JP2003052564A - 温水シャワー内蔵の浴用いす - Google Patents
温水シャワー内蔵の浴用いすInfo
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- JP2003052564A JP2003052564A JP2001280739A JP2001280739A JP2003052564A JP 2003052564 A JP2003052564 A JP 2003052564A JP 2001280739 A JP2001280739 A JP 2001280739A JP 2001280739 A JP2001280739 A JP 2001280739A JP 2003052564 A JP2003052564 A JP 2003052564A
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- Japan
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- shower
- hot water
- chair
- backrest
- bath
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のシャワーは老人や身体の不自由な
人が、家庭で安易に使用することが難しいという難点が
あった。また、背面はいすの背もたれに接し、身体全体
にシャワーをかけて暖まることができない課題があっ
た。 【解決手段】 いすの内部を空洞にして温水を貯め、背
もたれに設けた凸部で背中をいすの背もたれへの密着を
防いで背当てに付設したシャワーの吐出口と流出口から
の温水を身体に当て、腰掛け部分にシャワーを設け、シ
ャワーの外側に設置したドーナツ型のクッションとの間
に貫通孔を設けた。
人が、家庭で安易に使用することが難しいという難点が
あった。また、背面はいすの背もたれに接し、身体全体
にシャワーをかけて暖まることができない課題があっ
た。 【解決手段】 いすの内部を空洞にして温水を貯め、背
もたれに設けた凸部で背中をいすの背もたれへの密着を
防いで背当てに付設したシャワーの吐出口と流出口から
の温水を身体に当て、腰掛け部分にシャワーを設け、シ
ャワーの外側に設置したドーナツ型のクッションとの間
に貫通孔を設けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、シャワー設備を
設けた浴室用いすに関している。
設けた浴室用いすに関している。
【０００２】
【従来の技術】従来のシャワー設備は、浴室の洗い場に
備えられたハンドシャワー具が主体である。老人、身体
障害者、病床人等の起立困難な人用に車椅子のままシャ
ワーを浴びる方式や、座ったままシャワーを浴びること
のできる座位式シャワーも考えられてきた。
備えられたハンドシャワー具が主体である。老人、身体
障害者、病床人等の起立困難な人用に車椅子のままシャ
ワーを浴びる方式や、座ったままシャワーを浴びること
のできる座位式シャワーも考えられてきた。
【０００３】
【発明の解決しようとする課題】このように、開発され
てきたシャワー装置は、単体のシャワーか大掛かりなシ
ャワー装置となり、家庭で安易に使用することが難しい
という難点があった。また、背面はいすの背もたれに接
し、身体全体にシャワーをかけて暖まることができない
課題があった。
てきたシャワー装置は、単体のシャワーか大掛かりなシ
ャワー装置となり、家庭で安易に使用することが難しい
という難点があった。また、背面はいすの背もたれに接
し、身体全体にシャワーをかけて暖まることができない
課題があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明においては、浴
用いす全体を合成樹脂で、内部を空洞に製造し、表面に
ゴムを使用し、いすを固定するために、いすの足の裏に
吸盤を装着している。いすの内部の空洞部分には、温水
を貯蔵するので、いす全体に重みがつくと共に、暖かい
状態を保つことができる。温水をいすに供給するため
に、ワンタッチで装着できる専用のホースを浴室の蛇口
に装着し、蛇口から温水を給湯するので、手間を掛けず
にシャワーから温水を吐出することができる。
用いす全体を合成樹脂で、内部を空洞に製造し、表面に
ゴムを使用し、いすを固定するために、いすの足の裏に
吸盤を装着している。いすの内部の空洞部分には、温水
を貯蔵するので、いす全体に重みがつくと共に、暖かい
状態を保つことができる。温水をいすに供給するため
に、ワンタッチで装着できる専用のホースを浴室の蛇口
に装着し、蛇口から温水を給湯するので、手間を掛けず
にシャワーから温水を吐出することができる。
【０００５】シャワーの吐出口を背面に５カ所、座位部
に１カ所設け、首から下部をシャワーで流し、左右２カ
所に温水の噴出口を設けて、両肩に滝のように流れ落ち
るようにしている。
に１カ所設け、首から下部をシャワーで流し、左右２カ
所に温水の噴出口を設けて、両肩に滝のように流れ落ち
るようにしている。
【０００６】背中がいすの背もたれに密着するとシャワ
ーの効果が薄れるため、いすの背もたれに凸部を設け、
背中が凸部に当たるようにして、背中とシャワーの間に
間隙を設けている。
ーの効果が薄れるため、いすの背もたれに凸部を設け、
背中が凸部に当たるようにして、背中とシャワーの間に
間隙を設けている。
【０００７】座位部はドーナツ型クッションの中央に、
シャワーを下がった位置に設置し、クッションとシャワ
ーの間に腰掛けの上から下まで貫通した孔を設け、局部
を洗った温水が腰掛けの下へ流れ落ちるようにしてい
る。
シャワーを下がった位置に設置し、クッションとシャワ
ーの間に腰掛けの上から下まで貫通した孔を設け、局部
を洗った温水が腰掛けの下へ流れ落ちるようにしてい
る。
【０００８】
【発明の実施の形態】このように、この発明におけるシ
ャワー内蔵の浴用いすにおいては、使用者の背丈に合わ
せてシャワーや肩部の噴出口において、吐出角度を上中
下と切り替えるようにすることも可能である。
ャワー内蔵の浴用いすにおいては、使用者の背丈に合わ
せてシャワーや肩部の噴出口において、吐出角度を上中
下と切り替えるようにすることも可能である。
【０００９】背もたれに装着した凸部も、突き出す長さ
を変更可能として、シャワーと背中との距離を変えるこ
ともできる。
を変更可能として、シャワーと背中との距離を変えるこ
ともできる。
【００１０】肩部の温水吐出口の突き出す長さを変更可
能として、肥満の人も満足して使用できるようにするこ
とも可能である。
能として、肥満の人も満足して使用できるようにするこ
とも可能である。
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
１はこの発明の温水シャワー内蔵の浴用いすの正面図で
ある。本体１の温水シャワー内蔵の浴用いすは合成樹脂
でいすの形状に形成したものである。両足５に吸盤６を
装着して、本体１が動かないようにしている。足５の上
部はひじ掛け４になっていて、ひじを乗せたり、掴まっ
たりできるようになっている。本体１の内部は空洞にな
っていて、図２に示すように、温水を貯蔵するタンク１
１になっている。
１はこの発明の温水シャワー内蔵の浴用いすの正面図で
ある。本体１の温水シャワー内蔵の浴用いすは合成樹脂
でいすの形状に形成したものである。両足５に吸盤６を
装着して、本体１が動かないようにしている。足５の上
部はひじ掛け４になっていて、ひじを乗せたり、掴まっ
たりできるようになっている。本体１の内部は空洞にな
っていて、図２に示すように、温水を貯蔵するタンク１
１になっている。
【００１１】合成樹脂製であるので、軽く、使い易い設
計になっていて、浴室に設置が容易である。使用者が、
本体１のいすを使用する際は、図４および図６に示すよ
うに、腰掛け３に設置するドーナツ型のクッション１３
に空気を入れて高さと座り心地を設定する。
計になっていて、浴室に設置が容易である。使用者が、
本体１のいすを使用する際は、図４および図６に示すよ
うに、腰掛け３に設置するドーナツ型のクッション１３
に空気を入れて高さと座り心地を設定する。
【００１２】図１および図３に本体１のいすの上部は枕
８になっていて、頭を当ててくつろげるようになってい
る。背もたれ２には５カ所のシャワー９の吐出口が用意
されている。シャワー９が効果的に背中を流すように、
背もたれ２の６カ所に設置した凸部１２に使用者の背中
が当たり、背もたれ２と背中が密着しないようにしてい
る。凸部１２は２個ずつ３列に並ぶように配置されてい
る。この凸部１２の上方にシャワー９が配置され、首、
背中、腰の３カ所を暖めるようになっている。
８になっていて、頭を当ててくつろげるようになってい
る。背もたれ２には５カ所のシャワー９の吐出口が用意
されている。シャワー９が効果的に背中を流すように、
背もたれ２の６カ所に設置した凸部１２に使用者の背中
が当たり、背もたれ２と背中が密着しないようにしてい
る。凸部１２は２個ずつ３列に並ぶように配置されてい
る。この凸部１２の上方にシャワー９が配置され、首、
背中、腰の３カ所を暖めるようになっている。
【００１３】身体の前部を洗うために、肩の上から温水
が流れ落ちるように、肩の上方に肩部の流出口１１を左
右２カ所に設け、両肩から身体の前後部に温水が滝のよ
うに流れ落ちるようにしている。
が流れ落ちるように、肩の上方に肩部の流出口１１を左
右２カ所に設け、両肩から身体の前後部に温水が滝のよ
うに流れ落ちるようにしている。
【００１４】図２に示すように、側面から本体１のいす
を見ると、肩部の流出口１１が突出し、凸部１２によ
り、背もたれ２から背中を浮いた状態に保持できること
が理解できる。本体１のいすの下部に専用のホースを装
着する、ホース装着部１５が用意されている。ホース装
着部１５を左右に設置することで、浴室に本体１を設置
する際の向きに対応するようにすることもできる。
を見ると、肩部の流出口１１が突出し、凸部１２によ
り、背もたれ２から背中を浮いた状態に保持できること
が理解できる。本体１のいすの下部に専用のホースを装
着する、ホース装着部１５が用意されている。ホース装
着部１５を左右に設置することで、浴室に本体１を設置
する際の向きに対応するようにすることもできる。
【００１５】図４、図５および図６に示すように、腰掛
け３の中央にシャワー１０が設置されている。シャワー
１０の周囲に腰掛け３の下迄貫通する貫通孔１４を設け
ていて、貫通孔１４の周囲にドーナツ型クッション１３
を設置するようになっている。ドーナツ型クッション１
３は空気を注入して弾力性を持たせ、座高の調整を可能
とするように、タイヤ製ゴムを使用している。このタイ
ヤ製ゴム素材は人肌に優しく、熱さ、寒さにも強く丈夫
であるため、本体１のいすの足以外の表面にも使用して
いる。
け３の中央にシャワー１０が設置されている。シャワー
１０の周囲に腰掛け３の下迄貫通する貫通孔１４を設け
ていて、貫通孔１４の周囲にドーナツ型クッション１３
を設置するようになっている。ドーナツ型クッション１
３は空気を注入して弾力性を持たせ、座高の調整を可能
とするように、タイヤ製ゴムを使用している。このタイ
ヤ製ゴム素材は人肌に優しく、熱さ、寒さにも強く丈夫
であるため、本体１のいすの足以外の表面にも使用して
いる。
【００１６】腰掛け３に設置したシャワー１０の吐出穴
は大きめにして、局部に当たる温水の刺激を減少してい
る。局部を洗浄した温水は貫通孔１４より腰掛けの下に
流れ落ちるので、衛生的である。
は大きめにして、局部に当たる温水の刺激を減少してい
る。局部を洗浄した温水は貫通孔１４より腰掛けの下に
流れ落ちるので、衛生的である。
【００１７】温水の注入は、蛇口から専用ホースを使用
して注入し、図２に示すように、タンク１１に貯水し、
吐出口および流出口より外に流れ出るようになってい
る。レバーコントロールで温水の流出や流入を制御でき
るように、本体１にレバースイッチを設置している。温
水の流出に加圧が必要な場合は、ポンプを併用すること
で対処できる。
して注入し、図２に示すように、タンク１１に貯水し、
吐出口および流出口より外に流れ出るようになってい
る。レバーコントロールで温水の流出や流入を制御でき
るように、本体１にレバースイッチを設置している。温
水の流出に加圧が必要な場合は、ポンプを併用すること
で対処できる。
【００１８】
【発明の効果】老人や体の不自由な人が、腰掛けたまま
全身の温水シャワーや流水を浴びることができる。
全身の温水シャワーや流水を浴びることができる。
【００１９】局部を腰掛けたまま洗うことができる。
【００２０】温水の供給が簡単に行える。
【００２１】コンパクトで軽量であるため、各家庭の浴
室で使用することができ、持ち運びや設置が容易であ
る。
室で使用することができ、持ち運びや設置が容易であ
る。
【図１】この発明の温水シャワー内蔵の浴用いすの正面
図
図
【図２】この発明の温水シャワー内蔵の浴用いすの側面
図
図
【図３】背もたれの斜視図
【図４】腰掛けの説明図
【図５】腰掛けの説明図
【図６】腰掛けに使用するクッションの説明図
１ 本体
２ 背もたれ
３ 腰掛け
４ ひじ掛け
５ 足
６ 吸盤
７ クッション
８ 枕
９ シャワー
１０ シャワー
１１ 肩部流出口
１２ 凸部
１３ ドーナツ型クッション
１４ 貫通孔
１５ ホース装着部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１３年１２月１４日（２００１．１２．
１４）
１４）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 温水シャワー内蔵の浴用いす
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、シャワー設備を
設けた浴室用いすに関している。
設けた浴室用いすに関している。
【０００２】
【従来の技術】従来のシャワー設備は、浴室の洗い場に
備えられたハンドシャワー具が主体である。老人、身体
障害者、病床人等の起立困難な人用に車椅子のままシャ
ワーを浴びる方式や、座ったままシャワーを浴びること
のできる座位式シャワーも考えられてきた。
備えられたハンドシャワー具が主体である。老人、身体
障害者、病床人等の起立困難な人用に車椅子のままシャ
ワーを浴びる方式や、座ったままシャワーを浴びること
のできる座位式シャワーも考えられてきた。
【０００３】
【発明の解決しようとする課題】このように、開発され
てきたシャワー装置は、単体のシャワーか大掛かりなシ
ャワー装置となり、家庭で安易に使用することが難しい
という難点があった。また、背面はいすの背もたれに接
し、身体全体にシャワーをかけて暖まることができない
課題があった。
てきたシャワー装置は、単体のシャワーか大掛かりなシ
ャワー装置となり、家庭で安易に使用することが難しい
という難点があった。また、背面はいすの背もたれに接
し、身体全体にシャワーをかけて暖まることができない
課題があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明においては、浴
用いす全体を合成樹脂で、内部を空洞に製造し、表面に
ゴムを使用し、いすを固定するために、いすの足の裏に
吸盤を装着している。いすの内部の空洞部分には、温水
を貯蔵するので、いす全体に重みがつくと共に、暖かい
状態を保つことができる。温水をいすに供給するため
に、ワンタッチで装着できる専用のホースを浴室の蛇口
に装着し、蛇口から温水を給湯するので、手間を掛けず
にシャワーから温水を吐出することができる。
用いす全体を合成樹脂で、内部を空洞に製造し、表面に
ゴムを使用し、いすを固定するために、いすの足の裏に
吸盤を装着している。いすの内部の空洞部分には、温水
を貯蔵するので、いす全体に重みがつくと共に、暖かい
状態を保つことができる。温水をいすに供給するため
に、ワンタッチで装着できる専用のホースを浴室の蛇口
に装着し、蛇口から温水を給湯するので、手間を掛けず
にシャワーから温水を吐出することができる。
【０００５】シャワーの吐出口を背面に５カ所、座位部
に１カ所設け、首から下部をシャワーで流し、左右２カ
所に温水の流出口を設けて、両肩に滝のように流れ落ち
るようにしている。
に１カ所設け、首から下部をシャワーで流し、左右２カ
所に温水の流出口を設けて、両肩に滝のように流れ落ち
るようにしている。
【０００６】背中がいすの背もたれに密着するとシャワ
ーの効果が薄れるため、いすの背もたれに凸部を設け、
背中が凸部に当たるようにして、背中とシャワーの間に
間隙を設けている。
ーの効果が薄れるため、いすの背もたれに凸部を設け、
背中が凸部に当たるようにして、背中とシャワーの間に
間隙を設けている。
【０００７】座位部はドーナツ型クッションの中央に、
シャワーを下がった位置に設置し、クッションとシャワ
ーの間に腰掛けの上から下まで貫通した孔を設け、局部
を洗った温水が腰掛けの下へ流れ落ちるようにしてい
る。
シャワーを下がった位置に設置し、クッションとシャワ
ーの間に腰掛けの上から下まで貫通した孔を設け、局部
を洗った温水が腰掛けの下へ流れ落ちるようにしてい
る。
【０００８】
【発明の実施の形態】このように、この発明におけるシ
ャワー内蔵の浴用いすにおいては、使用者の背丈に合わ
せてシャワーや肩部の流出口において、流出角度を上中
下と切り替えるようにすることも可能である。
ャワー内蔵の浴用いすにおいては、使用者の背丈に合わ
せてシャワーや肩部の流出口において、流出角度を上中
下と切り替えるようにすることも可能である。
【０００９】背もたれに装着した凸部も、突き出す長さ
を変更可能として、シャワーと背中との距離を変えるこ
ともできる。
を変更可能として、シャワーと背中との距離を変えるこ
ともできる。
【００１０】肩部の温水流出口の突き出す長さを変更可
能として、肥満の人も満足して使用できるようにするこ
とも可能である。
能として、肥満の人も満足して使用できるようにするこ
とも可能である。
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
１はこの発明の温水シャワー内蔵の浴用いすの正面図で
ある。本体１の温水シャワー内蔵の浴用いすは合成樹脂
でいすの形状に形成したものである。両足５に吸盤６を
装着して、本体１が動かないようにしている。足５の上
部はひじ掛け４になっていて、ひじを乗せたり、掴まっ
たりできるようになっている。本体１の内部は空洞にな
っていて、図２に示すように、温水を貯蔵するタンク１
６になっている。
１はこの発明の温水シャワー内蔵の浴用いすの正面図で
ある。本体１の温水シャワー内蔵の浴用いすは合成樹脂
でいすの形状に形成したものである。両足５に吸盤６を
装着して、本体１が動かないようにしている。足５の上
部はひじ掛け４になっていて、ひじを乗せたり、掴まっ
たりできるようになっている。本体１の内部は空洞にな
っていて、図２に示すように、温水を貯蔵するタンク１
６になっている。
【００１１】合成樹脂製であるので、軽く、使い易い設
計になっていて、浴室に設置が容易である。使用者が、
本体１のいすを使用する際は、図４および図６に示すよ
うに、腰掛け３に設置するドーナツ型のクッション１３
に空気を入れて高さと座り心地を設定する。
計になっていて、浴室に設置が容易である。使用者が、
本体１のいすを使用する際は、図４および図６に示すよ
うに、腰掛け３に設置するドーナツ型のクッション１３
に空気を入れて高さと座り心地を設定する。
【００１２】図１および図３に本体１のいすの上部は枕
８になっていて、頭を当ててくつろげるようになってい
る。背もたれ２には５カ所のシャワー９の吐出口が用意
されている。シャワー９が効果的に背中を流すように、
背もたれ２の６カ所に設置した凸部１２に使用者の背中
が当たり、背もたれ２と背中が密着しないようにしてい
る。凸部１２は２個ずつ３列に並ぶように配置されてい
る。この凸部１２の上方にシャワー９が配置され、首、
背中、腰の３カ所を暖めるようになっている。
８になっていて、頭を当ててくつろげるようになってい
る。背もたれ２には５カ所のシャワー９の吐出口が用意
されている。シャワー９が効果的に背中を流すように、
背もたれ２の６カ所に設置した凸部１２に使用者の背中
が当たり、背もたれ２と背中が密着しないようにしてい
る。凸部１２は２個ずつ３列に並ぶように配置されてい
る。この凸部１２の上方にシャワー９が配置され、首、
背中、腰の３カ所を暖めるようになっている。
【００１３】身体の前部を洗うために、肩の上から温水
が流れ落ちるように、肩の上方に肩部の流出口１１を左
右２カ所に設け、両肩から身体の前後部に温水が滝のよ
うに流れ落ちるようにしている。
が流れ落ちるように、肩の上方に肩部の流出口１１を左
右２カ所に設け、両肩から身体の前後部に温水が滝のよ
うに流れ落ちるようにしている。
【００１４】図２に示すように、側面から本体１のいす
を見ると、肩部の流出口１１が突出し、凸部１２によ
り、背もたれ２から背中を浮いた状態に保持できること
が理解できる。本体１のいすの下部に専用のホースを装
着する、ホース装着部１５が用意されている。ホース装
着部１５を左右に設置することで、浴室に本体１を設置
する際の向きに対応するようにすることもできる。
を見ると、肩部の流出口１１が突出し、凸部１２によ
り、背もたれ２から背中を浮いた状態に保持できること
が理解できる。本体１のいすの下部に専用のホースを装
着する、ホース装着部１５が用意されている。ホース装
着部１５を左右に設置することで、浴室に本体１を設置
する際の向きに対応するようにすることもできる。
【００１５】図４、図５および図６に示すように、腰掛
け３の中央にシャワー１０が設置されている。シャワー
１０の周囲に腰掛け３の下迄貫通する貫通孔１４を設け
ていて、貫通孔１４の周囲にドーナツ型クッション１３
を設置するようになっている。ドーナツ型クッション１
３は空気を注入して弾力性を持たせ、座高の調整を可能
とするように、タイヤ製ゴムを使用している。このタイ
ヤ製ゴム素材は人肌に優しく、熱さ、寒さにも強く丈夫
であるため、本体１のいすの足以外の表面にも使用して
いる。
け３の中央にシャワー１０が設置されている。シャワー
１０の周囲に腰掛け３の下迄貫通する貫通孔１４を設け
ていて、貫通孔１４の周囲にドーナツ型クッション１３
を設置するようになっている。ドーナツ型クッション１
３は空気を注入して弾力性を持たせ、座高の調整を可能
とするように、タイヤ製ゴムを使用している。このタイ
ヤ製ゴム素材は人肌に優しく、熱さ、寒さにも強く丈夫
であるため、本体１のいすの足以外の表面にも使用して
いる。
【００１６】腰掛け３に設置したシャワー１０の吐出穴
は大きめにして、局部に当たる温水の刺激を減少してい
る。局部を洗浄した温水は貫通孔１４より腰掛けの下に
流れ落ちるので、衛生的である。
は大きめにして、局部に当たる温水の刺激を減少してい
る。局部を洗浄した温水は貫通孔１４より腰掛けの下に
流れ落ちるので、衛生的である。
【００１７】温水の注入は、蛇口から専用ホースを使用
して注入し、図２に示すように、タンク１６に貯水し、
吐出口および流出口より外に流れ出るようになってい
る。レバーコントロールで温水の流出や流入を制御でき
るように、本体１にレバースイッチを設置している。温
水の流出に加圧が必要な場合は、ポンプを併用すること
で対処できる。
して注入し、図２に示すように、タンク１６に貯水し、
吐出口および流出口より外に流れ出るようになってい
る。レバーコントロールで温水の流出や流入を制御でき
るように、本体１にレバースイッチを設置している。温
水の流出に加圧が必要な場合は、ポンプを併用すること
で対処できる。
【００１８】
【発明の効果】老人や体の不自由な人が、腰掛けたまま
全身の温水シャワーや流水を浴びることができる。
全身の温水シャワーや流水を浴びることができる。
【００１９】局部を腰掛けたまま洗うことができる。
【００２０】温水の供給が簡単に行える。
【００２１】コンパクトで軽量であるため、各家庭の浴
室で使用することができ、持ち運びや設置が容易であ
る。
室で使用することができ、持ち運びや設置が容易であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の温水シャワー内蔵の浴用いすの正面
図
図
【図２】この発明の温水シャワー内蔵の浴用いすの側面
図
図
【図３】背もたれの斜視図
【図４】腰掛けの説明図
【図５】腰掛けの説明図
【図６】腰掛けに使用するクッションの説明図
【符号の説明】
１ 本体
２ 背もたれ
３ 腰掛け
４ ひじ掛け
５ 足
６ 吸盤
７ クッション
８ 枕
９ シャワー
１０ シャワー
１１ 肩部流出口
１２ 凸部
１３ ドーナツ型クッション
１４ 貫通孔
１５ ホース装着部
１６ タンク
【手続補正２】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図２】
【図３】
【図６】
【図１】
【図４】
【図５】
Claims (4)
- 【請求項１】いすの内部を空洞にして温水を貯め、背も
たれに設けた凸部で背中をいすの背もたれへの密着を防
いで背当てに付設したシャワーの吐出口と流出口からの
温水を身体に当て、腰掛け部分にシャワーを設け、シャ
ワーの外側に設置したドーナツ型のクッションとの間に
貫通孔を設けたことを特徴とする温水シャワー内蔵の浴
用いす。 - 【請求項２】いすの全体を合成樹脂で形成し、両足部分
に吸盤を装着したことを特徴とする請求項１に記載の温
水シャワー内蔵の浴用いす。 - 【請求項３】いすの表素材とドーナツ型クッションにゴ
ム素材を使用し、クッションに空気を注入して弾力性と
高さ調節を可能としたことを特徴とした請求項１及び２
に記載の温水シャワー内蔵の浴用いす。 - 【請求項４】足部を除いたいすの表素材にゴム素材を使
用し、いすの背もたれに６カ所の凸部を設け、頸部１カ
所、背中の中央部に２カ所、腰部に２カ所の温水シャワ
ー吐出口と、肩部の２カ所に温水噴出口を設置し、腰掛
けに１カ所の温水シャワー吐出口を設置したことを特徴
とする請求項１、２及び３に記載の温水シャワー内蔵の
浴用いす。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001280739A JP2003052564A (ja) | 2001-08-13 | 2001-08-13 | 温水シャワー内蔵の浴用いす |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001280739A JP2003052564A (ja) | 2001-08-13 | 2001-08-13 | 温水シャワー内蔵の浴用いす |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003052564A true JP2003052564A (ja) | 2003-02-25 |
Family
ID=19104680
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001280739A Pending JP2003052564A (ja) | 2001-08-13 | 2001-08-13 | 温水シャワー内蔵の浴用いす |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
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Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007268160A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Toto Ltd | シャワー浴装置 |
| US8091158B2 (en) | 2006-03-31 | 2012-01-10 | Toto, Ltd. | Shower bathing apparatus |
| AT512188A4 (de) * | 2012-05-16 | 2013-06-15 | A Oe Krankenhaus St Josef Braunau Gmbh | Entbindungssitz für Gebärende |
| CN108577615A (zh) * | 2018-04-11 | 2018-09-28 | 江阴市友邦家居用品有限公司 | 一种用于老人洗澡的环保座椅 |
-
2001
- 2001-08-13 JP JP2001280739A patent/JP2003052564A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007268160A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Toto Ltd | シャワー浴装置 |
| US8091158B2 (en) | 2006-03-31 | 2012-01-10 | Toto, Ltd. | Shower bathing apparatus |
| AT512188A4 (de) * | 2012-05-16 | 2013-06-15 | A Oe Krankenhaus St Josef Braunau Gmbh | Entbindungssitz für Gebärende |
| AT512188B1 (de) * | 2012-05-16 | 2013-06-15 | A Oe Krankenhaus St Josef Braunau Gmbh | Entbindungssitz für Gebärende |
| CN108577615A (zh) * | 2018-04-11 | 2018-09-28 | 江阴市友邦家居用品有限公司 | 一种用于老人洗澡的环保座椅 |
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