JP2003050833A - 図形処理装置及び方法 - Google Patents

図形処理装置及び方法

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JP2003050833A JP2002075982A JP2002075982A JP2003050833A JP 2003050833 A JP2003050833 A JP 2003050833A JP 2002075982 A JP2002075982 A JP 2002075982A JP 2002075982 A JP2002075982 A JP 2002075982A JP 2003050833 A JP2003050833 A JP 2003050833A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2つの図形要素間の距離を求める場合、ユー
ザの作業効率を低下することなく、投影面を決定する。 【解決手段】 表示手段に表示されている立体図形から
距離を求める図形要素を指定し(S1010、S103
0)、視線方向とそれぞれの図形要素の幾何情報とに基
づき投影基準を決定し、その投影基準に基づき投影面を
決定する(S1060)。決定された投影面にそれぞれ
の図形要素を投影し(S1080)、投影した図形要素
から指定した図形要素間の最短距離を求める(S109
0)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は図形処理装置及び方
法に関し、特に、CADシステム等において、ユーザが
必要とする図形要素間の距離を、投影面に投影して算出
するための図形処理装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータの性能が飛躍的に向
上し、様々な処理をコンピュータ上で行えるようになっ
ている。例えば、コンピュータ上でデザインを様々な面
からシミュレートするCADも、従来は比較的高価なコ
ンピュータを必要としていたが、近年はパーソナルコン
ピュータ上で実現できるものが多い。
【0003】CADシステムは、図形要素(点、稜線、
面など)の組み合わせでデザインを表現するものが一般
的であるが、この場合、図形要素間の距離を求めること
が必要となる。
【0004】図形要素間の距離を求める方法として、従
来以下のような方法が知られている。 (1)測定したい3Dモデルをコンピュータディスプレ
イ上に表示しながら、マウスなどの入力手段により、ユ
ーザが望む点、稜線、面などの測定対象となる2つの要
素を連続して指示し、この2要素間の3次元空間上の最
短距離を算出し、別途用意された結果表示出力手段を用
いて算出された最短距離を表示する方法。 (2)測定したい3Dモデルをコンピュータディスプレ
イ上に表示しながら、マウスなどの入力手段により、ユ
ーザが望む点、稜線、面などの測定対象となる2つの要
素の近傍までポインタなどの位置指示手段を移動し、デ
ィスプレイ上の図形要素とポインタ間の距離があらかじ
め設定されている距離内に入れば、ディスプレイに表示
されている図形要素の色が変更され、測定対象となる要
素をユーザが確認しながら、3次元空間上の最短距離を
算出し、別途用意された結果表示出力手段を用いて算出
された最短距離を表示する方法。 (3)測定したい3Dモデルをコンピュータディスプレ
イ上に表示しながら、マウスなどの入力手段により、ユ
ーザが望む点、稜線、面などの測定対象となる2つの要
素の近傍までポインタなどの位置指示手段を移動し、ユ
ーザが確定した場所であらかじめ設定されている表示装
置上の距離内にクリッピングされる図形要素の中から3
次元空間の視点に一番近い、すなわち表示装置上で一番
手前に表示されている要素を測定対象要素とし、3次元
空間上の最短距離を算出し、別途用意された結果表示出
力手段を用いて算出された最短距離を表示する方法。 (4)上記(1)で述べた方法において更に、最短距離
となる線分のユーザが望む投影平面への正射影を算出す
ることにより、3次元空間上の要素間の投影最短距離を
算出する方法。 (5)上記(2)で述べた方法において更に最短距離と
なる線分のユーザが望む投影平面への正射影を算出する
ことにより、3次元空間上の要素間の投影最短距離を算
出する方法。 (6)上記(3)で述べた方法において更に、最短距離
となる線分のユーザが望む投影平面への正射影を算出す
ることにより、3次元空間上の要素間の投影最短距離を
算出する方法。 (7)特開平10−31757号公報に記されている図
形処理装置および要素間最短距離算出方法のように3次
元空間を表示しているディスプレイの視線方向を考慮し
た要素間の最短距離を算出する方法。
【0005】これらの要素間の最短距離を算出する方法
の測定結果を示した図が図30であって、図30(a)
では直線1と円弧2が測定対象要素であり、投影面3が
投影すべき面であり、線分4が算出された測定結果であ
る最短距離である。
【0006】又、図30(b)では円弧301と円弧3
02が測定対象要素であり、投影面303が投影すべき
面であり、線分304が算出された測定結果である最短
距離である。
【0007】従来の要素間最短距離測定方法において
は、投影すべき面を特定するのに以下のいずれかの方法
がとられていた。 (A)いくつかの投影面に対応してそれぞれ要素間最短
距離算出コマンドがあらかじめ用意されており、ユーザ
は自分が投影したい投影面に対応した要素間最短距離算
出コマンドを選択して、測定を実施する方法。図31は
この例の概略を示した図であって、あらかじめxy平面
とyz平面とxz平面の3つの投影面に対応してそれぞ
れ要素間最短距離算出コマンドが用意されており、例え
ばユーザがyz平面へ投影した距離の測定を望んでいる
場合にはあらかじめyz平面投影用の要素間最短距離算
出コマンドをユーザが選択して測定を実施する。 (B)1つの要素間最短距離算出コマンドの中にあらか
じめ複数の投影面が設定されており、ユーザが測定要素
を選択した後、用意された全ての投影面に投影した最短
距離を全て同時に又は順次に表示することによって、ユ
ーザはその中から自分の望む投影面へ投影された測定結
果を選択的に読み取ることにとって測定が実現される方
法。図32はこの例の概略を示した図であって、あらか
じめxy平面とyz平面とxz平面の3つの投影面が設
定されており、これらの投影面に投影された測定結果が
全て表示されている。この場合一度にすべての測定結果
を表示するとユーザの視認性を損ねるため、実際にはキ
ーボードや、マウスなどの入力装置を操作することによ
って順次1つづつ測定結果を表示することが一般的であ
る。 (C)要素間最短距離算出コマンドには投影面が設定さ
れておらず、ユーザが測定対象部品を選択するのと同様
に投影面も選択することによって、ユーザの望む投影面
へ投影された最短距離が測定される方法。図33はこの
例の概略を示した図であって、ユーザが測定対象である
図形331,332と希望する投影面である平面333
を選択する。その結果、平面333に投影された最短距
離を表示する。このときの投影面の選択方法には、ユー
ザが自分の投影したい投影面に平行な面を選択する方法
や自分の投影したい投影面に垂直な直線と投影面の位置
を選択する方法やいずれかをユーザが自在に切り替えら
れる方法などが一般的である。 (D)上記(B)と(C)を組み合わせた方法。つまり
要素間最短距離算出コマンド内であらかじめ投影面の候
補となる面がいくつか用意されておりそれらを優先的に
表示した後、その中にユーザの望む投影面に投影された
結果がなかった場合(C)と同様な方法でユーザが投影
面を選択できるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、(A)
と(B)は、ユーザが投影面を選択する必要がないもの
の、あらかじめ用意されている投影面でしか測定ができ
ないという制約を受けるため、実用的ではなない。
【0009】(C)と(D)は、ユーザが望む投影面を
確実に選ぶことができるので、実用的ではあるものの、
投影面を選択する操作をユーザが行わなければならない
ため作業効率が低下するという問題を有している。又、
表示画面上にユーザが望む投影面に平行な平面やユーザ
が望む投影面に垂直な直線が表示されていない場合は、
要素間最短距離算出コマンドの実施に先立って、表示画
面上に投影面を選択するために必要な平面又は直線を作
成・表示させておかなければならないため、更に作業効
率が低下するという問題点もあった。
【0010】又、上記従来例ではディスプレイ上に表示
している部品点数が多くなった場合、表示されている部
品が視界を妨げ、測定結果が見にくく、ユーザの望む部
分が測定されたのかどうかが確認ししにくいという問題
点があった。
【0011】このため、ユーザは測定結果を確認するた
めに、測定結果表示後に視線方向へ変更したり、視線を
妨げている部品を非表示にしたりする操作を実行するこ
とを余儀なくされていた。このとき、視線変更や部品の
非表示の操作そのものがユーザの作業効率を低下させる
だけでなく、測定結果確認後に距離測定を開始する直前
の作業に戻るためには、再び部品を表示させ、視線方向
を元に戻す操作が必須となり一層ユーザの作業効率を低
下させる結果となっていた。これらは、要素間最短距離
を求める装置のユーザビリティ上の大きな問題点であっ
た。
【0012】本発明は上記従来技術の問題点を解決する
ためになされたものであり、ユーザが望んでいる投影方
向及び投影面を非常に高い確率で特定できる機能を有す
ることによってユーザが投影面を選択することが不要或
いは最小限となり、作業効率が良くユーザビリティの非
常に高い図形処理装置及び方法を提供することを目的と
する。
【0013】又、本発明はユーザの作業効率を低下させ
ることなく、更に、ユーザが容易に測定結果を確認する
ことが可能な最短距離算出機能を有する図形処理装置及
び方法を提供する。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の図形処理装置は、複数の図形要素からなる立
体図形を3次元グラフィックスで表示する表示手段と、
前記表示手段における前記立体図形に対する操作を入力
するための入力手段とを有する図形処理装置であって、
第1の図形要素と第2の図形要素が前記入力手段により
選択されたときに、選択された第1の図形要素と第2の
図形要素の幾何情報を記憶する幾何情報記憶手段と、前
記第1の図形要素の幾何情報に基づき前記第1の図形要
素の投影基準を定める手段と、前記第2の図形情報の幾
何情報に基づき前記第2の図形要素の投影基準を定める
手段と、前記表示手段に表示されている図形の視線方向
を記憶する視線方向記憶手段と、前記視線方向と、前記
第1の図形要素の投影基準と、前記第2の図形情報の投
影基準とに基づき、図形要素を投影する投影面を決定す
る決定手段と、前記投影面に、前記第1の図形要素と前
記第2の図形要素とを投影する投影手段と、前記投影面
に投影された図形要素に基づき、前記第1の図形要素と
前記第2の図形要素との間の距離を演算する演算手段と
を有する。
【0015】また、本発明の図形処理装置は、複数の図
形要素からなる立体図形を3次元グラフィックスで表示
する表示手段と、前記表示手段における前記立体図形に
対する操作を入力するための入力手段とを有する図形処
理装置であって、第1の図形要素と第2の図形要素が前
記入力手段により選択されたときに、選択された第1の
図形要素と第2の図形要素の幾何情報を記憶する幾何情
報記憶手段と、前記第1の図形要素と前記第2の図形要
素とを投影する投影面を設定する設定手段と、前記投影
面に前記第1の図形要素と前記第2の図形要素とを投影
する投影手段と、前記投影面に垂直な方向を算出する算
出手段と、前記算出された方向に基づき、前記投影面を
前記表示手段に表示する表示制御手段とを有する。
【0016】更に、本発明の図形処理方法は、複数の図
形要素からなる立体図形を3次元グラフィックスで表示
する表示手段と、前記表示手段における前記立体図形に
対する操作を入力するための入力手段とを有する図形処
理装置における図形処理方法であって、第1の図形要素
と第2の図形要素が前記入力手段により選択されたとき
に、選択された第1の図形要素と第2の図形要素の幾何
情報を記憶する幾何情報記憶工程と、前記第1の図形要
素の幾何情報に基づき前記第1の図形要素の投影基準を
定める工程と、前記第2の図形情報の幾何情報に基づき
前記第2の図形要素の投影基準を定める工程と、前記表
示手段に表示されている図形の視線方向を記憶する視線
方向記憶工程と、前記視線方向と、前記第1の図形要素
の投影基準と、前記第2の図形情報の投影基準とに基づ
き、図形要素を投影する投影面を決定する決定工程と、
前記投影面に、前記第1の図形要素と前記第2の図形要
素とを投影する投影工程と、前記投影面に投影された図
形要素に基づき、前記第1の図形要素と前記第2の図形
要素との間の距離を演算する演算工程とを有する。
【0017】また、本発明の図形処理方法は、複数の図
形要素からなる立体図形を3次元グラフィックスで表示
する表示手段と、前記表示手段における前記立体図形に
対する操作を入力するための入力手段とを有する図形処
理装置における図形処理方法であって、第1の図形要素
と第2の図形要素が前記入力手段により選択されたとき
に、選択された第1の図形要素と第2の図形要素の幾何
情報を記憶する幾何情報記憶工程と、前記第1の図形要
素と前記第2の図形要素とを投影する投影面を設定する
設定手段と、前記投影面に前記第1の図形要素と前記第
2の図形要素とを投影する投影工程と、前記投影面に垂
直な方向を算出する算出工程と、前記算出された方向に
基づき、前記投影面を前記表示手段に表示する表示制御
工程とを有する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の図形処理装置に係
る一実施の形態を図面に基づき説明する。
【0019】[第1の実施形態]図1は、本発明の図形
処理装置の第1の実施の形態の構成を示すブロック図で
あり、1は制御線、データ線及びアドレス線を含むバス
である。このバス1には、中央処理装置(CPU)2、
リードオンリメモリ(ROM)3、ランダムアクセスメ
モリ(RAM)4がそれぞれ接続されている。また、バ
ス1には入力インターフェース5を介してキーボード、
タブレット及びマウス等の入力装置6が、出力インター
フェース7を介して出力装置8が、外部記憶装置インタ
ーフェース9を介して外部記憶装置10がそれぞれ接続
されている。出力装置8はCRT,LCD等の表示出力
装置8a及びプリンタ、プロッタ等の印字出力装置8b
からなる。外部記憶装置10はハードディスク(H
D)、フロッピー(登録商標)ディスク(FD)、CD
−ROM、ミニディスク(MD)などの磁気ディスク及
び磁気テープ等からなる。
【0020】CPU2は本装置全体の制御を司るもので
ある。ROM3には、処理プログラム3a、パラメータ
3b、図形要素間の関係情報3c等が格納されている。
RAM4は視線方向格納領域4a、第1の図形要素の幾
何情報格納領域4b、第2の図形要素の幾何情報格納領
域4c、投影面情報格納領域4d、測定結果格納領域4
e、及び不図示の図形要素格納領域等を有している。そ
して、CPU2は、ROM3に記憶された処理プログラ
ムに応じてRAM4を一時記憶装置として様々の処理及
び制御、たとえば図形入力制御、図形表示処理、ピック
処理、距離算出等を行う。表示装置8aは必要に応じて
複数のビットマッププレーン等を含んでおり、図形を表
示する。
【0021】図2は、出力装置8aに表示される画像の
例を表しており、それぞれ81は図形表示エリア、82
は第1ボタン、83はマウスポインタ、84は第1情報
出力エリア、85はパネル上の第2ボタン、80はパネ
ル上の第2情報出力エリア、87はパネル、86は3D
図形である。これらのボタンは、全てソフトキーであ
る。図形表示エリア81には、RAM4の不図示の図形
要素格納領域に格納された図形要素に基づき、3D図形
が表示されている。
【0022】この表示装置8a上で、キーボードや、マ
ウスなどの入力装置6を操作することによって、図示さ
れているような3D図形86の要素間の最短距離の算出
が対話的に行われる。またマウスポインタ83と入力装
置6を使用して、第1ボタン82上の適切な位置を選択
することにより、要素間の最短距離を算出するモードに
入ることができる。
【0023】以下、図3に示したフローチャートに基づ
き、本実施の形態における図形要素間の最短距離を算出
する処理について説明する。
【0024】まず、キーボードからの入力、或いは、マ
ウスでマウスポインタ83を移動することにより第1ボ
タン82の中の図形要素間の最短距離を算出するモード
を指示する。
【0025】この指示に基づき、S1000において、
図形要素間の最短距離を算出モードに入ったときにおけ
る視線方向を,RAM4の視線方向格納領域4aに格納
する。
【0026】次に、S1010において、マウスやキー
ボードなどの入力装置6を介してユーザが測定したい第
1の図形要素(点、直線、面、円弧 等)を選択する。
この時、誤った選択を防止して作業効率を向上させるた
め、あらかじめ選択したい図形要素の属性(点、直線、
面、円弧 等の種別)をユーザが指定し、該当する属性
の図形要素のみしか選択できないようにするフィルター
機能や、あらかじめ選択したい図形要素を含む部品をユ
ーザが指定し、該当の部品内の図形要素しか選択できな
いようにするフィルター機能を持たせてもよい。
【0027】又、選択対象となる図形要素が表示装置上
で見にくい位置に配置されている場合、ユーザがマウス
などの入力装置6を使用し、視点の位置、視線方向を自
由に変える操作を割り込みさせる機能、又、円弧の中心
や線分の中点など実態の存在しない架空点や円筒面の中
心など実態の存在しない架空直線などの選択を可能にす
るために、ユーザが円弧を選択することによってその中
心点が選択されたように処理したり、線分を選択するこ
とによってその中点が選択されたように処理したり、円
筒面を選択することによってその中心軸が選択されたよ
うに処理する等の架空要素選択機能を有する構成として
も良い(以下、一般的は幾何学と同様に、両端が有限な
線を「線分」とし、無限線を「直線」として区別す
る)。
【0028】次に、ステップS1020において、選択
された第1の図形要素の幾何情報をRAM内の第1の図
形要素の幾何情報格納領域4bに格納する。ここで幾何
情報とは、点、直線、円弧、平面、円筒面などの図形に
応じた端点・頂点・中心点等の座標や円の半径等の空間
図形を一意的に決定するために必要なパラメータを意味
する。
【0029】続いて、ステップS1030において、マ
ウスやキーボードなどの入力装置6を介してユーザが測
定したい第2の図形要素を選択する。この場合において
もステップS1010と同様に、前述のフィルター機能
や割り込み機能や架空要素選択機能が設けられる。
【0030】次に、ステップS1040において、選択
された第2の図形要素の幾何情報をRAM4の第2の図
形要素の幾何情報格納領域4cに格納する。
【0031】次に、ステップS1050において、投影
面を特定するために、RAM4のそれぞれの領域に格納
された第1、第2の図形要素の幾何情報と視線方向を参
照して、ステップS1060において、ROM3の領域
3cに格納されている予め定められた図形要素間の関係
に従って投影すべき平面の候補を特定し、ステップS1
070において、特定された投影面情報をRAM4の投
影面情報格納領域4dに格納する。ここで、投影面情報
とは法線ベクトルと平面の通る点などの投影面を一意的
に決定できるパラメータを意味する。もし候補が複数あ
った場合には各候補に優先順位を付与して格納する。こ
の投影面を特定するための図形要素間の関係の詳細につ
いては後述する。
【0032】次に、ステップS1080において、ステ
ップS1070で特定された投影面を作成し、作成した
投影面上に選択された測定対象となる2図形要素の投影
図形を作成する。
【0033】次に、ステップS1090において、ステ
ップS1080において作成された2投影図形間の最短
距離を算出する。
【0034】次に、ステップS1100において、ステ
ップS1090において算出された最短距離を、表示装
置8a内の情報出力エリア84に出力する。
【0035】次に,ステップS1110において、ステ
ップS1070で特定された投影面とステップS109
0で算出された最短距離の情報を元に、投影面と最短距
離を表す線分を描画する。
【0036】このとき特定した投影面がユーザの望む投
影面とは異なっていた場合でかつ、投影面の候補が他に
あった場合は、次の候補へ表示を切り替えを指示するた
めのボタンを第2ボタン85として表示し、マウスやキ
ーボードなどの入力装置6からの指示により、その優先
順位に従って順次S1080から S1110を繰り返
して最短距離を表示装置8aに出力し、投影面と最短距
離を表す線分を描画する。
【0037】又、特定したすべての投影面がユーザの望
む投影面とは異なっていた場合は、投影面を手動で選択
するモードが選択可能である。第1ボタン82の中の選
択ボタンをマウスやキーボードなどの入力装置6で指示
することにより、このモードに入る。このモードに入る
とステップS1150で従来と同様に、ユーザは自分の
投影したい投影面に平行な面を選択する、又は自分の投
影したい投影面に垂直な直線を選択することによってユ
ーザの望む投影面を選択し、その投影面情報がRAM上
に格納される。
【0038】その後はステップS1080に戻って、前
述した処理を行う。この処理の中で、投影面はユーザの
望む投影面になっているのでステップS1120で要素
間最短距離算出コマンドは終了するが、もしユーザの誤
操作によって投影面が間違っている場合、又はユーザが
他の投影面へ投影した最短距離も測定したいと判断した
場合はステップS1140へ進んで他の投影面を指定す
ることも可能である。
【0039】次に、第1、第2の図形要素の幾何情報と
記憶された視線方向を元に、ユーザの望む投影すべき投
影面を特定し、候補が複数あった場合には各候補に優先
順位を付与する方法について説明する。
【0040】ユーザに投影面を選択する操作を行わせる
従来例と異なり、本実施の形態では投影面を自動的に特
定することを特徴としているが、特定された投影面がユ
ーザの望む投影面に適合する確率が十分高くなければ実
用的ではない。本実施の形態の投影面の特定は適合率を
向上させるために2つの図形要素の幾何情報と記憶され
た視線方向を参照して一定の規則で特定することを特徴
としており、その規則は下記の通りである。
【0041】下記の規則に従って、第1と第2の図形要
素の幾何情報と記憶された視線方向から投影方向を決定
し、この方向を投影面の法線ベクトルとする。又、同様
にこの規則に従って投影面の位置も第1と第2の図形要
素の幾何情報と記憶された視線方向から決定し、この点
を投影面上の点とする。このように決定した投影面の法
線ベクトルと投影面上の点で投影面を特定する。なお、
平面の法線方向や直線に平行な方向など180°反転し
た2つの方向(方向ベクトルが正負の関係となる2方
向)が存在する場合は常に視線方向とのなす角が小さい
側の方向を選択するものとする。
【0042】<投影方向を決定する規則>それぞれの図
形要素に対して次のように投影基準を定義する。 (1)図形要素が点である場合はその点を投影基準とす
る。球である場合にはその中心点を投影基準とする。 (2)図形要素が(1)に該当せず、1つの直線に含ま
れる図形(直線又は線分)である場合には、その直線を
投影基準とする。 (3)図形要素が(1)〜(2)に該当せず、円弧又は
円弧の一部である場合には、その円弧を含む平面に垂直
で円弧の中心点を通る直線を投影基準とする。 (4)図形要素が(1)〜(3)に該当せず、1つ平面
に含まれる平面図形である場合には、その平面に垂直な
任意の直線を投影基準とする。 (5)図形要素が(1)〜(4)に該当せず、回転体の
一部である場合には、回転中心軸を投影基準とする。 (6)図形要素が(1)〜(5)に該当しない場合に
は、投影基準を定義しない。
【0043】ここで、一方の図形要素の投影基準を投影
基準1、他方の図形要素の投影基準を投影基準2とする
とき、第1の投影方向(以下、投影方向1とする)は、
投影基準1が直線である場合は投影基準1に平行な方向
とし、投影基準1が点である場合には存在しないものと
する。
【0044】第2の投影方向(以下、投影方向2とす
る)は、投影基準1と投影基準2が共有点を持つ場合は
投影基準1と2の両方を含む全ての平面Nの法線方向と
し、投影基準1と投影基準2が共有点を持たない場合は
投影基準1と2の最短距離で結ぶ線分をLとして投影基
準1と線分Lの両方を含む全ての平面Mの法線方向とす
る。ただし、条件に適合する投影方向2が無限に存在す
る場合はそれらの方向の中で視線方向となす角が最も小
さい方向とする。
【0045】ここで、共有点とは一般的に幾何学で使用
される意味と同義であり、「空間内の全ての点の中で2
つの空間図形の両方に含まれている点の集合」の意味で
ある。従って、平行な2平面や平行な2直線のように互
いに交わったり含まれたりしない2図形の関係を「共有
点を持たない」とし、平面とその平面を貫通する直線や
平面とその平面上にある直線のように互いに交わる又は
含まれる2図形の関係を「共有点を持つ」とする。又、
前述の通り、「線分」とは両端が有限な直線のことであ
って、無限線である「直線」とは区別されている。
【0046】<複数の候補が存在したときの優先順位を
付与する規則>視線方向のなす角が小さい投影方向を上
位の優先順位とする。
【0047】<投影面の位置を決定する規則>上記の条
件で特定された投影方向のそれぞれに対して、選択され
た2つの図形の内で該当の投影方向に有限な図形上の点
でかつ該当の投影方向に対して距離が最も遠い点を含む
位置とする。
【0048】以下、各図形要素について、投影基準と投
影方向1を具体的に説明する。<投影方向を決定する規
則>に記述されている通り(1)〜(6)の分類では、
点は半径0の球、円弧は高さ0の回転体、直線・線分は
半径0の回転体と考えることができるので、図形要素は
「球」、「平面」、「回転体」の3つに分類できる。よ
って、各図形要素にとって投影基準とは、 「球」の投影基準:中心点 「平面」の投影基準:平面に直交する直線(法線)の全
て(同一方向で無限に存在)(以下、「法線の全て」の
略記する) 「回転体」の投影基準:中心軸を含む直線(1本)
(以下、「中心線」と略記する) となる。
【0049】従って、投影方向1とは<投影方向を決定
する規則>に記述の通り 「球」の投影方向1:投影基準が点だから存在しない。 「平面」の投影方向1:平面の法線の方向(1方向に決
定する) 「回転体」の投影方向1:中心軸の方向(1方向に決定
する) となる。
【0050】以下、第一の図形要素を球1、又は平面
1、又は回転体1、第一の図形要素の投影基準を中心点
1、又は法線1の全て、又は中心線1、及び、第二の図
形要素を球2、又は平面2、又は回転体2、第二の図形
要素の投影基準を中心点2、又は法線2の全て、又は中
心線2、として、それぞれの組み合わせごとに空間内の
位置関係を場合分けし、投影方向2が決定する過程を説
明する。
【0051】まず、2つの図形要素の投影基準1と投影
基準2が共有点を持つ場合について、<投影方向を決定
する規則>の記述に従って、「投影基準1と2の両方を
含む全ての平面N」→「平面Nの法線方向」→「投影方
向2」の順に決定する過程を具体的に説明する。
【0052】<組み合わせ1−1−1>球1と球2の場
合(図4参照) 球1の投影基準である中心点1と球2の投影基準である
中心点2が共有点を持つことから、中心点1と中心点2
は一致している。この場合、平面Nは一致した1点を含
む全ての平面となる。従って、平面Nの法線方向とは、
全ての方向となり、球1の投影方向2は視線方向と同じ
方向に決定する。
【0053】図4において、(a)は球1と球2の投影
基準1、2を示し、(b)は投影基準1と投影基準2の
両方を含む全ての平面Nを示し、(c)は全ての平面N
の法線方向を示し、(d)は投影方向2を示している。
【0054】<組み合わせ1−1−2>球1と平面2の
場合(図5参照) 球1の投影基準である中心点1と平面2の投影基準であ
る法線2の全ての内のいずれかは必ず共有点を持つ。こ
の場合、平面Nは法線2の内の中心点1を含む法線を含
む全ての平面であるから、中心点1を含み平面2に垂直
な全ての平面となる。従って、平面Nの法線方向とは、
平面2に平行な全ての方向となり、球1の投影方向2は
平面2に平行な全ての方向の中で視線方向に最も近い方
向に決定する。
【0055】図5において、(a)は球1の投影基準1
と平面2の投影基準2を示し、(b)は投影基準1と投
影基準2の両方を含む全ての平面Nを示し、(c)は平
面Nの全ての法線方向を示し、(d)は投影方向2を示
している。
【0056】<組み合わせ1−1−3>球1と回転体2
の場合(図6参照) 球1の投影基準である中心点1と回転体2の投影基準で
ある中心線2が共有点を持つことから、中心点1は中心
線2上にある。この場合、平面Nは中心線2を含む全て
の平面となる。従って、平面Nの法線方向とは、中心線
2に垂直な全ての方向となり、球1の投影方向2は中心
線2に垂直な全ての方向の中で視線方向に最も近い方向
に決定する。
【0057】図6において、(a)は球1の投影基準1
と回転体2の投影基準2を示し、(b)は投影基準1と
投影基準2の両方を含む全ての平面Nを示し、(c)は
平面Nの全ての法線方向を示し、(d)は投影方向2を
示している。
【0058】<組み合わせ1−2−1>平面1と球2の
場合(投影基準1と投影基準2が反対であるが、組み合
わせは図5と同じ。) 平面1の投影基準である法線1の全ての内のいずれかと
球2の投影基準である中心点2は必ず共有点を持つ。こ
の場合、平面Nは法線1の全ての内のいずれかと中心点
2を含む全ての平面であるから、中心点2を含み平面1
に垂直な全ての平面となる。従って、平面Nの法線方向
とは、平面1に平行な全ての方向となり、平面1の投影
方向2は平面2に平行な全ての方向の中で視線方向に最
も近い方向に決定する。
【0059】<組み合わせ1−2−2>平面1と平面2
の場合(図7参照) 平面1の投影基準である法線1の全ての内のいずれかと
平面2の投影基準である法線2の全ての内のいずれかは
必ず共有点を持つ。この場合、平面Nは平面1と平面2
の両方に垂直な全ての平面となる。従って、平面Nの法
線方向とは、平面1と平面2の両方に平行な全ての方向
となり、平面1の投影方向2は平面1と平面2の両方に
平行な全ての方向の中で視線方向に最も近い方向に決定
する。
【0060】図7において、(a)は平面1と平面2の
投影基準1、2を示し、(b−1)は投影基準1と投影
基準2の両方を含む全ての平面Nを(b―2)は平面1
と平面2とが平行な場合の投影基準1と投影基準2の両
方を含む全ての平面Nを示し、(c−1)は平面Nの全
ての法線方向を)c−2)は平面1と平面2とが平行な
場合の平面Nの全ての法線方向を示し、(d)は投影方
向2を示している。
【0061】<組み合わせ1−2−3>平面1と回転体
2の場合(図8参照) 平面1の投影基準である法線1の全ての内のいずれかと
回転体2の投影基準である中心線2は必ず共有点を持
つ。この場合、平面Nは法線1の全ての内のいずれかと
中心線2を含む平面であるから、平面1に垂直で中心線
2を含む平面となる。従って、平面Nの法線方向とは、
平面1に平行で中心線2に垂直な全ての方向(平面1と
中心線2が直交しない場合は1方向)となり、平面1の
投影方向2は平面1に平行で中心線2に垂直な全ての方
向の中で視線方向に最も近い方向に決定する。
【0062】図8において、(a)は平面1の投影基準
1と回転体2の投影基準2を示し、(b)は投影基準1
と投影基準2の両方を含む全ての平面Nを示し、(c)
は平面Nの全ての法線方向を示し、(d)は投影方向2
を示している。
【0063】<組み合わせ1−3−1>回転体1と球2
の場合(投影基準1と投影基準2が反対であるが、組み
合わせは図6と同じ。) 回転体1の投影基準である中心線1と球2の投影基準で
ある中心点2が共有点を持つことから、中心点2は中心
線1上にある。この場合、平面Nは中心線1を含む全て
の平面となる。従って、平面Nの法線方向とは、中心線
1に垂直な全ての方向となり、回転体1の投影方向2は
中心線1に垂直な全ての方向の中で視線方向に最も近い
方向に決定する。
【0064】<組み合わせ1−3−2>回転体1と平面
2の場合(投影基準1と投影基準2が反対であるが、組
み合わせは図8と同じ。) 回転体1の投影基準である中心線1と平面2の投影基準
である法線2の全ての内のいずれかは必ず共有点を持
つ。この場合、平面Nは中心線1を含み平面2に垂直な
全ての平面となる。従って、平面Nの法線方向とは、中
心線1に垂直で平面2に平行な全ての方向となり、回転
体1の投影方向2は中心線1に垂直で平面2に平行な全
ての方向の中で視線方向に最も近い方向に決定する。
【0065】<組み合わせ1−3−3>回転体1と回転
体2の場合(図9参照) 回転体1の投影基準である中心線1と回転体2の投影基
準である中心線2が共有点を持つことから、中心線1と
中心線2は交わる又は一致している。この場合、平面N
は中心線1と中心線2を含む平面となる。従って、平面
Nの法線方向とは、中心線1と中心線2の両方に垂直な
方向となり、回転体1の投影方向2は中心線1と中心線
2の両方に垂直な全ての方向の中で視線方向に最も近い
方向に決定する。
【0066】図9において、(a)は回転体1と回転体
2の投影基準1、2を示し、(b−1)は投影基準1と
投影基準2の両方を含む全ての平面Nを(b−2)は中
心線1と中心線2とが一致している場合の投影基準1と
投影基準2の両方を含む全ての平面Nを示し、(c−
1)は平面Nの全ての法線方向を(c−2)は中心線1
と中心線2とが一致する場合の平面Nの全ての法線方向
を示し、(d)は投影方向2を示している。
【0067】次に、2つの図形要素の投影基準1と投影
基準2が共有点を持たない場合について、<投影方向を
決定する規則>の記述に従って、「投影基準1と2の最
短距離で結ぶ線分L」→「投影基準1と線分Lの両方を
含む全ての平面M」→「平面Mの法線方向」→「投影方
向2」の順に具体的に説明する。
【0068】<組み合わせ2−1−1>球1と球2の場
合(図10参照) 球1の投影基準である中心点1と球2の投影基準である
中心点2が共有点を持たないことから、中心点1と中心
点2は一致していない。この場合、線分Lは中心点1と
中心点2を結ぶ線分となり、平面Mは線分Lを含む全て
の平面であるから、中心点1と中心点2を含む全ての平
面となる。従って、平面Mの法線方向とは、線分Lに垂
直な全ての方向となり、球1の投影方向2は中心点1と
中心点2を結ぶ線分に垂直な方向の中で視線方向に最も
近い方向に決定する。
【0069】図10において、(a)は球1と球2の投
影基準1、2とを最短距離で結ぶ線分Lを示し、(b)
は投影基準1と線分Lの両方を含む全ての平面Mを示
し、(c)は平面Mの全ての法線方向を示し、(d)は
投影方向2を示している。
【0070】<組み合わせ2−1−2>球1と平面2の
場合 球1の投影基準である中心点1と平面2の投影基準であ
る法線2の全ての内のいずれかは必ず共有点を持つた
め、この場合はありえない。
【0071】<組み合わせ2−1−3>球1と回転体2
の場合(図11参照) 球1の投影基準である中心点1と回転体2の投影基準で
ある中心線2が共有点を持たないことから、中心点1は
中心線2上にない。この場合、線分Lは中心点1から中
心線2へ下ろした垂線となり、平面Mは中心点1と線分
Lを含む全ての平面となる。従って、平面Mの法線方向
とは、線分Lに垂直な全ての方向となり、球1の投影方
向2は線分Lに垂直な方向の中で視線方向に最も近い方
向に決定する。
【0072】図11において、(a)は球1の投影基準
1と回転体2の投影基準2とを最短距離で結ぶ線分Lを
示し、(b)は投影基準1と線分Lの両方を含む全ての
平面Mを示し、(c)は平面Mの全ての法線方向を示
し、(d)は投影方向2を示している。
【0073】<組み合わせ2−2−1>平面1と球2の
場合 平面1の投影基準である法線1の全ての内のいずれかと
球2の投影基準である中心点2は必ず共有点を持つた
め、この場合はありえない。
【0074】<組み合わせ2−2−2>平面1と平面2
の場合 平面1の投影基準である法線1の全ての内のいずれかと
平面2の投影基準である法線2の全ての内のいずれかは
必ず共有点を持つため、この場合はありえない。
【0075】<組み合わせ2−2−3>平面1と回転体
2の場合 平面1の投影基準である法線1の全ての内のいずれかと
回転体2の投影基準である中心線2は必ず共有点を持つ
ため、この場合はありえない。
【0076】<組み合わせ2−3−1>回転体1と球2
の場合(図12参照) 回転体1の投影基準である中心線1と球2の投影基準で
ある中心点2が共有点を持たないことから、中心点2は
中心線1上にない。この場合、線分Lは中心点2から中
心線1へ下ろした垂線となり、平面Mは中心線1と線分
Lを含む平面であるから、中心線1と中心点2を含む平
面となる。従って、平面Mの法線方向とは、中心線1と
中心点2を含む平面の法線方向となり、回転体1の投影
方向2は中心線1と中心点2を含む平面に垂直な方向に
決定する。
【0077】図12において、(a)は回転体1の投影
基準1と球1の投影基準、2とを最短距離で結ぶ線分L
を示し、(b)は投影基準1と線分Lの両方を含む全て
の平面Mを示し、(c)は平面Mの全ての法線方向を示
し、(d)は投影方向2を示している。
【0078】<組み合わせ2−3−2>回転体1と平面
2の場合 回転体1の投影基準である中心線1と平面2の投影基準
である法線2の全ての内のいずれかは必ず共有点を持つ
ため、この場合はありえない。
【0079】<組み合わせ2−3−3>回転体1と回転
体2の場合(図13参照) 回転体1の投影基準である中心線1と回転体2の投影基
準である中心線2が共有点を持たないことから、中心線
1と中心線2はねじれの位置又は平行である。この場
合、線分Lは中心線1と中心線2を最短で結ぶ線分(平
行の場合は垂線)となり、平面Mは中心線1と線分Lを
含む(平行の場合は中心線2も含む)平面となる。従っ
て、平面Mの法線方向とは、中心線1と線分Lの両方に
(平行の場合は中心線2にも)垂直な方向となり、回転
体1の投影方向2は中心線1と線分Lの両方に(平行の
場合は中心線2にも)垂直な方向(この方向から投影す
ると2つの中心線は平行に投影される)と決定する。
【0080】図13において、(a)は回転体1と回転
体2の投影基準1、2とを最短距離で結ぶ線分Lを示
し、(b)は投影基準1と線分Lの両方を含む全ての平
面Mを示し、(c)は平面Mの全ての法線方向を示し、
(d)は投影方向2を示している。
【0081】以上の組み合わせを表にまとめたものが、
図14である。
【0082】3次元空間内に描画された直線、円弧、閉
じた平面、回転体等の図形要素は上述の<投影方向を決
定する規則>内で定義している投影基準に平行な方向
(投影方向1)又は垂直な方向(投影方向2)へ投影す
ると点・円弧・直線・多角形等の単純な図形に投影され
る。従って、これらの図形要素を含んでいる立体図形
(描画された部品)は投影基準に平行な方向(投影方向
1)を「正面方向」(又は「側面方向」)、投影基準に
垂直な方向(投影方向2)が「側面方向」(又は「正面
方向」)として描かれている可能性が高く、ユーザはこ
れらのいずれかの方向へ投影したいと望んでいる可能性
が高いといえる。
【0083】又、投影基準に垂直な方向(投影方向2)
はそれだけの条件では無限に存在してしまうので、他方
の図形要素との位置関係を参照することによって、一方
の図形の「側面方向」(又は「正面方向」)となる可能
性が高い方向の中から、他方の図形の「正面方向」又は
「側面方向」となる可能性の高い方向を選択するという
手順で最適な方向を特定している。以上のような理由か
ら、このように特定された投影方向は、2つの図形要素
の幾何情報と視線方向から推定する範囲では、ユーザの
望む投影面に適合する確率が実用的なレベルで十分高い
といえる。
【0084】又、ユーザが図形を正面方向へ投影したい
か、側面方向へ投影したいかは、ユーザの視線方向を参
照すれば、適合する可能性が高い。図15はそれを示し
た図であって、同じ部品の同じ図形要素を選択した場合
でも、(a)のような視線方向で表示させている状態で
要素間最短距離算出コマンドを実行させた場合は投影基
準に垂直な方向(側面方向)へ、(b)のような視線方
向で表示させている状態で要素間最短距離算出コマンド
を実行させた場合は投影基準に平行な方向(正面方向)
へ投影させたい場合が多いと考えられる。このため、複
数の投影方向の候補が存在した場合は、視線方向に近い
方向、つまり視線方向とのなす角が小さい投影方向ほど
優先順位を上位にすることによって、ユーザの望む投影
方向に適合する確率を更に高めている。
【0085】図16は測定結果の表示例であって、第1
の図形要素と第2の図形要素の内、視線方向からみて視
点から遠い側の図形に一致して、投影面が表示されてい
る。幾何情報や視線方向を考慮せずに投影面を決定した
場合と異なり、本実施の形態のように第1と第2の図形
要素の幾何情報と視線方向を考慮して決定した投影方向
に対して距離が最も遠い点を含む位置に投影面を表示す
れば、必ず測定対象の2部品の奥側に背景として投影面
と投影結果と測定結果を表示させることができるため、
ユーザにとっての視認性を向上させることができる。
【0086】以上のような効果により、ユーザが投影面
を選択することなく、ユーザが必要とする方向へ投影し
た図形要素間の最短距離が非常に高い確率で算出できる
機能を有するユーザビリティの優れた図形処理装置及び
要素間最短距離算出方法を提供することができる。
【0087】[第2の実施の形態]次に、本発明の第2
の実施の形態を図17のフローチャートに基づき説明す
る。本実施の形態では第1の実施の形態とほぼ同様な処
理であるが、以下の処理が異なる。
【0088】第1の実施の形態ではS1000において
図形間の最短距離を算出するモードに入ったときにおけ
る視線方向をRAM4の格納領域4aに格納していた
が、これに代わりにS1021において、第1の図形要
素が選択されたときにおける視線方向をRAM4の格納
領域4aに格納する。
【0089】第1の実施の形態では、投影面を測定する
ときに入力する視線方向を要素間の最短距離を算出する
モードに入ったときの視線方向としていたが、本実施の
形態ではそれを第1の図形要素が選択されたときの視線
方向とした。
【0090】ユーザが処理している対象図形の形状によ
っては、この方がユーザの望む投影面に適合する確率が
高くなる場合があれば、このように処理してもかまわな
い。又、視線方向を第2の図形要素が選択されたときと
しても、ユーザの望む投影面に適合する確率が高くなる
のであれば、本実施の形態と同様の効果が得られる。
【0091】図18はそのフローチャートを示したもの
であって、ステップS1041において、第2の図形要
素が選択されたときにおける視線方向をRAM4の格納
領域4aに格納している。更に、ソフトキーを利用し
て、どの状態における視線方向を参照するかをユーザに
よる設定可能としてもよい。
【0092】[第3の実施の形態]次に、本発明の第3
の実施の形態を、図19に基づき説明する。本実施の形
態では第1の実施形態とほぼ同様な処理であるが、以下
の処理が異なる。
【0093】第1の実施の形態における投影面を特定す
る規則の中の上述の<投影面の位置を決定する規則>を
本実施の形態では、下記が異なる。
【0094】<第3の実施の形態における投影面の位置
を決定する規則>特定された投影方向のそれぞれに対し
て、選択された2つの図形の内で該当の投影方向に有限
な図形上の点でかつ該当の投影方向に対して距離が最も
遠い点を含む位置から更にdだけ遠ざかった位置とす
る。
【0095】図19は本実施の形態における表示結果を
示した図であって、第1の実施の形態の表示結果の図1
6と異なる点は、図16が第1の図形要素と第2の図形
要素の内、視線方向からみて視点から遠い側の図形に一
致させて、投影面を表示しているのに対して、図19で
は更に投影方向へdだけ遠ざけて表示している点であ
る。
【0096】図19のように、視線方向からみて視点か
ら遠い側の図形要素が投影面に完全に含まれてしまう場
合などは、図16のように奥側の図形と一致させるので
はなく、図19のように第1と第2の図形要素の幾何情
報から相対距離から適当な長さを算出した適当な距離:
dだけ更に視線から遠ざけて投影面を表示させた方が一
層ユーザにとっての視認性を向上させることができる場
合もある。図19では第1の図形と第2の図形の相対距
離の1/3倍の長さをdとして表示させている。
【0097】[第4の実施の形態]図20は、本発明の
図形処理装置の第4の実施の形態の構成を示すブロック
図であり、201は制御線、データ線及びアドレス線を
含むバスである。このバス1には、中央処理装置(CP
U)202、リードオンリメモリ(ROM)203、ラ
ンダムアクセスメモリ(RAM)204がそれぞれ接続
されている。また、バス201には入力インターフェー
ス205を介してキーボード、タブレット及びマウス等
の入力装置206が、出力インターフェース207を介
して出力装置208が、外部記憶装置インターフェース
209を介して外部記憶装置210がそれぞれ接続され
ている。出力装置208はCRT,LCD等の表示出力
装置208a及びプリンタ、プロッタ等の印字出力装置
208bからなる。外部記憶装置210はハードディス
ク(HD)、フロッピーディスク(FD)、CD−RO
M、ミニディスク(MD)などの磁気ディスク及び磁気
テープ等からなる。
【0098】CPU202は本装置全体の制御を司るも
のである。ROM203には、処理プログラム203a
及びパラメータ203bが格納されている。RAM20
4は、第1の図形要素の幾何情報格納領域204a、第
2の図形要素の幾何情報格納領域204b、投影面情報
格納領域204c、測定結果格納領域204d、及び不
図示の図形要素格納領域などを有している。そして、C
PU202は、ROM203に記憶された処理プログラ
ムに応じてRAM204を一時記憶装置として様々の処
理及び制御、たとえば図形入力制御、図形表示処理、ピ
ック処理、距離算出等を行う。表示装置208aは必要
に応じて複数のビットマッププレーン等を含んでおり、
図形を表示する。
【0099】図21は、図20における出力装置208
aに表示される画像の例を表しており、それぞれ281
は図形表示エリア、282は第1ボタン、283はマウ
スポインタ、284は第1情報出力エリア、285はパ
ネル上の第2ボタン、280はパネル上の第2情報出力
エリア、287はパネル、286は3D図形である。こ
れらのボタンは、全てソフトキーである。図形表示エリ
ア281には、RAM204の不図示の図形要素格納領
域に格納された図形要素に基づき、3D図形が表示され
る。
【0100】この表示装置208a上で、キーボード
や、マウスなどの入力装置6を操作することによって、
図示されるような3D図形286の要素間の最短距離算
出が対話的に行われる。またマウスポインタ283と入
力装置206を使用して、第一ボタン282上の適切な
位置を選択することにより、要素間の最短距離を算出す
るモードに入ることができる。
【0101】以下、図22に図示したフローチャートに
基づき、本実施の形態における要素間の最短距離を算出
する処理について説明する。
【0102】まず、キーボードからの入力、或いは、マ
ウスでマウスポインタ283を移動することにより第1
のボタン282の中の図形要素間の最短距離を算出する
モードを指示する。
【0103】この指示に基づき、図形要素間の最短距離
を算出するモードに入る。このモードで、S2000に
おいて、マウスやキーボードなどの入力装置6を介して
ユーザが測定したい第1の図形要素(点、稜線、面、円
弧 等)を選択する。この時、誤った選択を防止して作
業効率を向上させるため、あらかじめ選択したい図形要
素の属性(点、直線、面、円弧 等の種別)をユーザが
指定し、該当する属性の図形要素のみしか選択できない
ようにするフィルター機能や、あらかじめ選択したい図
形要素を含む部品をユーザが指定し、該当の部品内の図
形要素しか選択できないようにするフィルター機能を持
たせてもよい。
【0104】又、選択対象となる図形要素が表示装置上
で見にくい位置に配置されている場合、ユーザがマウス
などの入力装置206を使用し、視点の位置、視線方向
を自由に変える操作を割り込みさせる機能、又、円弧の
中心や線分の中点など実態の存在しない架空点や円筒面
の中心など実態の存在しない架空直線などの選択を可能
にするために、ユーザが円弧を選択することによってそ
の中心点が選択されたように処理したり、線分を選択す
ることによってその中点が選択されたように処理した
り、円筒面を選択することによってその中心軸が選択さ
れたように処理する等の架空要素選択機能を有する構成
としてもよい。
【0105】次に、ステップS2010において、選択
された第1の図形要素の幾何情報をRAM204の第1
の図形要素の幾何情報格納領域204aに格納する。こ
こで幾何情報とは、点、直線、円弧、平面、円筒面など
の図形に応じた、点・端点・頂点の座標や円の半径等の
数値であって、空間図形を一意的に決定するために必要
なパラメータを意味する。
【0106】続いて、ステップS2020において、マ
ウスやキーボードなどの入力装置206を介してユーザ
が測定したい第2の図形要素を選択する。この場合にお
いてもステップS2010と同様に前述のフィルター機
能や割り込み機能や架空要素選択機能が設けられる。
【0107】次に、ステップS2030において、選択
された第2の図形要素の幾何情報をRAM204の第2
の図形要素の幾何情報格納領域204bに格納する。
【0108】次に、ステップS2040において、パネ
ル287又は第2の情報出力エリア286を介してユー
ザに投影面を自動選択とするか手動選択とするかの選択
を促す。ユーザの選択はマウスやキーボードなどの入力
装置206を介して、パネル上の第2ボタン285にマ
ウスポインタを配置することによって入力される。
【0109】次に、ステップS2040においてユーザ
が手動を選択した場合は、ステップS2060に処理が
移る。
【0110】次に、ステップS2050において、マウ
スやキーボードなどの入力装置206を介して、マウス
ポインタを操作し、ユーザが自分の投影したい投影面を
選択し、ユーザの望む投影面をRAM204の投影面情
報格納領域204cへ格納する。
【0111】又、ステップS2040においてユーザが
自動を選択した場合はxy平面・yz平面・xz平面な
どのコマンド内にあらかじめ用意された平面を投影面と
してRAM204の投影面情報格納領域204cへ格納
する。
【0112】次に、ステップS2060において、ステ
ップS2040またはステップS2050で決定した投
影面を作成し、投影面上に選択された測定対象となる2
図形の投影図形を作成する。
【0113】次に、ステップS2070において、ステ
ップS2060において投影された2投影図形間の最短
距離を算出する。
【0114】次に、ステップS2080において、投影
面に垂直な方向と現在の視線方向のなす角度を算出し、
算出された角度だけ視線方向を旋回させることによって
視線方向を投影面に対して垂直な方向に変更する。
【0115】次に、ステップS2090において、ステ
ップS2070において算出された最短距離を数値で表
示装置208に出力する。
【0116】次に、ステップS2110において、ステ
ップS2070で算出された最短距離の情報に基づき、
表示装置8aに最短距離を表す線分と投影面を描画す
る。
【0117】ステップS2080における視線方向を投
影面に対して垂直な方向に変更する処理が実行されてい
ることが従来例と異なる点であって、図23(a)は従
来例における測定結果の表示状態、図23(b)は本実
施例における視線方向を投影面に対して垂直な方向に変
更する処理を施した測定結果の表示状態である。図23
に示すとおり、立体的に図形を表示する3次元図形処理
装置であっても、測定結果を表示する際は(b)のよう
に平面的に表示した方が、ユーザにとって測定結果が確
認しやすく、視認性が高いといえる。
【0118】このように、ステップS2080における
視線方向を投影面に対して垂直な方向に変更する処理に
よって、視認性が高くユーザビリティの優れた図形処理
装置を提供することができる。
【0119】ここでは投影面をあらかじめ設定された平
面の中からユーザが選択する方法を説明したが、第1〜
第3の実施形態のように自動的に決定する方法を採用し
てもよい。
【0120】[第5の実施の形態]次に、本発明の第5
の実施の形態を図24に示すフローチャートに基づき説
明する。第4の実施の形態とほぼ同様な処理であるが、
以下の処理が異なる。
【0121】ステップS2080の後にステップS20
81を追加して、3つの絶対座標軸であるx軸、y軸、
z軸の中で投影面とのなす角が最も小さい軸を投影面へ
投影した直線が、表示装置の図形表示エリアの水平方向
又は垂直方向になるように視線を回転させる。ただし、
該当の座標軸を投影した直線が水平方向又は垂直方向に
なるように回転させる角度は、水平方向又は垂直方向、
時計周り又は半時計周り等全ての組み合わせの中で、絶
対値が最小の角度を必ず選択するものとする。
【0122】図25(a)は第4の実施の形態における
測定結果の表示状態、図25(b)は本実施の形態にお
ける絶対座標のxy平面、yz平面、xz平面のいずれ
かを水平・垂直方向を合わせる回転処理を実行した測定
結果の表示状態である。現在の視線方向から投影面の視
線方向へ方向を変換させただけでは、(a)のように測
定結果がななめに表示されてしまう可能性が高い。図形
処理装置内で描画されている図形要素は、3つの絶対座
標軸であるx軸、y軸、z軸のいずれかに平行又は垂直
であることがほとんどであるから、ステップS2081
に示すような回転処理をした方が図形要素や最短距離を
示す線分が表示装置内の図形表示エリアで水平又は垂直
な方向となる可能性が高くなる。
【0123】このように3つの絶対座標軸であるx軸、
y軸、z軸の中で投影面とのなす角が最も小さい軸を投
影面へ投影した直線が、表示装置の図形表示エリアの水
平方向又は垂直方向になるように視線を回転させて表示
することによって、ユーザにとって測定結果の確認しや
すく、視認性が高くなる。このような効果により、視認
性が更に高くユーザビリティの優れた図形処理装置を提
供することができる。
【0124】[第6の実施の形態]次に、本発明の第6
の実施の形態を図26のフローチャートに基づき説明す
る。第5の実施の形態とほぼ同様な処理であるが、以下
の処理が異なる。
【0125】ステップS2081の後にステップS20
82を追加して、表示装置208aの図形表示エリアの
中央部に投影面に投影された2つの図形と最短距離を示
す線分を表示させるように視線位置とズームを設定す
る。
【0126】このステップS2082における表示装置
208aの図形表示エリアの中央部に投影面に投影され
た2つの図形と最短距離を示す線分を表示させるように
視線位置とズームを設定する処理を実行することが第
1、第5の実施の形態と異なる点であって、図27
(a)は第5の実施の形態における測定結果の表示状
態、図27(b)は本実施の形態における視線位置とズ
ームの設定処理を実行した測定結果の表示状態である。
この視線位置とズームの設定処理に使用するパラメータ
として、「表示装置の図形表示エリア」に対する「投影
面に投影された2つの図形と最短距離を示す線分が表示
されているエリア」の割合があるが、この割合はプログ
ラムの内で定数として固定する方法や、測定対象の大き
さから判断してプログラム側で適宜変化させる方法や、
ユーザが設定する方法などが考えられる。図27(b)
はこの割合を20%とした例である。
【0127】このように測定された部分を表示装置20
8aの図形表示エリアのほぼ中央に表示することによっ
て、ユーザにとって測定結果の確認しやすく、視認性が
高くなる。このような効果により、視認性が更に高くユ
ーザビリティの優れた図形処理装置を提供することがで
きる。
【0128】[第7の実施の形態]次に、本発明の第7
の実施の形態を図28のブロック図と図29のフローチ
ャートに基づき説明する。
【0129】図28は本発明の図形処理装置の第7の実
施の形態の構成を示すブロック図であり、図20と異な
る点はRAM204に部品の表示・非表示状態格納領域
204e、視線状態格納領域204fが追加されている
点である。
【0130】図29は本実施の形態に係る要素間の最短
距離を算出するモードに入った後の処理の流れを示すフ
ローチャートであり、第6の実施の形態とほぼ同様な処
理であるが、以下の処理が異なる。
【0131】まず、ステップS100において、要素間
の最短距離を算出するモードに入ったときの「視線位置
と方向とズームの状態」をRAM204内の視線状態格
納領域204fに「視線状態リスト」として格納し、同
時に「表示装置に表示されている全部品の表示・非表示
状態」をRAM204内の部品の表示・非表示状態格納
領域204eに「表示状態リスト」として格納する。以
降のS2100までの処理は第6の実施の形態と同様で
ある。
【0132】要素間の最短距離を算出するモードを終了
するときに、ステップS2110を追加して、RAM2
04内の視線状態格納領域204fに格納された「視線
状態リスト」と、部品の表示・非表示状態格納領域20
4eに格納された「表示状態リスト」を読み出し、それ
を基に、視線の位置と方向とズームの状態と表示装置2
08aに表示されている全部品の表示・非表示の状態を
要素間の最短距離を算出するモードに入る前の状態に戻
した後、要素間の最短距離を算出するモードを終了す
る。
【0133】第4の実施の形態では視線方向を投影面に
対して垂直な方向に変更する処理によって、又、第5の
実施の形態では3つの絶対座標軸であるx軸、y軸、z
軸の中で投影面とのなす角が最も小さい軸を投影面へ投
影した直線が、表示装置の図形表示エリアの水平方向又
は垂直方向に合わせる処理によって、又、第6の実施の
形態では更に測定された部分を表示装置のほぼ中央に表
示させる処理によって、ユーザによる測定結果の確認が
容易になり視認性が向上しているが、その表示状態のま
まで要素間の最短距離を算出するモードを終了した場
合、要素間の最短距離の算出に続く作業をユーザが継続
するにあたって適切でない可能性が高い。本実施の形態
では要素間の最短距離を算出するモードに入ったときの
の視線や部品の表示・非表示の表示状態を記憶し、要素
間の最短距離を算出するモードを終了するときにその表
示状態に戻す処理によって、ユーザは要素間の最短距離
の算出に続く作業を継続しやすい表示状態を自動的に得
ることが可能になり、一層ユーザビリティの優れた図形
処理装置を提供することができる。
【0134】以上説明したように、第1の実施の形態に
よれば、図形要素の幾何情報と視線方向を参照して投影
方向を特定することにより、ユーザが投影面を選択する
ことなく、ユーザが必要とする方向へ投影した図形要素
間の最短距離が非常に高い確率で表示することが可能と
なる。
【0135】又、図形要素の幾何情報と視線方向を参照
して投影面の位置を特定することにより、ユーザにとっ
て測定結果の視認性の高い図形処理装置及び方法を提供
することが可能となる。
【0136】又、第2の実施の形態によれば、視線方向
を格納するタイミングを変更することによって様々なユ
ーザの用途に対応することが可能なる。
【0137】又、第3の実施形態によれば、更にユーザ
にとって測定結果の視認性の高い図形処理装置及び方法
を提供することが可能となる。
【0138】又、第4の実施の形態によれば、視線方向
を投影面に対して垂直な方向に変更する処理によって、
ユーザにとって測定結果を確認しやすくすることが可能
となる。
【0139】又、第5の実施の形態によれば、3つの絶
対座標軸であるx軸、y軸、z軸の中で投影面とのなす
角が最も小さい軸を投影面へ投影した直線が、表示装置
の図形表示エリアの水平方向又は垂直方向になるように
視線を回転させる処理によって、ユーザにとって測定結
果を確認しやすくすることが可能となる。
【0140】又、第6の実施の形態によれば、測定され
た部分を図形エリアの中央に表示させる視線の移動処理
によって、ユーザにとって測定結果を確認しやすくする
ことが可能となる。
【0141】又、第7の実施の形態によれば、要素間の
最短距離を算出するモードに入ったときの視線や部品の
表示・非表示の表示状態を記憶し要素間の最短距離を算
出するモードを終了するときにその表示状態に戻す処理
によって、ユーザは要素間の最短距離の算出に続く作業
を継続しやすい表示状態を自動的に得ることが可能にな
る。
【0142】
【発明の効果】以上のとおり本発明によれば、ユーザビ
リティの高い図形処理装置及び方法が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の図形処理装置の第1の実施の形態の構
成を示すブロック図である。
【図2】図1の表示装置に表示される画面の例を示す図
である。
【図3】図1の図形処理装置における図形要素間の距離
を算出する動作処理を示すフローチャートである。
【図4】第1の図形要素が球、第2の図形要素が球の組
み合わせの場合の具体例を説明する図である。
【図5】第1の図形要素が球、第2の図形要素が平面の
組み合わせの場合の具体例を説明する図である。
【図6】第1の図形要素が球、第2の図形要素が回転体
の組み合わせの場合の具体例を説明する図である。
【図7】第1の図形要素が平面、第2の図形要素が平面
の組み合わせの場合の具体例を説明する図である。
【図8】第1の図形要素が平面、第2の図形要素が回転
体の組み合わせの場合の具体例を説明する図である。
【図9】第1の図形要素が回転体、第2の図形要素が回
転体の組み合わせの場合の具体例を説明する図である。
【図10】第1の図形要素が球、第2の図形要素が球の
組み合わせの場合の具体例を説明する図である。
【図11】第1の図形要素が球、第2の図形要素が回転
体の組み合わせの場合の具体例を説明する図である。
【図12】第1の図形要素が回転体、第2の図形要素が
球の組み合わせの場合の具体例を説明する図である。
【図13】第1の図形要素が回転体、第2の図形要素が
回転体の組み合わせの場合の具体例を説明する図であ
る。
【図14】第1、第2の図形要素の具体的な組み合わせ
と処理の関係をまとめた表である。
【図15】図1の表示装置に表示される測定結果の表示
例を示す図である。
【図16】図1の表示装置に表示される測定結果の表示
例を示す図である。
【図17】第2の実施の形態における図形要素間の距離
を算出する動作処理を示すフローチャートである。
【図18】第3の実施の形態における図形要素間の距離
を算出する動作処理を示すフローチャートである。
【図19】第3の実施の形態における表示装置に表示さ
れる測定結果の表示例を示す図である。
【図20】本発明の図形処理装置の第4の実施の形態の
構成を示すブロック図である。
【図21】図20の表示装置に表示される画面の例を示
す図である。
【図22】図20の図形処理装置における第4の実施の
形態の動作処理を示すフローチャートである。
【図23】図20の表示装置に表示される表示例を示す
図である。
【図24】図20の図形処理装置における第5の実施の
形態の動作処理を示すフローチャートである。
【図25】図20の表示装置に表示される表示例を示す
図である。
【図26】図20の図形処理装置における第6の実施の
形態の動作処理を示すフローチャートである。
【図27】図20の表示装置に表示される表示例を示す
図である。
【図28】本発明の図形処理装置の第7の実施の形態の
構成を示すブロック図である。
【図29】図28の図形処理装置における第7の実施の
形態の動作処理を示すフローチャートである。
【図30】従来の測定結果の表示例を示す図である。
【図31】従来の図形処理装置の1例を示す図である。
【図32】従来の図形処理装置の1例を示す図である。
【図33】従来の図形処理装置の1例を示す図である。
【符号の説明】
1 バス 2 CPU 3 ROM 3a 処理プログラム3a 3b パラメータ 3c 図形要素間の関係情報 4 RAM 4a 視線方向格納領域 4b 第1の図形要素の幾何情報格納領域 4c 第2の図形要素の幾何情報格納領域 4d 投影面情報格納領域 4e 測定結果格納領域 6 入力装置 8 出力装置 10 外部記憶装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B046 FA05 FA16 5B050 AA03 BA07 BA09 BA18 EA07 EA19 EA27 FA02 FA09

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の図形要素からなる立体図形を3次
    元グラフィックスで表示する表示手段と、前記表示手段
    における前記立体図形に対する操作を入力するための入
    力手段とを有する図形処理装置であって、 第1の図形要素と第2の図形要素が前記入力手段により
    選択されたときに、選択された第1の図形要素と第2の
    図形要素の幾何情報を記憶する幾何情報記憶手段と、 前記第1の図形要素の幾何情報に基づき前記第1の図形
    要素の投影基準を定める手段と、 前記第2の図形情報の幾何情報に基づき前記第2の図形
    要素の投影基準を定める手段と、 前記表示手段に表示されている図形の視線方向を記憶す
    る視線方向記憶手段と、 前記視線方向と、前記第1の図形要素の投影基準と、前
    記第2の図形情報の投影基準とに基づき、図形要素を投
    影する投影面を決定する決定手段と、 前記投影面に、前記第1の図形要素と前記第2の図形要
    素とを投影する投影手段と、 前記投影面に投影された図形要素に基づき、前記第1の
    図形要素と前記第2の図形要素との間の距離を演算する
    演算手段とを有することを特徴とする図形処理装置。
  2. 【請求項2】 前記視線方向が、前記第1の図形要素又
    は前記第2の図形要素が選択されたときの視線方向であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の図形処理装置。
  3. 【請求項3】 前記投影面が複数存在する場合、少なく
    とも1つ以上の投影面を選択するための情報を前記表示
    手段に表示する第1選択表示手段を更に有することを特
    徴とする請求項1又は2に記載の図形処理装置。
  4. 【請求項4】 前記投影面が複数存在する場合、1つの
    投影面を選択するための情報を前記表示手段に表示する
    第2選択表示手段を更に有することを特徴とする請求項
    3に記載の図形処理装置。
  5. 【請求項5】 前記投影面が複数存在する場合、それぞ
    れの投影面の法線方向と前記視線方向がなす角が小さい
    投影面の優先度を高くすることを特徴とする請求項1又
    は2に記載の図形処理装置。
  6. 【請求項6】 前記投影面が複数存在する場合、特定の
    テーブルに従って優先度を決定することを特徴とする請
    求項1又は2に記載の図形処理装置。
  7. 【請求項7】 前記投影面が複数存在する場合、特定の
    テーブルに従って優先度を決定したとき優先度が同等で
    あった場合は、それぞれの投影面の法線方向と前記視線
    方向がなす角が小さい投影面の優先度を高くすることを
    特徴とする請求項6に記載の図形処理装置。
  8. 【請求項8】 前記距離が最短距離であることを特徴と
    する請求項1乃至7のいずれかに記載の図形処理装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の図形要素と前記第2の図形要
    素のそれぞれの形状の組み合わせにより、前記投影面を
    決定することを特徴とする請求項1乃至8に記載の図形
    処理装置。
  10. 【請求項10】 複数の図形要素からなる立体図形を3
    次元グラフィックスで表示する表示手段と、前記表示手
    段における前記立体図形に対する操作を入力するための
    入力手段とを有する図形処理装置であって、 第1の図形要素と第2の図形要素が前記入力手段により
    選択されたときに、選択された第1の図形要素と第2の
    図形要素の幾何情報を記憶する幾何情報記憶手段と、 前記第1の図形要素と前記第2の図形要素とを投影する
    投影面を設定する設定手段と、 前記投影面に前記第1の図形要素と前記第2の図形要素
    とを投影する投影手段と、 前記投影面に垂直な方向を算出する算出手段と、 前記算出された方向に基づき、前記投影面を前記表示手
    段に表示する表示制御手段とを有することを特徴とする
    図形処理装置。
  11. 【請求項11】 前記第1の図形要素と前記第2の図形
    要素との距離を、前記投影面に投影されたそれぞれの図
    形要素から演算する演算手段を更に有し、 前記表示手段に表示される前記投影面に前記演算された
    距離を表示することを特徴とする請求項10に記載の図
    形処理装置。
  12. 【請求項12】 前記算出した方向と、前記投影面が表
    示されたときの視線方向とを比較する比較手段と、 前記比較手段による比較に基づき、前記投影面を移動さ
    せることを特徴とする請求項10又は11に記載の図形
    処理装置。
  13. 【請求項13】 前記表示された投影面をズームするズ
    ーム手段を更に有することを特徴とする請求項10乃至
    12のいずれかに記載の図形処理装置。
  14. 【請求項14】 前記表示手段に前記投影面を表示する
    以前の状態を記憶する記憶手段を更に有し、 表示状態を前記記憶手段に記憶された状態に戻す制御手
    段を更に有することを特徴とする請求項10乃至13の
    いずれかに記載の図形処理装置。
  15. 【請求項15】 複数の図形要素からなる立体図形を3
    次元グラフィックスで表示する表示手段と、前記表示手
    段における前記立体図形に対する操作を入力するための
    入力手段とを有する図形処理装置における図形処理方法
    であって、 第1の図形要素と第2の図形要素が前記入力手段により
    選択されたときに、選択された第1の図形要素と第2の
    図形要素の幾何情報を記憶する幾何情報記憶工程と、 前記第1の図形要素の幾何情報に基づき前記第1の図形
    要素の投影基準を定める工程と、 前記第2の図形情報の幾何情報に基づき前記第2の図形
    要素の投影基準を定める工程と、 前記表示手段に表示されている図形の視線方向を記憶す
    る視線方向記憶工程と、 前記視線方向と、前記第1の図形要素の投影基準と、前
    記第2の図形情報の投影基準とに基づき、図形要素を投
    影する投影面を決定する決定工程と、 前記投影面に、前記第1の図形要素と前記第2の図形要
    素とを投影する投影工程と、 前記投影面に投影された図形要素に基づき、前記第1の
    図形要素と前記第2の図形要素との間の距離を演算する
    演算工程とを有することを特徴とする図形処理方法。
  16. 【請求項16】 複数の図形要素からなる立体図形を3
    次元グラフィックスで表示する表示手段と、前記表示手
    段における前記立体図形に対する操作を入力するための
    入力手段とを有する図形処理装置における図形処理方法
    であって、 第1の図形要素と第2の図形要素が前記入力手段により
    選択されたときに、選択された第1の図形要素と第2の
    図形要素の幾何情報を記憶する幾何情報記憶工程と、 前記第1の図形要素と前記第2の図形要素とを投影する
    投影面を設定する設定手段と、 前記投影面に前記第1の図形要素と前記第2の図形要素
    とを投影する投影工程と、 前記投影面に垂直な方向を算出する算出工程と、 前記算出された方向に基づき、前記投影面を前記表示手
    段に表示する表示制御工程とを有することを特徴とする
    図形処理方法。
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