JP2003051346A - 電工用クリップ - Google Patents
電工用クリップInfo
- Publication number
- JP2003051346A JP2003051346A JP2001240608A JP2001240608A JP2003051346A JP 2003051346 A JP2003051346 A JP 2003051346A JP 2001240608 A JP2001240608 A JP 2001240608A JP 2001240608 A JP2001240608 A JP 2001240608A JP 2003051346 A JP2003051346 A JP 2003051346A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- clip
- taper
- holding
- jack
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 極端に狭い部分での電線の接続ができるクリ
ップを提供する。 【解決手段】 支点軸12に二つのレバー11を連結し
て片方を電線の導体13を掴持する嘴14とし、他端の
対向面にテーパージャック15を設け、このテーパージ
ャック15に対応するテーパープラグ19を螺合してな
る構成としたものであり、導体13を掴持する溝16お
よびテーパージャック15のいずれもが支点軸12と平
行にしたもの、導体13を掴持する溝16およびテーパ
ージャック15のいずれもが支点軸12に直交するよう
にしたもの、導体13を掴持する溝16またはテーパー
ジャック15のいずれかが支点軸12と平行で他を支点
軸12に直交するようにしたものとしている。
ップを提供する。 【解決手段】 支点軸12に二つのレバー11を連結し
て片方を電線の導体13を掴持する嘴14とし、他端の
対向面にテーパージャック15を設け、このテーパージ
ャック15に対応するテーパープラグ19を螺合してな
る構成としたものであり、導体13を掴持する溝16お
よびテーパージャック15のいずれもが支点軸12と平
行にしたもの、導体13を掴持する溝16およびテーパ
ージャック15のいずれもが支点軸12に直交するよう
にしたもの、導体13を掴持する溝16またはテーパー
ジャック15のいずれかが支点軸12と平行で他を支点
軸12に直交するようにしたものとしている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は極端に狭い場所で
の電工作業に適した電線接続用クリップに関する。
の電工作業に適した電線接続用クリップに関する。
【0002】
【従来の技術】これまで使われてきた電工用クリップ
は、図5に示すようにレバー51を支点軸52で連結し
て片方をグリップ53とし、他方を嘴54にして、グリ
ップ53の端にはトーションスプリング55t またはコ
イルスプリング55c が働いて嘴54を閉じるようにな
り、スプリング55の付勢に抗してグリップ53を握っ
て嘴54を広げ電線の導体56を装入し、グリップ53
を握るのを止めて電線の導体56を掴持するようになっ
ている。
は、図5に示すようにレバー51を支点軸52で連結し
て片方をグリップ53とし、他方を嘴54にして、グリ
ップ53の端にはトーションスプリング55t またはコ
イルスプリング55c が働いて嘴54を閉じるようにな
り、スプリング55の付勢に抗してグリップ53を握っ
て嘴54を広げ電線の導体56を装入し、グリップ53
を握るのを止めて電線の導体56を掴持するようになっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の電
工用クリップでは、グリップを握って嘴を広げ、スプリ
ングの付勢力によって電線の導体を掴持するものである
から、同図のように周辺に遮蔽物があって握る動作も、
スプリングによる付勢もできない狭い部分では採用する
ことができない。
工用クリップでは、グリップを握って嘴を広げ、スプリ
ングの付勢力によって電線の導体を掴持するものである
から、同図のように周辺に遮蔽物があって握る動作も、
スプリングによる付勢もできない狭い部分では採用する
ことができない。
【0004】例えば、ハーネス化された自動車用電線の
配線は、ハーネスそのものが自動車の車体形状、エンジ
ンルーム内の各種機器の配置に合わせて製作されてお
り、加えてエンジンルーム内のエンジンを含む機器の配
置は無駄なスペースを極限まで排除しているため余裕が
なく(図4参照)、極端に狭いところで配線作業をしな
ければならない状態になっている。
配線は、ハーネスそのものが自動車の車体形状、エンジ
ンルーム内の各種機器の配置に合わせて製作されてお
り、加えてエンジンルーム内のエンジンを含む機器の配
置は無駄なスペースを極限まで排除しているため余裕が
なく(図4参照)、極端に狭いところで配線作業をしな
ければならない状態になっている。
【0005】上記状況に鑑みこの発明は、このように極
端に狭い部分での電線の接続ができるクリップを提供す
ることを課題とする。
端に狭い部分での電線の接続ができるクリップを提供す
ることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明は、支点軸に二つのレバーを連結して片方を
電線の導体を掴持する嘴とし、他端の対向面にテーパー
ジャックを設け、このテーパージャックに対応するテー
パープラグを螺合してなる構成としたものであり、導体
を掴持する溝およびテーパージャックのいずれもが支点
軸と平行にしたもの、導体を掴持する溝およびテーパー
ジャックのいずれもが支点軸に直交するようにしたも
の、導体を掴持する溝またはテーパージャックのいずれ
かが支点軸と平行で他を支点軸に直交するようにしたも
のとしている。
にこの発明は、支点軸に二つのレバーを連結して片方を
電線の導体を掴持する嘴とし、他端の対向面にテーパー
ジャックを設け、このテーパージャックに対応するテー
パープラグを螺合してなる構成としたものであり、導体
を掴持する溝およびテーパージャックのいずれもが支点
軸と平行にしたもの、導体を掴持する溝およびテーパー
ジャックのいずれもが支点軸に直交するようにしたも
の、導体を掴持する溝またはテーパージャックのいずれ
かが支点軸と平行で他を支点軸に直交するようにしたも
のとしている。
【0007】また、上記クリップの素材が電気導体であ
り、必要ならば少なくとも電線導体を掴持する部分を除
いて電気絶縁を施してなるものである。
り、必要ならば少なくとも電線導体を掴持する部分を除
いて電気絶縁を施してなるものである。
【0008】上記の如く構成することによって嘴に電線
導体を挟み、テーパージャックにテーパープラグをねじ
込むことにより簡単・確実に電線導体を掴持できる。こ
のとき、狭い隙間での作業もテーパープラグをねじ込む
ことで電線導体の接続ができる。
導体を挟み、テーパージャックにテーパープラグをねじ
込むことにより簡単・確実に電線導体を掴持できる。こ
のとき、狭い隙間での作業もテーパープラグをねじ込む
ことで電線導体の接続ができる。
【0009】
【発明の実施の形態】次にこの発明の実施形態を図面を
参照しながら説明する。図1は第一実施形態で二つのレ
バー11は支点軸12で連結され、支点軸12から片方
に延びる部分は電線導体13を掴持する嘴14となり、
他方に延びる部分は、嘴14に電線導体13を掴持する
力を与えるための雌ねじを設けたテーパージャック15
が形成されている。
参照しながら説明する。図1は第一実施形態で二つのレ
バー11は支点軸12で連結され、支点軸12から片方
に延びる部分は電線導体13を掴持する嘴14となり、
他方に延びる部分は、嘴14に電線導体13を掴持する
力を与えるための雌ねじを設けたテーパージャック15
が形成されている。
【0010】この実施形態では、電線13を掴持する溝
16およびテーパージャック15とも支点軸12と平行
になっている。
16およびテーパージャック15とも支点軸12と平行
になっている。
【0011】この実施形態は、上下(または左右)に遮
蔽物17があり、水平方向(または上下方向)に隙間1
8がある場合の電線導体13の掴持に適し、隙間18の
向こう側から延びてきた電線の導体13を嘴14の掴持
溝16に挿入し、テーパージャック15に雄ねじを設け
たテーパープラグ19をプラスドライバー10でねじ込
むと嘴14で電線導体13が掴持される。
蔽物17があり、水平方向(または上下方向)に隙間1
8がある場合の電線導体13の掴持に適し、隙間18の
向こう側から延びてきた電線の導体13を嘴14の掴持
溝16に挿入し、テーパージャック15に雄ねじを設け
たテーパープラグ19をプラスドライバー10でねじ込
むと嘴14で電線導体13が掴持される。
【0012】図2は第二実施形態で二つのレバー11は
支点軸12で連結され、支点軸12から片方に延びる部
分は電線導体13を掴持する嘴14となり、他方に延び
る部分は、嘴14に電線導体13を掴持する力を与える
ための雌ねじを設けたテーパージャック15が形成され
ている。
支点軸12で連結され、支点軸12から片方に延びる部
分は電線導体13を掴持する嘴14となり、他方に延び
る部分は、嘴14に電線導体13を掴持する力を与える
ための雌ねじを設けたテーパージャック15が形成され
ている。
【0013】この実施形態では、電線13を掴持する溝
16は支点軸12と平行になっており、テーパージャッ
ク15は支点軸12と直交している。
16は支点軸12と平行になっており、テーパージャッ
ク15は支点軸12と直交している。
【0014】この実施形態は、上下(または左右)に遮
蔽物17があり、水平方向(または上下方向)に隙間1
8があり、しかも隙間18の奥で水平(または垂直)に
電線が延びている導体13の掴持に適し、隙間18の奥
に延びている電線の導体13を嘴14の掴持溝16に挿
入し、テーパージャック15に雄ねじを設けたテーパー
プラグ19をプラスドライバー10でねじ込むことによ
り嘴14で電線導体13が掴持される。
蔽物17があり、水平方向(または上下方向)に隙間1
8があり、しかも隙間18の奥で水平(または垂直)に
電線が延びている導体13の掴持に適し、隙間18の奥
に延びている電線の導体13を嘴14の掴持溝16に挿
入し、テーパージャック15に雄ねじを設けたテーパー
プラグ19をプラスドライバー10でねじ込むことによ
り嘴14で電線導体13が掴持される。
【0015】図3は第三実施形態で二つのレバー11は
支点軸12で連結され、支点軸12から片方に延びる部
分は電線導体13を掴持する嘴14となり、他方に延び
る部分は、嘴14に電線導体13を掴持する力を与える
ための雌ねじを設けたテーパージャック15が形成され
ている。
支点軸12で連結され、支点軸12から片方に延びる部
分は電線導体13を掴持する嘴14となり、他方に延び
る部分は、嘴14に電線導体13を掴持する力を与える
ための雌ねじを設けたテーパージャック15が形成され
ている。
【0016】この実施形態では、電線13を掴持する溝
16およびテーパージャック15とも支点軸12に直交
している。
16およびテーパージャック15とも支点軸12に直交
している。
【0017】この実施形態は、上下・左右に遮蔽物17
があり、その奥から電線13が延びて来ている(穴の奥
から電線が延びているような)場合の電線導体13の掴
持に敵し、穴18’の奥から延びている電線の導体13
を嘴14の掴持溝16に挿入し、テーパージャック15
に雄ねじを設けたテーパープラグ19をプラスドライバ
ー10でねじ込むことにより嘴14で電線導体13が掴
持される。
があり、その奥から電線13が延びて来ている(穴の奥
から電線が延びているような)場合の電線導体13の掴
持に敵し、穴18’の奥から延びている電線の導体13
を嘴14の掴持溝16に挿入し、テーパージャック15
に雄ねじを設けたテーパープラグ19をプラスドライバ
ー10でねじ込むことにより嘴14で電線導体13が掴
持される。
【0018】なお、上記各実施形態の主材料は電気良導
体であり、必要ならば少なくとも電線導体を掴持する部
分を除いて電気絶縁被覆を施してもよい。
体であり、必要ならば少なくとも電線導体を掴持する部
分を除いて電気絶縁被覆を施してもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明した通りこの発明に係るクリッ
プによれば極端に狭いところに配線されている電線、例
えば自動車のエンジンルームや産業用ロボット内に配線
された導体を容易に、かつ、確実にクリップすることが
できる。
プによれば極端に狭いところに配線されている電線、例
えば自動車のエンジンルームや産業用ロボット内に配線
された導体を容易に、かつ、確実にクリップすることが
できる。
【図1】(a)第一実施形態の正面図
(b)テーパージャックとテーパープラグの断面図
(c)電線導体の掴持状態説明図
【図2】第二実施形態の正面図
【図3】第三実施形態の正面図
【図4】自動車のエンジンルーム内の斜視図
【図5】従来の電線クリップの正面図
10 ドライバー
11 レバー
12 支点軸
13 電線導体(電線)
14 嘴
15 テーパージャック
16 溝(電線掴持溝)
17 遮蔽物
18 隙間
18’ 穴
19 テーパープラグ
Claims (6)
- 【請求項1】 支点軸に二つのレバーを連結して片方を
電線の導体を掴持する嘴とし、他端の対向面にテーパー
ジャックを設け、このテーパージャックに対応するテー
パープラグを螺合してなる電工用クリップ。 - 【請求項2】 上記導体を掴持する溝およびテーパージ
ャックのいずれもが支点軸と平行にした請求項1に記載
の電工用クリップ。 - 【請求項3】 上記導体を掴持する溝およびテーパージ
ャックのいずれもが支点軸に直交するようにした請求項
1に記載の電工用クリップ。 - 【請求項4】 上記導体を掴持する溝またはテーパージ
ャックのいずれかが支点軸と平行で他を支点軸に直交す
るようにした請求項1に記載の電工用クリップ。 - 【請求項5】 上記クリップの主素材が電気良導体であ
る請求項1乃至4に記載の電工用クリップ。 - 【請求項6】 上記電工用クリップの少なくとも電線導
体を掴持する部分を除いて電気絶縁を施してなる請求項
1乃至5に記載の電工用クリップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001240608A JP2003051346A (ja) | 2001-08-08 | 2001-08-08 | 電工用クリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001240608A JP2003051346A (ja) | 2001-08-08 | 2001-08-08 | 電工用クリップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003051346A true JP2003051346A (ja) | 2003-02-21 |
Family
ID=19071190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001240608A Pending JP2003051346A (ja) | 2001-08-08 | 2001-08-08 | 電工用クリップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003051346A (ja) |
-
2001
- 2001-08-08 JP JP2001240608A patent/JP2003051346A/ja active Pending
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