JP2003045246A - 複合同軸ケーブル - Google Patents

複合同軸ケーブル

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Publication number
JP2003045246A
JP2003045246A JP2001234708A JP2001234708A JP2003045246A JP 2003045246 A JP2003045246 A JP 2003045246A JP 2001234708 A JP2001234708 A JP 2001234708A JP 2001234708 A JP2001234708 A JP 2001234708A JP 2003045246 A JP2003045246 A JP 2003045246A
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JP
Japan
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coaxial
coaxial cable
units
coupling
composite
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001234708A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Nishikawa
亮 西川
Akitsugu Ono
晃嗣 小野
Takashi Kaneko
隆 金子
Akito Futaboshi
明登 二星
Katsuhisa Kimura
勝久 木村
Itsuro Kasabo
逸郎 笠坊
Kazufumi Unoda
和史 卯ノ田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の同軸ケーブルを一度に布設して布設の作
業性の向上及び布設費用の削減を図り、また、端末処理
においては、同軸ケーブルを1本として取り扱うことが
できる。 【解決手段】内部導体と、絶縁体と、外部導体とを有す
る複数の同軸ユニットを、互いに平行に並列した状態に
配置し、これら全体を結合被覆により一体に連結してな
り、該結合被覆は、それぞれの同軸ユニットを覆う部分
の間に結合部を有し、かつ該結合部は、長手方向に間欠
的に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、携帯電話用アンテ
ナ基地局の、アンテナと基地局装置とを結ぶアンテナ給
電線として使用される複合同軸ケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、給電用の同軸ケーブルとしては、
図4に示すように、内部導体41と、絶縁体42と、外
部導体43と、外部被覆44とからなる同軸ケーブルが
用いられている。そして、鉄塔の上部に設けられた通信
用アンテナと地上に設けられた基地局装置とを結ぶアン
テナ給電線として使用されている。
【0003】この給電用の同軸ケーブルは、送信用、受
信用それぞれ1本ずつ、合わせて2本1組で使用され、
通常一基地局において複数組設けられるため、一基地局
あたり複数本の同軸ケーブルが使用されることになる。
【0004】また昨今の携帯電話加入者数の増大に伴
い、基地局の数や一基地局あたりに使用される同軸ケー
ブルの数も増加の傾向にある。そしてケーブルの増設に
あたっては、同軸ケーブルを1本ずつ布設する必要があ
り、その分、布設作業時間及び布設費用がかかり、ま
た、一基地局あたりに設けられる同軸ケーブルが増える
と、アンテナ側と装置側での配線間違いなども起こる可
能性があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解決するためになされたもので、複数の同軸ユニット
を一括して結合被覆で覆い、端末の接続部分以外では、
複数本の同軸ケーブルを1本のケーブルとして取り扱え
るようにして、布設の作業性の向上及び費用の削減を図
り、コネクタが取り付けられる端末部分では、1本の同
軸ケーブルとして取り扱えるようにすることを課題とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る複合同軸ケ
ーブルは、内部導体と、絶縁体と、外部導体とを有する
複数の同軸ユニットを、互いに平行に並列した状態に配
置し、これら全体を結合被覆により一体に連結し、該結
合被覆は、それぞれの同軸ユニットを覆う部分の間に結
合部を有し、かつ該結合部は長手方向に間欠的に設けら
れている。
【0007】また、前記結合被覆は、断面8字形もしく
はめがね形に形成している。さらに、前記結合部には、
分離用の切り込みが形成されていたり、薄肉の部分を有
していてもよい。
【0008】
【作用】上記の複合同軸ケーブルは、互いに並列配置さ
れた複数の同軸ユニットの外周を、結合被覆で全長にわ
たって覆っているため、複数の同軸ケーブルが並列した
状態に一体に結合されていることになり、複数の同軸ケ
ーブルが1本のケーブルのように扱うことができ、効率
的な布設作業が可能となり、また配線間違いなども起こ
りにくくなる。
【0009】また、同軸ユニットを覆う部分の間に結合
部が、長手方向に間欠的に設けられていることで、分離
する際の切断長を短くでき、同軸ユニットを簡単に分離
することができる。また、コネクタを取り付ける作業
も、複合同軸ケーブルを結合部のない部分で切断しコネ
クタを取り付けるようにすれば、連結部分の除去をする
ことがなく、1本の同軸ケーブルとほとんど同様に行う
ことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1及び図2は、本発明に係る複
合同軸ケーブルの斜視図を示す。
【0011】同図において、2は同軸ユニットであっ
て、内部導体21と、絶縁体22と、外部導体23から
なり、図4に示した従来の同軸ケーブルから外部被覆を
除いたものである。3は結合被覆であって、それぞれの
同軸ユニットを被覆する被覆3a,3bと、両者を結合
する結合部3cとからなる。
【0012】内部導体21は銅のパイプ、絶縁体22は
高発泡ポリエチレン、外部導体23は、銅のリング状波
付管からなっている。
【0013】結合被覆3は、2本の同軸ユニット2,2
とを互いに平行に並列した状態に結合するものである。
図示例では、この結合被覆3は、ポリエチレン樹脂によ
り、断面形状が8字形もしくはめがね形に成形されてい
て、それぞれの同軸ユニット2,2を筒状に覆う被覆部
3a,3bと、これら両部分の間の結合部3cとからな
る。
【0014】この結合部3cは、長手方向に間欠的に設
けられており、一般の切断工具で切断できるように形成
されている。本実施形態では、結合部3cのケーブル長
手方向の長さは約50mmとしたが、20mm〜100
mmとすることができる。また、空隙部のケーブル長手
方向の長さは約500mmとしたが、200mm〜10
00mmとすることができる。結合部3cのケーブル断
面方向の長さは1mm〜2mmである。
【0015】なお、結合部3cには、引き裂きを容易に
するために、ケーブル長さ方向に沿って切り込みを形成
したり、薄肉の部分を設けておくもよく、そうすれば、
2本の被覆付き同軸ユニット(同軸ケーブル)をさらに
容易に引き裂いて分離することができる。さらに、引き
裂き時に無理な力がシースに加わる前に、結合部が分離
されるため、シースに傷がつくということもない。
【0016】ところで、上記実施形態では、複合同軸ケ
ーブル1は、同じ外径の同軸ユニット2,2を2本一括
被覆した例を示したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、図3に示すように、それぞれ内部導体21
と、絶縁体22と、外部導体23とを有する径の異なる
同軸ユニット2,2を2本並列配置し、結合被覆3で一
括被覆してもよい。この構成は、アンテナの送受信エリ
アや、アンテナと基地局装置との距離の関係などによっ
て、同軸ケーブルの外径を変化させたい場合などがあ
り、このようなときのシステムの要求に対し、柔軟に対
応することが可能となる。
【0017】また、上記同軸ユニットは2本に限定され
るものでもなく、同軸ユニット2…を3本以上複数本、
結合被覆3で一括被覆してもよい。
【0018】上記の実施形態では、内部導体として銅の
パイプの場合を例示したが、これ以外に、軟銅線や銅の
らせん管等であってもよい。また、絶縁体としては高発
泡ポリエチレン以外にも、通常の発泡ポリエチレンや充
実型ポリエチレン等を用いてもよい。さらに外部導体と
しては、銅のリング状波付管以外に、銅のらせん状波付
管、銅のフラットパイプ等であってもよく、また材質と
してアルミ等を用いてもよい。すなわち、内部導体、絶
縁体、外部導体としては、通常同軸ケーブルとして使用
されている構造、材質のものが適用可能である。
【0019】図5は本発明に係る複合同軸ケーブル1の
布設状況を示す模式図である。同図に示すごとく、複合
同軸ケーブル1は鉄塔5の上部に設けられた通信用アン
テナ6…、及び地上に設けられた基地局装置7とを結ぶ
給電線として用いられ、両端末の接続個所では、結合被
覆の結合部に切断工具等により切れ目を入れて、2本の
被覆付き同軸ユニット(同軸ケーブル)4…に引き裂
き、それぞれの同軸ケーブルを所要の場所に接続すれば
よい。またこの時、複合同軸ケーブルを結合部のない部
分で切断しコネクタを取り付けるようにすれば、連結部
分の除去をすることがなく、1本の同軸ケーブルとほと
んど同様に行うことができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明の複合同軸ケ
ーブルは、複数の同軸ケーブルを長さ方向に沿って一体
化したもので、従来別個に布設していた複数の同軸ケー
ブルを、1本のケーブルとして扱うことができ、そのた
め、布設コストをかけずに効率よく布設作業を行うこと
ができ、また配線間違い等も起こりにくい。
【0021】また、同軸ケーブル同士の結合部材とし
て、断面形状が8字形もしくはめがね形の結合被覆を用
いているので、ケーブルの保護が確実で強固になるほ
か、端末で別個に処理するところでは、結合部を引き裂
くことで容易に分離することができるので、支障なく端
末処理を行うことができる。さらにコネクタ取り付けの
際、複合同軸ケーブルを結合部のない部分で切断しコネ
クタを取り付けるようにすれば、連結部分の除去をする
ことがなく、1本の同軸ケーブルとほとんど同様に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複合同軸ケーブル端部の斜視図で
ある。
【図2】本発明に係る複合同軸ケーブルの斜視図であ
る。
【図3】本発明の別の実施形態に係る複合同軸ケーブル
の断面図である。
【図4】従来の同軸ケーブルの平面図である。
【図5】アンテナ、基地局間のケーブル布設状態を示す
模式図である。
【符号の説明】
1 複合同軸ケーブル 2 同軸ユニット 21 内部導体 22 絶縁体 23 外部導体 3 結合被覆 3c 結合部
フロントページの続き (72)発明者 金子 隆 東京都千代田区丸の内3丁目4番1号 新 国際ビル 三菱電線工業株式会社東京事務 所内 (72)発明者 二星 明登 福井県福井市白方町37字石塚割6−1 三 菱電線工業株式会社福井製作所内 (72)発明者 木村 勝久 兵庫県尼崎市東向島西之町8番地 三菱電 線工業株式会社内 (72)発明者 笠坊 逸郎 兵庫県尼崎市東向島西之町8番地 三菱電 線工業株式会社内 (72)発明者 卯ノ田 和史 兵庫県尼崎市東向島西之町8番地 三菱電 線工業株式会社内 Fターム(参考) 5G309 HA03 5G319 FB01 FC37

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部導体と、絶縁体と、外部導体とを有
    する複数の同軸ユニットを、互いに平行に並列した状態
    に配置し、これら全体を結合被覆により一体に連結して
    なり、該結合被覆は、それぞれの同軸ユニットを覆う部
    分の間に結合部を有し、かつ該結合部は、長手方向に間
    欠的に設けられていることを特徴とする複合同軸ケーブ
    ル。
  2. 【請求項2】 前記結合被覆は、断面8字形もしくはめ
    がね形であることを特徴とする請求項1記載の複合同軸
    ケーブル。
  3. 【請求項3】 前記結合部には、分離用の切り込みが形
    成されていることを特徴とする請求項1または2記載の
    複合同軸ケーブル。
  4. 【請求項4】 前記結合部には、薄肉の部分を有してい
    ることを特徴とする請求項1または2記載の複合同軸ケ
    ーブル。
JP2001234708A 2001-08-02 2001-08-02 複合同軸ケーブル Pending JP2003045246A (ja)

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