JP2003043547A - 露出制御装置 - Google Patents
露出制御装置Info
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- JP2003043547A JP2003043547A JP2001226413A JP2001226413A JP2003043547A JP 2003043547 A JP2003043547 A JP 2003043547A JP 2001226413 A JP2001226413 A JP 2001226413A JP 2001226413 A JP2001226413 A JP 2001226413A JP 2003043547 A JP2003043547 A JP 2003043547A
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- Japan
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- exposure
- timing
- integrating
- integration
- result
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Exposure Control For Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】構成が単純でありながら、誤差成分が抑止され
て、高精度の測光を行うことのできる露出制御装置を提
供することである。 【解決手段】露出時に撮影レンズ8を介して入射した光
の量を測定するために積分回路2で積分され、この積分
回路2による測定が、異なるタイミングで複数回行われ
る。上記測定の結果が所定のレベルに達するまでの時間
が上記複数回の測定結果より算出され、この算出結果が
EEPROM12内に記憶された離散的に設けられたタ
イミングのうち、何れのタイミングに近いかがCPU1
で判定される。このCPU1で判定されたタイミングが
選択され、この選択されたタイミングで露出が制御され
る。
て、高精度の測光を行うことのできる露出制御装置を提
供することである。 【解決手段】露出時に撮影レンズ8を介して入射した光
の量を測定するために積分回路2で積分され、この積分
回路2による測定が、異なるタイミングで複数回行われ
る。上記測定の結果が所定のレベルに達するまでの時間
が上記複数回の測定結果より算出され、この算出結果が
EEPROM12内に記憶された離散的に設けられたタ
イミングのうち、何れのタイミングに近いかがCPU1
で判定される。このCPU1で判定されたタイミングが
選択され、この選択されたタイミングで露出が制御され
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はカメラの露出制御
装置に関し、より詳細には、撮像面に入射する光の量を
直接モニタして、そこへの露出量、つまりカメラの露出
量を制御する、いわゆるダイレクト測光の技術に関する
ものである。
装置に関し、より詳細には、撮像面に入射する光の量を
直接モニタして、そこへの露出量、つまりカメラの露出
量を制御する、いわゆるダイレクト測光の技術に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、カメラの撮像面に入射する光
の量を直接モニタして、そこへの露出量、つまりカメラ
の露出量を制御する、いわゆるダイレクト測光の技術が
開発されている。そして、ダイレクト測光に類似の技術
としては、例えば特開2000−231134号公報等
に記載されたものが知られている。
の量を直接モニタして、そこへの露出量、つまりカメラ
の露出量を制御する、いわゆるダイレクト測光の技術が
開発されている。そして、ダイレクト測光に類似の技術
としては、例えば特開2000−231134号公報等
に記載されたものが知られている。
【0003】すなわち、フィルム面反射光量に基づいて
露光量を制御するカメラにおいて、赤外光をフィルムの
バーフォレーション領域に投射し、該領域からの反射光
を検出してフィルムの移動量を光学的に検知するフィル
ム移動量検知手段によるパーフォレーション領域の反射
光量に基づいて前記露光量を補正する補正手段を設けた
カメラが開示されている。
露光量を制御するカメラにおいて、赤外光をフィルムの
バーフォレーション領域に投射し、該領域からの反射光
を検出してフィルムの移動量を光学的に検知するフィル
ム移動量検知手段によるパーフォレーション領域の反射
光量に基づいて前記露光量を補正する補正手段を設けた
カメラが開示されている。
【0004】この特開2000−231134号公報に
述べられるように、TTLダイレクト測光によれば、撮
影レンズを介した光を測光するため、レンズの特性を加
味した高精度の測光が可能となる。
述べられるように、TTLダイレクト測光によれば、撮
影レンズを介した光を測光するため、レンズの特性を加
味した高精度の測光が可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した特開
2000−231134号公報に記載の技術は、フィル
ムの反射率を補正する方法についての改良であり、ダイ
レクト測光の単純化に関するものではなく、積分回路や
制御に関する記述はなされていないものであった。
2000−231134号公報に記載の技術は、フィル
ムの反射率を補正する方法についての改良であり、ダイ
レクト測光の単純化に関するものではなく、積分回路や
制御に関する記述はなされていないものであった。
【0006】また、従来より非常な微小電力を積分して
露出制御するダイレクト測光回路は、リーク電流や積分
時のスイッチングノイズ等の誤差成分に影響されやす
い。そのため、誤差成分を対策するためには、特別なプ
ロセスのIC技術によって構成されることが多かった。
露出制御するダイレクト測光回路は、リーク電流や積分
時のスイッチングノイズ等の誤差成分に影響されやす
い。そのため、誤差成分を対策するためには、特別なプ
ロセスのIC技術によって構成されることが多かった。
【0007】しかしながら、これによってダイレクト測
光機能付のカメラは、構成が複雑になり、高価なものに
なりやすいという課題を有していた。
光機能付のカメラは、構成が複雑になり、高価なものに
なりやすいという課題を有していた。
【0008】この発明は上記課題に鑑みてなされたもの
であり、構成が単純でありながら、誤差成分が抑止さ
れ、高精度の測光を行うことのできる露出制御装置を提
供することを目的とする。
であり、構成が単純でありながら、誤差成分が抑止さ
れ、高精度の測光を行うことのできる露出制御装置を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1に記
載の発明は、撮影レンズと、露出時に上記撮影レンズを
介して入射した光の量を測定するために積分する積分手
段と、この積分手段による測定を異なるタイミングで複
数回行い、上記測定の結果が所定のレベルに達するまで
の時間を上記複数回の測定結果より算出し、この算出結
果がメモリ内に記憶された離散的に設けられたタイミン
グのうち、何れのタイミングに近いかを判定する判定手
段と、この判定手段で判定されたタイミングを選択する
選択手段と、この選択手段によって選択されたタイミン
グで露出を制御する制御手段と、を具備することを特徴
とする。
載の発明は、撮影レンズと、露出時に上記撮影レンズを
介して入射した光の量を測定するために積分する積分手
段と、この積分手段による測定を異なるタイミングで複
数回行い、上記測定の結果が所定のレベルに達するまで
の時間を上記複数回の測定結果より算出し、この算出結
果がメモリ内に記憶された離散的に設けられたタイミン
グのうち、何れのタイミングに近いかを判定する判定手
段と、この判定手段で判定されたタイミングを選択する
選択手段と、この選択手段によって選択されたタイミン
グで露出を制御する制御手段と、を具備することを特徴
とする。
【0010】また、請求項2に記載の発明は、撮影レン
ズと、露出時に上記撮影レンズを介して入射した光の量
を積分する積分手段と、上記積分手段による積分を異な
るタイミングで複数回行い、上記積分の結果が所定のレ
ベルに達するまでの時間を、上記複数回の積分結果より
算出する算出手段と、露出開始時から上記算出された時
間に到るまでの略中間の時点で上記積分の結果をモニタ
し、該モニタの結果に基いて露出を終了するか継続する
かを判定する判定手段と、を具備することを特徴とす
る。
ズと、露出時に上記撮影レンズを介して入射した光の量
を積分する積分手段と、上記積分手段による積分を異な
るタイミングで複数回行い、上記積分の結果が所定のレ
ベルに達するまでの時間を、上記複数回の積分結果より
算出する算出手段と、露出開始時から上記算出された時
間に到るまでの略中間の時点で上記積分の結果をモニタ
し、該モニタの結果に基いて露出を終了するか継続する
かを判定する判定手段と、を具備することを特徴とす
る。
【0011】更に、請求項3に記載の発明は、露出時に
入射する光の量を積分する積分手段と、上記積分手段に
よる積分の結果を少なくとも2つの異なる判定電圧で判
定する判定手段と、上記判定手段の判定タイミングに従
って、上記積分結果が所定のレベルに達するまでの時間
を算出する算出手段と、上記算出結果が、メモリ内に記
憶された離散的に設けられたタイミングのうち、何れか
近いタイミングのものを選択する選択手段と、上記選択
手段によって選択されたタイミングで露出を制御する制
御手段と、を具備することを特徴とする。
入射する光の量を積分する積分手段と、上記積分手段に
よる積分の結果を少なくとも2つの異なる判定電圧で判
定する判定手段と、上記判定手段の判定タイミングに従
って、上記積分結果が所定のレベルに達するまでの時間
を算出する算出手段と、上記算出結果が、メモリ内に記
憶された離散的に設けられたタイミングのうち、何れか
近いタイミングのものを選択する選択手段と、上記選択
手段によって選択されたタイミングで露出を制御する制
御手段と、を具備することを特徴とする。
【0012】請求項1に記載の露出制御装置にあって
は、露出時に撮影レンズを介して入射した光の量を測定
するために積分手段で積分され、この積分手段による測
定が、異なるタイミングで複数回行われる。そして、上
記測定の結果が所定のレベルに達するまでの時間が上記
複数回の測定結果より算出され、この算出結果がメモリ
内に記憶された離散的に設けられたタイミングのうち、
何れのタイミングに近いかが判定手段で判定される。こ
の判定手段で判定されたタイミングは選択手段で選択さ
れ、この選択手段によって選択されたタイミングで、制
御手段によって露出が制御される。
は、露出時に撮影レンズを介して入射した光の量を測定
するために積分手段で積分され、この積分手段による測
定が、異なるタイミングで複数回行われる。そして、上
記測定の結果が所定のレベルに達するまでの時間が上記
複数回の測定結果より算出され、この算出結果がメモリ
内に記憶された離散的に設けられたタイミングのうち、
何れのタイミングに近いかが判定手段で判定される。こ
の判定手段で判定されたタイミングは選択手段で選択さ
れ、この選択手段によって選択されたタイミングで、制
御手段によって露出が制御される。
【0013】請求項2に記載の露出制御装置にあって
は、露出時に撮影レンズを介して入射した光の量が積分
手段で積分され、上記積分手段による積分が、異なるタ
イミングで複数回行われる。そして、上記積分の結果が
所定のレベルに達するまでの時間が、算出手段にて上記
複数回の積分結果より算出される。更に、露出開始時か
ら上記算出された時間に到るまでの略中間の時点で上記
積分の結果がモニタされ、判定手段によって該モニタの
結果に基いて露出を終了するか継続するかが判定され
る。
は、露出時に撮影レンズを介して入射した光の量が積分
手段で積分され、上記積分手段による積分が、異なるタ
イミングで複数回行われる。そして、上記積分の結果が
所定のレベルに達するまでの時間が、算出手段にて上記
複数回の積分結果より算出される。更に、露出開始時か
ら上記算出された時間に到るまでの略中間の時点で上記
積分の結果がモニタされ、判定手段によって該モニタの
結果に基いて露出を終了するか継続するかが判定され
る。
【0014】請求項3に記載の露出制御装置にあって
は、積分手段により露出時に入射する光の量が積分さ
れ、この積分手段による積分の結果が、判定手段により
少なくとも2つの異なる判定電圧で判定される。上記判
定手段の判定タイミングに従って、上記積分結果が所定
のレベルに達するまでの時間が算出手段で算出され、こ
の算出結果が、選択手段により、メモリ内に記憶された
離散的に設けられたタイミングのうち、何れか近いタイ
ミングのものが選択される。この選択手段によって選択
されたタイミングで、制御手段により露出が制御され
る。
は、積分手段により露出時に入射する光の量が積分さ
れ、この積分手段による積分の結果が、判定手段により
少なくとも2つの異なる判定電圧で判定される。上記判
定手段の判定タイミングに従って、上記積分結果が所定
のレベルに達するまでの時間が算出手段で算出され、こ
の算出結果が、選択手段により、メモリ内に記憶された
離散的に設けられたタイミングのうち、何れか近いタイ
ミングのものが選択される。この選択手段によって選択
されたタイミングで、制御手段により露出が制御され
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態を説明する。
実施の形態を説明する。
【0016】図1は、この発明の第1の実施の形態を示
すもので、露出制御装置が適用されたカメラの露出系の
概略構成を示した図である。
すもので、露出制御装置が適用されたカメラの露出系の
概略構成を示した図である。
【0017】図1に於いて、マイクロコンピュータ(C
PU)1は、このカメラ全体の制御を司るもので、内部
にA/D変換回路1a及びD/A変換回路1bを有して
いる。このCPU1には、積分回路2を介して受光素子
3が接続されると共に、シャッタ制御部5が接続され
る。
PU)1は、このカメラ全体の制御を司るもので、内部
にA/D変換回路1a及びD/A変換回路1bを有して
いる。このCPU1には、積分回路2を介して受光素子
3が接続されると共に、シャッタ制御部5が接続され
る。
【0018】上記シャッタ制御部5はシャッタ6の動作
を制御するためのもので、これにより、フィルム7に撮
影レンズ8を介して照射される入射光量が制御される。
を制御するためのもので、これにより、フィルム7に撮
影レンズ8を介して照射される入射光量が制御される。
【0019】上記CPU1には、また、フィルム7の感
度を読取るISO回路10と、露光量を補正するための
露出補正部11と、露出補正値等を記憶する不揮発性メ
モリ(EEPROM)12と、ストロボ14の発光動作
を制御する発光開始停止回路13と、積分回路2の積分
開始動作を行うためのスイッチ(SW)部15と、上記
積分回路2の電圧と所定の比較電圧とを比較するコンパ
レータ16とが接続されている。
度を読取るISO回路10と、露光量を補正するための
露出補正部11と、露出補正値等を記憶する不揮発性メ
モリ(EEPROM)12と、ストロボ14の発光動作
を制御する発光開始停止回路13と、積分回路2の積分
開始動作を行うためのスイッチ(SW)部15と、上記
積分回路2の電圧と所定の比較電圧とを比較するコンパ
レータ16とが接続されている。
【0020】このような構成に於いて、カメラの撮影レ
ンズ8を通った光の量がフィルム7にどれだけ照射され
るかが、受光素子3によってモニタされる。そして、シ
ャッタ6が制御されてフィルム7面への露光量が制御さ
れるのが、TTLダイレクト測光の技術である。
ンズ8を通った光の量がフィルム7にどれだけ照射され
るかが、受光素子3によってモニタされる。そして、シ
ャッタ6が制御されてフィルム7面への露光量が制御さ
れるのが、TTLダイレクト測光の技術である。
【0021】受光素子3の出力電流は、積分回路2にて
積分される。この積分回路2に於ける積分結果が所定結
果になった時に光入射が十分に行われたとして、シャッ
タ制御部5を介してシャッタ6が閉じられると、フィル
ム7面への露出が適正に行われたこととなる。
積分される。この積分回路2に於ける積分結果が所定結
果になった時に光入射が十分に行われたとして、シャッ
タ制御部5を介してシャッタ6が閉じられると、フィル
ム7面への露出が適正に行われたこととなる。
【0022】この適正積分値は、市場に存在する種々の
フィルムの感度に応じて変化し、また、露出補正部11
の設定によっても必要露光量は変化する。これら(IS
O、補正量)に応じて、CPU1では必要積分量が算出
され、積分電圧判定が行われるようになっている。
フィルムの感度に応じて変化し、また、露出補正部11
の設定によっても必要露光量は変化する。これら(IS
O、補正量)に応じて、CPU1では必要積分量が算出
され、積分電圧判定が行われるようになっている。
【0023】従来は、アナログ的な積分回路の出力(積
分量)はコンパレータで細かく設定された分解能の高い
所定電圧と比較され、この比較結果によってシャッタの
制御が行われていた。これに対し、この発明では、この
積分量をCPU1に内蔵のA/D変換回路1aによって
検出する方式を採用している。積分中にも、CPU1が
常時この積分量をモニタしているので、積分回路2に重
畳されるノイズ成分を把握することができる他、比較用
の所定電圧を作り出す回路等も不要になる。
分量)はコンパレータで細かく設定された分解能の高い
所定電圧と比較され、この比較結果によってシャッタの
制御が行われていた。これに対し、この発明では、この
積分量をCPU1に内蔵のA/D変換回路1aによって
検出する方式を採用している。積分中にも、CPU1が
常時この積分量をモニタしているので、積分回路2に重
畳されるノイズ成分を把握することができる他、比較用
の所定電圧を作り出す回路等も不要になる。
【0024】但し、ストロボ光制御時は、CPU1に内
蔵のD/A変換回路1bによって作り出された分解能の
粗い所定の電圧が利用され、積分電圧VINTとこれを
比較するコンパレータ16の出力が利用されている。ス
トロボ発光で所定露光量が判定されると、発光開始停止
回路13が制御されて、ストロボ14の光が調光制御さ
れる。
蔵のD/A変換回路1bによって作り出された分解能の
粗い所定の電圧が利用され、積分電圧VINTとこれを
比較するコンパレータ16の出力が利用されている。ス
トロボ発光で所定露光量が判定されると、発光開始停止
回路13が制御されて、ストロボ14の光が調光制御さ
れる。
【0025】ところで、近年のCPU内蔵のA/Dコン
バータは、8ビットや10ビットのものが普及している
が、それでも種々な輝度に於ける露出を様々なフィルム
感度、露出補正条件下で精度良く行うには、広いダイナ
ミックレンジを必要とし、分解能にも不足が生じる。し
たがって、実際には、積分回路2内には、後述するよう
に複数の積分コンデンサ21a、21bを用意し、スイ
ッチ22a、22bをオン/オフさせて容量を選択する
ことができるようにする等、工夫がなされている(図2
参照)。
バータは、8ビットや10ビットのものが普及している
が、それでも種々な輝度に於ける露出を様々なフィルム
感度、露出補正条件下で精度良く行うには、広いダイナ
ミックレンジを必要とし、分解能にも不足が生じる。し
たがって、実際には、積分回路2内には、後述するよう
に複数の積分コンデンサ21a、21bを用意し、スイ
ッチ22a、22bをオン/オフさせて容量を選択する
ことができるようにする等、工夫がなされている(図2
参照)。
【0026】つまり、高感度フィルムは露光量が少なく
てよいので、少ない電流量でも大きな電圧を出力する小
さい容量のコンデンサを使えばよく、低感度フィルムは
大きな容量のコンデンサを使えばほぼ同じような判定電
圧での積分判定制御が可能となる。
てよいので、少ない電流量でも大きな電圧を出力する小
さい容量のコンデンサを使えばよく、低感度フィルムは
大きな容量のコンデンサを使えばほぼ同じような判定電
圧での積分判定制御が可能となる。
【0027】図2(a)は、上述したA/D変換回路1
a、D/A変換回路1b、積分回路2の詳細、及びこれ
らの周辺部の構成を示した図である。
a、D/A変換回路1b、積分回路2の詳細、及びこれ
らの周辺部の構成を示した図である。
【0028】積分回路2は、積分アンプ20と、上述し
た積分コンデンサ21a及び21b、スイッチ22a及
び22bとにより構成される。このうち、積分アンプ2
0はオペアンプを利用して、受光素子3のバイアスを一
定にし、入力インピーダンスを高めて積分コンデンサ2
1a及び21bへの積分を可能としている。
た積分コンデンサ21a及び21b、スイッチ22a及
び22bとにより構成される。このうち、積分アンプ2
0はオペアンプを利用して、受光素子3のバイアスを一
定にし、入力インピーダンスを高めて積分コンデンサ2
1a及び21bへの積分を可能としている。
【0029】また、A/D変換回路1aは、アンプ25
及びスイッチ26と、複数のコンデンサを有するコンデ
ンサアレイ27と、複数のスイッチ28a及び28bを
有するスイッチアレイ28等から成る電荷再配分型A/
D変換回路が想定されている。
及びスイッチ26と、複数のコンデンサを有するコンデ
ンサアレイ27と、複数のスイッチ28a及び28bを
有するスイッチアレイ28等から成る電荷再配分型A/
D変換回路が想定されている。
【0030】これは、各スイッチが切換えられて、図2
(b)に示されるような状態でコンデンサC1 、C2 に
入力電荷がサンプルホールドされ、図2(c)に示され
るような状態でそれが所定電圧Vthと比較される。した
がって、実際にはC1 、C2の2つだけではなく、種々
の容量のCがアレイとなっていて、その数に応じた分解
能での比較ができ、入力VINT のA/D変換が可能とな
る。この場合、数十μsecで1回A/D変換ができ
る。
(b)に示されるような状態でコンデンサC1 、C2 に
入力電荷がサンプルホールドされ、図2(c)に示され
るような状態でそれが所定電圧Vthと比較される。した
がって、実際にはC1 、C2の2つだけではなく、種々
の容量のCがアレイとなっていて、その数に応じた分解
能での比較ができ、入力VINT のA/D変換が可能とな
る。この場合、数十μsecで1回A/D変換ができ
る。
【0031】A/D変換回路1bは、ロジック回路31
と、バッファ32及び抵抗34と、複数の電流源35a
〜35cを有して構成される。そして、CPU1によっ
てロジック回路31が制御されると、電流源35a〜3
5cが適宜選択されて、抵抗34に電流が流され、バッ
ファ33を介して所定の電圧が出力されるようになって
いる。
と、バッファ32及び抵抗34と、複数の電流源35a
〜35cを有して構成される。そして、CPU1によっ
てロジック回路31が制御されると、電流源35a〜3
5cが適宜選択されて、抵抗34に電流が流され、バッ
ファ33を介して所定の電圧が出力されるようになって
いる。
【0032】こうして、CPU1によって発生された比
較電圧VCOMPと、積分電圧VINT がコンパレータ16に
よって比較される。このD/A変換回路1bの出力との
比較は、後述するストロボ光制御時に利用される。
較電圧VCOMPと、積分電圧VINT がコンパレータ16に
よって比較される。このD/A変換回路1bの出力との
比較は、後述するストロボ光制御時に利用される。
【0033】積分開始は、スイッチ15がオンからオフ
に切換えられれることにより行われる。このスイッチ状
態変化によって、スイッチングノイズがこの回路の誤差
となりやすい。
に切換えられれることにより行われる。このスイッチ状
態変化によって、スイッチングノイズがこの回路の誤差
となりやすい。
【0034】図3は、この発明に於いてCPU1が積分
電圧をモニタしながらノイズを判別して、高精度の露出
制御を行う時の動作、作用を説明するための特性図であ
る。
電圧をモニタしながらノイズを判別して、高精度の露出
制御を行う時の動作、作用を説明するための特性図であ
る。
【0035】図中、破線で示されて1次関数的に増加し
ているのが理論値であり、実線で示される曲線がノイズ
VN が重畳された時の積分波形を示している。
ているのが理論値であり、実線で示される曲線がノイズ
VN が重畳された時の積分波形を示している。
【0036】破線で示される曲線は、傾きをtとする
と、積分コンデンサに定電流IINT が流されて積分され
ると、C・VINT =IINT ・t(tは時間)という関係
となるので、下記(1)式で示されたような関係で表さ
れる。
と、積分コンデンサに定電流IINT が流されて積分され
ると、C・VINT =IINT ・t(tは時間)という関係
となるので、下記(1)式で示されたような関係で表さ
れる。
【0037】
VINT =K・t
=(IINT /C)・t …(1)
また、実際は、下記(2)式で示すような関係で近似す
ることができる。 VINT =K・t+VN …(2) 上記(1)式のように電圧変化する場合、上述した如く
積分電圧VINT がVEN D とで判定されて露出が制御され
て、設計上は図中t10のシャッタスピード制御となるこ
とが想定される。しかしながら、ノイズが重畳されて上
記(2)式のような積分となった場合、t10よりも短い
t20でシャッタが閉じるので、露出アンダー写真となっ
てしまう。このため、正しくt10の時間を得るために
は、上記(2)式になった時には、図3に示されて明ら
かなように、ノイズ分VN が加味された電圧で積分判定
がなされなければならない。
ることができる。 VINT =K・t+VN …(2) 上記(1)式のように電圧変化する場合、上述した如く
積分電圧VINT がVEN D とで判定されて露出が制御され
て、設計上は図中t10のシャッタスピード制御となるこ
とが想定される。しかしながら、ノイズが重畳されて上
記(2)式のような積分となった場合、t10よりも短い
t20でシャッタが閉じるので、露出アンダー写真となっ
てしまう。このため、正しくt10の時間を得るために
は、上記(2)式になった時には、図3に示されて明ら
かなように、ノイズ分VN が加味された電圧で積分判定
がなされなければならない。
【0038】従来のアナログ回路及びコンパレータによ
る構成では、このノイズ分VN が考慮されてVEND が変
更されるのには非常な困難を要し、VN を小さくするた
めに様々な工夫が凝らされた大がかりなアナログ回路が
必要となり、設計上もコスト上も解決すべき課題が多い
ものであった。
る構成では、このノイズ分VN が考慮されてVEND が変
更されるのには非常な困難を要し、VN を小さくするた
めに様々な工夫が凝らされた大がかりなアナログ回路が
必要となり、設計上もコスト上も解決すべき課題が多い
ものであった。
【0039】そこで、この発明では、積分電圧を全てデ
ジタル値としてCPUが認識し、その変化特性をモニタ
しながら、ノイズ分を算出考慮して積分終了レベルを補
正した判定を行うようにしている。また、CPUの能力
から、常時A/D変換を行うことは困難であるので、モ
ニタリングのタイミングは離散的にならざるを得ない。
上記判定レベルを越えてからモニタリングのタイミング
が来ても、その時の露出はオーバーになってしまう。
ジタル値としてCPUが認識し、その変化特性をモニタ
しながら、ノイズ分を算出考慮して積分終了レベルを補
正した判定を行うようにしている。また、CPUの能力
から、常時A/D変換を行うことは困難であるので、モ
ニタリングのタイミングは離散的にならざるを得ない。
上記判定レベルを越えてからモニタリングのタイミング
が来ても、その時の露出はオーバーになってしまう。
【0040】そこで、この発明によれば、離散的なタイ
ミング、t1 、t2 に於けるA/D結果(V1 、V2 )
に従って、その変化を予測した制御を行って適正なタイ
ミングでシャッタが制御できるようになっている。
ミング、t1 、t2 に於けるA/D結果(V1 、V2 )
に従って、その変化を予測した制御を行って適正なタイ
ミングでシャッタが制御できるようになっている。
【0041】上記t1 、t2 のタイミングでV1 、V2
の電圧が得られると、下記(3)式のような1次式とな
る。この式を展開すると、上記(2)式と同様の(4)
式が得られる。
の電圧が得られると、下記(3)式のような1次式とな
る。この式を展開すると、上記(2)式と同様の(4)
式が得られる。
【0042】
VINT −V1 =((V2 −V1 )/(t2 −t1 ))・(t−t1 )
…(3)
【0043】
【数1】
【0044】これによってVN 及び傾きKは、下記
(5)式及び(6)式で得られることがわかる。CPU
は、こうした演算によってノイズ分を加味し積分予測を
行うことができる。
(5)式及び(6)式で得られることがわかる。CPU
は、こうした演算によってノイズ分を加味し積分予測を
行うことができる。
【0045】
VN =V1 −((V2 −V1 )/(t2 −t1 ))・t1 …(5)
K=(V2 −V1 )/(t2 −t1 ) …(6)
また、積分終了タイミングt10は、下記(7)式で上述
したt2 、t1 と関連付けられるので、下記(8)式及
び(9)式が得られる。
したt2 、t1 と関連付けられるので、下記(8)式及
び(9)式が得られる。
【0046】
t2 −t1 :V2 −V1 =t10:VEND +VN …(7)
(V2 −V1 )×t10=(t2 −t1 )×(VEND +VN )…(8)
t10=((VEND +VN )/(V2 −V1 ))×(t2 −t1 )
…(9)
この式の中のVN は、上記(5)式で求められているの
で、上述したV2 、V 1 、t2 、t1 から、下記(1
0)式を満たすようなタイミングでシャッタを閉じる制
御を行えば、スイッチングによるノイズVN をキャンセ
ルし、CPUが離散的なタイミングでのモニタリングを
行いながらも、正確な露出制御が可能となる。
で、上述したV2 、V 1 、t2 、t1 から、下記(1
0)式を満たすようなタイミングでシャッタを閉じる制
御を行えば、スイッチングによるノイズVN をキャンセ
ルし、CPUが離散的なタイミングでのモニタリングを
行いながらも、正確な露出制御が可能となる。
【0047】
【数2】
【0048】一方、一般にカメラに使用されるフィルム
はラティチュードに幅を有しており、ネガフィルムで
は、±1EV程度の差があっても、美しいプリントが得
られる。更に、例えば、シャッタスピードの表示は1E
Vきざみであることが多いように、必要以上に細かいシ
ャッタスピード制御は無駄である場合が多い。
はラティチュードに幅を有しており、ネガフィルムで
は、±1EV程度の差があっても、美しいプリントが得
られる。更に、例えば、シャッタスピードの表示は1E
Vきざみであることが多いように、必要以上に細かいシ
ャッタスピード制御は無駄である場合が多い。
【0049】撮影画面内にも種々の明るさの被写体が存
在するため、図1に示されるような平均測光的な制御で
は、主要被写体が必ずしも、平均測光の条件と同じ露出
条件で適正となるわけではない。
在するため、図1に示されるような平均測光的な制御で
は、主要被写体が必ずしも、平均測光の条件と同じ露出
条件で適正となるわけではない。
【0050】こうした考え方から、ソフトウェアの設計
を単純化して開発時間の短縮、開発費用の低減して、製
品を低コスト化するという効果を狙い、上記(9)式の
ような予測演算方式の誤差を小さくすることができる。
を単純化して開発時間の短縮、開発費用の低減して、製
品を低コスト化するという効果を狙い、上記(9)式の
ような予測演算方式の誤差を小さくすることができる。
【0051】図4は、積分時の積分量VINT の変化を示
した特性図である。
した特性図である。
【0052】仮に、±1EVの精度を狙うと、t1 、t
2 のタイミングで求められた、VIN T (V1 、V2 )及
び、フィルム感度による判定レベルVEND から計算され
た、V10が、t10A (フィルム感度ISO200時)t
10B (フィルム感度ISO100時)のようなタイミン
グになる場合、シャッタスピード1/1000、1/5
00といった、通常マニュアル設定でき、ファインダ内
表示がなされるようなシャッタスピードにそろえてしま
うという仕様が成り立つ。
2 のタイミングで求められた、VIN T (V1 、V2 )及
び、フィルム感度による判定レベルVEND から計算され
た、V10が、t10A (フィルム感度ISO200時)t
10B (フィルム感度ISO100時)のようなタイミン
グになる場合、シャッタスピード1/1000、1/5
00といった、通常マニュアル設定でき、ファインダ内
表示がなされるようなシャッタスピードにそろえてしま
うという仕様が成り立つ。
【0053】このような仕様の露出制御の動作を説明す
るフローチャートを図5に示す。
るフローチャートを図5に示す。
【0054】先ず、ステップS1にて、EEPROM1
2から種々の判定レベルが読出される。これは、積分終
了の判定レベルVEND が、カメラ製造時に記憶されてい
たものから読出されるステップである。このステップS
1は、積分コンデンサや受光素子のバラつきによって、
積分電圧VINT が必ずしも設計値と一致しないことを対
策し、これを補正して判定レベル自体をデジタル的に修
正するためものである。
2から種々の判定レベルが読出される。これは、積分終
了の判定レベルVEND が、カメラ製造時に記憶されてい
たものから読出されるステップである。このステップS
1は、積分コンデンサや受光素子のバラつきによって、
積分電圧VINT が必ずしも設計値と一致しないことを対
策し、これを補正して判定レベル自体をデジタル的に修
正するためものである。
【0055】次に、ステップS2にて、フィルム感度I
SO情報が入力される。続いて、ステップS3では、ユ
ーザにより設定された露出補正値が入力される。更に、
ステップS4では、例えばISO100のフィルムが1
段アンダーに補正される時に、ISO200のフィルム
が用いられた時の判定値VEND と同じにする、といった
VEND の計算が行われる。
SO情報が入力される。続いて、ステップS3では、ユ
ーザにより設定された露出補正値が入力される。更に、
ステップS4では、例えばISO100のフィルムが1
段アンダーに補正される時に、ISO200のフィルム
が用いられた時の判定値VEND と同じにする、といった
VEND の計算が行われる。
【0056】ステップS5にてシャッタを開く制御がな
されると、続くステップS6では、シャッタスピード制
御用のタイマがカウントされて、このカウント結果がt
とされる。
されると、続くステップS6では、シャッタスピード制
御用のタイマがカウントされて、このカウント結果がt
とされる。
【0057】更に、ステップS7〜S10にて、t1 、
t2 の2つのタイミングで、VINTのA/D変換結果V
1 、V2 が検出される。
t2 の2つのタイミングで、VINTのA/D変換結果V
1 、V2 が検出される。
【0058】こうして得られたV1 、V2 、及び上記ス
テップS4で求められたVEND 、すでに決定されている
t1 、t2 が利用されて、露出終了予定時間t10が求め
られる。したがって、ステップS12〜S14にて、こ
れがどのシャッタスピードに近いかが判定される。
テップS4で求められたVEND 、すでに決定されている
t1 、t2 が利用されて、露出終了予定時間t10が求め
られる。したがって、ステップS12〜S14にて、こ
れがどのシャッタスピードに近いかが判定される。
【0059】その結果、ステップS15〜S18にて、
その適切なシャッタスピードに設定される。そして、ス
テップS19に於いて、こうして設定された露出制御時
間に露出時間が達したか否かが判定される。その結果、
上記露出制御時間に露出時間が達したことが判定される
と、ステップS20に移行してシャッタが閉じられる制
御が行われる。
その適切なシャッタスピードに設定される。そして、ス
テップS19に於いて、こうして設定された露出制御時
間に露出時間が達したか否かが判定される。その結果、
上記露出制御時間に露出時間が達したことが判定される
と、ステップS20に移行してシャッタが閉じられる制
御が行われる。
【0060】また、図5に示されるフローチャートを図
6に示されるように変形すると、図7に示されるよう
に、露出中に雲の中から光が射して来たような状態(図
7(a)から図7(b)の状態に変化)でも、それに追
従して制御を切換えることができる。
6に示されるように変形すると、図7に示されるよう
に、露出中に雲の中から光が射して来たような状態(図
7(a)から図7(b)の状態に変化)でも、それに追
従して制御を切換えることができる。
【0061】図6のフローチャートに於いて、ステップ
S31〜S48は、上述した図5のフローチャートのス
テップS1〜S18と同様であるので、ステップS49
〜S53の動作についてのみ説明する。
S31〜S48は、上述した図5のフローチャートのス
テップS1〜S18と同様であるので、ステップS49
〜S53の動作についてのみ説明する。
【0062】ステップS49では、求められたシャッタ
スピードt10に到る途中のタイミングtx が算出され
る。このタイミングでは、図8に示されるような露出タ
イミングt1 、2t1 、…といった時間に於いて、2t
1 が予測された露出終了時間t 10に近い時、それに先立
つタイミングtx で一度積分量がチェックされるような
仕様となっている(ステップS50)。
スピードt10に到る途中のタイミングtx が算出され
る。このタイミングでは、図8に示されるような露出タ
イミングt1 、2t1 、…といった時間に於いて、2t
1 が予測された露出終了時間t 10に近い時、それに先立
つタイミングtx で一度積分量がチェックされるような
仕様となっている(ステップS50)。
【0063】このチェックのタイミングは、t1 と2t
1 (例えば1/500と1/250のシャッタスピード
のように、−EVの差に相当)の何れの露出値にも近い
タイミングであることが好ましく、下記(11)式のよ
うな関係が成立するタイミングである。 log2 2t1 −log2 tx =log2 tx −log2 t1 …(11) これを、下記(12)〜(14)式と計算すると、下記
(15)式に示されるようになる。つまり、下記(1
6)式に示されるようなタイミングであることがわか
る。
1 (例えば1/500と1/250のシャッタスピード
のように、−EVの差に相当)の何れの露出値にも近い
タイミングであることが好ましく、下記(11)式のよ
うな関係が成立するタイミングである。 log2 2t1 −log2 tx =log2 tx −log2 t1 …(11) これを、下記(12)〜(14)式と計算すると、下記
(15)式に示されるようになる。つまり、下記(1
6)式に示されるようなタイミングであることがわか
る。
【0064】
log2 2t1 +log2 t1 =2log2 tx …(12)
log2 2t1 2 =log2 tx 2 …(13)
tx 2 =2t1 2 …(14)
【0065】
【数3】
【0066】
【数4】
【0067】いま、予測終了時間がt10=2t1 である
時、t10/21/2 のタイミングで、VINT を一度チェッ
クがなされる(ステップS51及びS52)。そして、
すでに積分終了レベルより大きくなっている場合には、
ステップS53に移行して、すぐにシャッタが閉じられ
るようにされる。
時、t10/21/2 のタイミングで、VINT を一度チェッ
クがなされる(ステップS51及びS52)。そして、
すでに積分終了レベルより大きくなっている場合には、
ステップS53に移行して、すぐにシャッタが閉じられ
るようにされる。
【0068】これによって、図7(a)に示されるシー
ンから図7(b)に示されるシーンのように、露出中に
状態が変化した場合でも、予測結果を終了して、すぐに
露出制御を追従させることができる。
ンから図7(b)に示されるシーンのように、露出中に
状態が変化した場合でも、予測結果を終了して、すぐに
露出制御を追従させることができる。
【0069】また、図5のフローチャートに於けるステ
ップS12〜S14の判定時間t10 0 〜t200 は、メモ
リ内に下記表1のように記憶されている。
ップS12〜S14の判定時間t10 0 〜t200 は、メモ
リ内に下記表1のように記憶されている。
【0070】
【表1】
【0071】この判定時間も、上記(11)〜(16)
式の考え方と同様に、単純にシャッタスピードの離散的
な時間の中間の時間ではなく、露出量を考慮した時間と
し、隣接する露出時間(シャッタスピード)の±0.5
EVに相当する時間となっている。
式の考え方と同様に、単純にシャッタスピードの離散的
な時間の中間の時間ではなく、露出量を考慮した時間と
し、隣接する露出時間(シャッタスピード)の±0.5
EVに相当する時間となっている。
【0072】以上、シャッタースピドは1EVおきとい
う例で説明したが、これに限られることなく、例えば
0.5EVおき、0.25EVおきという設計上の改変
が可能であることはいうまでもない。
う例で説明したが、これに限られることなく、例えば
0.5EVおき、0.25EVおきという設計上の改変
が可能であることはいうまでもない。
【0073】次に、この発明の第2の実施の形態を説明
する。
する。
【0074】図9は、この発明の第2の実施の形態を示
すもので、露出制御装置が適用されたカメラの露出系の
概略構成を示した図である。
すもので、露出制御装置が適用されたカメラの露出系の
概略構成を示した図である。
【0075】第2の実施の形態によるカメラの構成は、
基本的に上述した図1のカメラの構成と同様であるが、
A/D変換及びD/A変換機能を持たないCPUを利用
した例が示されている。したがって、図1に示されるA
/D変換回路1a及びD/A変換回路1bのような機能
がない、いっそう廉価の部品(CPU)を使うことがで
きる。
基本的に上述した図1のカメラの構成と同様であるが、
A/D変換及びD/A変換機能を持たないCPUを利用
した例が示されている。したがって、図1に示されるA
/D変換回路1a及びD/A変換回路1bのような機能
がない、いっそう廉価の部品(CPU)を使うことがで
きる。
【0076】代わりに、第2の実施の形態のCPU41
には、コンパレーター16a及び16bの判定タイミン
グを検出するタイマの機能が内蔵されている。これら2
つのコンパレータ16a及び16bは、積分電圧VINT
をV1 、V2 という異なる所定電圧と判定している。
には、コンパレーター16a及び16bの判定タイミン
グを検出するタイマの機能が内蔵されている。これら2
つのコンパレータ16a及び16bは、積分電圧VINT
をV1 、V2 という異なる所定電圧と判定している。
【0077】そして、上記電圧V1 、V2 は、電池45
の電圧を一定にしたレギュレータ44の出力を、抵抗4
6によって分圧して形成される。
の電圧を一定にしたレギュレータ44の出力を、抵抗4
6によって分圧して形成される。
【0078】その他の部分の構成は、図1に示されるカ
メラの構成と同様であるので、説明は省略する。
メラの構成と同様であるので、説明は省略する。
【0079】図10に示されるように、最も感度の高い
フィルム、つまりISO3200のフィルムに対しての
判定レベルV10より低い電圧に、V1 、V2 を設定して
おけば、下記(17)式のように、VINT が変化すれ
ば、V1 、V2 と、その判定タイミングt1 、t2 よ
り、下記(18)式からISO3200の時の露出時間
t 10や、それより感度が1EV低いISO1600のフ
ィルムの時の露出時間t20を予測することができる。
フィルム、つまりISO3200のフィルムに対しての
判定レベルV10より低い電圧に、V1 、V2 を設定して
おけば、下記(17)式のように、VINT が変化すれ
ば、V1 、V2 と、その判定タイミングt1 、t2 よ
り、下記(18)式からISO3200の時の露出時間
t 10や、それより感度が1EV低いISO1600のフ
ィルムの時の露出時間t20を予測することができる。
【0080】
VINT =K・t …(17)
K=(V2 −V1 )/(t2 −t1 ) …(18)
しかし、ここでは積分時のノイズVN を想定し、実際に
は下記(19)式のような積分特性であると考える。し
たがって、下記(20)式によってVN が求められて、
下記(21)式及び(22)式を用いて積分終了時間t
1 を予測演算するようにしている。
は下記(19)式のような積分特性であると考える。し
たがって、下記(20)式によってVN が求められて、
下記(21)式及び(22)式を用いて積分終了時間t
1 を予測演算するようにしている。
【0081】
VINT =((V2 −V1 )/(t2 −t1 ))・(t−t1 )+V1
=((V2 −V1 )/(t2 −t1 ))・t
−(V2 t1 +V1 t1 +V1 t2 −V1 t1 )
/(t2 −t1 )
=K・t−(V2 t1 +V1 t2 )/(t2 −t1 )
=K・t+VN …(19)
VN =(V2 t1 +V1 t2 )/(t1 −t2 ) …(20)
V10=K・t10+VN …(21)
t10=(V10−VN )/K …(22)
このような形式の積分制御方法では、図11に示される
ようなフローチャートに従った露出制御が考えられる。
ようなフローチャートに従った露出制御が考えられる。
【0082】先ず、ステップS61にて、EEPROM
12からカメラ製造時に記憶されていた種々の判定レベ
ルが読出される。次いで、ステップS62にて、フィル
ム感度ISO情報が入力される。そして、ステップS6
3にて、ユーザにより設定された露出補正値が入力され
る。
12からカメラ製造時に記憶されていた種々の判定レベ
ルが読出される。次いで、ステップS62にて、フィル
ム感度ISO情報が入力される。そして、ステップS6
3にて、ユーザにより設定された露出補正値が入力され
る。
【0083】ステップS64では、例えばISO100
のフィルムが1段アンダーに補正される時に、ISO2
00のフィルムが用いられた時の判定値VEND と同じに
する、といったVEND の計算が行われる。次いで、ステ
ップS65にてシャッタを開く制御がなされると、更に
ステップS66では、シャッタスピード制御用のタイマ
がカウントされて、このカウント結果がtとされる。
のフィルムが1段アンダーに補正される時に、ISO2
00のフィルムが用いられた時の判定値VEND と同じに
する、といったVEND の計算が行われる。次いで、ステ
ップS65にてシャッタを開く制御がなされると、更に
ステップS66では、シャッタスピード制御用のタイマ
がカウントされて、このカウント結果がtとされる。
【0084】そして、ステップS67にて上記電圧V1
であれば、続くステップS68にて上記カウントtがt
1 に設定される。同様に、ステップS69にて上記電圧
V2であれば、続くステップS70にて上記カウントt
がt2 に設定される。
であれば、続くステップS68にて上記カウントtがt
1 に設定される。同様に、ステップS69にて上記電圧
V2であれば、続くステップS70にて上記カウントt
がt2 に設定される。
【0085】次に、ステップS71にて、こうして得ら
れたV1 、V2 、及びVEND 、t1、t2 が利用され
て、露出終了予定時間t10が求められる。
れたV1 、V2 、及びVEND 、t1、t2 が利用され
て、露出終了予定時間t10が求められる。
【0086】ステップS72〜S80の処理動作は、上
述した図5のフローチャートに於けるステップS12〜
S20と同様であるので、説明は省略する。
述した図5のフローチャートに於けるステップS12〜
S20と同様であるので、説明は省略する。
【0087】以上説明したように、第2の実施の形態に
よれば、A/D変換器のない廉価なCPUを用いて、単
純な制御でダイレクト測光制御を行うことができる。
よれば、A/D変換器のない廉価なCPUを用いて、単
純な制御でダイレクト測光制御を行うことができる。
【0088】また、上述した実施の形態によれば、この
露出制御装置が適用されれば、露出制御が類似の条件で
は安定した露出での撮影が可能なカメラを提供すること
ができる。
露出制御装置が適用されれば、露出制御が類似の条件で
は安定した露出での撮影が可能なカメラを提供すること
ができる。
【0089】尚、この発明の上記実施の形態によれば、
以下の如き構成を得ることができる。
以下の如き構成を得ることができる。
【0090】すなわち、
(1) 撮影レンズと、露光時に上記撮影レンズを介し
て入射した光の量を積分して測定する積分手段と、上記
積分結果を異なるタイミングで複数回測定し、上記積分
結果が所定のレベルに達するまでの時間を上記複数回の
測定結果より算出し、上記算出結果がメモリ内に記憶さ
れた離散的に設けられたタイミングのうち、どのタイミ
ングに近いかを判定し選択する選択手段と、上記選択手
段によって選択されたタイミングで露出を制御する制御
手段と、を具備することを特徴とする露出制御装置。
て入射した光の量を積分して測定する積分手段と、上記
積分結果を異なるタイミングで複数回測定し、上記積分
結果が所定のレベルに達するまでの時間を上記複数回の
測定結果より算出し、上記算出結果がメモリ内に記憶さ
れた離散的に設けられたタイミングのうち、どのタイミ
ングに近いかを判定し選択する選択手段と、上記選択手
段によって選択されたタイミングで露出を制御する制御
手段と、を具備することを特徴とする露出制御装置。
【0091】(2) 撮影レンズと、露出時に上記撮影
レンズを介して入射した光の量を積分する積分手段と、
上記積分結果を異なるタイミングで複数回測定し、上記
積分結果が所定のレベルに達するまでの時間を、上記複
数回の測定結果より算出する算出手段と、露出開始時か
ら上記算出された時間に到るまでの略中間の時点で上記
積分結果をモニタし、上記モニタ結果によって露出を終
了するか継続するかを判定する判定手段と、を具備する
ことを特徴とする露出制御装置。
レンズを介して入射した光の量を積分する積分手段と、
上記積分結果を異なるタイミングで複数回測定し、上記
積分結果が所定のレベルに達するまでの時間を、上記複
数回の測定結果より算出する算出手段と、露出開始時か
ら上記算出された時間に到るまでの略中間の時点で上記
積分結果をモニタし、上記モニタ結果によって露出を終
了するか継続するかを判定する判定手段と、を具備する
ことを特徴とする露出制御装置。
【0092】(3) 露出時に入射する光の量を積分す
る積分手段と、上記積分結果を少なくとも2つの異なる
判定電圧で判定する判定手段と、上記判定手段の判定タ
イミングに従って、上記積分結果が所定のレベルに達す
るまでの時間を算出する算出手段と、上記算出結果が、
メモリ内に記憶された離散的に設けられたタイミングの
うち、どのタイミングに近いかを判定選択する選択手段
と、上記選択手段によって選択されたタイミングで露出
を制御する制御手段と、を具備することを特徴とする露
出制御装置。
る積分手段と、上記積分結果を少なくとも2つの異なる
判定電圧で判定する判定手段と、上記判定手段の判定タ
イミングに従って、上記積分結果が所定のレベルに達す
るまでの時間を算出する算出手段と、上記算出結果が、
メモリ内に記憶された離散的に設けられたタイミングの
うち、どのタイミングに近いかを判定選択する選択手段
と、上記選択手段によって選択されたタイミングで露出
を制御する制御手段と、を具備することを特徴とする露
出制御装置。
【0093】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
構成が単純でありながら、誤差成分が抑止され、高精度
の測光を行うことのできる露出制御装置を提供すること
ができる。また、制御を単純化して予測制御時の誤差を
抑えて、安定した露出制御を可能としている。
構成が単純でありながら、誤差成分が抑止され、高精度
の測光を行うことのできる露出制御装置を提供すること
ができる。また、制御を単純化して予測制御時の誤差を
抑えて、安定した露出制御を可能としている。
【図1】この発明の第1の実施の形態を示すもので、露
出制御装置が適用されたカメラの露出系の概略構成を示
した図である。
出制御装置が適用されたカメラの露出系の概略構成を示
した図である。
【図2】(a)は図1のA/D変換回路1a、D/A変
換回路1b、積分回路2の詳細、及びこれらの周辺部の
構成を示した図、(b)は(a)のA/D変換回路1b
内のコンデンサC1 、C2 の接続状態の例を示した図、
(c)は(a)のA/D変換回路1b内のコンデンサC
1 、C2 の別の接続状態の例を示した図である。
換回路1b、積分回路2の詳細、及びこれらの周辺部の
構成を示した図、(b)は(a)のA/D変換回路1b
内のコンデンサC1 、C2 の接続状態の例を示した図、
(c)は(a)のA/D変換回路1b内のコンデンサC
1 、C2 の別の接続状態の例を示した図である。
【図3】この発明に於いてCPU1が積分電圧をモニタ
しながらノイズを判別して、高精度の露出制御を行う時
の動作、作用を説明するための特性図である。
しながらノイズを判別して、高精度の露出制御を行う時
の動作、作用を説明するための特性図である。
【図4】積分時の積分量VINT の変化を示した特性図で
ある。
ある。
【図5】第1の実施の形態に於ける露出制御装置の露出
制御動作を説明するフローチャートである。
制御動作を説明するフローチャートである。
【図6】第1の実施の形態に於ける露出制御装置の露出
制御動作の他の例を説明するフローチャートである。
制御動作の他の例を説明するフローチャートである。
【図7】露出中に露光状態が変化した例を説明する図で
ある。
ある。
【図8】露出タイミングを説明するタイミングチャート
である。
である。
【図9】この発明の第2の実施の形態を示すもので、露
出制御装置が適用されたカメラの露出系の概略構成を示
した図である。
出制御装置が適用されたカメラの露出系の概略構成を示
した図である。
【図10】第2の実施の形態に於いてCPU41が積分
電圧をモニタしながらノイズを判別して露出制御を行う
時の動作、作用を説明するための特性図である。
電圧をモニタしながらノイズを判別して露出制御を行う
時の動作、作用を説明するための特性図である。
【図11】第2の実施の形態に於ける露出制御装置の露
出制御動作を説明するフローチャートである。
出制御動作を説明するフローチャートである。
1 マイクロコンピュータ(CPU)、
1a A/D変換回路、
1b D/A変換回路、
2 積分回路、
3 受光素子、
5 シャッタ制御部、
6 シャッタ、
7 フィルム、
8 撮影レンズ、
10 ISO回路、
11 露出補正部、
12 不揮発性メモリ(EEPROM)、
13 発光開始停止回路、
14 ストロボ、
15 スイッチ(SW)部、
16 コンパレータ、
20 積分アンプ、
21a、21b 積分コンデンサ、
22a、22b スイッチ。
Claims (3)
- 【請求項1】 撮影レンズと、露出時に上記撮影レンズ
を介して入射した光の量を測定するために積分する積分
手段と、 この積分手段による測定を異なるタイミングで複数回行
い、上記測定の結果が所定のレベルに達するまでの時間
を上記複数回の測定結果より算出し、この算出結果がメ
モリ内に記憶された離散的に設けられたタイミングのう
ち、何れのタイミングに近いかを判定する判定手段と、 この判定手段で判定されたタイミングを選択する選択手
段と、 この選択手段によって選択されたタイミングで露出を制
御する制御手段と、 を具備することを特徴とする露出制御装置。 - 【請求項2】 撮影レンズと、 露出時に上記撮影レンズを介して入射した光の量を積分
する積分手段と、 上記積分手段による積分を異なるタイミングで複数回行
い、上記積分の結果が所定のレベルに達するまでの時間
を、上記複数回の積分結果より算出する算出手段と、 露出開始時から上記算出された時間に到るまでの略中間
の時点で上記積分の結果をモニタし、該モニタの結果に
基いて露出を終了するか継続するかを判定する判定手段
と、 を具備することを特徴とする露出制御装置。 - 【請求項3】 露出時に入射する光の量を積分する積分
手段と、 上記積分手段による積分の結果を少なくとも2つの異な
る判定電圧で判定する判定手段と、 上記判定手段の判定タイミングに従って、上記積分結果
が所定のレベルに達するまでの時間を算出する算出手段
と、 上記算出結果が、メモリ内に記憶された離散的に設けら
れたタイミングのうち、何れか近いタイミングのものを
選択する選択手段と、 上記選択手段によって選択されたタイミングで露出を制
御する制御手段と、 を具備することを特徴とする露出制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001226413A JP2003043547A (ja) | 2001-07-26 | 2001-07-26 | 露出制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001226413A JP2003043547A (ja) | 2001-07-26 | 2001-07-26 | 露出制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003043547A true JP2003043547A (ja) | 2003-02-13 |
Family
ID=19059237
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001226413A Withdrawn JP2003043547A (ja) | 2001-07-26 | 2001-07-26 | 露出制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003043547A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012113055A (ja) * | 2010-11-22 | 2012-06-14 | Canon Inc | 撮像装置及び測光値の予測方法 |
-
2001
- 2001-07-26 JP JP2001226413A patent/JP2003043547A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012113055A (ja) * | 2010-11-22 | 2012-06-14 | Canon Inc | 撮像装置及び測光値の予測方法 |
CN102540632A (zh) * | 2010-11-22 | 2012-07-04 | 佳能株式会社 | 摄像设备、摄像设备的控制方法和预测测光值的方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20081007 |