JP2003042855A - 温度信号伝送回路 - Google Patents
温度信号伝送回路Info
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Abstract
データをCPU処理できるデータにして、その間に絶縁
回路を組み込んだ構成にすることで、実際の温度データ
を演算処理するために必要な絶縁回路を簡単にかつ回路
構成を簡単にすること。 【解決手段】 流路内に設置される測温抵抗体と、前記
測温抵抗体からの検出信号を演算処理してディジタル値
の温度データに変換する第1の信号処理手段と、前記温
度データを受信して温度抵抗値を算出する演算処理機能
を備えた第2の信号処理手段と、前記第1の信号処理手
段と前記第2の信号処理手段との間に前記温度データの
信号の伝送を電気的に絶縁する絶縁手段とを備えたこと
を特徴とする温度信号伝送回路。
Description
に設置される測温抵抗体からの温度信号を伝送する温度
信号伝送回路に関するものである。
抵抗体の温度信号伝送回路を図3に示す。この例は、流
路1に渦流量計を設置し、この渦流量計内部に設置した
測温抵抗体3で検出された温度信号を伝送するものであ
る。
り付けてある渦発生体2に組み込まれている測温抵抗体
3と、この測温抵抗体3に接続されているケーブル4
と、このケーブル4に接続されている温度変換回路部5
と、温度変換回路部5で変換された信号をデジタル値に
して出力するAD変換部6と、デジタル値にされた信号
を演算処理するメインCPUを備えた制御部7と、制御
部7により演算処理された信号を一次コイル8aに印加
し、二次コイル8bに誘起発生させる絶縁回路8と、二
次コイル8bの信号を出力する電源・出力回路部9とか
ら構成される。
電源・出力回路部9は、絶縁されていなければならない
が、この従来の回路構成においては、制御部7と電源・
出力回路部9との間で絶縁されている。このため、測温
抵抗体3からの信号は、AD変換部6でデジタル値に変
換され、そのまま制御部7に送られ信号処理される構成
となっている。
術で説明した回路構成にあっては、信号処理する制御部
7と電源・出力回路部9との間で絶縁する場合、電源線
上に絶縁回路8を設けなければならず、この絶縁回路8
の部分が大きく、かつ複雑になってしまうという問題が
ある。
3との間で絶縁する必要がある場合に、小規模で、簡単
な絶縁回路を実現することに解決しなければならない課
題を有する。
明は、次の通りである。
前記測温抵抗体からの検出信号を演算処理してディジタ
ル値の温度データに変換する第1の信号処理手段と、前
記温度データを受信して温度抵抗値を算出する演算処理
機能を備えた第2の信号処理手段と、前記第1の信号処
理手段と前記第2の信号処理手段との間に前記温度デー
タの信号の伝送を電気的に絶縁する絶縁手段とを備えた
ことを特徴とする温度信号伝送回路。 (2)前記第1の信号処理手段と前記第2の信号処理手
段との間の信号の伝送は、非同期通信によることを特徴
とする(1)記載の温度信号伝送回路。 (3)前記測温抵抗体は、前記流路に設けられている渦
流量計の渦発生体の内部に組み込まれていることを特徴
とする(1)または(2)記載の温度信号伝送回路。 (4)流路内に設置される測温抵抗体及び校正用抵抗
と、前記測温抵抗体と校正用抵抗とを切り替える切換ス
イッチと、前記測温抵抗体からの検出信号を演算処理し
てディジタル値の温度データに変換する第1の信号処理
手段と、前記温度データを受信して温度抵抗値を算出す
る演算処理機能を備えた第2の信号処理手段と、前記第
1の信号処理手段と前記第2の信号処理手段との間に前
記温度データの信号の伝送を電気的に絶縁する絶縁手段
とを備え、前記第2の信号処理手段は、前記切換スイッ
チを切り替える制御信号を前記第1の信号処理手段に送
出し、該制御信号を受信した第1の信号処理手段は、該
制御信号に基づいて前記切換スイッチを適宜切り替える
ようにしたことを特徴とする温度信号伝送回路。 (5)前記第1の信号処理手段と前記第2の信号処理手
段との間の信号の伝送は、非同期通信によることを特徴
とする請求項4記載の温度信号伝送回路。 (6)前記測温抵抗体及び前記校正用抵抗は、前記流路
に設けられている渦流量計の渦発生体の内部に組み込ま
れていることを特徴とする(4)または(5)記載の温
度信号伝送回路。
個の信号処理手段を使用し、その間に絶縁手段を介在さ
せる構成にしたことにより、絶縁手段は2つの信号処理
手段で送受信する信号のみを通過させるようにすればよ
いから、その構成を複雑にすることなく、簡単な一次コ
イル及び二次コイルのみを持って構成することができ
る。
の実施例について図面を参照して説明する。尚、従来技
術で説明したものと同じものには同一符号を付与して説
明する。
を図1に示す。尚、この例では、図3に示した従来の例
と同様に、流路1に渦流量計を設置し、この渦流量計内
部に設置した測温抵抗体3で検出された温度信号を伝送
するものとする。
ある渦発生体2に組み込まれている測温抵抗体3と、こ
の測温抵抗体3に接続されているケーブル4と、このケ
ーブル4に接続され、測温抵抗体3の抵抗値を電圧値に
変換する温度変換回路部5と、温度変換回路部5で変換
された信号をディジタル値にして出力するAD変換部6
と、このAD変換部6で変換された温度データを通信す
るためのサブCPU(小規模マイコン、例えば少ピンマ
イコン等)からなる通信制御部(第1の信号処理手段)
10と、通信制御部10からの通信信号を絶縁手段であ
る一次コイル12a及び二次コイル12bを有する絶縁
回路12を介して伝送させるための送信回路11と、絶
縁回路12を介して伝送されてきた通信信号(温度デー
タ)を受信する受信回路13と、受信回路13で受信し
た通信信号から測定抵抗値を算出するメインCPUを備
えた制御部(第2の信号処理手段)14と、制御部14
により演算処理された信号を出力する電源・出力回路部
9とから構成される。
送は、非同期通信(UART;Universal A
synchronous Receiver Tran
smitter)により行うものであり、送信側(通信
制御部10)と受信側(制御部14)が前もって標本化
周波数(転送周波数)を定めておき、それぞれが独立し
たクロックで送信と受信を行うものである。
おいて、測温抵抗体3の抵抗値を電圧値に変換し、その
値をAD変換して、サブCPUからなる通信制御部10
で温度データを作成し、この温度データを絶縁回路12
を介してメインCPUからなる制御部14に非同期通信
で送信する。制御部14では、受信した温度データに基
づいて温度抵抗値を算出する。
3の間を絶縁する場合に、サブCPUである通信制御部
(第1の信号処理手段)10と制御部(第2の信号処理
手段)14の間の通信を行う通信線を1か所で絶縁する
だけでよいので、従来の絶縁方式に比べて回路構成を簡
略化でき、絶縁トランスも小規模のものでよい。
搭載されている両者間での信号を受信するためのプログ
ラムは適宜変更することができるため、別途、ハードウ
ェアを追加することなくソフト的に問題を解決すること
ができる。
送回路を図2に示す。尚、この例にあっても、図1に示
した例と同様に、流路1に渦流量計を設置し、この渦流
量計内部に設置した測温抵抗体3で検出された温度信号
を伝送するものとする。
1に取り付けてある渦発生体2に組み込まれている測温
抵抗体3及び校正用抵抗15,16と、この測温抵抗体
3及び校正用抵抗15,16を切り換える切換スイッチ
24と、切換スイッチ24に接続されている測温抵抗体
3又は校正用抵抗15,16の抵抗値を電圧値に変換す
る温度変換回路部5と、この温度変換回路部5で変換さ
れた信号をディジタル値にして出力するAD変換部6
と、このAD変換部6で変換された温度データを通信す
るためのサブCPU(小規模マイコン、例えば少ピンマ
イコン等)からなる通信制御部(第1の信号処理手段)
17と、通信制御部17からの通信信号を絶縁手段であ
る一次コイル20a及び二次コイル20bからなる絶縁
回路20を介して伝送させるための送信回路18と、絶
縁回路20を介して送信される信号を受信する受信回路
19と、絶縁回路20を介して伝送されてきた通信信号
を受信する受信回路21と、メインCPUである制御部
23からの信号を絶縁回路20側に送る送信回路22
と、受信回路21で受信した通信信号から測定温度の計
算を行うメインCPUを備えた制御部(第2の信号処理
手段)23と、制御部23により演算処理された信号を
出力する電源・出力回路部9とから構成される。
た、切換スイッチ24の切換を制御する機能も備え、制
御部23からの制御信号を、送信回路22−絶縁回路2
0−受信回路18の経路を通って受信すると、その信号
に応じて、切換スイッチ24を制御して測温抵抗体3ま
たは校正用抵抗15,16に制御信号のデータに応じて
切り換える。
の間の通信を双方向通信にすることで、第2の信号処理
手段であるメインCPUの制御部23から第1の信号処
理手段であるサブCPUの通信制御部17へ測定する抵
抗を切り替える命令を送る等、メインCPUの制御部2
3から絶縁された回路への制御を行うことができる。
正用抵抗15,16と測定する抵抗を切り替えること
で、測温抵抗体3の校正処理を行うことができ、より正
確な温度データを得ることができる。その他の点につい
ては第1の実施形態と同様であるので、その説明は省略
する。
した第2の実施例では、両方とも、渦流量計に組み込ま
れる温度信号伝送回路の例を示したが、渦流量計に限る
ことなく、他の方式の流量計、差圧・圧力伝送器等、流
路に設置される機器に内蔵されるような温度信号伝送回
路であれば、本発明の温度信号伝送回路をそのまま適用
することができる。
信号伝送回路は、2つのCPU間で非同期通信(UAR
T)で信号を伝送することで、絶縁された回路間で測定
データを伝送する回路構成にすることが可能であり、ま
た、2つのCPU内のプログラムにより作成または解釈
されるため、特別なハードウェアを必要としないで、所
望の動作をさせることができるという効果がある。
略示的に示したブロック図である。
略示的に示したブロック図である。
なブロック図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 流路内に設置される測温抵抗体と、前記
測温抵抗体からの検出信号を演算処理してディジタル値
の温度データに変換する第1の信号処理手段と、前記温
度データを受信して温度抵抗値を算出する演算処理機能
を備えた第2の信号処理手段と、前記第1の信号処理手
段と前記第2の信号処理手段との間に前記温度データの
信号の伝送を電気的に絶縁する絶縁手段とを備えたこと
を特徴とする温度信号伝送回路。 - 【請求項2】 前記第1の信号処理手段と前記第2の信
号処理手段との間の信号の伝送は、非同期通信によるこ
とを特徴とする請求項1記載の温度信号伝送回路。 - 【請求項3】 前記測温抵抗体は、前記流路に設けられ
ている渦流量計の渦発生体の内部に組み込まれているこ
とを特徴とする請求項1または請求項2記載の温度信号
伝送回路。 - 【請求項4】 流路内に設置される測温抵抗体及び校正
用抵抗と、前記測温抵抗体と校正用抵抗とを切り替える
切換スイッチと、前記測温抵抗体からの検出信号を演算
処理してディジタル値の温度データに変換する第1の信
号処理手段と、前記温度データを受信して温度抵抗値を
算出する演算処理機能を備えた第2の信号処理手段と、
前記第1の信号処理手段と前記第2の信号処理手段との
間に前記温度データの信号の伝送を電気的に絶縁する絶
縁手段とを備え、前記第2の信号処理手段は、前記切換
スイッチを切り替える制御信号を前記第1の信号処理手
段に送出し、該制御信号を受信した第1の信号処理手段
は、該制御信号に基づいて前記切換スイッチを適宜切り
替えるようにしたことを特徴とする温度信号伝送回路。 - 【請求項5】 前記第1の信号処理手段と前記第2の信
号処理手段との間の信号の伝送は、非同期通信によるこ
とを特徴とする請求項4記載の温度信号伝送回路。 - 【請求項6】 前記測温抵抗体及び前記校正用抵抗は、
前記流路に設けられている渦流量計の渦発生体の内部に
組み込まれていることを特徴とする請求項4または請求
項5記載の温度信号伝送回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001235971A JP4379904B2 (ja) | 2001-08-03 | 2001-08-03 | 温度信号伝送回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001235971A JP4379904B2 (ja) | 2001-08-03 | 2001-08-03 | 温度信号伝送回路 |
Publications (2)
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JP2003042855A true JP2003042855A (ja) | 2003-02-13 |
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Family
ID=19067325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001235971A Expired - Lifetime JP4379904B2 (ja) | 2001-08-03 | 2001-08-03 | 温度信号伝送回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4379904B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012058014A (ja) * | 2010-09-07 | 2012-03-22 | Ngk Insulators Ltd | 粒子状物質検出装置 |
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---|---|---|---|---|
KR101767618B1 (ko) * | 2015-09-04 | 2017-08-11 | 주식회사 우진 | 와유량계용 센서 유닛 및 와유량계 |
-
2001
- 2001-08-03 JP JP2001235971A patent/JP4379904B2/ja not_active Expired - Lifetime
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