JP2003046827A - カメラハウジング - Google Patents

カメラハウジング

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JP2003046827A JP2001229126A JP2001229126A JP2003046827A JP 2003046827 A JP2003046827 A JP 2003046827A JP 2001229126 A JP2001229126 A JP 2001229126A JP 2001229126 A JP2001229126 A JP 2001229126A JP 2003046827 A JP2003046827 A JP 2003046827A
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camera
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和志 皆川
Hideyuki Yamane
英之 山根
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HAYASAKA RIKO KK
Hokkaido Electric Power Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラの視野をより広く確保するための窓構
造を採用したカメラハウジングであって、外部環境によ
るカメラハウジングのカメラ視野内の汚れを効果的に除
去するためのワイパー機構を具えるカメラハウジング。 【解決手段】 曲面部12aと平面部12bが特定方向
で連続的に複合した単一面で形成されている前面窓12
を具え、前面窓を清掃するためのワイパー機構20を具
えているカメラハウジング。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、前面窓が設けら
れているカメラハウジング、特にワイパー機構を具えた
カメラハウジングに関する。
【0002】
【従来の技術】屋外に設置される監視カメラ等の屋外映
像配信システムは、雨露や塵芥、飛来する虫、虫や鳥の
排泄物といった汚れに起因してカメラ機能の低下、及び
機能不全を来す。これらの汚染からカメラ本体を保護す
るため、カメラハウジングが設けられている。さらにカ
メラハウジングは、カメラから外部を透視できるよう
に、透明な材料で形成されている前面窓(カメラ窓とも
称する。)を具えている。カメラハウジングの前面窓の
汚れを除去するために、例えばワイパー機構を具えたカ
メラハウジングが提案されている。
【0003】内部旋回台式カメラのためのカメラハウジ
ングの前面窓の従来形状は、平面か球面であった。そし
て、この平面又は球面形状の面に沿って、汚れを除去す
るためのワイパー装置を具えたカメラハウジングが知ら
れている(例えば、特開平10−216049号公報及
び特開2000−267181号公報を参照された
い。)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来使
用されている平面又は球面のみによって構成されるカメ
ラ窓、すなわち前面窓を有するカメラハウジングは、以
下のような問題点を有していた。
【0005】カメラ窓が例えば平面である場合には、カ
メラ視野が制限されてしまうので、カメラの回転に対す
る視野を確保しようとするとカメラハウジングが大型化
してしまう。
【0006】また、カメラ窓が球面からなる場合には、
これに対応するためのワイパー機構は非常に複雑な構造
となっていた。
【0007】従って、広いカメラ視野を確保しつつ、よ
りハウジングを小型化しようとすると、カメラ窓の形状
が複雑になってしまう。
【0008】このように、広いカメラ視野とカメラハウ
ジングのさらなる小型化を両立させるカメラ窓の形状に
対応可能なワイパー装置等のカメラ窓清掃手段は存在し
なかった。
【0009】従って、この発明の目的は、視野をより広
く確保するための窓構造を採用したカメラハウジング
と、この窓の汚れを効果的に除去するためのワイパー機
構とを具えた構造のカメラハウジングを提供することに
ある。
【0010】この発明の他の目的は、ハウジング全体の
サイズがより小型化されているカメラハウジングを提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的の達成を図るた
め、この発明のカメラハウジングは、平面部と曲面部が
特定方向に連続的につながって単一面として形成されて
いる前面窓と、この前面窓を清掃するためのワイパー機
構とを具えている。
【0012】この構成により、カメラハウジングのサイ
ズを小型化することが可能となる。
【0013】またこの発明のワイパー機構は、他端が回
転駆動軸に結合された伸縮可能なワイパーアームと、ワ
イパーアームの一端に連結されていて、該ワイパーアー
ムの回動に追従して前記前面窓に当接しながら摺動可能
なワイパーとを具えている。
【0014】このときワイパーアームは、ワイパー筐体
と、当該ワイパー筐体内にそれぞれ設けられたシャフト
及び、前記ワイパーアームの回動に応じて、当該シャフ
トに前進及び後退力を与える弾性手段とを具えている。
【0015】この構成により、この発明のカメラハウジ
ングの前面窓全体を一様にかつ効果的にスイープして清
掃することができる。
【0016】またこの発明のカメラハウジングによれ
ば、ワイパーアームが、弾性手段である弾性部材、潤滑
システム、伸縮方向調整部材及び弾性部材調節機構を含
む可動部を具えている。
【0017】これらの構成により、ワイパー機構の動作
がスムーズかつ安定したものとなる。
【0018】さらにこの発明のワイパー機構のワイパー
は、前記シャフトの先端と結合されたワイパーフレーム
と、ワイパーゴム取付部材と、該ワイパーゴム取付部材
に固定されたワイパーゴムとを具えている。
【0019】加えて、この発明のワイパー機構のワイパ
ーは、ガイドローラを具えるのがよい。
【0020】これにより、さらにワイパー機構の安定性
及び信頼性を高めることができる。
【0021】ここで、この発明のワイパー装置の弾性手
段、すなわち弾性部材をコイルばねとするのがよい。
【0022】またコイルばねをスチール製とするのがよ
い。
【0023】この発明のカメラハウジングによれば、曲
面部は円筒面の一部からなる透明部材とするのがよい。
【0024】またこの発明のカメラハウジングによれ
ば、曲面部は、半円弧状の円筒面を有する透明部材とす
るのがよい。
【0025】さらにまた、この発明のカメラハウジング
によれば、透明部材をガラスとするのがよい。
【0026】この発明のカメラハウジングの構成によれ
ば、前面窓が平面部と曲面部とが複合して一体となって
構成されているので、特に旋回台式カメラのカメラハウ
ジングとして、広大なカメラ視野を確保することができ
る。さらにカメラハウジングを小型化することができ
る。
【0027】またワイパー機構は、簡易な構成ながら、
伸縮可能なワイパーアームを具えているので、ワイパー
ゴムは前面窓の曲面部及び平面部又はこれらの境界部に
もスムーズに追従して密着することができる。従ってこ
の発明のワイパー機構のワイパーゴムは、前面窓表面に
対してほぼ一定かつ十分な圧力で摺動することでスイー
プすることができるので、前面窓表面全面の汚れを一様
にかつ効率的に除去することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して、この発明の
カメラハウジングの実施の形態につき説明する。
【0029】なお、各図はこの発明のカメラハウジング
の構成が理解できる程度に各構成要素の形状、大きさ及
び配置関係を概略的に示されているに過ぎず、従ってこ
の発明を図示例に限定するものではない。また、図にお
いて、図を分かり易くするために断面を示すハッチング
(斜線)は、一部を除き省略する場合もあることを理解
されたい。
【0030】〈第1の実施の形態〉この発明の第1の実
施の形態を、図1、図2、図3及び図4を参照して説明
する。図1は、この発明のワイパー装置を具えたカメラ
ハウジングを、特にワイパー機構及びその作動機構の構
成がわかるように他の内部機構を省略した、上方からみ
た概略的な部分断面図である。
【0031】図2は、この発明のカメラハウジングのワ
イパー機構を説明するための概略的な断面図である。
【0032】図3は、ワイパー機構の、カメラハウジン
グ筐体への取付状態を示す概略的な側面図である。
【0033】図4は、この発明のカメラハウジングのワ
イパー機構のうち、伸縮部の構造を説明するための概略
的な断面図である。
【0034】(筐体の説明)この発明のカメラハウジン
グ10は、組立自在の筐体14を具え、この筐体内部に
例えば内部旋回台式カメラが搭載できる構造となってい
る。この筐体14は、基本的にはカメラが外部を透視で
きるカメラ窓、すなわち前面部を構成する前面窓12と
前面窓12を除く3面、すなわち背面部14c、背面側
からみて左側面部14d及び右側面部14eと、図2に
示した筐体屋根部14a及び筐体底面部14bとを有し
ている。前面窓12の透明材料、例えばガラス部材ある
いはプラスチック部材は、筐体14のはめ込み枠16に
はめ込んで固定してある。筐体14内には、カメラ装置
を外部環境から保護するための空間が形成されている。
この発明のカメラハウジングでは、前面窓12は、曲面
部12aと平面部12bが継ぎ目なく滑らかに連続して
つながれた1つの面からなる点に特色を有している。
【0035】図に示す構成例では、この前面窓12の曲
面部12aは、円筒面の一部分に相当する形状となって
おり、特に半円筒面形状として形成されている。そして
平面部12bは、この円筒面の両端に、左右の平面部1
2bが互いに平行となるように、連続形成されている。
従って、図に示す構成例の前面窓12は、横断面がほぼ
U字状の形状となっていて、湾曲して突出している側が
筐体14の外側に向くように設けられている。なお、図
3中、半円筒面形状の透明部材、すなわち曲面部12a
と平面部12bとの境界を点線で示してある。
【0036】(ワイパー機構の説明)この発明のカメラ
ハウジング10は、筐体14にワイパー機構20を具え
ている。このワイパー機構20は、前面窓12に沿っ
て、かつ筐体の屋根部14a及び底面部14bに対して
略平行方向に揺動自在であるように、筐体14に接続さ
れている。
【0037】図2からわかるように、筐体14には、は
め込まれた前面窓12の上部及び下部に沿って、ガイド
ローラ27、すなわちワイパー機構20を支持して作動
させるためのガイドレール14aa及び14baが、筐
体14から一体化した庇状に張り出すように設けられて
いる。
【0038】このワイパー機構20は、図3からも理解
できるように、それぞれ伸縮部30を具えた上部ワイパ
ーアーム22a及び下部ワイパーアーム22bからなる
ワイパーアーム22と、これら上部ワイパーアーム22
a及び下部ワイパーアーム22bに結合されて保持され
ているワイパー28を具える。ワイパー28は、ワイパ
ーゴム取付部材24と、ワイパーゴム取付部材24に取
付られているワイパーゴム26とガイドローラ27とを
含む。
【0039】ガイドローラ27は、図2からも理解でき
るように、好ましくは例えばアルミ等の金属から形成さ
れるメインローラ27aと、メインローラ27aの滑り
を補助するために、例えば樹脂等から形成されるサブロ
ーラ27bとを含んでいる。メインローラ27aには、
ガイドローラ27、すなわちワイパー機構20の脱落を
防止するためのつば27aaを設けておくのがよい。ま
た、ワイパー機構20を筺体14に設置するに際して
は、メインローラ27aのつば27aaは、筐体14に
設けられた庇状のガイドレール14aa、14baとか
み合うように載置するのがよい。
【0040】この発明の特色であるワイパーアーム22
は、軸方向に前進及び後退の移動ができるように構成さ
れたシャフト32と、このシャフト32の移動に寄与す
る複数の部材とを含む伸縮部30を有している点にあ
る。図4に示した構成例では、これら伸縮部30、すな
わちシャフト32等の部材は、アーム筐体40内に設け
られている。シャフト32は、その一端がアーム筐体4
0の一端側から突出していて、かつワイパーフレーム2
3に接続されている。
【0041】この伸縮部30は、例えば伸縮方向調整機
構34と潤滑システム35と、弾性部材36と、弾性部
材調整機構38とをさらに含む構成となっている。さら
に図4に示す構成例では、伸縮方向調整機構34は、例
えば角状のブロック部材で形成されていて、アーム筐体
40に固定部材22cにより固定されて配設されてい
る。
【0042】角状のブロック部材34は、その径の中心
に、中心軸に沿って貫通孔が設けられていて、この貫通
孔をシャフト32が移動自在に貫通している。このブロ
ック部材34は、シャフト32の前進又は後退移動する
ときに、シャフト32の中心軸が偏移しないようシャフ
ト32を規制する機能を有している。
【0043】潤滑システム35は、シャフト32のスム
ーズな移動を維持するために設けてある。この潤滑シス
テム35は、ブロック部材34の前後の双方又はいずれ
か一方の位置に設けられている。この構成例では潤滑シ
ステム35としてオイルレスがブロック部材34の前後
末端部に設けられている。
【0044】弾性部材36は、シャフト32の柔軟な前
進又は後退移動に実質的に寄与する部材である。この部
材36は、伸縮して復帰(復元)する部材であれば、そ
の構成及び材料は問わないが、詳細については後述す
る。図4に示す構成例では、弾性部材36は、潤滑シス
テム35を介して伸縮方向調整機構34と接続される。
【0045】弾性部材調整機構38は、シャフト32
に、例えば固定部材38aにより固定されていてもよい
し、弾性部材調整機構38自体がシャフト32と位置自
在に固定可能な構造を有していてもよいが、その固定箇
所は弾性部材36の弾性力の調整やシャフトの移動量を
考慮して設定できる。図4に示す構成例では変形したブ
ロック形態をしており、その径の中心を通る中心軸に沿
って貫通孔が設けられている。シャフト32は、この貫
通孔に挿入され、かつ弾性部材調整機構38に、例えば
ねじ等により固定されている。
【0046】このようにワイパーアーム22を構成する
ことにより、シャフト32に外力が加わって、シャフト
32がアーム筐体40の外側へと引っ張られると、その
引張力は、シャフト32から弾性部材調整機構38を経
て、弾性部材36へと伝達される。よって、この引張力
によって、弾性部材36は定常状態から弾性力に抗して
収縮し、かつシャフト32はアーム筐体40から前進し
て突出する。引張力が弱まったり、あるいは消失すると
弾性力の作用により、弾性部材36が元の定常状態に戻
ろうと復元するので、その復元力が弾性部材調整機構3
8を経てシャフト32に伝達される。その結果、シャフ
ト32は、後退し、元の位置へ戻る。
【0047】上述した構成のワイパーアーム22は、ア
ーム筐体40内にシャフト32と伸縮部30とを具え
る、上部ワイパーアーム22a及び下部ワイパーアーム
22bとしてそれぞれ設けられている。
【0048】(ワイパー駆動機構)ワイパーアーム22
は、そのアーム筐体40の一端をワイパー駆動機構50
に結合されている。
【0049】ワイパー駆動機構50のうち、電気式駆動
モータ52と、この駆動モータ52のモータ軸52aの
回転力をワイパーアーム22(22a、22b)の回転
駆動軸60へそれぞれ伝達するための回転力伝達機構6
2の構成は、設計に応じて、任意好適な構成とすること
ができる。図2に示す構成例では、この伝達機構62
は、モータ軸52aに取り付けられたスプロケット52
bと、回転伝達シャフト56と、この回転伝達シャフト
56に取り付けられたスプロケット56a及び2つのプ
ーリー56b及び56cと、両端がそれぞれ軸受(図示
せず)を介して、筐体14の屋根部14aと底面部14
bとの間に支持された上下の回転駆動軸60にそれぞれ
取り付けられているプーリー60a及び60bと、2つ
のスプロケット52b及び56a間に掛けられて取り付
けられたチェーンベルト54と、2組のプーリー56b
と60aの間、及びプーリー56cと60bの間にそれ
ぞれ掛けられて取り付けられたタイミングベルト58a
及び58bとを含んでいる。
【0050】ワイパーアーム22(22a,22b)
は、上述した構成の回転力伝達機構62の駆動モータ5
2のモータ軸52aと回転伝達シャフト56を介して結
合されているプーリー60a,60bに固定され、かつ
回転駆動軸60を中心に揺動可能に接続されている。
【0051】この回転駆動軸60を設ける位置は、設計
に応じて、任意好適箇所とすればよい。この構成例で
は、前面窓12の円筒面、すなわち曲面部12aを形成
する円の中心に、回転駆動軸60を設けるのが好適であ
る。
【0052】このようにすれば、円筒面と回転駆動軸6
0との間の距離は、ワイパー28の摺動伝達によらず一
定であり、ワイパー28と回転駆動軸60との間の距離
の変動があるのは、ワイパー28が前面窓12の平面部
12bと摺動しているときとなる。
【0053】この発明のカメラハウジング10におい
て、前面窓12の素材は、好ましくはガラス、強化ガラ
ス、強化プラスティック、アクリルガラス等が挙げられ
るが、カメラによる撮影画像に影響を及ぼさない範囲
で、また設置される地域の気温、湿度等の外部環境要因
等を考慮して決定された素材をもって、構成するのがよ
い。好適にはこの窓部材をガラス又は強化ガラスで形成
するのがよい。
【0054】また、前面窓12は、設置場所の外部環境
条件に応じて、この発明の目的を損なわない範囲で曇り
止め、凍結防止用の手段、例えばウォッシャ、デフロス
ター、ヒータ等を本質的に、又は付加的に含んでいても
よい。
【0055】筐体14を構成する素材についても、この
発明の目的を損なわない範囲で、外部環境要因、所望の
強度、コスト等を考慮して決定すればよく、特に限定さ
れない。好ましくはチタン合金、アルミ合金、ステンレ
ス合金等で構成するのがよい。好適には筐体の素材を、
重量、強度、コストを考慮して、アルミ合金とするのが
よい。
【0056】ワイパー機構20のワイパーアーム22を
構成する素材についても、上述した筐体14と同様に、
選択すればよい。
【0057】ワイパーゴム26は、従来自動車用に使用
されているものを適用することができる。すなわち、ワ
イパーゴム26は、前面窓12に直接的に接して、前面
窓12表面に付着している汚れをスイープするゴム部材
26aと、ゴム部材26aを支持してワイパーゴム取付
部材24に接続されるゴム部材支持部材26bを含む。
このゴム部材支持部材26bは、ゴム部材26aを前面
窓12表面に密着させる弾性部材であることが好まし
い。好ましくはスチール等の材料で、板ばね状に形成す
るのがよいが、これに限定されるものではない。
【0058】また、このゴム部材支持部材26bは、こ
の発明の目的を損なわない範囲で、例えばゴム部材26
aを前面窓12表面に密着させるためにゴム部材26a
自体を揺動させる首振り機構等を含んでいてもよい。
【0059】伸縮部30のシャフト32は、ワイパーア
ーム22を実質的に支持する部材であるので、耐応力
性、耐摩耗性等を備えた必要十分な強度と、例えば弾性
部材36、伸縮方向調整機構34等の他の部材とのバラ
ンス等を考慮して決定すればよい。その断面形状は、耐
応力性、耐摩耗性等を考慮して、円形とするのがよい。
また、その長さは、伸縮部30全体として必要なストロ
ーク長、すなわち前面窓12の形状及びサイズに応じて
決定すればよい。
【0060】伸縮方向調整機構34は、上述した如く、
シャフト32のワイパーアーム22内での動作を長軸方
向のみにするため、すなわち動作にぶれを生じさせない
ようにするための部材である。その材質及び形状は特に
限定されないが、この発明の目的を損なわない範囲で、
特に耐摩耗性、耐久性等を考慮して決定するのがよい。
好ましくはステンレス製の角状のブロック部材とするの
がよい。
【0061】伸縮方向調整機構34に設けられる貫通孔
の径及びその形状は、シャフト32の径及び形状に応じ
て、スムーズに作動するように決定すればよい。また、
伸縮方向調整機構34の貫通孔の内壁部は、常にシャフ
ト32と接触し、作動時にはシャフト32と摺動するの
で、外部環境要因等を考慮して、この発明の目的を損な
わない範囲でオイル、グリス等の何らかの好適な潤滑シ
ステムを具えることが好ましい。メンテナンス等を考慮
すると、伸縮方向調整機構34の長軸方向の両端面側の
開孔部にオイルレスを設けるのがよい。
【0062】また、伸縮方向調整機構34は、ワイパー
アーム22内に固定部材22cにより固定される。固定
部材22cは、例えばボルト等の部材か、又は接着剤等
が挙げられるが、この発明の目的を損なわない範囲で適
宜選択すればよい。
【0063】弾性部材36は、ワイパー機構20の作動
に応じてワイパーアーム22の伸縮部30を伸縮させ
る。そして、上述したゴム部材支持部材26bと協働し
て、ゴム部材26aを前面窓12表面に密着させる役割
を果たす。従って、この弾性部材36の弾性は、ゴム部
材26aが前面窓12に密着しつつ、その表面をスムー
ズに途切れなく摺動してスイープするのに適切な範囲内
に収まるように決定するのがよい。
【0064】弾性部材36の素材は、必要な外部環境要
因に応じて、耐摩耗性、耐久性等を考慮して決定すれば
よい。
【0065】弾性部材36は、具体的には、例えばコイ
ルスプリング(コイルばね)、ねじりコイルスプリン
グ、皿ばね、板ばね、ゴムブロック、樹脂ブロック等か
ら適宜選択すればよい。好ましくは弾性部材36をスチ
ール製のコイルスプリングとするのがよい。
【0066】弾性部材調節機構38は、シャフト32上
を前後に自在に移動、すなわち前進及び後退させること
ができ、所望の位置で弾性部材36の全長を所望の長さ
に保持して固定できる機構を自体有するか、又は含んで
いれば特に限定されないが、例えばセットカラーとする
のがよい。
【0067】例えばセットカラーとシャフト32とは、
ナットとボルトとの関係と同様である。すなわち、シャ
フト32の一端側には、ボルトの先端部と同様の溝が形
成されていて、セットカラーそれ自体を回転させなが
ら、シャフト32上を前後に自在に移動させることがで
き、かつ所望の位置で弾性部材36の全長を保持して固
定することができる。このようにして、ワイパー機構2
0が前面窓12と摺動してスイープするときの前面窓1
2への圧力を好適に調節することができる。
【0068】(ワイパー機構の動作)以下、この発明の
カメラハウジングのワイパー機構20の動作を、図2及
び図5を参照してワイパー駆動機構50の構成との関係
で説明する。図5は、この発明のカメラハウジングのワ
イパー機構と伸縮部の動作を説明するための概略図であ
る。
【0069】今、ワイパーアーム22が、例えば半径R
の円筒面の中心に相当するポジションAに位置している
とする。この場合、シャフト32は、定常状態にある
か、又は多少引張力が働いている弾性部材36の作用に
より、ワイパーゴム部材26が、前面窓12の曲面部1
2aに接触している。
【0070】駆動モータ52の発生する動的な回転力
は、チェーンベルト54により、回転伝達シャフト56
に伝えられる。回転伝達シャフト56の回転力は、上部
タイミングベルト58a及び下部タイミングベルト58
bにより、上部ワイパーアーム22a及び下部ワイパー
アーム22bの回転駆動軸60に取り付けられているプ
ーリー60a及びプーリー60bそれぞれに、同期して
伝達される。
【0071】この回転駆動軸60の回転により、ワイパ
ーアーム22(22a及び22b)が、ポジションAか
らポジションBに揺動する。このポジションAからポジ
ションBまでの間の曲面部12aの曲率は一定であるの
で、回転駆動軸60と曲面部12aとの間の距離Rも一
定である。従って、このポジションA及びB間のワイパ
ーアーム22(22a及び22b)のシャフト32(図
4参照)は、前進も後退もしないので、弾性部材36と
してのコイルスプリングに加わる外力は変動しない。
【0072】回転駆動軸60がさらに回転すると、ワイ
パー機構20は前面窓の平面部12bに移行して、表面
を摺動する。平面部12bの表面と回転駆動軸60との
間の距離は、ワイパーアーム22(22a、22b)が
ポジションBからポジションCへ向かうに従って、次第
に大きくなる。そのため、ワイパーゴム26が平面部1
2b上を摺動するには、シャフト32(図4参照)に
は、その先端を外側へと引っ張る力が作用する。従っ
て、この引っ張り力は、シャフト32から弾性部材調節
機構38を経て、弾性部材36、すなわちコイルスプリ
ングに伝達され、このコイルスプリングがばね力に抗し
て収縮する。
【0073】この弾性部材36が収縮することにより、
ワイパーアーム22(22a、22b)は、ポジション
Cへとワイパーゴム26を前面窓12の平面部12bと
当接させながら、スムーズに摺動することができる。
【0074】このようにして、ワイパー機構20は、全
体として前面窓12の設置範囲内を揺動する。
【0075】さらに、駆動モータ52の回転方向を逆方
向に切り替えることでワイパー機構20の揺動方向を切
り替えることができる。この切り替えに際しては、ワイ
パーアーム22が切り替えが必要な位置、例えばポジシ
ョンCに達したことを検出するための、センサー等の何
らかの手段を具えるのがよい。この切り替えにより、弾
性部材36の復元力に従って、ワイパーゴム26を前面
窓12上に当接させながら、ワイパーアーム22をポジ
ションCからB、次いでポジションAへと逆方向に摺動
させることができる。すなわち、ワイパー機構20を前
面窓12表面に沿って往復運動させることができる。
【0076】上述したワイパーアームの構成は、単なる
好適例に過ぎず、ワイパーアームは上述した構成のみに
限定されるものではない。例えば、弾性部材36は、シ
ャフト32の終端と弾性部材調整機構38との間に設け
てもよい。また、シャフト32に対して弾性部材36を
設ける手法は、設計に応じて任意好適な手法とすればよ
い。
【0077】
【発明の効果】この発明のカメラハウジングの構成によ
れば、前面窓が平面部と曲面部とが複合して一体となっ
て構成されているので、特に旋回台式カメラのカメラハ
ウジングとして、広大なカメラ視野を確保することがで
きる。さらにカメラハウジングを小型化することができ
る。
【0078】またこの発明のワイパー機構は、簡易な構
成ながら、伸縮可能なワイパーアームを具えているの
で、ワイパーゴムは前面窓の曲面部及び平面部又はこれ
らの境界部にさえもスムーズに追従して当接することが
できる。従ってこの発明のワイパー機構のワイパーゴム
は、前面窓表面に対してほぼ一定かつ十分な圧力で摺動
することでスイープすることができるので、前面窓表面
全面の汚れを一様にかつ効率的に除去することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のワイパー装置を具えたカメラハウジ
ングを、特にワイパー機構及びその作動機構の構成がわ
かるように他の内部機構を省略した、上方からみた概略
的な部分断面図である。
【図2】この発明のカメラハウジングのワイパー機構を
説明するための概略的な断面図である。
【図3】ワイパー機構の、カメラハウジング筐体への取
付状態を示す概略的な側面図である。
【図4】この発明のカメラハウジングのワイパー機構の
うち、伸縮部の構造を説明するための概略的な断面図で
ある。
【図5】この発明のカメラハウジングのワイパー機構と
伸縮部の動作を説明するための概略的な断面図である。
【符号の説明】
10 カメラハウジング 12 前面窓 12a 曲面部 12b 平面部 14 筐体 14a 筐体屋根部 14aa、14ba ガイドレール 14b 筐体底面部 14c 背面部 14d 左側面部 14e 右側面部 16 はめ込み枠 20 ワイパー機構 22 ワイパーアーム 22a 上部ワイパーアーム 22b 下部ワイパーアーム 22c、38a 固定部材 23 ワイパーフレーム 24 ワイパーゴム取付部材 26 ワイパーゴム 26a ゴム部材 26b ゴム部材支持部材 27 ガイドローラ 27a メインローラ 27b サブローラ 28 ワイパー 30 伸縮部 32 シャフト 34 伸縮方向調整機構(ブロック部材) 35 潤滑システム 36 弾性部材 38 弾性部材調節機構 40 アーム筐体 50 ワイパー駆動機構 52 駆動モータ 52a モータ軸 52b、56a スプロケット 54 チェーンベルト 56 回転伝達シャフト 56b、56c、60a、60b プーリー 58a、58b タイミングベルト 60 回転駆動軸 62 回転力伝達機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山根 英之 北海道江別市対雁2−1 北海道電力株式 会社総合研究所内 (72)発明者 鹿野 政明 北海道札幌市東区北6条東4丁目8番地の 45 早坂理工株式会社内 Fターム(参考) 2H101 CC01 CC91 2H105 DD07 5C022 AC63 AC74 AC78

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面部と曲面部が特定方向に連接した単
    一面で形成されている前面窓を具え、 前記前面窓を清掃するためのワイパー機構を具えている
    ことを特徴とするカメラハウジング。
  2. 【請求項2】 前記ワイパー機構は、一端が回転駆動軸
    に結合された伸縮可能なワイパーアームと、 該ワイパーアームの他端に連結されていて、該ワイパー
    アームの回動に追従して前記前面窓に当接しながら摺動
    可能なワイパーとを具えていることを特徴とする請求項
    1に記載のカメラハウジング。
  3. 【請求項3】 前記ワイパーアームは、ワイパー筐体
    と、当該ワイパー筐体内にそれぞれ設けられたシャフト
    及び、前記ワイパーアームの回動に応じて、当該シャフ
    トに前進及び後退力を与える弾性手段とを具えることを
    特徴とする請求項2に記載のカメラハウジング。
  4. 【請求項4】 前記ワイパーアームが、前記弾性手段で
    ある弾性部材、潤滑システム、伸縮方向調整部材及び弾
    性部材調節機構を含む可動部を具えていることを特徴と
    する請求項3に記載のカメラハウジング。
  5. 【請求項5】 前記ワイパーは、前記シャフトの先端と
    結合されたワイパーフレームと、ワイパーゴム取付部材
    と、該ワイパーゴム取付部材に固定されたワイパーゴム
    とを具えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一
    項に記載のカメラハウジング。
  6. 【請求項6】 前記ワイパーが、さらにガイドローラを
    含むことを特徴とする、請求項5に記載のカメラハウジ
    ング。
  7. 【請求項7】 前記弾性手段をコイルばねとすることを
    特徴とする請求項3〜6のいずれか一項に記載のカメラ
    ハウジング。
  8. 【請求項8】 前記コイルばねをスチール製としたこと
    を特徴とする請求項7に記載のカメラハウジング。
  9. 【請求項9】 前記曲面部は円筒面の一部からなる透明
    部材とすることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一
    項に記載のカメラハウジング。
  10. 【請求項10】 前記曲面部は、半円弧状の円筒面を有
    する透明部材とすることを特徴とする請求項1〜8のい
    ずれか一項に記載のカメラハウジング。
  11. 【請求項11】 前記透明部材をガラスとすることを特
    徴とする請求項9又は10に記載のカメラハウジング。
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