JP2003052726A - 姿勢矯正ベッド - Google Patents

姿勢矯正ベッド

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JP2003052726A
JP2003052726A JP2001240577A JP2001240577A JP2003052726A JP 2003052726 A JP2003052726 A JP 2003052726A JP 2001240577 A JP2001240577 A JP 2001240577A JP 2001240577 A JP2001240577 A JP 2001240577A JP 2003052726 A JP2003052726 A JP 2003052726A
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posture
lying
correcting
plate
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JP2001240577A
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Tadashi Ito
正 伊藤
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  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 仰向けに横たわることで姿勢が正され、又後
方へ変位している腰椎を元の正しい位置へ戻すことで、
腰痛を防止すると共に腰痛を治すことが出来る姿勢矯正
ベッドの提供。 【解決手段】 ベッドは対を成す2枚の底板1,1をV
型に傾斜して前方板2と後方板3に取付けてベッド面を
V型をし、仰向けに横たわるならば傾斜したベッド面に
沿って沈み、中立軸に馴染んで曲がった脊柱が正され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は背骨が曲がって悪い
姿勢を正しく矯正する為の姿勢矯正ベッドに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】良い姿勢とはどのような姿勢であるかは
一概に言えないが、結果的には丈夫で長持ちして、安定
感のある疲れない姿勢であると言える。姿勢が悪いと足
腰に負担が掛かり、特に無理な姿勢や運動不足、不規則
な生活を続けていると腰へのダメージが蓄積されて腰痛
を引き起こすことになる。腰痛の原因にも色々あって、
単なる姿勢の悪さだけでなく、尿路結石、腹部大動脈
瘤、心身症等の病気が原因になることもある。
【0003】本発明は姿勢を正しく矯正することで腰痛
を防止する為のものであり、病気が原因となる腰痛は対
象外であるが、我々の身体は脊柱と呼ばれる骨組みを中
軸として、その周りの背筋、腹筋、腰の筋肉などが支え
られている。そして脊柱の腰の部分には腰椎と言う骨が
5個並んでいて、各々の腰椎は左右一体の椎間関節と、
椎間板で連結されている。この椎間板は腰椎のクッショ
ンの役目をしているが、非常にデリケートな構造であ
り、歳と共に必要な水分が減少してしまう為に潰れ易く
なる。
【0004】そこで、無理な姿勢や急激な運動による重
さや衝撃が加わると、腰椎の後に突き出ている神経根が
圧迫されて腰痛を起こす。又運動不足などにより脊柱の
周りの筋力が衰えていると、重さが腰椎へ直接作用して
腰痛を引き起こす。この腰痛は一般にギックリ腰と呼ば
れるものが大部分であって、前屈みの姿勢で重い物を持
上げたり、不自然な姿勢で急に腰を捻ったりした時に、
腰に突然激しい痛みが走り、動けなくなるケースが多
い。
【0005】これは腰椎関節の捻挫のようなもので、一
度ギックリ腰が起きてしまうとクセになって繰り返す場
合が多い。しまいには脊椎骨のクッションになっている
椎間板を痛めて神経を圧迫し、椎間板ヘルニアを誘発す
る虞がある。一方、痛みはそれ程強くはないが、常に腰
が重かったり、痛かったりする慢性の腰痛は、日常生活
でとっている不自然な姿勢による筋肉の疲労やストレス
等の心理的要因、さらには肥満や妊娠などが原因になっ
て起きる。この為、症状を悪化させない為には、普段の
生活習慣の改善を心掛けることが大切である。
【0006】ところで、腰痛に成らないようにするには
腰に負担をかけない姿勢をとることが必要であり、特に
猫背を避けて正しい姿勢を心掛け、長時間、同じ姿勢を
続けないことである。又手頃な運動を心掛けることも必
要である。一方では腰痛を予防したり、腰痛を和らげる
為の手軽な運動具も知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、腰痛を予
防するには第1に正しい姿勢を保つことが必要である
が、長年の生活習慣が原因となって悪くなった姿勢を正
すことは容易でない。従来の腰痛予防用の運動具にも姿
勢を正しく矯正するような物は知られていない。本発明
が解決しようとする課題はこの問題点であって、仰向け
に寝るだけで悪くなった姿勢を正して、腰痛及び悪い姿
勢に基づくその他の症状を予防することが出来る姿勢矯
正ベッドを提供する。
【0008】
【課題を解決する為の手段】本発明に係る姿勢矯正ベッ
ドは概略V形を成したものであり、中立軸に対して左右
に底板を有し、両底板から成るベッド面はV型に傾斜し
ている。一般のベッドのようにベッド面が平坦ではなく
V型に傾斜している為に、該ベッドに仰向けで横たわっ
た際に尻が沈んで腰椎の後方変位が生じないようにな
る。そして後方変位している腰椎が元の位置に戻され
る。
【0009】一方、ベッド面はV型に傾斜している為に
仰向けに横たわるならば、身体は傾斜底に馴染む為に中
立軸と平行になり、脊柱の曲がりを無くすと共に曲がっ
た脊柱を正すことが出来る。又仰向けに横になった際に
足の裏が当り、該アキレスケンが伸びるような足当て板
を後方に取付ける。さらに足裏のツボを刺激する為の複
数個の小さな突起を設ける場合もある。以下、本発明に
係る実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】
【実施例】図1は本発明の姿勢矯正ベッドを示している
実施例である。該ベッドは一般の就寝用ベッドとは異な
り、ベッド面は水平な平坦面ではなく互いに対を成す2
枚の底板1,1がV型を成して傾斜している。そして両
底板1,1は垂直に起立する前方板2と後方板3に固定し
て構成されている。このベッドに仰向けに横たわること
が出来るように、長さ及び幅が定められている。本発明
のV型に傾斜したベッド面は2枚の底板1,1を対にし
て配置する場合に限らず、角材を組み合せてベッド面が
V型に成るように構成することも出来る。
【0011】図2は本発明の姿勢矯正ベッドを示す他の
実施例であり、基本的な形態は前記図1の姿勢矯正ベッ
ドと同じである。しかしV型を成して傾斜している底板
1,1のほぼ中央には、僅かに窪んで形成している凹部
4,4を有している。凹部4,4は滑らかな曲面にて形成
され、仰向けに横になった場合に尻の部分が該凹部4,
4に位置することが出来、尻部分が大きな肥満体の人に
とって仰向けに成り易いベッドである。
【0012】図3は本発明に係る姿勢矯正ベッドを示す
別実施例であり、基本形態は前記図1に示しているベッ
ドと共通し、V型に傾斜した底板1,1を有している。
そして該ベッドは後方板3に足当て板5が取着され、足
当て板5には傾斜した当て面6が形成されている。ベッド
に仰向けになって横になった場合に、足の裏が当て面6
に当って大腿後部から尻部の硬くなった筋肉をほぐすこ
とが出来る位置に足当て板5が取付けられている。従っ
て、当て面6は底板1に対して垂直ではなく傾斜してい
る。
【0013】図4も本発明に係る姿勢矯正ベッドを示し
ている実施例である。このベッドにの後方板3には小さ
な突起7,7…が設けられていて、該ベッドに仰向けで
横たわった際に足の裏がこれら突起7,7…に当って刺
激される。すなわち、足の裏に点在するツボが刺激され
て血行が良くなる。同図に示す突起7は半球体である
が、具体的な形状は限定しないことにする。
【0014】図5は前記図1に示すベッドに人が仰向け
に横たわっている状態を示している。該ベッドは2枚の
傾斜した底板1,1を有し、この底板1,1に仰向けに
横たわるならば、身体は傾斜底板1,1に沿って沈んで
真っ直ぐに成る。その結果、曲がっている脊柱は正さ
れ、又後方に変位している腰椎も正しい位置に戻され
る。
【0015】図6は図3に示す姿勢矯正ベッドに人が仰向
けに横たわっている場合である。該ベッドの後方板3に
取着している足当て板5には足が当り、大腿後部から尻
部の硬くなった筋肉をほぐすことが出来る。その為に、
該足当て板5の当て面6は底板1に対して角度θにて傾
斜している。
【0016】以上述べたように、本発明の姿勢矯正ベッ
ドはベッド面をV型に傾斜して構成したものであり、次
のような効果を得ることが出来る。
【0017】
【発明の効果】本発明の姿勢矯正ベッドは概略V型を成
してベッド面が構成され、人が該ベッド面に仰向けにな
って横たわるならば、身体が傾斜したベッド面に沿って
沈んで中立軸に馴染むことに成り、曲がった脊柱及び姿
勢が正される。そして、後方へ変位した腰椎は元の位置
に戻され、腰痛を予防し、腰痛を治すことが出来る。又
姿勢を悪くすることで起きるその他の病気を予防するこ
とが出来る。
【0018】又、このベッドの後方板に足当て板を取着
するならば、横たわった際に足の裏が傾斜した当て面に
当る為に、大腿後部から尻部の硬くなった筋肉をほぐす
ことが出来る。さらに、後方板に小さな突起を複数個設
けることで、足裏のツボを刺激して血行を良くすること
も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る姿勢矯正ベッドを示す実施例。
【図2】本発明に係る姿勢矯正ベッドを示す実施例。
【図3】本発明に係る姿勢矯正ベッドを示す実施例。
【図4】本発明に係る姿勢矯正ベッドを示す実施例。
【図5】図1に示す姿勢矯正ベッドに人が仰向けに横た
わっている場合。
【図6】図3に示す姿勢矯正ベッドに人が仰向けに横た
わっている場合。
【符号の説明】
1 底板 2 前方板 3 後方板 4 凹部 5 足当て板 6 当て面 7 突起

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仰向けに横たわることで姿勢を正すこと
    が出来る姿勢矯正ベッドにおいて、ベッド面を概略V型
    に傾斜したことを特徴とする姿勢矯正ベッド。
  2. 【請求項2】 仰向けに横たわった際に、足が位置する
    後方板には傾斜した当て面を形成した足当て板を取付け
    た請求項1記載の姿勢矯正ベッド。
  3. 【請求項3】 仰向けに横たわった際に。足が位置する
    後方板には小さな突起を複数個設けた請求項1記載の姿
    勢矯正ベッド。
  4. 【請求項4】 上記ベッド面には尻部が当る凹部を滑ら
    かな曲面にて形成した請求項1、請求項2、又は請求項
    3記載の姿勢矯正ベッド。
  5. 【請求項5】 上記ベッド面を対を成す2枚の底板にて
    構成した請求項1、請求項2、請求項3、又は請求項4記
    載の姿勢矯正ベッド。
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