JP2003048170A - ボルト・ナットの共回り防止治具 - Google Patents

ボルト・ナットの共回り防止治具

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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単・迅速に使用状態にセット出来、セット個
所から脱落する恐れの無い、一体構造を供えたボルト・
ナットの共回り防止治具を提供する。 【解決手段】所定長さのアームの一端側に、爪車と爪と
を供えたラチェット機構のケーシングを組付け、爪車に
は、ボルト頭を回り止状態で嵌合させるソケットを同軸
状に設け、アームの他端側とケーシングとの間には、爪
を揺動させる為のターンバクル機構を跨設した構成を備
えており、ターンバクル機構を伸縮動させることによ
り、アームの他端側を、ソケットに嵌合させたボルト頭
に隣接して位置する別のボルト頭等の、固定構造物に接
離動させられる様にしたことを特徴とする。ターンバク
ル機構は、その一半側と他半側とに、互いに逆向きの雌
ねじを切った長ナットと、夫々の雌ねじに螺合させた螺
杆とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、径の大き
いフランジ継手を連結又は分解する為に、フランジ連結
用の複数本のボルトの夫々に螺合させたナットを、締付
けたり緩めたりする時に、ボルトも一緒に回ってしまう
のを防ぐ為の、従来の用具に比べて取扱性を大幅に向上
させたボルト・ナットの共回り防止治具に関する。
【0002】
【従来の技術】図15は、フランジ継手Bの連結・分解
時に、その連結用のボルトCに螺合させたナットD1を
廻すと、ボルトCも一緒に回転してしまうを防ぐ為の、
従来の共回り防止用具の、取付状態の見取図である。こ
の場合、ボルトCは、ボルト頭を一体に形成させる為の
無駄な加工々程を省く等の為に、単なる螺杆としてい
る。そして、ボルトCの両端に夫々螺合させたナットD
1,D2のうち、図の手前側のナットD2は、ボルトC
に固着させてボルト頭の役割を果たさせている。
【0003】このフランジ継手Bを分離させる場合に例
を採って、上記の共回り防止用具の構成と用法を説明す
ると、先ず、取外そうとするボルトCの一端側のナット
D1に、パワーレンチ101を取付ける。そして、他端
側のナットD2に、打撃スパナ102のソケット部10
2aを嵌め込ませる。
【0004】然る後、取外そうとしているボルトCに隣
接して位置する別のボルトCのナットD2と、打撃スパ
ナ102のアーム102bのネック部102cとの間
に、油圧ジャッキ103を挟み込む。その際に、図示の
様に、ナットD2と油圧ジャッキ103との間に、アル
ミ製の養生ブロック104を介在させることによって、
これ等両者の損傷を予防する。
【0005】このセット状態で、油圧ジャッキ103の
プランジャを前進作動させると、ナットD2と打撃スパ
ナ102のアーム102bの先端部との間に、あたかも
“突っ張り棒”を嵌め込んだ如き状態になって、打撃ス
パナ102を嵌められたナットD2は、図の左廻り方向
の回転動を確実に阻止される。従って、パワーレンチ1
01を作動させて、ナットD1を廻しても、ボルトCが
共回りする恐れは無くなる。尚、ナットD1を締付ける
時には、打撃スパナ102のアーム102bを、図の右
隣りのナットD2に掛止させるか、或いは、ナットD2
の上側ではなくて、下側に当てがう様にすればよい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、この従来
のボルト・ナットの共回り防止用具には、以下に列挙し
た如き大きな難点があった。 (イ)打撃スパナ、油圧レンチ及び養生ブロックの3種
類の用具を必要とする。 (ロ)この3つの用具を組合
わせて、使用個所にセットする操作は簡単ではなく、多
くの手間と時間が掛かる。 (ハ)パワーレンチの作動時の回転トルクによって、折
角セットした3つの用具がバラバラに外れてしまう可能
性がある。 (ニ)外れた際の反動によって、作業者が危害を被る恐
れがある。 (ホ)3つの用具の夫々の保守・管理に、余分な手間と
支出を要する。
【0007】そこで、本発明の目的は、使用状態にセッ
トする作業を、従来技術に比べて簡単・迅速に行え、使
用中にセット状態が崩れる恐れが解消して、作業上の危
険を伴わず、又、複数の用具を組合わせて用いる煩わし
さの無いボルト・ナットの共回り防止治具を提供するに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達せする為
の、本発明によるボルト・ナットの共回り防止治具は、
ナットの締付時、又は螺脱時に、ナットを螺合させてい
るボルトの共回りを防ぐ為の治具であって、所定長さの
アームの一端側に、爪車と爪とを供えたラチェット機構
のケーシングを回動可能に組付け、爪車には、ボルト頭
を回り止状態で嵌合させるソケットを同軸状に設け、ア
ームの他端側と、ケーシングとの間には、爪を揺動させ
る為のターンバクル機構を跨設した構成を備えており、
ターンバクル機構を伸縮動させることにより、アームの
他端側を、ソケットに嵌合させたボルト頭に隣接して位
置する別のボルト頭等の、固定構造物に接離動させられ
る様にしたことを特徴とする。そして、ターンバクル機
構は、その長手方向の一半側と他半側とに、互いに逆向
きの雌ねじを切った長ナットと、夫々の雌ねじに螺合さ
せた螺杆とを備える構成にするとよい。又、1つの治具
を、サイズの異なるボルトに共用可能にする為に、爪車
には、異なるタイプのソケットを取替自在に組付けられ
る様にするとよい。更に、アームが固定構造物と接触す
る部分に、アルミニウム等で作られた養生部材を着脱自
在に取付けるとよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明によるボルト・ナ
ットの共回り防止治具の一実施例に就いて、図1〜図1
4を参照しながら説明する。図1は、この実施例の共回
り防止治具(以後、単に治具と言う)Aの斜視図であ
り、図2は、その使用状態の一例を示した斜視図であ
る。
【0010】図2に於いて、Bは、配管又はシャフトの
接続端に設けたフランジ継手であり、Cはその連結用の
螺杆状のボルト、D1,D2は、ボルトの両端に夫々螺
合させたナットである。ナットD2は、ボルトCの他端
に固着されてボルト頭の役割を果たす。Eは、ナットD
1を廻す為のパワーレンチである。
【0011】次に、治具Aの具体的な構造に就いて、そ
の部分破断正面図としての図3、その右半側を横断面で
示した平面図としての図4、及び部品図としての図5〜
図14を参照しながら説明する。
【0012】治具Aの概略の構成は、図3,図4に示し
た様に、その骨格部材となるアーム1の一端側に、爪車
2と爪3とをケーシング4内に組付けたラチェット機構
を形成させている。アーム1は、その長手方向に、主ア
ーム1Aと延長アーム1Bとに二分割されている。そし
て、爪車2には、ナットD2を回り止状態で嵌め込ませ
る為のソケット5を同軸状に設けている(図9参照)。
【0013】更に、アーム1の他端側と、ケーシング4
との間には、爪3をその支軸の周りに揺動させることに
より、爪車2、及びこれと一体化されているソケット5
を、その中心軸周り左右に回動させる為の、ターンバク
ル機構6を跨設している。但し、治具Aを、使用可能に
セットした状態(図2参照)では、ソケット5に嵌め込
んだナットD2が、爪車2の回動を阻止するので、アー
ム1の方が、上記中心軸周りに左右に回動されることに
なる。
【0014】次に、治具Aの細部の構造に就いて、順次
説明する。先ず、治具Aの骨格部分を成すアーム1は、
図3,図4に示した様に、ケーシング4を挟み込む様に
して重ね合わせた2枚の板状の主アーム1A,1Aと、
1枚の板状の延長アーム1B(図6参照)とを、4組の
ボルト・ナット7を用いて連結させた構成を備えてい
る。
【0015】図5に示した様に、主アーム1Aの左端側
は、円環板状に形成されており、ソケット5を露出させ
る為の丸い刳抜窓dを設けている。又、右端側には、ボ
ルト孔8を4個所に設けている。図6に示した様に、延
長アーム1Bの右端に上向きに延設した突部には、軸孔
9を設けている。又、左端側には、各ボルト孔8と重な
り合うボルト孔10を設けている。11は刳抜孔で、治
具Aの下げ紐等を通すのに役立つ。
【0016】次に、ケーシング4は、図7に示した様
に、爪車2を遊嵌させ得る内径と厚みを備えた扁平な円
筒形に形成されている。ケーシング4の頂部には、軸孔
3aを設けた爪3(図12参照)を、図3に示した様
に、その支軸12の周りに揺動自在に組付ける為の、爪
収納部4Aをケーシング4と一体に連接している。この
爪収納部4Aの右側面には、軸孔13aを設けた軸受板
13を、横向きに突設している。
【0017】図8及び図7に示した14は軸受板で、爪
3の支軸12を通す軸孔14aを備えている。この軸受
板14は、爪収納部4Aの前後の側面の夫々に当てがっ
た状態を、ビスにより固定される(図1参照)。支軸1
2には、図3に示した様に、爪3を爪車2に向けて押圧
付勢する為の蔓巻ばね15(図13参照)を組付けてい
る。
【0018】ケーシング4内に遊嵌される爪車2は、図
9に示した様に、リング状の形態を備えている。この爪
車2の内周面には、ナットD2を廻り止状態で嵌合させ
る為のソケット5を形成させている。ソケット5は、六
角形のナットD2の各角部を掛止させる為のV形溝e
を、計12個連ねた形状の周壁を備えている。
【0019】この実施例では、爪車2とソケット5とは
一体化されている。然し、1つの治具Aを、様々なサイ
ズのボルトC(ナットD2)に共用出来る様にする為
に、リング状の爪車2と、その内側に嵌め込まれるリン
グ状のソケット5とを、夫々別体に作り、この両者を周
知の係脱機構によって着脱自在に一体化させる様にして
もよい。
【0020】次に、ターンバクル機構6は、図3に示し
た様に、その長手方向の一半側と他半側とに、互いに逆
向きの雌ねじを切った長ナット6A(図10参照)と、
夫々の雌ねじに螺合させた2本の螺杆6B,6Cとで構
成されている。螺杆6B,6Cの夫々の自由端側には、
図11に示した様に、ピン孔を備えた軸受部材16を連
結させている。
【0021】ターンバクル機構6は、図3に示した様
に、その左端側の軸受部材16を、連結ピン17によっ
て、ケーシング4に設けた軸受板13にピン連結させて
いる。又、右端側の軸受部材16は、延長アーム1Bの
先端の軸孔9に挿通した連結ピン17によって、この先
端個所にピン連結させている。
【0022】図3に示した18は、アルミニウム製の養
生部材で、延長アーム1Bの下面に着脱自在にビス止し
ている。図14に示した形態を備える、この養生部材1
8は、強圧が及ぼされる延長アーム1BとナットD2と
の接触個所が、治具Aの反復使用に伴って傷んで来るの
を防ぐ役割を果たす。傷んだ養生部材18は、簡単に取
替えられる。
【0023】次に、治具Aの使い方の一例に就いて、図
2を参照しながら説明する。この事例は、フランジ継手
Bのフランジ部を貫通する複数本の連結用のボルトC
の、夫々の両端に螺着されているナッD1,D2のう
ち、ボルトCに固着されていない方のナットD1を螺脱
させて、フランジ継手Bを分離させる場合に就いてであ
る。
【0024】先ず、螺脱させる側のナットD1に、パワ
ーレンチEを取付けたうえ、その反対側の、ボルトCに
固着されたナットD2(ボルト頭)に治具Aをセットす
る。それには、先ず、ナットD2に、治具Aのソケット
5を嵌め込む。この時、延長アーム1Bの養生部材18
を取付けた部分を、図2に示した様に、隣接する別のナ
ットD2(固定構造物)に極力接近して位置させるべ
く、計12のV形溝eのうちのいずれに、ナットD2の
角部を嵌め込むべきかを選択する。
【0025】ナットD2に、ソケット5を嵌め込み終え
たら、次に、ターンバクル機構6の長ナット6Aを、ス
パナ等を使って、延長アーム1Bが上記の隣接ナットD
2に接近する方向に回動させる。そして、養生部材18
を、この隣接ナットD2に強固に圧接させれば、治具A
の取付作業は、簡単・迅速、且つ、確実に完了する。
【0026】そこで、パワーレンチEを作動させれば、
ボルトCの共回りを確実に阻止された状態で、ナットD
1を支障無く螺脱させることが出来る。この時、治具A
のソケット5には、ナットD2がシッカリ嵌め込まれて
おり、且つ、アーム1Bは隣接する別のナットD2に圧
接されているので、パワーレンチEの作動時の振動等に
よって、治具Aが、その取付位置から脱落してしまう恐
れは全くない。
【0027】そして、上記とは逆に、フランジ継手Bを
連結させるべく、ボルトCにナットD1を螺じ込む時に
は、このボルトCに対して上記とは反対側に隣接するボ
ルトCのナットD2に、アーム1Bが当接される様な配
置で、治具Aを取付ければよい。或いは、若し可能であ
れば、図2に示した様に隣接するボルトD2の上側にア
ーム1Bを当接するのではなくて、下側に当接させても
よい。
【0028】尚、アーム1Bを当接させる為の、隣接す
るナットD2が存在しない場合に、若し、これに代わる
役割を果たす適宜の固定構造物が存在すれば、この固定
構造物にアーム1Bを当接させればよい。
【0029】
【発明の効果】以上の説明によって明らかな様に、本発
明によるボルト・ナットの共回り防止治具は、冒頭に記
した、複数の用具を組合わせた治具を用いる方法に比べ
て、以下に列挙した如き実用上の優れた効果が得られ
る。 (a)使用状態にセットする作業を、作業の初心者でも
極めて簡単・迅速に行える。 (b)その取付状態からして、ナットの回動時に、発生
した回転トルクによって、セットした治具が反動的に外
れてしまう恐れが解消する。 (c)従って、従来の様に、外れた治具が作業者に当た
って怪我を負わせる危険が無くなる。 (d)治具は一体構造なので、従来の様に、複数の用具
を、使用の都度組合わせて使う煩わしさが無くなり、
又、用具の保管・管理費も節減出来る。 (e)ナットを嵌合させるソケットを、別のタイプのも
のと取替えられる様にすれば、1つの治具を、サイズ等
が様々に異なるナットに対して共用出来る。 (f)締付トルクが掛かった状態の治具を取外す作業
も、容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、ボルト・ナッ
トの共回り防止治具(以下は、単に治具と言う)の斜視
図である。
【図2】同上、フランジ継手の連結・分離時に、治具を
セットした状態の見取図である。
【図3】同上、治具の部分破断正面図である。
【図4】同上、治具の部分横断上面図である。
【図5】同上、アームの一半側を構成する主アームの正
面図及び横断面図である。
【図6】同上、アームの他半側を構成する延長アームの
正面図及び上面図である。
【図7】同上、ケーシングの正面図及び上面図である。
【図8】同上、爪の組付用の軸受板の正面図である。
【図9】同上、ソケットを設けた爪車の正面図及び部分
横断上面図である。
【図10】同上、ターンバクル機構を構成する長ナット
の縦断面図及び端面図である。
【図11】同上、ターンバクル機構を構成する螺杆の上
面図である。
【図12】同上、爪の正面図である。
【図13】同上、蔓巻ばねの上面図である。
【図14】同上、養生部材の正面図及び端面図である。
【図15】従来例を示す、図2相当図である。
【符号の説明】
A 治具(ボルト・ナットの共回り防止治具) B フランジ継手 C ボルト D1,D2 ナット D2 固定構造物 E パワーレンチ 1(1A,1B) アーム 2 爪車 3 爪 3a 軸孔 4 ケーシング 1〜4 ラチェット機構 4A 爪収納部 5 ソケット 6 ターンバクル機構 6A 長ナット 6B,6C 螺杆 7 ボルト・ナット 8,10 ボルト孔 9 軸孔 11 刳抜孔 12 支軸 13,14 軸受板 13a,14a 軸孔 15 蔓巻ばね 16 軸受部材 17 連結ピン 18 養生部材 d 刳抜窓 e V形溝 101 パワーレンチ 102 打撃スパナ 102a ソケット部 103 油圧ジャッキ 104 養生ブロック

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ナットの締付時、又は脱時に、ナットを
    螺合させているボルトの共回りを防ぐ為の治具であっ
    て、 所定長さのアームの一端側に、爪車と爪とを供えたラチ
    ェット機構のケーシングを回動可能に組付け、 爪車には、ボルト頭を回り止状態で嵌合させるソケット
    を同軸状に設け、 アームの他端側と、ケーシングとの間には、爪を揺動さ
    せる為のターンバクル機構を跨設した構成を備えてお
    り、 ターンバクル機構を伸縮動させることにより、アームの
    他端側を、ソケットに嵌合させたボルト頭に隣接して位
    置する別のボルト頭等の、固定構造物に接離動させられ
    る様にしたことを特徴とするボルト・ナットの共回り防
    止治具。
  2. 【請求項2】 ターンバクル機構は、その長手方向の一
    半側と他半側とに、互いに逆向きの雌ねじを切った長ナ
    ットと、夫々の雌ねじに螺合させた螺杆とを備えること
    を特徴とする請求項1記載のボルト・ナットの共回り防
    止治具。
  3. 【請求項3】 1つの治具を、サイズの異なるボルトに
    共用可能にする為に、爪車には、異なるタイプのソケッ
    トを取替自在に組付けられる様にしたことを特徴とする
    請求項1記載のボルト・ナットの共回り防止治具。
  4. 【請求項4】 アームが固定構造物と接触する部分に、
    アルミニウム等で作られた養生部材を着脱自在に取付け
    たことを特徴とする請求項1記載のボルト・ナットの共
    回り防止治具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108724090A (zh) * 2018-05-04 2018-11-02 江苏核电有限公司 一种先导式滑阀气动换向阀拆卸工具
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CN115741588A (zh) * 2022-11-23 2023-03-07 中国南方电网有限责任公司超高压输电公司昆明局 拆装辅助工具
CN117245376A (zh) * 2023-11-20 2023-12-19 江苏融威实业有限公司 一种建筑钢结构组件自动安装设备

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