者を載せた受け面部材をベッドから
吊り上げて浮かすことのできる高さの吊り腕部(32)と、
ロープ部材を吊り上げ吊り降ろす吊り手段(35,39,310,3
11) とから構成する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はストレッチャーに関
し、特に自立歩行の困難の老人や病人等の要介助者をベ
ッドから移しかえベッドに戻す作業を少ない介助者によ
って簡単かつ安全に行うことのできるようにした構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、医療技術の飛躍的な進歩に伴い、
病気や事故による死亡は大幅に減少する一方で、自力歩
行の難しい老人や病人等の要介助者が増加する傾向にあ
る。
【0003】かかる要介助者を移動させる場合、車椅子
やストレッチャーがよく利用されている。病院や介護施
設等では介助の人員が揃っているので、3人や4人とい
う多人数の介助者によって要介助者をベッドから車椅子
やストレッチャーに、又車椅子やストレッチャーからベ
ッドに移しかえることができる。
【0004】他方、家庭内においては介助に携わること
のできる人数に制限があるので、要介助者の移しかえが
非常に厄介であり、要介助者ばかりでなく、介助者も肉
体的及び精神的な苦痛を受ける。さらに、要介助者の体
重が重い場合には移しかえている際に誤って転倒するお
それがあり、要介助者ばかりでなく、介助者にとっても
非常に危険な状態になるおそれがある。
【0005】そこで、車椅子に変形できるようにしたス
トレッチャー(特開昭59−160453号公報、特開
平04−33654号公報、等参照)、椅子部分を着座
サポートとシートとに分割し、更にシートを左右に分割
してベッド上に座った老人や病人の臀部下方にシートを
差し込んた後、着座サポートに固定して老人や病人を移
せかえることのできるようにした車椅子(特開2000
−166974号公報、参照)、背もたれを山型に2つ
折れ可能に構成し、背もたれとシートとを真っ直ぐに展
開して車椅子フレームに対して横向きにし、ベッドの側
部上に載せて老人や病人が乗り移れるようにした車椅子
(特開2000−166977号公報、参照)、等が提
案されている。
【0006】ところで、車椅子は要介助者がシートに着
座するという構造であるので、自分の身体を支えきれな
いような要介助者を運ぶ場合には要介助者の身体が車椅
子からずり落ちあるいは前方に倒れ込むおそれがある。
従って、要介助者を運ぶ場合、寝た姿勢で安定に移動さ
せることのできるストレッチャーの方が好ましいことも
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のストレ
ッチャーでは要介助者をベッドから移しベッドに戻す際
に要介助者を抱え上げる少なくとも2人の介助者を必要
とし、介助に携わることのできる人数に制限がある場
合、例えば家庭内での介護、あるいは病院や介護施設に
おける夜間の介護や介助の場合には採用し難いという問
題があった。
【0008】本発明は、かかる状況に鑑み、自立歩行の
困難の老人や病人等の要介助者をベッドから移しかえベ
ッドに戻す作業を少ない介助者によって簡単かつ安全に
行うことのできるようにしたストレッチャーを提供する
ことを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明に係るス
トレッチャーは、要介助者をベッドから移し替えベッド
に戻す作業に適したストレッチャーであって、要介助者
が仰臥し得る大きさを有する吊り下げ可能な受け面部
材、該受け面部材を吊り上げ吊り降ろすための吊り下げ
部材及び上記受け面部材を上記吊り下げ部材によって吊
り下げた状態で移動させ得る少なくとも1つの移動台車
から構成され、上記少なくとも1つの移動台車が、回転
自在な車輪を有し、床面上に移動可能に載置され、ベッ
ドと床面との間の隙間に差し込み得るベース部と、該ベ
ース部に支持され、少なくとも上先端部が要介助者を載
せた上記受け面部材をベッドから吊り上げて浮かすこと
のできる高さに形成された吊り腕部と、該吊り腕部の上
先端部に設けられ、上記吊り下げ部材を吊り上げ吊り降
ろす吊り手段と、を備えていることを特徴とする。
【0010】本発明の特徴の1つは要介助者を受け面部
材に載せ、受け面部材を吊り下げ部材で少なくとも1つ
の移動台車の吊り腕部から吊り上げてベッドから浮かせ
て要介助者を運ぶ一方、受け面部材をベッド上に吊り降
ろしてベッドに戻すようにした点にある。
【0011】自力歩行の困難な老人や病人等の要介助者
をベッドから移動させる場合、ベッド上に仰臥した要介
助者を側臥位の姿勢(横向きの姿勢)にしてその背中と
ベットとの間に受け面部材を差し込んで要介助者を元の
仰臥位の姿勢に戻すか、あるいはベッド上に仰臥した要
介助者の側方に受け面部材を置き、要介助者の頭部側又
は脚側を受け面部材の上に載せた後、脚側又は頭部側を
受け面部材の上に載せる。こうして要介助者を受け面部
材上に載せると、移動台車のベース部を床面とベッドと
の間に差し込み、移動台車の上先端部から吊り下げ部材
によって受け面部材を吊り上げると、受け面部材をベッ
ドから浮かすことができるので、後は移動台車のベース
部をベッドの下側から引き出すと、要介助者を寝かせた
姿勢で安定に運ぶことができる。ベッドに戻す場合には
上記と逆の作業を行えばよい。
【0012】従って、要介助者をベッドから簡単かつ確
実に、しかも安全にストレッチャーに移すことができ、
又逆の手順を行うとストレッチャーからからベッドに簡
単かつ確実に、しかも安全に戻すことができる。
【0013】しかも、ストレッチャーとベッドとの間で
要介助者を移す場合に、要介助者の体重のかなりの部分
を介助者が自力で支えなければならないという非常に過
酷で危険な作業はほとんど必要なく、要介助者に肉体的
及び心理的な負担をかけることがなく、さらには介助者
も肉体的及び精神的な負担が少ない。
【0014】また、移動中は要介助者は仰臥位であるの
で、車椅子のように、要介助者がずり落ち、あるいは前
方に倒れ込む心配はなく、要介助者を安心して運ぶこと
ができる。
【0015】本件発明においては移動台車は少なくとも
1つ用いればよい。例えば、1つの移動台車で受け面部
材の長手方向の前後両側を吊り下げてもよいが、その場
合には移動中の安定性が損なわれるおそれがある。そこ
で、少なくとも2つの上記移動台車によって受け面部材
を吊り上げ吊り降ろすようになすのがよい。
【0016】また、少なくとも1つの移動台車によって
受け面部材の一端側を吊り下げる一方、受け面部材の他
端側を載置台車によって、吊り下げられた受け面部材の
一端側とほぼ等しい高さに載置するようにしてもよい。
さらに、介助者が2人以上の場合には受け面部材の他端
側を介助者が手で持ち上げるようにしてもよい。
【0017】移動台車は受け面部材を吊り下げ部材によ
って吊り下げた状態で移動させることができれはどのよ
うな形状や構造でもよい。例えば、ベース部及び吊り腕
部を、側面ほぼC字状をなす2本のパイプの上先端部分
を相互に直接的に結合し、残部を相互に離間させてその
間を連結パイプで相互に連結して一体的に形成すること
ができる。
【0018】受け面部材はベッド上に載置されて要介助
者が仰臥し得る大きさを有する吊り下げ可能な部材であ
ればよく、例えば金属板、木板、あるいは合成樹脂板を
採用することができる。また、ネット体の両側に挿通支
持部を設けて支持パイプを挿通した構造のものも採用で
き、かかる受け面部材は本件出願人の特許願(特願20
01−31756号)に係るシャワーベッドの受け体に
利用でき、シャワーをより簡単かつ安全に行うことがで
きることとなる。
【0019】吊り手段は吊り腕部の上先端部に設けられ
て吊り下げ部材を吊り上げ吊り降ろす吊りことができれ
ばどのような機構や構造でもよい。例えば、吊り手段を
操作アーム部とロック機構とから構成し、操作アーム部
の先端近傍を吊り腕部の上先端部に回動可能に取付け、
操作アーム部の先端にはロープ部材を係止し得る係止部
を形成し、操作アーム部の他端側には操作アームを押下
げ操作するためのグリップ部を形成し、ロック機構は押
し下げた状態の操作アーム部をロック可能に構成される
ことができる。
【0020】また、2つ以上の移動台車、又は移動台車
と載置台車を用いる場合、移動中に両者の間隔が変動す
ると、要介助者を安定に運ぶことが難しくなるおそれが
ある。そこで、移動台車の間又は移動台車と載置台車の
間を着脱可能に連結する連結部材を更に備えるのがよ
い。
【0021】また、吊り下げ部材は受け面部材を吊り下
げることができればどのようなものでもよく、ロープ、
ワイヤー、チェーン、あるいは両端にフックを有する逆
U字状のアーム等を用いることができる。
【0022】さらに、本発明によれば、ベッド上に載置
されて要介助者が仰臥し得る大きさを有する吊り下げ可
能な受け面部材、該受け面部材を吊り上げ吊り降ろすた
めの吊り下げ部材及び上記受け面部材を上記吊り下げ部
材によって吊り下げた状態で移動させ得る少なくとも1
つの移動台車から構成され、要介助者をベッドから移し
替えベッドに戻す作業に適したストレッチャーにおける
上記移動台車であって、回転自在な車輪を有し、床面上
に移動可能に載置され、ベッドと床面との間の隙間に差
し込み得るベース部と、該ベース部に支持され、少なく
もと上先端部が要介助者を載せた上記受け面部材上をベ
ッドから吊り上げて浮かすことのできる高さに形成され
た吊り腕部と、該吊り腕部の上先端部に設けられ、上記
吊り下げ部材を吊り上げ吊り降ろす吊り手段と、を備え
ていることを特徴とするストレッチャー用の移動台車を
提供することができる。
【0023】この移動台車においても受け面部材を吊り
下げ部材によって吊り下げた状態で移動させることがで
きれはどのような形状や構造でもよい。また、吊り手段
は吊り腕部の上先端部に設けられて吊り下げ部材を吊り
上げ吊り降ろす吊りことができればどのような機構や構
造でもよい。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体例に基づいて
詳細に説明する。図1ないし図8は本発明に係るストレ
ッチャーの好ましい実施形態を示す。本例のストレッチ
ャーは基本的には受けプレート(受け面部材)10、ロ
ープ(吊り下げ部材)20、移動台車30、載置台車4
0及び連結バー(連結部材)50から構成されている。
【0025】受けプレート10は適切な材料、例えば軽
量金属材料、例えばアルミニウム系合金を用いて要介助
者が仰臥し得る大きさの薄い矩形の平板状に製作され、
その一端側の裏面にはロープ20を層通させるパイプ1
1が幅方向に延びて取付けられ、他端側の表面には持ち
上げ用のハンドル12が固定されている。
【0026】移動台車30はベース部31、吊り腕部3
2及び操作アーム部35から構成されている。ベース部
31及び吊り腕部32は側面ほぼC字状をなす2本の金
属製パイプの上先端部分を相互に直接的に結合し、残部
を相互に離間させてその間を2本の連結パイプ33で相
互に連結して一体的に形成されている。
【0027】ベース部31には四隅に相当する位置に回
転及び旋回可能なキャスター(車輪)34が取付けら
れ、床面とベッドとの間に差し込まれ得る高さに設定さ
れている。
【0028】吊り腕部32はその上先端部が要介助者を
載せた受けプレート10をベッドから吊り上げて浮かす
ことのできる高さに設定されている。この吊り腕部32
の上先端部には操作アーム(吊り手段)35の先端近傍
が水平ピン36によって回転可能に取付けられ、操作ア
ーム35の先端にはロープ20を係止する係止フック3
7が取付けられている。
【0029】操作アーム35は吊り腕部32とほぼ相似
の形状をなし、その基部側には操作アーム32を押し下
げ操作するためのグリップ38か設けられ、グリップ3
8近傍にはピン穴(ロック機構、吊り手段)39が形成
されている。他方、吊り腕部32には操作アーム35の
ピン穴39に相当する位置にピン穴(ロック機構、吊り
手段)310が形成され、ピン穴39、310を合致さ
せて連結ピン(ロック機構、吊り手段)311を差し込
むことによって操作アーム35を押し下げ状態にロック
できるようになっている。
【0030】載置台車40には受け部41が設けられ、
受け部41は公知の機構によって高さを調整可能に構成
され、受けプレート10の他端側を移動台車30によっ
て吊り下げられた受けプレート10の一端側とほぼ等し
い高さに載置できるようになっている。また、載置台車
40の底面四隅にはキャスター42が取付けられてい
る。
【0031】また、移動台車30及び載置台車40には
連結バー50を嵌入し得るフック51、52か設けら
れ、移動台車30と載置台車40とは移動台車30を横
向き又は前向きにした状態で相互に連結され得るように
なっている。
【0032】例えば、寝たきりの老人を本例のストレッ
チャーを用いて移動させる場合、介助者は図3に示され
るように、ベッド上に横たわった老人の側方に受けプレ
ート10を置く。この時、受けプレート10のパイプ1
1には予めロープ20を挿通しておく。
【0033】こうして受けプレート10をセットできる
と、介助者は通常の方法によって老人を受けプレート1
0上に載せる。例えば、仰臥位の老人を側臥位の姿勢に
してその背中とベットとの間に受けプレート10を差し
込み、老人を元の仰臥位の姿勢に戻すと、老人を受けプ
レート10上に載せることがてきる。また、老人の頭部
側を受けプレート10上に載せた後、足側を受けプレー
ト10上に載せるか、又は逆に足側を受けプレート10
上に載せた後、頭部側を受けプレート10上に載せるこ
とができ、こうして一人の介助者によって老人を受けプ
レート10上に簡単に載せることができる。
【0034】次に、移動台車30及び移動台車40をベ
ッド側に移動させ、両者を連結バー50の長さに相当す
る間隔にするとともに、移動台車30のベース部31を
ベッドと床面との間に差し込み、吊り腕部31の上先端
部を受けプレート10のパイプ11上方に位置させた
後、操作アーム35のグリップ38を上方に押し上げ、
先端フック37にロープ20の両端部を引っ掛け、操作
アーム35のクリップ38を押し下げ、操作アーム35
のピン穴39と吊り腕部32のピン穴310が合致する
と、両ピン穴39と吊り腕部32のピン穴310に連結
ピン311を差し込み、操作アーム35を吊り腕部32
にロックすると、受けプレート10の一端側が吊り上げ
られてベッドから浮いた状態に保持される。
【0035】かかる状態では老人の体重の少なくとも半
分は受けプレート10の一端側に分担されてロープ20
によって支持されているので、1人の介助者によって受
けプレート10の他端側を軽く持ち上げることができ
る。そこで、介助者は受けプレート10の他端側のハン
ドル12を持って受けプレート10を持ち上げて載置台
車40の受け部41に載せ、最後に移動台車30及び載
置台車40のフック51、52に連結バー50を嵌め込
んで相互に連結する。
【0036】この状態では移動台車30と載置台車40
とは一体的に移動するので、移動台車30のベース部3
1をベッド下側から引き出し、前方又は後方に移動させ
ることができる。
【0037】ベッドの側方に移動台車を横向きのまま移
動させるのに十分なスペースがない場合には受けプレー
ト10を載置台車40に載せる前、又は連結バー50で
移動台車30と載置台車40を連結する前に、移動台車
30のベース部31をベッド下側から抜き出しながら移
動台車30を前向きにし、その状態で移動台車30と載
置台車40を連結バー50が連結すると、ベッド側方の
狭いスペース内を移動台車30及び載置台車40を移動
させることができる。
【0038】老人をベットに戻す場合には上記と逆の作
業を行うばよく、上記の説明から容易に理解できるの
で、その詳細な説明は省略する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るストレッチャーの実施形態にお
ける使用状態を示す概略斜視図である。
【図2】 上記実施形態における移動台車を示す断面側
面図である。
【図3】 上記実施形態における老人の移し方を説明す
るための図である。
【符号の説明】
10 受けプレート(受け部材) 20 ロープ(吊り下げ部材) 30 移動台車 31 ベース部 32 吊り腕部 34 キャスター(車輪) ゛ 35 操作アーム(吊り手段) 37 フック 38 クリップ 39 ピン穴(ロック機構、吊り手段) 310 ピン穴(ロック機構、吊り手段) 311 連結ピン(ロック機構、吊り手段) 40 載置台車 50 連結バー(連結部材)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 要介助者をベッドから移し替えベッドに
    戻す作業に適したストレッチャーであって、 要介助者が仰臥し得る大きさを有する吊り下げ可能な受
    け面部材、該受け面部材を吊り上げ吊り降ろすためのロ
    ープ部材及び上記受け面部材を上記吊り下げ部材によっ
    て吊り下げた状態で移動させ得る少なくとも1つの移動
    台車から構成され、 上記少なくとも1つの移動台車が、 回転自在な車輪を有し、床面上に移動可能に載置され、
    ベッドと床面との間の隙間に差し込み得るベース部と、 該ベース部に支持され、少なくとも上先端部が要介助者
    を載せた上記受け面部材をベッドから吊り上げて浮かす
    ことのできる高さに形成された吊り腕部と、 該吊り腕部の上先端部に設けられ、上記吊り下げ部材を
    吊り上げ吊り降ろす吊り手段と、を備えていることを特
    徴とするストレッチャー。
  2. 【請求項2】 少なくとも2つの上記移動台車によって
    上記受け面部材を吊り上げ吊り降ろすようになした請求
    項1記載のストレッチャー。
  3. 【請求項3】 少なくとも1つの上記移動台車によって
    上記受け面部材の一端側を吊り下げる一方、上記受け面
    部材の他端側を載置台車によって上記吊り下げられた受
    け面部材の一端側とほぼ等しい高さに載置するようにな
    した請求項1記載のストレッチャー。
  4. 【請求項4】 上記ベース部及び吊り腕部は、側面ほぼ
    C字状をなす2本のパイプの上先端部分を相互に直接的
    に結合し、残部を相互に離間させてその間を連結パイプ
    で相互に連結して一体的に形成されている請求項1ない
    し3のいずれかに記載のストレッチャー。
  5. 【請求項5】 上記吊り手段が操作アーム部とロック機
    構とから構成され、上記操作アーム部の先端近傍が上記
    吊り腕部の上先端部に回動可能に取付けられ、上記操作
    アーム部の先端には上記吊り下げ部材を係止し得る係止
    部が形成され、上記操作アーム部の他端側には操作アー
    ムを押下げ操作するためのグリップ部が形成され、上記
    ロック機構は押し下げた状態の上記操作アーム部をロッ
    ク可能に構成されている請求項1ないし4のいずれかに
    記載のストレッチャー。
  6. 【請求項6】 上記移動台車の間又は移動台車と載置台
    車の間を着脱可能に連結する連結部材を更に備えた請求
    項1ないし5のいずれかに記載の記載のストレッチャ
    ー。
  7. 【請求項7】 要介助者が仰臥し得る大きさを有する吊
    り下げ可能な受け面部材、該受け面部材を吊り上げ吊り
    降ろすための吊り下げ部材及び上記受け面部材を上記吊
    り下げ部材によって吊り下げた状態で移動させ得る少な
    くとも1つの移動台車から構成され、要介助者をベッド
    から移し替えベッドに戻す作業に適したストレッチャー
    における上記移動台車であって、 回転自在な車輪を有し、床面上に移動可能に載置され、
    ベッドと床面との間の隙間に差し込み得るベース部と、 該ベース部に支持され、少なくもと上先端部が要介助者
    を載せた上記受け面部材をベッドから吊り上げて浮かす
    ことのできる高さに形成された吊り腕部と、 該吊り腕部の上先端部に設けられ、上記吊り下げ部材を
    吊り上げ吊り降ろす吊り手段と、を備えていることを特
    徴とするストレッチャー用の移動台車。
  8. 【請求項8】 上記ベース部及び吊り腕部は、側面ほぼ
    C字状をなす2本のパイプの上先端部分を相互に直接的
    に結合し、残部を相互に離間させてその間を連結パイプ
    で相互に連結して一体的に形成されている請求項7記載
    のストレッチャー用の移動台車。
  9. 【請求項9】 上記吊り手段が操作アーム部とロック機
    構とから構成され、上記操作アーム部はその先端近傍が
    上記吊り腕部の先端部に回動可能に取付けられ、上記操
    作アーム部の先端には吊り下げ部材を係止する係止部が
    形成され、上記操作アーム部の他端側には押下げ操作す
    るためのグリップ部が形成されている一方、上記ロック
    機構は押し下げた状態の上記操作アーム部をロック可能
    に構成されている請求項7又は8記載のストレッチャー
    の移動台車。
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