JP2003047064A - 通信アシストシステム及び方法、通信端末装置、プログラム並びに記憶媒体 - Google Patents

通信アシストシステム及び方法、通信端末装置、プログラム並びに記憶媒体

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JP2003047064A
JP2003047064A JP2001234087A JP2001234087A JP2003047064A JP 2003047064 A JP2003047064 A JP 2003047064A JP 2001234087 A JP2001234087 A JP 2001234087A JP 2001234087 A JP2001234087 A JP 2001234087A JP 2003047064 A JP2003047064 A JP 2003047064A
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Hirohide Tachikawa
博英 立川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長距離無線通信が不能な場合であっても、通
信デバイスを介して、煩雑な操作なく所望の通信先との
通信を確保することができる通信アシストシステム等を
提供する。 【解決手段】 長距離無線通信により接続できない場合
は、無線通信端末装置1は、自身が有するBluetooth機
能によって、同機能を有する中継用デバイスを探索し、
それが有線電話機5である場合は、短距離無線通信回線
3を利用して電話機5と接続しそれを中継器として回線
8、プロバイダ11を介して電話機17Aと接続する
か、プロバイダ11、9、アンテナ局14を介して電話
機16と接続して音声通信する。一方、デバイスtがノ
ートパソコン6等である場合は、それを中継器とし、プ
ロバイダ20、9、局14を介して電話機16に接続す
るか、プロバイダ20、9、23を介して電話機17B
に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、長距離無線通信
機能により通信先装置と音声通信可能で、且つBluetoot
h等の短距離無線通信機能を有する携帯電話機等の通信
端末装置を含んで構成される通信アシストシステム及び
方法、通信端末装置、プログラム並びに記憶媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、長距離無線通信機能を備えた携帯
電話機等の通信先装置が、所定の通信回線、プロバイ
ダ、中継局等を経由して携帯電話機等の所望の通信先装
置と音声通信可能にされた通信アシストシステムが知ら
れている。このシステムでは、通信先装置は、最寄りの
中継局から電波が届けば通信が可能である。しかし、電
波の届かない場所や、回線が混雑している場合等では、
通信ができなくなる。
【0003】このような不具合を避けるための技術とし
て、携帯電話機とPHSの2つの機能を備えたデュアル
モード電話機等の通信先装置が考案され、実用化されて
いる。このデュアルモードの通信先装置は、帯域と到達
距離の異なる2つの無線通信手段を1つの端末装置の中
に持つことで、その使用環境に合わせて最適な通信手段
をユーザに選択可能とするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記デ
ュアルモードの通信先装置では、発信時に使用する回線
をユーザ自信が選ばなければならないという煩わしさが
あり、また、どちらのモードを利用しても通信を仲介す
る専用中継器が必要であるため、専用中継器の設置場所
や電波条件によっては電波が届かず、例えば、ビルの中
やサービスエリア圏外等では、いずれのモードであって
も通信が不能な場合があるという問題があった。
【0005】本発明は上記従来技術の問題を解決するた
めになされたものであり、その目的は、長距離無線通信
が不能な場合であっても、通信デバイスを介して、煩雑
な操作なく所望の通信先との通信を確保することができ
るようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1の通信アシストシステムは、長距離
無線通信機能により所望の通信先装置と通信可能で且つ
短距離無線通信機能を有する通信端末装置を含んで構成
される通信アシストシステムであって、前記通信端末装
置は、長距離無線通信機能により前記所望の通信先装置
に対して通信を行う際に通信が不能である場合は、前記
短距離無線通信機能を用いて同様の短距離無線通信機能
を有する通信デバイスを探索するデバイス探索手段と、
前記デバイス探索手段により探索された通信デバイスが
有線通信機能を有するか否かを判別する機能判別手段と
を備え、前記機能判別手段による判別の結果、前記探索
された通信デバイスが有線通信機能を有する場合は、前
記通信端末装置と前記通信デバイスとの間を両者の短距
離無線通信機能を用いて接続すると共に、前記通信デバ
イスと前記所望の通信先装置との間を前記通信デバイス
の有線通信機能を用いて接続することで、前記通信デバ
イスを介して前記通信端末装置と前記所望の通信先装置
との通信を実現するようにしたことを特徴とする。
【0007】また、上記目的を達成するために本発明の
請求項14の通信アシスト方法は、長距離無線通信機能
により所望の通信先装置と通信可能で且つ短距離無線通
信機能を有する通信端末装置を含んで構成される通信ア
シストシステムにおける通信アシスト方法であって、前
記通信端末装置において、長距離無線通信機能により前
記所望の通信先装置に対して通信を行う際に通信が不能
である場合は、前記短距離無線通信機能を用いて同様の
短距離無線通信機能を有する通信デバイスを探索するデ
バイス探索工程と、前記通信端末装置において、前記デ
バイス探索工程により探索された通信デバイスが有線通
信機能を有するか否かを判別する機能判別工程とを有
し、前記機能判別工程による判別の結果、前記探索され
た通信デバイスが有線通信機能を有する場合は、前記通
信端末装置と前記通信デバイスとの間を両者の短距離無
線通信機能を用いて接続すると共に、前記通信デバイス
と前記所望の通信先装置との間を前記通信デバイスの有
線通信機能を用いて接続することで、前記通信デバイス
を介して前記通信端末装置と前記所望の通信先装置との
通信を実現するようにしたことを特徴とする。
【0008】上記目的を達成するために本発明の請求項
27の通信端末装置は、請求項1〜13のいずれか1項
に記載の通信アシストシステムにおける通信端末装置に
適用可能であることを特徴とする。
【0009】上記目的を達成するために本発明の請求項
28のプログラムは、長距離無線通信機能により所望の
通信先装置と通信可能で且つ短距離無線通信機能を有す
る通信端末装置を含んで構成される通信アシストシステ
ムにおける通信アシスト方法をコンピュータに実現させ
るためのプログラムであって、前記通信端末装置におい
て、長距離無線通信機能により前記所望の通信先装置に
対して通信を行う際に通信が不能である場合は、前記短
距離無線通信機能を用いて同様の短距離無線通信機能を
有する通信デバイスを探索するデバイス探索手順と、前
記通信端末装置において、前記デバイス探索手順により
探索された通信デバイスが有線通信機能を有するか否か
を判別する機能判別手順と、前記機能判別手順による判
別の結果、前記探索された通信デバイスが有線通信機能
を有する場合は、前記通信端末装置と前記通信デバイス
との間を両者の短距離無線通信機能を用いて接続すると
共に、前記通信デバイスと前記所望の通信先装置との間
を前記通信デバイスの有線通信機能を用いて接続するこ
とで、前記通信デバイスを介して前記通信端末装置と前
記所望の通信先装置との通信を実現するよう制御する制
御手順とをコンピュータに実現させるためのプログラム
であることを特徴とする。
【0010】上記目的を達成するために本発明の請求項
29の記憶媒体は、長距離無線通信機能により所望の通
信先装置と通信可能で且つ短距離無線通信機能を有する
通信端末装置を含んで構成される通信アシストシステム
における通信アシスト方法をコンピュータに実現させる
ためのプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能
な記憶媒体であって、前記通信端末装置において、長距
離無線通信機能により前記所望の通信先装置に対して通
信を行う際に通信が不能である場合は、前記短距離無線
通信機能を用いて同様の短距離無線通信機能を有する通
信デバイスを探索するデバイス探索手順と、前記通信端
末装置において、前記デバイス探索手順により探索され
た通信デバイスが有線通信機能を有するか否かを判別す
る機能判別手順と、前記機能判別手順による判別の結
果、前記探索された通信デバイスが有線通信機能を有す
る場合は、前記通信端末装置と前記通信デバイスとの間
を両者の短距離無線通信機能を用いて接続すると共に、
前記通信デバイスと前記所望の通信先装置との間を前記
通信デバイスの有線通信機能を用いて接続することで、
前記通信デバイスを介して前記通信端末装置と前記所望
の通信先装置との通信を実現するよう制御する制御手順
とをコンピュータに実現させるためのプログラムを記憶
したことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施の形態に係る通信
アシストシステムの全体構成を示す図である。
【0013】同図において、1は無線通信端末装置(通
信端末装置)であり、長距離無線通信機能とBluetooth
等の短距離無線通信機能とを兼ね備えた携帯型の電話機
として構成される。
【0014】2及び15は、無線通信端末装置1が通常
の通信に利用する長距離無線通信回線、9は長距離無線
通信サービスプロバイダ(以下、「長距離無線通信プロ
バイダ」と称する)、4及び14は、長距離無線通信回
線2の通信を中継する長距離無線通信プロバイダ中継局
(以下、「中継アンテナ局」と称する)、7及び12
は、中継アンテナ局4、14から長距離無線通信プロバ
イダ9を接続する専用線、16は携帯通信端末機器1が
通信を行う相手先の1つである通信先携帯電話機(通信
先装置)である。
【0015】3はBluetooth等の短距離無線通信回線
(デバイス探索手段)、5は、Bluetooth等の短距離無
線通信機能を有する有線電話機、8はPSTN(Public
Switched Telephone Network)、ISDN(Integrate
d Services Digital Network)、またはADSL(Asym
metric Digital Subscriber Line)等の通常の有線通信
回線、11、23は有線通信サービスプロバイダ(以
下、「有線通信プロバイダ」とも称する)、17は携帯
通信端末機器1が通信を行う相手先の1つである有線式
据え置き型の通信先電話機(17A、17B)(通信先
装置)、13は、有線通信プロバイダ11と通信先電話
機17Aを接続する一般有線回線である。
【0016】6は、Bluetooth等の短距離無線通信機能
を有しインターネットに接続可能なノートパソコン、2
0は、ノートパソコン6をインターネットに接続するサ
ービスを提供するインターネットサービスプロバイダ
(以下、「インターネットプロバイダ」とも称する)、
21はインターネット、22は長距離無線通信サービス
プロバイダ9と有線通信プロバイダ23を接続するPS
TN等の一般回線、24は、有線通信プロバイダ23と
通信先電話機17Bを接続する一般回線、10は長距離
無線通信サービスプロバイダ9と有線通信プロバイダ1
1を接続する一般回線であり、インターネットまたは専
用線であってもよい。
【0017】ノートパソコン6は、音声による通信では
なくインターネット等のパケットを利用した通信に対応
した機器であるが、この他、パケット通信に対応したL
ANアクセスポイント等の不図示の機器(以下、「通信
ポート」と称する)が、ノートパソコン6と同様に有線
通信回線8を介してインターネットプロバイダ20に接
続可能になっている。
【0018】なお、有線電話機5、ノートパソコン6、
上記通信ポート、通信先携帯電話機16、通信先電話機
17は、それぞれ同様の構成のものが複数存在していて
もよい。また、有線電話機5、ノートパソコン6、上記
通信ポートは、例えば無線通信端末装置1のユーザが通
常利用するオフィスの同じ室内に備えられる。なお、無
線通信端末装置1には、装置全体を制御するCPUや各
種データを記憶するメモリ(いずれも不図示)等が備え
られる。
【0019】かかる構成において、通常、無線通信端末
装置1のユーザは、長距離無線通信回線2、中継アンテ
ナ局4、専用線7、長距離無線通信サービスプロバイダ
9を介した後、通信先によって接続経路を変更して通信
先と接続する。例えば、通信先が通信先携帯電話機16
の場合は、長距離無線通信サービスプロバイダ9から専
用線12、中継アンテナ局14、長距離無線通信回線1
5を介して接続する。また、通信先が通信先電話機17
Aである場合は、長距離無線通信サービスプロバイダ9
から、一般回線10、有線通信プロバイダ11、一般有
線回線13を介して接続する。
【0020】一方、長距離無線通信回線2の電波が微弱
であったり、中継アンテナ局4が非常に混雑していたよ
うな場合には、無線通信端末装置1のユーザは、上記通
常の通信経路での通信を確立することができない。その
ような場合は、後述するように、無線通信端末装置1が
有する短距離無線通信機能を用い、有線電話機5やノー
トパソコン6等の、同様の短距離無線通信機能を有する
機器を中継デバイスとして利用し、所定の経路で通信先
携帯電話機16乃至通信先電話機17との通信を実現す
る。
【0021】図2は、無線通信端末装置1の外観を示す
図である。
【0022】無線通信端末装置1は、ランプ18(表示
手段)及び表示部19を備える。ランプ18は、後述す
る短距離無線通信機能による接続中に点灯(点滅でもよ
い)する。短距離無線通信機能を利用した通信を実施し
ている際に、ランプ18を点灯させて、ユーザに短距離
無線通信機能を利用した接続である旨を通知することに
より、現在の位置から離れると通信が切断されるおそれ
があることや、短距離無線通信機能の利用による料金が
課金されることをユーザに認識させることができる。な
お、ランプ18による表示に代えて、表示部19にその
旨を示す何らかのメッセージを表示するようにしてもよ
い。
【0023】図3〜図5は、本実施の形態における接続
処理のフローチャートを示す図である。
【0024】まず、無線通信端末装置1は、不図示のメ
モリ内のリトライカウンタRCをRC=3とすることで
初期化し(ステップS301)、長距離無線通信回線2
を通じた通常の長距離無線通信による接続試行を実行し
て(ステップS302)、長距離無線通信による接続が
実現できたか否かを判別する(ステップS303)。
【0025】ここで、無線通信端末装置1が長距離無線
通信による接続を実現できたか否かは、ユーザから発信
要求を受けた際の長距離無線通信のための中継アンテナ
局4の発見不能エラーや、発信プロセス実施時の実行エ
ラーが発生したか否かを監視することで判別すればよ
い。
【0026】その判別の結果、長距離無線通信による接
続が実現できた場合は、本処理を終了する。この場合
は、通常の経路で通信先携帯電話機16または通信先電
話機17と音声通話を行うことができる。
【0027】一方、長距離無線通信による接続が実現で
きない場合は、リトライカウンタRCを「1」だけ減算
し(ステップS304)、リトライカウンタRCが
「0」になったか否かを判別する(ステップS30
5)。その判別の結果、RC=0ででない場合は前記ス
テップS302に戻る一方、RC=0となった場合は、
ステップS306に進む。従って、長距離無線通信によ
る接続試行時に、リトライカウンタRCが「0」になる
までに接続が実現されれば、長距離無線通信による通話
が可能になるが、それ以外の場合は、ステップS306
以降の短距離無線通信機能を用いた接続処理を行うこと
になる。
【0028】ステップS306では、無線通信端末装置
1は、自身が有するBluetooth機能によって、短距離無
線通信到達圏内にある同一規格の短距離無線通信機能を
有する通信デバイス(有線電話機5、ノートパソコン
6、または上記通信ポートが該当)(以下、「中継用デ
バイス」と称する)を探索し、リンクする。次に、「中
継用デバイス」が発見されたか否かを判別し(ステップ
S307)、その判別の結果、「中継用デバイス」が発
見されない場合は本処理を終了する一方、「中継用デバ
イス」が発見された場合は、発見した「中継用デバイ
ス」の総数を、不図示のメモリにおける変数tに設定す
る(ステップS308)。
【0029】続くステップS309では、中継用デバイ
スtのクラスフィールド情報をBluetooth機能により入
手し、参照する。
【0030】ここで、一般に、Bluetooth等の短距離無
線通信機能を有する機器には、プリンタや家電製品等の
ように有線通信機能を有しない物と、有線電話機5やノ
ートパソコン等のように有線通信機能を有する物があ
る。そこで、それらの識別を、Bluetooth対応デバイス
がリンク時に授受する情報であるデバイス・サービスク
ラスフィールド情報(以下、単に「クラスフィールド情
報」と称する)に基づいて実施する。
【0031】図6は、Bluetoothのデバイス・サービス
クラスフィールドの構成例を示す図である。
【0032】同図に示すように、クラスフィールド情報
(同図(a))を参照すれば、Major Service Classes
部(同図(b))から、接続相手となる「中継用デバイ
ス」が提供するサービスの種類を判別でき、また、Majo
r Device Classes部(同図(c))から「中継用デバイ
ス」の種類を容易に判別することが可能である。従っ
て、前記ステップS309では、クラスフィールド情報
を参照して、中継用デバイスの提供サービス種類及びデ
バイス種類を把握する。
【0033】続くステップS310では、接続相手であ
る中継用デバイスtが音声通信機能を有するデバイス
(有線電話機5)であるか否かを判別し、その判別の結
果、「中継用デバイス」が音声通信機能を有するデバイ
ス(有線電話機5)である場合は、有線電話機5を中継
器として利用して所望の通信を実現する。すなわち、無
線通信端末装置1から、短距離無線通信回線3を利用し
て有線電話機5と接続し(ステップS316)、有線電
話機5を中継器として有線通信回線8を介して有線通信
プロバイダ11と接続した後、通信先によって接続経路
を変更して通信先と接続して(ステップS317)、本
処理を終了する。このように音声通信の可能なPSTN
等に対応した有線電話機5を「中継用デバイス」とした
場合は、無線通信端末装置1と有線電話機5との間で
は、Bluetoothの有する音声通信チャンネルを利用して
音声送信が行われ、有線電話機5では音声信号をパケッ
トデータに変更する等のフォーマット変換等の作業を行
わず、そのまま音声通信として有線通信回線8に通信要
求を送出する。
【0034】そして、前記ステップS317では、例え
ば、通信先が通信先携帯電話機16の場合は、有線通信
プロバイダ11から、一般回線10、長距離無線通信サ
ービスプロバイダ9、専用線12、中継アンテナ局1
4、長距離無線通信回線15を介して通信先携帯電話機
16に接続される。一方、通信先が通信先電話機17A
である場合は、有線通信プロバイダ11から、一般有線
回線13を介して通信先電話機17Aと接続される。こ
れにより、通常の長距離無線通信が不能な場合であって
も、音声通信機能を有する有線電話機5等を「中継用デ
バイス」として利用することで、通信先携帯電話機16
または通信先電話機17Aとの通信が確保され音声通話
が可能になる。
【0035】一方、前記ステップS310の判別の結
果、接続相手である中継用デバイスtが音声通信機能を
有するデバイス(有線電話機5)でない場合は、ステッ
プS311に進み、中継用デバイスtが通信ポートであ
るか否かを判別する(ステップS311)。その判別の
結果、中継用デバイスtが通信ポートである場合はステ
ップS318に進む一方、中継用デバイスtが通信ポー
トでない場合は、接続相手である中継用デバイスtがノ
ートパソコン6であるか否かを判別する(ステップS3
12)。その判別の結果、中継用デバイスtがノートパ
ソコン6である場合は、前記ステップS318に進む。
【0036】ステップS318では、ノートパソコン6
(または通信ポート)を中継器として利用して所望の通
信を実現する。すなわち、無線通信端末装置1から、短
距離無線通信回線3を利用してノートパソコン6(また
は通信ポート)と接続すると共に、ノートパソコン6
(または通信ポート)を中継器として有線通信回線8を
介してインターネットプロバイダ20と接続し、さら
に、インターネットプロバイダ20からインターネット
21を介して長距離無線通信プロバイダ9に接続する。
【0037】次に、ステップS319では、通信先の電
話番号情報がパケット形式に変換され、インターネット
プロバイダ20、インターネット21を介して長距離無
線通信プロバイダ9に通知される。
【0038】次に、ステップS320では、長距離無線
通信プロバイダ9から、通信先によって接続経路を変更
して通信先と接続する。例えば、通信先が通信先携帯電
話機16の場合は、長距離無線通信プロバイダ9から、
専用線12、中継アンテナ局14、長距離無線通信回線
15を介して接続する。一方、通信先が通信先電話機1
7Bである場合は、長距離無線通信プロバイダ9から、
一般回線22、有線通信プロバイダ23及び一般回線2
4を介して接続する。
【0039】ここで、短距離無線通信を利用する場合
は、利用する「中継用デバイス」の仕様によって通信方
式を変更する必要が生じる。従って、「中継用デバイ
ス」の有線通信回線の種別を、その「中継用デバイス」
に通信データを送信する前に判別し、それぞれに対応し
た形式で通信を行う必要がある。
【0040】ここでは、中継用デバイスtがパケットを
利用した通信に対応した機器であるノートパソコン6ま
たは通信ポートであることから、音声データをそのまま
インターネットに送信することはできない。そこで、続
くステップS321では、無線通信端末装置1は、無線
通信端末装置1上で音声データをAD変換しPCM形式
に変換した後、さらにPCM形式からパケット形式に変
換した音声データをノートパソコン6(または通信ポー
ト)に送出する。そして、パケット形式の音声データ
が、ノートパソコン6(または通信ポート)から、有線
通信回線8、インターネットプロバイダ20、インター
ネット21を介して長距離無線通信プロバイダ9に送信
される。
【0041】また、パケット形式の音声データは、その
まま送信先に送信されても送信先では音声データとして
認識されない。そこで、続くステップS322では、長
距離無線通信プロバイダ9は、有線通信回線8、インタ
ーネットプロバイダ20、インターネット21を経由し
て受け取ったパケットデータに対して逆の処理、すなわ
ち、パケット形式をPCM形式に変換した後、DA変換
を実行して、元の音声信号の形式に再変換し、これを無
線通信端末装置1のユーザが所望する接続相手である通
信先に対して送信する。
【0042】この場合、上述したように、通信先が通信
先携帯電話機16であるか通信先電話機17Bであるか
によって接続経路が変化するが、いずれの経路をとるに
せよ、通信先から返信されるデータは音声信号であるた
め、そのままではインターネットに送信できない。そこ
で、続くステップS323では、長距離無線通信プロバ
イダ9は、通信先携帯電話機16または通信先電話機1
7Bから返された音声信号をAD変換後、パケット形式
に変換して、インターネット(インターネット21、イ
ンターネットプロバイダ20、有線通信回線8)を介し
てノートパソコン6(または通信ポート)に送信する。
そして、ノートパソコン6(または通信ポート)から、
短距離無線通信回線3を経由して、音声データがパケッ
ト形式のまま無線通信端末装置1に送信される。
【0043】続くステップS324では、発信端末側で
ある無線通信端末装置1は、受け取ったパケット形式の
音声データを解読し、DA変換によりアナログ音声信号
に変換し、不図示のスピーカで音声再生して、本処理を
終了する。これにより、通常の長距離無線通信が不能な
場合であっても、有線通信機能を有するノートパソコン
6等を「中継用デバイス」として利用することで、通信
先携帯電話機16または通信先電話機17Bとの通信が
確保され音声通話が可能になる。
【0044】前記ステップS312の判別の結果、中継
用デバイスtがノートパソコン6でない場合は、中継用
デバイスtが有線通信機能を有しないプリンタや家電製
品等であるので、変数tを「1」だけ減算して(ステッ
プS313)、t=0であるか否かを判別する(ステッ
プS314)。その判別の結果、t=0でない場合は、
前記ステップS309に進む一方、t=0である場合
は、通信確立に利用可能な「中継用デバイス」が存在し
ないので、通信不能であることを表示部19等に表示す
ることによってユーザに通知して(ステップS31
5)、本処理を終了する。
【0045】次に、本実施の形態における課金の手法に
ついて説明する。
【0046】上記のように、通信アシストサービスを実
施するに際し、回線を供与する有線通信プロバイダ1
1、23、インターネットプロバイダ20、長距離無線
通信プロバイダ9は、同サービスを利用したユーザに対
して課金を行う必要がある。
【0047】図7、図8は、本実施の形態における課金
処理のフローチャートを示す図である。
【0048】有線電話機5を「中継用デバイス」とした
通信(図4のステップS316、S317)、ノートパ
ソコン6(または通信ポート)を「中継用デバイス」と
した通信(図4、図5のステップS318〜S324)
のいずれの通信方法をとる場合でも、ユーザ間の音声通
信を開始する以前に、発信を行ったユーザを確定するた
めの無線通信端末装置1の番号情報やユーザID情報を
発信プロトコル内に持つことで、ユーザの特定が可能と
なり、課金をスムーズに行うことができる。
【0049】まず、確立した通信が長距離無線通信プロ
バイダ9を経由したものであるか否かを判別する(ステ
ップS701)。その判別の結果、確立した通信が長距
離無線通信プロバイダ9を経由したものである場合は、
それがインターネット接続による通信であるか否かを判
別する(ステップS702)。その判別の結果、確立し
た通信がインターネット接続による通信である場合は、
ステップS703に進む。
【0050】ノートパソコン6(または通信ポート)を
「中継用デバイス」とした通信では、音声データとパケ
ットデータ間の変換を行う必要上、長距離無線通信プロ
バイダ9を必ず経由してサービスが実現され、インター
ネット(有線通信回線8、インターネットプロバイダ2
0、インターネット21)を経由して通信が確立され
る。従って、この場合は、前記ステップS702からス
テップS703に進むことになる。
【0051】この場合は、発信時において、ノートパソ
コン6、インターネット(有線通信回線8、インターネ
ットプロバイダ20、インターネット21)を経由して
無線通信端末装置1と長距離無線通信プロバイダ9の接
続を確立する際に、そのプロトコルの一部としてユーザ
認証のプロセスを設けることで、簡単に無線通信端末装
置1のユーザを識別して課金を実施することができる。
【0052】すなわち、前記ステップS703では、長
距離無線通信プロバイダ9へログインし、次に、ステッ
プS704では、ログイン時のアカウントと通信ログ
(通信記録)を長距離無線通信プロバイダ9側で保存
し、続くステップS705では、保存されたアカウント
と通信ログとからユーザ名の特定と料金の決定を行って
ユーザに課金し、本処理を終了する。
【0053】ただし、この場合、ノートパソコン6のイ
ンターネット接続方式が、パケット従量制であってイン
ターネット利用に対する費用が発生する場合は、そのイ
ンターネット利用料をユーザに計上することはできない
という問題があるが、今後、常時接続が一般的になれば
その部分に対する課金は発生しないため、問題は解消す
る。
【0054】一方、前記ステップS702の判別の結
果、確立した通信がインターネット接続による通信でな
い場合は、ステップS706に進む。これは例えば、長
距離無線通信プロバイダ9経由であるがパケット通信で
はなく通常の音声信号による通信を行う場合、すなわ
ち、有線電話機5を「中継用デバイス」とした通信にお
いて、有線通信プロバイダ11、一般回線10、長距離
無線通信サービスプロバイダ9を介して通信先携帯電話
機16等に接続される場合である。この場合は、Blueto
oth等の短距離無線通信機能を有する機器が持つ各無線
通信機毎のハードウェア識別番号を利用してユーザ名を
判別し、課金を実現する。
【0055】すなわち、ステップS706では、長距離
無線通信プロバイダ9にフリーダイアルで接続し、次
に、無線通信端末装置1は、長距離無線通信プロバイダ
9に対して、無線通信端末装置1の端末番号、及び無線
通信端末装置1の短距離無線通信機能部のハードウェア
識別番号を、識別情報として送信すると共に(ステップ
S707)、通信先の番号情報を送信する(ステップS
708)。長距離無線通信プロバイダ9側において、端
末番号の送信は無線通信端末装置1を特定するのに役立
ち、ハードウェア識別番号の送信は短距離無線通信機能
を用いた通信であることを判別するのに役立つ。
【0056】次に、長距離無線通信プロバイダ9は、通
信先へ接続し、通信ログを保存して(ステップS70
9)、上記識別情報と通信ログとから、ユーザ名の特定
と料金の決定を行ってユーザに課金し(ステップS71
0)、本処理を終了する。
【0057】一方、前記ステップS701の判別の結
果、確立した通信が長距離無線通信プロバイダ9を経由
したものでない場合は、ステップS711に進む。これ
は、例えば、有線電話機5を「中継用デバイス」として
有線通信回線8を介して有線通信プロバイダ11に接続
し、有線通信プロバイダ11から一般有線回線13を介
して通信先電話機17Aと接続したような場合である。
【0058】この場合は、有線通信プロバイダ11側に
おいて、有線電話機5からの発信が、無線通信端末装置
1からの発信を有線電話機5が中継したものであるか否
かによって、課金形式が異なる。すなわち、ステップS
711では、有線通信プロバイダ11が発信者を識別可
能であるか否かを判別する。その判別の結果、有線通信
プロバイダ11が発信者を識別可能である場合は、ステ
ップS712に進む。
【0059】例えば、一般の電話機で通信を行う際に用
いられている番号通知プロセスを利用して、発信時に常
に起動されるプロセスを実行する際に、無線通信端末装
置1が有する短距離無線通信機能部の個別のハードウェ
ア識別番号を送信するといった処理を無線通信端末装置
1側で実行することにより、ユーザを特定して課金を行
える。
【0060】すなわち、ステップS712では、無線通
信端末装置1は、有線通信プロバイダ11に対して、無
線通信端末装置1の端末番号、及び無線通信端末装置1
の短距離無線通信機能部のハードウェア識別番号を、識
別情報として送信すると共に、続くステップS713
で、通信先の番号情報を送信する。次に、有線通信プロ
バイダ11は、通信先へ接続し、通信ログを保存する
(ステップS714)。そして、通信終了後、有線通信
プロバイダ11は、上記識別情報と通信ログと料金と
を、長距離無線通信プロバイダ9に対して通知する(ス
テップS715)。
【0061】次に、長距離無線通信プロバイダ9は、上
記識別情報と通信ログとから、ユーザ名の特定と料金の
決定を行ってユーザに課金し、かつ有線通信プロバイダ
11に対してそれに対応する使用料(回線利用料金)を
支払い(ステップS716)、本処理を終了する。これ
により、有線通信プロバイダ11は、長距離無線通信プ
ロバイダ9を介してユーザに間接的に課金することがで
きる。
【0062】一方、前記ステップS711の判別の結
果、有線通信プロバイダ11が発信者を識別可能でない
場合は、ステップS717に進み、該当する発信を受信
者支払い通信(コレクトコール)として通信先に対して
請求を行うことで、課金を実現する。その後、本処理を
終了する。
【0063】本実施の形態によれば、今後普及すると考
えられるBluetooth等の短距離無線通信技術を利用し
て、通常使用する長距離無線通信が利用できない場合で
あっても、近辺に存在する短距離無線通信機能及び有線
通信機能を有する機器を自動的に探索して「中継用デバ
イス」として利用し、通話先と接続するようにしたの
で、長距離無線通信が不能な場合であっても、通信デバ
イスを介して、煩雑な操作なく所望の通信先との通信を
確保することができる。しかも、「中継用デバイス」が
音声通信機能を有しない場合は、パケット形式に変換し
て音声データを送信する等、「中継用デバイス」に応じ
た形式との変換を行うようにしたので、通信デバイスが
対応しているデータ形式にかかわらず、通信を確保する
ことができる。
【0064】また、「中継用デバイス」を経由した通信
が行われる場合は、ランプ18を点灯させるようにした
ので、現在の場所から不用意に移動すると通信が切断さ
れるおそれがあること、及び課金が通常とは異なること
をユーザに知らせ、注意を喚起することができる。
【0065】また、「中継用デバイス」を経由した通信
が行われる場合は、中継経路として例えば長距離無線通
信プロバイダ9を必ず経由するようにし、プロバイダ側
で通信ログ等を保存するようにしたので、「中継用デバ
イス」と通信先装置との間の中継経路で通信記録を把握
して適切な課金を行うことができる。
【0066】また、長距離無線通信プロバイダ9を介す
ることなく「中継用デバイス」を経由した通信が行われ
る場合は、有線通信プロバイダ11で通信ログ等を保存
し、有線通信プロバイダ11から長距離無線通信プロバ
イダ9を介してユーザから間接的に料金を徴収するよう
にしたので、適切な課金を行うことができる。
【0067】なお、短距離無線通信機能としてBluetoot
hを例示したが、これに限るものではなく、他の短距離
無線通信機能を利用してもよい。
【0068】なお、上述した実施の形態の機能を実現す
るソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体
を通信アシストシステムに供給し、そのシステムのコン
ピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納さ
れたプログラムコードを読み出し実行することによって
も、本発明の目的が達成されることはいうまでもない。
【0069】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。また、プログラムコードが
電送媒体等を介して供給される場合は、プログラムコー
ド自体が本発明を構成することになる。
【0070】プログラムコードを供給するための記憶媒
体として、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、
ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−
ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカー
ド、ROM等を用いることができる。
【0071】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより上述した実施の形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づいて、コンピュータ上で稼動しているOS等が
実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって
前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる
ことはいうまでもない。
【0072】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づいて、その機能拡張ボードや機能拡張ユニット
に備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現
される場合も含まれることはいうまでもない。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
長距離無線通信が不能な場合であっても、通信デバイス
を介して、煩雑な操作なく所望の通信先との通信を確保
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る通信アシストシス
テムの全体構成を示す図である。
【図2】無線通信端末装置の外観を示す図である。
【図3】本実施の形態における接続処理のフローチャー
トを示す図である。
【図4】本実施の形態における接続処理の図3の続きの
フローチャートを示す図である。
【図5】本実施の形態における接続処理の図3、図4の
続きのフローチャートを示す図である。
【図6】Bluetoothのデバイス・サービス クラスフィ
ールドの構成例を示す図である。
【図7】本実施の形態における課金処理のフローチャー
トを示す図である。
【図8】本実施の形態における課金処理の図7の続きの
フローチャートを示す図である。
【符号の説明】
1 無線通信端末装置(通信端末装置) 2、15 長距離無線通信回線 3 短距離無線通信回線(デバイス探索手段) 4、14 中継アンテナ局 5 有線電話機 6 ノートパソコン 8 有線通信回線 9 長距離無線通信プロバイダ 11、23 有線通信サービスプロバイダ 16 通信先携帯電話機(通信先装置) 17 通信先電話機(通信先装置) 18 ランプ(表示手段) 20 インターネットサービスプロバイダ 21 インターネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K025 BB06 CC01 DD06 EE16 5K027 AA11 BB01 CC08 FF02 FF22 MM16 5K067 AA22 BB04 EE02 EE10 EE12 FF02 HH11 5K101 KK02 LL05 LL12 NN17 PP00 QQ11 RR11

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長距離無線通信機能により所望の通信先
    装置と通信可能で且つ短距離無線通信機能を有する通信
    端末装置を含んで構成される通信アシストシステムであ
    って、 前記通信端末装置は、長距離無線通信機能により前記所
    望の通信先装置に対して通信を行う際に通信が不能であ
    る場合は、前記短距離無線通信機能を用いて同様の短距
    離無線通信機能を有する通信デバイスを探索するデバイ
    ス探索手段と、前記デバイス探索手段により探索された
    通信デバイスが有線通信機能を有するか否かを判別する
    機能判別手段とを備え、 前記機能判別手段による判別の結果、前記探索された通
    信デバイスが有線通信機能を有する場合は、前記通信端
    末装置と前記通信デバイスとの間を両者の短距離無線通
    信機能を用いて接続すると共に、前記通信デバイスと前
    記所望の通信先装置との間を前記通信デバイスの有線通
    信機能を用いて接続することで、前記通信デバイスを介
    して前記通信端末装置と前記所望の通信先装置との通信
    を実現するようにしたことを特徴とする通信アシストシ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記探索された通信デバイスが音声通信
    機能を有する場合は、前記通信端末装置は、前記短距離
    無線通信機能における音声通信機能を用いて前記通信デ
    バイスとの通信を行うことを特徴とする請求項1記載の
    通信アシストシステム。
  3. 【請求項3】 前記探索された通信デバイスが音声通信
    機能を有しない場合は、前記通信端末装置は、音声信号
    と前記通信デバイスに応じたデータ形式との変換を行う
    ことで、前記通信デバイスとの通信を行うことを特徴と
    する請求項1または2記載の通信アシストシステム。
  4. 【請求項4】 前記通信端末装置により音声信号から前
    記通信デバイスに応じたデータ形式に変換された信号
    は、前記通信デバイスから前記所望の通信先装置に送信
    される間に音声信号に変換されることを特徴とする請求
    項3記載の通信アシストシステム。
  5. 【請求項5】 前記通信デバイスがパケット形式で通信
    可能である場合は、前記通信端末装置は、音声信号とパ
    ケット形式との変換を行うことを特徴とする請求項3ま
    たは4記載の通信アシストシステム。
  6. 【請求項6】 前記短距離無線通信機能は、Bluet
    oothであることを特徴とする請求項1〜5のいずれ
    か1項に記載の通信アシストシステム。
  7. 【請求項7】 前記通信端末装置は、前記通信デバイス
    を介して前記通信端末装置と前記所望の通信先装置との
    通信が行われる場合は、その旨を表示するための表示手
    段を備えたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1
    項に記載の通信アシストシステム。
  8. 【請求項8】 前記通信デバイスを介して前記通信端末
    装置と前記所望の通信先装置との通信が実現される場合
    は、前記通信デバイスは、所定の中継経路を通じて前記
    所望の通信先装置に接続され、前記所定の中継経路にお
    ける通信記録に基づいて、前記通信端末装置のユーザに
    対する課金が行われるようにしたことを特徴とする請求
    項1〜7のいずれか1項に記載の通信アシストシステ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記所定の中継経路には、長距離無線通
    信プロバイダが含まれることを特徴とする請求項8記載
    の通信アシストシステム。
  10. 【請求項10】 前記長距離無線通信機能による前記通
    信端末装置と前記所望の通信先装置との通信は、長距離
    無線通信プロバイダを経由してなされ、音声通信機能を
    有しない通信デバイスを介して前記通信端末装置と前記
    所望の通信先装置との通信が実現される場合は、前記通
    信デバイスは、前記長距離無線通信プロバイダを経由し
    て前記所望の通信先装置に接続されると共に、前記長距
    離無線通信プロバイダにおける通信記録に基づいて、前
    記通信端末装置のユーザに対する課金が行われるように
    したことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記
    載の通信アシストシステム。
  11. 【請求項11】 前記長距離無線通信機能による前記通
    信端末装置と前記所望の通信先装置との通信は、長距離
    無線通信プロバイダを経由してなされ、音声通信機能を
    有する通信デバイスを介して前記通信端末装置と前記所
    望の通信先装置との通信が実現される場合は、前記通信
    デバイスは、有線通信プロバイダを経由して前記所望の
    通信先装置に接続されると共に、前記有線通信プロバイ
    ダにおける通信記録が前記有線通信プロバイダから前記
    長距離無線通信プロバイダに通知されることで、前記通
    信記録に基づいて、前記有線通信プロバイダから前記長
    距離無線通信プロバイダを介して前記通信端末装置のユ
    ーザに対する課金が行われるようにしたことを特徴とす
    る請求項1〜7のいずれか1項に記載の通信アシストシ
    ステム。
  12. 【請求項12】 前記通信端末装置のユーザを識別不能
    である場合は、前記通信端末装置のユーザに対して課金
    が行われる代わりに前記所望の通信先装置のユーザに対
    して課金が行われることを特徴とする請求項11記載の
    通信アシストシステム。
  13. 【請求項13】 前記通信端末装置は、発信時におい
    て、当該通信端末装置を特定する情報と、短距離無線通
    信機能を用いた通信であることを示す情報とを送信する
    ことを特徴とする請求項8〜12のいずれか1項に記載
    の通信アシストシステム。
  14. 【請求項14】 長距離無線通信機能により所望の通信
    先装置と通信可能で且つ短距離無線通信機能を有する通
    信端末装置を含んで構成される通信アシストシステムに
    おける通信アシスト方法であって、 前記通信端末装置において、長距離無線通信機能により
    前記所望の通信先装置に対して通信を行う際に通信が不
    能である場合は、前記短距離無線通信機能を用いて同様
    の短距離無線通信機能を有する通信デバイスを探索する
    デバイス探索工程と、 前記通信端末装置において、前記デバイス探索工程によ
    り探索された通信デバイスが有線通信機能を有するか否
    かを判別する機能判別工程とを有し、 前記機能判別工程による判別の結果、前記探索された通
    信デバイスが有線通信機能を有する場合は、前記通信端
    末装置と前記通信デバイスとの間を両者の短距離無線通
    信機能を用いて接続すると共に、前記通信デバイスと前
    記所望の通信先装置との間を前記通信デバイスの有線通
    信機能を用いて接続することで、前記通信デバイスを介
    して前記通信端末装置と前記所望の通信先装置との通信
    を実現するようにしたことを特徴とする通信アシスト方
    法。
  15. 【請求項15】 前記探索された通信デバイスが音声通
    信機能を有する場合は、前記通信端末装置は、前記短距
    離無線通信機能における音声通信機能を用いて前記通信
    デバイスとの通信を行うことを特徴とする請求項14記
    載の通信アシスト方法。
  16. 【請求項16】 前記探索された通信デバイスが音声通
    信機能を有しない場合は、前記通信端末装置は、音声信
    号と前記通信デバイスに応じたデータ形式との変換を行
    うことで、前記通信デバイスとの通信を行うことを特徴
    とする請求項14または15記載の通信アシスト方法。
  17. 【請求項17】 前記通信端末装置により音声信号から
    前記通信デバイスに応じたデータ形式に変換された信号
    は、前記通信デバイスから前記所望の通信先装置に送信
    される間に音声信号に変換されることを特徴とする請求
    項16記載の通信アシスト方法。
  18. 【請求項18】 前記通信デバイスがパケット形式で通
    信可能である場合は、前記通信端末装置は、音声信号と
    パケット形式との変換を行うことを特徴とする請求項1
    6または17記載の通信アシスト方法。
  19. 【請求項19】 前記短距離無線通信機能は、Blue
    toothであることを特徴とする請求項14〜18の
    いずれか1項に記載の通信アシスト方法。
  20. 【請求項20】 前記通信端末装置は、前記通信デバイ
    スを介して前記通信端末装置と前記所望の通信先装置と
    の通信が行われる場合は、その旨を表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項14〜19のいずれか1項に記
    載の通信アシスト方法。
  21. 【請求項21】 前記通信デバイスを介して前記通信端
    末装置と前記所望の通信先装置との通信が実現される場
    合は、前記通信デバイスは、所定の中継経路を通じて前
    記所望の通信先装置に接続され、前記所定の中継経路に
    おける通信記録に基づいて、前記通信端末装置のユーザ
    に対する課金が行われるようにしたことを特徴とする請
    求項14〜20のいずれか1項に記載の通信アシスト方
    法。
  22. 【請求項22】 前記所定の中継経路には、長距離無線
    通信プロバイダが含まれることを特徴とする請求項21
    記載の通信アシスト方法。
  23. 【請求項23】 前記長距離無線通信機能による前記通
    信端末装置と前記所望の通信先装置との通信は、長距離
    無線通信プロバイダを経由してなされ、音声通信機能を
    有しない通信デバイスを介して前記通信端末装置と前記
    所望の通信先装置との通信が実現される場合は、前記通
    信デバイスは、前記長距離無線通信プロバイダを経由し
    て前記所望の通信先装置に接続されると共に、前記長距
    離無線通信プロバイダにおける通信記録に基づいて、前
    記通信端末装置のユーザに対する課金が行われるように
    したことを特徴とする請求項14〜20のいずれか1項
    に記載の通信アシスト方法。
  24. 【請求項24】 前記長距離無線通信機能による前記通
    信端末装置と前記所望の通信先装置との通信は、長距離
    無線通信プロバイダを経由してなされ、音声通信機能を
    有する通信デバイスを介して前記通信端末装置と前記所
    望の通信先装置との通信が実現される場合は、前記通信
    デバイスは、有線通信プロバイダを経由して前記所望の
    通信先装置に接続されると共に、前記有線通信プロバイ
    ダにおける通信記録が前記有線通信プロバイダから前記
    長距離無線通信プロバイダに通知されることで、前記通
    信記録に基づいて、前記有線通信プロバイダから前記長
    距離無線通信プロバイダを介して前記通信端末装置のユ
    ーザに対する課金が行われるようにしたことを特徴とす
    る請求項14〜20のいずれか1項に記載の通信アシス
    ト方法。
  25. 【請求項25】 前記通信端末装置のユーザを識別不能
    である場合は、前記通信端末装置のユーザに対して課金
    が行われる代わりに前記所望の通信先装置のユーザに対
    して課金が行われることを特徴とする請求項24記載の
    通信アシスト方法。
  26. 【請求項26】 前記通信端末装置は、発信時におい
    て、当該通信端末装置を特定する情報と、短距離無線通
    信機能を用いた通信であることを示す情報とを送信する
    ことを特徴とする請求項21〜25のいずれか1項に記
    載の通信アシスト方法。
  27. 【請求項27】 請求項1〜13のいずれか1項に記載
    の通信アシストシステムにおける通信端末装置に適用可
    能であることを特徴とする通信端末装置。
  28. 【請求項28】 長距離無線通信機能により所望の通信
    先装置と通信可能で且つ短距離無線通信機能を有する通
    信端末装置を含んで構成される通信アシストシステムに
    おける通信アシスト方法をコンピュータに実現させるた
    めのプログラムであって、 前記通信端末装置において、長距離無線通信機能により
    前記所望の通信先装置に対して通信を行う際に通信が不
    能である場合は、前記短距離無線通信機能を用いて同様
    の短距離無線通信機能を有する通信デバイスを探索する
    デバイス探索手順と、 前記通信端末装置において、前記デバイス探索手順によ
    り探索された通信デバイスが有線通信機能を有するか否
    かを判別する機能判別手順と、 前記機能判別手順による判別の結果、前記探索された通
    信デバイスが有線通信機能を有する場合は、前記通信端
    末装置と前記通信デバイスとの間を両者の短距離無線通
    信機能を用いて接続すると共に、前記通信デバイスと前
    記所望の通信先装置との間を前記通信デバイスの有線通
    信機能を用いて接続することで、前記通信デバイスを介
    して前記通信端末装置と前記所望の通信先装置との通信
    を実現するよう制御する制御手順とをコンピュータに実
    現させるためのプログラム。
  29. 【請求項29】 長距離無線通信機能により所望の通信
    先装置と通信可能で且つ短距離無線通信機能を有する通
    信端末装置を含んで構成される通信アシストシステムに
    おける通信アシスト方法をコンピュータに実現させるた
    めのプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な
    記憶媒体であって、 前記通信端末装置において、長距離無線通信機能により
    前記所望の通信先装置に対して通信を行う際に通信が不
    能である場合は、前記短距離無線通信機能を用いて同様
    の短距離無線通信機能を有する通信デバイスを探索する
    デバイス探索手順と、 前記通信端末装置において、前記デバイス探索手順によ
    り探索された通信デバイスが有線通信機能を有するか否
    かを判別する機能判別手順と、 前記機能判別手順による判別の結果、前記探索された通
    信デバイスが有線通信機能を有する場合は、前記通信端
    末装置と前記通信デバイスとの間を両者の短距離無線通
    信機能を用いて接続すると共に、前記通信デバイスと前
    記所望の通信先装置との間を前記通信デバイスの有線通
    信機能を用いて接続することで、前記通信デバイスを介
    して前記通信端末装置と前記所望の通信先装置との通信
    を実現するよう制御する制御手順とをコンピュータに実
    現させるためのプログラムを記憶したことを特徴とする
    記憶媒体。
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