JP2003046577A - メッセージ情報ルーティング方式 - Google Patents

メッセージ情報ルーティング方式

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JP2003046577A
JP2003046577A JP2001228148A JP2001228148A JP2003046577A JP 2003046577 A JP2003046577 A JP 2003046577A JP 2001228148 A JP2001228148 A JP 2001228148A JP 2001228148 A JP2001228148 A JP 2001228148A JP 2003046577 A JP2003046577 A JP 2003046577A
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Japan
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message
message information
network
routing
center
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Application number
JP2001228148A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Shioda
浩史 塩田
Toru Kawaguchi
徹 川口
Kozo Kobayashi
幸蔵 小林
Kazuo Kitamura
和夫 北村
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone West Corp
Nippon Telegraph and Telephone East Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone West Corp
Nippon Telegraph and Telephone East Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークからメッセージ情報を受信した
場合に、メッセージセンターに蓄積されているメッセー
ジの種類に対応した通信機器にメッセージ情報を通知す
るメッセージ情報ルーティング方式を得る。 【解決手段】 ネットワーク20から通知されるメッセ
ージ情報に含まれるメッセージセンター11、12、1
3、またはメディアをキーにルーティングを行う。ルー
ティングはキーとメッセージ情報通知先子機を対応付け
るメッセージ情報ルーティングテーブルを通信機器内に
持つことにより実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メッセージセンタ
ーから送信されたメッセージ情報を端末の通信機器に通
知するメッセージ情報ルーティング方式に関する。
【0002】
【従来の技術】現在汎用されている情報伝達の一例とし
ては、例えばネットワークにあって、メッセージセンタ
ーにメッセージが蓄積されていることを示すメッセージ
情報を端末が受信した場合、どのメッセージセンターに
メッセージが蓄積されたのか、どのメディアのメッセー
ジが蓄積されたのかをLCD等に表示し、ユーザにメッ
セージ情報の確認を促している。この場合、端末の主装
置がメッセージ情報を受信した場合、ユーザである受信
者は、メッセージ情報の内容に応じて子機へメッセージ
情報を中継(転送)することになる。
【0003】しかしながら、メッセージ情報を端末が受
信する場合、多数かつ多種多様なメッセージセンターが
ありしかも端末側でも多数かつ多種多様な主装置及び子
機からなる通信機器が存在する現在では、メッセージ情
報のルーティングは必要不可欠である。
【0004】従来、ルーティングに当たって、ルーティ
ング方式のキーは、次のようなものがある。
【0005】すなわち、第1は、図5に示すような着番
号をキーとしてルーティングを行う方式である。この方
式は、ダイヤルインサービスとも呼ばれ、着番号をキー
とするテーブルを用いたルーティングである。
【0006】図5は、メッセージセンター11,12を
有するネットワーク20が、通信回線30を介して端末
である通信機器に接続されており、この通信機器は、主
装置40及び子機(音声通話用子機42、メール対応子
機43、及びFAX子機44)からなる構造を有する。
ここでは、メッセージ情報としてはメッセージセンター
及び着番号が存在し、図5(c)に示す主装置の設定に
基づき着番号に対応してメッセージ情報通知先が決定さ
れる。即ち、図5(a)に示すように、着番号(03−
1234−0001)の場合、内線2(音声通話用子機
42)にルーティングされ、図5(b)に示すように、
着番号(03−1234−0002)の場合、内線3
(メール対応子機43)にルーティングされる。
【0007】第2は、図6に示すように、伝達能力をキ
ーとしてルーティングを行う方式である。この方式は、
ISDN回線において着信時にネットワーク20から通
信機器が受信する呼設定メッセージの内容等、呼の属性
(ここでは伝達能力)をキーとしてルーティングを行っ
ている。例えば、伝達能力が音声、3.1kHz オーデ
ィオであれば音声通話用子機42へ、伝達能力が非制限
デジタルでありかつ高位レイヤ整合性がG4FAXであ
ればG4FAX対応子機44へ、伝達能力が非制限デジ
タルであり低位レイヤ整合性がV.110であればデー
タ通信対応子機43へ、それぞれルーティングをすると
いう方式である。すなわち、図6(c)の主装置の設定
に示されるように、伝達能力が音声の場合は内線2(音
声通話子機42)にルーティングされ、伝達能力がFA
Xの場合内線4(FAX子機44)にルーティングされ
るという具合である(図6(a)(b))。
【0008】第3としては、第1の着番号の代わりに発
番号をキーとしてルーティングを行う方式もある。
【0009】なお、前述の図5、図6に示す主装置の設
定テーブルは、前記第1の着番号キー、前記第2の伝達
能力キー(前記第3の場合は発番号キー)に対し着信先
を関連付けるだけのテーブルとなっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記第
1、第2、第3のルーティングは、既述のようにメッセ
ージセンターまたはメディアと通知先子機を対応させる
ためのメッセージ情報ルーティングではない。さらに、
複数のメッセージセンターについてのメッセージ情報が
1つの発信元から送られてくる場合には、第3のルーテ
ィングは実行できない。
【0011】すなわち、メッセージセンターやメディア
によるルーティングとか、更には、単一通信回線で複数
の着番号が存する場合の通知先子機へのルーティング
は、従来実現していない。
【0012】<メッセージセンターやメディアによるル
ーティングが行われない従来例>メッセージセンターと
サービスが1対1に対応するシステムにおいて、例え
ば、図5に示すメッセージセンター11が留守番電話サ
ービス、メッセージセンター12がインターネットサー
ビスプロバイダの電子メール到着お知らせサービスで使
用される場合、メッセージセンター11のメッセージ情
報は留守メッセージを聞くことができる音声通話用子機
42に通知されるべきであり、メッセージセンター12
のメッセージ情報は電子メール対応子機43に通知され
るべきであり、サービスに対応した子機へメッセージ情
報を通知すべきである。
【0013】しかしながら、前記図5,図6に示す従来
技術では、メッセージセンターをキーとしてルーティン
グを行うことができない。この場合、メッセージセンタ
ーごとに発番号が異なるときは、この発番号を用いてメ
ッセージセンターごとのルーティングが可能であるが、
ネットワークから発番号が通知されない通信回線ではメ
ッセージセンターごとのルーティングはできない。
【0014】また、一つのメッセージセンターで複数の
メディアが蓄積可能であり、ネットワークから受信する
メッセージ情報にメディア情報が含まれる場合、メディ
ア1がボイスメール、メディア2がFAX蓄積、メディ
ア3が電子メールであった場合、メディア1の情報は音
声通話用子機、メディア2の情報はFAX子機、メディ
ア3の情報は電子メール対応子機へ通知されるべきであ
り、メディアごとにメッセージ情報をルーティングし通
知すべきである。しかしながら、前記図5,図6の従来
技術によれば、メディアをキーにルーティングを行うこ
とができない。このことは、ネットワークからメッセー
ジ情報を受信した場合に、メッセージセンターに蓄積さ
れているメッセージの種類に対応した通信機器にメッセ
ージ情報を通知することができないことを意味する。
【0015】<メッセージセンターまたはメディアと通
知先子機を対応させるためのメッセージ情報ルーティン
グテーブルを持たない従来例>ネットワークから着信が
あった場合、図5(c)、図6(c)に示すように着番
号、呼の属性または発番号と着信先とを関連付けるため
のルーティングテーブルを使用する。着信に対し着信を
知らせるために鳴動する子機は、1台とは限らず、全て
の子機を鳴動させる一斉鳴動、一部の複数の子機を鳴動
させるグルービングに代表されるように、着信に対し複
数の子機を鳴動させる必要がある。よって着信時に使用
するルーティングテーブルはキーに対し一斉鳴動、グル
ービング等の複数子機鳴動の設定がなされることが一般
的である。
【0016】従って、ネットワークへ蓄積されているボ
イスメッセージ、電子メール等の様にプライベート性の
高いメッセージの到着通知は、メッセージの届け先への
み通知されることが望ましいにもかかわらず、着信時に
使用するルーティングテーブルをメッセージ情報のルー
ティングにも使用した場合、一斉鳴動、グルービングの
設定がなされていた場合には、着信先に設定されている
全ての子機に対し通知されてしまう。
【0017】<複数の番号を持つ通信回線にて通知先子
機の対応付けができない従来例>メッセージセンターに
メッセージが蓄積されていることを示すメッセージ情報
がネットワークから通信回線に接続されている通信機器
に通知されるネットワークサービスは、番号を複数もつ
回線では番号ごとに契約可能であることが想定される。
番号ごとに使用する人を分けるもしくは番号ごとに用途
を分ける等、番号ごとにアカウントを割り当てる使用方
法をする場合、一つのメッセージ情報ルーティングテー
ブルしか通信機器にもたない場合、アカウント分けを効
率的に行うことができない。
【0018】すなわち、図7に示すように03−123
4−1111と03−1234−2222でメッセージ
センター群100,200が別々に存在もしくは契約し
ており、しかも各メッセージセンター群100,200
でのメッセージセンター11はFAX、メッセージセン
ター12は電子メールで使用している場合において、0
3−1234−1111は電子メール対応子機AでA氏
が、03−1234−2222は電子メール対応子機B
でB氏が普段使用している環境を想定する。
【0019】ここでは、メッセージセンター群は物理的
に独立している場合に限定されるものではなく、論理的
に独立している場合も含む。
【0020】この場合、03−1234−1111用メ
ッセージセンター群100のメッセージセンター12に
電子メールが蓄積されたことにより、ネットワーク20
からメッセージ情報を受信した主装置40は受信したメ
ッセージ情報を電子メール対応子機Aに通知するべきで
あり、03−1234−2222用メッセージセンター
群200のメッセージセンター12に電子メールが蓄積
されたことにより、ネットワーク20からメッセージ情
報を受信した主装置40は電子メール対応子機Bに通知
するべきである。
【0021】しかし、図7(b)に示すようにメッセー
ジ情報ルーティングテーブルを1つしかもたない場合、
いずれの番号のメッセージセンター群100、200の
メッセージセンター12に電子メールが蓄積された場合
においても、一方の電子メール対応子機へしか通知でき
ない。つまり、アカウント分けができていない。
【0022】更に、番号を複数もつ通信回線では番号ご
とに契約可能であることが想定されるため、ネットワー
クに蓄積されたメッセージを確認または取り出すために
発信する場合、どのメッセージセンター群にアクセスす
るかをネットワークに通知するために発番号の通知が必
要となることがある。
【0023】すなわち、図8にあって、メッセージセン
ター群100、200のそれぞれのメッセージセンター
12に電子メールが蓄積された場合、図8(b)に示す
メッセージ情報ルーティングテーブルによりそれぞれメ
ッセージ情報は電子メール対応子機A、Bに通知され
る。
【0024】しかし、この通知により電子メールを確認
するために電子メール対応子機Aもしくは電子メール対
応子機Bから発信した場合、図8(b)に示すような設
定が主装置でされていると、従来技術では発信時にダイ
ヤルインテーブルを使用してネットワークへ通知する発
番号を決定することから、ネットワーク20へ通知され
る発番号は、電子メール対応子機Aもしくは電子メール
対応子機Bから発信した場合共に03−1234−11
11用メッセージセンター群100にアクセスすること
になり、03−1234−2222用のメッセージセン
ター群に蓄積されている電子メールを確認することがで
きない。
【0025】本発明は、上述の問題に鑑み発明されたも
ので、ネットワークから通知されるメッセージ情報を受
信した場合に、メッセージセンターに蓄積されているメ
ッセージの種類に対応した通信機器にメッセージ情報を
通知するようにしたメッセージ情報ルーティング方式を
提供することを目的とする。
【0026】更に、本発明は、メッセージセンターと子
機とを対応づけるようにしたメッセージ情報ルーティン
グ方式を提供することを目的とする。
【0027】また、本発明は、メッセージ情報を受信し
た子機からメッセージを確認するために発信した場合
に、メッセージ情報を受信したメッセージセンター群に
アクセス可能とするようにしたメッセージ情報ルーティ
ング方式を提供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明は、複数のメッセージセンタ
ーにメッセージが蓄積されており、前記メッセージセン
ターのメッセージ情報がネットワークから通信回線を介
して主装置及び子機からなる通信機器に通知される場
合、この通信機器では、前記ネットワークから受信した
前記メッセージ情報を前記メッセージセンターをキーに
ルーティングし所望の子機に通知することを要旨とす
る。
【0029】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
発明において、前記通信機器では、更に前記メッセージ
センターと通知先の子機とを対応させるメッセージ情報
ルーティングテーブルを有することを要旨とする。
【0030】請求項3記載の本発明は、一つのメッセー
ジセンターに複数のメディアが蓄積されており、前記メ
ッセージセンターのメッセージ情報がネットワークから
通信回線を介して主装置及び子機からなる通信機器に通
知される場合、この通信機器では、前記ネットワークか
ら受信した前記メッセージ情報を前記メディアをキーに
ルーティングし所望の子機に通知することを要旨とす
る。
【0031】請求項4記載の本発明は、請求項3記載の
発明において、前記通信機器では、更に前記メディアと
通知先の子機とを対応させるメッセージ情報ルーティン
グテーブルを有することを要旨とする。
【0032】請求項5記載の本発明は、請求項2又は4
記載の発明において、一つの前記通信回線に複数の番号
を持つ場合、番号別に前記メッセージ情報ルーティング
テーブルを有することを要旨とする。
【0033】請求項6記載の本発明は、請求項2又は4
記載の発明において、一つの前記通信回線に複数の着番
号を持つ場合、着番号別に前記メッセージ情報ルーティ
ングテーブルを有し、しかも前記ネットワークに蓄積さ
れたメッセージを確認するために前記通信機器から発信
する場合、前記着番号からネットワークに蓄積されたメ
ッセージを確認するための発信であることを前記通信機
器が自動的に検出し、発信元の子機へのルーティングの
ためのメッセージ情報ルーティングテーブルを検索し、
前記ネットワークに対し、当該検索されたメッセージ情
報ルーティングテーブルに対応する着番号を発番号とし
て通知することを要旨とする。
【0034】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1乃至
図4を参照して説明する。図1は、メッセージセンター
をキーにルーティングする例を示す。 図1(a)にお
いて、メッセージセンター11、12、13を備えるネ
ットワーク20は、通信回線30を介して端末に接続さ
れている。この端末を構成する通信機器は通信回線30
に接続される主装置40のほかに、音声通話用コードレ
ス子機42、電子メール対応コードレス子機43、主装
置40のアナログポートに接続されているアナログ回線
用FAX子機44の4通信機器で構成されている。
【0035】ここで、メッセージセンター11は音声
に、メッセージセンター12は電子メールに、メッセー
ジセンター13はFAXに、それぞれ対応してメッセー
ジが蓄積される。すなわち、メッセージセンター11が
通信事業者等が提供する留守番電話サービス、メッセー
ジセンター12はインターネットサービスプロバイダ等
が提供する電子メール到着お知らせサービス、メッセー
ジセンター13はFAX蓄積サービスを提供する。この
場合、実際のメッセージの種類は、メッセージセンター
11はボイスメール、メッセージセンター12は電子メ
ール、メッセージセンター13はFAXである。
【0036】主装置40はネットワーク20から、通信
事業者のボイスメールとインターネットサービスプロバ
イダの電子メールが蓄積されているという旨を示す「メ
ッセージセンター11蓄積有り、メッセージセンター1
2蓄積有り」のメッセージ情報を受信した場合、通信事
業者からの情報すなわちボイスメールが蓄積されている
ことは音声通話用子機42に、インターネットサービス
プロバイダからの情報すなわち電子メールが蓄積されて
いることは電子メール対応子機43にそれぞれ通知すべ
きである。
【0037】ここで、通信機器の主装置40では、図1
(c)に示すメッセージ情報ルーティングテーブルを有
し、このテーブルでは、メッセージセンター名(センタ
ー11、センター12、センター13)に対し、メッセ
ージ情報通知先(内線2、内線3、内線4)がそれぞれ
対応づけて設定されている。そして、図1(c)のテー
ブルに示すとおり主装置40にてメッセージ情報をメッ
セージセンターをキーにしてメッセージ情報通知先のル
ーティングを行えば、蓄積されているメッセージに対応
する子機へメッセージ情報がルーティングされる。すな
わち、メッセージセンター11に蓄積されているという
メッセージ情報は内線2の音声通話用子機42に、メッ
セージセンター12に蓄積されているというメッセージ
情報は内線3のメール対応子機43に、メッセージセン
ター13に蓄積されているというメッセージ情報は内線
4のFAX子機44に、それぞれルーティングされる。
このことにより、メッセージが蓄積されているという表
示をしている子機からメッセージ受信操作を行うことが
でき、自然なマンマシンインターフェースを得ることが
できる。
【0038】図1(b)は、メッセージセンター12,
13に対応して「メッセージセンター12蓄積有り、メ
ッセージセンター13蓄積有り」のメッセージ情報を受
信した場合の例を示している。すなわち、図1(c)に
示す主装置40のテーブルに基づき、メッセージセンタ
ー12に蓄積されているというメッセージ情報は内線3
のメール対応子機43に、メッセージセンター13に蓄
積されているというメッセージ情報は内線4のFAX子
機44に、それぞれルーティングされる図2は、メディ
アをキーにルーティングする例を示す。
【0039】ネットワーク20内の一つのメッセージセ
ンター10にて複数のメディアのメッセージを蓄積可能
な場合、図1に示すメッセージセンター別のルーティン
グではメッセージに対応する子機へのメッセージ情報の
通知ができない。この場合には、メディアをキーにルー
ティングを行うことによりメッセージに対応する子機へ
のメッセージ情報の通知が可能である。
【0040】通信機器は図1と同様、通信回線に接続さ
れる主装置40のほかに、音声通話用コードレス子機4
2、電子メール対応コードレス子機43、主装置40の
アナログポートに接続されているアナログ回線用FAX
子機44の4通信機器で構成されている。
【0041】メッセージセンター10では、ボイスメー
ル、電子メール、FAX3つのメディアを蓄積すること
ができ、メディア1がボイスメール、メディア2が電子
メール、メディア3はFAXとなっている。
【0042】図2(a)において、主装置40はネット
ワーク20から、メッセージセンター10にボイスメー
ルと電子メールが蓄積されているという旨を示す「メッ
セージセンター10のメディア1蓄積有り、メディア2
蓄積有り」のメッセージ情報を受信した場合、ボイスメ
ールが蓄積されていることは音声通話用子機42に、電
子メールが蓄積されていることは電子メール対応子機4
3に通知すべきである。
【0043】ここで、通信機器の主装置40では、図2
(c)に示すメッセージ情報ルーティングテーブルを有
し、このテーブルでは、メディア名(メディア1、メデ
ィア2、メディア3)に対し、メッセージ情報通知先
(内線2、内線3、内線4)がそれぞれ対応づけて設定
されている。そして、図2(c)のテーブルに示すとお
り主装置40でメッセージ情報をメディアをキーにした
ルーティングを行えば、蓄積されているメッセージに対
応する子機へメッセージ情報がルーティングされる。
【0044】すなわち、メディア1のメッセージが蓄積
されているというメッセージ情報は内線2の音声通話用
子機42に、メディア2のメッセージが蓄積されている
というメッセージ情報は内線3のメール対応子機43
に、メディア3のメッセージが蓄積されているというメ
ッセージ情報は内線4のFAX子機44に、それぞれル
ーティングされる。このことにより、メッセージが蓄積
されているという表示をしている子機からメッセージ受
信操作を行うことができ、自然なマンマシンインターフ
ェースを提供することができる。
【0045】図2(b)は、メッセージセンター10か
ら「メディア2蓄積有り、メディア3蓄積有り」のメッ
セージ情報を受信した場合の例を示している。すなわ
ち、図2(c)に示す主装置40のテーブルに基づき、
メディア2のメッセージが蓄積されているというメッセ
ージ情報は内線3のメール対応子機43に、メディア3
のメッセージが蓄積されているというメッセージ情報は
内線4のFAX子機44に、それぞれルーティングされ
る。
【0046】以上の例においては、子機が、メッセージ
情報を受信すると、自動的にメッセージの受信を開始す
る機能を持っている場合、例えば、電子メールが蓄積さ
れているというメッセージ情報を受信した場合に自動的
に電子メールの受信動作を開始する機能や、FAXが蓄
積されているというメッセージ応報を受信した場合に自
動的にFAXの受信動作を開始する機能を持つ子機の場
合、受信できないメディアのメッセージ情報を受信する
ことがないため、無駄な自動発信を防ぐことができる。
【0047】ダイヤルインサービス情報ルーティングテ
ーブルを持った場合のルーティングの実施例を図3に示
す。
【0048】図3において、ネットワーク20内には、
メッセージセンター11,12をそれぞれ有する03−
1234−1111用メッセージセンター群100及び
03−1234−2222用メッセージセンター群20
0を備え、ネットワーク20は通信回線30を介して端
末である通信機器に接続されている。この通信機器は、
ここでは、主装置40、電子メール対応子機43−1
(電子メール対応子機A)、43−2(電子メール対応
子機B)、及びFAX子機44からなる構造を例示す
る。
【0049】ここで、各メッセージセンター群100,
200のメッセージセンター11は電子メールが蓄積さ
れ、メッセージセンター12はFAXが蓄積される。
【0050】通信機器の主装置40が、メッセージ情報
として「着番号:03−1234−1111,メッセー
ジセンター11蓄積あり」及び「着番号:03−123
4−2222,メッセージセンター11,12蓄積あ
り」を受信した場合、メッセージセンター群100の電
子メールは、電子メール対応子機43−1通知され、メ
ッセージセンター200の電子メールは電子メール対応
子機43−2に通知されると共に、FAXはFAX子機
44に通知されるべきである。
【0051】ここで、通信機器の主装置40では、図3
(b)に示すように着番号ごとにメッセージ情報ルーテ
ィングテーブルを有し、着番号:03−1234−11
11のテーブルでは、メッセージセンター名(メッセー
ジセンター11、メッセージセンター12)に対し、メ
ッセージ情報通知先(内線2、内線4)がそれぞれ対応
づけて設定され、着番号:03−1234−2222の
テーブルでは、メッセージセンター名(メッセージセン
ター11、メッセージセンター12)に対し、メッセー
ジ情報通知先(内線3、内線4)がそれぞれ対応づけて
設定されている。
【0052】そして、図3(b)のテーブルに示すとお
り主装置40にて着番号ごとに区別して、メッセージ情
報をメッセージセンターをキーにしてメッセージ情報通
知先のルーティングを行えば、蓄積されているメッセー
ジに対応する子機へメッセージ情報がルーティングされ
る。
【0053】すなわち、番号:03−1234−111
1用のテーブルを用いて、メッセージセンター11に蓄
積されているというメッセージ情報は内線2の電子メー
ル対応子機43−1に、メッセージセンター12に蓄積
されているというメッセージ情報は内線4のFAX子機
44に、それぞれルーティングされる。また、番号:0
3−1234−2222用のテーブルを用いて、メッセ
ージセンター11に蓄積されているというメッセージ情
報は内線3の電子メール対応子機43−2に、メッセー
ジセンター12に蓄積されているというメッセージ情報
は内線4のFAX子機44に、それぞれルーティングさ
れる。
【0054】こうして、番号を複数もつ通信回線でも主
装置40の設定として番号ごとのルーティングテーブル
を備えることにより、番号ごとにアカウントを割り当て
る使用方法が可能となる。つまり、メッセージセンター
と子機とを対応づけることができる。
【0055】次に、図3の構造を踏まえてネットワーク
に蓄積されたメッセージを確認または取り出すために発
信する場合、子機からの発信を検出した時に主装置40
が行う制御の実施例を図4に示す。図4(a)は制御フ
ローチャートであり、主装置40がステップS1にて子
機からの発信を検出すると、ステップS2にて子機から
通知された着番号を確認する。ステップS3の判断でメ
ッセージ確認用番号と等しい場合はメッセージ確認のた
めの発信と判断する(ステップS4)。メッセージ確認
のための発信と判断された場合、主装置40は、図4
(b)に示すメッセージ情報ルーティングテーブルを検
索することにより発番号を決定し(ステップS5)、ネ
ットワーク20に発信を行いこのとき決定した発番号を
通知する(ステップS6)。
【0056】この場合、ステップS5における発番号の
決定方法としては、ルーティングテーブルにあって、発
信した子機が設定されているメッセージ情報通知先を順
に検索する。そして、最初に検索されたテーブルの発番
号をネットワークに通知する発番号とする。図4(b)
にて例示すれば、内線3の子機から発信した場合、テー
ブルの検索を行ってメッセージ情報通知先の内線3から
番号:03−1234−2222を割り出し、これを発
番号に決定する。このようにして、メッセージ情報を受
信したメッセージセンター群にアクセス可能となる。
【0057】なお、ステップS3にて着番号とメッセー
ジ確認用番号が等しくないとき、ステップS7にて通常
の発信と判断し、ダイヤルインテーブルから発番号を決
定し(ステップS8)、通常の発信動作を行う(ステッ
プS9)。
【0058】図3、図4の説明では、メッセージ情報と
して、番号とメッセージセンターの蓄積の有無に関して
述べたが、番号とメディアの蓄積に関しても同様にアカ
ウント分けや子機からの発信によるメッセージの確認が
可能である。この場合、ルーティングテーブルのメッセ
ージセンター名の代わりにメディア名がキーとなる。
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ネットワークから通知されるメッセージ情報に含まれる
メッセージセンターの情報及びメディアの情報からメッ
セージセンター、メディアをキーにメッセージ情報をル
ーティングすることにより、蓄積されているメッセージ
の内容に対応した通信機器にメッセージ情報を通知する
ことが可能となる。またメッセージ情報ルーティングテ
ーブルを通信機器に持つことにより実現が可能となる。
更には、番号ごとにメッセージ情報ルーティングテーブ
ルを通信機器に持つことにより、アカウント分けを効率
的に行うことができる。
【0059】これらのことはメッセージが蓄積されてい
るという表示をしている子機からメッセージ受信操作を
行うことができ、自然なマンマシンインターフェースを
提供できるだけでなく、子機が受信できないメディアの
メッセージ情報を受信することがないため、無駄な自動
発信を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例であり、メッセージセ
ンターをキーにルーティングを行う例の説明図である。
【図2】本発明の実施形態の一例であり、メディアをキ
ーにルーティングを行う例の説明図である。
【図3】メッセージ情報ルーティングテーブルを番号ご
とにもつことによりアカウント分けが可能となる実施例
の説明図である。
【図4】子機が発信した場合に主装置が行う制御方法の
説明図である。
【図5】従来技術の一例であり、着番号をキーにルーテ
ィングを行う例の説明図である。
【図6】従来技術の一例であり、呼の属性によりルーテ
ィングを行う例の説明図である。
【図7】一つのメッセージ情報ルーティングテーブルし
か通信機器に持たない場合にアカウント分けを効率的に
行うことができない従来例の説明図である。
【図8】メッセージ情報を受信した子機からネットワー
クに蓄積されているメッセージを確認した場合に、確認
できない従来例の説明図である。
【符号の説明】
10、11、12、13 メッセージセンター 20 ネットワーク 30 通信回線 40 主装置 42 音声通話用子機 43,43−1,43−2 メール対応子機 44 FAX子機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川口 徹 大阪府大阪市中央区馬場町3番15号 西日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 小林 幸蔵 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 東日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 北村 和夫 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 東日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K015 GA02 GA05 GA10 5K024 AA71 DD03 DD04 GG03 GG05 5K030 GA19 HA08 HB01 HB02 HB04 HC01 HC02 HC09 HD03 JL01 JL07 JT01 JT03 JT09 LB05 5K101 LL01 MM07 NN01 NN11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のメッセージセンターにメッセージ
    が蓄積されており、前記メッセージセンターのメッセー
    ジ情報がネットワークから通信回線を介して主装置及び
    子機からなる通信機器に通知される場合、この通信機器
    では、前記ネットワークから受信した前記メッセージ情
    報を前記メッセージセンターをキーにルーティングし所
    望の子機に通知するメッセージ情報ルーティング方式。
  2. 【請求項2】 前記通信機器では、更に前記メッセージ
    センターと通知先の子機とを対応させるメッセージ情報
    ルーティングテーブルを有することを特徴とする、請求
    項1記載のメッセージ情報ルーティング方式。
  3. 【請求項3】 一つのメッセージセンターに複数のメデ
    ィアが蓄積されており、前記メッセージセンターのメッ
    セージ情報がネットワークから通信回線を介して主装置
    及び子機からなる通信機器に通知される場合、この通信
    機器では、前記ネットワークから受信した前記メッセー
    ジ情報を前記メディアをキーにルーティングし所望の子
    機に通知するメッセージ情報ルーティング方式。
  4. 【請求項4】 前記通信機器では、更に前記メディアと
    通知先の子機とを対応させるメッセージ情報ルーティン
    グテーブルを有することを特徴とする、請求項3記載の
    メッセージ情報ルーティング方式。
  5. 【請求項5】 一つの前記通信回線に複数の番号を持つ
    場合、番号別に前記メッセージ情報ルーティングテーブ
    ルを有することを特徴とする、請求項2又は4記載のメ
    ッセージ情報ルーティング方式。
  6. 【請求項6】 一つの前記通信回線に複数の着番号を持
    つ場合、着番号別に前記メッセージ情報ルーティングテ
    ーブルを有し、しかも前記ネットワークに蓄積されたメ
    ッセージを確認するために前記通信機器から発信する場
    合、前記着番号からネットワークに蓄積されたメッセー
    ジを確認するための発信であることを前記通信機器が自
    動的に検出し、発信元の子機へのルーティングのための
    メッセージ情報ルーティングテーブルを検索し、前記ネ
    ットワークに対し、当該検索されたメッセージ情報ルー
    ティングテーブルに対応する着番号を発番号として通知
    することを特徴とする、請求項2又は4記載のメッセー
    ジ情報ルーティング方式。
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