JP2003051011A - 画像空間表示方法および装置 - Google Patents

画像空間表示方法および装置

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JP2003051011A JP2002065213A JP2002065213A JP2003051011A JP 2003051011 A JP2003051011 A JP 2003051011A JP 2002065213 A JP2002065213 A JP 2002065213A JP 2002065213 A JP2002065213 A JP 2002065213A JP 2003051011 A JP2003051011 A JP 2003051011A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示空間上での次元軸に個々の特徴量を割り
振り、ユーザの特徴量空間の把握を容易にした画像空間
表示方法を提供する。 【解決手段】 複数の画像から画像の特徴を示す特徴量
を抽出し、その特徴量を基に特徴量空間を階層的に分割
を行ない、複数の画像を仮想的に木構造とし、その木構
造に基づき表示空間を分割し、対応する各空間に画像を
表示することによって画像空間を表示するため、画像表
示部8は、特徴抽出処理81、クラスタリング処理8
2、木構造生成処理83、表示空間生成処理84および
表示画面生成処理85を画像アプリケーション7にした
がって実行し、特徴量ごとに木構造を生成し、各木構造
を1次元にマップすることで特徴量数分の次元データを
生成し、その次元データを表示座標軸データとするよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はユーザが所望する画
像を大量の画像から探し出すための画像の表示技術に係
り、特に、画像の特徴量を空間的に表示する画像空間表
示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の技術として、例えば (1)「類似画像検索における特徴量空間の可視化イン
ターフェイス」(電子情報通信学会技術研究報告 98
巻204号) (2)「インタラクティブ視覚化による文献集合からの
情報獲得支援」(日本ソフトウェア科学会 第13大
会)が知られている。
【0003】前記(1)の公知技術は、主成分分析によ
り特徴の多次元空間の次元数を落し2次元空間の表示空
間にマップする方法である。また、前記(2)の公知技
術は、多数の文献とキーワードをその関連性に基づいて
配置する視覚的分類技術に、ユーザの操作による視覚化
結果の動的な更新を導入したものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記(1)の
公知技術では、画像特徴がベクトルデータで表現できな
い場合、または、画像の類似性が線形結合で表せない場
合には主成分分析ができず、この方法を利用することは
できない。また、前記(2)の公知技術では、計算量が
膨大で処理時間を要すためにインタラクティブな表示に
は向かない。
【0005】一方、画像から複数の特徴量が抽出され、
その特徴量空間を2次元や3次元の表示空間に表示する
場合には、各特徴量を表示の次元軸に割り振ることによ
り、当該次元軸を意味付けして表示した方がユーザは特
徴量空間を把握しやすい。
【0006】本発明ではこのような点に鑑みてなされた
もので、その目的は、表示空間上での次元軸に個々の特
徴量を割り振り、ユーザの特徴量空間の把握を容易にし
た画像空間表示方法を提供することにある。
【0007】また、他の目的は、表示空間上で均一に画
像を配置させる方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、第1の手段は、複数の画像から画像の特徴を示す特
徴量を抽出し、その特徴量に基づいて特徴量空間を階層
的に分割し、複数の画像を仮想的に木構造とし、その木
構造に基づいて表示空間を分割し、対応する各空間に画
像を表示することよって画像空間を表示する画像空間表
示方法において、複数の特徴量を用いる場合に特徴量ご
とに木構造を生成する工程と、各木構造を1次元にマッ
プすることによって特徴量数分の次元データを生成する
工程と、この生成する工程で生成された次元データを表
示座標軸データとして対応する各空間に表示する工程と
を備えていることを特徴とする。
【0009】第2の手段は、第1の手段において、前記
木構造に基づいて表示空間を分割する時に、前記特徴量
の各ポイントごとに求めた2つのクラスタの中心ポイン
トからの距離の差分により前記ポイントをソートし、そ
のソート順において適当な位置をクラスタの境界として
2つのクラスタに分割することを特徴とする。
【0010】第3の手段は、第2の手段において、前記
ソートのソート順における距離の差分の値の差が前後の
ポイントで最も大きいポイント間をクラスタの分離境界
とし2つのクラスタに分割することを特徴とする。
【0011】第4の手段は、第3の手段において、表示
空間の1つの次元に木構造をマップする時に、1次元の
領域をクラスタの2つの中心ポイントからの距離及びそ
の分離境界での距離の差分の値の差の比率に従って、前
記表示空間の1つの次元の領域を分割することを特徴と
する。
【0012】第5の手段は、第2の手段において、前記
ソートのソート順における順位の中間点をクラスタの分
離境界として2つのクラスタに分割することを特徴とす
る。
【0013】第6の手段は、第1の手段において、前記
特徴量が、形状、テクスチャ、および色の3次元データ
であり、前記3つの次元データを表示座標軸データとし
て前記特徴量を表示することを特徴とする。
【0014】第7の手段は、第1の手段と同様の前提の
画像空間表示方法において、前記抽出された各特徴量を
表示空間上の各次元軸に割り当てる工程と、割り当てた
各次元軸に従い、かつ、2次元の表示空間に配置された
画像間の関係を特徴量空間上での画像間の関係に反映さ
せ、前記特徴量空間を4つの部分空間に再帰的に分割す
る工程と、分割して生成した各部分空間の木構造を2次
元の表示空間を4つに分割した部分空間に順次配置する
工程とを備えていることを特徴とする。
【0015】第8の手段は、第7の手段において、4つ
の部分空間に分割するための各部分空間の中心画像の選
択に際し、位置関係を考慮した他のすでに決定した中心
画像との各特徴量における距離に基づいてあらかじめ設
定された評価式の演算結果から順次中心画像を決定する
ことを特徴とする。
【0016】第9の手段は、第8の手段において、前記
決定された中心画像を他の3つの中心画像から算出した
評価式により再度演算し、その演算結果に基づいて再度
中心画像を決定することを特徴とする。
【0017】第10の手段は、第9の手段において、他
の3つの中心画像から算出した評価式に基づいて前記中
心画像の位置の変化が生じなくなるまで、前記中心画像
の位置を繰り返し演算し、前記中心画像の位置の変化が
なくなった位置を選択することを特徴とする。
【0018】第11の手段は、第7ないし第10の手段
において、中心画像が決定された後に各部分空間を示す
中心画像に同じ画像数で割り振るために画像から最も距
離の近い中心画像に割り振った結果、その部分空間に属
することができる最大画像数(全画像数を中心画像数で
割った値)を超える場合には、その部分空間中で最も中
心画像から遠い画像を外してその他の最も近い中心画像
に入れる処理を繰り返し、前記画像数を均一数に部分空
間に分割することを特徴とする。
【0019】第12の手段は、第7ないし第10の手段
において、前記2次元の表示空間に代えて3次元表示空
間としたことを特徴とする。
【0020】第13の手段は、複数の画像から画像の特
徴を示す特徴量を抽出し、その特徴量に基づいて特徴量
空間を階層的に分割し、複数の画像を仮想的に木構造と
し、その木構造に基づいて表示空間を分割し、対応する
各空間に画像を表示することよって画像空間を表示する
画像空間表示装置において、複数の特徴量を用いる場合
に特徴量ごとに木構造を生成する手段と、各木構造を1
次元にマップすることによって特徴量数分の次元データ
を生成する手段と、この生成する工程で生成された次元
データを表示座標軸データとして対応する各空間に表示
する手段とを備えていることを特徴とする。
【0021】第14の手段は、第13の手段と同様の画
像空間表示装置において、前記抽出された各特徴量を表
示空間上の各次元軸に割り当てる手段と、割り当てた各
次元軸に従い、かつ、2次元の表示空間に配置された画
像間の関係を特徴量空間上での画像間の関係に反映さ
せ、前記特徴量空間を4つの部分空間に再帰的に分割す
る手段と、分割して生成した各部分空間の木構造を2次
元の表示空間を4つに分割した部分空間に順次配置する
手段とを備えていることを特徴とする。
【0022】なお、後述の実施形態において、複数の特
徴量を用いる場合に特徴量ごとに木構造を生成する手段
には、特徴抽出部81、クラスタリング部82および木
構造生成部83が、各木構造を1次元にマップすること
によって特徴量数分の次元データを生成する手段には、
表示空間生成部84が、この生成する手段で生成された
次元データを表示座標軸データとして対応する各空間に
表示する手段には、表示画面生成部85がそれぞれ対応
する。
【0023】また、前記抽出された各特徴量を表示空間
上の各次元軸に割り当てる手段には、特徴抽出部81
が、割り当てた各次元軸に従い、かつ、2次元の表示空
間に配置された画像間の関係を特徴量空間上での画像間
の関係に反映させ、前記特徴量空間を4つの部分空間に
再帰的に分割する手段には、クラスタリング部82、木
構造生成部83および表示空間生成部84が、分割して
生成した各部分空間の木構造を2次元の表示空間を4つ
に分割した部分空間に順次配置する手段には、表示画面
生成部B85がそれぞれ対応する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0025】1.第1の実施形態 図1は本発明の画像空間表示方法を実施するための第1
の実施形態に係る画像表示装置の構成を示すブロック
図、図2は図1の画像表示装置において実行される処理
を示すブロック図である。
【0026】図1において、画像表示装置は、画像表示
装置の制御を司るCPU1と、CPU1が実行するプロ
グラムが格納されたROM2と、CPU1がROM2に
格納されたプログラムを実行する際にワークエリアとし
て機能するとともに、プログラムを実行するための動的
なデータが記憶されるRAM3と、入力装置としてのキ
ーボード4およびマウス5と、表示装置としてのモニタ
6と、画像アプリケーション7を実行する画像表示部8
と、デジタルカメラやスキャナなどの周辺機器11との
インターフェースとして機能するペリフェラルI/F9
と、ネットワーク12とのインターフェイスとして機能
するネットワークI/F10とからなり、これらはバス
13を介してCPU1から制御可能に接続されている。
画像表示部8は、図2に示すように特徴抽出処理部8
1、クラスタリング処理部82、木構造生成処理部8
3、表示空間生成処理部84および表示画面生成処理部
85からなり、前記各部81〜85において特徴抽出処
理、クラスタリング処理、木構造生成処理、表示空間生
成処理および表示画面生成処理を画像アプリケーション
7にしたがって実行する。
【0027】以下、前述した構成を有する画像表示部8
によって実行される処理について、 1)特徴量抽出処理 2)特徴量空間木構造抽出処理 3)画像表示画面生成処理 の順で説明する。
【0028】1)特徴抽出処理 画像の特徴量として、ヒストグラム特徴、エッジ特徴、
テクスチャ特徴など様々あり、本発明はいずれの特徴に
対しても応用できる。もちろん画像以外のデータから抽
出した特徴量でもかまわない。例えばテキストから抽出
した特徴量にも応用可能である。ここでは一般的なヒス
トグラム特徴の抽出処理について説明する。画像として
はデジタルカメラやスキャナなどの周辺機器11から入
力した画像、Webからダウンロードした画像など様々
考えられるが、本装置では入力方法を制限しない。
【0029】まず、適当な色空間(例えばLab,Lu
v,HSVなど)を選択してこの空間を複数の領域に分
割し、画像の各ピクセルが色空間のどの領域に対応する
かを調べ、領域毎のピクセル数をカウントした後、全体
のピクセル数により正規化する。正規化された領域毎の
ピクセル数のデータがヒストグラム特徴である。このヒ
ストグラムの特徴量がヒストグラムの特徴量空間のポイ
ントとなる。ヒストグラムの特徴量空間での2つの特徴
量の距離として、一般に2つの特徴量の対応する各領域
毎のピクセル数の差分の合計やユークリッド距離が利用
される。こうして特徴量間の距離を求めることができ
る。
【0030】2)特徴量空間木構造抽出処理 特徴量の空間は高次元空間であり、これを単純に画面の
2次元に表示することはできない。そこで、まず特徴量
の空間の構造を木構造で表現し、その後、木構造を画面
の空間にマップすることで仮想的に特徴量の空間を画面
上に表現することができる。
【0031】特徴量の空間を木構造で表現するには、特
徴量空間をクラスタリングし、複数の部分空間に分割を
行い、木構造のノードとする。さらに、各部分空間(ノ
ード)をクラスタリングし、部分空間に分割しノードと
する。これを再帰的に行うことで特徴量の空間の木構造
を生成することができる。つまりすべての特徴量が最下
位の個々のノード(リーフノード)に1つずつ配置され
る。このようにして生成された木構造の例を図3に示
す。空間を分割するノード数は2以上の幾つであっても
構わないが、簡便のためここではノード数を2とする。
この木構造では類似する特徴量は近くに配置されてお
り、画像空間上での画像の位置関係を木構造が表してい
る。
【0032】クラスタリング手法としては、一般的なN
earest Neighor法やK−平均アルゴリズ
ム法などが利用できる。この木構造では類似する画像は
近くに配置されるが、その精度はクラスタリングの精度
による。そこで、よりクラスタリングの精度を高くする
方法として以下のような手順によるクラスタリングが可
能である。なお、この方法では分割数を2と限定する。
【0033】クラスタの中心ポイントの獲得 a)空間内で任意のポイントAを選択する。 b)選択したポイントAから最遠のポイントをクラスタ
の中心ポイントC1とする。 c)C1から最遠のポイントを2番目のクラスタの中心
ポイントC2とする。
【0034】ポイントのソート a)空間の任意のポイントPを選択する。 b)2つのクラスタの中心ポイントC1,C2とポイン
トP間の距離を算出し、その距離の差分を差分距離とし
て求める。 差分距離=|C1−P|−|C2−P| c)a)−b)を繰返し、すべてのポイントの差分距離
を求める。 d)差分距離の昇順ですべてのポイントをソートする。
【0035】ポイントの分割 差分距離でソートされたポイントの前後の差分距離の差
を求め、最もその差が大きいポイント間をクラスタの境
界とする。そのクラスタの境界より差分距離の値が小さ
い側がC1に属し、大きい側がC2に属すことになる。
また、木構造のバランスを取れたものにする、つまり
は、最終的な表示画面上で等間隔に画像を分布させたい
場合には個数上での中間で分離することも可能である。
このようにして得られた2つのクラスタを木のノードと
して、各ノードについて同様の処理を再帰的に行
なうことで木が生成され、最終的にリーフノードに各画
像が1つずつ属すこととなる。
【0036】従来技術では、このように生成された1つ
の木構造から画面を生成していたが、本発明では、意味
のある特徴量単位にこの木構造を生成し、それぞれ二分
木の木構造を生成する。その意味のある特徴量とは、例
えば色や形状やテクスチャであり、次の画面生成により
生成された画面の軸がそれぞれの特徴量に対応すること
となる。
【0037】3)画像表示画面生成処理 木構造を生成した後に、個々の木構造を1次元上にマッ
プする。画面上の表示領域が1次元でマップするデータ
領域となる。
【0038】木構造をルートから辿り、 a)1次元上のデータ領域を2分割し、2つの子ノード
をそれぞれの領域に配置する。領域を分割する時には等
分にしても良いし、表示精度を高めるには、子ノードに
属すノード数に比例して分割点を決めたり、また、クラ
スタリング時の分割点から各中心点への距離に比例して
分割点を決めたりすることも可能である。さらに、クラ
スタ間の隙間の距離をも考慮して、その隙間の空間に該
当する領域を設定し、その空間には子ノードを指定しな
い。こうすることで、さらに類似性を正確に表した表示
画面となる。
【0039】b)各子ノードについて前述の1)特徴量
抽出処理と2)特徴量空間木構造抽出処理を行う。
【0040】このように再帰的に処理することで木構造
のすべてが1次元にマップされる。前出の図の木構造を
マップした例を図4に示す。これは木構造を辿りながら
領域を等分に分割した例である。
【0041】これをすべての木構造について行うこと
で、その木構造数分の次元データが得られる。画面表示
としては3次元以上を表現しにくいので、3次元までの
データとすることが望ましい。例えば色、形状、テクス
チャの特徴量で木構造を生成したなら、各軸がそれぞ
れ、色、形状、テクスチャに対応する3次元の表示空間
が生成できる。
【0042】最終的な空間的な画面表示例を図5に示
す。図の点は画像から抽出した形状、テクスチャおよび
色をパラメータに取った特徴量の位置であり、そこに画
像をそのまま表示してもよい。なお、この実施形態で
は、画像から抽出した形状、テクスチャおよび色を特徴
量としているが、これらの特徴量だけでなくあらゆる特
徴量(文書から抽出した特徴量など)に応用が可能であ
る。
【0043】ここで、具体的な空間表示のための手順に
ついて図17ないし図21を参照して説明する。この処
理は、CPU1がRAM3をワークエリアとして使用し
ながらROM2に格納されたプログラムを実行すること
により行われる。
【0044】この第1の実施形態は、各表示次元軸に特
徴量を割り当てるように構成したもので、図17は特徴
量軸表示空間を生成する処理の処理手順を示すフローチ
ャートである。この処理では、まず、特徴量Aを選択
し、1次元の表示空間として表示空間生成のルーチンI
を呼び出す(ステップS101)。そして、図18に示
す後述の表示空間生成のルーチンIを実行し、このルー
チンIで特徴量Aの特徴量が抽出され、木構造が生成さ
れ、表示空間での全画像の座標が生成される。その場
合、1次元のデータが返されて特徴量Aの1次元表示空
間の座標が受け渡され(ステップS102)、得られた
座標を表示軸Xの座標とする(ステップS103)。特
徴量Bを選択し、1次元の表示空間として表示空間生成
のルーチンIを呼び出す(ステップS104)。そし
て、特徴量Bの1次元空間の座標データが受け渡され
(ステップS105)、得られた座標データを表示軸Y
の座標とする(ステップS106)。次いで、同様に特
徴量Cを選択し、1次元の表示空間として表示空間生成
のルーチンIを呼び出す(ステップS107)。そし
て、特徴量Cの1次元空間の座標データが受け渡され
(ステップS108)、得られた座標データを表示軸Z
の座標とする(ステップS109)。最後に、ステップ
S103、S106、S109で得られた各表示軸の座
標値から3次元の表示画面を生成する。なお、この処理
では、ステップS101〜ステップS103が特徴量A
を座標軸Xに対応させる1つの処理、ステップS104
〜ステップS106が特徴量Bを座標軸Yに対応させる
1つの処理、ステップS107〜ステップS109が特
徴量Cを座標軸Zに対応させる1つの処理となってい
る。
【0045】なお、この場合の特徴量A、B、Cは特徴
量の種別(カラーヒストグラフやエッジ)を表してい
る。具体的には、図5の形状、色、テクスチャー(座標
軸S,Y,Z)のいずれかにそれぞれ対応する。
【0046】図18は第1の表示空間生成処理(以下、
表示空間生成Iとも称す)の処理手順を示すフローチャ
ートである。この処理では、全画像データが入力される
と、その全画像データの特徴量を最後の画像まで抽出し
(ステップS201、S202)、特徴量の集合(特徴
量空間)を得る(ステップS203)。次いで、図19
に示した二分木生成処理ルーチンを呼び出し(ステップ
S204)、特徴量集合に対して二分木生成処理を実行
する(ステップS205)。そして、二分木のルート集
合(ノード)と表示空間を入力として図20の第2の表
示空間生成処理(以下、表示空間生成IIとも称す)ルー
チンを呼び出し(ステップS206)、表示空間生成II
ルーチンに基づいて表示空間を生成する(ステップS2
07)。なお、この処理は前記3)の画像表示画面生成
処理で述べた通りである。
【0047】この図18に示した第1の表示空間生成処
理時に実行されるルーチンを図19ないし図21に示
す。図19はステップS204で呼び出され、ステップ
S205で実行される二分木生成処理の処理手順を示す
フローチャートである。この処理では、図21のクラス
タリングルーチンを呼び出し、特徴量集合を二分割し、
2つの部分集合(クラスタ)A及びBを生成する(ステ
ップS301)。クラスタリングについては前記2)特
徴量空間木構造抽出処理で述べた通りである。部分集合
A及びBが生成されると、各部分集合A、Bを特徴量集
合の子集合(子ノード)とし(ステップS302)、部
分集合Aの特徴量要素が1かどうかを判定し(ステップ
S303)、1であればステップS304でさらに部分
集合Bの特徴量要素が1かどうか判定する。また、ステ
ップS303で部分集合Aの特徴量要素が1でなけれ
ば、ステップS305で部分集合Aを集合として二分木
生成処理ルーチンを呼び出し、部分集合Aを集合として
ステップS301以降の処理を実行し、ステップS30
4の処理を実行する。ステップS304で部分集合Bの
特徴量要素が1であれば、この処理を終了し、1でなけ
れば部分集合Bを集合としてステップS305と同様に
二分木生成処理ルーチンを呼び出し(ステップS30
6)、ステップS301以降の処理を実行して処理を終
える。
【0048】ここで特徴量要素が1とは、集合を格子す
る特徴量(要素)の個数が1であるという意味であり、
このことは特徴量の要素数が1、言い換えれると集合に
含まれる特徴量数が1つであるということを意味する。
前述のように特徴量の部分集合を順次分割していくと最
終的にその部分集合に特徴量の要素数が1つしかない状
態になる。この処理は、特徴量の要素数を二分木生成処
理によって1つしかないものに分割する処理である。
【0049】図20はステップS206で呼び出され、
ステップS207で実行される第2の表示空間生成処理
(以下、表示空間生成IIとも称す)の処理手順を示すフ
ローチャートである。この処理では、すべての特徴量が
最下位の個々のノードに属した集合(リーフ集合)であ
るかどうかをチェックし(ステップS401)、リーフ
集合であれば、表示空間に画像を配置して(ステップS
402)処理を終える。一方、ステップS401のチェ
ックでリーフ集合でなければ、表示空間を部分集合A及
びBに分割し(ステップS403)、二分木の子に当た
る各部分集合A、Bを表示空間の各部分空間A、Bに割
り当てる(ステップS404)。そして、部分集合Aを
集合、表示空間Aを表示空間として第2の表示空間生成
ルーチンを再帰呼び出しする(ステップS405)。次
いで、部分集合Bも集合、表示空間Bを表示空間として
第2及び第1の表示空間生成ルーチンを再帰呼び出しす
る(ステップS406)。これらステップS403、S
404、S405及びS406の処理をリーフ集合にな
るまで繰り返し、リーフ集合になった時点で表示空間に
画像を配置する(ステップS402)。
【0050】なお、特徴量Aは特徴量の種別の集合、部
分集合Aは特徴量の集合、表示空間Aは特徴量を表示す
る空間を示し、この表示空間生成処理は前記表示空間
(部分表示空間)に特徴量の表示空間をマップする処理
である。ここでは、ある部分集合を1対1に対応するあ
る部分表示空間にマップするので、対応付けの意味で同
じAという符号を使用している。
【0051】図20はステップS301で実行されるク
ラスタリング処理の処理手順を示すフローチャートであ
る。この処理は、前記2)の特徴量空間木構造抽出処理
において説明しているように、まず、任意のポイントA
を選択し(ステップS501−2)a))、ポイント
Aから最遠のポイントをポイントC1に設定する(ステ
ップS502−2)b))。次いで、ポイントC1か
ら最遠のポイントをポイントC2に設定し(ステップS
503−2)c))、さらに処理済みでない任意のポ
イントPを選択し(ステップS504−2)a))、
ポイントPとポイントC1,C2との差分距離を算出す
る(ステップS505−2)b))。そして、前記選
択されたポイントPを処理済みとし(ステップS50
6)、ステップS504からステップS506までの処
理を未処理のポイントがなくなるまで繰り返す(ステッ
プS507−2)c))全て処理済みとなると、差分
距離の昇順で全てのポイントをソートし(ステップS5
08−2)d))、ソートされたポイント順の前後の
差分距離の差分を算出し(ステップS509)、差分距
離の差分の最大をクラスタの境界としてポイント集合を
2分する(ステップS510−2))。
【0052】なお、この実施形態では、図17に示すよ
うに各表示空間次元軸に特徴量を割り当てるように構成
しているが、表示次元軸に特徴量を割り当てない場合に
は、前述の第1の表示空間生成処理ルーチンを直接呼び
出すように構成することもできる。
【0053】2.第2の実施形態 この第2の実施形態においても、前述の第1の実施形態
において図1に示した画像表示装置の構成、および図2
に示した画像表示装置において実行される処理について
は同一なので、説明は省略する。
【0054】以下、この第2の実施形態における前述の
画像表示部8によって実行される処理について 1)特徴量抽出処理 2)特徴量空間分割処理 3)画像表示画面生成処理 の順で説明する。
【0055】1)特徴量抽出処理 この処理は、前述の第1の実施形態における1.1)で
説明した特徴量抽出処理と同一である。そのため、重複
を防ぐ意味でここでの説明は省略する。
【0056】2)特徴量空間分割処理 特徴量を表示空間に割り当てるために、特徴量空間の分
割を行なう。2次元の表示空間を生成する場合で特徴量
空間の分割方法を説明する。各画像からは特徴量Aと特
徴量Bが抽出されているとし、特徴量Aを表示空間のX
軸、特徴量Bを表示空間のY軸に割り当てるとする。2
次元の表示空間の場合には特徴量空間を4分割(図6)
し、3次元の表示空間の場合には特徴量空間を8分割
(図7)する。
【0057】4分割の場合には以下の手順で行なうこと
によって、分割された各部分空間の位置関係を正しく反
映した分割を行なうことができる。なお、画像aの特徴
量AをFAa、画像bの特徴量AをFAbというように
表すと、特徴量A空間内での画像aと画像bの距離(0
〜1)は、 DA(FAa, FAb) で表される。また、特徴量B空間内での画像aと画像b
の距離(0〜1)は同様に、 DB(FBa, FBb) で表される。距離は0〜1の範囲の値とする。
【0058】各部分空間の中心特徴量の獲得 各部分空間の中心特徴量の獲得手順について図8ないし
図11を参照して説明する。まず、 a)空間内で任意の画像aを選択する(図8)。
【0059】そして、 b)選択した画像aから2つの特徴量に対して最遠の画
像を部分空間(図8では左下の部分空間)の中心画像c
1とする。つまり、評価式 DA(FAa,FAc)+DB(FBa,FBc)・・・(1) が最大となる画像cを中心画像c1とする。
【0060】次いで、 c)c1から2つの特徴量に対して最遠の画像を対角線
上に位置する部分空間(図9では右上の部分空間)の中
心画像c2とする。つまり、評価式 DA(FAc1,FAc)+DB(FBc1,FBc)・・・(2) が最大となる画像cを画像c2とする。
【0061】さらに、 d)c1については特徴量Aの距離は近く特徴量Bの距
離は遠く、かつ、c2については特徴量Aの距離は遠く
特徴量Bの距離は近い画像を3番目の部分空間(図10
では左上の部分空間)の中心画像c3とする。つまり、
評価式 (1− DA(FAc1,FAc))+DB(FBc1,FBc) +DA(FAc2,FAc)+(1−DB(FBc2,FBc))・・・( 3) が最大となる画像cを画像c3とする。
【0062】最後に、 e)c1については特徴量Bの距離は近く特徴量Aの距
離は遠く、かつ、c2については特徴量Bの距離は遠く
特徴量Aの距離は近く、かつ、c3から特徴量A,Bい
ずれからも遠い画像を4番目の部分空間(図11では右
下の部分空間)の中心画像c4とする。つまり、評価式 DA(FAc1,FAc)+(1−DB(FBc1,FBc)) +(1−DA(FAc2,FAc))+DB(FBc2,FBc) +DA(FAc3,FAc)+DB(FBc3,FBc)・・・(4) が最大となる画像cを画像c3とする。
【0063】このようにして4つの中心画像が決定され
るが、c1,c2,c3に関しては、他のすべての中心
画像との関係に基づいて決定されているわけではない。
さらに精度よく、かつ、処理時間に余裕がある場合に
は、e)での評価式に基づいて、すべての中心画像を決
定し直すことでより精度の良い中心画像を得ることがで
きる。
【0064】この処理を中心画像の変化がなくなるまで
繰り返し行なうことによって、さらに精度が高くなる。
ただし、処理時間がかかるのでアプリケーションの要求
する速度によっていずれの処理を行なうかを選択する。
【0065】画像の分配 残りの画像を一画像ずつ選択しc1〜c4との距離を算
出して最も近い部分空間に入れる。つまり、図12に示
す画像pに対して DA(FAp,FAcn)+DB(FBp,FBcn)・・・(5) の距離が最小となる中心画像cn(n=1〜4)を求め
その中心画像の部分空間nに入れる。こうして画像を4
つの部分空間に分割することができる。3次元の表示空
間の場合にも3つの特徴量を各次元軸に割り当てて同様
にして拡張することができる(図13)。
【0066】このようにして得られた4つの部分空間に
ついてさらに上記2.2)の、の処理を行なう。こ
うして生成された部分空間を再帰的に繰り返し処理する
ことによって部分空間が細分化される。そして、この処
理を各部分空間に画像が1つしかない状態まで繰り返
す。結果として部分空間は、図14に示すような木構造
で表現され、特徴量空間の木構造抽出処理が完了する。
【0067】3)画像表示画面生成処理 画像表示画面生成処理では、図14にのように表現され
た木構造をルートから辿り、 a)表示空間を図15に示すようにc1〜c4に4分割
する。分割の方法としは単純に等分にする。なお、ここ
では、等分にする方法について説明しているが、その他
に、 ・各部分空間に含まれる画像数に表示空間の面積を比例
させて分割する方法 ・各部分空間が中の任意の2点間の距離を求めその最大
値を部分空間の大きさとし、その大きさに比例させて分
割する方法がある。
【0068】b)分割された各表示空間に木構造の各部
分空間を割り振る。この時に部分空間の位置関係は部分
空間生成時に考慮した位置関係に一致するようにしなけ
ればならない。木構造のリーフノードの部分空間であれ
ば、ノードに画像が割り振られているので、その画像を
表示空間上に配置する。
【0069】c)各部分空間の下位の部分空間に対して
上記2.3)のa),b)の処理を再帰的に処理する。
【0070】こうすることによって図16に示すように
木構造の画像が表示空間に配置される。しかし、このよ
うに生成された表示空間における画像の分布は均一では
ない。アプリケーションによっては均一にしたい場合も
ある。分布の不均一は部分空間生成時に各部分空間に割
り振られた画像数が不均一であることから生じる。そこ
で、均一に画像を部分空間に割り振る方法について説明
する。
【0071】d)均一に画像を部分空間に割り振る場
合、前記2.2)の特徴量空間の分割処理の各部分空間
の中心特徴量の獲得については前述の2.2)と同様
である。
【0072】しかし、2.2)のの画像の分配につい
ては次のように処理する。
【0073】1)空間の全画像数Nから各部分画像の最
大画像数Mを決定し、 M=N/4+1 とする。
【0074】2)残りの画像から1つずつ選択し、c1
〜c4との距離 DA(FAp,FAcn)+DB(FBp,FBcn) を算出し、最も近い部分空間(仮にAとする)に入れ
る。
【0075】3)前記部分空間Aに前記c1〜c4との
距離を入れることによって部分空間Aに属する画像数が
Mを超える場合は、その部分空間Aの中で中心画像から
最も距離の遠い画像をその部分空間から外す。外した画
像に対して他の部分空間との距離を算出して最も近い部
分空間(仮にBとする)に入れる。ただし、その部分空
間Bに入れることによって部分空間Bに属する画像数が
Mを超える場合は、前記部分空間Bから同様にして一画
像をはずし、A,Bを除く他の部分空間に対して同様の
処理をする。画像数が超える場合には同様の処理を順次
繰り返す。
【0076】4)前記1)2)3)を繰り返し、すべて
の画像を割り振る。これによって画像が表示空間に均一
に割り振られる。
【0077】この第2の実施形態は、表示次元軸に特徴
量を割り当てることを前提とし、第1の実施形態よりも
精度を高めた処理を行う例である。したがって、前記図
17の特徴量軸表示空間生成処理は行われず、図18な
いし図21に示した処理が実行される。ただし、図19
に示した二分木生成処理については、図22のフローチ
ャートに示した処理に変わる。したがって、ステップS
301のクラスタリング処理はこの実施形態では図22
に示したルーチンとなる。
【0078】以下、図22のフローチャートについて説
明する。
【0079】この処理では、まず、任意のポイントAを
選択し(ステップS601−2)a))、ポイントA
から前記評価式(1)が最大のポイントをポイントc1
に設定する(ステップS602−2)b))。次い
で、評価式(2)が最大のポイントをポイントc2に設
定し(ステップS602−2)c))、評価式(3)
が最大のポイントをポイントc3に設定し(ステップS
603−2)d))、さらに評価式(4)が最大のポ
イントをポイントc4に設定する(ステップS603−
2)e))。そして、処理済みでない任意のポイント
Pを選択し(ステップS606)、(5)式で示される
ポイントPとポイントc1,c2,c3,c4との距離
を算出する(ステップS607)。次いで、距離が最も
小さいcnのクラスタにポイントPを加え(ステップS
608)、前記選択されたポイントPを処理済みとし
(ステップS609)、差分距離の昇順で全てのポイン
トをソートし(ステップS610)、ステップS606
からステップS610までの処理を未処理のポイントが
なくなるまで繰り返す(ステップS611)。
【0080】その他、特に説明しない処理は、前述の第
1の実施形態と同等に処理される。
【0081】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、数の特徴量を用いる場合に特徴量ごとに木構造を
生成し、各木構造を1次元にマップすることによって特
徴量数分の次元データを生成し、その次元データを表示
座標軸データとし、各特徴量を表示空間の次元にマップ
するので、ユーザにとって特徴量空間の把握が容易な画
像空間表示方法を提供することができる。
【0082】また、請求項2記載の発明によれば、木構
造を生成するために特徴量空間を分割する時に、特徴量
の各ポイントごとに求めた2つのクラスタの中心ポイン
トからの距離の差分により前記ポイントをソートし、そ
のソート順において適当な位置をクラスタの境界として
2つのクラスタに分割するので、クラスタリングの精度
を高めることが可能となり、精度の高い画像特徴量の表
示空間を生成することができる。
【0083】また、請求項3記載の発明によれば、ソー
ト順における距離の差分の値の差が前後のポイントで最
も大きいポイント間をクラスタの分離境界とし2つのク
ラスタに分割するので、クラスタリングの精度を高める
ことが可能となり、精度の高い画像特徴量の表示空間を
生成することができる。
【0084】また、請求項4記載の発明によれば、表示
空間の1つの次元に木構造をマップする時に1次元の領
域をクラスタの2つ中心ポイントからの距離及びその分
離境界での距離の差分の値の差の比率に従い表示空間の
1つの次元の領域を分割するので、木構造がバランスの
とれたものとなり、結果としてポイントを均一に言い換
えれば等間隔に配置することが可能となる。
【0085】また、請求項5記載の発明によれば、ソー
ト順における順位の中間点をクラスタの分離境界として
2つのクラスタに分割するので、クラスタリングの精度
を高めることが可能となり、精度の高い画像特徴量の表
示空間を生成することができる。
【0086】また、請求項6記載の本発明によれば、特
徴量を形状、テクスチャおよび色の3次元データから構
成し、表示座標軸データとして表示するので、形状、テ
クスチャおよび色に対する特徴量をユーザは容易に把握
できる。
【0087】また、請求項7記載の発明によれば、抽出
された各特徴量を表示空間上の各次元軸に割り当て、割
り当てた各次元軸に従い、かつ、2次元の表示空間に配
置された画像間の関係を特徴量空間上での画像間の関係
に反映させ、前記特徴量空間を4つの部分空間に再帰的
に分割し、分割して生成した各部分空間の木構造を2次
元の表示空間を4つに分割した部分空間に順次配置する
ので、各特徴量を表示空間の次元軸にマップする画像特
徴量空間表示生成が精度よく処理され、ユーザにとって
特徴量空間の把握が容易な画像空間表示方法を提供する
ことができる。
【0088】また、請求項8記載の発明によれば、4つ
の部分空間に分割するための各部分空間の中心画像の選
択に際し、位置関係を考慮した他のすでに決定した中心
画像との各特徴量における距離に基づいてあらかじめ設
定された評価式の演算結果から順次中心画像を決定する
ので、請求項7記載の発明の効果に加え、さらに見やす
い表示空間とすることができる。
【0089】また、請求項9記載の発明によれば、決定
された中心画像を他の3つの中心画像から算出した評価
式により再度演算し、その演算結果に基づいて再度中心
画像を決定するので、請求項7記載の発明の効果に加
え、さらに見やすい表示空間とすることができる。
【0090】また、請求項10記載の発明によれば、他
の3つの中心画像から算出した評価式に基づいて前記中
心画像の位置の変化が生じなくなるま、前記中心画像の
位置を繰り返し演算し、前記中心画像の位置の変化がな
くなった位置を選択するので、請求項7記載の発明の効
果に加え、さらに見やすい表示空間とすることができ
る。
【0091】また、請求項11記載の発明によれば、中
心画像が決定された後に各部分空間を示す中心画像に同
じ画像数で割り振るために、画像から最も距離の近い中
心画像に割り振った結果、その部分空間に属することが
できる最大画像(全画像数を中心画像数で割った値)を
超える場合には、その部分空間中で最も中心画像から遠
い画像をはずして、その他の最も近い中心画像に入れ、
この処理を繰り返すことで均一数に部分空間に分割する
ので、表示画像中で均一に画像が配置されユーザにとっ
て見やすい表示空間とすることができる。
【0092】また、請求項12記載の発明によれば、2
次元だけでなく3次元の表示空間にも対応することが可
能となる。
【0093】また、請求項13記載の発明によれば、複
数の特徴量を用いる場合に特徴量ごとに木構造を生成す
る手段と、各木構造を1次元にマップすることによって
特徴量数分の次元データを生成する手段と、この生成す
る手段で生成された次元データを表示座標軸データとし
て対応する各空間に表示する手段とを備えているので、
ユーザにとって特徴量空間の把握が容易な画像空間表示
装置を提供することができる。
【0094】さらに、請求項14記載の発明によれば、
前記抽出された各特徴量を表示空間上の各次元軸に割り
当てる手段と、割り当てた各次元軸に従い、かつ、2次
元の表示空間に配置された画像間の関係を特徴量空間上
での画像間の関係に反映させ、前記特徴量空間を4つの
部分空間に再帰的に分割する手段と、分割して生成した
各部分空間の木構造を2次元の表示空間を4つに分割し
た部分空間に順次配置する手段とを備えているので、各
特徴量を表示空間の次元軸にマップする画像特徴量空間
表示生成が精度よく処理され、ユーザにとって特徴量空
間の把握が容易な画像空間表示装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る画像表示装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態の画像表示装置におい
て実行される処理を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施形態において生成された木
構造の例を示す図である。
【図4】図3の木構造のすべてを1次元にマップした例
を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施形態において、画像から抽
出した形状、テクスチャおよび色を特徴量として3次元
の表示空間と特徴量の位置との関係を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施形態における4分割された
2次元の特徴量空間を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施形態における8分割された
3次元の特徴量空間を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施形態における各部分空間の
獲得手順を説明するための図である。
【図9】本発明の第2の実施形態における各部分空間の
獲得手順を説明するための図である。
【図10】本発明の第2の実施形態における各部分空間
の獲得手順を説明するための図である。
【図11】本発明の第2の実施形態における各部分空間
の獲得手順を説明するための図である。
【図12】本発明の第2の実施形態における各部分空間
の画像の分配の手順を説明するための図である。
【図13】本発明の第2の実施形態における各部分空間
の画像の分配の手順を説明するための図である。
【図14】本発明の第2の実施形態において表現される
構造の例を示す図である。
【図15】本発明の第2の実施形態における画像表示画
面生成の手順を説明するための図である。
【図16】本発明の第2の実施形態における画像表示画
面生成の手順を説明するための図である。
【図17】本発明の第1の実施形態における特徴量軸表
示空間生成処理の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図18】本発明の第1の実施形態における表示空間生
成処理Iの処理手順を示すフローチャートである。
【図19】本発明の第1の実施形態における二分木生成
処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図20】本発明の第1の実施形態における表示空間生
成処理IIの処理手順を示すフローチャートである。
【図21】本発明の第1の実施形態におけるクラスタリ
ング処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図22】本発明の第2の実施形態におけるクラスタリ
ング処理の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 6 モニタ 7 画像アプリケーション 8 画像表示部 81 特徴抽出処理部 82 クラスタリング処理部 83 木構造生成部 84 表示空間生成部 85 表示画面生成部 11 スキャナ、デジタルカメラ(周辺機器)

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像から画像の特徴を示す特徴量
    を抽出し、その特徴量に基づいて特徴量空間を階層的に
    分割し、複数の画像を仮想的に木構造とし、その木構造
    に基づいて表示空間を分割し、対応する各空間に画像を
    表示することよって画像空間を表示する画像空間表示方
    法において、 複数の特徴量を用いる場合に特徴量ごとに木構造を生成
    する工程と、 各木構造を1次元にマップすることによって特徴量数分
    の次元データを生成する工程と、 この生成する工程で生成された次元データを表示座標軸
    データとして対応する各空間に表示する工程と、を備え
    ていることを特徴とする画像空間表示方法。
  2. 【請求項2】 前記木構造に基づいて表示空間を分割す
    る時に、前記特徴量の各ポイントごとに求めた2つのク
    ラスタの中心ポイントからの距離の差分により前記ポイ
    ントをソートし、そのソート順において適当な位置をク
    ラスタの境界として2つのクラスタに分割することを特
    徴とする請求項1記載の画像空間表示方法。
  3. 【請求項3】 前記ソートのソート順における距離の差
    分の値の差が前後のポイントで最も大きいポイント間を
    クラスタの分離境界とし2つのクラスタに分割すること
    を特徴とする請求項2記載の画像空間表示方法。
  4. 【請求項4】 前記分割が、表示空間の1つの次元に木
    構造をマップする時に、1次元の領域をクラスタの2つ
    の中心ポイントからの距離及びその分離境界での距離の
    差分の値の差の比率に従って、前記表示空間の1つの次
    元の領域を分割することにより行われることを特徴とす
    る請求項3記載の画像空間表示方法。
  5. 【請求項5】 前記ソートのソート順における順位の中
    間点をクラスタの分離境界として2つのクラスタに分割
    することにより行われることを特徴とする請求項2記載
    の画像空間表示方法。
  6. 【請求項6】 前記特徴量が、形状、テクスチャおよび
    色の3次元データであり、前記3つの次元データを表示
    座標軸データとして前記特徴量を表示することを特徴と
    する請求項1記載の画像空間表示方法。
  7. 【請求項7】 複数の画像から画像の特徴を示す特徴量
    を抽出し、その特徴量に基づいて特徴量空間を階層的に
    分割し、複数の画像を仮想的に木構造とし、その木構造
    に基づいて表示空間を分割し、対応する各空間に画像を
    表示することよって画像空間を表示する画像空間表示方
    法において、 前記抽出された各特徴量を表示空間上の各次元軸に割り
    当てる工程と、 割り当てた各次元軸に従い、かつ、2次元の表示空間に
    配置された画像間の関係を特徴量空間上での画像間の関
    係に反映させ、前記特徴量空間を4つの部分空間に再帰
    的に分割する工程と、 分割して生成した各部分空間の木構造を2次元の表示空
    間を4つに分割した部分空間に順次配置する工程と、を
    備えていることを特徴とする画像空間表示方法。
  8. 【請求項8】 4つの部分空間に分割するための各部分
    空間の中心画像の選択に際し、位置関係を考慮した他の
    すでに決定した中心画像との各特徴量における距離に基
    づいてあらかじめ設定された評価式の演算結果から順次
    中心画像を決定することを特徴とする請求項7記載の画
    像空間表示方法。
  9. 【請求項9】 前記決定された中心画像を他の3つの中
    心画像から算出した評価式により再度演算し、その演算
    結果に基づいて再度中心画像を決定することを特徴とす
    る請求項8記載の画像空間表示方法。
  10. 【請求項10】 他の3つの中心画像から算出した評価
    式に基づいて前記中心画像の位置の変化が生じなくなる
    まで、前記中心画像の位置を繰り返し演算し、前記中心
    画像の位置の変化がなくなった位置を選択することを特
    徴とする請求項9記載の画像空間表示方法。
  11. 【請求項11】 中心画像が決定された後に各部分空間
    を示す中心画像に同じ画像数で割り振るために画像から
    最も距離の近い中心画像に割り振った結果、その部分空
    間に属することができる最大画像数を超える場合には、
    その部分空間中で最も中心画像から遠い画像を外してそ
    の他の最も近い中心画像に入れる処理を繰り返し、前記
    画像数を均一数に部分空間に分割することを特徴とする
    請求項7ないし10のいずれか1項に記載の画像空間表
    示方法。
  12. 【請求項12】 前記2次元の表示空間に代えて3次元
    表示空間としたことを特徴とする請求項7ないし10の
    いずれか1項に記載の画像空間表示方法。
  13. 【請求項13】 複数の画像から画像の特徴を示す特徴
    量を抽出し、その特徴量に基づいて特徴量空間を階層的
    に分割し、複数の画像を仮想的に木構造とし、その木構
    造に基づいて表示空間を分割し、対応する各空間に画像
    を表示することよって画像空間を表示する画像空間表示
    装置において、 複数の特徴量を用いる場合に特徴量ごとに木構造を生成
    する手段と、 各木構造を1次元にマップすることによって特徴量数分
    の次元データを生成する手段と、 この生成する手段で生成された次元データを表示座標軸
    データとして対応する各空間に表示する手段と、を備え
    ていることを特徴とする画像空間表示装置。
  14. 【請求項14】 複数の画像から画像の特徴を示す特徴
    量を抽出し、その特徴量に基づいて特徴量空間を階層的
    に分割し、複数の画像を仮想的に木構造とし、その木構
    造に基づいて表示空間を分割し、対応する各空間に画像
    を表示することよって画像空間を表示する画像空間表示
    装置において、 前記抽出された各特徴量を表示空間上の各次元軸に割り
    当てる手段と、 割り当てた各次元軸に従い、かつ、2次元の表示空間に
    配置された画像間の関係を特徴量空間上での画像間の関
    係に反映させ、前記特徴量空間を4つの部分空間に再帰
    的に分割する手段と、 分割して生成した各部分空間の木構造を2次元の表示空
    間を4つに分割した部分空間に順次配置する手段と、を
    備えていることを特徴とする画像空間表示装置。
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