JP2003047345A - 栽培ハウス等におけるカーテン開閉装置 - Google Patents

栽培ハウス等におけるカーテン開閉装置

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JP2003047345A
JP2003047345A JP2001251195A JP2001251195A JP2003047345A JP 2003047345 A JP2003047345 A JP 2003047345A JP 2001251195 A JP2001251195 A JP 2001251195A JP 2001251195 A JP2001251195 A JP 2001251195A JP 2003047345 A JP2003047345 A JP 2003047345A
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opening
curtain
closing
closing device
cultivation house
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Kazuo Yoshitake
一男 吉武
Hiroshi Amada
寛 天田
Kazuo Matsui
和雄 松井
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Greenhouses (AREA)
  • Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、栽培ハウス等における
カーテン開閉装置において、カーテンを無端環状のワイ
ヤで開閉したり、駆動軸の回転に伴なって駆動軸の周囲
にカーテンを巻き取り巻き戻して開閉する技術は知られ
ているが、構造が複雑で正確性と確実性に欠ける。 【解決手段】 そこで、本発明は、開閉駆
動車1と、開閉駆動車1に係合してガイド部材6に案内
されて開閉移動する長尺搬送部材10と、長尺搬送部材
10にカーテン開閉端部を取り付けて栽培ハウス等を開
閉するカーテン3とからなる栽培ハウス等におけるカー
テン開閉装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温室、栽培ハウス
等におけるカーテン開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、栽培ハウス等におけるカーテン開
閉装置において、カーテンを無端環状のワイヤで開閉し
たり、駆動軸の回転に伴なって駆動軸の周囲にカーテン
を巻き取り巻き戻して開閉する技術は知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】カーテンを無端環状の
ワイヤで開閉するには、卷回ドラムにより滑車との間で
張設したワイヤを開閉駆動する複雑な構造を必要とする
と共に、卷回ドラムに巻掛けたワイヤに緩みが生じると
正確な開閉ができなくなる課題があり、また、駆動軸の
回転に伴なって駆動軸の周囲にカーテン開閉端を巻き取
り巻き戻して開閉するには、駆動軸をカーテン開閉端と
共に移動する必要があり、駆動軸を移動しない場合には
カーテン開閉端の移動案内機構が必要となる等の複雑な
構造を必要とする課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、請求
項1に記載のように、開閉駆動車と、開閉駆動車に係合
してガイド部材に案内されて開閉移動する長尺搬送部材
と、長尺搬送部材にカーテン開閉端部を取り付けて開閉
するカーテンとからなる栽培ハウス等におけるカーテン
開閉装置を提供するものである。
【0005】本発明によれば、開閉駆動車の正又は逆回
転に伴なって、開閉駆動車に係合する長尺搬送部材がガ
イド部材に案内されて長手方向に確実に開閉移動し、長
尺搬送部材にカーテン開閉端部を取り付けた栽培ハウス
等を開閉するカーテンは、同時に開閉移動することとな
るから、固定的に設けた開閉駆動車を回転操作するだけ
で、長尺搬送部材をガイド部材に沿って簡単且つ確実に
案内することができ、カーテン開閉端を確実、簡単且つ
容易に案内することができる。
【0006】また、本発明は、請求項2に記載のよう
に、請求項1に記載の栽培ハウス等におけるカーテン開
閉装置において、開閉駆動車がピニオン、長尺搬送部材
がラックに相当するピニオンラック機構からなる栽培ハ
ウス等におけるカーテン開閉装置を提供するものであ
る。本発明によれば、開閉駆動車と長尺搬送部材とがラ
ックアンドピニオンとして確実に噛み合うから、タイミ
ングベルトのように、咬合する両者間に滑りが生じにく
く、長尺搬送部材を介してカーテンを確実に開閉作動す
ることができる。
【0007】また、本発明は、請求項3に記載のよう
に、請求項2に記載の栽培ハウス等におけるカーテン開
閉装置において、ピニオンラック機構が、開閉駆動車を
ピン・ピニオン、長尺搬送部材を孔あきラックにより構
成してなる栽培ハウス等におけるカーテン開閉装置を提
供するものである。本発明によれば、開閉駆動車のピニ
オンの歯がピンからなり、これが長尺搬送部材の孔あき
ラックに係合して搬送するから、両者間に滑りが生じな
いようにすることができると共に、長尺搬送部材を穴あ
きチェーンや搬送ベルトに穴を開けるだけで簡単に構成
することができ、確実な作動と、安価な構成を両立する
ことができる。
【0008】また、本発明は、請求項4に記載のよう
に、請求項1乃至3のいずれかに記載の栽培ハウス等に
おけるカーテン開閉装置において、長尺搬送部材が湾曲
性のある長尺体からなる栽培ハウス等におけるカーテン
開閉装置を提供するものである。本発明によれば、長尺
搬送部材は、歯の有無に関係なく、基本的には、開閉駆
動車の回転に伴なって長手方向に移動する長尺物であれ
ば、その断面形状や湾曲性や柔軟性は問わないのである
が、湾曲可能なベルト等からなる場合には、ガイド部材
の湾曲に対応してカーテン等を案内することができると
共に、カーテン基部において長尺搬送部材を巻取部材等
の周囲に卷回して収容することができる。
【0009】また、本発明は、請求項5に記載のよう
に、請求項1乃至4のいずれかに記載の栽培ハウス等に
おけるカーテン開閉装置において、一本の長尺搬送部材
に所定開閉間隔を隔てて2個以上のカーテンの開閉端部
を取り付けて、2個以上のカーテンを同時に開閉するよ
うにしてなる栽培ハウス等におけるカーテン開閉装置を
提供するものである。本発明によれば、開閉駆動車によ
り一本の長尺搬送部材を開閉駆動するだけで2個以上の
カーテンを開閉することができる。
【0010】また、本発明は、請求項6に記載のよう
に、請求項1乃至5のいずれかに記載の栽培ハウス等に
おけるカーテン開閉装置において、ガイド部材に案内さ
れて上昇方向に開閉移動する長尺搬送部材を設けてなる
栽培ハウス等におけるカーテン開閉装置を提供するもの
である。本発明によれば、長尺搬送部材をガイド部材に
より上昇方向に沿って案内することによって、垂直を含
む上昇方向にカーテンを開閉移動することができる。
【0011】また、本発明は、請求項7に記載のよう
に、請求項1乃至6のいずれかに記載の栽培ハウス等に
おけるカーテン開閉装置において、2個一対の長尺搬送
部材を駆動軸を間に開閉駆動車の両側にそれぞれ係合せ
しめて、反対方向に同時に移動するように構成してなる
栽培ハウス等におけるカーテン開閉装置を提供するもの
である。本発明によれば、一個の開閉駆動車により2本
の長尺搬送部材を互いに反対方向に開閉移動することが
できる。
【0012】また、本発明は、請求項8に記載のよう
に、請求項1乃至6のいずれかに記載の栽培ハウス等に
おけるカーテン開閉装置において、開閉駆動車を、一対
の、駆動軸と同一方向に回転する開閉駆動車と、駆動軸
と逆方向に回転する開閉駆動車で構成し、それぞれの開
閉駆動車に長尺搬送部材を係合せしめてなる栽培ハウス
等におけるカーテン開閉装置を提供するものである。本
発明によれば、反対方向に回転駆動する2個の開閉駆動
車により同一高さで並列に長尺搬送部材を反対方向に移
動することができ、一対のカーテンの開閉端を同一高さ
で互いに開閉することができる。
【0013】また、本発明は、請求項9に記載のよう
に、請求項8に記載の栽培ハウス等におけるカーテン開
閉装置において、一対の開閉駆動車を、差動歯車機構を
介して連結し、駆動軸と同一方向に回転する開閉駆動車
と、駆動軸と逆方向に回転する開閉駆動車から構成して
なる栽培ハウス等におけるカーテン開閉装置を提供する
ものである。本発明によれば、差動歯車機構を介して一
本の駆動軸で2個の開閉駆動車を互いに逆回転するよう
に駆動することができる。
【0014】また、本発明は、請求項10に記載のよう
に、請求項1乃至9のいずれかに記載の栽培ハウス等に
おけるカーテン開閉装置において、開閉駆動車と長尺搬
送部材との係合部を開閉駆動車側と長尺搬送部材側に分
割可能に設けてなる栽培ハウス等におけるカーテン開閉
装置を提供するものである。本発明によれば、開閉駆動
車と長尺搬送部材との係合部を分割可能にして簡単に組
み立て、分解することができる。
【0015】また、本発明は、請求項11に記載のよう
に、請求項10に記載の栽培ハウス等におけるカーテン
開閉装置において、開閉駆動車の駆動軸を軸受支持する
枠体と、長尺搬送部材を案内支持するローラ及びガイド
部材を有する搬送部材ガイド枠とを、分割可能に設けて
なる栽培ハウス等におけるカーテン開閉装置を提供する
ものである。本発明によれば、カーテン開閉装置の開閉
駆動車側と長尺搬送部材側とを容易に分割することがで
きる。
【0016】また、本発明は、請求項12に記載のよう
に、請求項1乃至11のいずれかに記載の栽培ハウス等
におけるカーテン開閉装置において、長尺搬送部材を巻
取部材に巻き取り巻き戻し可能に設けてなる栽培ハウス
等におけるカーテン開閉装置を提供するものである。本
発明によれば、長尺搬送部材を巻取部材に巻き取り巻き
戻してコンパクトに収容することができる。
【0017】また、本発明は、請求項13に記載のよう
に、請求項1乃至12のいずれかに記載の栽培ハウス等
におけるカーテン開閉装置において、開閉駆動車と同期
して回転するカーテン巻取軸によりカーテンを巻き取り
巻き戻すようにした栽培ハウス等におけるカーテン開閉
装置を提供するものである。本発明によれば、栽培ハウ
ス等を被覆するカーテンの開閉端部にカーテン保持枠を
設けて、カーテンの開閉時に開いたカーテンが垂れ下が
らないように纏めて保持する構成にすることもできる
が、開閉駆動車によるカーテンの開閉作動に対応してカ
ーテン巻取軸によりカーテンを巻き取り巻き戻してカー
テンが垂れ下がらないようにすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下図示する実施例により、本発
明に係る栽培ハウス等におけるカーテン開閉装置の実施
の形態を説明する。図1乃至図7に図示する実施例の場
合、開閉駆動車がピニオン、長尺搬送部材がラックに相
当するピニオンラック機構からなる。図1及び図2に記
載の実施例において、1は駆動軸2によって正逆回転す
るピニオンからなる開閉駆動車で、時計方向に回転する
ときカーテン3は閉じ、半時計方向に回転してカーテン
3は開くように構成してあり、図1はカーテン3が延び
きって閉じた状態を示し、図2は閉じた状態を示してあ
る。
【0019】10は、裏面5が平坦で、表面に開閉駆動
車1と歯合する歯列4を有する歯付ベルト等のラックか
らなる長尺搬送部材である。歯付ベルトからなる長尺搬
送部材10の断面は長方形状をなし、凸字形状の内部空
間を有するガイド部材6の水平凹溝7内に収納されて、
上下左右面を案内されて、垂直上昇方向を含む長手方向
に開閉移動するように構成してある。
【0020】11は、長尺搬送部材10の先端部に一体
に固定したカーテン取付部材で、前記凸字形状の内部空
間を有するガイド部材6の垂直凹溝8から外方に突出
し、連結部材12等を介してカーテン3の開閉端部に連
結してある。9はガイドローラで、長尺搬送部材10の
裏面5に当接して回転し、長尺搬送部材10の歯列4が
歯車状の開閉駆動車1に確実に歯合するように構成して
ある。
【0021】図示の実施例の場合、長尺搬送部材10の
基端部13は支軸15を中心に自在に回転する巻取部材
14に巻掛けて固定してあり、図1のカーテン3の閉じ
た状態から、開閉駆動車1の半時計方向の回転駆動によ
り、図2のカーテン3の全開した状態にまで、巻取部材
14を同方向に回転させながらその周囲に卷回されるよ
うに構成してある。
【0022】16は前記ガイドローラ9の支軸17を中
心に揺動自在に設けた巻取案内部材で、先端部に設けた
巻取案内ローラ18を引張ばね部材19のばね弾力によ
り、巻取部材14に巻掛けた長尺搬送部材10の裏面5
を押圧して、緩むことなく巻取り巻き戻しするように構
成してある。なお、実施例の場合、巻取部材14の周囲
には、長尺搬送部材10の歯列4に噛み合う歯が設けて
ある。また、巻取案内部材16の中間部には、長尺搬送
部材10を巻取部材14に案内する案内部20,21が
設けてある。
【0023】ここで、長尺搬送部材10は、図示の実施
例の場合、断面長方形状の湾曲性のある歯付ベルトから
なるが、長尺搬送部材10を巻取部材14に巻き取るこ
となく、長手方向に沿ってそのまま移動させる構造の場
合等には、柔軟性の少ない比較的剛性のある長尺搬送部
材10を採用することができると共に、その断面形状も
ベルトの長方形形状に限定されることなく、開閉駆動車
1に歯合する歯列を有する限りにおいて、ネジ軸状や、
台形等の多角形状、半円弧状等の断面の部材を採用する
ことも可能である。
【0024】また、長尺搬送部材10は、歯の有無に関
係なく、基本的には、開閉駆動車1の回転に伴なって長
手方向に移動する長尺物であれば、その断面形状や湾曲
性や柔軟性は問わないのであるが、前述の湾曲可能なベ
ルト等からなる場合には、ガイド部材6の湾曲に対応し
てカーテン3等を案内することができると共に、カーテ
ン基部において巻取部材14等の周囲に卷回して収容す
ることができる。
【0025】22は温室骨組や装置フレーム23等に回
転自在に軸受支持されたカーテン巻取軸で、一体に前記
開閉駆動車1に連動する従動歯車24を具備している。
実施例の場合、従動歯車24は開閉駆動車1に直接に噛
み合って反対方向に回転し、開閉駆動車1に連動してカ
ーテン3の開閉に伴なってカーテン巻取軸22の周囲に
カーテン3の基部側を巻き取り巻き戻しすることができ
るように構成してある。
【0026】図1及び図2の実施例の適用例である図3
の実施例において、開閉操作ハンドル25により駆動軸
2を回転して開閉駆動車1を開方向に回転すると、長尺
搬送部材10は窓枠26に沿って設けたガイド部材6に
案内されて下降方向に移動して、長尺搬送部材10の先
端部に設けたカーテン3の開閉端部は開放方向に移動
し、窓27は開放していく。このとき、長尺搬送部材1
0の基端部は巻取部材14に巻き取られると共に、カー
テン3の基端部も開閉駆動車1に従動する従動歯車24
と一体に回転するカーテン巻取軸22に巻き取られるこ
ととなる。
【0027】逆に、開閉操作ハンドル25を閉方向に回
転すると、長尺搬送部材10は窓枠26に沿って設けた
ガイド部材6に案内されて上昇方向に移動して、長尺搬
送部材10の先端部に設けたカーテン3の開閉端部は閉
鎖方向に移動し、窓27は閉じていくこととなる。この
とき、長尺搬送部材10の基端部は巻取部材14から巻
き戻されると共に、カーテン3の基端部も一体に回転す
るカーテン巻取軸22から同期して巻き戻されることと
なる。
【0028】なお、上記図示の実施例では、開閉駆動車
1を窓枠26の下端部に設けてカーテン3を下降させて
上から開き、上昇させて下から閉じる形式であるが、開
閉駆動車1を窓枠26の上端部に設けることによってカ
ーテン3を上昇させて下から開き、下降させて上から閉
じる形式にすることも勿論可能である。
【0029】また、蒲鉾形の栽培ハウスにおいては、開
閉駆動車1を栽培ハウスの一側地面近くに設置すると共
に、ガイド部材6を半円弧状のハウス骨組に沿って設置
し、カーテン3を他側地面近くから半円弧に沿って開閉
することも勿論可能であり、また、2組の開閉駆動車1
を、それぞれ栽培ハウスの両側の地面近くに設置して、
頂部に向かって4分の1円弧状に設置したそれぞれのガ
イド部材6に沿って、カーテン3を両側の地面近くから
上方に閉じ、頂部から下方に開くように構成することも
勿論可能である。
【0030】また、逆に、2組の開閉駆動車1を、それ
ぞれ栽培ハウスの頂部近くに設置して、頂部から地面に
向かって4分の1円弧状に設置したそれぞれのガイド部
材6に沿って、カーテン3を両側の地面近くから上方に
開き、頂部から下方に閉じるようにすることも勿論可能
である。また、栽培ハウスのカーテン3のように、カー
テン3をカーテン巻取軸22に巻き取るのが困難な場合
には、カーテン3を開放したときに弛んだカーテンがカ
ーテン開閉端から垂れ下がらないように、カーテン開閉
端部に断面U字状又はL字状等のカーテン保持部材を設
けて、開いたカーテンを保持し纏めることができるよう
にすることができることも勿論である。
【0031】図4乃至図6に記載の実施例の場合、蒲鉾
形の栽培ハウスにおいて、開閉駆動車1を栽培ハウスの
頂部に設置するとともに、ガイド部材6を半円弧状のハ
ウス骨組に沿って設置し、長尺搬送部材10を頂部から
一方に地面に至る4分の1円弧状の長さに設け、図4に
記載のように、一方の地面のハウス骨組み材12aに一
端部を固定したカーテン3aの開閉端部を長尺搬送部材
10の地面側の連結部材12に固定すると共に、頂部の
ハウス骨組み材12b等に一端部を固定した別のカーテ
ン3bの開閉端部を長尺搬送部材10の頂部側の連結部
材12に固定し、開閉駆動部材1の時計方向の回転に伴
ってカーテン開閉端が閉じ方向に移動すると、図5の中
間開放位置を経て図6の全閉じ状態になり、逆に、開閉
駆動部材1の反時計方向の回転に伴ってカーテン開閉端
が開き方向に移動して、図5の中間開放位置を経て図6
の全開状態になるように構成してある。
【0032】このように、本発明は、栽培ハウス等にお
けるカーテン開閉装置において、一本の長尺搬送部材1
0に所定開閉間隔を隔てて2個以上のカーテン3の開閉
端部を取り付けて、2個以上のカーテン3を同時に開閉
するように構成することができる。図7乃至図10に記
載の実施例は、互いに反対方向に回転する開閉駆動車3
1,32を温室開閉窓の中間や栽培ハウスの頂部に設
け、開閉駆動車31,32を中心に、ビニールフィルム
等からなる上下のカーテンや左右のカーテンを同期して
開閉しようとする構成のものである。
【0033】この実施例の場合、栽培ハウス30の頂部
には、図7に記載のように、駆動モータ又はハンドル等
により回転駆動される駆動軸33と一体に回転する開閉
駆動車31と、互いに咬合する連動歯車34,35を介
して開閉駆動車31とは反対方向に回転する開閉駆動車
32とが2列一対に設けてあり、開閉駆動車31,32
が同期してそれぞれ反対方向に回転するように設けてあ
る。
【0034】連動歯車34は駆動軸33と一体に回転す
る一方、対をなす他方の連動歯車35はこれと咬合して
開閉駆動車32と共に反対方向に同時に回転する。駆動
軸33は栽培ハウス30の頂部に沿って長手方向に設け
てあり、栽培ハウス30の長手方向に沿って適宜な間隔
で設けた複数の他の2列一対をなす開閉駆動車31、3
2を同期して回転駆動するように構成してある。
【0035】図において、一方の開閉駆動車31には、
栽培ハウス30の右側の骨組に沿って設けたガイド部材
37に沿って移動自在な長尺搬送部材40の歯列41が
咬合して、開閉駆動車31の時計方向の回転により長尺
搬送部材40の先端部42に設けたカーテン開閉端が閉
じ方向に移動し、半時計方向の回転により開き方向に移
動する。このとき、長尺搬送部材40の後端部43はガ
イド部材37と対称に設けた案内枠部38に沿って移動
するように構成してある。
【0036】なお、案内枠部38は右側のカーテン39
の開閉経路とは無関係であり、先の実施例では巻取部材
14に卷回したことから明らかなように、必ずしもガイ
ド部材37と対称に設ける必要はなく、長尺搬送部材4
0の後端部43側が他のハウス作物やハウス付属物の邪
魔にならない範囲で自由に設けることができると共に、
場合によっては設けることなく後端部43側をそのまま
垂下したり、延ばしたりする構成にすることも可能であ
る。44は先端部42に一体に固定したカーテン取付部
材である。
【0037】また、他方の開閉駆動車32には、栽培ハ
ウス30の右側の場合と全く対称に、栽培ハウス30の
左側の骨組に沿って案内枠部38に隣接して設けたガイ
ド部材によって移動自在な長尺搬送部材45の歯列46
が咬合して、開閉駆動車32の反時計方向の回転により
長尺搬送部材45の先端部に設けた左側のカーテン47
の開閉端が閉じ方向に移動し、時計方向の回転により開
き方向に移動する。このとき、長尺搬送部材45の後端
部側はガイド部材37と隣接して設けた案内枠部に沿っ
て移動するように構成してある。図6において、48は
長尺搬送部材45の先端部に一体に固定したカーテン取
付部材である。
【0038】その他、28は装置フレーム、29は装置
フレームのスペーサ、50,51はスペーサを兼ねたガ
イド部材37及び案内枠部38の取付支持部材であり、
上方の取付支持部材51は図6に記載の如くカーテン3
9,47の案内部材を兼ねている。61は開閉駆動車3
1と長尺搬送部材40の歯列41の咬合状態を維持する
ためのガイドローラ、62は開閉駆動車32と長尺搬送
部材45の歯列46の咬合状態を維持するためのガイド
ローラである。
【0039】上記図示の実施例の構成において、例え
ば、図9及び図10に記載のように、開閉駆動車31,
32にそれぞれ一体に回転するプーリ52,53を設け
る一方、右側のカーテン39を開閉する開閉駆動車31
のプーリ52の上方に左側のカーテン47を巻き取り巻
き戻すカーテン巻取軸54に一体にプーリ55を設けて
ある。また、左側のカーテン47を開閉する開閉駆動車
32のプーリ53の上方に右側のカーテン39を巻き取
り巻き戻すカーテン巻取軸56に一体にプーリ57を設
けてある。
【0040】前記プーリ52と55とをタイミングベル
ト等からなるベルト58で同一方向に回転するように連
結すると共に、プーリ53と57を同様にベルト59で
連結して、開閉駆動車31,32をそれぞれ左右のカー
テン39,47を、図9に記載のように、開く方向に回
転すると、カーテン巻取軸54,56も同時にカーテン
を巻き戻す方向に回転して、カーテン39,47は栽培
ハウス30の頂部から両側に閉じるように作動すること
となる。
【0041】また、図10に記載のように、開閉駆動車
31,32をそれぞれ左右のカーテン39,47が閉じ
る方向に回転すると、カーテン巻取軸54,56も同時
にカーテンを巻き取る方向に回転して、カーテン39,
47は栽培ハウス30の両側のカーテン裾部60から開
くように作動することとなる。なお、図10の実施例で
は、カーテン39,47は栽培ハウス30の地面100
から裾部60として開閉するが、裾部を栽培ハウス30
の側面途中を裾部60として窓を開くように開閉する構
成にすることも可能である。
【0042】なお、カーテン巻取機構52,53,5
4,55,56,57,58,59を設けることなく、
カーテン39,47を、カーテン開閉端部に設けた断面
U字状又はL字状等のカーテン保持部材によって、すく
い取り、カーテンを開放したときに弛んだカーテンがカ
ーテン開閉端から垂れ下がらないように、保持し纏める
ことができるように構成することも勿論可能である。
【0043】図11に記載の実施例は、駆動モータ又は
ハンドル等により回転駆動される駆動軸33と一体に回
転する開閉駆動車31と、反対方向に回転する開閉駆動
車32とを、作動歯車機構を介して同期して回転するよ
うに連結してある。作動歯車機構は、開閉駆動車31、
32と一体にその内側に相対して傘歯車63,64をそ
れぞれ設けると共に、これら両傘歯車を同時に噛み合う
連動傘歯車65,66により互いに反対方向に回転する
ように連結して構成してある。
【0044】この実施例の場合、開閉駆動車31,32
は枠体67に回転自在に軸受けされた中空状の回転軸部
68,69を具備し、中空部内を前記駆動軸33が貫通
しており、駆動軸33に所定間隔で複数個の開閉駆動車
31,32を適宜設けることができるように構成してあ
る。97は駆動軸33と開閉駆動車31の回転軸部68
とを着脱自在且つ位置調整自在に固定する着脱調整ねじ
である。また、傘歯車63,64の回転軸70,71
は、それぞれ枠体67に固定した軸受部72,73に回
転自在に支持されている。
【0045】図12乃至図15に記載の実施例は、図1
1と同様の作動歯車機構によって開閉駆動車31と、反
対方向に回転する開閉駆動車32とが2列一対に設けて
あり、開閉駆動車31,32と長尺搬送部材との係合部
を開閉駆動車側と長尺搬送部材側に分割可能に設けてあ
る。
【0046】即ち、開閉駆動車31,32の駆動軸33
を軸受支持する枠体67と、長尺搬送部材を案内支持す
るガイドローラ74及びガイド部材75を有する搬送部
材ガイド枠76とは、図14に記載のように、分割可能
に設けてあり、枠体67の下枠部が搬送部材ガイド枠7
6の嵌合枠部79に沿ってスライドして嵌合する位置
で、枠体76の下枠部中央の切欠部77が、ローラ74
の外側の回転軸78に嵌合するように構成してある。ま
た、同時に、搬送部材ガイド枠76の上端縁部80が枠
体76の下枠部の段部81に当接し、搬送部材ガイド枠
76の突起82が枠体76の下枠部の嵌合溝83に嵌合
して一体化するように構成してある。
【0047】なお、図示の実施例の場合、ローラ74の
回転軸78はボルト84とナット85によって固定され
ている。また、回転軸78のローラ74と搬送部材ガイ
ド枠76との間には、上端部に鉤状の保持枠部86を有
するガイド部材取付枠87の軸止め部88を揺動可能に
軸止めしてあり、図15に記載のように、ガイド部材取
付枠87に嵌着したガイド部材75を、ローラ74の回
転軸78を中心に揺動自在に長手方向角度を位置調整す
ることができるように構成してある。ガイド部材取付枠
87は締め付け固定枠89を先端部両側に一体に具備し
ており、ボルトナット等からなる締め付け部材90によ
って、嵌着したガイド部材75を着脱可能及び位置調整
して強固に固定することができるように構成してある。
【0048】ガイド部材75は、図12に記載のよう
に、ガイドローラ74上において開閉駆動車31,32
にそれぞれ当接して反対方向に駆動される長尺搬送部材
40,45を並行して案内するように構成してある。ま
た、栽培ハウス等におけるカーテン開閉装置において、
図16に記載のように、2個一対の長尺搬送部材92,
93を駆動軸94を間に開閉駆動車91の両側にそれぞ
れ係合せしめて、反対方向に同時に移動するように構成
することにより、一個の開閉駆動車91により2本の長
尺搬送部材92,93を互いに反対方向に開閉移動する
ことができる。
【0049】また、本発明は、ピニオンラック機構を、
開閉駆動車91を外周に歯車の代わりにピン95を突設
したピン・ピニオンにし、長尺搬送部材92,93を、
ベルトにラック穴96を開けただけの孔あきラックによ
り構成することができ、開閉駆動車のピニオンの歯がピ
ンからなり、これが長尺搬送部材の孔あきラックに係合
して搬送するから、両者間に滑りが生じないようにする
ことができると共に、長尺搬送部材を穴あきチェーン
や、搬送ベルトに穴を開けるだけで簡単に構成すること
ができ、確実な作動と、安価な構成を両立することがで
きる。
【0050】
【発明の効果】以上の通り、本発明に係る栽培ハウス等
におけるカーテン開閉装置によれば、請求項1に記載の
ように、開閉駆動車と、開閉駆動車に係合してガイド部
材に案内されて開閉移動する長尺搬送部材と、長尺搬送
部材にカーテン開閉端部を取り付けて開閉するカーテン
とからなる構成を有することにより、開閉駆動車の正又
は逆回転に伴なって、開閉駆動車に係合する長尺搬送部
材がガイド部材に案内されて長手方向に確実に開閉移動
し、長尺搬送部材にカーテン開閉端部を取り付けた栽培
ハウス等を開閉するカーテンは、同時に開閉移動するこ
ととなるから、固定的に設けた開閉駆動車を回転操作す
るだけで、長尺搬送部材をガイド部材に沿って簡単且つ
確実に案内することができ、カーテン開閉端を確実、簡
単且つ容易に案内することができる効果がある。
【0051】また、本発明は、請求項2に記載のよう
に、請求項1に記載の栽培ハウス等におけるカーテン開
閉装置において、開閉駆動車がピニオン、長尺搬送部材
がラックに相当するピニオンラック機構からなる構成を
有することにより、開閉駆動車と長尺搬送部材とがラッ
クアンドピニオンとして確実に噛み合うから、タイミン
グベルトのように、咬合する両者間に滑りが生じにく
く、長尺搬送部材を介してカーテンを確実に開閉作動す
ることができる効果がある。
【0052】また、本発明は、請求項3に記載のよう
に、請求項2に記載の栽培ハウス等におけるカーテン開
閉装置において、ピニオンラック機構が、開閉駆動車を
ピン・ピニオン、長尺搬送部材を孔あきラックにより構
成してなる構成を有することにより、開閉駆動車のピニ
オンの歯がピンからなり、これが長尺搬送部材の孔あき
ラックに係合して搬送するから、両者間に滑りが生じな
いようにすることができると共に、長尺搬送部材を穴あ
きチェーンや搬送ベルトに穴を開けるだけで簡単に構成
することができ、確実な作動と、安価な構成を両立する
ことができる効果がある。
【0053】また、本発明は、請求項4に記載のよう
に、請求項1乃至3のいずれかに記載の栽培ハウス等に
おけるカーテン開閉装置において、長尺搬送部材が湾曲
性のある長尺体からなる構成を有することにより、長尺
搬送部材は、歯の有無に関係なく、基本的には、開閉駆
動車の回転に伴なって長手方向に移動する長尺物であれ
ば、その断面形状や湾曲性や柔軟性は問わないのである
が、湾曲可能なベルト等からなる場合には、ガイド部材
の湾曲に対応してカーテン等を円滑に案内することがで
きると共に、柔軟性が高い場合にはカーテン基部におい
て長尺搬送部材を巻取部材等の周囲に卷回して収容する
ことができる効果がある。
【0054】また、本発明は、請求項5に記載のよう
に、請求項1乃至4のいずれかに記載の栽培ハウス等に
おけるカーテン開閉装置において、一本の長尺搬送部材
に所定開閉間隔を隔てて2個以上のカーテンの開閉端部
を取り付けて、2個以上のカーテンを同時に開閉するよ
うにしてなる構成を有することにより、開閉駆動車によ
り一本の長尺搬送部材を開閉駆動するだけで2個以上の
カーテンを開閉することができる効果がある。
【0055】また、本発明は、請求項6に記載のよう
に、請求項1乃至5のいずれかに記載の栽培ハウス等に
おけるカーテン開閉装置において、ガイド部材に案内さ
れて上昇方向に開閉移動する長尺搬送部材を設けてなる
構成を有することにより、長尺搬送部材をガイド部材に
より上昇方向に沿って案内することによって、垂直を含
む上昇方向にカーテンを開閉移動することができる効果
がある。
【0056】また、本発明は、請求項7に記載のよう
に、請求項1乃至6のいずれかに記載の栽培ハウス等に
おけるカーテン開閉装置において、2個一対の長尺搬送
部材を駆動軸を間に開閉駆動車の両側にそれぞれ係合せ
しめて、反対方向に同時に移動するように構成してなる
構成を有することにより、一個の開閉駆動車により2本
の長尺搬送部材を互いに反対方向に開閉移動することが
できる効果がある。
【0057】また、本発明は、請求項8に記載のよう
に、請求項1乃至6のいずれかに記載の栽培ハウス等に
おけるカーテン開閉装置において、開閉駆動車を、一対
の、駆動軸と同一方向に回転する開閉駆動車と、駆動軸
と逆方向に回転する開閉駆動車で構成し、それぞれの開
閉駆動車に長尺搬送部材を係合せしめてなる構成を有す
ることにより、反対方向に回転駆動する2個の開閉駆動
車により同一高さで並列に長尺搬送部材を反対方向に移
動することができ、一対のカーテンの開閉端を同一高さ
で互いに開閉することができる効果がある。
【0058】また、本発明は、請求項9に記載のよう
に、請求項8に記載の栽培ハウス等におけるカーテン開
閉装置において、一対の開閉駆動車を、差動歯車機構を
介して連結し、駆動軸と同一方向に回転する開閉駆動車
と、駆動軸と逆方向に回転する開閉駆動車から構成して
なる構成を有することにより、差動歯車機構を介して一
本の駆動軸で2個の開閉駆動車を互いに逆回転するよう
に駆動することができる効果がある。
【0059】また、本発明は、請求項10に記載のよう
に、請求項1乃至9のいずれかに記載の栽培ハウス等に
おけるカーテン開閉装置において、開閉駆動車と長尺搬
送部材との係合部を開閉駆動車側と長尺搬送部材側に分
割可能に設けてなる構成を有することにより、開閉駆動
車と長尺搬送部材との係合部を分割可能にして簡単に組
み立て、分解することができる効果がある。
【0060】また、本発明は、請求項11に記載のよう
に、請求項10に記載の栽培ハウス等におけるカーテン
開閉装置において、開閉駆動車の駆動軸を軸受支持する
枠体と、長尺搬送部材を案内支持するローラ及びガイド
部材を有する搬送部材ガイド枠とを、分割可能に設けて
なる構成を有することにより、カーテン開閉装置の開閉
駆動車側と長尺搬送部材側とを容易に分割することがで
きる効果がある。
【0061】また、本発明は、請求項12に記載のよう
に、請求項1乃至11のいずれかに記載の栽培ハウス等
におけるカーテン開閉装置において、長尺搬送部材を巻
取部材に巻き取り巻き戻し可能に設けてなる構成を有す
ることにより、長尺搬送部材を巻取部材に巻き取り巻き
戻してコンパクトに収容することができる効果がある。
【0062】また、本発明は、請求項13に記載のよう
に、請求項1乃至12のいずれかに記載の栽培ハウス等
におけるカーテン開閉装置において、開閉駆動車と同期
して回転するカーテン巻取軸によりカーテンを巻き取り
巻き戻すようにした構成を有することにより、栽培ハウ
ス等を被覆するカーテンの開閉端部にカーテン保持枠を
設けて、カーテンの開閉時に開いたカーテンが垂れ下が
らないように纏めて保持する構成にすることもできる
が、開閉駆動車によるカーテンの開閉作動に対応してカ
ーテン巻取軸によりカーテンを巻き取り巻き戻してカー
テンが垂れ下がらないようにすることができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一実施例の要部を示す概略一部縦
断側面図。
【図2】その使用態様を示す概略一部縦断側面図。
【図3】その一実施形態を示す概略説明図。
【図4】本発明装置の他の実施例の要部の概略説明図。
【図5】その使用態様を示す概略説明図。
【図6】その使用態様を示す概略説明図。
【図7】本発明装置の他の一実施例の要部を示す概略説
明図。
【図8】その使用態様を示す概略一部縦断概略側面図。
【図9】その一実施形態の要部を示す一部縦断概略側面
図。
【図10】その一使用態様を示す一部縦断概略側面図。
【図11】本発明装置の他の一実施例の要部の概略説明
図。
【図12】その他の実施例の一使用態様を示す概略一部
縦断概略説明図。
【図13】その一実施形態の要部を示す一部縦断概略側
面図。
【図14】その一使用態様を示す一部縦断概略側面図。
【図15】その一使用態様を示す一部縦断概略側面図。
【図16】その他の実施例の一使用態様を示す概略一部
縦断概略説明図。
【図17】その一実施形態の要部を示す概略平面図。
【符号の説明】
1 開閉駆動車 2 駆動軸 3 カーテン 4 歯列 5 裏面 6 ガイド部材 7 水平凹溝 8 垂直凹溝 9 ガイドローラ 10 長尺搬送部材 11 カーテン取付部材 12 連結部材 13 基端部 14 巻取部材 15 支軸 16 巻取案内部材 17 支軸 18 巻取案内ローラ 19 引張ばね部材 20、21 案内部材 22 カーテン巻取軸 23 装置フレーム 24 従動歯車 25 開閉操作ハンドル 26 窓枠 27 窓 28 装置フレーム 29 スペーサ 30 栽培ハウス 31、32 開閉駆動車 33 駆動軸 34,35 連動歯車 36 支軸 37 ガイド部材 38 案内枠部 39 カーテン 40 長尺搬送部材 41 歯列 42 先端部 43 後端部 44 カーテン取付部材 45 長尺搬送部材 46 歯列 47 カーテン 48 カーテン取付部材 50,51 取付支持部材 52,53 プーリ 54 カーテン巻取軸 55 プーリ 56 カーテン巻取軸 57 プーリ 58,59 ベルト 60 裾部 61,62 ガイドローラ 63,64 傘歯車 65,66 連動傘歯車 67 枠体 68,69 回転軸部 70,71 回転軸 72,73 軸受部 74 ガイドローラ 76 枠体 77 切欠部 78 回転軸 79 嵌合枠部 80 上縁端部 81 段部 82 突起 83 嵌合溝 84 ボルト 85 ナット 86 保持枠部 87 ガイド部材取付枠 88 軸止め部 89 締め付け固定枠 90 締め付け部材 91 開閉駆動車 92,93 長尺搬送部材 94 駆動軸 95 ピン 96 ラック孔 97 着脱調整ねじ 100 地面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16H 19/02 F16H 19/02 F 19/04 19/04 B E Fターム(参考) 2B029 NA17 NA18 RB06 RB07 RB12 2E182 AA07 AB03 AC01 EE06 EF10 EG01 3J062 AA45 AB11 AC07 BA11 BA12 BA31 BA35 CA02 CA08 CA32 CA33

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉駆動車と、開閉駆動
    車に係合してガイド部材に案内されて開閉移動する長尺
    搬送部材と、長尺搬送部材にカーテン開閉端部を取り付
    けて開閉するカーテンとからなる栽培ハウス等における
    カーテン開閉装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の栽培ハ
    ウス等におけるカーテン開閉装置において、開閉駆動車
    がピニオン、長尺搬送部材がラックに相当するピニオン
    ラック機構からなる栽培ハウス等におけるカーテン開閉
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の栽培ハ
    ウス等におけるカーテン開閉装置において、ピニオンラ
    ック機構が、開閉駆動車をピン・ピニオン、長尺搬送部
    材を孔あきラックにより構成してなる栽培ハウス等にお
    けるカーテン開閉装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれ
    かに記載の栽培ハウス等におけるカーテン開閉装置にお
    いて、長尺搬送部材が湾曲性のある長尺体からなる栽培
    ハウス等におけるカーテン開閉装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれ
    かに記載の栽培ハウス等におけるカーテン開閉装置にお
    いて、一本の長尺搬送部材に所定開閉間隔を隔てて2個
    以上のカーテンの開閉端を取り付けて、2個以上のカー
    テンを同時に開閉するようにしてなる栽培ハウス等にお
    けるカーテン開閉装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいず
    れかに記載の栽培ハウス等におけるカーテン開閉装置に
    おいて、ガイド部材に案内されて上昇方向に開閉移動す
    る長尺搬送部材を設けてなる栽培ハウス等におけるカー
    テン開閉装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいず
    れかに記載の栽培ハウス等におけるカーテン開閉装置に
    おいて、2個一対の長尺搬送部材を駆動軸を間に開閉駆
    動車の両側にそれぞれ係合せしめてなる栽培ハウス等に
    おけるカーテン開閉装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至6のいず
    れかに記載の栽培ハウス等におけるカーテン開閉装置に
    おいて、開閉駆動車を、一対の、駆動軸と同一方向に回
    転する開閉駆動車と、駆動軸と逆方向に回転する開閉駆
    動車で構成し、それぞれの開閉駆動車に長尺搬送部材を
    係合せしめてなる栽培ハウス等におけるカーテン開閉装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の栽培
    ハウス等におけるカーテン開閉装置において、一対の開
    閉駆動車を、差動歯車機構を介して、駆動軸と同一方向
    に回転する開閉駆動車と、駆動軸と逆方向に回転する開
    閉駆動車に構成してなる栽培ハウス等におけるカーテン
    開閉装置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9のい
    ずれかに記載の栽培ハウス等におけるカーテン開閉装置
    において、開閉駆動車と長尺搬送部材との係合部を開閉
    駆動車側と長尺搬送部材側に分割可能に設けてなる栽培
    ハウス等におけるカーテン開閉装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の
    栽培ハウス等におけるカーテン開閉装置において、開閉
    駆動車の駆動軸を軸受支持する枠体と、長尺搬送部材を
    案内支持するローラ及びガイド部材を有する搬送部材ガ
    イド枠とを、分割可能に設けてなる栽培ハウス等におけ
    るカーテン開閉装置。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至11の
    いずれかに記載の栽培ハウス等におけるカーテン開閉装
    置において、長尺搬送部材を巻取部材に巻き取り巻き戻
    し可能に設けてなる栽培ハウス等におけるカーテン開閉
    装置。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至12
    のいずれかに記載の栽培ハウス等におけるカーテン開閉
    装置において、開閉駆動車と同期して回転するカーテン
    巻取軸によりカーテンを巻き取り巻き戻すようにした栽
    培ハウス等におけるカーテン開閉装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010518282A (ja) * 2007-02-07 2010-05-27 ダイナコ インターナショナル ソシエテ アノニム 巻きカーテンを備えるデバイス
CN103735138A (zh) * 2014-01-22 2014-04-23 成都理工大学 双向运动窗帘传动装置
CN111919624A (zh) * 2020-08-17 2020-11-13 胡泽兴 一种园林景观工程用遮阳花箱

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