JP2003044986A - 運行バスの位置監視方法およびシステム - Google Patents

運行バスの位置監視方法およびシステム

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JP2003044986A
JP2003044986A JP2001227841A JP2001227841A JP2003044986A JP 2003044986 A JP2003044986 A JP 2003044986A JP 2001227841 A JP2001227841 A JP 2001227841A JP 2001227841 A JP2001227841 A JP 2001227841A JP 2003044986 A JP2003044986 A JP 2003044986A
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Hiroto Kokubo
広人 小窪
Isao Sakakibara
伊佐夫 榊原
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Toshiba Corp
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Toshiba Engineering Corp
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】路線を運行中の運行バスが、全路線に設けられ
る複数のバス停(またはバス停に相当する場所)に順次
入った(到着または通過した)かどうかの点を全体シス
テムの中で確認し、全体的システムとして非常時の対応
がより合理的で且つ安価な運行バス位置監視方法および
システムを提供すること。 【解決手段】運行バスの全路線に設けられる複数のバス
停の緯度および経度を予め決定し、この緯度および経度
を運行バスの車載サーバで記憶すると共に、前記運行バ
スが前記複数のバス停の所定エリア内に入ったことによ
り、この運行バスに搭載する測位システムによる実測位
置データをバス停到着位置情報として運行バス管理セン
ターへ自動的に送信し、運行バス管理センターは、前記
運行バスからのバス停到着位置情報を受けて、その時の
運行バスの位置を監視する運行バス位置監視方法および
システムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運行バス路線に沿
って走行する複数の運行バスの運行状況を、GPS等の
測位システムを用いて監視するシステムに係り、特にバ
ス停留所に監視ポイントを置き、運行バスが所定のバス
停留所へ入るタイミングを捉えて、運行バスの現在位置
を監視する運行バスの位置監視方法およびシステムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の運行バスの現在位置を監
視する方法およびシステムとして、所定の路線を運行中
の運行バスに対して、運行バス管理センターの方から電
話回線等の通信手段を用いて、直接対象とする運行バス
へ現在位置を定期的あるいは随時に聞きに行くという手
法をとっていた。
【0003】このため、本来必要とする各運行バスのバ
ス停留所またはバス停留所に相当する場所(以下、バス
停という。)へ確実に入った(進入または通過した)か
どうかの情報がタイムリーに得られなかったり、また、
多数の運行バスを走行させている路線の場合には、通信
手段における通信料が相応に嵩むという欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の点に
鑑みてなされたもので、複数の路線を運行中の運行バス
が、各路線に設置される複数のバス停留所に順次入った
(進入または通過した)かどうかの点に位置監視の重点
を置き、運行中バス情報を運行バス管理センターで監視
し得る運行バスの位置監視方法およびシステムを提供す
ることを主な目的とする。
【0005】また、本発明にかかる運行バスの位置監視
方法およびシステムは、複数の運行バスが、それぞれ運
行中の位置情報を相互にやり取りできるようにして、運
行バスのトラブル発生等の非常時に運行バス相互に適切
に現場監視できるようにすることを目的とする。
【0006】更に、本発明に係る運行バスの位置監視方
法およびシステムは、運行バスの位置と時刻を同時に運
行バス管理センターの表示装置により一元的に表示して
管理し、各運行バスの運行状況を即座に監視できるよう
にし、各路線における運行バス監視システムとしてスピ
ーディ且つ適正な運行に寄与することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、運行バスの各路線に設置し
た複数のバス停留所の緯度および経度を予め決定し、こ
の緯度および経度を運行バスに搭載した記憶装置で記憶
するステップと、前記運行バスがバス停留所毎に一定の
面積を画定する所定のエリア内に入った時、運行バスの
測位システムにより得た実測位置データと、前記バス停
留所に対応した前記運行バスの管理位置データを比較照
合するステップと、運行バスの実測位置と管理位置デー
タを比較照合した結果、合致すると判断したとき、その
合致するバス停到着位置情報を運行バスより運行バス管
理センターへ送信するステップと、前記バス停到着位置
情報を受けて、その時の運行バスの現在位置を前記運行
バス管理センターで監視するステップとを有することを
特徴とする運行バスの位置監視方法を提供する。
【0008】したがって、運行バス管理センターとし
て、運行バスの監視上必要とするバス停に入ったという
情報が得られる運行バス位置監視方法を提供できる。
【0009】また、請求項4記載の発明は、運行バスの
各路線に設置した複数のバス停留所の緯度および経度を
予め決定し、この緯度および経度を運行バスの管理位置
データとして運行バスに搭載した記憶装置で記憶するス
テップと、運行バスがバス停留所の所定エリア内に入っ
たことにより、運行バスの測位システムにより得ている
実測位置データと、このバス停留所に対応した運行バス
の管理位置データを比較照合するステップと、運行バス
の実測位置と管理位置データを比較照合した結果、合致
すると判断したとき、この合致したバス停到着位置情報
を運行バスより運行バス管理センターへ送信するステッ
プと、運行バス管理センターは、前記バス停到着位置情
報を受けて、その時の運行バスの現在位置を監視し、且
つこの現在位置を同路線を運行する他の運行バスへ通報
するステップとを有することを特徴とする運行バスの位
置監視方法を提供する。
【0010】したがって、各運行バスが、各運行バス実
測位置情報を共有しながら運行することができ、緊急時
等において適正に現場対応できる運行バス位置監視方法
を提供できる。
【0011】更にまた、請求項5記載の発明は、運行バ
スの全路線に設置した複数のバス停留所の緯度および経
度を予め決定し、この緯度および経度を運行バスの管理
位置データとして運行バスに搭載した記憶装置で記憶す
るステップと、同時運行する複数の運行バスが前記複数
のバス停留所のそれぞれの所定エリア内に入ったことに
より、運行バスの測位システムにより得ている実測位置
データと、このバス停留所に対応した運行バスの管理位
置データを比較照合するステップと、前記運行バスの実
測位置データと管理位置データを比較照合した結果、合
致したと判断したとき、この合致するバス停到着位置情
報を運行バスより運行バス管理センターへ送信するステ
ップと、運行バス管理センターは、各運行バス停到着位
置情報を受けて、現在位置を同時に表示装置により表示
し得るステップとを具備し、各運行バスの運行状況を運
行バス管理センターにて監視することを特徴とする運行
バスの位置監視方法を提供する。
【0012】したがって、運行バス管理センターは、同
時表示される各運行バスの運行情報により、全体として
適正な運行バスの運用に対応できる運行バス位置監視方
法を提供できる。
【0013】さらには、請求項6記載の発明は、運行バ
スの各路線に設置した複数のバス停留所の位置を緯度お
よび経度をデータ指標とし、この緯度および経度を運行
バスの管理位置データとして記憶する記憶装置を搭載し
た運行バスと、前記運行バスの管理位置データに対応し
てバス停留所毎に異なる面積で任意に画定した所定のエ
リアと、運行バスに搭載し、運行バスが前記所定のエリ
ア内へ入ったことにより、この運行バスの実測位置デー
タを得ることのできる測位システムと、運行バスに搭載
し、運行バスがバス停留所の所定のエリア内に入ったこ
とにより、前記測位システムによる得られる運行バスの
実測位置データと前記運行バスに搭載される記憶装置よ
り与えられる運行バスの管理位置データとを比較する比
較手段と、運行バスに搭載し、前記比較手段により比較
した結果、実測位置および管理位置の両データが合致す
ると判断したとき、この合致情報シグナルを運行バス管
理センターへ送信する通信手段とを具備し、運行バス管
理センターは、前記合致情報シグナルを受けて、その時
の運行バスの現在位置を確認するようにしたことを特徴
とする運行バスの位置監視システムを提供する。
【0014】したがって、運行バス管理センターとし
て、運行バスの監視上必要とするバス停に入ったという
情報が自動的に得られる運行バス位置監視システムを提
供できる。
【0015】更にまた、請求項7記載の発明は、運行バ
スの全路線に設置した複数のバス停留所の緯度および経
度を予め決定し、この緯度および経度を運行バスの管理
位置データとして運行バス管理センターで記憶するステ
ップと、同時運行する複数の運行バスが前記複数のバス
停留所のそれぞれの所定エリア内に入ったときに、この
運行バスに対し、運行バス管理センターより前記バス停
留所の所定エリアまたは次のバス停留所の所定エリアの
管理位置データを取得するステップと、運行バスの測位
システムにより得ている実測位置データと、前記バス停
留所の所定エリアまたは次のバス停留所の所定エリアの
管理位置データとを比較照合するステップと、前記運行
バスの実測位置データと管理位置データを比較照合した
結果、合致したと判断したとき、この合致するバス停到
着位置情報を運行バスより運行バス管理センターへ送信
するステップと、運行バス管理センターは、各運行バス
停到着位置情報を受けて、現在位置を同時に表示装置に
より表示し得るステップとを具備し、各運行バスの運行
状況を運行バス管理センターにて監視することを特徴と
する運行バスの位置監視方法を提供する。
【0016】したがって、各運行バスは、各運行バスが
各々運行中バスの運行情報を確認しながら適切に対応で
きる運行バス位置監視システムを提供できる。
【0017】また、請求項9記載の発明は、運行バスの
各路線に設置した複数のバス停留所の緯度および経度を
データ指標とし、この緯度および経度を運行バスの管理
位置データとして記憶する運行バス管理センターと、前
記運行バスの管理位置データに対応してバス停留所毎に
一定の面積を画定する所定のエリアと、運行バスに搭載
し、運行バスが前記所定のエリア内へ入ったことによ
り、この運行バスの実測位置データを得ることのできる
測位システムと、路線を走行する複数の運行バスに搭載
し、各運行バスがバス停留所の前記所定の前記エリア内
へ入ったことにより、前記測位システムによる得られる
運行バス実測位置データと前記運行バス管理センターよ
り与えられる運行バス管理位置データより与えられる運
行バス管理位置データとを比較する比較手段と、各運行
バスに搭載し、前記比較手段により比較した結果、実測
位置および管理位置の両データが合致すると判断したと
き、この合致した位置情報を運行バス管理センターへ送
信する通信手段と、前記運行バス管理センターに設けら
れ、運行中の複数個の運行バスのバス停到着位置情報を
同時に表示する表示装置とを具備し、運行中の運行バス
の運行状況を運行バス管理センターにて監視し得ること
を特徴とする運行バスの位置監視システムを提供する。
【0018】したがって、運行バス管理センターは各運
行バスの運行監視情報を一元化して、全体として、適正
な運行バスの運用に対応できる運行バス位置監視システ
ムを提供できる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明にかかる運行バスの位置監
視方法およびシステムの実施の形態について、添付図面
を参照して説明する。
【0020】図1に、本発明の運行バスの位置監視シス
テムの運行バス全体路線の一実施形態の概略を示してい
る。
【0021】予めバス停が設置された運行バス路線11
を走行する複数の運行バス、例えば運行バス12a〜1
2cが始発バス停13aから中間の各バス停13b〜1
3fや仮設定のバス停13gを経由して終点バス停13
hまでそれぞれ所定の運行ダイヤに従って運行される。
【0022】運行バス12a〜12cには、図2に示さ
れるように記憶装置内臓形の車載サーバ14が搭載さ
れ、この車載サーバ14は、GPS衛星群15から送信
されてくるそれぞれの実測位置データG1〜G3(緯度
および経度情報)をGPSレシーバ16を介して受信
し、運行バス12a〜12cの現在位置の測位がなされ
る。
【0023】このようなGPS測位システムにより得ら
れた実測位置データG1〜G3は、全体の運行バス12
a〜12cから後述するパケット通信ネットワーク18
を介して運行バス管理センター17へそれぞれの運行バ
スがバス停通過(到着)情報B1〜B3としてパケット
通信される。
【0024】前記バス停到着位置情報B1〜B3の送信
は、パケット通信ネットワーク18および公衆または専
用通信回線(以下、通信回線という。)19を介して行
なわれる。
【0025】前記パケット通信されるバス停到着位置情
報B1〜B3は、運行バス12a〜12cの実測位置デ
ータG1〜G3が、後述する運行バス12a〜12cの
それぞれの車両認識番号等の固有情報が含まれたもので
あって、これらがパケット通信される。
【0026】運行バス12aを例にとれば、図1に示さ
れるように、始発バス停13aから出発した運行バス1
2aが第2バス停13bに入ると、このバス停13bに
入ったことを確認するために、第2バス停13bの予め
物理的に算出した管理位置(緯度および経度)と運行バ
ス12aの前記実測位置を比較して合致することを確認
する。
【0027】この確認作業は、運行バス12a側の記憶
装置内臓形の車載サーバ14にて行なわれる。
【0028】運行バス12aによる上記確認作業は、図
2に示されるように、運行バス12aの車載サーバ14
が、GPS衛星群15から受信した実測位置データG1
と第2バス停位置と比較照合し、合致すれば、車両認識
番号等の固有情報を付加して、当該運行バス12aがバ
ス到着位置情報B1を逐次出力するよう情報処理され
る。
【0029】運行バス12aのバス停到着位置情報B1
は、運行バス12aの車載サーバ14が、GPS衛星群
15から受信し、車両認識番号等の固有情報を付加し、
情報処理されたデータである。
【0030】運行バス12aが第2バス停13bに到達
したバス停到着位置情報B1は、パケット通信用に設け
られたモバイル端末20を介して、前記パケット通信ネ
ットワーク18へ送信され、通信回線19を介して運行
バス管理センター17へパケット通信される。
【0031】他の運行バス12b,12cも同様に、そ
れぞれの運行バス12b,12cのバス停到着位置情報
B2〜B3が運行バス管理センター17へパケット通信
され、運行管理サーバ17aへ入力される。
【0032】運行バス管理センター17は、各運行バス
12a〜12cのバス停到着位置情報B1〜B3を受信
し、ここで運行バス12a〜12cのバス停到着位置情
報B1〜B3が集中的に管理される。
【0033】運行バス管理センター17は、前記バス停
到着位置情報B1〜B3を受信して、運行管理サーバ1
7aに保存されると共にパソコン端末17bにて監視す
ることができる。
【0034】運行管理サーバ17aは、前記バス停到着
位置情報B1〜B3を受信すると、運行バス12a〜1
2cの次の各バス停の管理位置情報である管理位置デー
タKが、各運行バス12a〜12cへそれぞれ送信され
る。
【0035】運行管理サーバ17aは、各バス停13a
〜13hまですべての管理位置データKを予め保有して
おり、各運行バス12a〜12cの次のバス停に対応し
てそれぞれ送信される。
【0036】運行バス12aが、第2バス停13bを出
発して次の第3バス停13cへ到着(または通過)する
と、第2バス停13bへ入ったことを運行バス管理セン
ター17側で受信すると同時に、運行バス管理センター
17よりパケット通信ネットワーク18を介して運行バ
ス12aへ第4バス停13dの管理位置データKが送信
される。
【0037】運行バス12aは、この第4バス停13d
から終点バス停13hへ至るまで、同様の手順が繰り返
し行なわれ、運行バス管理センター17からバス停到着
位置情報B1が送信されながら運行される。
【0038】前記運行バス管理センター17には、運行
管理サーバ17aにて図3に示されるように、運行バス
12aの路線内の各バス停13a〜13h(仮設定のバ
ス停を含む)の位置に対応した管理位置データKを保有
しており、この保有された管理位置データKは、運行バ
ス12aが、第4バス停13dへ入ることにより、座標
位置が合致するタイミングに合わせて送受信され、次の
第5バス停13eの位置情報が運行バス12aの車載サ
ーバ14へ送信される。車載サーバ14には、データ処
理部14aが設けられ、このデータ処理部14aにてパ
ケット処理され、モバイル端末20を介してパケット送
信されるようになっている。
【0039】前記管理位置データKと実測位置データG
1が合致するか否かの確認は、運行バス12a側で行な
われ、合致が確認されると、後述する比較器21より合
致情報シグナルSがデータ処理部14aへ出力される。
【0040】データ処理部14aは、前記合致情報シグ
ナルSを受信することにより、ただちに、バス停到着位
置情報B1として運行バス管理センター17へ送信され
る。
【0041】運行バス12aは、比較器21により、前
述したように実測位置データG1と管理位置データKと
を比較し、各データが合致したことをもって、運行バス
管理センター17は、運行バス12aが運行バス管理セ
ンター17の管理位置に対応するバス停に入ったことを
確認する。
【0042】前記管理位置データKは、運行バス管理セ
ンター17と走行中の運行バス12aとの間で、図4に
示されるように、運行バス管理センター17が管理する
第2バス停13bの管理座標位置とその許容されるエリ
ア(以下、バス停エリアという。)Aに限定されて送受
信のやり取りが行なわれる。
【0043】運行バス12aが所定のバス停エリアAに
入ったタイミングに合わせて、管理位置データKが運行
バス12aに送られ、この管理位置データKと運行バス
12aのGPS測位システムにより得られた実測位置デ
ータG1とが比較器21により比較され、合致するかど
うかの判断がなされる。
【0044】車載サーバ14に格納された管理位置デー
タKとGPS測位システムより取り込んだ実測位置デー
タGとが、比較器21にて合致すると判断したとする
と、車載サーバ14が合致したバス停到着位置情報B1
を、モバイル端末20よりパケット通信ネットワーク1
8および通信回線19を介してパケット通信Pされ、運
行バス管理センター17へ自動的に送信される。
【0045】運行バス管理センター17は、他の運行バ
ス12b,12cからのバス停到着位置情報B2〜B3
を含め運行バス管理センター17の運行管理サーバ17
aが受信し、運行管理サーバ17aに接続される情報端
末であるパソコン端末17bにて、運行バスの運行が監
視される。
【0046】次に、GPS測位システムにより得られる
実測位置データG1と車載サーバ14に先に格納されて
いる管理位置データKとを比較し、且つ比較した結果、
合致すると判断した後、実測位置データG1を含む運行
バス12aのバス停到着位置情報B1を運行バス管理セ
ンター17へパケット通信Pされる。
【0047】運行バス12aが路線に沿って走行し、バ
ス停13eの所定のエリアに入ると、比較器21は実測
位置データG1と管理位置データKとを比較する作業を
実施する。
【0048】比較器21が後述する比較判断方法によ
り、上記実測位置データG1と管理位置データKが合致
すると判断すれば、比較器21より合致情報シグナルS
を出力し、車載サーバ14を介して運行バス管理センタ
ー17へ送信(パケット通信)されるようになってい
る。
【0049】例えば図4および図5に示されるように、
運行バス12aが車庫24(図1参照)に停車している
状態で、スイッチ22は、出庫スイッチ22xが閉じた
状態にある。すなわち、車庫24の管理位置データが比
較器21へ供給される。
【0050】運行バス12aが車庫24を出発すると、
スイッチ22は、始発バス停スイッチ22aをオンにす
る。始発バス停スイッチ22aがオンになると、始発バ
ス停13aの管理位置データが比較器21へ供給され
る。
【0051】運行バス12aが、始発バス停13aに到
着して、始発バス停13aを出発すると、スイッチ22
は、第2バス停スイッチ22bをオンにする。第2バス
停スイッチ22bがオンになると、第2バス停13bの
管理位置データが比較器21へ供給される。
【0052】このように、運行バス12aは、以降(第
3バス停13c〜車庫25まで)の行程に従って、スイ
ッチ22の以降(第3バス停13c〜車庫25まで)の
スイッチ22c〜車庫スイッチ22i(図示せず)をオ
ンにする。
【0053】このように、車庫24から始まり、車庫2
5へ至るまで、各車庫24,25およびバス停13a〜
13hにて停車または出発により、管理位置データKが
都度比較器21の比較照合演算部23へ供給される。
【0054】比較器21では、管理位置データKに対応
してGPS衛星群15より連続的に得ている実測位置デ
ータGがGPSレシーバ16から比較照合演算部23へ
送信され、比較照合演算部23で前記実測位置データG
と管理位置データKが比較照合される。
【0055】この比較照合演算部23での比較照合は、
図3に示すように行なわれる。
【0056】比較照合演算部23は、GPS測位システ
ムには若干の測位誤差がある関係で、また運行バス12
aが所定の位置へ止まらないで通常の移動スピード(バ
ス停をそのまま通過する場合を想定)で通過する場合を
考慮して、本来の管理位置データに対して、−0.25
秒〜+0.25秒の合計0.5秒の間(バスの走行距離
にして約20mを想定)に亘ってGPS測位システムに
よる実測位置データG1を連続的に取り込みながらその
間に比較照合が行われる。
【0057】このように、比較照合演算部23により、
GPS測位システムの測位誤差の範囲内での比較照合が
行なわれ、測位誤差が吸収される。
【0058】運行バス車載サーバ14は、実測位置デー
タG1と管理位置データKの合致を確認し、運行バス1
2aがこの位置データの合致した時刻をもって、前記バ
ス停13bに到着したことを運行バス12aから運行バ
ス管理センター17に送信する。
【0059】図4および図5は、運行バス12aが、第
2のバス停13bに到着した状態を示す。
【0060】図4の例は、通常の道路上における、バス
停13bが示され、また、図5の例によれば、建物また
はトンネル内におけるバス停13b1が示される。
【0061】図4に示される所定の広さを持つバス停エ
リアA(ハッチング部)は、運行バス12aの実測位置
を確認するために特定の座標を有し、この座標を中心と
して所定の縦横比をもった大きさである。
【0062】また、図5に示される、所定の広さを持つ
バス停エリアA1(ハッチング部)は、運行バス12a
の実測位置を確認するために特定の座標を有するもので
あって、特にGPS受信やパケット通信等電波の送受信
の困難な建物内等の場所にあっては、この点を考慮し
て、電波の送受信が可能な建物等の入口部を含めたエリ
アを取っている。
【0063】前記バス停エリアAおよびA1の対象領域
(x×y)[点線XnおよびYnの交点を中心として走
行方向(縦方向)をx、幅方向(横方向)をyとした面
積]は、運行バス12a〜12cが所定のバス停13a
〜13hに入ったとき、必ず前記管理位置データKと運
行バス12a〜12cの実測位置データG1〜G3とを
合致させることのできる範囲の大きさである。
【0064】バス路線11における始発バス停13a〜
終点バス停13hは、運行バス12aが、図1に示され
るように、車庫24から出庫し、始発バス停13a、途
中バス停13b〜13gおよび終点バス停13hへ至
り、往路の運行を完了して、車庫25へ入庫する。
【0065】各バス停13a〜13hのバス停エリアA
およびA1は、それぞれ同様の走行方向長さxを有して
いる。
【0066】図5は、バス停等が建物内及びトンネル等
でGPS実測およびパケット通信ができない場合のバス
位置情報を任意の面積で確定する例を示す。
【0067】次に、運行バス12aの実測位置データG
1を他のデータを包含したバス停到着位置情報B1とし
て、運行バス12aからパケット通信Pにより、運行バ
ス管理センター17の運行管理サーバ17aへ送信され
る。
【0068】運行管理サーバ17aがバス停到着位置情
報B1を受信することにより、運行バス管理センター1
7は、例えば始発バス停13aから出発した運行バス1
2aが、次のバス停13bへ到着したことを確認する。
【0069】この確認された運行バス12aのバス停到
着位置情報B1は、運行バス管理サーバ17aによりパ
ソコン端末17bに表示されると共に、他の運行バス1
2b,12cへも同時に送信される。
【0070】上述した運行バスの位置監視システムで
は、運行バス管理センター17は、運行バス12aがバ
ス停に入った時の状況のみを監視していたが、バス停に
限らず運行バス管理センター17の必要なときに必要な
運行バスの監視をすることができる。
【0071】すなわち、運行バス管理センター17よ
り、通信回線19を介して運行バス12aの車載サーバ
14に対して、運行バス12aの現在位置情報を取得す
る要求信号Iを発信する。
【0072】前記要求信号Iが、車載サーバ14へ送信
されると、この車載サーバ14のデータ処理部14aが
ただちに常時取り込んでいるGPS測位システムによる
実測位置データGを、バス停到着位置情報B1としてモ
バイル端末20よりパケット通信Pにより、運行バス管
理センター17へ送信する。
【0073】なお、運行バス管理センター17の運行管
理サーバ17aに保存される運行バスの管理位置データ
Kは、運行バス12aが所定のバス停13a〜13hに
入る都度、運行バス管理センター17から供給されるの
ではなく、運行バス12aが出庫の際等に予め運行バス
12aの車載サーバ14に記憶させておき、この車載サ
ーバ14から得るようにしても差し支えない。
【0074】運行バスの位置監視システムでは、運行バ
ス12aが例えば車庫24から出庫して、最初に始発バ
ス停13aへ入ると、出庫エリア通過でスイッチ装置2
2の「出庫」がオンし、車載サーバ14の管理位置デー
タ格納部26に格納されたバス停別の管理位置データ
(始発バス停13aのエリアデータ)Kが、比較器21
の比較照合演算部23に送信される。
【0075】同時にGPS衛星群15よりタイムリーに
得られる実測位置データGが比較照合演算部23に送信
され、この両方の実測位置データGおよび管理位置デー
タKを比較する作業を実施する。
【0076】比較器21が、実測位置および監視位置の
両位置データを比較して合致すると判断すると、モバイ
ル端末20へ、運行バスがバス停へ入ったことを伝える
合致情報シグナルSが出力され、この合致情報シグナル
Sを車載サーバ14のデータ処理部14aが受信する。
データ処理部14aが合致情報シグナルSを受信する
と、その時の実測位置データGを含むバス停到着位置情
報B1が前記モバイル端末20を介して運行バス管理セ
ンター17の運行管理サーバ17aへ送信(パケット通
信)される。
【0077】運行バス管理センター17では、バス停到
着位置情報B1をパケット通信Pにより入力して運行バ
ス12aが、始発バス停13bへ到着したことを確認
し、バス運行状態を監視している。
【0078】運行バス管理センター17に送信された運
行バス12aのバス停到着位置情報Bはパソコン端末1
7bに送信される。パソコン端末17bには、他の運行
バス12b,12cからのバス停到着位置情報B2,B
3も同様に送信されて、パソコン端末17bで各運行バ
ス12a〜12cの運行状況が一元的に表示され、全運
行バスが同時に監視される。
【0079】また、パソコン端末17bから各運行バス
12a〜12cのバス運行状況がパケット通信ネットワ
ーク18を介して、運行中の他のバスへも同時に送信さ
れる。
【0080】運行バス12aのバス停到着位置情報B1
を運行バス管理センター17から他の運行バス12b,
12cへ送信する仕組みを以下に説明する。
【0081】運行バス12aが、第2バス停13bを出
発して次の第3バス停13cへ入ると、この第3バス停
13cを監視するセンサ(図示せず)にて、この運行バ
ス12aを検知する。
【0082】この検知により、スイッチ装置22が図3
に示されるように、前記センサからの検知信号を受信
し、スイッチ22cをオンする。このスイッチ22cが
オンすることにより、管理位置格納部26に保存されて
いた管理位置データKが比較器21の比較照合演算部2
3へ供給される一方、同時にGPSレシーバ16より連
続的に供給されている実測位置データG1とを比較器2
1により比較照合する。
【0083】そして、照合した結果、合致すると判断し
た場合には、運行バス12aのバス停13cにおけるバ
ス停到着位置情報B1が、運行バス12aからパケット
通信Pにより通信され、運行バス管理センター17へ送
信される。この運行バス管理センター17では、運行管
理サーバ17aを経由して、パソコン端末17bへ更新
データが送信され、他の運行バス12b,12cにおけ
るバス停到着位置情報B2,B3と共に一元表示され
る。
【0084】また、これらの情報は同路線を運行中のす
べての運行バスへも同時に送信される。
【0085】このようにして、運行バス12aは、終点
バス停13hまで進み、運行を終了する。
【0086】なお、上述した実施形態によれば、管理位
置データを、運行バスに設けた車載サーバの管理位置デ
ータ格納部にて一旦保存させるようにした構成である
が、運行バス管理センター17に、前記管理位置データ
格納部の機能を持たせるようにすることもできる。
【0087】また、上述した実施形態によれば、特定の
バス停にて、実測位置と管理位置の両データを比較し
て、合致した場合に運行バス管理センターにて監視する
ようになっているが、上記両データが合致しなかった場
合や、あるいは合致しても何らかの故障等で運行バス管
理センターへ通報できなかったような場合には、少なく
とも運行バス側にて走行中の運行バスの運転手へアラー
ムを発信すると共に、この運転手によるマニュアル運転
へ切り替えるなどして、運行バスの位置監視システムが
復帰するまで、一時的に対応させることもできる。
【0088】さらに、上述した実施形態によれば、運行
バスを例にとり説明したが、定期観光バス,宅配便等の
定期トラック便のように、予め定められた路線を走行す
る運行車両に適用することができる。
【0089】運行バスの数量は、適宜に設定して運用す
ることができることは勿論である。
【0090】
【発明の効果】本発明によれば、各路線に設けられる複
数のバス停(またはバス停に相当する場所)に順次入っ
た(到着または通過した)かどうかの点に位置監視に重
点を置き、運行中のバス位置状況を運行バス管理センタ
ーで集中的に監視し得るようにしたので、運行バス管理
上の通信コストの低減や運行バスシステムの適正な運行
に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における運行バス路線とバス停留所との
関係を示す図。
【図2】本発明の一実施形態の概要を示す図。
【図3】本発明における運行バス位置データの送・受信
の関係を示すブロック図。
【図4】本発明において、通常のバス停留所の地面の広
さを規定する所定のエリアを示す図。
【図5】本発明において、バス停留所の広さを任意に画
定する場合の例を示す図。
【符号の説明】
11 バス路線 12a〜12c 運行バス 13a〜13h バス停留所 14 車載サーバ 15 GPS衛星群 16 GPSレシーバ 17 運行バス管理センター 17a 運行管理サーバ 17b パソコン端末 18 パケット通信ネットワーク 19 通信回線 20 モバイル端末 21 比較器 22 スイッチ装置 23 比較照合演算部 24,25 車庫 26 管理位置データ格納部 A,A1 バス停エリア B1〜B3 バス停到着位置情報 G,G1〜G3 実測位置データ I 位置情報要求信号 K 管理位置データ P パケット通信 S 合致情報シグナル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 榊原 伊佐夫 神奈川県川崎市幸区堀川町66番2 東芝エ ンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 5H180 AA16 BB05 FF05 FF13 FF18 5J062 AA06 AA08 AA13 BB01 CC07 EE00 FF01 HH04 5K067 AA34 BB02 BB21 EE02 EE07 EE12 FF03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運行バスの各路線に設置した複数のバス
    停留所の緯度および経度を予め決定し、この緯度および
    経度を運行バスの管理位置データとして運行バスに搭載
    した記憶装置で記憶するステップと、 前記運行バスがバス停留所毎に一定の面積を画定する所
    定のエリア内に入った時、運行バスの測位システムによ
    り得た実測位置データと、前記バス停留所に対応した前
    記運行バスの管理位置データを比較照合するステップ
    と、 運行バスの実測位置と管理位置データを比較照合した結
    果、合致すると判断したとき、その合致するバス停到着
    位置情報を運行バスより運行バス管理センターへ送信す
    るステップと、 前記バス停到着位置情報を受けて、その時の運行バスの
    現在位置を前記運行バス管理センターで監視するステッ
    プとを有することを特徴とする運行バスの位置監視方
    法。
  2. 【請求項2】 前記運行バスの実測位置データと管理位
    置データを比較照合するにあたって、実測位置データの
    測位精度の誤差分を考慮して、運行バスがバス停留所の
    所定のエリアの通過検出に比較照合幅を設けることを特
    徴とする請求項1記載の運行バスの位置監視方法。
  3. 【請求項3】 前記運行バス管理センターは、測位シス
    テムによる運行バスの実測位置データを任意に受取るこ
    とができるよう、運行バスに対してデータ要求信号を発
    信するステップと、 運行バスはそのデータ要求信号を受けて、前記運行バス
    の実測位置データを運行バス管理センターへ送信するス
    テップを有することを特徴とする請求項1記載の運行バ
    スの位置監視方法。
  4. 【請求項4】 運行バスの各路線に設置した複数のバス
    停留所の緯度および経度を予め決定し、この緯度および
    経度を運行バスの管理位置データとして運行バスに搭載
    した記憶装置で記憶するステップと、 運行バスがバス停留所の所定エリア内に入ったことによ
    り、運行バスの測位システムにより得ている実測位置デ
    ータと、このバス停留所に対応した運行バスの管理位置
    データを比較照合するステップと、 運行バスの実測位置と管理位置データを比較照合した結
    果、合致すると判断したとき、この合致したバス停到着
    位置情報を運行バスより運行バス管理センターへ送信す
    るステップと、 運行バス管理センターは、前記バス停到着位置情報を受
    けて、その時の運行バスの現在位置を監視し、且つこの
    現在位置を同路線を運行する他の運行バスへ通報するス
    テップとを有することを特徴とする運行バスの位置監視
    方法。
  5. 【請求項5】 運行バスの全路線に設置した複数のバス
    停留所の緯度および経度を予め決定し、この緯度および
    経度を運行バスの管理位置データとして運行バスに搭載
    した記憶装置で記憶するステップと、 同時運行する複数の運行バスが前記複数のバス停留所の
    それぞれの所定エリア内に入ったことにより、運行バス
    の測位システムにより得ている実測位置データと、この
    バス停留所に対応した運行バスの管理位置データを比較
    照合するステップと、 前記運行バスの実測位置データと管理位置データを比較
    照合した結果、合致したと判断したとき、この合致する
    バス停到着位置情報を運行バスより運行バス管理センタ
    ーへ送信するステップと、 運行バス管理センターは、各運行バス停到着位置情報を
    受けて、現在位置を同時に表示装置により表示し得るス
    テップとを具備し、各運行バスの運行状況を運行バス管
    理センターにて監視することを特徴とする運行バスの位
    置監視方法。
  6. 【請求項6】 運行バスの各路線に設置した複数のバス
    停留所の位置を緯度および経度をデータ指標とし、この
    緯度および経度を運行バスの管理位置データとして記憶
    する記憶装置を搭載した運行バスと、 前記運行バスの管理位置データに対応してバス停留所毎
    に異なる面積で任意に画定した所定のエリアと、 運行バスに搭載し、運行バスが前記所定のエリア内へ入
    ったことにより、この運行バスの実測位置データを得る
    ことのできる測位システムと、 運行バスに搭載し、運行バスがバス停留所の所定のエリ
    ア内に入ったことにより、前記測位システムによる得ら
    れる運行バスの実測位置データと前記運行バスに搭載さ
    れる記憶装置より与えられる運行バスの管理位置データ
    とを比較する比較手段と、 運行バスに搭載し、前記比較手段により比較した結果、
    実測位置および管理位置の両データが合致すると判断し
    たとき、この合致情報シグナルを運行バス管理センター
    へ送信する通信手段とを具備し、 運行バス管理センターは、前記合致情報シグナルを受け
    て、その時の運行バスの現在位置を確認するようにした
    ことを特徴とする運行バスの位置監視システム。
  7. 【請求項7】 運行バスの全路線に設置した複数のバス
    停留所の緯度および経度を予め決定し、この緯度および
    経度を運行バスの管理位置データとして運行バス管理セ
    ンターで記憶するステップと、 同時運行する複数の運行バスが前記複数のバス停留所の
    それぞれの所定エリア内に入ったときに、この運行バス
    に対し、運行バス管理センターより前記バス停留所の所
    定エリアまたは次のバス停留所の所定エリアの管理位置
    データを取得するステップと、 運行バスの測位システムにより得ている実測位置データ
    と、前記バス停留所の所定エリアまたは次のバス停留所
    の所定エリアの管理位置データとを比較照合するステッ
    プと、 前記運行バスの実測位置データと管理位置データを比較
    照合した結果、合致したと判断したとき、この合致する
    バス停到着位置情報を運行バスより運行バス管理センタ
    ーへ送信するステップと、 運行バス管理センターは、各運行バス停到着位置情報を
    受けて、現在位置を同時に表示装置により表示し得るス
    テップとを具備し、 各運行バスの運行状況を運行バス管理センターにて監視
    することを特徴とする運行バスの位置監視方法。
  8. 【請求項8】 運行バス管理センターは、運行バスの測
    位システムによる運行バス実測位置データを任意に受取
    ることができるよう、運行バスに対して位置情報要求信
    号を発信すると共に、この位置情報要求信号を受けて前
    記運行バスの実測位置データを送信することができる通
    信手段を備えたことを特徴とする請求項6記載の運行バ
    スの位置監視システム。
  9. 【請求項9】 運行バスの各路線に設置した複数のバス
    停留所の緯度および経度をデータ指標とし、この緯度お
    よび経度を運行バスの管理位置データとして記憶する運
    行バス管理センターと、 前記運行バスの管理位置データに対応してバス停留所毎
    に一定の面積を画定する所定のエリアと、 運行バスに搭載し、運行バスが前記所定のエリア内へ入
    ったことにより、この運行バスの実測位置データを得る
    ことのできる測位システムと、 路線を走行する複数の運行バスに搭載し、各運行バスが
    バス停留所の前記所定の前記エリア内へ入ったことによ
    り、前記測位システムによる得られる運行バス実測位置
    データと前記運行バス管理センターより与えられる運行
    バス管理位置データより与えられる運行バス管理位置デ
    ータとを比較する比較手段と、 各運行バスに搭載し、前記比較手段により比較した結
    果、実測位置および管理位置の両データが合致すると判
    断したとき、この合致した位置情報を運行バス管理セン
    ターへ送信する通信手段と、 前記運行バス管理センターに設けられ、運行中の複数の
    運行バスのバス停到着位置情報を同時に表示する表示装
    置とを具備し、 運行中の運行バスの運行状況を運行バス管理センターに
    て監視し得ることを特徴とする運行バスの位置監視シス
    テム。
  10. 【請求項10】 前記通信手段は、運行バス車両認識番
    号により接続承認を行うパケット通信手段であることを
    特徴とする請求項6および9のいずれかに記載の運行バ
    スの位置監視システム。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007141115A (ja) * 2005-11-22 2007-06-07 Aruze Corp サーバ装置、携帯情報端末装置、及びプログラム
CN103413434A (zh) * 2013-08-12 2013-11-27 上海遥薇(集团)有限公司 适用于公交车辆运营班次实时统计的信息处理方法
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CN106291597A (zh) * 2015-05-26 2017-01-04 深圳市腾讯计算机系统有限公司 公交车运行状态的监控方法和装置
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