JP2003047058A - 携帯端末 - Google Patents

携帯端末

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JP2003047058A
JP2003047058A JP2001228783A JP2001228783A JP2003047058A JP 2003047058 A JP2003047058 A JP 2003047058A JP 2001228783 A JP2001228783 A JP 2001228783A JP 2001228783 A JP2001228783 A JP 2001228783A JP 2003047058 A JP2003047058 A JP 2003047058A
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JP2001228783A
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Mayumi Yoshimune
直由美 吉宗
Akihiro Yamada
晃弘 山田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯端末が保持するデータを容易にバックア
ップできる技術を提供する。 【解決手段】 携帯端末は、データを格納するデータ格
納部124と、データ格納部124が格納しているデー
タを、外部の記憶装置に格納せしめるバックアップ処理
部116と、バッテリの残容量を検出するバッテリ残容
量検出部104と、残容量に応じて、通常動作モード
と、バックアップ処理部116を起動するバックアップ
動作モードとの切り替えを行うモード切替部106とを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は携帯端末に関す
る。この発明はとくに、携帯端末が保持するデータの処
理技術に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話やPDA(personal digital a
ssistant)などの携帯端末が広く普及している。最近の
携帯端末は、通話機能、インターネット接続機能、電子
メール機能、スケジュール管理機能、ゲーム機能などを
備えるようになった。これらの機能を実現するために、
携帯端末は、CPU、メモリ、モニタなどのハードウエ
ア・コンポーネントを備える。CPUが、一般にROM
やRAMに格納されているプログラムを実行すること
で、携帯端末はそれらの機能をユーザに提供する。それ
らの機能を使うことで生成された文章、スケジュールの
内容、電話番号などのデータは、RAMやフラッシュメ
モリなどに格納される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】携帯端末のRAMやフ
ラッシュメモリの容量は一般に小さいので、ユーザは、
それらのメモリに格納されているデータを適宜削除した
り、自分のパーソナルコンピュータ(以下PC)にバッ
クアップしたりしてメモリの容量を管理する必要があ
る。また、ユーザが、携帯端末を雨に濡らしたり、落と
したりすることによって、データの読み出しができなく
なることもある。さらに、RAMに保持されたデータ
は、バッテリがなくなると全て消滅することもある。そ
こで、携帯端末のデータのバックアップが必要になる。
【0004】従来のバックアップ作業は、PCのシステ
ム、及びバックアップソフトの起動から始まり、バック
アップ処理を経て、バックアップソフト、並びにシステ
ムの終了といった一連の作業が必要である。この作業
は、何の生産性もなく、ただ、ユーザは一連の作業が終
わるのを待つだけである。このためPCを持っていたと
しても、この作業を面倒に感じて、バックアップをしな
い人も多い。
【0005】本発明はこのような現状に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、携帯端末が保持するデータの
バックアップを容易にする技術を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、バッテリがな
くなる前に、外部の記憶装置にデータをバックアップす
るものである。これにより、バッテリがなくなることで
携帯端末からデータが消滅しても、バックアップしたデ
ータを、再び携帯端末に格納し直すことができる。ユー
ザは、携帯端末の紛失により、携帯端末に格納している
電話番号、スケジュール、プロバイダのID、パスワー
ドなどのデータを他人に見られるおそれがある。そこ
で、本発明の別の態様は、リモートで携帯端末の操作を
行うものである。この操作により、携帯端末をロック状
態にし、外部の記憶装置にデータをバックアップした
後、データの消去ができる。
【0007】本発明のある態様は、携帯端末に関する。
この携帯端末は、データを格納する格納部と、格納部が
格納しているデータを、外部の記憶装置に格納せしめる
バックアップ処理部と、バッテリの残容量を検出するバ
ッテリ残容量検出部と、残容量に応じて、通常動作モー
ドと、バックアップ処理部を起動するバックアップ動作
モードとの切り替えを行う切替部とを備える。これによ
り、バッテリがなくなる前に、ユーザが意識することな
く、データのバックアップを行うことができる。
【0008】この携帯端末は、格納部が格納しているデ
ータの量を検出するデータ量検出部と、そのデータ量に
基づいて、そのデータをバックアップするのに要するバ
ッテリの必要容量を算出する算出部とを更に備え、切替
部は、必要容量と残容量とに基づいてバックアップ動作
モードに切り替えてよい。これにより、バッテリの効率
的な利用を可能とする。
【0009】この携帯端末は、バックアップが完了した
とき、データを格納部から消去する消去部を更に備えて
もよい。これにより、仮に携帯端末を紛失してもデータ
の流出が防止できる。またこの携帯端末は、バックアッ
プのための通信が可能か否かを判定する判定部を更に備
え、通信が不可能なとき、切替部は、動作モードを、バ
ックアップ動作モードに代えて、当該携帯端末の操作を
受け付けない操作禁止モードへ切り替えてよい。通信が
可能になったとき、切替部は、動作モードを、操作禁止
モードから前記バックアップ動作モードへ切り替えてよ
い。これにより、通信が不可能にも関らず、通信を試み
ることでバッテリが無駄に消費されるのを防ぐことがで
きる。
【0010】この携帯端末は、バックアップ動作の開始
を指示する信号を、通信網を介して受信する受信部を更
に備えてもよい。これにより、リモートで当該携帯端末
を操作することができる。
【0011】本発明の別の態様も、携帯端末に関する。
この携帯端末は、データを格納する格納部と、格納部が
格納しているデータを、外部の記憶装置に格納せしめる
バックアップ処理部と、バックアップ処理部にバックア
ップ動作の開始を指示する信号を、通信網を介して受信
する受信部と、バックアップが完了したとき、データを
格納部から消去する消去部とを備える。これにより、ユ
ーザは、リモートで携帯端末にバックアップ処理をさ
せ、バックアップ後にデータを消去させることができる
ので、携帯端末を紛失してもデータに関するセキュリテ
ィが高い。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、実施の形態に係る携帯端
末100を含むバックアップシステム200を示す図で
ある。携帯端末100は、バッテリにより動作する携帯
電話、PDAなどの端末である。本実施の形態では、携
帯端末100としてPDAを例に説明する。携帯端末1
00は、バッテリが少なくなると保持しているデータを
基地局20及びネットワーク10を介してバックアップ
装置30に送信する。バックアップ装置30は、携帯端
末100と通信できるPCなどの装置であってもよい。
バックアップ装置30は、バックアップ情報格納部3
2、及びバックアップデータ格納部34を含み、受信し
たデータをバックアップデータ格納部34に格納する。
バックアップ情報格納部32は、端末の識別情報、パス
ワードなどの認証に必要な認証情報を保持しており、バ
ックアップ装置30は、この認証情報に基づいて、携帯
端末100の認証をした後、データをその識別情報に対
応付けてバックアップデータ格納部34に格納する。こ
れにより、バックアップ装置30は複数の携帯端末のデ
ータをバックアップすることができる。
【0013】ユーザが携帯端末100を紛失した場合、
ユーザは携帯電話22を使って携帯端末100を発呼
し、回線が確立した後、キー操作の受付禁止、データの
バックアップ装置30へのバックアップ、バックアップ
後の、データの消去を携帯端末100に指示する。例え
ば、この指示は、回線確立後に、1回ないしは複数回、
所定のキーを押すことで携帯端末100に送信されるト
ーン信号により行ってよく、このキーは、リモート操作
により携帯端末に行わせる処理に応じて予め設定してお
けばよい。
【0014】図2は、実施の形態に係る携帯端末100
の構成図である。バッテリ102は、携帯端末100が
有するハードウエア・コンポーネントに電力を供給す
る。機能部122は、スケジュール管理機能、インター
ネット接続機能、及び電子メール機能などを実現する部
分である。機能部122は、それらの機能により生成し
たデータをデータ格納部124に格納し、必要に応じて
データ格納部124からデータを取り出して利用する。
【0015】バッテリ残容量検出部104は、バッテリ
102の残容量を検出してモード切替部106に出力す
る。例えば、バッテリ残容量検出部104は、電圧計を
含み、測定したバッテリ102の電圧に基づいてバッテ
リの残容量を検出してもよいし、積算電流計により残容
量を検出してもよい。モード切替部106は、バッテリ
102の残容量に応じて携帯端末100の動作モードを
切り替える。その動作モードは、バッテリ102の残容
量が十分あるときの動作モードである「通常動作モー
ド」と、残容量が少なくなったときの動作モードである
「バックアップ動作モード」と、携帯端末100に対す
るキー操作を受け付けないようにして、データ格納部1
24のデータを保持するためにバッテリ102を消費す
る「操作禁止モード」とを含む。通常動作モードのと
き、ユーザは機能部122を起動できる。
【0016】バックアップ処理部116は、バックアッ
プ動作モードのときに起動し、データ格納部124に格
納されているデータを送信部114を介してバックアッ
プ装置30に格納せしめる。バックアップ時の携帯端末
100とバックアップ装置30との通信シーケンスは後
述する。
【0017】バックアップ処理部116は、バックアッ
プ装置30から認証情報の要求を受けたときに、携帯端
末100を識別する識別情報136と、パスワード13
8とをバックアップ装置30に送信する。バックアップ
装置30は、この識別情報136とパスワード138と
に基づいてバックアップしたデータの管理を行う。
【0018】バックアップ日時格納部130は、バック
アップを行った最後の日時を保持する。バックアップ処
理部116は、この最後の日時より後に、生成または更
新されたデータをデータ格納部124から取り出してバ
ックアップ装置30に送信する。また、バックアップ処
理部116は、バックアップ処理が終了したとき、その
日時をバックアップ日時格納部130に格納する。
【0019】データ消去部118は、データ格納部12
4に格納されているデータを消去する。例えば、消去の
タイミングは、データのバックアップが終了した後でよ
く、バックアップ処理部116から別途消去の指示を受
けたタイミングであってもよい。
【0020】操作禁止部120は、携帯端末100に対
するキー操作の受付禁止を機能部122に指示するとと
もに、データ格納部124におけるデータ保持以外の各
機能ブロックの動作を制限して、バッテリをできる限り
温存する。
【0021】データ量検出部126は、データ格納部1
24に格納されているデータの量を検出する。データ量
検出部126は、データ格納部124に格納されている
データの総量を検出してもよいし、バックアップの必要
のあるデータの量を検出してもよい。
【0022】算出部128は、そのデータ量に基づい
て、バックアップに必要なバッテリの必要容量を算出す
る。例えば、データ量が100kbyteであって、送
信部114の通信能力が9800bpsの場合、データ
通信を約80秒間行う必要がある。このようにして、算
出部128は、送信部114により80秒間データ通信
を行うのに必要なバッテリの必要容量を算出する。ま
た、データ通信に利用する電波の状態を検出し、電波状
態を考慮して必要容量を算出してもよい。通信時間とバ
ッテリの必要容量の関係は、予めテーブル(図示せず)
に記録して保持しておいてもよい。
【0023】バックアップ動作モードになったとき、デ
ータ通信ができなければ、無駄にバッテリを消耗する。
携帯端末100は、送信部114がデータ通信できるか
否かを判定する判定部108を備える。判定部108
は、データ通信に利用する電波の状態により通信の可否
を判定する。例えば、基地局20との通信圏内のときに
データ通信可能と判定し、圏外のときに不可能と判定す
る。モード切替部106は、データ通信が不可能なとき
に操作禁止モードに切り替えてバッテリの消耗を防止
し、データ通信が可能になったとき、操作禁止モードか
らバックアップ動作モードに切り替えてバックアップを
行う。
【0024】リモート信号受信部110は、携帯電話2
2が送信する携帯端末100を操作するための信号を受
信する。リモート信号処理部112は、受信したリモー
ト信号に基づいて、バックアップ処理部116、データ
消去部118、及び操作禁止部120を起動する。
【0025】再格納処理部132は、受信部134がバ
ックアップ装置30から取得したデータをデータ格納部
124に格納し、バックアップされたデータの書き戻し
を行う。
【0026】図3は、携帯端末100における動作モー
ドの切り替え処理のフローチャートである。モード切替
部106は、バッテリの残容量が予め設定された値であ
るか否かを判定する(S10)。この値(以下、第1の
残容量とする)は、データ格納部124が格納できる最
大のデータ量をバックアップするのに必要なバッテリの
必要容量で、この値をめどに最初のモード切り替え判定
を行う。
【0027】第1の残容量になったとき、モード切替部
106は、バックアップの必要なデータの有無をバック
アップ処理部116に問い合わせる。バックアップ処理
部116は、バックアップ日時格納部130に格納され
ている最後のバックアップ日時より後に生成、または更
新されたデータがデータ格納部124に格納されている
か否かを検出する(S12)。
【0028】バックアップの必要なデータがある場合
(S12のYes)、データ量検出部126はそのデー
タのデータ量を検出する(S14)。算出部128は、
そのデータ量に基づいて必要容量(以下、第2の残容量
とする)を算出する。算出部128は、データのバック
アップに必要な最低限のバッテリ容量に安全率を乗じた
ものを必要容量として算出し、モード切替部106は、
それを判定の基準に使う。また、他の実施の形態におい
ては、算出部128は、バックアップに必要な最低限の
バッテリの容量を必要容量として算出し、モード切替部
106は、必要容量に安全率を乗じたものを判定の基準
に使ってもよい。
【0029】モード切替部106は、残容量が第2の残
容量に到達したか否かを判定する(S16)。第2の残
容量になったとき(S16のYes))、判定部108
はデータ通信が可能か否かを判定する(S18)。デー
タ通信が可能なとき(S18のYes)、モード切替部
106は、動作モードをバックアップ動作モードに切り
替えてバックアップ処理部116にバックアップ処理を
開始させる(S20)。データ通信が不可能なとき、モ
ード切替部106は、動作モードを操作禁止モードに切
り替えてバッテリの消耗を防止する。
【0030】バックアップが終了すると、モード切替部
106は動作モードを操作禁止モードに切り替えて、バ
ッテリがなくなるまでデータ格納部124に格納されて
いるデータを保持する(S22)。他の実施の形態で
は、バックアップの終了後、自動的にデータを消去する
ような設定がなされてもよい。S12で、バックアップ
の必要なデータがない場合(S12のNo))、操作禁
止モードに切り替えるタイミングを得るために、残容量
が予め設定した値になったか否かを判定する(S2
4)。残容量がその値に到達したときに(S24のYe
s)、モード切替部106は、動作モードを操作禁止モ
ードに切り替える。
【0031】図4は、バックアップ動作モードにおけ
る、携帯端末100とバックアップ装置30との通信シ
ーケンスを示す図である。バックアップ装置30は、携
帯端末100からのバックアップ要求を受信できるよう
に待機する(S52)。携帯端末100は、動作モード
がバックアップ動作モードに切り替わるとバックアップ
作業を開始する(S50)。バックアップ作業を開始す
ると、バックアップ処理部116は、送信部114を介
してバックアップの要求をバックアップ装置30に送信
する(S54)。この要求を受け、バックアップ装置3
0は、携帯端末100の認証データ、すなわち識別情報
と、パスワードを要求する(S56)。
【0032】携帯端末100は、認証データをバックア
ップ装置30に送信する(S58)。バックアップ装置
30は、バックアップ情報格納部32を参照して認証を
行う(S60)。認証に成功すると(S60のYe
s)、バックアップ装置30は、携帯端末100にバッ
クアップするデータを要求する(S64)。バックアッ
プ処理部116は、データをデータ格納部124から取
り出して送信部114に送信させる(S66)。バック
アップ装置30は、携帯端末100からのデータを受信
して、バックアップデータ格納部34に識別情報と対応
付けて格納する(S68)。全てのデータのバックアッ
プが終了すると、バックアップ装置30はその旨を携帯
端末100に通知する(S70)。S60で、認証に失
敗すると(S60のNo)、その旨をユーザに伝える
(S62)。
【0033】図5は、バックアップ情報格納部32のデ
ータ構造の一例である。端末識別情報欄300は、携帯
端末100の識別情報を保持する。携帯端末100が携
帯電話の場合、識別情報はその携帯電話の電話番号であ
ってよい。パスワード欄302は、バックアップデータ
格納部220へのデータの書き込み、及び読み出しに必
要なパスワードを保持する。識別情報とパスワードによ
り、認証を行うので、ユーザ以外の人によるデータの取
出しを阻止できる。
【0034】図6は、バックアップデータ格納部34の
データ構造の一例である。このデータ構造は、バックア
ップしたデータを、ファイルごとに管理する。バックア
ップ日時欄310は、そのファイルをバックアップした
日時を保持する。ファイル名欄312は、バックアップ
データ格納部34において、各々のファイルを識別する
名称を保持する。このため、異なる携帯端末100が同
一のファイル名を使っている場合でも、それらのファイ
ルを一意に管理することができる。格納場所欄314
は、バックアップデータ格納部34におけるファイルの
格納場所を保持する。
【0035】バックアップ元識別情報欄316は、バッ
クアップ元である携帯端末100の識別情報を保持す
る。バックアップ元更新日欄318は、携帯端末100
におけるファイルの更新日時を保持する。バックアップ
元ファイル名欄320は、携帯端末100におけるファ
イル名称を保持する。バックアップ元格納場所欄322
は、携帯端末100におけるファイルの格納場所を保持
する。バックアップ装置30は、データをバックアップ
データ格納部34に格納するときに、これらの情報をそ
れぞれの場所に保持させる。
【0036】バックアップしたデータごとにこれらの情
報を保持することで、携帯端末100のデータが消滅し
たときでも、バックアップデータ格納部34に格納され
ているデータを元通りに携帯端末100に戻すことがで
きる。
【0037】以上、本発明を実施の形態をもとに説明し
た。実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各
処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこ
と、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当
業者に理解されるところである。
【0038】本実施の形態では、最後のバックアップ日
時より後に生成、または更新されたデータをバックアッ
プすることとしたが、変形例として、データごとに、変
更したか否かを示すフラグを対応付けておき、そのフラ
グに基づいてバックアップするデータを選択してもよ
い。これを、テーブル構造を有する電話帳を例に説明す
る。
【0039】図7は、電話帳のそれぞれのレコードに、
変更フラグを対応付けたデータ構造を示す図である。変
更フラグ欄330は、変更の有無を示す情報を保持す
る。ここでは、「1」が変更したことを示し、「0」が
変更していないことを示す。氏名欄332は、氏名を保
持する。電話番号欄334は、電話番号を保持する。
【0040】機能部122は、電話帳のレコードを生
成、または変更したときにそのフラグを「1」に変更す
る。バックアップ処理部116は、変更フラグが「1」
のレコードを取り出してバックアップ装置30に送信す
る。バックアップが完了したときに、バックアップ処理
部116は、変更フラグを「0」に変える。こうするこ
とで、バックアップ処理部116は、バックアップされ
ていないレコードを容易に選択することができる。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、データを容易にバック
アップできる携帯端末を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態に係る携帯端末を含むバックアッ
プシステムの構成図である。
【図2】 実施の形態に係る携帯端末の構成図である。
【図3】 実施の形態に係る携帯端末の動作モードを切
り替える処理のフローチャートである。
【図4】 バックアップ処理におけるバックアップ装置
と携帯端末の通信シーケンスを示す図である。
【図5】 バックアップ情報格納部のデータ構造の一例
を示す図である。
【図6】 バックアップデータ格納部のデータ構造の一
例を示す図である。
【図7】 各々のデータに変更フラグを対応付けている
データ構造の一例を示す図である。
【符号の説明】
30 バックアップ装置、100 携帯端末、102
バッテリ、104 バッテリ残容量検出部、106 モ
ード切替部、108 判定部、110 リモート信号受
信部、114 送信部、116 バックアップ処理部、
118 データ消去部、120 操作禁止部、124
データ格納部、126 データ量検出部、128 算出
部、200 バックアップシステム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 3/44 H04M 11/00 302 5K101 11/00 302 H04B 7/26 109M Fターム(参考) 5B018 GA04 KA03 LA03 MA24 NA01 NA06 QA05 5K015 AB01 AD01 AE00 5K024 CC11 DD01 DD02 GG05 5K027 AA11 BB06 GG03 HH21 HH23 5K067 BB04 BB21 EE00 EE02 EE10 HH22 KK05 5K101 LL12 MM07 NN01 NN14 NN21

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを格納する格納部と、 前記格納部が格納しているデータを、外部の記憶装置に
    格納せしめるバックアップ処理部と、 バッテリの残容量を検出する第1の検出部と、 前記残容量に応じて、通常動作モードと、前記バックア
    ップ処理部を起動するバックアップ動作モードとの切り
    替えを行う切替部と、 を備えることを特徴とする携帯端末。
  2. 【請求項2】 前記格納部が格納しているデータの量を
    検出する第2の検出部と、 そのデータ量に基づいて、そのデータをバックアップす
    るのに要するバッテリの必要容量を算出する算出部と、 を更に備え、 前記切替部は、前記必要容量と前記残容量とに基づいて
    バックアップ動作モードに切り替えることを特徴とする
    請求項1に記載の携帯端末。
  3. 【請求項3】 バックアップが完了したとき、データを
    前記格納部から消去する消去部を更に備えることを特徴
    とする請求項1または2に記載の携帯端末。
  4. 【請求項4】 バックアップのための通信が可能か否か
    を判定する判定部を更に備え、 通信が不可能なとき、前記切替部は、動作モードを、前
    記バックアップ動作モードに代えて、当該携帯端末の操
    作を受け付けない操作禁止モードへ切り替えることを特
    徴とする請求項1から3のいずれかに記載の携帯端末。
  5. 【請求項5】 通信が可能になったとき、前記切替部
    は、動作モードを、前記操作禁止モードから前記バック
    アップ動作モードへ切り替えることを特徴とする請求項
    4に記載の携帯端末。
  6. 【請求項6】 バックアップ動作の開始を指示する信号
    を、通信網を介して受信する受信部を更に備えることを
    特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の携帯端
    末。
  7. 【請求項7】 データを格納する格納部と、 前記格納部が格納しているデータを、外部の記憶装置に
    格納せしめるバックアップ処理部と、 前記バックアップ処理部にバックアップ動作の開始を指
    示する信号を、通信網を介して受信する受信部と、 バックアップが完了したとき、データを前記格納部から
    消去する消去部と、 を備えることを特徴とする携帯端末。
JP2001228783A 2001-07-27 2001-07-27 携帯端末 Pending JP2003047058A (ja)

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