JP2003043311A - 光モジュール及び光受信機 - Google Patents

光モジュール及び光受信機

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JP2003043311A
JP2003043311A JP2001227892A JP2001227892A JP2003043311A JP 2003043311 A JP2003043311 A JP 2003043311A JP 2001227892 A JP2001227892 A JP 2001227892A JP 2001227892 A JP2001227892 A JP 2001227892A JP 2003043311 A JP2003043311 A JP 2003043311A
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optical
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light receiving
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JP2001227892A
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Koji Oura
浩二 大浦
Hiroo Uchiyama
博夫 内山
Hitomaro Togo
仁麿 東郷
Masaki Kobayashi
正樹 小林
Yuichi Fujita
裕一 藤田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光受信機の光−電気変換部分での放熱特性、
高周波特性を向上させる。 【解決手段】 プリアンプIC14より発生する熱は、
本体樹脂基板17に設けたサーマルビアホール(スルー
ホール)214を介して背面の放熱板216に拡散され
る。また、光ファイバ被覆部110を有し先端部が被覆
除去されている光ファイバ10については、光ファイバ
素線11とセラミックキャリア基板16とを光ファイバ
素線固定用接着剤13によって接着固定するとともに、
光ファイバ被覆部を本体樹脂基板上に接着固定する光フ
ァイバ保持構造により、本体樹脂基板の変形による応力
が光ファイバ素線剥き出し部11aによって緩和され
る。さらに、セラミックキャリア基板の裏面に形成され
た電極を本体樹脂基板の表面に形成されたランド上にL
GA又はBGAで半田付けする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャリア基板上に
構成された光電変換された信号を増幅する素子が実装さ
れた光モジュール及び光受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光通信の適用領域は基幹系から加
入者網やLAN(Local Area Network)に拡大してきて
おり、光送受信モジュールの小型化、低価格化が重要な
課題となっている。中でも、部品コストを含めたモジュ
ール実装コストの低減のために生産性を考慮した光モジ
ュール設計が必要である。この課題をクリアするため
に、表面実装型光モジュ−ルの開発が盛んに行われてい
る。
【0003】従来、このような分野の技術としては、信
学技報OPE98−59(1998−08)(発行:情
報通信学会),pp67〜72に記載されているものが知
られている。図11はこの文献において、表面実装型光
モジュールの中で最も基本となるプリアンプ内蔵型PD
モジュールの組立イメージを示す。セラミックのフラッ
トパッケージ(以下、セラミックパッケージ)1106
内には、単品では扱いが難しい受光素子(以下、PD素
子)1102をあらかじめ受光素子キャリア1103に
実装した受光部(1102、1103)と、光ファイバ
Fの結合部を含む光学部を実装し、また、PD素子11
02からの電気信号を増幅するプリアンプIC1107
が実装されている。なお、光ファイバFはファイバ押さ
え1105により、その端部の結合素はブロック110
9により固定されている。
【0004】光ファイバFはSi(シリコン)基板11
04上に精密加工されたV字型の溝に配置するだけで位
置決めされ、複雑な位置調整を必要としない。セラミッ
クパッケージ1106内にはプリアンプIC1107の
安定動作に必要なチップコンデンサ1108も同時に内
蔵されている。また、光ファイバFの着脱が可能な簡易
型光コネクタを採用することにより、半田リフロー工程
の作業や光ファイバFの取扱いが極めて簡単となる。ま
た、光学系の構築後に、セラミックパッケージ1106
にフタ1110をかぶせ、その隙間に樹脂を充填するこ
とにより気密封止している。また、この表面実装型光モ
ジュールを外部電気回路基板に表面実装する場合には、
セラミックパッケージ1106に設けられたリードフレ
ーム1106aと、不図示の外部電気回路基板表面の配
線導体とを半田などの導電性接続部材により電気的に接
続する。
【0005】表面実装型光モジュ−ルは、電気部品と同
様にほとんどの構成部品がパッケ−ジ上方から実装可能
なため非常に製造し易く、複雑な生産装置も必要としな
いため、電気デバイス並の量産性が得られる。また完成
したモジュ−ルは、自動実装、リフローが可能なことか
ら、プリント基板上への実装コストも大幅に低減するこ
とができるため、光送受信機の製造コストを低く抑える
ことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の表面実装型光モジュールを適用した光受信機におい
ては、セラミックパッケージ1106内に搭載されたプ
リアンプIC1107より発生する熱はリードフレーム
1106aからのみしか外部に放出することができず、
放熱特性を上げることが困難であるという問題を有して
いた。また、上記従来の表面実装型光モジュールを外部
電気回路基板に表面実装する場合には、セラミックパッ
ケージ1106に設けられたリードフレーム1106a
と、外部電気回路基板表面の配線導体とを半田などの導
電性接続部材により電気的に接続するが、半田接続部で
高周波信号の反射が起こってしまい、高周波特性が悪化
するという問題を有していた。
【0007】また、セラミックパッケージ1106、異
方性エッチング技術を用いて高精度に形成されたV溝を
有するSi基板1104と、このV溝に対してさらに高
精度に形成された光半導体素子搭載用電極、又は位置決
め用マーカからなる実装用基板、及び簡易型光コネクタ
を用いることにより、製造費用の削減と量産性の向上は
図れるが、部品費用が高くなるため、これら部品の大量
生産を行わなければ利益が出ないという問題を有してい
た。
【0008】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
で、放熱特性に優れた光モジュール及び光受信機を提供
することを目的とする。本発明はまた、高周波特性に優
れた光モジュール及び光受信機を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の光モジュールは
上記目的を達成するために、キャリア基板上に光ファイ
バの素線の先端面と受光素子が光結合して固定されると
ともに、前記受光素子により光電変換された信号を増幅
するプリアンプ素子が実装されるように構成した。上記
構成により、高周波特性に優れた光モジュールを実現す
ることができる。
【0010】本発明の光受信機は、請求項1記載の光モ
ジュールをサーマルビアホールが形成された本体基板の
表面上に実装するとともに、前記本体基板の裏面に放熱
板を取り付けように構成した。上記構成により、キャリ
ア基板上の部品が発生する熱が本体基板のサーマルビア
ホール及び放熱板を介して外部に放熱されるので、放熱
特性に優れた光受信機を実現することができる。
【0011】本発明はまた、前記光ファイバの被覆部を
前記本体基板上に固定するように構成した。上記構成に
より、光ファイバの素線の先端面と受光素子がキャリア
基板上に固定されるとともに、キャリア基板と光ファイ
バの被覆部が本体基板上に固定されているので、熱によ
り本体基板が反った場合の変形による応力が光ファイバ
の素線と被覆部の隙間により吸収され、したがって、放
熱特性に優れた光受信機を実現することができる。ま
た、高価なセラミックキャリア基板を小型化して安価に
構成することができる。
【0012】本発明はまた、前記キャリア基板の裏面に
形成されたリードレス形状の電極を前記本体基板の表面
に形成されたランド上に半田付けした。上記構成によ
り、半田接続部をリードフレームの半田付け部の長さよ
りも短くすることができ、高周波特性に優れた光受信機
を実現することができる。本発明は、請求項2から4の
いずれか1つに記載の光受信機であって、防塵、放熱作
用を有するケースをさらに備えた構造とした。上記構成
により、放熱特性に優れた光受信機及び光モジュールを
実現することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の第
1の実施の形態について説明する。図1は本発明に係る
光モジュール(光受信機)における光―電気変換部分の
拡大斜視図を示す。図1において、光ファイバ10の光
ファイバ素線11の先端は、斜めに研磨して全反射面で
形成され、アルミナなどのようなセラミックからなる誘
電体基板であるキャリア基板(以下、セラミックキャリ
ア基板)16上に搭載されている。セラミックキャリア
基板16上にまた、フリップ・チップ・ボンディングに
より直接実装されているPIN−PDなどからなる受光
素子12が搭載され、光ファイバ素線11の下側と受光
素子12との間には、光ファイバ素線11のクラッドと
屈折率の等しい屈折率整合接着剤の機能を有する光ファ
イバ素線固定用接着剤13が充填されており、光ファイ
バ素線固定用接着剤13は信号光の導波路を形成してい
る。このため、光ファイバ素線11のコア間を伝搬して
きた信号光は、その先端の傾斜研磨面より全反射されて
受光素子12の受光面に入射して光電変換される。
【0014】また、受光素子12からの電気信号を増幅
するプリアンプIC14と、プリアンプIC14の安定
動作に必要なチップコンデンサ15がセラミックキャリ
ア基板16上に実装されて受光部・高周波部が集積化さ
れている。この受光部・高周波部を集積化したセラミッ
クキャリア基板16は、光受信機の電気回路を形成する
本体樹脂(例えばガラスエポキシ)基板17上に実装さ
れている。本体樹脂基板17上には光ファイバ固定用ブ
ロック18が設けられており、光ファイバ固定用ブロッ
ク18と光ファイバ固定用接着剤(以下、単に接着剤)
19により光ファイバ被覆部110を本体樹脂基板17
上に固定している。
【0015】さらに上記の光受信機について詳細に説明
する。図2は図1の光受信機の側面断面図を示す。ここ
で、光通信などに使用される光−電気変換部分を含む受
光モジュール部は、高速応答特性、高周波特性、雑音特
性が良好で、光ファイバ素線11と受光素子12との光
結合効率が高く小型なものが必要とされる。図2におい
て、セラミックキャリア基板16の部品搭載面上には、
ホトエッチング法、マスク蒸着などのような公知の方法
により金、銅、アルミニウムなどの(ストリップ)導体
材料のパターンによりマイクロ波などの高周波回路が形
成される。
【0016】受光素子12と、受光素子12からの電気
信号を増幅するプリアンプIC14のベアチップを同一
セラミックキャリア基板16上にフリップ・チップ実装
して、寄生インダクタンスの影響を除去している。ま
た、セラミックキャリア基板16上には、プリアンプI
C14の安定動作に必要なチップコンデンサ15、及び
その他の必要なチップ部品が搭載される。セラミックキ
ャリア基板16の内部には導体による高周波用伝送路が
形成され、セラミックキャリア基板16の上面に形成さ
れている高周波回路と下面に設けられたキャリアパッド
211とを電気的に接続している。
【0017】また、セラミックキャリア基板16の下面
にあるリードレス形状の電極であるキャリアパッド21
1は、光受信機の電気回路を形成する本体樹脂基板17
上にある基板ランド213に半田バンプ212などの導
電性接続部材によりBGA(ボール・グリッド・アレ
イ)又はLGA(ランド・グリッド・アレイ)で電気的
に接続され、受光素子12、及びプリアンプIC14な
どの高周波用半導体素子と本体樹脂基板17との間で高
周波信号の入出力が行われる。このため、受光素子1
2、プリアンプIC14を含む受光部・高周波部を集積
化したセラミックキャリア基板16は、図11に示すよ
うなリードフレーム1106aではなく、光受信機の電
気回路を形成する本体樹脂基板17に対して半田バンプ
212などの導電性接着部材により短い長さの半田で電
気的に接続することによって、セラミックキャリア基板
16と本体樹脂基板17との間の電気的容量を極めて小
さく押さえることができるため、高周波特性を高めつつ
高密度実装が可能となる。
【0018】本体樹脂基板17は、例えばガラス繊維入
りエポキシ階層板などの印刷配線基板であって、ガラス
繊維入りエポキシ階層板の熱伝導率が小さいことに起因
する放熱性の低さを解決するためにサーマルビアホール
(スルーホール)214が設けられている。さらに、本
体樹脂基板17の下面には、放熱グリース215を介し
てネジなどの締め付け方法で放熱板216が取り付けら
れている。セラミックキャリア基板16の熱伝導率は、
本体樹脂基板17の熱伝導率より非常に大きいので、プ
リアンプIC14より発生した熱は、セラミックキャリ
ア基板16を介して本体樹脂基板17に容易に伝達さ
れ、さらにセラミックキャリア基板16の搭載部に設け
られたサーマルビアホール214及び放熱グリース21
5を介してアルミなどの熱伝導率の大きい材質からなる
放熱板216から外部に放出される。
【0019】受光素子12と光ファイバ素線11との光
結合部においては、コアを有する光ファイバ素線11の
先端部を斜めに研磨して全反射を起こさせるか、あるい
は、その研磨面に金などの反射特性が良好な物質を蒸着
することにより反射を起こさせ、その研磨面で反射して
光ファイバ素線11の下から出射した光をセラミックキ
ャリア基板16上面に実装されている受光素子12に入
射させる。光ファイバ素線11の下側と受光素子12と
の間には、光ファイバ素線11のクラッドと屈折率の等
しい光ファイバ素線固定用接着剤13が充填されてお
り、信号光の導波路を形成することによって、光の発
散、及び空気層と受光素子12の受光面との境界面で起
こる光の反射を抑制するため、高い光結合効率が得られ
る。
【0020】光ファイバ素線固定用接着剤13は、例え
ば紫外線硬化型樹脂を使用し、光軸調整後に紫外線を照
射することによって、短時間に硬化作業を行うことがで
きる。また、光ファイバ素線11は光ファイバ素線固定
用接着剤13によりセラミックキャリア基板16上面に
固定されるので、本体樹脂基板が反った場合であって
も、経時変化による受光感度の劣化が低減される。この
構成によれば、受光素子12の受光面と電気信号の流れ
る方向(セラミックキャリア基板16を介して受光素子
12からプリアンプIC14への電気の流れる方向)が
同一であるから、電気信号の流れが途中で曲がることな
く直線的に流れるため、高速化・広帯域化が可能にな
り、また、光ファイバ素線11の光軸の方向と電気信号
の流れる方向が同一であるから、装置の小型化が可能に
なる。
【0021】光ファイバ10は光ファイバ素線11を覆
う光ファイバ被覆部110を有し、光ファイバ被覆部1
10の先端が除去されて光ファイバ素線11の先端が露
出している。そして、残った光ファイバ被覆部110の
先端部は、光受信機の電気回路を構成する本体樹脂基板
17上に並列に2つ設けられている光ファイバ固定用ブ
ロック18間に光ファイバ固定用接着剤19によって接
着固定され、光ファイバ10が自由に動くのを規制して
いる。光ファイバ固定用ブロック18は、例えばミニモ
ールド、又は角型チップ部品などの汎用電子部品を用
い、他の電気部品と同様に本体樹脂基板17上に実装す
る。光ファイバ固定用ブロック18によって光ファイバ
固定用接着剤19の溜まりをつくり、接着剤塗布・硬化
作業の向上を図り、また接着面積を確保して接着強度の
向上を図っている。
【0022】光ファイバ固定用接着剤19は粘度が高く
(1500CP以上)、紫外線で硬化する樹脂が望まし
い。これは、上述のような光ファイバ固定用接着剤19
をミニモールド、光ファイバ固定用ブロック18間に搭
載された光ファイバ被覆部110に塗布する場合、光フ
ァイバ素線11の剥き出し部11a(図3参照)に光フ
ァイバ固定用接着剤19が流れにくく、接着剤の塗布・
硬化作業を容易にするためである。(なお、光ファイバ
固定用接着剤19が流れて被覆のない被覆除去部分にか
かると、光ファイバ固定用接着剤19の温度特性による
熱収縮により光ファイバ10の光結合部の受光感度の損
失変動が大きくなる。)
【0023】図3は図1、図2に示す光受信機におい
て、本体樹脂基板17の変形時におけるイメージ図を示
す。光受信機の電気回路を形成する本体樹脂基板17
は、アルミなどからなる放熱板216上にネジ止めによ
り固定されている。本体樹脂基板17とアルミ放熱板2
16は熱膨張係数が異なるために、温度などの環境変化
によって本体樹脂基板17は反ってしまう。この場合、
光ファイバ被覆部110は本体樹脂基板17上に接着固
定されているため、熱変形などが生じれば光軸ずれを引
き起こす可能性が高くなる。
【0024】そこで、本発明における光モジュール及び
光受信機では、(1)光ファイバ素線11とセラミック
キャリア基板16は光ファイバ素線固定用接着剤13に
よって強固に固定されていること、(2)光ファイバ被
覆部110を本体樹脂基板17上に接着固定することに
より、(光ファイバ被覆部110及び光ファイバ固定用
接着剤19の弾性などにより)、例えばナイロン光ファ
イバ被覆部110により覆われている光ファイバ素線1
1の変位は、光ファイバ素線剥き出し部11aによって
緩和される。したがって、温度変化があっても光ファイ
バ素線11と受光素子12との光結合部12aに大きな
熱応力は発生せず、環境変化に対しても、光ファイバ素
線11とセラミックキャリア17上に実装された受光素
子12間の光学的結合特性の劣化を防止することができ
る。(3)上記(1)、(2)により、高価なセラミッ
クキャリア基板16を小型化して安価に構成することが
できる。
【0025】図4(a)は本発明の第1の実施の形態に
おける光受信機の光ファイバ被覆部110の固定部を側
面断面図で示している。光ファイバ被覆部110を、本
体樹脂基板17上に並列に2つ設けられている光ファイ
バ固定用ブロック18間に紫外線硬化型接着剤を光ファ
イバ固定用接着剤19として配置し、光ファイバ固定用
接着剤19に紫外線(UV光)45aを真上から照射し
て接着固定する場合、UV光照射方向の反対側の光ファ
イバ被覆部110の下部に溜まる光ファイバ固定用接着
剤19は、光ファイバ被覆部110によってUV光45
aが遮れ、硬化しにくい。また、光ファイバ固定用ブロ
ック18があるために、光ファイバ被覆部110の側面
方向からUV光45aを照射して光ファイバ被覆110
の下部に溜まる接着剤19を完全に硬化することも困難
である。
【0026】このために、接着剤19は、UV・熱併用
型接着剤を用いることが望ましい。UV照射により接着
剤19の仮硬化を行った後、加熱することによって光フ
ァイバ被覆部110の下部に溜まる接着剤19の未硬化
部を硬化させることができる。
【0027】なお、上述する方法は、熱硬化工程が必要
となり、硬化炉などの設備、及び工数がかかりコスト的
には高くなる可能性がある。そこで別の方法として、機
械的強度は若干劣るが、光ファイバ被覆部110として
UVが透過する材料、例えば透明シリコン樹脂とする方
法もある。また、光ファイバ固定用ブロック18として
ミニモールドなどの汎用電子部品を用いず、UVが透過
する材質のもの、例えばアクリルブロック、ガラスブロ
ックを適用することにより、光ファイバ被覆部110の
下部に溜まる紫外線硬化型接着剤19を光ファイバ固定
用ブロック18側面からのUV照射により硬化させるこ
とができる。
【0028】次に本発明の光モジュール及び光受信機の
第2の実施の形態について図4(b)を用いて説明す
る。光結合部は第1の実施の形態と同様であり、特に光
ファイバ被覆部110の固定方法について説明する。図
4(b)は光ファイバ被覆部110の固定方法を斜視図
で示し、光ファイバ被覆部110を跨いで並行に配置さ
れた2つの光ファイバ固定用ブロック18を斜向かいに
配置した。斜向かいに配置された光ファイバ固定用ブロ
ック18間に光ファイバ被覆部110を搭載し、光ファ
イバ被覆部110と光ファイバ固定用ブロック18に紫
外線硬化型接着剤19が付着するように塗布する。光フ
ァイバ固定用ブロック18の側面から光ファイバ被覆部
110の下部に溜まる接着剤19にUV光45bを照射
することが可能となり、UV硬化時における接着剤19
の未硬化を防ぐことができる。
【0029】次に本発明の光モジュール及び光受信機の
第3の実施の形態について説明する。本発明における光
モジュール及び光受信機では、光ファイバ10の伝搬光
が先端の研磨面で全反射する場合、研磨面に塵埃・結露
が付着すると伝搬光の反射角・効率が変化し、受光感度
の劣化が生じる。また、受光素子12、プリアンプIC
14などは、特性の安定化、高信頼性のため、湿気から
保護する必要がある。このため、通常、受光素子12、
プリアンプIC14の光結合部12a(図3参照)とこ
れらの半導体素子12、14はケース内に収納され、そ
のケースを気密封止することにより、外部の塵埃・湿気
から保護されている。
【0030】図5(a)は本発明における光受信機の第
3の実施の形態、特に気密封止構造の側面断面図を示
し、斜視図を図5(b)に示している。光結合部、光フ
ァイバの固定構造については第1、第2の実施の形態と
同様である。受光素子12、プリアンプIC14を含む
受光部・高周波部を集積化したセラミックキャリア基板
16を金属材よりなるシールドケース53で覆うこと
で、外部の塵埃・湿気から保護するとともに、ノイズの
放出、あるいはノイズの侵入を防止している。シールド
ケース53は光受信機の電気回路を形成する本体樹脂基
板17上に半田56などにより固定され、シールドケー
ス53より引き出される光ファイバの導入部、及びシー
ルドケース53と本体樹脂基板17との隙間には、例え
ばシリコン樹脂52のような軟質樹脂により封止を行
う。本発明の光受信機における受光部・高周波部は、1
枚の小型セラミックキャリア基板16(11×11mm)
に集積化され、シールドケース53の小型・薄型化が可
能となる。
【0031】気密封止構造の別の形態を図6に示す。図
6に示す気密封止構造では、金属材よりなるシールドケ
ース53を本体樹脂基板17上に搭載する際、シールド
ケース53と本体樹脂基板17の間にゴムパッキン66
を介し、ビス67によりシールドケース53を本体樹脂
基板17に押し当てて固定する。また、シールドケース
53より引き出される光ファイバ10導入部にもゴムブ
ッシュ68を介し、塵埃・湿気の侵入を防止する。
【0032】次に本発明の光モジュール及び光受信機の
第4の実施の形態について説明する。本発明の光モジュ
ールでは、図2に示したようにプリアンプIC14より
発生する熱を本体樹脂基板17に設けられたサーマルビ
アホール214、放熱グリース215、及びアルミなど
からなる放熱板216を介して外部に放出する。第4の
実施の形態として更なる放熱性の改善を目的としたシー
ルドケース53による放熱構造を図7に示す。この放熱
構造ではプリアンプIC14より発生する熱を、プリア
ンプIC14の上面から、熱伝導率の大きい金属材から
なるシールドケース53を介して外部への放熱を行う。
受光素子12、プリアンプIC14を含む受光部・高周
波部を集積化したセラミックキャリア基板16を金属材
からなるシールドケース53により囲う場合、プリアン
プIC14の上面にシールドケース53を押し当てるこ
とにより、プリアンプIC14より発生した熱はシール
ドケース53に拡散され、シールドケース53より外部
に放出される。
【0033】さらに、シールドケース53を半導体素子
であるプリアンプIC14に押し当てる場合、このプリ
アンプIC14の破壊を防止するため、プリアンプIC
14上面とシールドケース53の間には熱伝導性オイル
72を充填する。また、図7(b)に示すように、シー
ルドケース53のプリアンプIC14上面への押し当て
部には孔53aを設け、シールドケース53を本体樹脂
基板17上に搭載した後、シールドケース53に設けら
れた孔53aよりディスペンサ73を用いて熱伝導性オ
イル72を塗布・充填する。上述した放熱構造により、
プリアンプIC14の上下面より発生した熱が拡散され
るため、特性の安定化、高信頼性が得られる。
【0034】次に、本実施の形態の光受信機の組立工程
について、図8及び図9を参照して説明する。 (1)ストリップ導体材料のパターンによりマイクロ波
などの高周波回路が形成された小型セラミックキャリア
基板(単にセラミックキャリアともいう)16(11×
11mm)上に、受光素子12、プリアンプIC14をベ
アチップ実装する。次に、プリアンプIC14の安定動
作に必要なチップコンデンサ15、及びその他の必要な
チップ部品を実装し、受光部・高周波部を集積化したセ
ラミックキャリア基板16が完成する。 (2)光受信機の電気回路を形成する本体樹脂基板17
上に、セラミックキャリア基板16と他の電気部品とを
同時に搭載し、BGA又はLGAでリフロー実装を行
う。 (3)アルミ放熱板216上に放熱グリース215を塗
布した後、セラミックキャリア基板16を含む全ての電
気部品が実装された本体樹脂基板17を放熱板216の
上に搭載し、ネジ止めを行う。
【0035】(4)セラミックキャリア基板16上にあ
る受光素子12の受光面に光ファイバ素線固定用接着剤
13を塗布する。塗布後、光ファイバ被覆部110を本
体樹脂基板17上に2つ並列に実装された光ファイバ固
定用ブロック18の間に載置し、光ファイバ素線11の
先端部を受光素子12の受光面に近接させ、受光素子1
2上に塗布された光ファイバ素線固定用接着剤13に光
ファイバ素線11の先端部を浸す。この時、光ファイバ
素線固定用接着剤13が光ファイバ素線11の先端の全
反射面に付着しないように注意を促す。受光素子12に
逆バイアス電圧を印加させるとともに、光ファイバの片
端コネクタに赤外光源を接続し、受光素子12の光入射
平面に対して、斜め研磨された光ファイバ素線11を走
査する。斜め研磨された光ファイバ素線11の先端部よ
り出射する光によって受光素子12に生じる光電流を検
出し、最大光結合効率が得られるように光ファイバ素線
11の位置を調整・位置決めする。調整後、光ファイバ
素線固定用接着剤13にUV光を照射して硬化させる。
また、光ファイバ素線固定用接着剤13を硬化した後、
光ファイバ固定用ブロック18間に載置してある光ファ
イバ被覆部110に紫外線硬化型樹脂19を塗布し、U
V照射による硬化を行う。
【0036】(5)光ファイバ10が接続された本体樹
脂基板17において、セラミックキャリア基板16を囲
うようにシールドケース53を搭載する。シールドケー
ス53を半田56などにより固定した後、シールドケー
ス53と本体樹脂基板17との隙間、及び光ファイバ1
0の導入部をシリコン樹脂52あるいはゴムブッシュ6
8などにより気密封止する。 (6)放熱板216に本体上ケース86を被せてねじ止
めを行い、全ての組立工程が完了する。
【0037】次に、上述した本発明の第4の実施の形態
の光受信機について、(4)光ファイバ素線11の光軸
調整・組立工程に関し、工数を短縮する方法として、光
ファイバ素線11と受光素子12との光結合構造につい
て、受光素子12をあらかじめ受光素子取り付け用キャ
リアに実装した素子(以下、受光素子チップキャリア)
と、精密加工されたV字型の溝を有するSi基板を用い
る方法を第5の実施の形態として図10を用いて説明す
る。
【0038】図10は上述する光結合構造を用いた、本
発明の第5の実施の形態における光受信機の側面断面図
を示す。精密加工されたV字型の溝を有するSi基板1
007と受光素子チップキャリア1003を高精度にセ
ラミックキャリア16上に実装し、光ファイバ素線11
はSi基板1007上に精密加工されたV字型の溝に配
置するだけで位置決めされるようにした。位置決め後、
光ファイバ素線11は接着剤13によりV溝Si基板1
007上に固定される。
【0039】以上のように本発明の第1〜第4の実施の
形態によれば、プリアンプIC14より発生する熱は、
本体樹脂基板17に設けたサーマルビアホール(スルー
ホール)214を介して背面の放熱板216に拡散され
るため、光受信機の雑音特性、信頼性が改善される。ま
た、光ファイバ被覆部110を有し端部が被覆除去され
ている光ファイバ10については、光ファイバ素線11
とセラミックキャリア基板16とを光ファイバ素線固定
用接着剤13によって接着固定するとともに、光ファイ
バ被覆部110を本体樹脂基板17上に接着固定する光
ファイバ保持構造により、本体樹脂基板17の変形によ
る応力は光ファイバ素線剥き出し部11aによって緩和
されるので、高温・高湿下でも受光感度の特性劣化が起
こらない。また、セラミックキャリア基板16を小型化
して安価にすることができる。
【0040】また、受光素子12、プリアンプIC14
を含む受光部・高周波部は1枚の小型セラミックキャリ
ア基板16(11×11mm)に集積化されているため、
光受信機の電気回路を形成する本体樹脂基板17上に、
他の電気部品と同時に自動実装、リフローが可能であ
る。また、受光部・高周波部を集積化したセラミックキ
ャリア基板16を、光受信機の電気回路を形成する本体
樹脂基板17に半田バンプ212などの導電性接着部材
により電気的に接続することにより、セラミックキャリ
ア基板16と本体樹脂基板17との間の電気的容量を極
めて小さく押さえることができるため、高周波特性を高
めつつ高密度実装が可能となる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、高周波特性に優れた光モジュールを実現する
ことができる。請求項2記載の発明によれば、キャリア
基板上の部品が発生する熱が本体基板のサーマルビアホ
ール及び放熱板を介して外部に放熱されるので、放熱特
性に優れた光受信機を実現することができる。請求項3
記載の発明によれば、光ファイバの素線の先端面と受光
素子がキャリア基板上に固定されるとともに、キャリア
基板と光ファイバの被覆部が本体基板上に固定されてい
るので、熱により本体基板が反った場合の変形による応
力が光ファイバの素線と被覆部の隙間により吸収され、
したがって、放熱特性に優れた光受信機を実現すること
ができる。また、高価なセラミックキャリア基板を小型
化して安価に構成することができる。請求項4記載の発
明によれば、半田接続部をリードフレームの半田付け部
の長さよりも短くすることができ、高周波特性に優れた
光受信機を実現することができる。請求項5記載の発明
によれば、放熱特性に優れた光受信機及び光モジュール
を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る光モジュール
及び光受信機における光―電気変換部分の拡大斜視図
【図2】図1の光モジュール及び光受信機の側面断面図
【図3】図2の光モジュール及び光受信機の本体樹脂基
板の変形を示す説明図
【図4】図1の光モジュール及び光受信機の光ファイバ
被覆固定部を示す図 (a)側面断面図 (b)他の実施例を示す斜視図
【図5】図1の光モジュール及び光受信機の気密封止構
造を示す図 (a)側面断面図 (b)内部構造概略図
【図6】図1の光モジュール及び光受信機の他の気密封
止構造を示す図 (a)側面断面図 (b)内部構造概略図
【図7】図1の光モジュール及び光受信機の上方放熱構
造を示す図 (a)側面断面図 (b)主要部の拡大斜視図
【図8】図1の光モジュール及び光受信機の光モジュー
ル内部構造を示す概略図
【図9】図1の光モジュール及び光受信機の組立工程を
示すフローチャート
【図10】本発明の他の実施の形態の光モジュール及び
光受信機を示す側面断面図
【図11】従来の光モジュール及び光受信機の主要部を
示す拡大斜視図
【符号の説明】
10 光ファイバ 11 光ファイバ素線 11a 光ファイバ素線剥き出し部 12 受光素子 13 光ファイバ素線固定用接着剤 14 プリアンプIC 15 チップコンデンサ 16 セラミックキャリア基板 17 本体樹脂基板 18 光ファイバ固定用ブロック 19 光ファイバ固定用接着剤 110 光ファイバ被覆部 211 キャリアパッド 212 半田バンプ 213 基板ランド 214 サーマルビアホール 215 放熱グリース 216 放熱板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東郷 仁麿 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 小林 正樹 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 藤田 裕一 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 2H037 AA01 BA11 CA10 DA03 DA04 DA06 5F088 AA01 BA02 BA15 BB01 EA07 JA03 JA14 JA18

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリア基板上に光ファイバの素線の先
    端面と受光素子が光結合して固定されるとともに、前記
    受光素子により光電変換された信号を増幅するプリアン
    プ素子が実装された光モジュール。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光モジュールをサーマ
    ルビアホールが形成された本体基板の表面上に実装する
    とともに、前記本体基板の裏面に放熱板を取り付けた光
    受信機。
  3. 【請求項3】 前記光ファイバの被覆部を前記本体基板
    上に固定した請求項2に記載の光受信機。
  4. 【請求項4】 前記キャリア基板の裏面に形成されたリ
    ードレス状の電極を前記本体基板の表面に形成されたラ
    ンド上に半田付けした請求項2又は3に記載の光受信
    機。
  5. 【請求項5】 請求項2から4のいずれか1つに記載の
    光受信機であって、さらに防塵、放熱作用を有するケー
    スを備えた光受信機。
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