JP2003043812A - 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置

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JP2003043812A
JP2003043812A JP2001232999A JP2001232999A JP2003043812A JP 2003043812 A JP2003043812 A JP 2003043812A JP 2001232999 A JP2001232999 A JP 2001232999A JP 2001232999 A JP2001232999 A JP 2001232999A JP 2003043812 A JP2003043812 A JP 2003043812A
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Tatsuya Suzuki
達也 鈴木
Koji Miura
幸次 三浦
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子写真画像形成装置に着脱可能な現像装置
において、現像ローラ12の長手方向端部からのトナー
の洩れや飛散を防止すること。 【構成】 像担持体上の静電潜像を現像するためのトナ
ーを担持して搬送する現像ローラ12と、現像ローラ1
2上のトナーの層厚を規制する現像ブレード16と、現
像ローラ12の長手方向端部からのトナーの洩れを防止
する端部シール部材32と、を有し、現像ローラ12の
長手方向両端部の非画像領域12d1、12d2におけ
る端部シール部材32と摺擦する領域の表面を、前記現
像ローラ12の画像領域12cより平滑にし、現像ロー
ラ12端部のトナーの担持性と搬送性を低下させ、端部
シール部材32へのトナーの侵入を防止し、シール性を
向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレーザプリンタ、複
写機、ファクシミリ装置等の電子写真画像形成装置に関
し、詳しくは前記電子写真画像形成装置に具備される現
像装置とプロセスカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た画像形成装置においては、像担持体としての感光体ド
ラムと、前記感光体ドラムに作用するプロセス手段とを
一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを画像形
成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式
が採用されている。前記プロセスカートリッジ方式によ
れば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずにユ
ーザー自身で行うことができるので、格段に操作性を向
上させることができた。そのため、前記プロセスカート
リッジ方式は画像形成装置において広く用いられてい
る。
【0003】前記感光体ドラムの寿命が延びプリント可
能枚数が増えると、トナー(現像剤)の供給能力に制限
の生じる現像手段を独立なユニットとし、例えば感光体
ドラム上の潜像を現像する現像手段とトナーを収容する
トナーフレームとを一体とした現像カートリッジ(現像
装置)と、画像形成プロセスの感光体ドラムと帯電手段
とクリーニング手段とを一体としたプロセスカートリッ
ジとに分け、装置本体への着脱とメンテナンスを容易に
し、なおかつ夫々主要部品の寿命に則した使い方がなさ
れるようになってきている。
【0004】現像カートリッジにおいては、トナーを担
持し感光体ドラムにトナー現像を行う現像剤担持体とし
ての現像ローラと、現像ローラにコートされるトナーの
厚みを規制する現像剤規制部材としての現像ブレード
と、トナーを現像ローラに塗布する塗布ローラとを有
し、これらを支持する現像フレームと前記トナーフレー
ムとを結合しカートリッジフレーム(現像容器)とする
ことで、現像カートリッジの小型化を図っている。
【0005】前記現像ローラには基層に発泡ウレタンな
どを用い、表層をゴムあるいは樹脂などの薄膜で覆った
ものがあり、前記現像ブレードには長方形の薄板金など
からなるものがあり、自由端側のエッジ若しくは面で現
像ローラに当接し、現像ローラにコートされたトナーの
厚みを均一に規制している。
【0006】また、カートリッジフレームの開口の端部
には、カートリッジフレームと現像ブレード及び現像ロ
ーラとの間に夫々生じる隙間からトナーが漏れ出すのを
防止するために、発泡弾性体やフェルト、パイルあるい
はベルベットなどで構成される端部シール部材が配置さ
れており、この端部シール部材は前記開口を覆うように
現像ブレード及び現像ローラの背面側に配置され、現像
ローラ及び現像ブレードの背面に圧接される。
【0007】一方、前記現像ローラの周面はトナーを担
持するために、ある程度の表面粗さを有している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
現像ローラの表面粗さは全域で一様であったため、非画
像領域に相当し、トナーを担持する必要の無い端部にお
いても、トナーが担持されやすい。この場合、現像ロー
ラ端部方向へのトナー搬送性とあいまって、端部シール
部材にトナーが侵入しやすく、したがって現像ローラ端
部からの洩れや飛散を防止するためにより高いシール性
が必要とされる。
【0009】本発明の目的は、上述のような問題点を考
慮し、現像ローラ端部からの洩れや飛散を防止する現像
装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置を提供す
ることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本出願に係る目的を実現
する第1の構成は、像担持体に対向して開口部を有し現
像剤を収納する現像容器と、前記現像容器の開口部で回
転自在に支持され、前記像担持体上の静電潜像を現像す
るための現像剤を担持して搬送する現像剤担持体と、前
記現像剤担持体の周面に当接し、前記現像剤担持体上の
現像剤の層厚を規制する現像剤規制部材と、前記現像容
器の開口部の端部に、前記開口部を覆うように前記現像
剤担持体及び前記現像剤規制部材の背面側に配置され、
前記現像材担持体及び前記現像材規制部材の背面に圧接
され、前記現像容器と前記現像剤担持体及び前記現像剤
規制部材との間に夫々生じる隙間からの現像剤の洩れを
防止する端部シール部材と、を有し、前記現像剤担持体
長手方向端部の非画像領域における前記端部シール部材
と摺擦する領域の表面を、前記現像剤担持体の画像領域
の表面より平滑にすることを特徴とする現像装置であ
る。
【0011】本出願に係る目的を実現する第2の構成
は、第1の構成に記載の現像剤担持体において、前記現
像剤担持体長手方向端部の非画像領域における前記端部
シール部材と摺擦する領域の表面粗さを十点平均粗さで
3μm以下とし、前記現像剤担持体の画像領域の表面粗
さを十点平均粗さで5μm以上10μm以下とすること
を特徴とする第1の構成に記載の現像装置である。
【0012】本出願に係る目的を実現する第3の構成
は、第1又は第2の構成に記載の現像剤担持体は、ゴム
ないし樹脂の表層を持ち、前記表層をゴムないし樹脂の
薄膜で被覆することを特徴とする第1又は第2の構成に
記載の現像装置である。
【0013】本出願に係る目的を実現する第4の構成
は、第1、第2又は第3の構成に記載の現像装置と、前
記現像装置により現像される像担持体と、前記像担持体
をクリーニングするクリーニング手段と、前記像担持体
を帯電する帯電手段と、を具備することを特徴とするプ
ロセスカートリッジである。
【0014】本出願に係る目的を実現する第5の構成
は、第1、第2又は第3の構成に記載の現像装置を具備
することを特徴とする画像形成装置である。
【0015】本出願に係る目的を実現する第6の構成
は、第4の構成に記載のプロセスカートリッジを具備す
ることを特徴とする画像形成装置である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係る現
像装置、プロセスカートリッジ及びこれを用いる画像形
成装置について図面に沿って詳細に説明する。なお、本
実施形態における例示が本発明を限定することは無い。
【0017】(実施の形態1)本実施形態1に係る現像
装置を具備する画像形成装置の一形態として、電子写真
方式によってカラー画像を形成するカラーレーザビーム
プリンタについて、図1から図5を参照して説明する。
各図に共通する部材には同一の符号を記す。
【0018】[画像形成装置の全体構成]以下、カラー
レーザビームプリンタの全体構成について、図1に示す
カラーレーザビームプリンタの縦断面図を参照して説明
する。
【0019】図1において、カラーレーザビームプリン
タの構成は、一定速度で図中反時計回り方向に回転する
像担持体としての感光体ドラム1の周面に、感光体ドラ
ム1の回転方向に沿って、順次帯電手段2と、4個の現
像カートリッジ(現像装置)Dy、Dm、Dc、Db
(併せてDと記す)と、中間転写ユニット4と、クリー
ニング手段9とを配置している。
【0020】前記感光体ドラム1の表面を帯電手段2に
より一様に帯電し、露光手段3から画像情報に応じたレ
ーザー光を照射することで、感光体ドラム1上に潜像を
形成している。この潜像を現像カートリッジDで現像
し、得られた現像画像を順次ベルト状の中間転写ユニッ
ト4に重ねて転写することで、中間転写ユニット4上に
カラー画像を形成している。このカラー画像は、給紙カ
セット5aから搬送手段5によって搬送される記録媒体
P(例えば記録紙、OHPシート等)上に転写ローラ6
によって転写している。また、定着手段7へその記録媒
体Pを搬送してカラー画像を定着し、装置上面の排出部
8へ排出している。さらに、中間転写ユニット4に転写
されずに感光体ドラム1上に残存した転写残トナーはク
リーニング手段9によって掻き取られ、クリーニングさ
れた感光体ドラム1は上述作用を繰り返し画像形成を行
う。
【0021】[現像カートリッジの構成]以下、前記現
像カートリッジDの全体構成について説明する。
【0022】4個の現像カートリッジDは、イエロー、
マゼンタ、シアン、ブラックの各色の現像を可能とする
イエロー現像カートリッジDy、マゼンタ現像カートリ
ッジDm、シアン現像カートリッジDc、黒現像カート
リッジDbからなりフルカラー画像を形成する。
【0023】かかる4個の現像カートリッジDは、図1
に示すように、ロータリーユニット11に夫々着脱可能
に装着している。前記ロータリーユニット11はロータ
リー軸10を中心に回転駆動する。
【0024】画像形成に際しては、ロータリーユニット
11は現像カートリッジDを装着している状態で回転駆
動し、感光体ドラム1に対向した所定の位置に所定の現
像カートリッジDを位置決めする。そして、感光体ドラ
ム1上の潜像に対応して各現像カートリッジDが可視像
を形成する。
【0025】カラー画像形成時には、中間転写ユニット
4の1回転毎にロータリーユニット11が回転し順次現
像工程がなされる。
【0026】次に、前記現像カートリッジDについて図
2と図3を参照して詳細に説明する。図2は本実施形態
1に係る現像カートリッジの縦断面図、図3は本実施形
態1に係るシャッターを開いた状態の現像カートリッジ
の斜視図である。
【0027】図2と図3において、現像カートリッジD
は、現像部材を支持する現像部材支持フレーム63A
と、トナーを収容するトナーフレーム63Bと、カバー
フレーム63Cと、サイドカバー63D・63Eと、カ
ップリングフレーム63Fとを有し、これら複数のフレ
ームを結合しカートリッジフレーム(現像容器)63と
している。また、カートリッジフレーム63の感光体ド
ラム1に対向する面に開口部63bと、この開口部63
bの開閉を自在とするシャッター64とを設けている。
【0028】図2は、現像カートリッジD(例えばイエ
ロー現像カートリッジDy)が感光体ドラム1に対向し
た位置に微小間隔をもって位置決め静止している状態を
示している。現像カートリッジDは、前記感光体ドラム
1にトナーを供給する現像剤担持体としての現像ローラ
12と、前記現像ローラ12に供給するトナーを収納す
るトナー収納部63aとを有する。また、現像ローラ1
2はカートリッジフレーム63に開口部63aで支持さ
れる。さらに、前記トナー収納部63a内にはトナー送
り部材15を設けている。
【0029】ここで、装置本体30から駆動力を得て前
記トナー送り部材15が回転し、トナー収納部63a内
のトナーを現像ローラ12に送り込む。現像ローラ12
は例えば金属軸12aに弾性部材であるゴム層12bを
巻き付けたものであり、この現像ローラ12の周面には
現像剤規制部材としての現像ブレード16が圧接してい
る。また、現像部材支持フレーム63Aは現像ローラ1
2に圧接され、現像ローラ12の周面と互いに逆方向へ
移動する周面を持つ塗布ローラも回転自在に備えてい
る。このため、現像ローラ12が図4の時計回り方向へ
回転すると、その周面にトナーが薄層塗布される。
【0030】そして潜像が形成された感光体ドラム1と
対向した現像ローラ12に、装置本体30から供給され
た現像バイアスを印加することにより、潜像に応じて感
光体ドラム1上にトナー現像が行われる。
【0031】また、カートリッジフレーム63の開口部
63bの端部には、カートリッジフレーム63と現像ブ
レード16及び現像ローラ12との間に夫々生じる隙間
からトナーが漏れ出すのを防止するために、発泡弾性体
やフェルト、パイルあるいはベルベットなどで構成され
る端部シール部材32が配置されており、この端部シー
ル部材32は前記開口部63bを覆うように現像ブレー
ドおよび現像ローラ12の背面側に配置され、現像ロー
ラ12及び現像ブレード16の背面に圧接される。
【0032】なお、マゼンタ現像カートリッジDm、シ
アン現像カートリッジDc、黒現像カートリッジDbに
ついても上記したイエロー現像器Dyと同様なメカニズ
ムでトナー現像が行われる。また、各現像カートリッジ
Dの各現像ローラ12は、各現像カートリッジDが現像
位置に回転移動したときに、装置本体30に設けた不図
示の各色現像用高圧電源と不図示の駆動源とに接続され
る。そして、各色現像カートリッジD毎に順次選択的に
電圧が印加され駆動が接続される。
【0033】[現像ブレードの構成]以下、現像カート
リッジDに具備される現像ブレード16の構成について
図4を参照して説明する。図4は本実施の形態1に係る
現像ブレード16の構造を示す分解斜視図である。
【0034】図4において、現像ブレード16は、支持
板101と押さえ板103からなるブレード支持板金1
6aと、前記ブレード支持板金16aにはさまれ支持さ
れる弾性ブレード102とからなる。すなわち、現像ブ
レード16は3層構成により成り立っていて、現像部材
支持フレーム63Aに近いほうから支持板101、弾性
ブレード102、押さえ板103である。
【0035】現像部材支持フレーム63Aの長手方向両
端部には現像ブレード16を取り付けるための位置決め
座面63A1、63A2が設けてある。位置決め座面6
3A1、63A2には現像ブレード16を現像部材支持
フレーム63Aに固定するための小ねじ105、106
用のめねじ63A3がそれぞれ設けてある。
【0036】長手方向一方端の位置決め座面63A1上
にはめねじ63A3よりも長手方向外方に断面角形の角
ダボ63A4が座面63A1に対して直立している。長
手方向他方端の座面63A2にはめねじ63A3よりも
長手方向外方に丸ダボ63A6が座面63A2に対して
直立している。
【0037】現像ブレード16を構成する支持板10
1、弾性ブレード102、押さえ板103の一方端には
現像部材支持フレーム63Aの座面63A2のめねじ6
3A3に一致するように、小ねじ105用の穴(小ねじ
がゆるく嵌合して挿通する穴、以下同じ)101c、1
02c、103cがそれぞれ設けられ、他方端には座面
63A1のめねじ63A3に一致するように小ねじ10
6用の穴101d、102d、103dがそれぞれ設け
られている。
【0038】現像ブレード16の支持板101、弾性ブ
レード102、押さえ板103の両端部には前記小ねじ
用の穴101c、102c、103c及び101d、1
02d、103dから長手方向外側に同一位置におい
て、支持板101に丸ダボ101e、101f、弾性ブ
レード102に前記丸ダボ101e、101fがそれぞ
れ嵌合する丸穴102e、102f、押さえ板103に
前記丸ダボ101e、101fがそれぞれ嵌合する丸穴
103e、103fが設けられている。
【0039】支持板101、押さえ板103の一方端に
はそれぞれ現像部材支持フレーム63Aの座面63A2
に設けた丸ダボ63A6に嵌入する穴101g、103
gが設けられている。支持板101の穴101gは短手
方向に長い長穴であり、押さえ板103の穴103gは
丸ダボ63A6にちょうど嵌合する丸穴である。
【0040】また、支持体101、押さえ板103の他
方端には現像部材支持フレーム63Aの座面63A1に
設けた角ダボ63A4にはまり込む角形の切り込み10
1h、103hが設けられている。支持板101の切り
込み101hの短手方向の幅は角ダボ63A4の短手方
向の幅より大きく、押さえ板103の切り込み103h
の幅は角ダボ63A4にちょうど嵌入する幅である。
【0041】上記において、支持板101、押さえ板1
03は共に板厚1〜2mm程度の板金としている。これ
らの板金には錆等が発生すると現像の不具合が発生する
ためステンレス鋼の採用、又はニッケル等のメッキが施
されている。弾性ブレード102は厚さ0.1mm程度
のばね性薄板板金102aで構成されている。この弾性
ブレード102の現像ローラ当接部102bは、ばね性
薄板板金102aにより発生するばね力によって、ある
当接力で現像ローラ12に当接する。また、このばね性
薄板板金102aの先端に厚さ1mm程度の樹脂を、ア
ウトサート成形等で一体化して、これを現像ローラ当接
部としても良い。
【0042】ここで、本実施形態1に係る詳細につい
て、図5に示す現像ローラの長手方向の概略正面図を用
いて説明する。現像ローラ12はトナーを担持して感光
体ドラム1上の静電潜像を現像するために、画像領域1
2cにおける表面粗さを十点平均粗さで10μmとす
る。一方、現像ローラ12端部の非画像領域12d1、
12d2における端部シール部材32と摺擦する領域に
おいては、画像領域12cと比較してトナーを担持しに
くい平滑な面として、表面粗さは十点平均粗さで1μm
以下とする。
【0043】これにより、現像ローラ12端部の非画像
領域12d1、12d2ではトナーが担持されにくくな
るため、トナーが現像ローラ12表面を伝わって、端部
シール部材32方向へ侵入していくことが抑えられる。
したがって、現像ローラ12端部からのトナーの洩れや
飛散を防止できる。
【0044】なお、本実施形態1は上記した数値に限定
されることは無く、現像ローラ12の十点平均粗さによ
る表面粗さは、画像領域で5μm以上10μm以下、端
部シール部材32と摺擦する領域で3μm以下の範囲と
すれば良い。
【0045】上述したように、本実施形態1によれば、
現像ローラ12端部からトナーが漏れ出すことを防止で
き、感光体ドラム1等の部材や装置内装をトナーによっ
て汚さないようにできる。また、トナーによる汚れが原
因の画像不良を防止できる。
【0046】(実施の形態2)本実施形態2は、本発明
に係る現像装置を具備するプロセスカートリッジを画像
形成装置に適用することを特徴とする。前記プロセスカ
ートリッジとは、帯電手段又はクリーニング手段と、現
像手段と、感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化
し、このカートリッジを画像形成装置本体に対して着脱
可能とするものである。
【0047】以下、本実施形態2に係る画像形成装置の
一形態としてのレーザビームプリンタについて、図6に
示すレーザビームプリンタAの縦断面図を用いて説明す
る。なお、前出の図と共通する部材には同一の符号を記
し、特に記述のない部分は実施形態1と同様の構成とし
ている。
【0048】図6において、レーザビームプリンタAに
具備されるプロセスカートリッジBは、図中時計回り方
向に回転する感光体ドラム1の周面に、感光体ドラム1
の回転方向に順次帯電手段2と現像手段DAとクリーニ
ング手段9とを有し、各部材をプロセスカートリッジフ
レーム65に支持することで一体化し、前記プロセスカ
ートリッジBは装置本体30に取り外し可能に装着して
いる。
【0049】露光手段3において、目的画像の時系列電
気画素信号に対応して変調されたレーザビームLは、不
図示の半導体レーザー光源からポリゴンミラー3aへ出
力され、レンズ3cと反射ミラー3dを介して、あらか
じめ帯電手段2により一様に帯電された感光体ドラム1
上を露光し目的画像に対応した潜像を形成する。そし
て、この潜像は現像手段DAでトナーを付与されてトナ
ー画像となり、転写ローラ6との対向部に移動する。
【0050】次いで、このトナー画像は、給紙カセット
5aからピックアップローラ5bで送り出されて搬送手
段5で送られる記録媒体P上に転写ローラ6により転写
され、定着手段7により定着され、排出部8へ排出され
る。
【0051】ここで、現像手段DAは実施形態1の現像
カートリッジDと同様な構成とし、現像ローラ12の母
線に現像ブレードが圧接し、現像ローラ12の長手方向
両端部に端部シール部材32を設けている。また、現像
ローラ12の表面粗さを実施形態1で述べたような構成
とすれば良い。
【0052】こうして、上述した本実施形態2において
も、実施形態1と同様の効果を得ることができる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電子写真画像形成装置本体に着脱可能であって像担持体
に形成された潜像を現像するための現像装置およびプロ
セスカートリッジにおいて、前記現像剤担持体の長手方
向端部の非画像領域における端部シール部材と摺擦する
領域の表面粗さを、前記現像剤担持体の画像領域より平
滑にすることにより、現像剤担持体端部の現像剤搬送力
が低下し、前記端部シール部材への現像剤の侵入を防止
でき、前記現像剤担持体端部からの現像剤の洩れや飛散
を防止することができる。また、前記現像装置又は前記
プロセスカートリッジを具備する画像形成装置は良質な
画像を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係るカラーレーザビーム
プリンタの縦断面図。
【図2】本発明の実施形態1に係る現像カートリッジの
縦断面図。
【図3】本発明の実施形態1に係るシャッターを開いた
状態の現像カートリッジの斜視図。
【図4】本発明の実施形態1に係る現像ブレードの構造
を示す分解斜視図。
【図5】本発明の実施形態1に係る現像ローラの長手方
向の概略正面図。
【図6】本発明の実施形態2に係るプロセスカートリッ
ジを装着したレーザビームプリンタの縦断面図。
【符号の説明】
A…レーザビームプリンタ B…プロセスカートリッジ D、Dy、Dm、Dc、Db…現像カートリッジ DA…現像手段 P…記録媒体 L…レーザビーム 1…感光体ドラム 2…帯電手段 3…露光手段 4…中間転写ユニッ
ト 5…搬送手段 5a…給紙カセット 5b…へピックアップローラ5b 6…転写ローラ 7…定着手段 8…排出部 9…クリーニング手段 10…ロータリー軸 11…ロータリーユ
ニット 12…現像ローラ 12a…金属軸 12b…ゴム層 12c…画像領域 12d1、12d2…非画像領域 15…トナー送り部材 16…現像ブレード 16a…ブレード支持板金 19…塗布ローラ 19a…回転軸 30…装置本体 32…端部シール部材 63…カートリッジ
フレーム 63a…トナー収納部 63b…開口部 63A…現像部材支持フレーム 63A1、63A2…位置決め座面 63A3…めねじ 63A4…角ダボ 63A6…丸ダボ 63B…トナーフレ
ーム 63C…カバーフレーム 63D…サイドカバ
ー 63E…サイドカバー 63F…カップリン
グフレーム 64…シャッター 65…プロセスカートリッジフレーム 101…支持板 101c、101d…小ねじ用の穴 101e、101f…丸ダボ 101g…穴 101h…切り込み 102…弾性ブレー
ド 102a…ばね性薄板板金 102b…現像ロー
ラ当接部 102c、102d…小ねじ用穴 102e、102f
…丸穴 103…押さえ板 103c、103d…小ねじ用穴 103f、103e…丸穴 103g…穴 103h…切り込み 105、106…小
ねじ
フロントページの続き Fターム(参考) 2H077 AD06 AD13 AD17 AD23 CA12 FA01 FA13 FA22 FA23 3J103 AA02 AA51 BA47 FA22 GA02 GA57 GA58 GA60 HA04 HA41 HA53

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体に対向して開口部を有し現像剤
    を収納する現像容器と、前記現像容器の開口部で回転自
    在に支持され、前記像担持体上の静電潜像を現像するた
    めの現像剤を担持して搬送する現像剤担持体と、前記現
    像剤担持体の周面に当接し、前記現像剤担持体上の現像
    剤の層厚を規制する現像剤規制部材と、前記現像容器の
    開口部の端部に、前記開口部を覆うように前記現像剤担
    持体及び前記現像剤規制部材の背面側に配置され、前記
    現像材担持体及び前記現像材規制部材の背面に圧接さ
    れ、前記現像容器と前記現像剤担持体及び前記現像剤規
    制部材との間に夫々生じる隙間からの現像剤の洩れを防
    止する端部シール部材と、を有し、前記現像剤担持体長
    手方向端部の非画像領域における前記端部シール部材と
    摺擦する領域の表面を、前記現像剤担持体の画像領域の
    表面より平滑にすることを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の現像剤担持体において、
    前記現像剤担持体長手方向端部の非画像領域における前
    記端部シール部材と摺擦する領域の表面粗さを十点平均
    粗さで3μm以下とし、前記現像剤担持体の画像領域の
    表面粗さを十点平均粗さで5μm以上10μm以下とす
    ることを特徴とする請求項1記載の現像装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の現像剤担持体は、
    ゴムないし樹脂の表層を持ち、前記表層をゴムないし樹
    脂の薄膜で被覆することを特徴とする請求項1又は2記
    載の現像装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3記載の現像装置と、
    前記現像装置により現像される像担持体と、前記像担持
    体をクリーニングするクリーニング手段と、前記像担持
    体を帯電する帯電手段と、を具備することを特徴とする
    プロセスカートリッジ。
  5. 【請求項5】 請求項1、2又は3記載の現像装置を具
    備することを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載のプロセスカートリッジを
    具備することを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7197259B2 (en) 2004-02-24 2007-03-27 Oki Data Corporation Developing apparatus and image forming apparatus that incorporates the developing apparatus
US8041250B2 (en) 2007-09-04 2011-10-18 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Developing device and image forming apparatus with seal members
JP2014149327A (ja) * 2013-01-31 2014-08-21 Brother Ind Ltd 現像装置

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