JP3679353B2 - モップ絞り器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、たとえば床面などの拭き掃除に使用されるモップの布部を洗浄するとともに絞ることが可能なモップ絞り器に関し、より詳細には、モップの布部を絞る際には、これを一対のローラ間で狭持するタイプのものに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来のモップ絞り器の代表的な構成例を図9に示す。このモップ絞り器100は、流体を収容可能な容器本体101と、モップMの布部Nを絞るための一対のローラ102,103とを備えている。容器本体101は、その上縁部にモップMの布部Nを挿入可能な広さとされた開口部19が形成されている。一対のローラ102,103のうちの一方、すなわち第1ローラ102は、容器本体101の側壁101aの開口部19近傍に対して定位置で軸転自在となるように設置されている。他方の第2ローラ103は、軸転自在かつ第1ローラ102に対して平行となるように設置されている。また、このモップ絞り器100には、第2ローラ103を第1ローラ102に対して近接離間自在に往復移動させる操作手段104が備えられている。
【0003】
上記操作手段104は、第2ローラ103の支軸131を支持するとともに容器本体101に対して回動可能に支持されたスイングアーム109と、このスイングアーム109を回動させるためのペダル105とを備えており、ペダル105の踏部152を踏み込むことにより第2ローラ103が第1ローラ102に対して近接していくように構成されている。
【0004】
スイングアーム109は、帯板状に形成されており、第2ローラ103の支軸131の両端部を支持するように2枚用意されている。各スイングアーム109は、その一端部に第2ローラ103用の軸穴が形成されており、他端部が容器本体101の側壁101aの下部に軸支されている。スイングアーム109は、第2ローラ103が第1ローラ102から離間する方向に常時回動するようにばね191により付勢されており、自然状態において第1ローラ102と第2ローラ103との間から容器本体101内にモップMの布部Nを挿入できるように構成されている。スイングアーム109の回動角度αは、図9の一点鎖線で示すように、ペダル105の踏部152を最下部まで踏み込んで、第2ローラ103が第1ローラ102に対して近接位置をとる際に、第1ローラ102と第2ローラ103との間でモップMの布部Nを狭持できるように設定されている。
【0005】
ペダル105は、棒状のペダルアーム151を有し、その先端部に踏部152が形成されている。ペダル105は、ペダルアーム151の基端部がスイングアーム109に固定されており、スイングアーム109に対する角度が一定とされている。
【0006】
また、このようなモップ絞り器100には、図10に示すように、第2ローラ103の支軸131(または第1ローラ102の支軸)をスイングアーム109(容器本体101の側壁101a)から突出させ、その先端にL字状を呈した手動ハンドル106を取り付けたものがある。この手動ハンドル106を回転させることにより、第2ローラ103(第1ローラ102)を軸転させることができる。
【0007】
上記構成を有するモップ絞り器100使用には、まず、容器本体101内に適当な深さに水を入れた後、第1ローラ102と第2ローラ103との間から容器本体101内にモップMの布部Nを挿入してこれを洗浄する。そして、ペダル105の踏部152を踏み込んで第1ローラ102と第2ローラ103との間でモップMの布部Nを狭持させた後、モップMを上方に引き上げる。これにより、第1ローラ102および第2ローラ103が軸転し、モップMの布部Nを基端側から先端側にかけて順次絞っていくことができる。なお、上記手動ハンドル106が取り付けられたものでは、第1ローラ102と第2ローラ103との間でモップMの布部Nを狭持させた状態で手動ハンドル106を回転させれば、第2ローラ103(または第1ローラ102)が軸転し、これによりモップMの布部Nを絞りつつ上方に押し上げることが可能となる。
【0008】
このようなモップ絞り器100を用いれば、手を濡らすことなくモップMの布部Nを洗浄したり、絞ったりすることができる。また、このようなモップ絞り器100では、モップMの布部Nから絞り取られた水分が容器本体101内に落ちるため、モップ絞り器100の周囲が汚れるのを防止することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、モップMを引き上げることによりその布部Nを絞る際には、モップMの柄部Eの比較的下方を掴んだりしなければならず、このような場合、作業者は、腰を曲げた姿勢をとらなければならないため、腰に負担がかかる。また、モップ絞り作業を立ったまま行うには、モップMを腕力で引き上げなければならず、腕に負担がかかる。一方、手動ハンドル106を回転させることによりモップMの布部Nを絞る際には、作業者は、腰を曲げた姿勢で手動ハンドル106の操作を行うこととなり、腰に負担がかかる。また、手動ハンドル106を回転させるには、腕力を必要とし、腕に負担がかかる。
【0010】
したがって、上記した従来のモップ絞り器100を用いる際には、いずれにせよ、作業者の身体に負担がかかるため、モップMの布部Nを容易に絞ることができない。
【0011】
本願発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、作業者の身体に負担がかかるのを防止することによって、モップの布部を容易に絞ることができるモップ絞り器を提供することをその課題とする。
【0012】
【発明の開示】
上記課題を解決するため、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
【0013】
すなわち、本願発明により提供されるモップ絞り器は、容器本体と、この容器本体に対して定位置で軸転可能な第1ローラと、上記第1ローラと平行に配置された軸転自在な第2ローラと、上記第2ローラを上記第1ローラに対して近接離間自在に往復移動させる操作手段とを備えており、上記操作手段により上記第2ローラに近接位置をとらせた際に、上記第1ローラと上記第2ローラとの間でモップの布部を狭持するように構成されているモップ絞り器であって、上記容器本体に対して回動可能に支持されたペダルアーム、およびこのペダルアームを回動させるための踏部を有するペダルと、上記ペダルアームの回動に連動して、上記第1ローラと上記第2ローラとの間で狭持されたモップの布部を絞りつつ上方に押し上げるように、上記第1ローラおよび上記第2ローラのいずれか一方を一方向に軸転させる駆動手段と、上記操作手段によって上記第2ローラに上記第1ローラに対する近接位置をとらせた際における上記第2ローラと上記第1ローラとの間の隙間を、上記操作手段の上記容器本体に対する位置を規定する基点の位置を変更することにより調節可能な隙間調節機構と、をさらに備えているとともに、上記操作手段は、上記第1ローラの支軸と平行に配置された上記基点としての軸部が備えられた操作レバーを回動させることにより、上記第2ローラの往復移動を達成するように構成されており、上記隙間調節機構は、上記操作レバーの上記軸部の位置を変更することができるように構成されていることを特徴としている。
【0014】
本願発明においては、上記操作手段により上記第1ローラと第2ローラとの間でモップの布部を狭持させ、この状態で上記踏部を踏み込むことにより、モップの布部を絞りつつ上方に押し上げることができる。すなわち、作業者は、上記駆動手段を作動させる作業を立ったままの状態で、かつ、比較的力の強い脚力により行うことができる。したがって、モップの布部を絞る際に、作業者の身体に負荷がかかるのを防止することができ、これにより、モップの布部を容易に絞ることができる。また、モップの布部の厚みに応じて上記第2ローラと上記第1ローラとの間の隙間を設定することができるので、モップの布部を適正な圧力で絞ることができる。
【0023】
他の好ましい実施の形態においては、上記隙間調節機構は、上記容器本体に対して定位置で回転可能な回転軸と、この回転軸を回転させるためのダイヤルと、上記回転軸の両端部に設けられ、かつ上記操作レバーの上記軸部の両端がそれぞれ選択的に係合可能な複数の切欠き部を周縁に備えた一対の偏心カムと、上記操作レバーの上記軸部を上記回転軸に向けて常時近接させるように付勢する付勢体とを有する構成とされている。
【0024】
このような構成によれば、上記ダイヤルを回転させれば、上記操作レバーの上記軸部が係合している切欠き部が変更される。切欠き部は、偏心カムに形成されているので、操作レバーの軸部が係合している切欠き部が変更されれば、操作レバーの軸部は移動する。すなわち、上記ダイヤルを回転させるだけで、上記第2ローラの上記第1ローラに対する近接位置を変更することができる。したがって、上記隙間調節機構を容易に操作することができる。
【0027】
本願発明のその他の特徴および利点については、以下に行う発明の実施の形態の説明から、より明らかになるであろう。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
【0029】
図1は、本願発明に係るモップ絞り器の一例を示す概略斜視図、図2は、図1に示すモップ絞り器の内部構造を示す概略斜視図、図3、図4、図6(a)および図6(b)は、図1のモップ絞り器の作用を説明するための側面図である。また、図5は、図4におけるラチェットレバーを拡大して示す側面図、図7は、図1に示すモップ絞り器における排水口を拡大して示す概略斜視図、図8は、図1に示すモップ絞り器における操作レバーの接続構造を拡大して示す概略斜視図である。なお、これらの図において、従来例を示す図9および図10に表された部材、部分等と同等のものにはそれぞれ同一の符号を付してある。
【0030】
図1に表れているように、モップ絞り器Aは、たとえば床面などの拭き掃除に使用されるモップの布部を洗浄するとともに絞ることが可能なモップ絞り器であって、容器本体1と、モップの布部を狭持しかつ絞るための一対のローラ(第1ローラ2および第2ローラ3)と、第2ローラ3を第1ローラ2に対して近接離間自在に往復移動させる操作手段4と、第1ローラ2および第2ローラ3のいずれか一方を一方向に軸転させる駆動手段6と、駆動手段6を作動させるペダル5とを備えている。
【0031】
上記容器本体1は、モップの布部を洗浄するための水あるいは石けん水などの流体を収容可能な容器であって、樹脂などにより、全体として略直方体状に形成されている。この容器本体1の上部には、モップの布部を挿入するのに充分な広さとされた開口部19が形成されており、この容器本体1の下部には、容器本体1の内部の流体を排出可能な排水口13が設けられている。この排水口13は、図7からよくわかるように、容器本体1の側壁1bを貫通する円筒形状に形成されており、その内面における最下部が容器本体1の底壁1cの内面と略面一とされている。これにより、このモップ絞り器Aを持ち上げて裏返すなどしなくとも、容器本体1内の流体を排出することができる。したがって、作業者の身体にかかる負担を軽減することができる。また、使用の際に、排水口13から排水しつつ容器本体1の上部から注水することによって、常にきれいな水でモップの布部を洗浄することができる。なお、このモップ絞り器Aには、たとえばこの排水口13の内面に嵌合可能な円柱外面を有するキャップなど(図示略)が用意されており、この排水口13から排水する必要のないときには、排水口13を閉止することができる。
【0032】
また、この容器本体1の底壁1cは、図7に示すように、床面からの高さが排水口13から遠ざかるにつれより高くなるように傾斜しており、容器本体1内の流体を効率的に排出することができる。
【0033】
この容器本体1は、図1に示すように、その底面1cから下方に延びるスカート部11を備えており、このスカート部11の周面の一部を囲むように形成された枠体12に固定されている。この枠体12は、たとえば細長帯板状の金属板を曲げるなどして形成されており、その一部がスカート部11から平面方向に張り出すように形成されたステップ12aとされている。このステップ12aにより、モップ絞り器Aは、平面視における占有面積が比較的大とされ、床などに安定して載置されうる。また、このステップ12aを足で押えることによってモップ絞り器Aを床面に仮固定することができるので、後述するペダル5の踏部52を踏み込む際にモップ絞り器Aが倒れてしまったりするのを防止することができる。
【0034】
また、このモップ絞り器Aを使用する際に、図1に示すように、容器本体1の上部には、中央部分に窓部10aが形成された上カバー10がセットされ、この上カバー10によって、上記駆動手段6や後述する隙間調節機構などがモップ絞り器Aの上方に露出しないように構成されている。これにより、モップの布部を容器本体1内に挿入する際に、モップの布部がモップ絞り器Aの内部構造にひっかかることなどを防止することができる。
【0035】
上記第1ローラ2は、容器本体1に対して定位置で軸転可能に支持されており、その外周面21が円柱外面状を呈している。より詳細には、第1ローラ2は、図1に示すように、容器本体1の上部に互いに対向するように固定された一対の支持板7に、その支軸22の両端部が支持されている。第1ローラ2の外周面21は、たとえば軸方向に延びる複数の凹状溝(図示略)を備えるなどして、モップの布部との間の摩擦が大となるように構成されている。
【0036】
上記第2ローラ3は、第1ローラ2と平行に配置されており、その支軸32が支持板7に設けられたガイド溝71内に軸転自在に支持されている。より詳細には、図2に示すように、このガイド溝71は、上記各支持板7に形成されたスリットとして設けられており、その幅が第2ローラ3の支軸32よりも若干大とされている。第2ローラ3の支軸32は、その両端部がそれぞれ、各支持板7のガイド溝71内に支持されており、これにより、上記操作手段4による第2ローラ3の移動方向が規定される。また、第2ローラ3は、第1ローラ2の外周面21と同様な外周面31とされている。
【0037】
上記操作手段4は、図2に示すように、第1ローラ2の支軸22と平行に配置された軸部41が備えられた操作レバー40を有し、この操作レバー40を回動させることにより、第2ローラ3の往復移動を達成するように構成されている。本実施形態では、上記操作レバー40は、上記軸部41の他に、互いに対向するように配置された一対の側板42aおよびこれら一対の側板42a間を掛け渡す平板42bを有する回動体42と、この回動体42に取り付けられたハンドルバー43とを備えており、この回動体42が軸部41周りを回動するように構成されている。
【0038】
より詳細には、上記軸部41は、その両端部が上記支持板7に支持されており、各側板42aは、その一端部が軸部41の両端部分に支持されている。平板42bには、略円筒状を呈した差込部42cが設けられており、この差込部42cにハンドルバー43が取り付けられている。作業者は、このハンドルバー43を揺動させることにより操作レバー40を回動させることができる。また、このハンドルバー43は、作業者が操作しやすいように比較的長さ寸法が大とされており、このモップ絞り器Aを容易に収容可能とするため、差込部42cに着脱可能とされている。たとえば、図8に示すように、ハンドルバー43の端部側面に、半径方向外方に突出する突起43aを形成しておき、そして、差込部42cの先端に、この突起43aが係合可能な略L字状の切欠き42dを形成しておけばよい。この場合、突起43aを切欠き42dに沿って移動させるようにすれば、ハンドルバー43を差込部42cに仮固定することができるとともに、容易に着脱することができる。
【0039】
上記操作レバー40は、図3に示すように、上記第2ローラ3の支軸32に対してリンク(第2のリンク)44を介して連結されている。この第2のリンク44は、上記各側板42aの他端部と第2ローラ3の支軸32の両端部とをそれぞれ連結しており、上記ハンドルバー43を第1ローラ2の方に倒すように上記操作レバー40を回動させることにより、第2ローラ3の支軸32が上記支持板7のガイド溝71に沿って移動し、第2ローラ3が第1ローラ2に対して近接位置をとる。このモップ絞り器Aは、このようにハンドルバー43(操作手段4)を操作して第2ローラ3に近接位置をとらせた際に、第1ローラ2と第2ローラ3との間でモップMの布部Nを狭持することができるように構成されている。
【0040】
モップMの布部Nに対する狭持圧は、図3に示すように、第2ローラ3に近接位置をとらせた際における第1ローラ2と第2ローラ3との間の隙間Lにより規定され、このモップ絞り器Aには、図2に示すように、第2ローラ3の第1ローラ2に対する近接位置を変更することによって上記隙間Lを調節可能とする隙間調節機構8がさらに設けられている。このモップ絞り器Aは、操作レバー40の軸部41を移動させることにより第2ローラ3の第1ローラ2に対する近接位置の変更を達成するように構成されており、図6(a)および図6(b)からよくわかるように、上記支持板7における操作レバー40の軸部41を支持する軸受部72は、長穴状とされている。
【0041】
上記隙間調節機構8は、図2に示すように、上記容器本体1に対して定位置で回転可能な回転軸81と、この回転軸81を回転させるためのダイヤル82と、回転軸81の両端部に設けられ、かつ上記操作レバー40の軸部41の両端がそれぞれ選択的に係合可能な複数の切欠き部83aを周縁に備えた一対の偏心カム83と、操作レバー40の軸部41を上記回転軸81に向けて常時近接させるように付勢する付勢体84(図6参照)とを備えている。
【0042】
上記回転軸81は、図6に示すように、その両端部がそれぞれ各支持板7の軸受部72に回転可能に支持されており、かつ、軸受部72内における移動が規制されている。なお、このような回転軸81の移動は、たとえば、回転軸81の周面に外嵌する凹部(図示略)を上記上カバー10に形成しておいたり、この軸受部72の内周面の一部に突起(図示略)を設けておいたりすることによって規制されうる。
【0043】
上記各偏心カム83は、回転軸81と一体的に回転するように構成されており、切欠き部83aとして4つの切欠き部83a1,83a2,83a3,83a4を有している。この偏心カム83は、回転軸81と各切欠き部83a1,83a2,83a3,83a4との間の距離がそれぞれ異なるように形成されており、一対の偏心カム83は、各切欠き部83a1,83a2,83a3,83a4どうしが同位相となるように、回転軸81に固定されている。上記付勢体84は、コイルバネとして形成されており、その両端部がそれぞれ回転軸81および操作レバー40の軸部41に固定されている。上記ダイヤル82は、全体として略円柱状を呈しており、このモップ絞り器Aの外部から操作レバー40の軸部41が係合している切欠き部83a1,83a2,83a3,83a4を特定することができるように、たとえば記号あるいは数字などが周面に印されている。このダイヤル82は、本実施形態では、回転軸81の一方端部に固定されている。
【0044】
上記隙間調節機構8では、ダイヤル82を手動で回転させることによって、上記隙間Lを変更することができる。すなわち、図6(a)および図6(b)からよくわかるように、ダイヤル82を回転させれば、回転軸81の回転にともなって一対の偏心カム83が回転し、操作レバー40の軸部41が係合する切欠き部83a1,83a2,83a3,83a4が変わる。このとき、回転軸81と各切欠き部83a1,83a2,83a3,83a4との間の距離は、それぞれ異なるので、操作レバー40の軸部41が平行移動し、これにより、上記隙間Lが変更される。
【0045】
上記ペダル5は、図2に示すように、上記容器本体1に対して回動可能に支持されたペダルアーム51と、このペダルアーム51を回動させるための踏部52とを備えている。ペダルアーム51は、図1に示すように、上記本体1の側面1aの外部に配置された一対のアーム本体51aと、一対のアーム本体51a間を掛け渡すように配置された先端板部51bとを有し、アーム本体51aの基端部が、上記容器本体1のスカート部11(上記枠体12)の一端部に取り付けたリベット54などにより回動可能に支持されている。上記踏部52は、ペダルアーム51の先端板部51bに固定されており、作業者がこれを踏み込む際に足が滑らないように、たとえば、ゴムなどにより形成されたり、その表面に凹凸あるいは凹状溝が設けられたりする。
【0046】
上記駆動手段6は、図2に示すように、第1ローラ2と一体的に回転するラチェットホイール61と、第1ローラ2の支軸22周りに回動可能に支持されたラチェットレバー62と、ラチェットレバー62に回動可能に支持されたラチェット爪63とを備えている。
【0047】
上記ラチェットホイール61は、図5に示すように、全体として略円板状を呈し、その周囲に歯部61aが設けられている。この歯部61aを形成する複数の歯のそれぞれは、ラチェットホイール61の半径方向に延びる平坦面61bを有している。上記ラチェットレバー62は、平面視において全体として扇形を呈しており、その中心が第1ローラ2の支軸22に支持されている。上記ラチェット爪63は、その先端部に、ラチェットホイール61の歯部61aに係脱可能な爪部63aが設けられており、先端面63bがラチェットホイール61の上記平坦面61bに当接するように形成されている。このラチェット爪63は、図4(a)および図4(b)に示すように、その基端部が、ラチェットレバー62における弧の部分の一端部近傍に回動可能に支持されているとともに、コイルバネ64により爪部63aがラチェットホイール61の歯部61aに係合する方向に回動するように常時付勢されている。
【0048】
上記駆動手段6では、図4(a)および図4(b)に示すように、ラチェットレバー62が所定の方向に回動するときには、ラチェット爪63の爪部63aとラチェットホイール61の歯部61aとが相互係合することによって、ラチェットホイール61は、上記平坦面61bがラチェット爪63の上記先端面63bに押されて、同図において反時計周り(正方向)に回転するように構成されている。このようにしてラチェットホイール61が正方向に回転した際には、これにともなって第1ローラ2が正方向に軸転させられ、これにより、第1ローラ2と第2ローラ3との間に狭持されたモップMの布部N(図3参照)を絞りつつ上方に押し上げることができる。
【0049】
一方、ラチェットレバー62が上記所定の方向とは逆の方向に回動するときには、ラチェット爪63は、ラチェットホイール61の歯部61aに爪部63aが乗り上げるように回動し、ラチェット爪63の爪部63aとラチェットホイール61の歯部61aとの相互係合状態が解除されることにより、上記ラチェットホイール61が回転しないように構成されている。
【0050】
このような駆動手段6は、そのラチェットレバー62が上記ペダル5のペダルアーム51にリンク53を介して連結されており、ペダルアーム51の回動に連動して作動するように構成されている。より詳細には、ラチェットレバー62における弧の部分の他端部近傍と、ペダルアーム51におけるアーム本体51aの中間部とがリンク53を介して連結されており、ペダル5の踏部52を踏み込んでペダルアーム51を回動させた際に、ラチェットレバー62が上記所定の方向に回動するように構成されている。すなわち、ペダル5の踏部52を踏み込むことによって、第1ローラ2と第2ローラ3との間に狭持されたモップの布部を絞りつつ上方に押し上げることができる。
【0051】
また、ラチェットレバー62は、図4(a)からよくわかるように、上記所定の方向とは逆の方向に回動するように、コイルバネ65により常時付勢されている。これにより、ペダルアーム51は、踏部52が上昇する方向に回動するように付勢される。したがって、自然状態にある踏部52における床面からの高さを比較的高い状態のまま維持することができるので、踏部52の踏みしろを確保することができる。したがって、ペダル5の操作を確実に行うことができる。
【0052】
また、ペダル5を踏み込んだ後、その荷重を解除すれば、ラチェットレバー62がコイルバネ65の付勢力により上記所定の方向とは逆の方向に回動し、ラチェット爪63および踏部52が自動的に元の位置に復帰することになる。したがって、再び踏部52を踏み込む際に、ペダル5を手動により原点復帰させる必要がなく、ペダル操作を容易に行うことができる。なお、このとき、上記ラチェットホイール61は回転しないので、第1ローラ2と第2ローラ3との間に狭持されたモップの布部は、上方に押し上げられたままの状態が維持される。したがって、ペダル5の踏部52を再び踏み込めば、モップの布部の他の部分を絞りつつモップの布部をさらに上方に押し上げることができる。このようなペダル5の操作を繰り返せば、モップの布部を全体にわたって絞ることができるとともに、モップの布部をこのモップ絞り器Aの外部に排出することができる。
【0053】
上記構成を有するモップ絞り器Aを使用する場合には、予め、図6(a)および図6(b)に示すように、上記隙間調節機構8のダイヤル82を回転させることによって、第2ローラ3に近接位置をとらせる際における第1ローラ2と第2ローラ3との間の隙間Lが、使用するモップの布部の厚みに応じた値となるようにしておく。これにより、モップの布部を、第1ローラ2と第2ローラ3との間で適正な圧力で狭持することができる。
【0054】
そして、容器本体1内でモップの布部を洗浄した後、モップを軽く上方に持ち上げて、図3に示すように、上記操作手段4のハンドルバー43を第1ローラ2の方に倒すようにして操作レバー40を回動させることにより、モップMの布部Nを第1ローラ2と第2ローラ3との間で狭持させる。これにより、モップMの布部Nは、容易に降下しないので、モップMに対して柄Eを軽く把持する程度に支えておけばよく、作業者の腕にかかる負担を軽減することができる。
【0055】
次いで、モップの布部を第1ローラ2と第2ローラ3との間で狭持させたままの状態で、図4(a)および図4(b)に示すように、ペダル5の踏部52を数回踏み込むことにより、モップの布部を全体的に絞りつつモップの布部をこのモップ絞り器Aの外部に押し上げることができる。ここで、モップの布部を狭持した状態は、ハンドルバー43を第1ローラ2の方に倒したまま把持しておくことによって維持されるが、長さ寸法が比較的長くなるようにハンドルバー43を形成しておくことによって、作業者は、立ったままの状態でハンドルバー43を把持することが可能となる。したがって、作業者は、立ったままの状態でペダル5の踏部52を踏み込むことができる。このように、このモップ絞り器Aを用いれば、作業者は、比較的力の強い脚力で上記駆動手段6を操作することができるので、従来例のように、腰を曲げた姿勢をとったり、モップを腕力で引き上げたりする必要がなく、腰や腕に負担がかかるのを防止することができる。その結果、作業者は、身体に負担をかけることなく、モップの布部を容易に絞ることができる。
【0056】
もちろん、この発明の範囲は上述した実施の形態に限定されるものではない。たとえば、上記隙間調節機構8においては、図6(a)および図6(b)に示すように、偏心カム83の上記回転軸81は、これと第2ローラ3の支軸32との間に、操作手段4の軸部41が位置するように配置されているが、偏心カム83の回転軸81を第2ローラ3の支軸32と操作手段4の軸部41との間に配置してもよい。この場合、両端が操作手段4の軸部41および偏心カム83の回転軸81にそれぞれ固定された上記付勢体84の付勢力によって、第1ローラ2と第2ローラ3との間の距離が維持されることとなるので、厚み寸法が非常に大なるモップの布部を絞るときなど、モップの布部に非常に大きな狭持力がかかる際には、付勢体84の付勢力に逆らって操作手段4の軸部41が後退することが可能となる。したがって、操作手段4の軸部41や、第1および第2ローラの支軸22,32、あるいは、偏心カム83の回転軸81が折れ曲がるなど、破損するのを防止することができる。なお、このような場合、操作手段4の操作レバー40の側板42aに切欠きなどを設けておき、操作レバー40を回動操作した際に、この切欠き内に偏心カム83の回転軸81が係合するように構成しておけば、操作レバー40の回動が偏心カム83の回転軸81に妨げられることはない。
【0057】
また、上記容器本体1に取っ手や、キャスタを取り付けることにより、このモップ絞り器を容易に運搬することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明に係るモップ絞り器の一例を示す概略斜視図である。
【図2】 図1に示すモップ絞り器の内部構造を示す概略斜視図である。
【図3】 図1のモップ絞り器における操作手段の作用を説明するための側面図である。
【図4】 図1のモップ絞り器における駆動手段の作用を説明するための側面図であり、(a)は、ペダルの踏部を踏む前の状態を示し、(b)は、ペダルの踏部を踏んだときの状態を示す。
【図5】 図4におけるラチェットホイールを拡大して示す側面図である。
【図6】 (a)および(b)は、図1のモップ絞り器における隙間調節機構の作用を説明するための側面図である。
【図7】 図1に示すモップ絞り器における排水口を拡大して示す概略斜視図である。
【図8】 図1に示すモップ絞り器における操作レバーの接続構造を拡大して示す概略斜視図である。
【図9】 従来のモップ絞り器の一例を示す概略側面図である。
【図10】 図9に示すモップ絞り器に手動ハンドルを取り付けた状態を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
1 容器本体
2 第1ローラ
3 第2ローラ
4 操作手段
5 ペダル
6 駆動手段
8 隙間調節機構
13 排水口
32 (第2ローラの)支軸
40 操作レバー
41 (操作レバーの)軸部
51 ペダルアーム
52 踏部
61 ラチェットホイール
62 ラチェットレバー
63 ラチェット爪
81 (隙間調節機構の)回転軸
82 ダイヤル
83 偏心カム
83a (偏心カムの)切欠き部
84 付勢体
A モップ絞り器

Claims (2)

  1. 容器本体と、この容器本体に対して定位置で軸転可能な第1ローラと、上記第1ローラと平行に配置された軸転自在な第2ローラと、上記第2ローラを上記第1ローラに対して近接離間自在に往復移動させる操作手段とを備えており、上記操作手段により上記第2ローラに近接位置をとらせた際に、上記第1ローラと上記第2ローラとの間でモップの布部を狭持するように構成されているモップ絞り器であって、
    上記容器本体に対して回動可能に支持されたペダルアーム、およびこのペダルアームを回動させるための踏部を有するペダルと、
    上記ペダルアームの回動に連動して、上記第1ローラと上記第2ローラとの間で狭持されたモップの布部を絞りつつ上方に押し上げるように、上記第1ローラおよび上記第2ローラのいずれか一方を一方向に軸転させる駆動手段と、
    上記操作手段によって上記第2ローラに上記第1ローラに対する近接位置をとらせた際における上記第2ローラと上記第1ローラとの間の隙間を、上記操作手段の上記容器本体に対する位置を規定する基点の位置を変更することにより調節可能な隙間調節機構と、
    をさらに備えているとともに、
    上記操作手段は、上記第1ローラの支軸と平行に配置された上記基点としての軸部が備えられた操作レバーを回動させることにより、上記第2ローラの往復移動を達成するように構成されており、
    上記隙間調節機構は、上記操作レバーの上記軸部の位置を変更することができるように構成されていることを特徴とする、モップ絞り器。
  2. 上記隙間調節機構は、上記容器本体に対して定位置で回転可能な回転軸と、この回転軸を回転させるためのダイヤルと、上記回転軸の両端部に設けられ、かつ上記操作レバーの上記軸部の両端がそれぞれ選択的に係合可能な複数の切欠き部を周縁に備えた一対の偏心カムと、上記操作レバーの上記軸部を上記回転軸に向けて常時近接させるように付勢する付勢体とを有する、請求項に記載のモップ絞り器。
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