JP2003052604A - モップ絞り器 - Google Patents

モップ絞り器

Info

Publication number
JP2003052604A
JP2003052604A JP2001242011A JP2001242011A JP2003052604A JP 2003052604 A JP2003052604 A JP 2003052604A JP 2001242011 A JP2001242011 A JP 2001242011A JP 2001242011 A JP2001242011 A JP 2001242011A JP 2003052604 A JP2003052604 A JP 2003052604A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
mop
ratchet
container body
lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001242011A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003052604A5 (ja
JP3679353B2 (ja
Inventor
Masaharu Teramoto
正治 寺本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teramoto Corp Ltd
Original Assignee
Teramoto Corp Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teramoto Corp Ltd filed Critical Teramoto Corp Ltd
Priority to JP2001242011A priority Critical patent/JP3679353B2/ja
Publication of JP2003052604A publication Critical patent/JP2003052604A/ja
Publication of JP2003052604A5 publication Critical patent/JP2003052604A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3679353B2 publication Critical patent/JP3679353B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業者の身体に負担がかかるのを防止するこ
とができるモップ絞り器を提供する。 【解決手段】 容器本体と、この容器本体に対して定位
置で軸転可能な第1ローラと、上記第1ローラと平行に
配置された軸転自在な第2ローラと、上記第2ローラを
上記第1ローラに対して近接離間自在に往復移動させる
操作手段とを備えており、上記操作手段により上記第2
ローラに近接位置をとらせた際に、上記第1ローラと上
記第2ローラとの間でモップの布部を狭持するように構
成されているモップ絞り器であって、上記容器本体に対
して回動可能に支持されたペダルアームを有するペダル
と、上記ペダルアームの回動に連動して、上記第1ロー
ラと上記第2ローラとの間で狭持されたモップの布部を
絞りつつ上方に押し上げるように、上記第1ローラおよ
び上記第2ローラのいずれか一方を一方向に軸転させる
駆動手段と、をさらに備えていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、たとえば床面な
どの拭き掃除に使用されるモップの布部を洗浄するとと
もに絞ることが可能なモップ絞り器に関し、より詳細に
は、モップの布部を絞る際には、これを一対のローラ間
で狭持するタイプのものに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来のモップ絞り器の代表的な
構成例を図9に示す。このモップ絞り器100は、流体
を収容可能な容器本体101と、モップMの布部Nを絞
るための一対のローラ102,103とを備えている。
容器本体101は、その上縁部にモップMの布部Nを挿
入可能な広さとされた開口部19が形成されている。一
対のローラ102,103のうちの一方、すなわち第1
ローラ102は、容器本体101の側壁101aの開口
部19近傍に対して定位置で軸転自在となるように設置
されている。他方の第2ローラ103は、軸転自在かつ
第1ローラ102に対して平行となるように設置されて
いる。また、このモップ絞り器100には、第2ローラ
103を第1ローラ102に対して近接離間自在に往復
移動させる操作手段104が備えられている。
【0003】上記操作手段104は、第2ローラ103
の支軸131を支持するとともに容器本体101に対し
て回動可能に支持されたスイングアーム109と、この
スイングアーム109を回動させるためのペダル105
とを備えており、ペダル105の踏部152を踏み込む
ことにより第2ローラ103が第1ローラ102に対し
て近接していくように構成されている。
【0004】スイングアーム109は、帯板状に形成さ
れており、第2ローラ103の支軸131の両端部を支
持するように2枚用意されている。各スイングアーム1
09は、その一端部に第2ローラ103用の軸穴が形成
されており、他端部が容器本体101の側壁101aの
下部に軸支されている。スイングアーム109は、第2
ローラ103が第1ローラ102から離間する方向に常
時回動するようにばね191により付勢されており、自
然状態において第1ローラ102と第2ローラ103と
の間から容器本体101内にモップMの布部Nを挿入で
きるように構成されている。スイングアーム109の回
動角度αは、図9の一点鎖線で示すように、ペダル10
5の踏部152を最下部まで踏み込んで、第2ローラ1
03が第1ローラ102に対して近接位置をとる際に、
第1ローラ102と第2ローラ103との間でモップM
の布部Nを狭持できるように設定されている。
【0005】ペダル105は、棒状のペダルアーム15
1を有し、その先端部に踏部152が形成されている。
ペダル105は、ペダルアーム151の基端部がスイン
グアーム109に固定されており、スイングアーム10
9に対する角度が一定とされている。
【0006】また、このようなモップ絞り器100に
は、図10に示すように、第2ローラ103の支軸13
1(または第1ローラ102の支軸)をスイングアーム
109(容器本体101の側壁101a)から突出さ
せ、その先端にL字状を呈した手動ハンドル106を取
り付けたものがある。この手動ハンドル106を回転さ
せることにより、第2ローラ103(第1ローラ10
2)を軸転させることができる。
【0007】上記構成を有するモップ絞り器100を使
用には、まず、容器本体101内に適当な深さに水を入
れた後、第1ローラ102と第2ローラ103との間か
ら容器本体101内にモップMの布部Nを挿入してこれ
を洗浄する。そして、ペダル105の踏部152を踏み
込んで第1ローラ102と第2ローラ103との間でモ
ップMの布部Nを狭持させた後、モップMを上方に引き
上げる。これにより、第1ローラ102および第2ロー
ラ103が軸転し、モップMの布部Nを基端側から先端
側にかけて順次絞っていくことができる。なお、上記手
動ハンドル106が取り付けられたものでは、第1ロー
ラ102と第2ローラ103との間でモップMの布部N
を狭持させた状態で手動ハンドル106を回転させれ
ば、第2ローラ103(または第1ローラ102)が軸
転し、これによりモップMの布部Nを絞りつつ上方に押
し上げることが可能となる。
【0008】このようなモップ絞り器100を用いれ
ば、手を濡らすことなくモップMの布部Nを洗浄した
り、絞ったりすることができる。また、このようなモッ
プ絞り器100では、モップMの布部Nから絞り取られ
た水分が容器本体101内に落ちるため、モップ絞り器
100の周囲が汚れるのを防止することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、モップ
Mを引き上げることによりその布部Nを絞る際には、モ
ップMの柄部Eの比較的下方を掴んだりしなければなら
ず、このような場合、作業者は、腰を曲げた姿勢をとら
なければならないため、腰に負担がかかる。また、モッ
プ絞り作業を立ったまま行うには、モップMを腕力で引
き上げなければならず、腕に負担がかかる。一方、手動
ハンドル106を回転させることによりモップMの布部
Nを絞る際には、作業者は、腰を曲げた姿勢で手動ハン
ドル106の操作を行うこととなり、腰に負担がかか
る。また、手動ハンドル106を回転させるには、腕力
を必要とし、腕に負担がかかる。
【0010】したがって、上記した従来のモップ絞り器
100を用いる際には、いずれにせよ、作業者の身体に
負担がかかるため、モップMの布部Nを容易に絞ること
ができない。
【0011】本願発明は、上記した事情のもとで考え出
されたものであって、作業者の身体に負担がかかるのを
防止することによって、モップの布部を容易に絞ること
ができるモップ絞り器を提供することをその課題とす
る。
【0012】
【発明の開示】上記課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0013】すなわち、本願発明により提供されるモッ
プ絞り器は、容器本体と、この容器本体に対して定位置
で軸転可能な第1ローラと、上記第1ローラと平行に配
置された軸転自在な第2ローラと、上記第2ローラを上
記第1ローラに対して近接離間自在に往復移動させる操
作手段とを備えており、上記操作手段により上記第2ロ
ーラに近接位置をとらせた際に、上記第1ローラと上記
第2ローラとの間でモップの布部を狭持するように構成
されているモップ絞り器であって、上記容器本体に対し
て回動可能に支持されたペダルアームおよびこのペダル
アームを回動させるための踏部を有するペダルと、上記
ペダルアームの回動に連動して、上記第1ローラと上記
第2ローラとの間で狭持されたモップの布部を絞りつつ
上方に押し上げるように、上記第1ローラおよび上記第
2ローラのいずれか一方を一方向に軸転させる駆動手段
と、をさらに備えていることを特徴としている。
【0014】本願発明においては、上記操作手段により
上記第1ローラと第2ローラとの間でモップの布部を狭
持させ、この状態で上記踏部を踏み込むことにより、モ
ップの布部を絞りつつ上方に押し上げることができる。
すなわち、作業者は、上記駆動手段を作動させる作業を
立ったままの状態で、かつ、比較的力の強い脚力により
行うことができる。したがって、モップの布部を絞る際
に、作業者の身体に負荷がかかるのを防止することがで
き、これにより、モップの布部を容易に絞ることができ
る。
【0015】好ましい実施の形態においては、上記駆動
手段は、上記第1ローラと一体的に回転するラチェット
ホイールと、上記第1ローラの支軸周りに回動可能に支
持されかつ上記ペダルアームに対してリンクを介して連
結されたラチェットレバーと、上記ラチェットレバーに
回動可能に支持されかつ上記ラチェットホイールの歯部
に係脱可能とされたラチェット爪とを備えており、上記
踏部を踏むことによる上記ペダルアームの回動に連動し
て上記ラチェットレバーが所定の方向に回動するときに
は、上記ラチェット爪と上記歯部とが相互係合すること
により上記ラチェットホイールが回転し、上記ラチェッ
トレバーが上記所定の方向とは逆の方向に回動するとき
には、上記ラチェット爪と上記歯部との相互係合状態が
解除されることにより上記ラチェットホイールが回動し
ないように構成されている。
【0016】このような構成によれば、上記駆動手段
は、一対のローラのうち、上記操作手段により往復運動
させられない方のローラ(すなわち、上記第1ローラ)
を軸転させるように構成されているので、上記モップ絞
り器の構造が複雑化するのを防止することができる。
【0017】好ましい実施の形態においてはまた、上記
ラチェットレバーは、上記所定の方向とは逆の方向に回
動するように常時付勢され、これにより、上記ペダルア
ームは、上記踏部が上昇する方向に回動するように付勢
される構成とされている。
【0018】このような構成によれば、上記踏部を踏み
込んで上記駆動手段を作動させた後、その荷重を解除す
れば、踏部は自動的に上昇することとなるので、踏み込
んだことにより下降している踏部を手で持ち上げたりし
なくとも、再び踏部を踏み込むことができる。したがっ
て、上記ペダルの操作を容易に行うことができる。
【0019】好ましい実施の形態においてはさらに、上
記操作手段は、上記第1ローラの支軸と平行に配置され
た軸部が備えられた操作レバーを回動させることによ
り、上記第2ローラの往復移動を達成するように構成さ
れており、その操作が容易とされている。
【0020】好ましい実施の形態においてはさらにま
た、上記第2ローラの支軸は、上記容器本体に設けたガ
イド溝内にその両端部が支持され、かつ、上記操作レバ
ーに対して第2のリンクを介して連結されており、上記
操作手段の構成を簡略化することができる。
【0021】他の好ましい実施の形態においてはさらに
また、上記第2ローラの上記第1ローラに対する近接位
置を変更することによって、上記第2ローラと上記第1
ローラとの間の隙間を調節可能な隙間調節機構がさらに
設けられている構成とすることができる。したがって、
モップの布部の厚みに応じて上記第2ローラと上記第1
ローラとの間の隙間を設定することができるので、モッ
プの布部を適正な圧で絞ることができる。
【0022】他の好ましい実施の形態においてはさらに
また、上記第2ローラの上記第1ローラに対する近接位
置の変更は、上記操作レバーの上記軸部を移動させるこ
とにより達成される構成とされている。
【0023】他の好ましい実施の形態においてはさらに
また、上記隙間調節機構は、上記容器本体に対して定位
置で回転可能な回転軸と、この回転軸を回転させるため
のダイヤルと、上記回転軸の両端部に設けられ、かつ上
記操作レバーの上記軸部の両端がそれぞれ選択的に係合
可能な複数の切欠き部を周縁に備えた一対の偏心カム
と、上記操作レバーの上記軸部を上記回転軸に向けて常
時近接させるように付勢する付勢体とを有する構成とさ
れている。
【0024】このような構成によれば、上記ダイヤルを
回転させれば、上記操作レバーの上記軸部が係合してい
る切欠き部が変更される。切欠き部は、偏心カムに形成
されているので、操作レバーの軸部が係合している切欠
き部が変更されれば、操作レバーの軸部は移動する。す
なわち、上記ダイヤルを回転させるだけで、上記第2ロ
ーラの上記第1ローラに対する近接位置を変更すること
ができる。したがって、上記隙間調節機構を容易に操作
することができる。
【0025】他の好ましい実施の形態においてはさらに
また、上記容器本体の下部には、容器本体内部の流体を
排出可能な排水口が形成されている構成とすることがで
きる。
【0026】このような構成によれば、上記容器本体内
の流体を排出する際に、たとえばこのモップ絞り器を持
ち上げて裏返したりする必要がない。したがって、たと
えば、容器本体内の流体をリフレッシュさせたり、モッ
プ絞り器を片付ける際に、作業者の身体に負担がかかる
のを防止することができる。また、モップの布部を洗浄
する際に、上記排水口から水を排出しつつ上記容器本体
内に水を注入することが可能となるので、モップの布部
を効率的に洗浄することができる。
【0027】本願発明のその他の特徴および利点につい
ては、以下に行う発明の実施の形態の説明から、より明
らかになるであろう。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態について、図面を参照して具体的に説明する。
【0029】図1は、本願発明に係るモップ絞り器の一
例を示す概略斜視図、図2は、図1に示すモップ絞り器
の内部構造を示す概略斜視図、図3、図4、図6(a)
および図6(b)は、図1のモップ絞り器の作用を説明
するための側面図である。また、図5は、図4における
ラチェットレバーを拡大して示す側面図、図7は、図1
に示すモップ絞り器における排水口を拡大して示す概略
斜視図、図8は、図1に示すモップ絞り器における操作
レバーの接続構造を拡大して示す概略斜視図である。な
お、これらの図において、従来例を示す図9および図1
0に表された部材、部分等と同等のものにはそれぞれ同
一の符号を付してある。
【0030】図1に表れているように、モップ絞り器A
は、たとえば床面などの拭き掃除に使用されるモップの
布部を洗浄するとともに絞ることが可能なモップ絞り器
であって、容器本体1と、モップの布部を狭持しかつ絞
るための一対のローラ(第1ローラ2および第2ローラ
3)と、第2ローラ3を第1ローラ2に対して近接離間
自在に往復移動させる操作手段4と、第1ローラ2およ
び第2ローラ3のいずれか一方を一方向に軸転させる駆
動手段6と、駆動手段6を作動させるペダル5とを備え
ている。
【0031】上記容器本体1は、モップの布部を洗浄す
るための水あるいは石けん水などの流体を収容可能な容
器であって、樹脂などにより、全体として略直方体状に
形成されている。この容器本体1の上部には、モップの
布部を挿入するのに充分な広さとされた開口部19が形
成されており、この容器本体1の下部には、容器本体1
の内部の流体を排出可能な排水口13が設けられてい
る。この排水口13は、図7からよくわかるように、容
器本体1の側壁1bを貫通する円筒形状に形成されてお
り、その内面における最下部が容器本体1の底壁1cの
内面と略面一とされている。これにより、このモップ絞
り器Aを持ち上げて裏返すなどしなくとも、容器本体1
内の流体を排出することができる。したがって、作業者
の身体にかかる負担を軽減することができる。また、使
用の際に、排出口13から排水しつつ容器本体1の上部
から注水することによって、常にきれいな水でモップの
布部を洗浄することができる。なお、このモップ絞り器
Aには、たとえばこの排水口13の内面に嵌合可能な円
柱外面を有するキャップなど(図示略)が用意されてお
り、この排水口13から排水する必要のないときには、
排水口13を閉止することができる。
【0032】また、この容器本体1の底壁1cは、図7
に示すように、床面からの高さが排水口13から遠ざか
るにつれより高くなるように傾斜しており、容器本体1
内の流体を効率的に排出することができる。
【0033】この容器本体1は、図1に示すように、そ
の底面1cから下方に延びるスカート部11を備えてお
り、このスカート部11の周面の一部を囲むように形成
された枠体12に固定されている。この枠体12は、た
とえば細長帯板状の金属板を曲げるなどして形成されて
おり、その一部がスカート部11から平面方向に張り出
すように形成されたステップ12aとされている。この
ステップ12aにより、モップ絞り器Aは、平面視にお
ける占有面積が比較的大とされ、床などに安定して載置
されうる。また、このステップ12aを足で押えること
によってモップ絞り器Aを床面に仮固定することができ
るので、後述するペダル5の踏部52を踏み込む際にモ
ップ絞り器Aが倒れてしまったりするのを防止すること
ができる。
【0034】また、このモップ絞り器Aを使用する際
に、図1に示すように、容器本体1の上部には、中央部
分に窓部10aが形成された上カバー10がセットさ
れ、この上カバー10によって、上記駆動手段6や後述
する隙間調節機構などがモップ絞り器Aの上方に露出し
ないように構成されている。これにより、モップの布部
を容器本体1内に挿入する際に、モップの布部がモップ
絞り器Aの内部構造にひっかかることなどを防止するこ
とができる。
【0035】上記第1ローラ2は、容器本体1に対して
定位置で軸転可能に支持されており、その外周面21が
円柱外面状を呈している。より詳細には、第1ローラ2
は、図1に示すように、容器本体1の上部に互いに対向
するように固定された一対の支持板7に、その支軸22
の両端部が支持されている。第1ローラ2の外周面21
は、たとえば軸方向に延びる複数の凹状溝(図示略)を
備えるなどして、モップの布部との間の摩擦が大となる
ように構成されている。
【0036】上記第2ローラ3は、第1ローラ2と平行
に配置されており、その支軸32が容器本体1に設けら
れたガイド溝71内に軸転自在に支持されている。より
詳細には、図2に示すように、このガイド溝71は、上
記各支持板7に形成されたスリット71として設けられ
ており、その幅が第2ローラ3の支軸32と同等あるい
はこれよりも若干大とされている。第2ローラ3の支軸
32は、その両端部がそれぞれ、各支持板7のスリット
71内に支持されており、これにより、上記操作手段4
による第2ローラ3の移動方向が規定される。また、第
2ローラ3は、第1ローラ2の外周面21と同様な外周
面31とされている。
【0037】上記操作手段4は、図2に示すように、第
1ローラ2の支軸21と平行に配置された軸部41が備
えられた操作レバー40を有し、この操作レバー40を
回動させることにより、第2ローラ3の往復移動を達成
するように構成されている。本実施形態では、上記操作
レバー40は、上記軸部41の他に、互いに対向するよ
うに配置された一対の側板42aおよびこれら一対の側
板42a間を掛け渡す平板42bを有する回動体42
と、この回動体42に取り付けられたハンドルバー43
とを備えており、この回動体42が軸部42周りを回動
するように構成されている。
【0038】より詳細には、上記軸部41は、その両端
部が上記支持板7に支持されており、各側板42aは、
その一端部が軸部41の両端部分に支持されている。平
板42bには、略円筒状を呈した差込部42cが設けら
れており、この差込部42cにハンドルバー43が取り
付けられている。作業者は、このハンドルバー43を揺
動させることにより操作レバー40を回動させることが
できる。また、このハンドルバー43は、作業者が操作
しやすいように比較的長さ寸法が大とされており、この
モップ絞り器Aを容易に収容可能とするため、差込部4
2cに着脱可能とされている。たとえば、図7に示すよ
うに、ハンドルバー43の端部側面に、半径方向外方に
突出する突起43aを形成しておき、そして、差込部4
2cの先端に、この突起43aが係合可能な略L字状の
切欠き42dを形成しておけばよい。この場合、突起4
3aを切欠き42dに沿って移動させるようにすれば、
ハンドルバー43を差込部42cに仮固定することがで
きるとともに、容易に着脱することができる。
【0039】上記操作レバー40は、図3に示すよう
に、上記第2ローラ3の支軸32に対してリンク(第2
のリンク)44を介して連結されている。この第2のリ
ンク44は、上記各側板42aの他端部と第2ローラ3
の支軸32の両端部とをそれぞれ連結しており、上記ハ
ンドルバー43を第1ローラ2の方に倒すように上記操
作レバー40を回動させることにより、第2ローラ3の
支軸32が上記支持板7のスリット71に沿って移動
し、第2ローラ3が第1ローラ2に対して近接位置をと
る。このモップ絞り器Aは、このようにハンドルバー4
3(操作手段4)を操作して第2ローラ3に近接位置を
とらせた際に、第1ローラ2と第2ローラ3との間でモ
ップMの布部Nを狭持することができるように構成され
ている。
【0040】モップMの布部Nに対する狭持圧は、図3
に示すように、第2ローラ3に近接位置をとらせた際に
おける第1ローラ2と第2ローラ3との間の隙間Lによ
り規定され、このモップ絞り器Aには、図2に示すよう
に、第2ローラ3の第1ローラ2に対する近接位置を変
更することによって上記隙間Lを調節可能とする隙間調
節機構8がさらに設けられている。このモップ絞り器A
は、操作レバー40の軸部41を移動させることにより
第2ローラ3の第1ローラ2に対する近接位置の変更を
達成するように構成されており、図6(a)および図6
(b)からよくわかるように、上記支持板7における操
作レバー40の軸部41を支持する軸受部72は、長穴
状とされている。
【0041】上記隙間調節機構8は、図2に示すよう
に、上記容器本体1に対して定位置で回転可能な回転軸
81と、この回転軸81を回転させるためのダイヤル8
2と、回転軸81の両端部に設けられ、かつ上記操作レ
バー40の軸部41の両端がそれぞれ選択的に係合可能
な複数の切欠き部83aを周縁に備えた一対の偏心カム
83と、操作レバー40の軸部41を上記回転軸81に
向けて常時近接させるように付勢する付勢体84(図6
参照)とを備えている。
【0042】上記回転軸81は、図6に示すように、そ
の両端部がそれぞれ各支持板7の軸受部72に回転可能
に支持されており、かつ、軸受部72内における移動が
規制されている。なお、このような回転軸81の移動
は、たとえば、回転軸81の周面に外嵌する凹部(図示
略)を上記上カバー10に形成しておいたり、この軸受
部72の内周面の一部に突起(図示略)を設けておいた
りすることによって規制されうる。
【0043】上記各偏心カム83は、回転軸81と一体
的に回転するように構成されており、切欠き部83aと
して4つの切欠き部83a1,83a2,83a3,83
4を有している。この偏心カム83は、回転軸81と
各切欠き部83a1,83a2,83a3,83a4との間
の距離がそれぞれ異なるように形成されており、一対の
偏心カム83は、各切欠き部83a1,83a2,83a
3,83a4どうしが同位相となるように、回転軸81に
固定されている。上記付勢体84は、コイルバネとして
形成されており、その両端部がそれぞれ回転軸81およ
び操作レバー40の軸部41に固定されている。上記ダ
イヤル82は、全体として略円柱状を呈しており、この
モップ絞り器Aの外部から操作レバー40の軸部41が
係合している切欠き部83a1,83a2,83a3,8
3a4を特定することができるように、たとえば記号あ
るいは数字などが周面に印されている。このダイヤル8
2は、本実施形態では、回転軸81の一方端部に固定さ
れている。
【0044】上記隙間調節機構8では、ダイヤル82を
手動で回転させることによって、上記隙間Lを変更する
ことができる。すなわち、図6(a)および図6(b)
からよくわかるように、ダイヤル82を回転させれば、
回転軸81の回転にともなって一対の偏心カム83が回
転し、操作レバー40の軸部41が係合する切欠き部8
3a1,83a2,83a3,83a4が変わる。このと
き、回転軸81と各切欠き部83a1,83a2,83a
3,83a4との間の距離は、それぞれ異なるので、操作
レバー40の軸部41が平行移動し、これにより、上記
隙間Lが変更される。
【0045】上記ペダル5は、図2に示すように、上記
容器本体1に対して回動可能に支持されたペダルアーム
51と、このペダルアーム51を回動させるための踏部
52とを備えている。ペダルアーム51は、図1に示す
ように、上記本体1の側面1aの外部に配置された一対
のアーム本体51aと、一対のアーム本体51a間を掛
け渡すように配置された先端板部51bとを有し、アー
ム本体51aの基端部が、上記容器本体1のスカート部
11(上記枠体12)の一端部に取り付けたリベット5
4などにより回動可能に支持されている。上記踏部52
は、ペダルアーム51の先端板部51bに固定されてお
り、作業者がこれを踏み込む際に足が滑らないように、
たとえば、ゴムなどにより形成されたり、その表面に凹
凸あるいは凹状溝が設けられたりする。
【0046】上記駆動手段6は、図2に示すように、第
1ローラ2と一体的に回転するラチェットホイール61
と、第1ローラ2の支軸22周りに回動可能に支持され
たラチェットレバー62と、ラチェットレバー62に回
動可能に支持されたラチェット爪63とを備えている。
【0047】上記ラチェットホイール61は、図5に示
すように、全体として略円板状を呈し、その周囲に歯部
61aが設けられている。この歯部61aを形成する複
数の歯のそれぞれは、ラチェットホイール61の半径方
向に延びる平坦面61bを有している。上記ラチェット
レバー62は、平面視において全体として扇形を呈して
おり、その中心が第1ローラ2の支軸22に支持されて
いる。上記ラチェット爪63は、その先端部に、ラチェ
ットホイール61の歯部61aに係脱可能な爪部63a
が設けられており、先端面63bがラチェットホイール
61の上記平坦面61bに当接するように形成されてい
る。このラチェット爪63は、図4(a)および図4
(b)に示すように、その基端部が、ラチェットレバー
62における弧の部分の一端部近傍に回動可能に支持さ
れているとともに、コイルバネ64により爪部63aが
ラチェットホイール61の歯部61aに係合する方向に
回動するように常時付勢されている。
【0048】上記駆動手段6では、図4(a)および図
4(b)に示すように、ラチェットレバー62が所定の
方向に回動するときには、ラチェット爪63の爪部63
aとラチェットホイール61の歯部61aとが相互係合
することによって、ラチェットホイール61は、上記平
坦面61bがラチェット爪63の上記先端面63bに押
されて、同図において反時計周り(正方向)に回転する
ように構成されている。このようにしてラチェットホイ
ール61が正方向に回転した際には、これにともなって
第1ローラ2が正方向に軸転させられ、これにより、第
1ローラ2と第2ローラ3との間に狭持されたモップM
の布部N(図3参照)を絞りつつ上方に押し上げること
ができる。
【0049】一方、ラチェットレバー62が上記所定の
方向とは逆の方向に回動するときには、ラチェット爪6
3は、ラチェットホイール61の歯部61aに爪部63
aが乗り上げるように回動し、ラチェット爪63の爪部
63aとラチェットホイール61の歯部61aとの相互
係合状態が解除されることにより、上記ラチェットホイ
ール61が回転しないように構成されている。
【0050】このような駆動手段6は、そのラチェット
レバー62が上記ペダル5のペダルアーム51にリンク
53を介して連結されており、ペダルアーム51の回動
に連動して作動するように構成されている。より詳細に
は、ラチェットレバー62における弧の部分の他端部近
傍と、ペダルアーム51におけるアーム本体51aの中
間部とがリンク53を介して連結されており、ペダル5
の踏部52を踏み込んでペダルアーム51を回動させた
際に、ラチェットレバー62が上記所定の方向に回動す
るように構成されている。すなわち、ペダル5の踏部5
2を踏み込むことによって、第1ローラ2と第2ローラ
3との間に狭持されたモップの布部を絞りつつ上方に押
し上げることができる。
【0051】また、ラチェットレバー62は、図4
(a)からよくわかるように、上記所定の方向とは逆の
方向に回動するように、コイルバネ65により常時付勢
されている。これにより、ペダルアーム51は、踏部5
2が上昇する方向に回動するように付勢される。したが
って、自然状態にある踏部52における床面からの高さ
を比較的高い状態のまま維持することができるので、踏
部52の踏みしろを確保することができる。したがっ
て、ペダル5の操作を確実に行うことができる。
【0052】また、ペダル5を踏み込んだ後、その荷重
を解除すれば、ラチェットレバー62がコイルバネ65
の付勢力により上記所定の方向とは逆の方向に回動し、
ラチェット爪63および踏部52が自動的に元の位置に
復帰することになる。したがって、再び踏部52を踏み
込む際に、ペダル5を手動により原点復帰させる必要が
なく、ペダル操作を容易に行うことができる。なお、こ
のとき、上記ラチェットホイール61は回転しないの
で、第1ローラ2と第2ローラ3との間に狭持されたモ
ップの布部は、上方に押し上げられたままの状態が維持
される。したがって、ペダル5の踏部52を再び踏み込
めば、モップの布部の他の部分を絞りつつモップの布部
をさらに上方に押し上げることができる。このようなペ
ダル5の操作を繰り返せば、モップの布部を全体にわた
って絞ることができるとともに、モップの布部をこのモ
ップ絞り器Aの外部に排出することができる。
【0053】上記構成を有するモップ絞り器Aを使用す
る場合には、予め、図6(a)および図6(b)に示す
ように、上記隙間調節機構8のダイヤル82を回転させ
ることによって、第2ローラ3に近接位置をとらせる際
における第1ローラ2と第2ローラ3との間の隙間L
が、使用するモップの布部の厚みに応じた値となるよう
にしておく。これにより、モップの布部を、第1ローラ
2と第2ローラ3との間で適正な圧で狭持することがで
きる。
【0054】そして、容器本体1内でモップの布部を洗
浄した後、モップを軽く上方に持ち上げて、図3に示す
ように、上記操作手段4のハンドルバー43を第1ロー
ラ2の方に倒すようにして操作レバー40を回動させる
ことにより、モップMの布部Nを第1ローラ2と第2ロ
ーラ3との間で狭持させる。これにより、モップMの布
部Nは、容易に降下しないので、モップMに対して柄E
を軽く把持する程度に支えておけばよく、作業者の腕に
かかる負担を軽減することができる。
【0055】次いで、モップの布部を第1ローラ2と第
2ローラ3との間で狭持させたままの状態で、図4
(a)および図4(b)に示すように、ペダル5の踏部
52を数回踏み込むことにより、モップの布部を全体的
に絞りつつモップの布部をこのモップ絞り器Aの外部に
押し上げることができる。ここで、モップの布部を狭持
した状態は、ハンドルバー43を第1ローラ2の方に倒
したまま把持しておくことによって維持されるが、長さ
寸法が比較的長くなるようにハンドルバー43を形成し
ておくことによって、作業者は、立ったままの状態でハ
ンドルバー43を把持することが可能となる。したがっ
て、作業者は、立ったままの状態でペダルを踏み込むこ
とができる。このように、このモップ絞り器Aを用いれ
ば、作業者は、比較的力の強い脚力で上記駆動手段6を
操作することができるので、従来例のように、腰を曲げ
た姿勢をとったり、モップを腕力で引き上げたりする必
要がなく、腰や腕に負担がかかるのを防止することがで
きる。その結果、作業者は、身体に負担をかけることな
く、モップの布部を容易に絞ることができる。
【0056】もちろん、この発明の範囲は上述した実施
の形態に限定されるものではない。たとえば、上記隙間
調節機構8においては、図6(a)および図6(b)に
示すように、偏心カム83の上記回転軸81は、これと
第2ローラ3の支軸32との間に、操作手段4の軸部4
1が位置するように配置されているが、偏心カム83の
回転軸81を第2ローラ3の支軸32と操作手段4の軸
部41との間に配置してもよい。この場合、両端が操作
手段4の軸部41および偏心カム83の回転軸81にそ
れぞれ固定された上記付勢体84の付勢力によって、第
1ローラ2と第2ローラ3との間の距離が維持されるこ
ととなるので、厚み寸法が非常に大なるモップの布部を
絞るときなど、モップの布部に非常に大きな狭持力がか
かる際には、付勢体84の付勢力に逆らって操作手段4
の軸部41が後退することが可能となる。したがって、
操作手段4の軸部41や、第1および第2ローラの支
軸、あるいは、偏心カム83の回転軸81が折れ曲がる
など、破損するのを防止することができる。なお、この
ような場合、操作手段4の操作レバー40の側板42a
に切欠きなどを設けておき、操作レバー40を回動操作
した際に、この切欠き内に偏心カム83の回転軸81が
係合するように構成しておけば、操作レバー40の回動
が偏心カム83の回転軸81に妨げられることはない。
【0057】また、上記容器本体1に取っ手や、キャス
タを取り付けることにより、このモップ絞り器を容易に
運搬することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係るモップ絞り器の一例を示す概略
斜視図である。
【図2】図1に示すモップ絞り器の内部構造を示す概略
斜視図である。
【図3】図1のモップ絞り器における操作手段の作用を
説明するための側面図である。
【図4】図1のモップ絞り器における駆動手段の作用を
説明するための側面図であり、(a)は、ペダルの踏部
を踏む前の状態を示し、(b)は、ペダルの踏部を踏ん
だときの状態を示す。
【図5】図4におけるラチェットレバーを拡大して示す
側面図である。
【図6】(a)および(b)は、図1のモップ絞り器に
おける隙間調節機構の作用を説明するための側面図であ
る。
【図7】図1に示すモップ絞り器における排水口を拡大
して示す概略斜視図である。
【図8】図1に示すモップ絞り器における操作レバーの
接続構造を拡大して示す概略斜視図である。
【図9】従来のモップ絞り器の一例を示す概略側面図で
ある。
【図10】図9に示すモップ絞り器に手動ハンドルを取
り付けた状態を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
1 容器本体 2 第1ローラ 3 第2ローラ 4 操作手段 5 ペダル 6 駆動手段 8 隙間調節機構 13 排水口 32 (第2ローラの)支軸 40 操作レバー 41 (操作レバーの)軸部 51 ペダルアーム 52 踏部 61 ラチェットホイール 62 ラチェットレバー 63 ラチェット爪 81 (隙間調節機構の)回転軸 82 ダイヤル 83 偏心カム 83a (偏心カムの)切欠き部 84 付勢体 A モップ絞り器

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体と、この容器本体に対して定位
    置で軸転可能な第1ローラと、上記第1ローラと平行に
    配置された軸転自在な第2ローラと、上記第2ローラを
    上記第1ローラに対して近接離間自在に往復移動させる
    操作手段とを備えており、上記操作手段により上記第2
    ローラに近接位置をとらせた際に、上記第1ローラと上
    記第2ローラとの間でモップの布部を狭持するように構
    成されているモップ絞り器であって、 上記容器本体に対して回動可能に支持されたペダルアー
    ム、およびこのペダルアームを回動させるための踏部を
    有するペダルと、 上記ペダルアームの回動に連動して、上記第1ローラと
    上記第2ローラとの間で狭持されたモップの布部を絞り
    つつ上方に押し上げるように、上記第1ローラおよび上
    記第2ローラのいずれか一方を一方向に軸転させる駆動
    手段と、をさらに備えていることを特徴とする、モップ
    絞り器。
  2. 【請求項2】 上記駆動手段は、上記第1ローラと一体
    的に回転するラチェットホイールと、上記第1ローラの
    支軸周りに回動可能に支持されかつ上記ペダルアームに
    対してリンクを介して連結されたラチェットレバーと、
    上記ラチェットレバーに回動可能に支持されかつ上記ラ
    チェットホイールの歯部に係脱可能とされたラチェット
    爪とを備えており、上記踏部を踏むことによる上記ペダ
    ルアームの回動に連動して上記ラチェットレバーが所定
    の方向に回動するときには、上記ラチェット爪と上記歯
    部とが相互係合することにより上記ラチェットホイール
    が回転し、上記ラチェットレバーが上記所定の方向とは
    逆の方向に回動するときには、上記ラチェット爪と上記
    歯部との相互係合状態が解除されることにより上記ラチ
    ェットホイールが回動しないように構成されている、請
    求項1に記載のモップ絞り器具。
  3. 【請求項3】 上記ラチェットレバーは、上記所定の方
    向とは逆の方向に回動するように常時付勢され、これに
    より、上記ペダルアームは、上記踏部が上昇する方向に
    回動するように付勢される、請求項2に記載のモップ絞
    り器。
  4. 【請求項4】 上記操作手段は、上記第1ローラの支軸
    と平行に配置された軸部が備えられた操作レバーを回動
    させることにより、上記第2ローラの往復移動を達成す
    るように構成されている、請求項1ないし3のいずれか
    に記載のモップ絞り器。
  5. 【請求項5】 上記第2ローラの支軸は、上記容器本体
    に設けたガイド溝内にその両端部が支持され、かつ、上
    記操作レバーに対して第2のリンクを介して連結されて
    いる、請求項4に記載のモップ絞り器。
  6. 【請求項6】 上記第2ローラの上記第1ローラに対す
    る近接位置を変更することによって、上記第2ローラと
    上記第1ローラとの間の隙間を調節可能な隙間調節機構
    がさらに設けられている、請求項1ないし5のいずれか
    に記載のモップ絞り器。
  7. 【請求項7】 上記操作レバーの上記軸部を移動させる
    ことにより、上記第2ローラの上記第1ローラに対する
    近接位置の変更が達成される、請求項6に記載のモップ
    絞り器。
  8. 【請求項8】 上記隙間調節機構は、上記容器本体に対
    して定位置で回転可能な回転軸と、この回転軸を回転さ
    せるためのダイヤルと、上記回転軸の両端部に設けら
    れ、かつ上記操作レバーの上記軸部の両端がそれぞれ選
    択的に係合可能な複数の切欠き部を周縁に備えた一対の
    偏心カムと、上記操作レバーの上記軸部を上記回転軸に
    向けて常時近接させるように付勢する付勢体とを有す
    る、請求項7に記載のモップ絞り器。
  9. 【請求項9】 上記容器本体の下部には、容器本体内部
    の流体を排出可能な排水口が形成されている、請求項1
    ないし8のいずれかに記載のモップ絞り器。
JP2001242011A 2001-08-09 2001-08-09 モップ絞り器 Expired - Fee Related JP3679353B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001242011A JP3679353B2 (ja) 2001-08-09 2001-08-09 モップ絞り器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001242011A JP3679353B2 (ja) 2001-08-09 2001-08-09 モップ絞り器

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2003052604A true JP2003052604A (ja) 2003-02-25
JP2003052604A5 JP2003052604A5 (ja) 2004-12-02
JP3679353B2 JP3679353B2 (ja) 2005-08-03

Family

ID=19072356

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001242011A Expired - Fee Related JP3679353B2 (ja) 2001-08-09 2001-08-09 モップ絞り器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3679353B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009189535A (ja) * 2008-02-14 2009-08-27 Mitsutaka Takeuma 簡単小型モップ絞り器
CN102038476A (zh) * 2010-12-28 2011-05-04 广州市哈腓拉日用品实业有限公司 拖把去水机
GB2476265A (en) * 2009-12-17 2011-06-22 Crisp Clean Services Ltd Mop wringer with eccentric cam for adjusting distance between two rollers
JP2012223400A (ja) * 2011-04-20 2012-11-15 Teramoto Corp 絞り器
CN103200854A (zh) * 2010-11-08 2013-07-10 拉伯美德商业产品有限公司 拖把绞拧器
CN118252445A (zh) * 2024-05-31 2024-06-28 湘潭大学 一种自动去渍的可调式拖把

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009189535A (ja) * 2008-02-14 2009-08-27 Mitsutaka Takeuma 簡単小型モップ絞り器
GB2476265A (en) * 2009-12-17 2011-06-22 Crisp Clean Services Ltd Mop wringer with eccentric cam for adjusting distance between two rollers
CN103200854A (zh) * 2010-11-08 2013-07-10 拉伯美德商业产品有限公司 拖把绞拧器
CN103200854B (zh) * 2010-11-08 2016-02-24 拉伯美德商业产品有限公司 拖把绞拧器
CN102038476A (zh) * 2010-12-28 2011-05-04 广州市哈腓拉日用品实业有限公司 拖把去水机
JP2012223400A (ja) * 2011-04-20 2012-11-15 Teramoto Corp 絞り器
CN118252445A (zh) * 2024-05-31 2024-06-28 湘潭大学 一种自动去渍的可调式拖把

Also Published As

Publication number Publication date
JP3679353B2 (ja) 2005-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6146041A (en) Sponge mop with cleaning tank attached thereto
US7412746B1 (en) Single action mop wringer
CA2529680C (en) Mechanism for can opener
JP2003052604A (ja) モップ絞り器
US6254518B1 (en) Exercise wheel
US20110000043A1 (en) Disc rotating and positioning structure of a mop
JP2003054418A (ja) 遠隔操作装置およびこれを備えたベビーカー
JP2003052604A5 (ja)
US20030208867A1 (en) Self-wringing ratchet mop
US20100078376A1 (en) Dewatering structure
JPH0316087B2 (ja)
WO1996001583A1 (en) Mop wringer
CA2708621C (en) Mop with wringing device
KR100556491B1 (ko) 진공 청소기용 흡입구체의 높이 조절장치
JP3150134B1 (ja) モップハンドル
JP3585782B2 (ja) 魚釣用スピニングリ−ル
KR200485606Y1 (ko) 걸레 세척장치
KR20090118239A (ko) 물걸레 청소기
JP5739213B2 (ja) 絞り器
JPH0144414Y2 (ja)
CN215960948U (zh) 牙科升降副控臂
TWI322731B (ja)
JP2001029304A (ja) モップ絞り機
JPS6036215Y2 (ja) モツプ絞り器
JPH071090Y2 (ja) モップ絞り器

Legal Events

Date Code Title Description
A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20040412

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20040428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040511

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040712

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041005

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041124

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20041217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050510

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050512

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3679353

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110520

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110520

Year of fee payment: 6

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110520

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140520

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees