JP2003050032A - 建築物における暖房作用を有する換気システム - Google Patents

建築物における暖房作用を有する換気システム

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JP2003050032A JP2001236965A JP2001236965A JP2003050032A JP 2003050032 A JP2003050032 A JP 2003050032A JP 2001236965 A JP2001236965 A JP 2001236965A JP 2001236965 A JP2001236965 A JP 2001236965A JP 2003050032 A JP2003050032 A JP 2003050032A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の直接外気導入型では冬に外気温が低い
場合、低温の給気温と室温との温度差による室内の温度
むらなどが生じ、熱交換型では熱交換後の給気温が室温
よりかなり下がり、セントラルヒーティングでは取付の
ための室内スペースの確保、美観性を損ねるなどの問題
があった。 【解決手段】 基礎部1Aと、壁部1Bと、壁部内に下
方から上方に向け順に設けられた1階床1Cと1階天井
1Dで構成された1階居室1Eと、1階天井1Dと屋根
1Fで構成された小屋裏1Gからなる建築物11と、建
築物に配設された換気装置1Hから構成され、建築物内
の所定箇所に配設されたヒーターと換気装置とが連結さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規な構成を有す
る建築物における暖房作用を有する換気システムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の技術は、下記のような構
成となっている。 1.直接外気取入型換気システムの場合 換気システム本体を階間または屋根裏に取付け、各室や
必要個所の天井または壁、床に排気グリルを取付けダク
ト配管し、汚れた室内空気を戸外へ排出し、外壁に取付
けた給気グリルより外の新鮮な空気を取入れ換気してい
る。この場合、換気システム本体をボイラー室、ユーテ
ィリティー等の室内に取付ける場合もある。 2.熱交換型換気システムの場合 排気グリルを必要個所の天井または壁、床に取付けダク
ト配管し、給気グリルを各室または必要個所の天井また
は壁、床に取付けダクト配管し、階間または屋根裏に取
付けた熱交換器本体で熱交換して換気している。この場
合、熱交換器本体を各階ごとに設置する場合、ボイラー
室、ユーティリティー等の室内に取付ける場合もある。 3.床下の換気について 床下の換気については基礎工法にもよるが、一般的に外
周布基礎に床下換気口を取付け、内部布基礎に通気また
は床下メンテナンス用の人通口を設け自然換気による換
気を行っている。 4.セントラルヒーティングについて 放熱器は室内床または壁取付の室内露出型で、特に2階
以上階での放熱器取付はほぼ100%露出取付である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにあっては、下記のような問題点を有していた。 1.換気について 近年、住宅また建物においての高断熱、高気密化により
換気システムによる換気が必要不可欠になっているが、
その換気方法は大きく分けて直接外気取入型と熱交換型
の二通りがある。 A.直接外気取入型の場合 外気を直接給気するので冬期間など外気温が低い場合、
低温の給気温と室温との温度差による室内の温度むらが
生じている。これは快適性を低下させる。また、直接外
気を室内に給気するため、暖房室内の熱損失が大きく暖
房費が増加してしまう。 B.熱交換型の場合 熱交換型換気システムにおいても熱交換後の給気温は室
温よりかなりその温度が下がるため、温度むらまた快適
性の低下につながっている。 C.従来の換気システムについてのまとめ 換気システムの冬期間における低温の給気温と室温との
温度差が問題となる。すなわち、室温に対して給気温が
低いため、給気口付近の温度と汚れた室内空気排出の排
出口付近の温度にかなりの温度差ができることにより、
室内全体に温度むらができる結果、快適性の低下、ま
た、給気口の取付場所によっては結露の発生の原因にも
なっている。 2.床下換気について 布基礎外周に取付けた床下換気口と、内部布基礎に設け
た通気口で自然換気による換気を行っているが、住宅強
度向上のため小スパンでの布基礎敷設が多くなり、通気
口を設けるが自然換気だけの換気では十分な換気ができ
ないため多湿な空気の淀みが生じ、土台、大引など床下
木部の腐食、また、床下断熱材の性能低下の原因になっ
ている。 3.セントラルヒーティングに関して セントラル放熱器は床または壁取付の室内露出型がほと
んどで、取付のための室内スペースの確保、また美観性
を損ねるなどの問題がある。また、従来の室内取付型セ
ントラル放熱器の場合、放熱フィン上部に火傷防止の格
子、グリルなどがあるため、フィン内部およびフィン上
部に溜ったごみ、ほこりなどの清掃が難儀であった。
【0004】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、上述の問題を解決できるものを提供しようとする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は下記のようになるものである。請求項1記
載の発明は、基礎部1Aと、壁部1Bと、壁部内に下方
から上方に向け順に設けられた1階床1Cと1階天井1
Dで構成された1階居室1Eと、1階天井1Dと屋根1
Fで構成された小屋裏1Gからなる建築物11と、当該
建築物に配設された換気装置1Hから構成され、 A.基礎部1Aは、外周布基礎部1A1と、外周布基礎
部内に形成されたベタ基礎1A2と、ベタ基礎の上面に
配設された内部布基礎1A3から構成され、内部布基礎
1A3には通気用開口部1A31、1A31..が形成
され、1階居室1Eの1階床1Cにおける壁部1Bへの
近傍位置には温風吹出し口1C1が所定間隔で開設さ
れ、基礎部1A内には温風吹出し口に対応する位置をも
って第1ヒーター1C2が配設連通され、また、基礎部
1A内の所定箇所には第2ヒーター1C3が配設され、 B.換気装置1Hは、小屋裏1Gに熱交換器1H1が設
置され、熱交換器への新鮮空気導入パイプ1H2は外気
と連通するよう構成され、熱交換器からの汚染空気排出
パイプ1H3は外気と連通するよう構成され、熱交換器
からの加温新鮮空気導入パイプ1H4は、基礎部1A内
の所定位置に配設された第2ヒーター1C3に連通さ
れ、1階居室1Eにおける1階天井1Dに連通された汚
染空気吸引パイプ1H5は配管集合部1H51を介して
熱交換器に連結され、第1ヒーター1C2と、第2ヒー
ター1C3は、建築物11内の所望する箇所に配設され
たボイラBに連結されていることを特徴とするものであ
る。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、第1ヒーター1C2に代えて、ベタ基礎内
に架橋ポリエチレンパイプなどの暖房用パイプP1を敷
設埋設するか、ベタ基礎の上面に架橋ポリエチレンパイ
プなどの暖房用パイプP2を敷設して、温水を循環させ
ベタ基礎を暖めるよう構成されたことを特徴とするもの
である。
【0007】請求項3記載の発明は、基礎部2Aと、壁
部2Bと、壁部内に下方から上方に向け順に設けられた
1階床2Cと1階天井2Dで構成された1階居室2E
と、1階天井2Dと2階床2Fで構成された階間2G
と、2階床2Fと2階天井2Hで構成された2階居室2
Iと、2階天井2Hと屋根2Jで構成された小屋裏2K
からなる建築物22と、当該建築物に配設された換気装
置2Lから構成され、 A.基礎部2Aは、外周布基礎部2A1と、外周布基礎
部内に形成されたベタ基礎2A2と、ベタ基礎の上面に
配設された内部布基礎2A3から構成され、内部布基礎
2A3には通気用開口部2A31、2A31..が形成
され、 B.1階居室2Eの1階床2Cにおける壁部2Bへの近
傍位置には温風吹出し口2C1が所定間隔で開設され、
基礎部2A内には温風吹出し口に対応する位置をもって
第1ヒーター2C2が配設連通され、また、基礎部2A
内の所定箇所には第2ヒーター2C3が配設され、 C.2階床2Fにおける壁部2Bへの近傍位置には温風
吹出し口2F1が所定間隔で開設され、階間2Gには温
風吹出し口に対応する位置をもって放熱器床下設置パン
2F2、2F2..が配設連通され、 D.換気装置2Lは、階間2Gには熱交換器2L1が設
置され、熱交換器への新鮮空気導入パイプ2L2は外気
と連通するよう構成され、熱交換器からの汚染空気排出
パイプ2L3は外気と連通するよう構成され、熱交換器
からの加温新鮮空気導入第1パイプ2L4は、基礎部2
A内の所定位置に配設された第2ヒーター2C3に連通
され、下端が基礎部2A内に開口されている加温新鮮空
気導入第2パイプ2L5の上端は階間2Gに引込まれ、
第1配管集合部2L51を介して各放熱器床下設置パン
2F2におけるケース2F3に連結され、 E.第1ヒーター2C2と、第2ヒーター2C3と、放
熱器床下設置パン2F2における放熱器2F4は、建築
物22内の所望する箇所に配設されたボイラBに連結さ
れ、 F.1階居室2Eにおける1階天井2Dに連通された汚
染空気排出第1パイプ2L7、2L7..は第2配管集
合部2L71を介して、また、2階居室2Iにおける2
階天井2Hに連通された汚染空気排出第2パイプ2L
8、2L8..は第3配管集合部2L81を介して、熱
交換器における汚染空気排出第1パイプ2L3に連結さ
れていることを特徴とするものである。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、第1ヒーター2C2に代えて、ベタ基礎内
に架橋ポリエチレンパイプなどの暖房用パイプP1を敷
設埋設するか、ベタ基礎の上面に架橋ポリエチレンパイ
プなどの暖房用パイプP2を敷設して、温水を循環させ
ベタ基礎を暖めるよう構成されたことを特徴とするもの
である。
【0009】請求項5記載の発明は、請求項3あるいは
請求項4記載の発明において、放熱器床下設置パン2F
2は、ケース2F3と放熱器2F4とガラリ2F5から
構成され、ケース2F3は、平面長方形の底面2F31
と底面の外周に上方に向け連設された側壁2F32から
構成され、放熱器2F4は、湯往きパイプ2F41と湯
還りパイプ2F42と放熱板2F43から構成され、ガ
ラリ2F5は、床面に開口された温風吹出し口に嵌込ま
れ、ケース2F3を床面の下面に吊下げるように取付け
るか、床面の下方に設置して取付けるよう構成されてい
ることを特徴とするものである。
【0010】請求項6記載の発明は、請求項1ないし請
求項5のいずれかに記載の発明において、ベタ基礎の上
面には炭が充填された適数個の炭マットが配設されてい
ることを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例にもとづき図面を参照して説明する。1は第1発明の
建築物における暖房作用を有する換気システムである。
その構成は下記の通りである。基礎部1Aと、壁部1B
と、壁部内に下方から上方に向け順に設けられた1階床
1Cと1階天井1Dで構成された1階居室1Eと、1階
天井1Dと屋根1Fで構成された小屋裏1Gからなる建
築物11と、当該建築物に配設された換気装置1Hから
構成されている。
【0012】A.基礎部1Aは、外周布基礎部1A1
と、外周布基礎部内に形成されたベタ基礎1A2と、ベ
タ基礎の上面に配設された内部布基礎1A3から構成さ
れている。1A21は砂利層、1A22は断熱材で構成
された層である。内部布基礎1A3には通気用開口部1
A31、1A31..が形成されている。1階居室1E
の1階床1Cにおける壁部1Bへの近傍位置には温風吹
出し口1C1が所定間隔で開設され、基礎部1A内には
温風吹出し口に対応する位置をもって第1ヒーター1C
2が配設連通されている。また、基礎部1A内の所定箇
所には第2ヒーター1C3が配設されている。さらに、
ベタ基礎の上面には必要に応じて炭が充填された炭マッ
ト1A4、1A4..が配設されている。炭マットは、
通気性を有する袋内に木炭片を充填して構成されてい
る。
【0013】B.換気装置1Hは下記のように構成され
ている。小屋裏1Gに熱交換器1H1が設置され、熱交
換器への新鮮空気導入パイプ1H2は外気と連通するよ
う構成され、熱交換器からの汚染空気排出パイプ1H3
は外気と連通するよう構成され、熱交換器からの加温新
鮮空気導入パイプ1H4は、基礎部1A内の所定位置に
配設された第2ヒーター1C3に連通され、1階居室1
Eにおける1階天井1Dに連通された汚染空気吸引パイ
プ1H5は配管集合部1H51を介して熱交換器に連結
されている。
【0014】図5を参照して、第1ヒーター1C2と、
第2ヒーター1C3は、建築物11内の所望する箇所に
配設された公知のボイラBに連結されている。なお、B
1は分配器である。
【0015】2は第2発明の建築物における暖房作用を
有する換気システムである。その構成は下記の通りであ
る。基礎部2Aと、壁部2Bと、壁部内に下方から上方
に向け順に設けられた1階床2Cと1階天井2Dで構成
された1階居室2Eと、1階天井2Dと2階床2Fで構
成された階間2Gと、2階床2Fと2階天井2Hで構成
された2階居室2Iと、2階天井2Hと屋根2Jで構成
された小屋裏2Kからなる建築物22と、当該建築物に
配設された換気装置2Lから構成されている。
【0016】A.基礎部2Aは、外周布基礎部2A1
と、外周布基礎部内に形成されたベタ基礎2A2と、ベ
タ基礎の上面に配設された内部布基礎2A3から構成さ
れている。2A21は砂利層、2A22は断熱材で構成
された層である。内部布基礎2A3には通気用開口部2
A31、2A31..が形成されている。また、ベタ基
礎の上面に必要に応じて炭が充填された炭マット2A
4、2A4..が配設されている。炭マットは、通気性
を有する袋内に木炭片を充填して構成されている。
【0017】B.1階居室2Eの1階床2Cにおける壁
部2Bへの近傍位置には温風吹出し口2C1が所定間隔
で開設され、基礎部2A内には温風吹出し口に対応する
位置をもって第1ヒーター2C2が配設連通されてい
る。また、基礎部2A内の所定箇所には第2ヒーター2
C3が配設されている。 C.2階床2Fにおける壁部2Bへの近傍位置には温風
吹出し口2F1が所定間隔で開設され、階間2Gには温
風吹出し口に対応する位置をもって放熱器床下設置パン
2F2、2F2..が配設連通されている。
【0018】D.図12ないし図15を参照して、放熱
器床下設置パン2F2は、ケース2F3と放熱器2F4
とガラリ2F5から構成されている。 a.ケース2F3は、平面長方形の底面2F31と底面
の外周に上方に向け連設された側壁2F32から構成さ
れている。 b.放熱器2F4は、湯往きパイプ2F41と湯還りパ
イプ2F42と放熱板2F43から構成されている。 c.ガラリ2F5は、床面に開口された温風吹出し口に
嵌込まれている。 e.この場合、図12、図13のように、ケース2F3
を床面の下面に吊下げるように取付けても、また、図1
4、図15のように床面の下方に設置して取付けてもよ
い。
【0019】E.換気装置2Lは下記のように構成され
ている。階間2Gには熱交換器2L1が設置され、熱交
換器への新鮮空気導入パイプ2L2は外気と連通するよ
う構成され、熱交換器からの汚染空気排出パイプ2L3
は外気と連通するよう構成され、熱交換器からの加温新
鮮空気導入第1パイプ2L4は、基礎部2A内の所定位
置に配設された第2ヒーター2C3に連通され、下端が
基礎部2A内に開口されている加温新鮮空気導入第2パ
イプ2L5の上端は階間2Gに引込まれ、第1配管集合
部2L51を介して各放熱器床下設置パン2F2におけ
るケース2F3に連結されている。すなわち、放熱器床
下設置パン2F2のケース2F3内に加温新鮮空気が導
入されることになる。
【0020】F.図16を参照して、第1ヒーター2C
2と、第2ヒーター2C3と、放熱器床下設置パン2F
2における放熱器2F4は、建築物22内の所望する箇
所に配設された公知のボイラBに連結されている。な
お、B1は分配器である。
【0021】G.一方、1階居室2Eにおける1階天井
2Dに連通された汚染空気排出第1パイプ2L7、2L
7..は第2配管集合部2L71を介して、また、2階
居室2Iにおける2階天井2Hに連通された汚染空気排
出第2パイプ2L8、2L8..は第3配管集合部2L
81を介して、熱交換器における汚染空気排出第1パイ
プ2L3に連結されている。
【0022】A.炭マット1A4、2A4の使用の効果
は、下記の通りである。 a.湿度安定効果 木炭は多数の微細空隙(多孔質)があるため、湿度が高
い時は湿気を吸収し、外気が乾燥すると湿気を吐出すと
云う調湿性を有する。 b.脱臭効果 木炭はその性質上、周知の脱臭効果が高く、その強い吸
着作用により建築に使用される。新建材や接着剤、有機
溶剤から出るガスや、いやな匂いを吸着、脱臭するなど
の効果がある。 c.遠赤外線効果 木炭のもつ遠赤外線放出性により防菌効果、防腐・防錆
作用などがある。 d.マイナスイオン効果 マイナスイオンが生成放出されるので細胞や自律神経を
活性化し、新陳代謝を促進し、大脳を刺激して快適感を
もたらし、大脳疲労・体の蓄積疲労を抑制し、血圧・脈
拍の上昇を安定させるなどの効果がある。
【0023】B.第1発明の建築物における暖房作用を
有する換気システム1における第1ヒーター1C2に代
えて、下記のように構成することができる。図17、図
18、図19を参照して、ベタ基礎1A2内に架橋ポリ
エチレンパイプなどの暖房用パイプP1を敷設埋設し、
温水を循環させベタ基礎を暖め、その輻射熱を利用した
暖房とする。図20、図21、図22を参照して、ベタ
基礎1A2の上面に架橋ポリエチレンパイプなどの暖房
用パイプP2を敷設し、温水を循環させベタ基礎を暖
め、その輻射熱を利用した暖房とする。
【0024】C.第2発明の建築物における暖房作用を
有する換気システム2における第1ヒーター2C2に代
えて、下記のように構成することができる。図23、図
24、図25を参照して、ベタ基礎2A2内に架橋ポリ
エチレンパイプなどの暖房用パイプP1を敷設埋設し、
温水を循環させベタ基礎を暖め、その輻射熱を利用した
暖房とする。図26、図27、図28を参照して、ベタ
基礎2A2の上面に架橋ポリエチレンパイプなどの暖房
用パイプP2を敷設し、温水を循環させベタ基礎を暖
め、その輻射熱を利用した暖房とする。 D.図中、第1発明、第2発明において、PSは床下と
小屋裏とを連通する縦パイプ状スペースである。
【0025】E.熱交換器1H1、熱交換器2L1とし
ては、例えば下記のものが好適であった。「熱交換ユニ
ット天井埋込み型ZD6・DM2シリーズ、品番FY−
350ZD6」(ナショナル電器産業株式会社・松下精
工株式会社) F.ガラリの下面に暖房効率、空調効率に支障のないネ
ットを張ることにより、ごみ、ほこりなどの侵入を防ぎ
清掃作業を容易なものとすることができる。
【0026】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。 1.第1ヒーター2C2と第2ヒーター2C3を基礎内
である1階床下、また、2階以上階も放熱器床下設置パ
ンを取付け床下に設置することにより A.室内を広く使える。すなわち、本発明においては、
従来の室内取付型セントラル放熱器のような突起物がな
く床面に取付けた床ガラリ部より暖房および給気を取入
れるため、床ガラリ部分に家具などを置き塞ぐことはで
きないが、暖房効率、空調効率に支障のない程度のもの
を置くことができる。 B.床または壁からの露出、突起物をなくすことにより
室内空間の美観性の向上を図ることができる。 C.化粧パネル、仕上塗装などを施した従来の室内設置
型放熱器と違い、美観性の問わない安価な放熱器を使用
することができる。
【0027】2.1階床下の暖房方法の選択にもよる
が、熱交換器以外、機械的複雑なものがなく耐久性が高
く、また、メンテナンスが容易である。 3.換気について(24時間換気とする。) A.本発明においては、基本的に熱交換器を使用するの
で換気による熱損失を最小限に抑えることができる。 B.熱交換後の新鮮な空気は室温より給気温はかなり下
がるが、これをセントラル放熱器等で暖められた1階床
下に給気し給気温度を上げ、また、2階以上階において
は放熱器床下設置パンで更に温度を上げて給気すること
により暖房温度の給気となる。この点、従来不快であっ
た室温と低温の給気温の違いによる室内の温度むらをな
くし、また、建物内の温度むらによる結露の発生を防止
し、住環境の快適性の向上、さらに、結露を防止するこ
とによる建物の耐久性の向上を図ることができる。 C.新鮮な空気を床下に給気することにより床下の完全
換気ができ、湿気による土台、大引など床下木部の腐食
を防止し、また、湿気による断熱材の性能低下を防止す
ることにより建物の耐久性の向上を図ることができる。 D.本発明では基礎断熱、土間工法により基礎内全体が
ピット状になっており、その基礎内に湿度安定効果、脱
臭効果、遠赤外線及びマイナスイオン発生効果のある炭
マットを置くことができ、これにより健康住宅等住環境
の快適性の向上を図る住宅(建物)の建築を可能にする
ことができる。 4.暖房効率について A.基礎断熱、土間工法とその基礎内に暖房設備を施す
ので、基礎内全体が暖められ、その熱が基礎コンクリー
トに蓄熱され輻射熱として放出されることにより暖房効
率の向上を図ることができる。 B.2階以上階において、床下で暖房温度にした給気を
放熱器床下設置パンに通してさらに給気を暖めることが
できる。このため、室内に給気するので暖房効率が良
く、2階以上階の放熱器容量を小さなものにすることが
できるため放熱器のコストダウンを図ることができる。 5.このほか、安価に製造できる、部品点数が少ないの
で組立が容易である、経済的である、などの効果をも有
するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明の縦断面図である。
【図2】同上の要部拡大分解斜視図である。
【図3】基礎部内の状態を説明する横断面図である。
【図4】小屋裏内の状態を説明する横断面図である。
【図5】第1発明における温水配管状態を中心に説明す
る縦断面図である。
【図6】第2発明の縦断面図である。
【図7】同上の要部拡大分解斜視図である。
【図8】基礎部内の状態を説明する横断面図である。
【図9】階間における熱交換器などを中心に説明する横
断面図である。
【図10】階間における放熱器床下設置パンなどを中心
に説明する横断面図である。
【図11】小屋裏における汚染空気排出パイプなどを中
心に説明する横断面図である。
【図12】放熱器床下設置パン部分の1部を切欠いた分
解斜視図である。
【図13】同上の中央部における拡大縦断面図である。
【図14】放熱器床下設置パン部分の他の実施例を示す
1部を切欠いた分解斜視図である。
【図15】同上の中央部における拡大縦断面図である。
【図16】第2発明における温水配管状態を中心に説明
する縦断面図である。
【図17】第1発明の他の実施例を説明する1部を省略
した縦断面図である。
【図18】同上におけるベタ基礎内の配管状態を説明す
る平面図である。
【図19】小屋裏内の状態を説明する横断面図である。
【図20】第1発明の他の実施例を説明する1部を省略
した縦断面図である。
【図21】同上におけるベタ基礎内の配管状態を説明す
る平面図である。
【図22】小屋裏内の状態を説明する横断面図である。
【図23】第2発明の他の実施例を説明する1部を省略
した縦断面図である。
【図24】同上におけるベタ基礎内の配管状態を説明す
る平面図である。
【図25】階間における熱交換器などを中心に説明する
横断面図である。
【図26】第2発明の他の実施例を説明する1部を省略
した縦断面図である。
【図27】同上におけるベタ基礎内の配管状態を説明す
る平面図である。
【図28】階間における熱交換器などを中心に説明する
横断面図である。
【符号の説明】
1 第1発明の建築物における暖房作用を有する換気シ
ステム 11 建築物 1A 基礎部 1B 壁部 1C 1階床 1D 1階天井 1E 1階居室 1F 屋根 1G 小屋裏 1H 換気装置 2 第2発明の建築物における暖房作用を有する換気シ
ステム 22 建築物 2A 基礎部 2B 壁部 2C 1階床 2D 1階天井 2E 1階居室 2F 2階床 2G 階間 2H 2階天井 2I 2階居室 2J 屋根 2K 小屋裏 2L 換気装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基礎部(1A)と、壁部(1B)と、壁
    部内に下方から上方に向け順に設けられた1階床(1
    C)と1階天井(1D)で構成された1階居室(1E)
    と、1階天井(1D)と屋根(1F)で構成された小屋
    裏(1G)からなる建築物(11)と、当該建築物に配
    設された換気装置(1H)から構成され、 基礎部(1A)は、外周布基礎部(1A1)と、外周布
    基礎部内に形成されたベタ基礎(1A2)と、ベタ基礎
    の上面に配設された内部布基礎(1A3)から構成さ
    れ、内部布基礎(1A3)には通気用開口部(1A3
    1、1A31..)が形成され、1階居室(1E)の1
    階床(1C)における壁部(1B)への近傍位置には温
    風吹出し口(1C1)が所定間隔で開設され、基礎部
    (1A)内には温風吹出し口に対応する位置をもって第
    1ヒーター(1C2)が配設連通され、また、基礎部
    (1A)内の所定箇所には第2ヒーター(1C3)が配
    設され、 換気装置(1H)は、小屋裏(1G)に熱交換器(1H
    1)が設置され、熱交換器への新鮮空気導入パイプ(1
    H2)は外気と連通するよう構成され、熱交換器からの
    汚染空気排出パイプ(1H3)は外気と連通するよう構
    成され、熱交換器からの加温新鮮空気導入パイプ(1H
    4)は、基礎部(1A)内の所定位置に配設された第2
    ヒーター(1C3)に連通され、1階居室(1E)にお
    ける1階天井(1D)に連通された汚染空気吸引パイプ
    (1H5)は配管集合部(1H51)を介して熱交換器
    に連結され、第1ヒーター(1C2)と、第2ヒーター
    (1C3)は、建築物(11)内の所望する箇所に配設
    されたボイラ(B)に連結されていることを特徴とする
    建築物における暖房作用を有する換気システム。
  2. 【請求項2】 第1ヒーター(1C2)に代えて、ベタ
    基礎内に架橋ポリエチレンパイプなどの暖房用パイプ
    (P1)を敷設埋設するか、ベタ基礎の上面に架橋ポリ
    エチレンパイプなどの暖房用パイプ(P2)を敷設し
    て、温水を循環させベタ基礎を暖めるよう構成された請
    求項1記載の建築物における暖房作用を有する換気シス
    テム。
  3. 【請求項3】 基礎部(2A)と、壁部(2B)と、壁
    部内に下方から上方に向け順に設けられた1階床(2
    C)と1階天井(2D)で構成された1階居室(2E)
    と、1階天井(2D)と2階床(2F)で構成された階
    間(2G)と、2階床(2F)と2階天井(2H)で構
    成された2階居室(2I)と、2階天井(2H)と屋根
    (2J)で構成された小屋裏(2K)からなる建築物
    (22)と、当該建築物に配設された換気装置(2L)
    から構成され、 基礎部(2A)は、外周布基礎部(2A1)と、外周布
    基礎部内に形成されたベタ基礎(2A2)と、ベタ基礎
    の上面に配設された内部布基礎(2A3)から構成さ
    れ、内部布基礎(2A3)には通気用開口部(2A3
    1、2A31..)が形成され、 1階居室(2E)の1階床(2C)における壁部(2
    B)への近傍位置には温風吹出し口(2C1)が所定間
    隔で開設され、基礎部(2A)内には温風吹出し口に対
    応する位置をもって第1ヒーター(2C2)が配設連通
    され、また、基礎部(2A)内の所定箇所には第2ヒー
    ター(2C3)が配設され、 2階床(2F)における壁部(2B)への近傍位置には
    温風吹出し口(2F1)が所定間隔で開設され、階間
    (2G)には温風吹出し口に対応する位置をもって放熱
    器床下設置パン(2F2、2F2..)が配設連通さ
    れ、 換気装置(2L)は、階間(2G)には熱交換器(2L
    1)が設置され、熱交換器への新鮮空気導入パイプ(2
    L2)は外気と連通するよう構成され、熱交換器からの
    汚染空気排出パイプ(2L3)は外気と連通するよう構
    成され、熱交換器からの加温新鮮空気導入第1パイプ
    (2L4)は、基礎部(2A)内の所定位置に配設され
    た第2ヒーター(2C3)に連通され、下端が基礎部
    (2A)内に開口されている加温新鮮空気導入第2パイ
    プ(2L5)の上端は階間(2G)に引込まれ、第1配
    管集合部(2L51)を介して各放熱器床下設置パン
    (2F2)におけるケース(2F3)に連結され、 第1ヒーター(2C2)と、第2ヒーター(2C3)
    と、放熱器床下設置パン(2F2)における放熱器(2
    F4)は、建築物(22)内の所望する箇所に配設され
    たボイラ(B)に連結され、 1階居室(2E)における1階天井(2D)に連通され
    た汚染空気排出第1パイプ(2L7、2L7..)は第
    2配管集合部(2L71)を介して、また、2階居室
    (2I)における2階天井(2H)に連通された汚染空
    気排出第2パイプ(2L8、2L8..)は第3配管集
    合部(2L81)を介して、熱交換器における汚染空気
    排出第1パイプ(2L3)に連結されていることを特徴
    とする建築物における暖房作用を有する換気システム。
  4. 【請求項4】 第1ヒーター(2C2)に代えて、ベタ
    基礎内に架橋ポリエチレンパイプなどの暖房用パイプ
    (P1)を敷設埋設するか、ベタ基礎の上面に架橋ポリ
    エチレンパイプなどの暖房用パイプ(P2)を敷設し
    て、温水を循環させベタ基礎を暖めるよう構成された請
    求項3記載の建築物における暖房作用を有する換気シス
    テム。
  5. 【請求項5】 放熱器床下設置パン(2F2)は、ケー
    ス(2F3)と放熱器(2F4)とガラリ(2F5)か
    ら構成され、ケース(2F3)は、平面長方形の底面
    (2F31)と底面の外周に上方に向け連設された側壁
    (2F32)から構成され、放熱器(2F4)は、湯往
    きパイプ(2F41)と湯還りパイプ(2F42)と放
    熱板(2F43)から構成され、ガラリ(2F5)は、
    床面に開口された温風吹出し口に嵌込まれ、ケース(2
    F3)を床面の下面に吊下げるように取付けるか、床面
    の下方に設置して取付けるよう構成されている請求項3
    あるいは請求項4記載の建築物における暖房作用を有す
    る換気システム。
  6. 【請求項6】 ベタ基礎の上面には炭が充填された適数
    個の炭マットが配設されている請求項1ないし請求項5
    のいずれかに記載の建築物における暖房作用を有する換
    気システム。
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