JP2003046973A - スクランブル方法、送信方法、送信装置、及び受信機 - Google Patents

スクランブル方法、送信方法、送信装置、及び受信機

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JP2003046973A JP2001232023A JP2001232023A JP2003046973A JP 2003046973 A JP2003046973 A JP 2003046973A JP 2001232023 A JP2001232023 A JP 2001232023A JP 2001232023 A JP2001232023 A JP 2001232023A JP 2003046973 A JP2003046973 A JP 2003046973A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スクランブルされた伝送信号において、デス
クランブルしながら早送り、巻き戻し等の特殊再生を可
能とする信号のスクランブル方法、送信方法、送信装
置、及び受信機に関する。 【解決手段】 本発明は、番組の映像や音声等の信号を
区間に分割し、その区間毎に異なるスクランブル鍵Ks
を用いてスクランブルを行う際に、前記スクランブルを
復元するための関連情報(ECM)に含まれるKsの数
を従来よりも増やすことにより、早送り、巻き戻し等の
特殊再生時に受信者が認識可能となる映像信号及び音声
信号を表示可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】スクランブル方法、送信方
法、送信装置、及び受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】放送サービスを伝送する電波は誰でも受
信することができる。このため、電波が受信できても番
組やサービスの内容が判別できないように情報を秘匿す
る処理を行っている。これは一般にスクランブルと呼ば
れている。
【0003】ところで、記録された信号を再生し視聴す
る場合において、特に早送りや巻き戻しを行う、いわゆ
る特殊再生機能を要する場合、従来技術ではスクランブ
ルが行われていない状態(受信側においては、デスクラ
ンブルされた状態)で記録するため、アナログ信号と同
様に、ある程度までの速度範囲であれば、内容が理解で
きるような画質の再生を可能にしていた。
【0004】しかし、例えば、ペイパービュー(以下
PPV とする)方式による番組のような場合、デスク
ランブルを行う時に課金処理が行われるため、一時的に
種々の番組を記録しておき、希望する時間にそれらから
選択して番組を視聴するといういわゆるホームサーバー
として利用するような状況では、最終的には見ない番組
にも課金されてしまうという問題がある。
【0005】ここで、前記の内容を図を用いて説明す
る。
【0006】図1は、従来の限定受信システムの第一の
構成例である。
【0007】図1において、従来の限定受信システムは
送信装置101、及び受信機111より構成されてい
る。
【0008】送信装置101は、スクランブル部10
2、Ks(スクランブル鍵)生成部103、ECM生成
部104、Kw(ワーク鍵)生成部105、EMM生成
部106、送信部107より構成されている。
【0009】また、受信機111は、受信部112、デ
スクランブル部113、ECM復号部114、EMM復
号部115、蓄積部116、視聴判定部117より構成
されている。
【0010】送信装置101に番組信号が入力される
と、スクランブル部102はKsを用いて番組信号をス
クランブルする。Ks生成部103は、スクランブル部
102及びECM生成部104に同一のKsを出力す
る。ECM生成部104は、Ks及び番組の種類や時
刻、視聴料金等の属性情報(以下 番組情報 とする)を
Kwを用いて暗号化し、ECM(Entitlement Control
Message)を生成する。Kw生成部105は、ECM生
成部104及びEMM生成部106に同一のKwを出力
する。EMM生成部106は、Kw及び受信者の契約し
たチャンネル、又は契約有効期限等の契約内容の情報
(以下 契約情報 とする)を、Km(マスタ鍵)を用い
て暗号化を行い、EMM(Entitlement Management Mes
sage)を生成する。送信部107は、スクランブル信
号、ECM、EMMを送信する。
【0011】受信機111は伝送されたスクランブル信
号を受信部112が受け取り、スクランブル信号はデス
クランブル部113へ、ECM信号はECM復号部11
4へ、EMM信号はEMM復号部115へ出力される。
【0012】EMM復号部115は予め与えられている
Kmを用いてEMMの復号を行う。ECM復号部114
はEMM復号部115で取得されたKwを用いて復号を
行う。視聴判定部117は、EMM復号部115にて復
号された契約情報とECM復号部114にて復号された
番組信号とを用いて、受信したスクランブル信号が受信
者との契約上視聴可能な信号であるかを判定し、視聴可
能であった場合、取得されたKsをデスクランブル部1
13に与えてデスクランブルを行う。これらECM復号
部114、EMM復号部115、及び視聴判定部117
は、CPU(Central Processing Unit)内蔵のIC(I
ntegrated Circuit)カードの中の処理プログラムとし
て実現されることも多い。デスクランブルされた信号は
蓄積部116に蓄積され、特殊再生を含む再生が行われ
る。
【0013】番組信号が送信装置101に入力される
と、スクランブル部102はKs生成部103から入力
されたKsを用いてスクランブルを行い、送信部107
へ出力する。Ksは番組情報と共にECM生成部104
へ入力する。ECM生成部104は、Ksと番組情報と
からECMを生成し、Kw生成部105より入力された
Kwを用いて暗号化した後、送信部107へ出力する。
なお、Ksは従来技術においては、時間単位(1秒程
度)で更新されている。また、KwはECMの暗号を解
読するために必要な鍵であり、1ヶ月〜1年程度で更新
を行うよう想定されている。Kwは契約情報と共にEM
M生成部106に入力し、Kwと契約情報とからEMM
を生成し、Kmを用いて暗号化した後、送信部107へ
出力する。送信部107は、スクランブル信号、EC
M、EMMを送信する。
【0014】受信機111では、伝送信号を受信部11
2で受信し、スクランブル信号をデスクランブル部11
3へ、ECMをECM復号部114へ、EMMをEMM
復号部115へ出力する。その後、EMM復号部115
でKmを用いてEMMの復号を行い、契約情報及びKw
を取得する。ECM復号部114はEMM復号部115
から入力されたKw用いて復号を行い、Ks及び番組情
報を取得する。
【0015】ここで、先ほどEMM復号部115にて復
号された契約情報とECM復号部114にて復号された
番組信号とから、受信信号が受信者にとって視聴可能な
信号であるかを視聴判定部117で判定し、視聴可能な
信号であった場合、デスクランブル部113にKsを送
り、スクランブル信号のデスクランブルを行う。デスク
ランブルされた信号は、蓄積部116で蓄積され、受信
者の希望する出力方法で出力する。従来のシステムで
は、デスクランブルされた信号が蓄積されているため、
早送り、巻き戻し等の特殊再生も可能となる。
【0016】しかしながら、PPV方式による番組のよ
うな場合、デスクランブルを行う時に課金処理が行われ
るため、蓄積部116に蓄積した信号は、受信者が視聴
しない場合においても、既に課金されていることにな
る。
【0017】そこで次に、受信者が視聴した番組だけが
課金されるようにした従来の限定受信システムの第二の
構成例を図2に示す。
【0018】図2において、従来の限定受信システムは
送信装置101、及び受信機111より構成されてい
る。送信装置101は、スクランブル部102、Ks生
成部103、ECM生成部104、Kw生成部105、
EMM生成部106、送信部107より構成されてい
る。また、受信機111は、受信部112、デスクラン
ブル部113、ECM復号部114、EMM復号部11
5、蓄積部116、視聴判定部117、ECM蓄積部2
11、EMM蓄積部212より構成されている。
【0019】図2の限定受信システムにおける送信装置
101の動作内容は、図1の送信装置101と同様であ
るため、説明を省略する。
【0020】受信機111において、伝送信号を受信部
112で受信し、スクランブル信号を蓄積部116へ、
ECMをECM蓄積部211へ、EMMをEMM蓄積部
212へ出力する。蓄積部116にはスクランブルされ
たままの信号が蓄積される。EMM蓄積部212は、E
MM信号を復号せずにそのまま蓄積する。EMM復号部
115はKmを用いてEMMの復号を行う。ECM復号
部114はEMM復号部115で取得されたKwを用い
て復号を行う。ここで、先ほどEMM復号部115にて
復号された契約情報とECM復号部114にて復号され
た番組信号とから、受信信号が受信者にとって視聴可能
な信号であるかを視聴判定部117で判定し、視聴可能
な信号であった場合、取得されたKsを用いてデスクラ
ンブル部113にてデスクランブルを行い出力する。こ
れらECM復号部114、EMM復号部115、及び視
聴判定部117は、CPU内蔵のICカードの中の処理
プログラムとして実現されることも多い。
【0021】送信装置101から伝送された信号は、受
信部112で受信する。その後、スクランブル信号は蓄
積部116にスクランブルされた信号のまま蓄積され
る。同様にECMはECM蓄積部211に、EMMはE
MM蓄積部212に夫々蓄積される。
【0022】ここで、受信者が蓄積部116にある特定
の番組情報を視聴する指示をした場合、受信機111
は、まずEMM復号部115が、EMM蓄積部212に
蓄積されている指定された番組信号に対応したEMMを
復号し、Kw及び契約情報を取得する。ECM復号部1
14はECM蓄積部211より受信者が指定した番組情
報に対応したECMを復号し、Ks及び番組情報を取得
する。EMM復号部115にて取得した契約情報とEC
M復号部114にて取得した番組情報とから受信者が視
聴可能な番組か否かの判定を行い、視聴可能であった場
合、デスクランブル部113にKsを出力する。デスク
ランブル出力部113は蓄積部より、受信者が指示した
番組のスクランブル信号をKsを用いてデスクランブル
し、出力する。
【0023】しかしながら、図2の受信システムの場
合、蓄積を対象としない放送信号を蓄積した後、再生し
て視聴しているので、受信機111においてECM復号
部114より送られるKsでは、放送された信号と同じ
順序で再生されるスクランブル信号のデスクランブルは
行えるが、逆の順序で再生されるスクランブル信号がデ
スクランブル部113に入力される前にその対応するK
sを取得することができない。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
限定受信システムでは、特殊再生処理を行うために事前
にデスクランブルした信号を蓄積するシステム構成の場
合、実際には視聴していない番組でも課金されてしまう
という問題があった。又、視聴した番組のみ課金対象と
なるようなシステム構成の場合、特殊再生処理ができな
いという問題があった。
【0025】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
であり、スクランブル方法、送信方法、送信装置、及び
受信機を提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本件発明は、以下の特徴を有する課題を解決するた
めの手段を採用している。
【0027】請求項1に記載された発明は、スクランブ
ル鍵を生成する鍵生成段階と、前記鍵生成段階によって
生成されたスクランブル鍵により、符号化された信号を
スクランブルするスクランブル段階と、スクランブル鍵
に関するスクランブル鍵情報を生成するスクランブル鍵
情報生成段階とを有するスクランブル方法において、前
記スクランブル鍵情報生成段階において生成されたスク
ランブル鍵情報は、既に使用したスクランブル鍵に関す
るスクランブル鍵情報を有することを特徴とする。
【0028】請求項1記載の発明によれば、スクランブ
ル信号をデスクランブルする際に、特に巻き戻し再生に
必要となるスクランブル鍵を容易に取得することができ
る。
【0029】請求項2に記載された発明は、スクランブ
ル鍵を生成する鍵生成段階と、前記鍵生成段階によって
生成されたスクランブル鍵により、符号化された信号を
スクランブルするスクランブル段階と、スクランブル鍵
に関するスクランブル鍵情報を生成するスクランブル鍵
情報生成段階とを有するスクランブル方法において、前
記スクランブル鍵情報生成段階において生成されたスク
ランブル鍵情報は、現在の区間の信号のスクランブルに
使用するスクランブル鍵と、隣接する次の区間の信号の
スクランブルに使用するスクランブル鍵と、隣接する1
つ前の区間の信号のスクランブルに使用するスクランブ
ル鍵とに関する情報を少なくとも有することを特徴とす
る。
【0030】請求項2記載の発明によれば、スクランブ
ル信号をデスクランブルする際に早送り、巻き戻し等の
特殊再生を容易に行うことができる。
【0031】請求項3に記載された発明は、スクランブ
ル鍵を生成する鍵生成段階と、前記鍵生成段階によって
生成されたスクランブル鍵により、符号化された信号を
スクランブルするスクランブル段階とを有するスクラン
ブル方法において、前記スクランブル段階は、スクラン
ブル時に用いられるスクランブル鍵の更新を、信号の符
号化単位に同期して行うことを特徴とする。
【0032】請求項3記載の発明によれば、例えば、早
送り、巻き戻し等の特殊再生を行う場合に、符号化単
位、又はその整数倍の区切りでスクランブル鍵の更新を
行うことで、その区間のスクランブル鍵を明確にし、特
殊再生時のデスクランブル時に容易に画像もしくは音声
を表示させることができる。
【0033】請求項4に記載された発明は、請求項3記
載のスクランブル方法において、前記スクランブル段階
は、スクランブル時に用いられるスクランブル鍵の更新
を、符号化信号の少なくとも1つのGOP単位に同期し
て行うことを特徴とする。
【0034】請求項4記載の発明によれば、スクランブ
ル信号のある区間におけるスクランブル鍵を明確にし、
特殊再生時のデスクランブル時に容易に画像もしくは音
声を表示させることができる。
【0035】請求項5に記載された発明は、請求項3又
は4記載のスクランブル方法により生成されたスクラン
ブル信号と暗号化されたスクランブル鍵情報とを同時に
送信する送信方法において、前記スクランブル鍵情報
は、符号化単位に同期して区切られた信号の切り替え点
における直前もしくは直後、又はその両方に付加するこ
とを特徴とする。
【0036】請求項5記載の発明によれば、スクランブ
ル信号をデスクランブルする際に早送り、巻き戻し等の
特殊再生時にも受信者が待ち時間なく、映像信号、又は
音声信号の再生を容易に行うことができる。
【0037】請求項6に記載された発明は、スクランブ
ル鍵を生成する鍵生成部と、前記鍵生成部によって生成
されたスクランブル鍵により、符号化された信号をスク
ランブルするスクランブル部と、スクランブル鍵に関す
るスクランブル鍵情報を生成するスクランブル鍵情報生
成部とを有する送信装置において、前記スクランブル鍵
情報生成部において生成されたスクランブル鍵情報は、
既に使用したスクランブル鍵に関するスクランブル鍵情
報を有することを特徴とする。
【0038】請求項7に記載された発明は、スクランブ
ル鍵を生成する鍵生成部と、前記鍵生成部によって生成
されたスクランブル鍵により、符号化された信号をスク
ランブルするスクランブル部と、スクランブル鍵に関す
るスクランブル鍵情報を生成するスクランブル鍵情報生
成部とを有する送信装置において、前記スクランブル鍵
情報生成部において生成されたスクランブル鍵情報は、
現在の区間の信号のスクランブルに使用するスクランブ
ル鍵と、隣接する次の区間の信号のスクランブルに使用
するスクランブル鍵と、隣接する1つ前の区間の信号の
スクランブルに使用するスクランブル鍵とに関する情報
を少なくとも有することを特徴とする。
【0039】請求項8に記載された発明は、スクランブ
ル鍵を生成する鍵生成部と、前記鍵生成部によって生成
されたスクランブル鍵により、符号化された信号をスク
ランブルするスクランブル部とを有する送信装置におい
て、前記スクランブル部は、スクランブル時に用いられ
るスクランブル鍵の更新を、信号の符号化単位に同期し
て行うことを特徴とする。
【0040】請求項9に記載された発明は、請求項8記
載の送信装置において、前記スクランブル部は、スクラ
ンブル時に用いられるスクランブル鍵の更新を、符号化
信号の少なくとも1つのGOP単位に同期して行うこと
を特徴とする。
【0041】請求項10に記載された発明は、請求項8
又は9記載の送信装置により生成されたスクランブル信
号と暗号化されたスクランブル鍵情報とを同時に送信す
る送信装置において、前記スクランブル鍵情報は、符号
化単位に同期して区切られた信号の切り替え点における
直前もしくは直後、又はその両方に付加することを特徴
とする。
【0042】請求項6から10に記載された発明によれ
ば、請求項1乃至4何れか一項記載のスクランブル方
法、又は請求項5の送信方法に適した送信装置を提供す
ることができる。
【0043】請求項11に記載された発明は、スクラン
ブル鍵によりスクランブルされた信号を受信する受信部
と、スクランブル信号を蓄積する蓄積部と、スクランブ
ル鍵情報を復号するスクランブル鍵情報復号部と、スク
ランブル信号をデスクランブルするデスクランブル部と
を有する受信機において、前記スクランブル鍵情報復号
部において復号されたデスクランブル鍵情報は、既に使
用したデスクランブル鍵に関するデスクランブル鍵情報
を有することを特徴とする。
【0044】請求項11の発明によれば、逆方向(巻き
戻し)再生を行いながら、デスクランブルを行うことが
できる受信機を提供することができる。
【0045】請求項12に記載された発明は、スクラン
ブル鍵によりスクランブルされた信号を受信する受信部
と、スクランブル信号を蓄積する蓄積部と、スクランブ
ル鍵情報を復号するスクランブル鍵情報復号部と、スク
ランブル信号をデスクランブルするデスクランブル部と
を有する受信機において、前記スクランブル鍵情報復号
部において復号されたデスクランブル鍵情報は、現在の
区間の信号のデスクランブルに使用するデスクランブル
鍵と、隣接する次の区間の信号のデスクランブルに使用
するデスクランブル鍵と、隣接する1つ前の区間の信号
のデスクランブルに使用するデスクランブル鍵とに関す
る情報を少なくとも有することを特徴とする。
【0046】請求項12の発明によれば、早送り、巻き
戻し等の特殊再生を行いながら、デスクランブルを行う
ことができる受信機を提供することができる。
【0047】
【発明の実施の形態】本発明は、特殊再生処理を行いな
がらデスクランブル行うことができる信号のスクランブ
ル方法、送信方法、送信装置、及び受信機を提供するこ
とを主眼とする。
【0048】本発明は、スクランブルがかかった信号の
ままで記録した信号に早送り、巻き戻し等の特殊再生を
行う場合に、デスクランブル時に鍵の再生が間に合わな
いことがないよう、現在の区間に対応するスクランブル
鍵Ksの他に、隣接する一つ先の区間の信号のスクラン
ブルに使用するスクランブル鍵Ks_a、隣接する一つ
前の区間の信号のスクランブルに使用するスクランブル
鍵Ks_bをもスクランブルを復元するための関連情報
(ECM)に記録することにより、特殊再生時にも受信
者が待ち時間なく、映像信号、又は音声信号を表示でき
るようにする。
【0049】なお、(社)電波産業会(ARIB)の標
準規格「BSデジタル放送限定受信方式」(ARIB
STD−B25)によれば、ECMセクション構造には
スクランブル鍵(Odd)、スクランブル鍵(Eve
n)があり、「現在と次の、2つのスクランブル鍵をペ
アで送る。」との記載があるが、一つ前のスクランブル
鍵とペアで送る規格及び現在と次と一つ前の3個のスク
ランブル鍵が存在するECMセクション構造の規格はま
だない。
【0050】また、本発明はスクランブル時に用いられ
るスクランブル鍵の更新を、信号の符号化単位、又は少
なくとも1つのGOP(Group Of Picture)単位に同期
して行うことにより、その区間のスクランブル鍵を明確
にし、特殊再生時のデスクランブルを容易に行うことが
できる。
【0051】なお、スクランブル鍵情報においては、K
s_a及びKs_bは、符号化単位に同期して区切られた
信号の切り替え点の直前もしくは直後、又はその両方に
付加することにより、次の区間までの時間が短い場合、
又は高速な特殊再生を行う場合等において、次にデスク
ランブルされる区間に対応する鍵をより確実に再生する
ことができる。
【0052】デジタル放送における限定受信方式は、例
えば、ARIBの標準規格ARIBSTD−B25に示
されているように、映像信号や音声信号はデジタル符号
化され、MPEG多重化方式の規格で示されるようなT
Sパケットのペイロード部分に載せて送られる。
【0053】信号をスクランブルして伝送する場合に
は、TSパケットのペイロード部分がブロック暗号方式
で暗号化される。この暗号化と復号に使用されるスクラ
ンブル鍵Ksは、番組情報と共に、ECMとして構成さ
れ、スクランブルされた信号と同じ伝送路で受信機に送
られる。
【0054】このECMは秘密の鍵情報を含むことか
ら、ワーク鍵Kwと呼ばれる鍵で暗号化して送られる。
【0055】受信機では、まずこのECMの暗号を復号
してKsを取得し、これを用いて信号のスクランブルを
復元する。このとき、ECMの暗号化データの復号には
時間が必要であり、この復号時間を経た後でなければ、
デスクランブルすることができない。復号時間は受信機
回路の性能によっても変わるので、Ksを一つしか送ら
ないシステムでは、全ての受信機で暗号化データの復号
が完了した後でなければ、そのKsを用いて信号をデス
クランブルすることはできず、この時間が、チャンネル
を切り替えたときに番組が受信されるまでの待ち時間と
なっていた。
【0056】このため、BSデジタル放送の限定受信シ
ステム(CAS(Conditional Access System))で
は、一つのECMの中に奇数期間と偶数期間に使用する
Ksを別個に設けている。
【0057】信号の各TSパケットがいずれのKsでス
クランブルされているかは、各TSパケットのヘッダ内
に存在するスクランブル制御フラグの値によって識別さ
れる。
【0058】ここで、これら二つのKsによる信号のス
クランブル(TSパケットのヘッダのスクランブル制御
フラグの値)とECMで送るKsの時間の関係を示すと
図3のようになる。
【0059】図3は、時間の経過と共に各区間で、ある
特定のKsによりスクランブルされたTSパケットと各
区間で送られるECM信号との関連を示した従来のスク
ランブル信号とECMの関連図である。
【0060】図3において、例えば区間IIに含まれるT
Sパケット2はKs(偶1)でスクランブルが行われ、
区間IIIに含まれるTSパケット3はKs(奇2)でス
クランブルが行われている。なお、時間はT1からT2
へと経過していくものとする。
【0061】この信号において、デスクランブルを行う
ためのECMを送るTSパケットは、MPEG多重方式
ではスクランブルした信号を送るTSパケットの間に時
分割で多重化されて送られるが、区間IIの信号をデスク
ランブルするためのECMは一般的には、区間Iの開始
直後すなわち時刻T1の直後に送られる。
【0062】受信機ではこのECMを受信して暗号化デ
ータの復号を行うと、Ks(偶1)とKs(奇1)が得ら
れる。
【0063】従って、T1の直後に受信したECMを復
号処理する時間が時間(T2−T1)の間隔より長くな
らなければ、区間IIの信号が受信される前に、Ks(偶
1)が得られ、正しくデスクランブルできることにな
る。
【0064】このような方法をとることにより、ECM
の復号処理が終了すると同時にKsによるデスクランブ
ルが可能となる。
【0065】一方、放送の場合は番組の途中から受信す
ることが多いので、受信を開始して最初に受信されたE
CMを復号したとき、Ks(奇1)が得られれば、区間I
の途中からでもデスクランブルが可能になり、T2まで
待つ必要がなくなる。
【0066】この途中受信の場合の待ち時間を少なくす
るために、各区間の途中でも図3に示したように、その
区間内でのKsとその先のKs(Ks_a)を含むEC
Mが伝送されるのが一般的である。
【0067】ところで、図3に示したT1→T2→T3
→T4といった時間順序で番組の信号が記録された場
合、今スクランブルが行われていない視聴可能な番組信
号を考えると、後に述べるように、受信機に適当な蓄積
部を用意することにより、T4→T3→T2→T1とい
った逆方向に再生する場合に映像等を再生することが可
能となる。
【0068】しかし、スクランブルが行われている信号
に対し、T4→T3→T2→T1といった逆方向に再生
する場合には、図3の構成では、スクランブル信号に対
応するECMを取得して暗号化データを復号しても、得
られるKsは逆方向に進行する区間のものであり、その
次の区間のKs(Ks_b)を取得することができず、
連続的に信号をデスクランブルすることはできない。
【0069】そこで、逆方向への再生が可能となるよう
な本発明の実施の形態を図4に示す。
【0070】図4は、本発明実施の一例の図である。
【0071】図4は図3と同様に、時間の経過と共に各
区間である特定のKsによりスクランブルされた少なく
とも1つのGOP(Group Of Picture)単位で生成され
たTSパケットと、各区間で送られるECM信号との関
連を示したものである。
【0072】図4において、順方向と逆方向(巻き戻
し)のいずれの再生の場合にも利用できるようなKsを
配置したECMを生成する。
【0073】例えば、区間IIで再生されたECMの暗号
を復号すると、その区間に使用されているKs(偶1)
と共に、Ks(奇2)とKs(奇1)が得られる。
【0074】ここで、図4の各区間で送られるECM内
の鍵において、上部に記載されているKsを現区間のT
Sパケットを再生する場合のKsとし、中部に記載のK
sを順方向再生の場合に使用するKsとし、下部に記載
のKsを逆方向再生の場合に使用するKsとする。
【0075】例えば、区間IIで再生されたECMの暗号
を復号すると、その区間に使用されているKs(偶1)
と共に、Ks(奇2)とKs(奇1)が得られる。
【0076】Ks(奇2)は順方向再生の場合に使用
し、Ks(奇1)は逆方向再生の場合に使用する。従っ
て、区間IIの後に区間Iの信号が再生されても、Ks
(奇1)を用いて正しくデスクランブルすることができ
る。
【0077】なお、順方向の早送りや巻き戻しで高速に
再生する場合には、区間の時間長とECMの暗号、復号
に要する時間の比に対応する速度比までが正しくデスク
ランブルできる範囲となる。
【0078】次に、特殊再生と信号のTSパケットの関
係について述べる。ここで、信号として映像信号を考え
ると、デジタル放送等で多く使用されているMPEG‐
2の画像符号化方式ではフレーム内符号化、フレーム間
予測符号化が組み合わされており、フレーム内符号化を
行うフレームをIピクチャという。また、フレーム間予
測符号化では、順方向予測による符号化を行うフレーム
をPピクチャといい、両方向予測による符号化を行うフ
レームをBピクチャという。前記のピクチャタイプによ
り画像フレームが組み合わされている。これらはGOP
(Group Of Picture)と呼ばれる単位(例えば0.5秒
間の映像に対応)で処理されるのが一般的である。
【0079】いま、記録された映像信号を逆方向で再生
して、受信者が認識可能な画像を再現する場合には、例
えば、GOP単位又はその整数倍の画像に対応する分の
TSパケットをまとめてバッファメモリ等に記録して、
逆方向再生等の処理を行うのが適当である。
【0080】この点から、映像信号をスクランブルする
場合のKsは、この画像符号化の単位に関連した区間で
更新することが適当であるといえる。
【0081】また、本発明は、スクランブルを行うKs
の奇数、偶数を切り替える時点を、画像符号化の適当な
単位の境界とする方法と装置を与えるものである。この
切替えの単位としては、例えば、前述のGOP単位ある
いは複数のGOP単位とするのが適当である。
【0082】記録された信号を早送り等の高速で再生す
る場合に映像等を出力するには、バッファメモリ等に記
録した後、処理を行って出力するが、高速で再生される
ので、一部の映像信号と音声信号を抽出して提示するこ
とになる。
【0083】このとき、信号にスクランブルが行われて
いる場合には、デスクランブルを行った上で処理する必
要がある。
【0084】なお、MPEG‐2の画像符号化方式と多
重化方式では、符号化された各ピクチヤはPES(Pack
etized Elementary Stream)パケットと呼ばれるパケッ
トに構成され、これを分割してTSパケットのペイロー
ド部分に入れて伝送、あるいは記録されるが、MPEG
の規格では一つのTSパケットに複数のPESパケット
の信号が入ることはないので、TSパケットのスクラン
ブル鍵Ksを確実に区別することができる。
【0085】なお、本発明の説明で、各区間で送られる
ECM内のKsの数を3つとしたが、付与できる数は、
この限りではない。
【0086】ここで、本発明を使用した実施例を図面を
用いて説明する。
【0087】図5は、本発明を使用した限定受信システ
ムの一構成例である。
【0088】図5において、本発明を使用した限定受信
システムは送信装置101、受信機111より構成され
ている。送信装置101は、スクランブル部102、K
s生成部503、ECM生成部504、Kw生成部10
5、EMM生成部106、送信部107より構成されて
いる。また、受信機111は、受信部112、デスクラ
ンブル部113、ECM復号部514、EMM復号部1
15、蓄積部116、視聴判定部117、ECM蓄積部
211、EMM蓄積部212より構成されている。
【0089】送信装置101に番組信号が入力される
と、スクランブル部102とKs生成部503に入力さ
れる。Ks生成部503はTSパケットに対してKsを
生成し、スクランブル部102に出力する。スクランブ
ル部102は、番組信号をKsを用いてスクランブルを
行う。
【0090】Ks生成部503は、ECM生成部504
に対し、現在のTSパケット信号に対するスクランブル
鍵Ksの他に、時間的に未来に位置する隣接したTSパ
ケット信号のスクランブル鍵Ks_aと時間的に過去に
位置する隣接したTSパケット信号のスクランブル鍵K
s_bとを出力する。ECM生成部504は、Ks、K
s_a、Ks_bと番組情報をKw生成部105から入力
されるKwを用いて暗号化しECMを生成する。Kw生
成部105は、ECM生成部に出力したKwと同一のK
wをEMM生成部106に出力する。EMM生成装置1
06では、Kwと契約情報からKmを用いて暗号化しE
MMを生成する。送信部107は、スクランブル信号、
ECM、EMMを送信する。
【0091】送信装置101から伝送されたスクランブ
ル信号、ECM、EMMは受信部112で受信される
と、スクランブル信号は蓄積部116にスクランブル信
号のまま蓄積される。ECMはECM蓄積部211に、
EMMはEMM蓄積部212に蓄積される。その後、E
MM復号部115でマスタ鍵を用いてEMM信号を復号
し、Kw及び契約情報を取得する。ECM復号部514
では、復号したKwを用いてECM信号の復号を行い、
Ks、Ks_a、Ks_b、及び番組情報を取得する。
【0092】次に、蓄積部116に蓄積しているスクラ
ンブルされた番組の再生方法を選択する。再生方法に
は、通常再生の他に、早送り再生、巻き戻し再生等の特
殊再生が存在する。視聴判定部117は、EMM復号部
115で復号された契約情報、及びECM復号部514
で復号された番組情報から、選択されたスクランブル信
号が受信者との契約上視聴可能であるかを判定し、視聴
可能であった場合、選択された再生方法に従い、その対
応したスクランブル鍵をデスクランブル部113に送
る。デスクランブル部113は、指示された再生方法に
従ってデスクランブルを行い出力する。
【0093】前記から送信装置101、及び受信機11
1を使用することにより、受信者が視聴を希望した番組
のみにデスクランブルを行うことができ、さらに、早送
り、巻き戻し等の特殊再生を行うことができる。
【0094】本発明を利用することにより、例えば、C
ATV等のケーブル伝送路を介して、放送局側のビデオ
サーバーから希望の映画等の番組にスクランブルをかけ
て配信する場合に、受信側からの操作で画面を確認しな
がら巻き戻すといった特殊再生を行うことができるよう
になる。このシステム構成が、単純にサーバーにはスク
ランブルされていない信号を蓄積し、再生した後でスク
ランブルを行って伝送する場合には、従来の技術におい
て実現できるが、その場合、受信する人の数だけスクラ
ンブラが必要になり、放送のような多数の受信者を対象
とするシステムでは現実的ではない。
【0095】従って、スクランブルされた信号をサーバ
ーに記録しておき、この再生の制御のみを受信者ごとに
行えるようにするシステムが好適であるといえる。
【0096】本発明を実施することにより、スクランブ
ルされて伝送された信号を特殊再生しながら、デスクラ
ンブルして視聴することができる。
【0097】
【発明の効果】本発明は、特殊再生処理を行いながら、
デスクランブルを行うことができる信号のスクランブル
方法、送信方法、送信装置、及び受信機を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の限定受信システムの第一の構成例であ
る。
【図2】従来の限定受信システムの第二の構成例であ
る。
【図3】従来のスクランブル信号とECMの関連図であ
る。
【図4】本発明実施の一例の図である。
【図5】本発明を使用した限定受信システムの一構成例
である。
【符号の説明】
101 送信装置 102 スクランブル部 103、503 Ks生成部 104、504 ECM生成部 105 Kw生成部 106 EMM生成部 107 送信部 111 受信機 112 受信部 113 デスクランブル部 114、514 ECM復号部 115 EMM復号部 116 蓄積部 117 視聴判定部 211 ECM蓄積部 212 EMM蓄積部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクランブル鍵を生成する鍵生成段階
    と、 前記鍵生成段階によって生成されたスクランブル鍵によ
    り、符号化された信号をスクランブルするスクランブル
    段階と、 スクランブル鍵に関するスクランブル鍵情報を生成する
    スクランブル鍵情報生成段階とを有するスクランブル方
    法において、 前記スクランブル鍵情報生成段階において生成されたス
    クランブル鍵情報は、既に使用したスクランブル鍵に関
    するスクランブル鍵情報を有することを特徴とするスク
    ランブル方法。
  2. 【請求項2】 スクランブル鍵を生成する鍵生成段階
    と、 前記鍵生成段階によって生成されたスクランブル鍵によ
    り、符号化された信号をスクランブルするスクランブル
    段階と、 スクランブル鍵に関するスクランブル鍵情報を生成する
    スクランブル鍵情報生成段階とを有するスクランブル方
    法において、 前記スクランブル鍵情報生成段階において生成されたス
    クランブル鍵情報は、 現在の区間の信号のスクランブルに使用するスクランブ
    ル鍵と、 隣接する次の区間の信号のスクランブルに使用するスク
    ランブル鍵と、 隣接する1つ前の区間の信号のスクランブルに使用する
    スクランブル鍵とに関する情報を少なくとも有すること
    を特徴とするスクランブル方法。
  3. 【請求項3】 スクランブル鍵を生成する鍵生成段階
    と、 前記鍵生成段階によって生成されたスクランブル鍵によ
    り、符号化された信号をスクランブルするスクランブル
    段階とを有するスクランブル方法において、 前記スクランブル段階は、スクランブル時に用いられる
    スクランブル鍵の更新を、信号の符号化単位に同期して
    行うことを特徴とするスクランブル方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のスクランブル方法におい
    て、 前記スクランブル段階は、スクランブル時に用いられる
    スクランブル鍵の更新を、符号化信号の少なくとも1つ
    のGOP単位に同期して行うことを特徴とするスクラン
    ブル方法。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4記載のスクランブル方法
    により生成されたスクランブル信号と暗号化されたスク
    ランブル鍵情報とを同時に送信する送信方法において、 前記スクランブル鍵情報は、符号化単位に同期して区切
    られた信号の切り替え点における直前もしくは直後、又
    はその両方に付加することを特徴とする送信方法。
  6. 【請求項6】 スクランブル鍵を生成する鍵生成部と、 前記鍵生成部によって生成されたスクランブル鍵によ
    り、符号化された信号をスクランブルするスクランブル
    部と、 スクランブル鍵に関するスクランブル鍵情報を生成する
    スクランブル鍵情報生成部とを有する送信装置におい
    て、 前記スクランブル鍵情報生成部において生成されたスク
    ランブル鍵情報は、既に使用したスクランブル鍵に関す
    るスクランブル鍵情報を有することを特徴とする送信装
    置。
  7. 【請求項7】 スクランブル鍵を生成する鍵生成部と、 前記鍵生成部によって生成されたスクランブル鍵によ
    り、符号化された信号をスクランブルするスクランブル
    部と、 スクランブル鍵に関するスクランブル鍵情報を生成する
    スクランブル鍵情報生成部とを有する送信装置におい
    て、 前記スクランブル鍵情報生成部において生成されたスク
    ランブル鍵情報は、 現在の区間の信号のスクランブルに使用するスクランブ
    ル鍵と、 隣接する次の区間の信号のスクランブルに使用するスク
    ランブル鍵と、 隣接する1つ前の区間の信号のスクランブルに使用する
    スクランブル鍵とに関する情報を少なくとも有すること
    を特徴とする送信装置。
  8. 【請求項8】 スクランブル鍵を生成する鍵生成部と、 前記鍵生成部によって生成されたスクランブル鍵によ
    り、符号化された信号をスクランブルするスクランブル
    部とを有する送信装置において、 前記スクランブル部は、スクランブル時に用いられるス
    クランブル鍵の更新を、信号の符号化単位に同期して行
    うことを特徴とする送信装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の送信装置において、 前記スクランブル部は、スクランブル時に用いられるス
    クランブル鍵の更新を、符号化信号の少なくとも1つの
    GOP単位に同期して行うことを特徴とする送信装置。
  10. 【請求項10】 請求項8又は9記載の送信装置により
    生成されたスクランブル信号と暗号化されたスクランブ
    ル鍵情報とを同時に送信する送信装置において、 前記スクランブル鍵情報は、符号化単位に同期して区切
    られた信号の切り替え点における直前もしくは直後、又
    はその両方に付加することを特徴とする送信装置。
  11. 【請求項11】 スクランブル鍵によりスクランブルさ
    れた信号を受信する受信部と、 スクランブル信号を蓄積する蓄積部と、 スクランブル鍵情報を復号するスクランブル鍵情報復号
    部と、 スクランブル信号をデスクランブルするデスクランブル
    部とを有する受信機において、 前記スクランブル鍵情報復号部において復号されたデス
    クランブル鍵情報は、既に使用したデスクランブル鍵に
    関するデスクランブル鍵情報を有することを特徴とする
    受信機。
  12. 【請求項12】 スクランブル鍵によりスクランブルさ
    れた信号を受信する受信部と、 スクランブル信号を蓄積する蓄積部と、 スクランブル鍵情報を復号するスクランブル鍵情報復号
    部と、 スクランブル信号をデスクランブルするデスクランブル
    部とを有する受信機において、 前記スクランブル鍵情報復号部において復号されたデス
    クランブル鍵情報は、 現在の区間の信号のデスクランブルに使用するデスクラ
    ンブル鍵と、 隣接する次の区間の信号のデスクランブルに使用するデ
    スクランブル鍵と、 隣接する1つ前の区間の信号のデスクランブルに使用す
    るデスクランブル鍵とに関する情報を少なくとも有する
    ことを特徴とする受信機。
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