JP2003052147A - 振動発生用モータ - Google Patents

振動発生用モータ

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JP2003052147A
JP2003052147A JP2001239867A JP2001239867A JP2003052147A JP 2003052147 A JP2003052147 A JP 2003052147A JP 2001239867 A JP2001239867 A JP 2001239867A JP 2001239867 A JP2001239867 A JP 2001239867A JP 2003052147 A JP2003052147 A JP 2003052147A
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vibration generating
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generating motor
conductive
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JP2001239867A
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Akihide Ishino
晶英 石野
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  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 交換作業を容易に行うことができるととも
に、落下等による衝撃に対して耐久性を持った振動発生
用モータを提供する。 【解決手段】 軸上に重り2が取り付けられた駆動軸3
を回転させるモータ本体1と、モータ本体1と駆動軸3
とを覆う中空柱型形状の導電性を有するケースであっ
て、その一端面に駆動軸3の先端部を支持するための穴
部が備えられた導電性筒型ケース4と、導電性筒型ケー
ス4に装着される一端面が閉塞された筒型形状の絶縁性
を有するキャップであって、その表面に導電性を有する
導電性金属突起6が備えられた絶縁性キャップ5とを備
え、モータ本体1の一電極が導電性筒型ケース4に電気
的に接続され、モータ本体1の他の電極が導電性金属突
起6に電気的に接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機等の装
置に組み込まれる振動発生用モータに関する。
【0002】
【従来の技術】振動により着信等をユーザに通知するバ
イブレータ機能を有する携帯電話機には、振動を発生す
るための振動発生用モータが組み込まれている。また、
そのような振動発生用モータは、携帯電話機に限らず他
の装置に組み込まれていることもある。
【0003】振動発生用モータは、例えば、図11に示
すように、電極としてリード線電極11が使用され、そ
のリード線電極の先端がケース筐体に備え付けられてい
る基板にはんだ付けされることによって、ケース筐体に
固定される。また、はんだ付けの作業をなくすために、
図12に示すように、リード線電極11の代わりにスプ
リングピン12が用いられ、そのスプリングピン12が
基板に接触することによって、ケース筐体に固定される
こともある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、振動発生用モ
ータは、ケース筐体に固定されているので、振動発生用
モータに不良が発生した等の理由で振動発生用モータを
交換する場合には、一度、携帯電話機本体を分解する必
要が生ずる。そのため、交換作業に長時間要したり、振
動用モータの交換に起因して、携帯電話機内の他の部品
を損傷してしまうといったような二次的な不具合が発生
することがある。
【0005】また、近年、携帯電話機は小型化の傾向に
あるので、それに組み込まれる振動発生用モータも小型
化の傾向にある。そして、振動発生用モータは、駆動軸
におもり(分銅)が備え付けられ、駆動軸とおもりとが
一体となって回転することによって振動を発生する構成
になっているので、振動発生用モータの小型化に伴い、
駆動軸は、細くなる傾向にある。
【0006】ところが、駆動軸が細くなると、振動発生
用モータに落下等により衝撃が発生した場合には、駆動
軸に取り付けられおもりによって、駆動軸が変形する
(曲がる)可能性がある。そのため、駆動軸を回転させ
るためのモータが回転しなくなることによって、振動発
生用モータから振動が発生しなくなることがある。
【0007】そこで、本発明は、交換作業等を容易に行
うことができるとともに、落下等による衝撃に対して耐
久性を持った振動発生用モータを提供することを目的と
する。
【0008】なお、特許−2854679号公報には、
乾電池形のモータの内部に回転軸が備えられ、一極の一
部を切欠してアンバランスにした3極のアンバランスロ
ータが回転軸に設けられ、回転軸がモータ内部の一の面
および他の面に設けられた軸受にて支承されている構成
が開示されている。そして、そのモータは、回転軸が回
転することによって、振動を発生することができる。
【0009】しかし、そのモータでは、回転軸は一の面
および他の面に設けられた軸受にて支持されているの
で、回転軸が回転すると、軸受を支点として回転軸の中
央部等にたわみが発生することがある。そのため、回転
軸に取り付けられたアンバランスロータとモータ内部に
取り付けられたマグネット等とが擦れることにより、不
快音が発生することがある。
【0010】また、そのモータに備えられているアンバ
ランスロータでは、1極が切欠されて構成されているの
で、各極に均等にコイル電線を巻くことが困難である。
均等にコイル電線を巻くことができない場合には、モー
タの回転に必要な磁力を得ることができない。また、各
極にコイル電極を均等に巻くことができないと、モータ
の回転の際の消費電力が均一でなく、ばらつく。そのた
め、トータル的な消費電力が増加してしまう。
【0011】特開平9−18555号公報には、無線通
信装置に組み込まれる着信バイブレータの構成について
開示されている。その公報には、着信を通知するための
振動を発生するための振動発生用モータが無線通信装置
の電池パックの内部に収容され、ワンタッチで振動発生
用モータが着脱可能な構成が開示されている。
【0012】しかし、その公報に開示された構成では、
振動用モータは電池パックの内部に収容されるので、振
動用モータのみを無線通信装置に取り付けたりすること
等ができない。また、振動用モータが故障した等の理由
で振動用モータを交換する場合には、電池パックを分解
する必要があるので、やはり、交換作業に手間がかかっ
てしまう。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明による振動発生用
モータは、重りが取り付けられた駆動軸を回転させるモ
ータ本体と、モータ本体と駆動軸とを覆う中空柱型形状
の導電性を有するケースであって、その一端面に駆動軸
の先端部を支持するための穴部が備えられた導電性柱型
ケースと、導電性柱型ケースに装着される一端面が閉塞
された筒型形状の絶縁性を有するキャップであって、そ
の表面に導電性を有する導電性金属突起部が備えられた
絶縁性キャップとを備え、モータ本体の一電極が導電性
柱型ケースに電気的に接続され、モータ本体の他の電極
が導電性金属突起部に電気的に接続されたことを特徴と
する。
【0014】導電性柱型ケースは、円形の断面または少
なくとも1つ以上の角部を有する形状の断面を有する。
特に、導電性柱型ケースの形状を少なくとも1つ以上の
角部を有する形状とした場合には、振動発生用モータを
装置に実装する場合に、導電性柱型ケースを位置決めと
して使用することができるので、振動発生用モータの脱
着時の作業を容易になる。また、振動発生用モータの回
転時に、振動発生用モータ自体がその反発力により回転
することを防止することもできる。
【0015】絶縁性キャップの形状は、円形の断面また
は少なくとも1つ以上の角部を有する形状の断面を有す
る。特に、絶縁性キャップの形状を少なくとも1つ以上
の角部を有する形状とした場合には、振動発生用モータ
を装置に実装する場合に、絶縁性キャップを位置決めと
して使用することができるので、振動発生用モータの脱
着時の作業を容易になる。また、振動発生用モータの回
転時に、振動発生用モータ自体がその反発力により回転
することを防止することもできる。
【0016】モータ本体の本体ケースと導電性柱型ケー
スとは一体化されてもよい。このようにすれば、モータ
本体の本体ケースと導電性柱型ケースとの間のがたつき
が存在しなくなるので、振動発生用モータから生ずる騒
音を低く抑えることができる。また、1つのケースで振
動発生用モータを製造することができるので、製造コス
トの低減を図ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明による実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。図1は、本発明による
振動発生用モータの断面を示す断面図である。図2は、
本発明による振動発生用モータの斜視図である。
【0018】図1および図2に示すように、振動発生用
モータ101は、モータ本体1、重り(分銅)2、駆動
軸3、導電性筒型ケース4、円柱形状の絶縁性キャップ
5および導電性金属突起(導電性金属突起部)6を備え
ている。導電性筒型ケース4の一の面(底面)には、駆
動軸3を支持するための穴部が設けられ、導電性筒型ケ
ース4の他の面(底面に対向する面)には、絶縁性キャ
ップ5が装着されている。絶縁性キャップ5には、導電
性金属突起6が設けられている。導電性金属突起6の径
寸法は、導電性筒型ケース4の径寸法よりも小さくなっ
ている。すなわち、振動発生用モータ101は、乾電池
型の形状になっている。この実施の形態では、導電性柱
型ケースとして中空円柱形状の導電性筒型ケース4が用
いられ、絶縁性キャップとして一端面が閉塞された筒状
の絶縁性キャップ5が用いられた例が示されている。
【0019】モータ本体1、重り2、駆動軸3は、導電
性筒型ケース4によって包まれている。つまり、モータ
本体1、重り2および駆動軸3は、導電性筒型ケース4
の内部に収容されている。モータ本体1の一端には、駆
動軸3が突出している。駆動軸3には、重り2が備えら
れ、重り2と駆動軸3とは、一体になって回転するよう
になっている。重り2は、かしめ、接着、溶接等の手法
によって駆動軸3に固定される。重り2の長さは、Lで
ある。また、振動発生用モータ101の外形寸法の長さ
は、L10である。
【0020】モータ本体1の一の電極は、導電性金属突
起6に電気的に接続され、他の電極は、導電性筒型ケー
ス4に電気的に接続されている。モータ本体1は、例え
ば、コアレスモータで実現される。導電性金属突起6に
は、例えば、正電圧が印加され、導電性筒型ケース4に
は、接地電位が印加される。
【0021】図3は、振動発生用モータの実装状態を示
す斜視図である。図4は、振動発生用モータの実装状態
を示す断面図である。図3および図4には、振動発生用
モータが携帯電話機に実装される例が示されている。
【0022】携帯電話機の筐体ケース8には、振動発生
用モータ101を着脱するための空間(ソケット)が形
成されている。ソケットには、導電性金属突起6に電圧
を印加するための装置電極31および導電性筒型ケース
4に電圧を印加するための装置電極32が備えられてい
る。装置電極32は、導電性ばねを介して導電性筒型ケ
ース4に接触するようになっている。すなわち、装置電
極32は、ばね電極で実現される。このように、ばね電
極を用いることによって、振動発生用モータ101の着
脱を容易に行うことができる。装置電極31および32
は、例えば、携帯電話機の内部に設けられている基板の
給電パターンに電気的に接続されている。なお、図4に
は、固定電極(装置電極31)とばね電極(装置電極3
2)との組み合わせが示されているが、双方の電極がば
ね電極で構成されてもよい。また、装置電極31および
装置電極32には、着信時等において自動的に電圧が印
加される。
【0023】振動発生用モータ101の導電性筒型ケー
ス4は、クッション9および筐体ケース7によって押さ
え込まれることによってソケットに固定される。筐体ケ
ース7は、図3に示すように、ソケットを蓋するのに用
いられる。筐体ケース7は、実装されると、筐体ケース
8と一体化する。クッション9は、筐体ケース7と導電
性筒型ケース4との間に挟まれ、振動発生用モータ10
1のがたつき防止用として設けられている。また、クッ
ション9は、圧縮可能であり、振動を筐体ケース7およ
び筐体ケース8に確実に伝えるために設けられている。
クッション9は、弾性および密着性を有する材質で構成
される。クッション9は、筐体ケース7に貼付されてい
る。なお、クッション9は、筐体ケース7と振動発生用
モータ101との間に挟まれる形状であればよいので、
振動発生用モータ101を覆う形状でもよい。
【0024】次に、動作について説明する。振動発生用
モータ101の導電性筒型ケース4を筐体ケース8に設
けられているソケットに挿入する。すると、導電性筒型
ケース4は、装置電極31および装置電極32によって
挟持されてソケットに固定される。そして、クッション
9が貼付された筐体ケース7によって導電性筒型ケース
4をソケットに固定する。
【0025】ソケットにおいて、装置電極31および装
置電極32には、着信時等において電圧が印加される。
すると、モータ本体1には、導電性筒型ケース4および
導電性金属突起6を介して電力が供給される。すなわ
ち、モータ本体1の一の電極には、導電性筒型ケース4
を介して電力が供給され、他の電極には、導電性金属突
起6を介して電力が供給される。
【0026】モータ本体1は、電力が供給されると、駆
動軸3を回転させる。駆動軸3の回転に伴って、重り2
も駆動軸3を軸にして回転する。このとき、重り2の重
心と回転中心とが一致しないので、重り2と駆動軸3と
が一体となって回転することにより、振動発生用モータ
101から振動が発生する。そして、振動発生用モータ
101からの振動は、クッション9を介してケース筐体
7および8に伝わり、ケース筐体7およびケース筐体8
は、振動する。
【0027】以上のように、本実施の形態によれば、振
動発生用モータ101は、乾電池形状の筐体(導電性筒
型ケース4および導電性金属突起6)で覆われ、ケース
筐体8に設けられたソケットに嵌着されるので、携帯電
話機の分解を行わずに、振動発生用モータ101の交換
を容易に行うことができる。また、導電性筒型ケース4
および導電性金属突起6は、モータ本体1の電極に電気
的に接続され、モータ本体1は、導電性筒型ケース4お
よび導電性金属突起6から電力が供給されるので、モー
タ本体1の電極を携帯電話機内に基板にはんだ付けをす
る必要が無くなる。
【0028】また、駆動軸3の先端部は、導電性筒型ケ
ース4の底面に設けられた穴部によって支持されている
ので、落下などの衝撃が印加されたとしても、駆動軸3
が曲がることがない。従って、落下などの衝撃により、
モータ(駆動軸3)が回転しなくなるという不具合が発
生することを防止することができる。また、駆動軸3が
曲がることによって、重り2と導電性筒型ケース4とが
擦れることにより、不快音が発生することも防止するこ
ともできる。
【0029】さらに、モータ本体1は、アンバランスロ
ータを内部に有しないモータ(コアレスモータ)で実現
されるので、コイル電線をモータを構成する各相に均等
に巻くことができる。従って、振動発生用モータがアン
バランスロータを内部に有するモータ(コア−ドモー
タ)で実現される従来の構成と比較して、モータにおけ
る消費電力を低く抑えることができる。
【0030】次に、本発明による振動発生用モータの第
2の実施の形態について図5を用いて説明する。図5
は、本発明による振動発生用モータの斜視図である。図
5には、図2に示す振動発生用モータの導電性筒型ケー
ス4を1つ以上の角部を有する導電性ケース54に代え
た振動発生用モータ201が示されている。すなわち、
導電性ケース54は、少なくとも1つ以上の角部を有す
る形状の断面を有する。第2の実施の形態では、導電性
柱型ケースとして導電性ケース54が用いられた例が示
されている。
【0031】このように、導電性筒型ケース4を1つ以
上の角部を有する導電性ケース54に代えることによっ
て、角部を振動発生用モータ201を携帯電話機に実装
する時の位置決め用として用いることができるので、振
動発生用モータ201の装着および交換を容易に行うこ
とができる。また、振動発生用モータ201の回転時
に、その回転によって生ずる反発力によって振動発生用
モータ201自体が回転してしまうことを防止すること
ができる。
【0032】次に、本発明による振動発生用モータの第
3の実施の形態について図6を用いて説明する。図6
は、本発明による振動発生用モータの断面図である。図
6には、図2に示す導電性筒型ケース4とモータ本体1
の本体ケースとが一体化したものである筒型ケース10
を備えた振動発生用モータ51が示されている。
【0033】このように、別々で構成されていたケース
を一体化することで、ケース間でのがたつきが無くなる
ので、騒音を低く抑えることができる。また、1つのケ
ースで振動発生用モータ51を製造することができるの
で、製造コストを低減することができる。
【0034】次に、本発明による振動発生用モータの第
4の実施の形態について図7を用いて説明する。図7
は、本発明による振動発生用モータの斜視図である。図
7には、図2に示す絶縁性キャップ5を1つ以上の角部
を有するキャップ75に代えた振動発生用モータ301
が示されている。すなわち、キャップ75は、少なくと
も1つ以上の角部を有する形状の断面を有する。第4の
実施の形態では、絶縁性キャップとしてキャップ75が
用いられた例が示されている。
【0035】このように、絶縁性キャップ5を1つ以上
の角部を有するキャップ75に代えることによって、角
部を振動発生用モータ301を携帯電話機に実装する時
の位置決め用として用いることができるので、振動発生
用モータ301の装着および交換を容易に行うことがで
きる。また、振動発生用モータ301の回転時に、その
回転によって生ずる反発力によって振動発生用モータ3
01が回転してしまうことを防止することができる。
【0036】次に、本発明による振動発生用モータの第
5の実施の形態について図8を用いて説明する。図8
は、本発明による振動発生用モータの斜視図である。図
8には、図2に示す長さLの重り2が長さL2の重り6
2に変更された振動発生用モータ61が示されている。
図8には、重り62の長さが重り2の長さよりも短い例
が示されている。
【0037】このように、長さLの重り2を長さL2の
重り62に変更することで、振動発生用モータ61の外
形寸法を変更せずに回転数を変更することができる。従
って、装置完成後(携帯電話機の組み立て後)に既に組
み込まれている振動発生用モータを回転数が異なる振動
発生用モータ61に交換することで、携帯電話機におけ
る振動量の調整を行うことができる。すなわち、外形寸
法が同じで回転数が異なる振動発生用モータ61に交換
することで、振動量の調整を容易に行うことができる。
【0038】次に、本発明による振動発生用モータの第
6の実施の形態について図9を用いて説明する。図9
は、本発明による振動発生用モータの断面図である。図
9には、図1に示す振動発生用モータ101の長さをL
10からL11に変更された振動発生用モータ71が示
されている。図9には、振動発生用モータ71の長さが
振動発生用モータ101の長さよりも短い例が示されて
いる。
【0039】このように、振動発生用モータ101の長
さをL10からL11に変更することで、振動発生用モ
ータ71の小型化が可能になり、それに伴って、振動発
生用モータ71の実装に必要な空間(ソケット)の縮小
化が可能になる。従って、携帯電話器の小型化が可能に
なる。
【0040】次に、本発明による振動発生用モータの第
7の実施の形態について図10を用いて説明する。図1
0は、本発明による振動発生用モータの断面図である。
図10には、図2に示す重り2の長さをLからL2へ、
振動発生用モータ101の長さをL10からL11へ変
更された例が示されている。すなわち、図2に示す長さ
Lの重り2が長さL2の重り82に変更され、かつ、外
形寸法の長さがL10からL11に変更された振動発生
用モータ81が示されている。
【0041】このようにすれば、第6の実施の形態の効
果と同様に、振動発生用モータ81の小型化が可能にな
ることにより、それに伴い振動発生用モータ81の実装
に必要な空間の縮小が可能になるので、携帯電話機の縮
小が可能になる。また、第5の実施の形態の効果と同様
に、装置完成後に既に組み込まれている振動発生用モー
タを振動発生用モータ81に交換するだけで携帯電話機
における振動量の調整を容易に行うことができる。
【0042】なお、上記第1〜第7の実施の形態では、
振動発生用モータが携帯電話機に組み込まれた例につい
て説明したが、本発明による振動発生用モータが組み込
まれる装置は、携帯電話機に限定されない。例えば、ペ
ージャなどの装置にも組み込まれてもよい。
【0043】また、上記第2および第4の実施の形態で
は、導電性柱型ケース(導電性ケース54等)または絶
縁キャップ(キャップ75等)の何れか一方が少なくと
も1つ以上の角部を有する形状で構成された例について
示されているが、導電性柱型ケースおよび絶縁キャップ
の双方が少なくとも1つ以上の角部を有する形状で構成
されてもよい。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、振動発生用モータは、
重りが取り付けられた駆動軸を回転させるモータ本体
と、モータ本体と駆動軸とを覆う中空柱型形状の導電性
を有するケースであって、その一端面に駆動軸の先端部
を支持するための穴部が備えられた導電性柱型ケース
と、導電性柱型ケースに装着される一端面が閉塞された
筒型形状の絶縁性を有するケースであって、その表面に
導電性を有する導電性金属突起部が備えられた絶縁性キ
ャップとを備え、モータ本体の一電極が導電性柱型ケー
スに電気的に接続され、モータ本体の他の電極が導電性
金属突起部に電気的に接続された構成としたので、携帯
電話機等の装置に設けられた装置電極との間に挟ませる
ことによって、振動発生用モータの交換および取り付け
が可能になる。すなわち、乾電池を交換するような要領
で、容易に振動発生用モータの交換および取り付けを行
うことができる。
【0045】また、駆動軸の先端部は導電性柱型ケース
の一端面に設けられた穴部に支持されているので、振動
発生用モータに落下等の衝撃が印加されたとしても、駆
動軸が曲がることがない。そのため、落下等の影響によ
り、モータが回転しない等といった事態が発生すること
がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による振動発生用モータの断面を示
す断面図である。
【図2】 本発明による振動発生用モータの斜視図で
ある。
【図3】 振動発生用モータの実装状態を示す斜視図
である。
【図4】 振動発生用モータの実装状態を示す断面図
である。
【図5】 本発明による振動発生用モータの斜視図で
ある。
【図6】 本発明による振動発生用モータの断面図で
ある。
【図7】 本発明による振動発生用モータの斜視図で
ある。
【図8】 本発明による振動発生用モータの断面図で
ある。
【図9】 本発明による振動発生用モータの断面図で
ある。
【図10】 本発明による振動発生用モータの断面図で
ある。
【図11】 従来の振動発生用モータの断面図である。
【図12】 従来の振動発生用モータの断面図である。
【符号の説明】
1 モータ本体 2 重り(分銅) 3 駆動軸 4 導電性筒型ケース 5 絶縁性キャップ 6 導電性金属突起 7 ケース筐体 8 ケース筐体 9 クッション 101 振動発生用モータ
フロントページの続き Fターム(参考) 5D107 AA12 AA13 BB08 CC09 DD09 5H605 AA07 BB05 CC02 CC06 EC08 FF06 FF13 5H607 AA11 AA12 BB01 BB14 CC01 CC03 DD02 DD08 DD09 DD10 DD16 DD17 DD19 EE57 5H623 JJ06 LL14 LL17 LL20

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動を発生する振動発生用モータであっ
    て、 重りが取り付けられた駆動軸を回転させるモータ本体
    と、 前記モータ本体と前記駆動軸とを覆う中空柱型形状の導
    電性を有するケースであって、その一端面に前記駆動軸
    の先端部を支持するための穴部が備えられた導電性柱型
    ケースと、 前記導電性柱型ケースに装着される一端面が閉塞された
    筒型形状の絶縁性を有するキャップであって、その表面
    に導電性を有する導電性金属突起部が備えられた絶縁性
    キャップとを備え、 前記モータ本体の一電極が前記導電性柱型ケースに電気
    的に接続され、前記モータ本体の他の電極が前記導電性
    金属突起部に電気的に接続されたことを特徴とする振動
    発生用モータ。
  2. 【請求項2】 導電性柱型ケースは、円形の断面または
    少なくとも1つ以上の角部を有する形状の断面を有する
    請求項1記載の振動発生用モータ。
  3. 【請求項3】 絶縁性キャップは、円形の断面または少
    なくとも1つ以上の角部を有する形状の断面を有する請
    求項1または請求項2記載の振動発生用モータ。
  4. 【請求項4】 モータ本体の本体ケースと導電性柱型ケ
    ースとが一体化された請求項1から請求項3のうち何れ
    か1項に記載の振動発生用モータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101547476B1 (ko) * 2012-12-27 2015-08-31 김덕우 진동 장치

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