JP2003042805A - 磁気誘導型回転位置検出装置 - Google Patents

磁気誘導型回転位置検出装置

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JP2003042805A
JP2003042805A JP2001233196A JP2001233196A JP2003042805A JP 2003042805 A JP2003042805 A JP 2003042805A JP 2001233196 A JP2001233196 A JP 2001233196A JP 2001233196 A JP2001233196 A JP 2001233196A JP 2003042805 A JP2003042805 A JP 2003042805A
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coils
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Yoshinori Ito
善規 伊藤
Yasuo Sawamura
康男 澤村
Toshiyuki Abe
敏之 阿部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁束漏れなどに起因する検出誤差を低減し
て、精度の高い検出を行うことのできる磁気誘導式回転
位置検出装置を提案すること。 【解決手段】 磁気誘導式回転位置装置10では、ステ
ータ11に、二次側誘導コイル17As〜17Hsと、
一次側励磁コイル18A〜18Hが配置されている。サ
イン相の二次側誘導コイル17As〜17Hsに対応す
る位置には補償コイル19As〜19Hsが配置され、
これら二次側誘導コイルおよび補償コイルが直列に結線
されている。コサイン相の側も同様に二次側誘導コイル
と補償コイルが直列に結線されている。補償コイルの巻
き方向および巻き数を適宜設定することにより、各相の
二次側誘導コイルから得られる検出信号に含まれる漏れ
磁束などに起因する誤差成分を低減することができ、こ
れにより、回転位置検出装置10の絶対精度が改善され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転体の回転位置
を精度良く検出可能な磁気誘導型回転位置検出装置に関
し、特に、可変磁気抵抗型のこの種の回転位置検出装置
における漏れ磁束等に起因する検出精度の低下を抑制す
るための機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】回転体の回転位置を磁気誘導を利用して
検出する回転位置検出装置としては、図4、5に示す構
成のものが知られている。この形式の回転位置センサ1
は、円板形状のステータ2の表面に同心円状に4本の磁
極ピン3(n)(n=1〜4)が取付けられ、各磁極ピ
ン3(n)の根元側には一次側(励磁)コイル4(n)
が巻き付けられ、各磁極ピン3(n)の先端側には二次
側(誘導)コイル5(n)が巻き付けられている。先端
側の二次コイル5(n)に対峙した状態に、磁性体から
なるロータ6が配置されている。このロータ6はハート
形の輪郭形状をした板である。このロータ6には回転シ
ャフト7が固着され、この回転シャフト7はロータ6を
貫通して延びている。
【0003】一次コイル4(n)は巻き方向が同一であ
り、直列接続されている。これに対して、二次コイル5
(n)の側においては、直径方向に対峙している一組の
二次コイル5(1)、5(3)は巻き方向が逆であり、
相互に直列接続されている。同様に、残りの1組の二次
コイル5(2)、5(4)も、巻き方向が逆であり、相
互に直列接続されている。
【0004】図5(a)から分かるように、ハート形の
ロータ6が正立状態では、二次コイル5(1)、5
(3)のうち下側の二次コイル5(3)のみが完全にロ
ータ6に重なり、上側の二次コイル5(1)はロータ6
とは全く重ならないようになっている。逆に、図5
(b)に示すように、ロータ6が180度回転した状
態、すなわち、ハート形のロータ6が倒立状態では、上
側の二次コイル5(1)のみが完全にロータ6に重な
り、下側の二次コイル5(3)はロータ6とは全く重な
らないようになっている。さらに、これらの何れの状態
においても、左右の1組の二次コイル5(2)、5
(4)では丁度半分の部分がロータ6と重なるようにな
っている。
【0005】このようにハート形のロータ6の回転に伴
ってロータ6と各二次コイル5(n)との重なり量がサ
イン波状に変化する。この結果、励磁コイルにsinω
tの励磁電圧を加えると、ロータの回転角θに応じて1
組の二次コイル5(1)、5(3)からは、sinθ・
sinωtの電圧が得られ、残りの1組の二次コイル5
(2)、5(4)からはcosθ・sinωtの電圧が
得られる。従って、これらの2組の誘導電圧に基づき、
不図示の信号処理回路によって、ロータ6の回転位置を
示す信号を生成できる。すなわち、ロータ6の回転シャ
フト7が取付けられた回転体の回転位置を示す信号を得
ることができる。
【0006】一方、かかる構成の磁気誘導型回転センサ
における検出精度を改善するために、同心円上に配置さ
れている複数の二次側コイルにおける回転方向のインダ
クタンス分布を所望の状態に設定したセンサが、例え
ば、特開平9−53909号公報において提案されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような磁気誘導型
回転位置検出装置では、ロータが回転するとコイルを通
過する磁束量が変化し、この磁束量の変化に基づきロー
タ回転位置が検出される。すなわち、ロータの回転停止
状態では検出信号の振幅が一定となり、ロータ回転角度
θに伴って信号レベルが変換する。しかしながら、回転
停止状態においても信号レベルが零になることがない。
この理由は、常に磁束の回り込みによる漏れ磁束が生じ
ているためである。
【0008】ここで、2組の二次コイルから得られる検
出信号は、位相差90度で信号のp−pレベルが等しい
ことが理想である。しかし、漏れ磁束に起因して、これ
らの検出信号の信号波形に歪が発生し、絶対誤差となっ
て現れ、検出の絶対精度の低下を招いてしまう。
【0009】そこで、本発明の課題は、かかる漏れ磁束
等に起因する絶対精度の低下を抑制可能な磁気誘導型回
転位置検出装置を提案することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、複数の磁極突起が等しい角度間隔で同
心状に配置されているステータと、このステータに同軸
状態に対向配置されたロータと、前記ステータに配置さ
れた一次側励磁コイルと、前記ステータの各磁極突起に
それぞれ巻き付けられた二次側誘導コイルとを有し、前
記ロータは、回転位置に応じて、前記ステータの前記一
次側励磁コイルおよび二次側誘導コイル間の磁気結合を
変化させるように構成されている磁気誘導式回転位置検
出装置において、各二次側誘導コイルが巻かれている磁
極突起には、当該二次側誘導コイルに直列に接続された
補償コイルが所定の巻き方向で所定の巻き数分だけ巻き
付けられていることを特徴としている。
【0011】本発明においては、補償コイルの巻き方向
および巻き数を調整することにより、漏れ磁束などに起
因した検出誤差の低下を抑制することができる。
【0012】漏れ磁束に起因する絶対精度の低下を抑制
するためには、上記のように補助コイルを配置すると共
に、あるいはその代わりに、前記一次側励磁コイルに印
加される励磁信号電圧を分圧して、前記二次側誘導コイ
ルから出力される誘導電圧に印加するようにしてもよ
い。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
を適用した磁気誘導型回転位置検出装置の例を説明す
る。
【0014】図1は本例の磁気誘導型回転位置検出装置
10を示す正面図およびb−b線で切断した断面図であ
る。本例の磁気誘導型回転位置検出装置10は、ステー
タ11とこのステータ11によって回転自在に支持され
ているロータ12とを有し、これらが同軸状に並列配置
されている。ステータ11は、円盤状の端板13と、こ
の端板13によって一方の開口端が封鎖されているリン
グ14と、端板13の表面から垂直に突出している複数
本の第1の磁極ピン15および複数本の第2の磁極ピン
16とを備えている。ロータ12はステータ11の各磁
極ピン15、16に対向配置されている。磁極ピン1
5、16は鉄あるいはフェライトなどから形成されてい
る。
【0015】本例のステータ11においては、その端板
13の表面に、円周方向に沿って45度の角度間隔で同
心円上に8つの極AないしHを構成している8本の第2
の磁極ピン16が配置されている。各磁極ピン16に
は、2つの2次側誘導コイル17Asおよび17Ac、
17Bsおよび17Bc、17Csおよび17Cc、1
7Dsおよび17Dc、17Esおよび17Ec、17
Fsおよび17Fc、17Gsおよび17Gc、並びに
17Hsおよび17Hcが重複して巻き付けられてい
る。これらの2次側誘導コイルは2つのグループを構成
しており、第1のグループの2次側誘導コイル17As
〜17Hsはサイン相に対応し、第2のグループの2次
側誘導コイル17Ac〜17Hcはコサイン相に対応し
ている。
【0016】一方、これらの第2の磁極ピン16の外側
を取り囲む状態で、同じく45度の角度間隔で8本の第
1の磁極ピン15が同心円状に配置されており、各第1
の磁極ピン15には、それぞれ一次側励磁コイル18A
〜18Hが巻きつけられている。
【0017】ここで、第2の磁極ピン16のそれぞれに
は、その先端部分に、上記の二次側誘導コイル17に加
えて、補償コイル19As〜19Hs、および補償コイ
ル19Ac〜19Hcが巻き付けられている。
【0018】本例では、各グループの2次側誘導コイル
から差動出力を得ることができるように、サイン相の2
次側誘導コイルのグループは、順方向巻きの2次巻線1
7As、17Bs、17Cs、17Dsからなるサブグ
ループと、逆方向巻きの2次巻線17Es、17Fs、
17Gs、17Hsからなるサブグループとからなって
いる。
【0019】図2(a)には、第1のグループ内の2次
側誘導コイル17As〜17Hsおよび補償コイル19
As〜19Hsの接続状態を示してある。この図に示す
ように、これらは直列接続されており、その誘導出力が
合計され、サイン相の出力信号(交流成分をsinωt
とし、検出角度をθとすると、sinθsinωt)を
出力する。
【0020】同様に、コサイン相の二次誘導コイルのグ
ループも、順方向巻きの4つの2次誘導コイルからなる
サブグループと、逆方向巻きの4つの2次誘導コイルか
らなるサブグループとからなっている。さらに、これら
の二次誘導コイル17Ac〜17Hcと、補償コイル1
9Ac〜19Hcが直列接続された関係となっており、
コサイン相の出力信号(cosθsinωt)を出力す
る。
【0021】次に、ロータ12の構成例について説明す
ると、ロータ12は、全体として面板状からなってお
り、検出対象の回転運動が伝達される回転軸21に取り
付けられた基板22と、該基板22上に設けられた磁気
結合変化部材23とを含むプラスチック、ステンレスス
チールなどの非磁性板からなっている。ロータ12の主
要部である磁気結合変化部材23は、その回転位置に応
じてステータ11の一次側励磁コイル18および二次側
誘導コイル17間の磁気結合を変化させるものであり、
例えば、珪素鋼版、パーマロイから形成されている。
【0022】磁気結合変化部材23では、図1(a)に
おいて点線23Aで示すように、その外形輪郭は、ステ
ータ11の外周寄りに設けられた一次側励磁コイル18
の配列を包含している大きさの真円であり、その内側輪
郭は、図1(a)において点線23Bで示すように、偏
心した真円である。このロータ12の磁気結合変化部材
23の内側の偏心輪郭23Bは、ステータ11の中心側
に配置されている二次側誘導コイルにおける各磁極A〜
Hの端面に対する該磁気結合変化部材23の対峙面積
が、ロータ12の回転位置に応じて変化するように、例
えば、1回転につき1サイクルで変化するように、形成
されている。
【0023】従って、ステータ11の二次側誘導コイル
の各極A〜Hにおける一次および二次側コイル間の磁気
結合が、ロータ12の回転位置に応じて1回転につき1
サイクルの割合で周期関数的に変化する。このようなロ
ータ12の形状に基づく磁気結合変化は、レゾルバある
いはその他の回転検出器で知られるように、機械角で9
0度ずれた配置の2つの二次側誘導コイルに対して、一
方をサイン相とし、他方をコサイン相とする変化を示す
ものである。
【0024】このように構成した本例の磁気誘導型回転
位置検出装置10においては、補償コイル19As〜1
9Hs、および19Ac〜19Hcが備わっているの
で、各グループの二次側誘導コイルから得られる検出信
号に含まれる誤差が低減される。この補償コイルによる
誤差除去原理あるいは誤差低減の原理は次のように考え
られる。
【0025】図3(a)に示すように、例えばサイン相
の二次側誘導コイルから得られる検出信号は、一次側誘
導コイルに印加される励磁信号sinωtの振幅変化に
より表される。回転停止状態では振幅が一定となり、回
転角度θに伴い信号レベルが変化する。このとき、信号
レベルが零になることはない。この理由は、本例の検出
装置のような磁気抵抗変化型のものでは常に磁束の回り
込みによる漏れ磁束が生じているからである。
【0026】図3(b)にはサイン相の二次側誘導コイ
ルにおける順方向巻きのものに発生する検出信号sin
+および逆巻きのものから得られる検出信号sin−を
表してある。サイン相の検出信号は、これらを合成した
差動信号として得られる。この検出信号を図3(c)に
示してある。ここで、検出信号sin+と検出信号si
n−の漏れ磁束量が異なるので、合成波は接地レベル
(GNDレベル)に対してその差の分だけオフセット
し、この図に示すように、接地レベルから正側のピーク
までの出力レベル1と、負側のピークまでの出力レベル
2が等しくならない。コサイン相の検出信号の場合も同
様である。
【0027】レゾルバの原理は、前述のように、サイン
相の信号とコサイン相の信号を合成し、合成波とを基準
波の位相差から回転角度を検出するものである。このた
め、sin信号とcos信号の出力は位相差90度で、
信号p−pレベルが等しいのが理想であるが、各相の二
次側誘導コイルの出力のばらつきや、磁束漏れにより、
信号波形が歪む。これが絶対誤差となって現れてしま
う。
【0028】本例では、上記のように、補償コイルの出
力を二次側誘導コイルの検出信号に加えることによっ
て、sinおよびcos信号の合成波それぞれのオフセ
ット量を減少させている。本発明者等の実験によれば、
各補償コイルの巻き数を適宜選択することにより、本例
の検出装置10の絶対精度を改善できることが確認され
た。
【0029】次に、温度による精度変化の要因はsin
信号とcos信号の個々の変化にある。信号変化は、出
力信号レベル(p−p値)の変化と、漏れ磁束による信
号オフセットに分けることができる。シミュレーション
の結果、信号レベルの変化は2周期、オフセット変化は
1周期の誤差となって現れることが分かっており、温度
ドリフトは1周期誤差が主なので、温度ドリフトの原因
は漏れ磁束による信号のオフセット変化と考えることが
できる。
【0030】本例において、二次側誘導コイル17の結
線(図2(a)参照)によれば、各補償コイルの角度信
号出力が相殺され、漏れ磁束が合成される。信号検出用
の二次側誘導コイルでは逆に角度信号が合成され、漏れ
磁束は相殺される。これらが直列に結線されているの
で、漏れ磁束変換が検出信号出力に足し合わされ、漏れ
磁束の温度変化による誤差が補償される。
【0031】次に、図2(b)には、二次側誘導コイル
および補償コイルの結線方法の別の例を示す結線図であ
る。図示の例では、直列に接続されている補償コイル
を、巻き方向が、交互に順方向巻きおよび逆方向巻きに
なるようにしてある。この場合には、各補償コイルの角
度信号出力および漏れ磁束による影響が共に相殺され、
補償コイル全体のアンバランスに起因する出力レベルが
得られる。このアンバランス量は二次側誘導コイル個々
のアンバランスに比例するので、二次側誘導コイルの合
成出力に、補償コイルの合成出力を合成することによ
り、温度によって生ずる検出信号全体のアンバランス変
化を補償できる。
【0032】(その他の実施例)このように、上記構成
の磁気誘導型回転位置検出装置10における絶対精度の
改善は、補償コイルの出力を二次側誘導コイルの検出信
号に加えることによって、sinおよびcos信号の合
成波それぞれのオフセット量が減少し、これが精度向上
に役立っていると考えられる。この点からすると、一次
側励磁コイルに印加される励磁信号をボリュームで分圧
し、分圧信号を各相の検出信号に直接加えるようにして
も、検出装置10の絶対精度をさらに改善できる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の磁気誘導
式回転位置検出装置では、ステータに配置されている各
相の二次側誘導コイルの配置位置に補償コイルを配置
し、これらの補償コイルを各相の二次側誘導コイルに直
列接続した構成を採用している。各補償コイルの巻き方
向および巻き数を適宜設定することにより、各相の二次
側誘導コイルから得られる検出信号に含まれている漏れ
磁束等に起因する誤差成分を低減することができる。こ
れにより、検出装置の絶対精度を改善することができ
る。
【0034】また、本発明では、一次側励磁コイルに印
加される励磁信号を分圧して、各相の二次側誘導コイル
から得られる検出信号に加えるようにしている。この構
成によっても、検出信号に含まれている漏れ磁束などに
起因する誤差成分を低減することができる。よって、検
出装置の絶対精度を改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した磁気誘導型回転位置検出装置
を示す図であり、(a)はその概略正面図であり、
(b)はそのb−b線で切断した部分を示す概略断面図
である。
【図2】図1の回転位置検出装置におけるサイン相の二
次側誘導コイルおよび補償コイルの結線例を示す説明図
である。
【図3】漏れ磁束に起因する誤差の発生を説明するため
の図であり、(a)はサイン相の順方向巻きの二次側誘
導コイルから得られる検出信号を示す信号波形図、
(b)はその順方向巻きおよび逆方向巻きの二次側誘導
コイルから得られる検出信号を示す信号波形図、および
(c)はこれらの検出信号を合成した合成信号の信号波
形図である。
【図4】従来の磁気誘導式回転位置検出装置の構成を示
す説明図である。
【図5】図6の回転位置検出装置の動作を説明するため
の説明図である。
【符号の説明】
10 誘導型回転位置センサ 11 ステータ 12 ロータ 15 第1の磁極ピン 16 第2の磁極ピン 17As〜17Hs、17Ac〜17Hc 二次側誘導
コイル 18A〜18H 一次側励磁コイル 19As〜19Hs、19Ac〜19Hc 補償コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 澤村 康男 長野県南安曇郡穂高町大字牧1856−1 株 式会社ハーモニック・ドライブ・システム ズ穂高工場内 (72)発明者 阿部 敏之 長野県南安曇郡穂高町大字牧1856−1 株 式会社ハーモニック・ドライブ・システム ズ穂高工場内 Fターム(参考) 2F063 AA01 AA35 CA00 DA01 DC08 GA01 GA22 KA01 2F077 AA11 FF22 PP22 QQ05 TT06 TT83 UU07 VV31

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の磁極突起が同心状に配置されてい
    るステータと、このステータに同軸状態に対向配置され
    たロータと、前記ステータに配置された一次側励磁コイ
    ルと、前記ステータの各磁極突起にそれぞれ巻き付けら
    れた二次側誘導コイルとを有し、前記ロータは、回転位
    置に応じて、前記ステータの前記一次側励磁コイルおよ
    び二次側誘導コイル間の磁気結合を変化させるように構
    成されている磁気誘導式回転位置検出装置において、 各二次側誘導コイルが巻かれている磁極突起には、当該
    二次側誘導コイルに直列に接続された補償コイルが所定
    の巻き方向で所定の巻き数分だけ巻き付けられているこ
    とを特徴とする磁気誘導型回転位置検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記一次側励磁コイルに印加される励磁信号電圧を分圧
    する分圧回路と、分圧された電圧を前記二次側誘導コイ
    ルの出力電圧に印加する信号合成回路とを有しているこ
    とを特徴とする磁気誘導型回転位置検出装置。
  3. 【請求項3】 ステータと、このステータに同軸状態に
    対向配置されたロータと、前記ステータに配置された一
    次側励磁コイルおよび二次側誘導コイルとを有し、前記
    ロータは、回転位置に応じて、前記ステータの前記一次
    側励磁コイルおよび二次側誘導コイル間の磁気結合を変
    化させるように構成されている磁気誘導式回転位置検出
    装置において、 前記一次側励磁コイルに印加される励磁信号電圧を分圧
    する分圧回路と、分圧された電圧を前記二次側誘導コイ
    ルの出力電圧に印加する信号合成回路とを有しているこ
    とを特徴とする磁気誘導型回転位置検出装置。
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