JP2003044375A - 電子装置の遠隔制御システム - Google Patents

電子装置の遠隔制御システム

Info

Publication number
JP2003044375A
JP2003044375A JP2001232299A JP2001232299A JP2003044375A JP 2003044375 A JP2003044375 A JP 2003044375A JP 2001232299 A JP2001232299 A JP 2001232299A JP 2001232299 A JP2001232299 A JP 2001232299A JP 2003044375 A JP2003044375 A JP 2003044375A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic device
data
remote control
control system
interface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001232299A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaatsu Kisono
正篤 木曽野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2001232299A priority Critical patent/JP2003044375A/ja
Publication of JP2003044375A publication Critical patent/JP2003044375A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子装置の遠隔制御システムにおいて、シス
テムのコストダウンを図り、操作性を向上させる。 【解決手段】 電子装置の遠隔制御システムにおいて、
電子装置であるファクス装置1に記憶させた設定・監視
プログラム12のインタフェースデータであるHTML
文書11のうちの画像データの部分を、PC2のハード
ディスクに画像ファイル21として予め記憶させてお
き、HTML文書11中にはその画像ファイル21への
リンクのデータを記載する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ネットワーク通
信手段を有するファクシミリ、プリンタ、スキャナ、デ
ジタル複合機等の電子装置を、その電子装置とネットワ
ークによって接続されたコンピュータによって制御する
電子装置の遠隔制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、電子機器をパーソナルコンピ
ュータ(PC)に接続し、PCの画面に色々な設定メニ
ューを表示させ、PCの画面上で操作を行って必要なデ
ータを電子機器に送信することにより、電子機器の設定
を行うシステムが用いられている。しかし、このような
システムを使用する場合、電子機器側にもPC側の設定
用ツールに適合したツールを作成しなければならなかっ
たり、PCの機種が異なった場合にその機種の仕様に合
ったツールを用意したりしなければならなかったりし
て、ツールの作成が大きな負担になるという問題があっ
た。
【0003】このような問題を解決したものとして、例
えば、特開2000−196799号公報に、ネットワ
ークコンピュータのウェブブラウザ上に、電子機器から
出力されるHTML(Hyper Text Markup Language)のデ
ータによって擬似操作画面を表示し、その画面上での電
子機器の操作を可能にした遠隔操作システムが開示され
ている。このような遠隔操作システムによれば、インタ
ーネット上の標準言語であるHTMLのフォーマットで
ウェブページとして擬似操作画面を表現するため、表示
するPCやオペレーティングシステム(OS)によら
ず、同一のデータを使用することができ、また、表示の
ためにPCに特別なソフトを導入する必要もないため、
ツール作成の負担を大幅に軽減することができる。そし
て、このようにウェブブラウザとHTMLを用いてネッ
トワークに接続された電子装置(以下、「ネットワーク
機器」ともいう)の設定や監視を行うシステムは、次第
に普及してきている。
【0004】ところで、ネットワーク機器の設定や監視
を行う画面(ウェブページ)の見栄えをよくするために
は、テキストのみならず、画像を使用してデザインする
ことが望ましい。また、ネットワーク機器は、ROM又
はRAM内にウェブページの内容を記載したHTML文
書を記憶するが、ネットワーク機器のコストの面から
は、必要とするROMやRAMの容量が少なくて済むこ
とが望ましい。しかし、画像はテキストに比較して情報
量が非常に多いため、画像を多用したウェブページをネ
ットワーク機器に記憶させておくためには、ネットワー
ク機器に大容量のROMやRAMを必要とすることにな
り、ネットワーク機器のコストアップにつながり、シス
テム全体のコストアップにもつながるという問題があっ
た。また、たくさんのデータを転送するには時間がかか
るため、コンピュータでの画面の表示に時間がかかり、
操作性が悪くなるという問題もあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記の問
題を解決し、ウェブブラウザとハイパーテキストを用い
てネットワークに接続された電子装置の設定や監視を行
う電子装置の遠隔制御システムにおいて、システムのコ
ストダウンを図ることを目的とする。また、このような
システムにおける設定時や監視時の操作性を向上させる
ことも目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の問題
を解決するため、少なくともネットワーク通信手段と記
憶手段とを備えた電子装置と、その電子装置とネットワ
ークによって接続されたコンピュータとからなり、上記
電子装置は、上記記憶手段にその電子装置の設定や監視
を行うためのプログラム及び、ハイパーテキスト文書と
して記載されたそのプログラムのインタフェースデータ
を記憶しており、上記コンピュータは、表示手段と、入
力手段と、記憶手段と、上記ネットワーク上に存在する
装置に記憶されているハイパーテキスト文書をデコード
して表示手段に表示することのできるウェブブラウザ
と、そのウェブブラウザによって上記インタフェースデ
ータによるインタフェースを表示し、そのインタフェー
スに上記入力手段から入力されるデータに従って上記プ
ログラムを起動して上記電子装置の設定や監視を行う設
定手段とを有する電子装置の遠隔制御システムであっ
て、上記インタフェースデータ及び上記プログラムの実
行結果として表示されるべきデータのうち一部のデータ
は上記コンピュータの記憶手段に記憶されており、その
インタフェースデータには、上記一部のデータへのリン
クのデータが含まれていることを特徴とする電子装置の
遠隔制御システムを提供する。
【0007】このような電子装置の遠隔制御システムに
おいて、上記一部のデータは画像データであるとよい。
あるいは、上記インタフェース及び上記プログラムの使
い方を記載したヘルプファイルであってもよい。また、
このような電子装置の遠隔制御システムにおいて、上記
電子装置に、上記コンピュータの記憶手段が上記一部の
データを記憶している場所を管理する記憶場所管理手段
を設けるとよい。そして、上記記憶場所管理手段を、上
記コンピュータの記憶手段に記憶させたクッキーを上記
一部のデータを記憶している場所と対応させてその場所
を管理する手段にするとよい。
【0008】あるいは、上記記憶場所管理手段を、上記
コンピュータのIPアドレスを上記一部のデータを記憶
している場所と対応させてその場所を管理する手段にす
るとよい。さらに、これらの電子装置の遠隔制御システ
ムにおいて、上記コンピュータの記憶手段が、複数の言
語に対応した上記一部のデータをそれぞれ記憶してお
り、上記電子装置が、上記複数の言語のうち1つの言語
に対応した上記一部のデータを選択する言語選択手段を
有するようにするとよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好ましい実施の
形態を図面を参照して説明する。 〔第1の実施形態:図1乃至図3〕まず、この発明の電
子装置の遠隔制御システムの第1の実施形態である、電
子装置であるファクス装置とコンピュータであるPCと
からなる遠隔制御システムについて、図1乃至図3を用
いて説明する。図1はこの遠隔制御システムにおける各
ファイルやデータの関係を説明するための説明図、図2
はこの遠隔制御システムの制御対象であるファクス装置
の概略構成を示すブロック図、図3はそのファクス装置
のソフトウェア構成を示すブロック図である。
【0010】この遠隔制御システムにおけるファクス装
置1は、図2に示すように、ネットワーク通信手段とし
てEthernetによってローカルエリアネットワー
ク(LAN)4に接続されたLAN通信制御部53を有
するネットワークファクスである。そして、このLAN
通信制御部53は、TCP/IPプロトコル(Transmis
sion Control Protocol / Internet Protocol)や、電
子メール通信を行うためのMIME(Multipurpose Int
ernet Mail Extensions)変換や、SMTP(Simple Ma
il Transfer Protocol)に対応しており、さらにウェブ
ページを表示するためのHTTPプロトコルを実装して
いる。またこのファクス装置1は、その他にCPU4
1,ROM42,RAM43,タイマ制御部44,操作
部I/F(インタフェース)45,ハードディスクI/
F46,通信制御部47,網制御部48,符号・復号化
部49,スキャナI/F50,プロッタI/F51,S
RAM52,キャラクタジェネレータ54を備えてい
る。
【0011】CPU41は、この装置全体の制御を行う
中央制御装置である。ROM42は記憶手段であり、こ
こには基本システムプログラムが記憶され、CPU41
は適宜ROM42に格納されたプログラムを実行して各
部の制御を行う。さらにROM42には、このファクス
装置1の設定や監視を行うためのプログラム及び、この
プログラムのインタフェースデータも格納されている。
このインタフェースデータは、ユーザがPC2の画面上
にインタフェース画面を表示させてファクス装置1の設
定や監視の操作を行うためのものであるが、その詳細は
後述する。なお、ROM42をEPROM等の書き換え
可能なROMによって構成すれば、上記のプログラム及
びインタフェースデータ等をアップグレードすることが
可能になる。
【0012】RAM43は、プログラムのワークメモリ
や画像データ用のフレームメモリとして使用される。タ
イマ制御部44は、時間や時刻に関する制御を行う。操
作部I/F45は、図示しない操作部とのインタフェー
スである。上記の設定や監視を行うためのプログラム
は、この操作部からの操作によって起動することも可能
である。
【0013】ハードディスクI/F46は、図示しない
ハードディスク装置とのインタフェースである。通信制
御部47はFAX通信の制御を行い、FAX通信におけ
る電話網(PSTN)との電気的なインタフェースとな
るのが網制御部48である。符号・復号化部49は、F
AX通信に必要な画像情報の圧縮・伸長を行う回路であ
り、スキャナI/F50は、図示しないスキャナとのイ
ンタフェース、プロッタI/F51は、図示しないプロ
ッタ部とのインタフェースである。SRAM52は、電
池でバックアップされた記憶手段であり、書き換えが必
要なもののうちファクス装置1の電源が遮断された場合
でも保持すべき情報はここに記憶される。キャラクタジ
ェネレータ54は、文字のフォント情報の保持を行う。
【0014】また、このファクス装置1におけるソフト
ウェアは、図3に示す構成をとっており、印刷制御6
1,スキャナ制御62,データ制御63,FAXプロト
コル64,モデム制御65,メール制御66,LAN制
御67,LANドライバ68の各プログラムが、相互に
データをやりとりしながら装置の各部の動作を制御して
いる。このようなファクス装置1とPC2とは、図1に
示すようにLAN4によって接続されており、相互にデ
ータの授受が可能である。ここで、PC2は、図示は省
略するが、CRTディスプレイや液晶ディスプレイ等の
表示手段、キーボードやマウス等の入力手段、RAM,
ROM,ハードディスク等の記憶手段及びCPUを備え
ており、これらのハードウェア構成は公知のものでよ
い。その他の構成については後述する。
【0015】前述のように、ファクス装置1のROM4
2には、このファクス装置1の設定や監視を行うための
プログラム及び、このプログラムのインタフェースデー
タが格納されているが、このインタフェースデータは、
HTMLによるハイパーテキスト文書(HTML文書)
11として記載されている。そして、PC2はこのHT
ML文書11をデコードして表示することのできるウェ
ブブラウザを備えており、ユーザからインタフェース画
面の表示要求があった場合には、ウェブブラウザを起動
してインタフェース画面の表示を行う。この場合におい
て、近年のPCは通常ウェブブラウザを備えているた
め、これを用いてネットワーク上に存在する装置に記憶
されているHTML文書の表示を行うことができる。も
し備えていない場合には、予めこれをインストールして
おく必要がある。
【0016】インタフェース画面の表示を行う場合に
は、PC2はファクス装置1に対してHTML文書11
の送信を要求する。そしてこれを受けたファクス装置1
がPC2に対してHTML文書11のデータを送信し、
PC2がこれを受信してデコードし、ウェブブラウザに
よって表示を行う。ここで、HTML文書11には、他
のファイルの参照を要求する「リンク」のデータを含め
ることができる。この実施形態においては、表示すべき
インタフェースデータのうちの一部である画像データの
部分は、HTML文書11中には全てリンクのデータと
して記載している。そして、この画像データは、PC2
のハードディスクに画像ファイル21として予め記憶さ
せてある。この記憶作業は、ユーザがCD−ROM等の
メディアに保存されている画像ファイルを決められてい
るフォルダにコピー(インストール)して行うことがで
きる。
【0017】画像ファイル21を例えばPC2のハード
ディスクのC:/Webフォルダにtitle.jpgという名前で記
憶させておき、HTML文書11中に例えば<IMG heigh
t="70" src="file:///C:/Web/title.jpg" width="630">
のようなリンクのデータを含ませておくことにより、H
TML文書11をデコードしたPC2に、そのハードデ
ィスクから指定された画像ファイル21を読み出させて
画像データの表示を行わせることができる。
【0018】インタフェース画面の表示が行われると、
ユーザはPC2の入力手段によって、インタフェース画
面に対して様々な入力を行うことができる。そして、イ
ンタフェースデータには、例えば表示されたボタンをマ
ウスでクリックする、文字列を所定のエリアに入力する
といった操作に対応して、ファクス装置1に記憶されて
いる設定・監視プログラム12を呼び出して実行させる
ための参照データも含まれている。この参照データは、
ウェブブラウザのCGI(Common Gateway Interface)
やジャバスクリプト(JavaScript)の機能を利用するもの
である。PC2のCPUは、表示したインタフェースに
対してユーザが上述の参照データに対応する操作を行っ
た場合に、その参照データに従ってファクス装置1から
設定や監視を行うための設定・監視プログラム12をダ
ウンロードして実行し、ファクス装置の設定や監視を行
う。設定とは、例えば送信先や動作モードの設定等、監
視とは、例えば送信時間や送信枚数の監視等である。こ
こでは、CPUが設定手段として機能する。
【0019】なお、上記のプログラムの実行結果をウェ
ブブラウザによってウェブページとして表示する場合に
は、マークや背景画面等の、予め表示することがわかっ
ている画像データは、インタフェースデータ中の画像デ
ータと同様に予めPC2のハードディスクに記憶させて
おき、結果表示画面のデータの一部をそのファイルに対
するリンクのデータとして出力するようにしてもよい。
このような遠隔制御システムによれば、データ量の大き
い画像データをPCのハードディスクに記憶させておく
ため、画像を多用した見栄えのよいインタフェース画面
を使用する場合でも、ファクス装置に必要な記憶容量が
少なくて済み、装置のコストダウンを図ることができ
る。また、データ量の大きい画像データのダウンロード
が不要になるため、通信時間を短縮し、インタフェース
画面の表示を高速に行うことができるようになり、シス
テムにおける操作性を向上させることができる。
【0020】なお、図1ではPC2を1台しか図示して
いないが、実際には多くのPCをLAN4に接続してフ
ァクス装置1を共有することも可能である。また、ここ
では画像データをPC2のハードディスクに記憶させる
例について説明したが、画像データ以外でもデータ量の
多いものに関して同様の手法をとることは有効である。
また、PC2のハードディスクに記憶させたデータは、
ファクス装置のROMに記憶させた場合と異なり、特殊
な操作なしに容易に書きかえることができるため、時々
更新する必要のある情報をPCのハードディスクに記憶
させ、インタフェースデータにはリンクのデータとして
記載するようにすることも有効である。
【0021】〔第2の実施形態:図4〕次に、この発明
の電子装置の遠隔制御システムの第2の実施形態である
遠隔制御システムについて、図4を用いて説明する。図
4はこの遠隔制御システムにおける各ファイルやデータ
の関係を説明するための説明図である。この遠隔制御シ
ステムは、インタフェースデータの構成が第1の実施形
態の遠隔制御システムと異なるのみであるので、その点
以外の説明は省略する。
【0022】この実施形態では、図4に示すように、画
像ファイル21に加えてヘルプファイル22もPC2の
ハードディスクに記憶され、インタフェースデータであ
るHTML文書11にはそのファイルに対するリンクデ
ータとして記載されている。そしてヘルプファイルは、
PC2のハードディスクにヘルプファイル22として予
め記憶させておく。この記憶作業も、ユーザがCD−R
OM等のメディアに保存されているヘルプファイルを決
められているフォルダにコピー(インストール)して行
うことができる。
【0023】このようにすることにより、HTML文書
11をデコードしたPC2に、ハードディスクから指定
されたヘルプファイルを読み出させて表示を行わせるこ
とができる。なお、ヘルプファイルの内容は常に表示し
ておく必要はないので、インタフェース画面にはリンク
情報を表示しておき、ユーザがそのリンクの内容を表示
するよう求めた時に初めてヘルプファイル22の内容を
表示するようにするとよい。また、画像ファイルがほと
んどない場合等には、ヘルプファイル22のみをPC2
のハードディスクに記憶するようにしてもよい。
【0024】ヘルプファイルは、例えテキストデータが
主であっても容量が大きくなることがあり、また通常変
更されることがない情報であるため、ファクス装置1の
ROMに記憶させるのは、ファクス装置1のコスト面か
ら好ましくない。そこで、このようにヘルプファイル2
2も画像ファイル21と同様にPC2のハードディスク
に記憶させることにより、第1の実施形態の場合と同様
な効果を発揮させることができる。
【0025】〔第3の実施形態:図5,図6〕次に、こ
の発明の電子装置の遠隔制御システムの第3の実施形態
である遠隔制御システムについて、図5及び図6を用い
て説明する。図5はこの遠隔制御システムにおける各フ
ァイルやデータの関係を説明するための説明図、図6は
この遠隔制御システムにおいてファイルの保存されたフ
ォルダの設定画面の表示例を示す図である。この実施形
態では、PC2,3におけるファイルの記憶場所を管理
する記憶場所管理手段をファクス装置1に設けた点が第
2の実施形態と異なるのみであるので、その点以外の説
明は省略する。
【0026】この実施形態においては、PC2がファク
ス装置1へインタフェースデータの送信を初めて要求し
た際に、ファクス装置1はPC2のハードディスクの所
定のフォルダにクッキー(Cookie)と呼ばれるテ
キストファイルを送り込むと同時に、PC2に例えば図
6に示す画面を表示させて、画像ファイルやヘルプファ
イル等、インタフェースデータ及び設定・監視プログラ
ムの実行結果として表示されるべきデータのうちPC2
に記憶させるデータ(以下「画像ファイル等」という)
を記憶させているフォルダ名の設定を要求する。ユーザ
がそのフォルダ名を入力して「送信」ボタンをクリック
すると、そのデータはファクス装置1に送信され、SR
AM52に、クッキーとフォルダ名を対応させた表1の
ようなテーブルとして記憶される。そしてファクス装置
1のROM42に記憶しておくインタフェースデータの
うちのリンクのデータは、第1及び第2の実施形態の場
合のような固定のデータではなく、送信要求があった場
合にクッキーを参照して動的にデータを生成するコマン
ドとして記憶しておく。
【0027】
【表1】
【0028】ファクス装置1は、PC2からインタフェ
ースデータの送信要求を受けると、PC2に送り込んで
おいたクッキーと、SRAM52に記憶してある上記の
テーブルとを参照して、表示すべきファイルへのリンク
データを生成して具体的なインタフェースデータを完成
させ、PC2に送信する。例えば、SRAM52に表1
に示すテーブルが記憶されている場合には、クッキーと
して0573fdc6c13ef20fa1が送りこまれているPC2から
送信要求があった場合には、画像ファイル21へのリン
クのデータは<IMG height="70" src="file:///C:/Web/t
itle.jpg" width="630">のように生成して出力し、クッ
キーとして160581F9AC7D2941が送りこまれているPC3
から送信要求があった場合には、画像ファイル31への
リンクのデータは<IMG height="70" src="file:///D:/D
ata/title.jpg" width="630">のように生成して出力す
る。ヘルプファイル22,32へのリンクのデータも、
同様である。この生成動作は、ファクス装置1のCPU
41が行い、このCPU41が記憶場所管理手段として
機能する。
【0029】このようにシステムを構成することによ
り、PC2,3において、どのフォルダに画像ファイル
21,31やヘルプファイル22,32を記憶させてあ
っても、これを予め設定しておけば、ファクス装置1が
そのフォルダに対応したリンクデータを含むインタフェ
ースデータを送信してくるので、受信したインタフェー
スデータに含まれるリンクのデータに従ってこれらを読
み出して表示することができる。なお、ここで説明した
フォルダの設定は、生成したリンクデータによる画像フ
ァイルの読み出しが正常に行われなかった場合、ユーザ
による要求があった場合等にも行い、SRAM52に記
憶している対応テーブルを更新できるようにするとよ
い。
【0030】このような遠隔制御システムによれば、第
1又は第2の実施形態の効果に加え、PCにおいて画像
ファイル等を記憶させるフォルダを任意に選択すること
ができるため、ユーザの利便性をさらに向上させること
ができる。ところで、PC2,3に搭載しているウェブ
ブラウザは、その設定により、クッキー情報の使用を禁
止することもできる。このような状況に対応するため、
クッキーに代えて各PCのIPアドレスを用いることも
できる。この場合には、各PCのIPアドレスと画像デ
ータ等を記憶しているフォルダ名とを対応させた、例え
ば表2のようなテーブルをSRAM52に記憶してお
く。
【0031】
【表2】
【0032】そして、クッキーを用いるの場合と同様
に、IPアドレスと、SRAM52に記憶してある上記
のテーブルとを参照して、表示すべきファイルへのリン
クデータを生成するようにすれば、クッキーが使用でき
ない場合でも、クッキーを用いる場合と同様な効果を得
ることができる。また、さらに他の情報とフォルダ名を
対応させるようにしてもよい。なお、ここではクッキー
やIPアドレスとフォルダ名との対応データをテーブル
形式のデータとして作成する例について説明したが、フ
ォルダ名をノードとする多分岐構造のデータとしてデー
タを保持することにより、メモリの消費を低減すること
も可能である。
【0033】〔各実施形態の変形例:図7〕次に、以上
説明した各実施形態の変形例について図7を用いて説明
する。図7は、この変形例の遠隔制御システムにおける
各ファイルやデータの関係を説明するための図1に対応
する説明図である。この変形例においては、インタフェ
ースデータのうち言語に依存する情報は全て画像データ
で作成してPC2のハードディスクに記憶させ、ファク
ス装置1に記憶させるHTML文書11及び設定・監視
プログラム12には、言語に関する情報を含めないよう
にしている。
【0034】そして、PC2のハードディスクには、例
えば図7に示す言語A用データ23,言語B用データ2
4,言語C用データ25のように、複数の言語に対応し
た画像データ等を予め記憶させておく。この記憶作業
も、ユーザがCD−ROM等のメディアに保存されてい
るファイルをハードディスクにコピー(インストール)
して行うことができる。また、ファクス装置1のSRA
M52には、使用言語に関するデータを記憶させてお
く。PCによって異なる言語を使用する場合には、第3
の実施形態で説明したような、クッキーやIPアドレス
と対応したテーブルとして記憶させるとよいが、通常は
PCによらず一律の値でよく、操作部等によって変更可
能であれば足りる。
【0035】この場合において、インタフェースデータ
に含まれるリンクのデータは、PC2からの送信要求が
あった場合に使用言語に関するデータを参照して動的に
データを生成するコマンドとして記憶しておく。ファク
ス装置1は、PC2からインタフェースデータの送信要
求を受けると、SRAM52に記憶してある使用言語に
関するデータを参照してその言語のデータを格納したフ
ォルダ名を取得し、表示すべきファイルへのリンクデー
タを生成して具体的なインタフェースデータを完成さ
せ、PC2に送信する。この生成動作はファクス装置1
のCPU41が行い、このCPU41が言語選択手段と
して機能する。そして、PC2が受信したインタフェー
スデータに含まれるリンクのデータに基づいて、そのハ
ードディスクに記憶されている画像データ等を読み出し
て表示することにより、所定の言語によるインタフェー
ス画面を表示することができる。
【0036】このような遠隔制御システムによれば、以
上説明した各実施形態の効果に加え、複数言語への対応
が可能になり、また複数言語分のインタフェースデータ
を作成した場合でも、ファクス装置に要求されるROM
の容量を少なくすることができ、コストダウンを図るこ
とができる。なお、図7には図1と対応する図を示した
が、この変形例は第1から第3のいずれの実施形態にも
適用可能であることは言うまでもない。また、以上の各
実施形態及び変形例では、電子装置としてファクシミリ
装置を、コンピュータとしてPCを用いた例について説
明したが、この発明の電子装置の遠隔制御システムはこ
れに限られるものではない。電子装置としては、例えば
複写機、プリンタ、デジタル複合機等の画像形成装置
や、その他コンピュータによって制御可能な装置ならば
どのようなものも用いることができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の電子装
置の遠隔制御システムによれば、データ量の大きい画像
データをコンピュータの記憶手段に記憶させておくた
め、画像を多用した見栄えのよいインタフェース画面を
使用する場合でも、電子装置に必要な記憶容量が少なく
て済むため、電子装置のコストダウンを図り、ひいては
システム全体のコストダウンを図ることができる。ま
た、データ量の大きい画像データのダウンロードが不要
になるため、通信時間を短縮し、インタフェース画面の
表示を高速に行うことができるようになり、システムに
おける操作性を向上させることができる。
【0038】また、電子装置に記憶場所管理手段を設け
れば、コンピュータにおいて画像ファイル等を記憶させ
るフォルダを任意に選択することができるようになるた
め、ユーザの利便性をさらに向上させることができる。
さらに、コンピュータに複数の言語に対応したデータを
記憶させてその1つを選択するようにすることにより、
複数言語への対応が可能になり、また、複数言語分のイ
ンタフェースデータを作成した場合でも、電子装置に要
求される記憶手段の容量を少なくすることができ、コス
トダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態の遠隔制御システム
における各ファイルやデータの関係を説明するための説
明図である。
【図2】その遠隔制御システムの制御対象であるファク
ス装置の概略構成を示すブロック図である。
【図3】そのファクス装置のソフトウェア構成を示すブ
ロック図である。
【図4】この発明の第2の実施形態の遠隔制御システム
における各ファイルやデータの関係を説明するための説
明図である。
【図5】この発明の第3の実施形態の遠隔制御システム
における各ファイルやデータの関係を説明するための説
明図である。
【図6】その遠隔制御システムにおいてファイルの保存
されたフォルダを設定する画面の表示例を示す図であ
る。
【図7】この発明の変形例の遠隔制御システムにおける
各ファイルやデータの関係を説明するための説明図であ
る。
【符号の説明】
1:ファクス装置 2,3:PC 4:LAN 11:HTML文書 12:設定・監視プログラム 21,31:画像ファイル 22,32:ヘルプファイル 41:CPU 42:ROM 43:RAM 44:タイマ制御部 45:操作部I/F 46:ハードディスクI/F 47:通信制御部 48:網制御部 49:符号・復号化部 50:スキャナI/F 51:プロッタI/F 52:SRAM 53:LAN通信制御部 54:キャラクタジェネレータ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともネットワーク通信手段と記憶
    手段とを備えた電子装置と、該電子装置とネットワーク
    によって接続されたコンピュータとからなり、 前記電子装置は、前記記憶手段に該電子装置の設定や監
    視を行うためのプログラム及び、ハイパーテキスト文書
    として記載された該プログラムのインタフェースデータ
    を記憶しており、 前記コンピュータは、表示手段と、入力手段と、記憶手
    段と、前記ネットワーク上に存在する装置に記憶されて
    いるハイパーテキスト文書をデコードして表示手段に表
    示することのできるウェブブラウザと、該ウェブブラウ
    ザによって前記インタフェースデータによるインタフェ
    ースを表示し、該インタフェースに前記入力手段から入
    力されるデータに従って前記プログラムを起動して前記
    電子装置の設定や監視を行う設定手段とを有する電子装
    置の遠隔制御システムであって、 前記インタフェースデータ及び前記プログラムの実行結
    果として表示されるべきデータのうち一部のデータは前
    記コンピュータの記憶手段に記憶されており、該インタ
    フェースデータには、前記一部のデータへのリンクのデ
    ータが含まれていることを特徴とする電子装置の遠隔制
    御システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子装置の遠隔制御シス
    テムであって、 前記一部のデータは画像データであることを特徴とする
    電子装置の遠隔制御システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の電子装置の遠隔制御シス
    テムであって、 前記一部のデータは前記インタフェース及び前記プログ
    ラムの使い方を記載したヘルプファイルであることを特
    徴とする電子装置の遠隔制御システム。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    電子装置の遠隔制御システムであって、 前記電子装置が、前記コンピュータの記憶手段が前記一
    部のデータを記憶している場所を管理する記憶場所管理
    手段を有することを特徴とする電子装置の遠隔制御シス
    テム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の電子装置の遠隔制御シス
    テムであって、 前記記憶場所管理手段は、前記コンピュータの記憶手段
    に記憶させたクッキーを前記一部のデータを記憶してい
    る場所と対応させて該場所を管理する手段であることを
    特徴とする電子装置の遠隔制御システム。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の電子装置の遠隔制御シス
    テムであって、 前記記憶場所管理手段は、前記コンピュータのIPアド
    レスを前記一部のデータを記憶している場所と対応させ
    て該場所を管理する手段であることを特徴とする電子装
    置の遠隔制御システム。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の
    電子装置の遠隔制御システムであって、 前記コンピュータの記憶手段は、複数の言語に対応した
    前記一部のデータをそれぞれ記憶しており、 前記電子装置は、前記複数の言語のうち1つの言語に対
    応した前記一部のデータを選択する言語選択手段を有す
    ることを特徴とする電子装置の遠隔制御システム。
JP2001232299A 2001-07-31 2001-07-31 電子装置の遠隔制御システム Pending JP2003044375A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001232299A JP2003044375A (ja) 2001-07-31 2001-07-31 電子装置の遠隔制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001232299A JP2003044375A (ja) 2001-07-31 2001-07-31 電子装置の遠隔制御システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003044375A true JP2003044375A (ja) 2003-02-14

Family

ID=19064239

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001232299A Pending JP2003044375A (ja) 2001-07-31 2001-07-31 電子装置の遠隔制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003044375A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7657593B2 (en) 2003-11-21 2010-02-02 Canon Kabushiki Kaisha Image processing system, image processing method, image processing apparatus, program for implementing the method, and storage medium
US7913171B2 (en) 2006-02-20 2011-03-22 Ricoh Company, Ltd. Communication control device, communication control method, and communication control system

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7657593B2 (en) 2003-11-21 2010-02-02 Canon Kabushiki Kaisha Image processing system, image processing method, image processing apparatus, program for implementing the method, and storage medium
US7913171B2 (en) 2006-02-20 2011-03-22 Ricoh Company, Ltd. Communication control device, communication control method, and communication control system
US8527886B2 (en) 2006-02-20 2013-09-03 Ricoh Company, Ltd. Communication control device, communication control method, and communication control system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4645833B2 (ja) 画像形成装置、画像形成プログラム及び画像形成システム
JP5599038B2 (ja) 情報処理装置及び方法、並びにプログラム
JP2005269250A (ja) データ送信装置
JP5371726B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム
JP2004185541A (ja) デバイス管理装置
JP2007206999A (ja) ヘルプシステム
JP5489792B2 (ja) 画像処理装置、表示方法及びプログラム
JP4909674B2 (ja) 機器レイアウト編集装置、機器レイアウト編集システム、方法およびプログラム
JP4154316B2 (ja) 画像処理システム、制御方法、画像処理装置、プログラムおよび記憶媒体
JP5709429B2 (ja) 画像処理装置及びその制御方法、プログラム
JP2008165654A (ja) 情報処理装置、画像形成装置、ドライバ更新方法、記憶媒体、プログラム
JP2005100319A (ja) データ表示システム、データ出力装置、画像形成装置、データ表示装置およびデータ表示プログラム
JP2002373064A (ja) 印刷装置および情報処理装置
JP6104248B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム
JP2001345983A (ja) 画像読取装置およびその制御方法
JP2008294820A (ja) ネットワーク通信装置
JP2003044375A (ja) 電子装置の遠隔制御システム
JP2005182253A (ja) Asp印刷サービスシステム、方法、およびaspサーバー装置
JP4426501B2 (ja) プリンタサーバ,印刷システム,プログラム及び印刷制御方法
JP2010191686A (ja) 画像処理装置及びその制御方法、サーバ装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP2008243152A (ja) ファイル参照システム、ファイル参照方法、ファイル変換装置、ファイル参照端末装置、及びプログラム
JP5619245B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム
JP5157794B2 (ja) 通信端末およびプログラム
JP3770261B2 (ja) ファクシミリ装置
JP5031656B2 (ja) 通信システムおよび出力方法、および、サーバ装置、および、送信方法、および、プログラム、および、記録媒体