JP2003042796A - 情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム

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JP2003042796A
JP2003042796A JP2001230351A JP2001230351A JP2003042796A JP 2003042796 A JP2003042796 A JP 2003042796A JP 2001230351 A JP2001230351 A JP 2001230351A JP 2001230351 A JP2001230351 A JP 2001230351A JP 2003042796 A JP2003042796 A JP 2003042796A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークを介したデータの転送を効率よ
くできるようにする。 【解決手段】 制御部219は、通信部215を制御し
て、サーバ1より送信されてきた指令を受信させる。撮
像部211は、撮像した画像データを記憶部214に記
憶させる。制御部219は、ジャイロ216、GPS受信
部217、および、車両センサ218より位置情報を取
得し、記憶部214に記憶させる。データ生成装置20
1の制御部219は、重要度の算出処理を実行する。制
御部219は、符号化部213を制御して重要度を照合
させて、重要度と対応して動画像データを符号化させ、
ルート画像データを生成する。制御部219は、通信部
215を制御して、生成したルート画像データをIDに対
応する端末装置202に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置およ
び方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、ネ
ットワークを介したデータの配信において、そのデータ
中の重要度に応じて、効率よくデータを配信できるよう
にした情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプロ
グラムに関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワークを介して様々なデータを配
信する技術が一般に普及しつつある。
【0003】例えば、従来のカーナビゲーション装置
は、目的地が入力されると、GPS(Global Positioning
System)や、加速度センサにより求められる情報により
現在位置を算出し、現在位置から目的地までのルートを
CD(Compact Disc)や、DVD(Digital Versatile Dis
c)に予め記録された地図データから探索し、対応する
地図データをCG(Computer Graphics)などにより表示
していた。しかしながら、実際のルート表示において
は、単に、地図上でルートを表示するだけでは、不案内
な道を走行しているユーザには、正しい道を選択するこ
とができない事も多いため、ルート上の画像を表示させ
るようにするという要求がある。ところが、地図データ
と共に、ルート上の画像データをCDやDVDに記録させる
には、そのデータ量が膨大であり、さらに、ルート上の
状況は、例えば、街路樹などがあると、季節により葉の
色や多さなどが変化するため、その状況に対応した画像
データを記憶しておくにしても、データ量が膨大で、実
際に扱えるデータ量には限界があるという問題があっ
た。
【0004】そこで、この問題を解決すべく、特開20
00−32374においては、このルート上の画像デー
タを生成するデータ生成装置と、データ生成装置により
生成された画像データをネットワークを介してサーバで
管理し、必要に応じてカーナビゲーション装置としての
端末装置に転送させて、表示させるようにすることが提
案されている。
【0005】図1は、特開2000−32374におい
て開示されている、ネットワークを利用した、カーナビ
ゲーションシステムを示す図である。サーバ1は、複数
の様々な地域に設置されたデータ生成装置2−1乃至2
−nにより撮像された画像データを、地図上の位置に対
応付けて記憶する。一方、各ユーザが自らが運転する自
動車などに搭載されるカーナビゲーション装置としての
端末装置3−1乃至3−nは、従来のカーナビゲーショ
ン装置のように、目的地が入力されると現在位置からの
ルートを探索し、対応する画像データをネットワーク4
を介して、サーバ1より受信し、表示する。尚、以下の
説明において、データ生成装置2−1乃至2−n、また
は、端末装置3−1乃至3−nを個々に区別する必要が
ないとき、単にデータ生成装置2、または、端末装置3
と称するものとする。また、その他の装置も同様とす
る。
【0006】制御部13は、CPU(Central Processing
Unit)、RAM(Random Access Memory)、および、ROM
(Read Only Memory)より構成されるいわゆるマイクロ
コンピュータであり、ROMに予め記憶されたプログラム
をRAMに展開させて実行し、バス15を介して接続され
た画像検索部11、通信部12、および、記憶部14を
制御している。また、制御部13は、通信部12を制御
して、データ生成装置2よりネットワーク4を介して送
信されて画像データを位置情報と共に記憶部14に記憶
させる。さらに、制御部13は、通信部12よりネット
ワーク4を介して端末装置3より入力されたルート情報
に基づいて、記憶部14に記憶された画像データを検索
し、検索した画像データを通信部12を制御して、ネッ
トワーク4を介して端末装置3に送信する。
【0007】図2は、データ生成装置2の構成を示して
いる。
【0008】データ生成装置2は、例えば、自動車など
に装着され、サーバ1の記憶部14にルート画像データ
に使用される画像データを撮像して、サーバ1に送信す
るものである。
【0009】データ生成装置2の制御部33は、CPU、R
AM、および、ROMより構成されるいわゆるマクロコンピ
ュータであり、データ生成装置2の全体の動作を制御し
ている。撮像部31は、制御部33により制御され、例
えば、CCD(Charge CoupledDevice)などから構成され
ており、撮像した静止画像データを記憶部34に出力
し、記憶させると共に、内蔵するジャイロ31aにより
その角速度を求めて制御部33に出力する。GPS受信部
32は、図示せぬ複数の静止衛星より発せられている電
波を受信して、地球上の緯度、および、経度の位置情報
を測定し、制御部33に出力する。制御部33は、撮像
部31により撮像された画像データを、対応する角速
度、並びに、緯度、および、経度を含めた位置情報と共
に記憶部34に記憶させる。また、制御部33は、通信
部35を制御し、ネットワーク4を介して記憶部34に
記憶された画像データをサーバ1に送信する。
【0010】端末装置3は、ユーザが使用する自動車な
どに装備される、いわゆる、カーナビゲーション装置で
ある。制御部56は、CPU、RAM、および、ROMなどから
なるいわゆるマイクロコンピュータであり、バス58に
接続された画像検索部51、位置検出部52、画像表示
部53、通信部54、記憶部55、および、入力部57
を制御している。
【0011】入力部57より、例えば、目的地が入力さ
れると、位置検出部52により検出される現在位置に基
づいて、記憶部55に記憶された地図データから現在位
置から目的地までの最短ルートを探索する。このとき、
画像検索部51は、記憶部55に記憶された対応するル
ート上の画像データを検索し、検索できないとき、通信
部54が制御され、ネットワーク4を介して、サーバ1
に対してルートの情報を送信し、画像データを要求す
る。また、通信部54は、画像データをサーバ1より受
信すると記憶部55に記憶させる。このとき、画像検索
部51は、ルートに対応する画像データを読み出し、画
像表示部53に表示させる。
【0012】次に、サーバ1がデータ生成装置22より
送信されてくる画像データを記録する処理について説明
する。データ生成部2の撮像部31は、検索されるルー
ト上の画像を撮像し、その画像データを記憶部34に記
憶させる。このとき、制御部33は、ジャイロ31aか
ら出力される角速度とGPS受信部32より入力される位
置情報を、撮像した画像データに対応して記憶部34に
記憶させる。さらに、制御部33は、通信部35を制御
して、記憶部34に記憶された画像データを位置情報と
対応付けて送信する。すなわち、図4で示すように、撮
像部31が位置情報AAの位置で撮像した静止画像デー
タのID(Identifier)をX、また、位置情報BBの位置
で撮像した静止画像データのIDをYとするなどして記憶
させる。
【0013】さらに、制御部33は、通信部35を制御
して、記憶部34に記憶された画像データを図4で示し
たように、位置情報と共にサーバ1に送信させる。
【0014】サーバ1の制御部13は通信部12を制御
して、ネットワーク4を介してデータ生成装置2より送
信されてくる画像データを受信し、位置情報と共に、記
憶部14に記憶させる。
【0015】次に、端末装置3からのルート情報に基づ
いて、サーバ1が画像データを配信し、端末装置3が表
示する処理について説明する。
【0016】端末装置3の入力部57がユーザにより操
作されて目的地が入力されると、制御部56は、位置検
出部52に問い合わせて現在位置を認識し、記憶部55
に記憶された地図データに基づいて、現在位置から目的
までのルートを探索する。画像検索部51は、探索され
たルート情報に基づいて、記憶部55に記憶された画像
データを検索し、記憶部55に所望とする画像データが
記憶されていなかった場合、制御部56は、通信部54
を制御して、ルート情報をサーバ1に送信させ、対応す
る画像データを要求する。
【0017】サーバ1の制御部13は、通信部12を制
御し、端末装置3からのルート情報と画像データを要求
する信号を受信する。制御部13は、画像検索部11を
制御して、端末装置3より送信されてきたルート情報に
基づいて、記憶部14に記憶された画像データを検索さ
せる。このとき、画像検索部11は、ルート情報に基づ
いて、図4で示すように位置情報に対応する静止画像デ
ータIDを検索し、対応する静止画像データを検索する。
制御部13は、通信部12を制御して、画像検索部11
により検索された画像データをネットワーク4を介して
端末装置3に送信する。
【0018】端末装置3の制御部56は、通信部54を
制御してサーバ1からの画像データを受信し、記憶部5
5に記憶させると共に、位置検出部52より入力される
位置情報に対応する画像データを、記憶部55より読み
出して、画像表示部53に表示させる。
【0019】このような処理により、端末装置3は、サ
ーバ1より探索されたルートに対応する画像データを取
得し、表示させるようにすることができる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図1で
示すようなサーバ1を用いるカーナビゲーションシステ
ムの場合、ネットワーク(伝送媒体)4の伝送可能帯域
や伝送トラフィックの混雑状態、端末装置3の性能等に
関わらず、記憶部14に記憶されていた画像データが配
信されてしまうため、通信時間がかかりすぎてしまうば
かりではなく、通信コストも増大させてしまうという課
題があった。
【0021】また、端末装置3がある地点Aから別の地
点Bまでのルートに相当する画像データを要求した場
合、サーバ1の記憶部14に、要求されたルート情報に
対応する画像データが必ずしも記憶されているとは限ら
ないので、あらゆるルートの組み合わせに対応するため
には、サーバ1の記憶部14は全てのルートに対する膨
大な量の画像データを記憶する事が可能な大容量のもの
を用意することになり、記憶装置のコストがかかってし
まうという問題があった。
【0022】また、逆に、サーバ1の記憶部14の記憶
容量に限定された画像データのみでは、サーバ1が端末
装置3に提供できるルートが限定されてしまうと言う問
題があった。そこで、記憶部14に記憶されている画像
から選択を行うようにしたとして、もし地点Aと地点B
を内包する画像が存在したとしても、前後に不要な範囲
を含む画像が配信されてしまい、無駄な通信コストがか
かってしまうという問題があった。
【0023】さらに、図1乃至図3で示すカーナビゲー
ションシステムでは、常に端末装置3からの要求に対し
て画像等のデータを選択して返信することしかできない
ため、多数の端末装置3へ同報配信したいという要求に
は応えられないという課題があった。
【0024】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、データをネットワークを介して効率よく配
信できるようにするものである。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の情報処理
装置は、動画像データを記録する動画像データ記録手段
と、動画像データの重要度を設定する重要度設定手段
と、動画像データと重要度を記憶する記憶手段と、動画
像データと重要度を他の情報処理装置に送信する送信手
段とを備えることを特徴とする。
【0026】前記動画像データは、ルートガイド用の動
画像データとするようにすることができ、重要度は、ル
ートガイド上の重要度とするようにすることができる。
【0027】前記重要度設定手段には、ルートガイド上
の主要位置付近の動画像データの重要度を高く設定させ
るようにすることができる。
【0028】前記主要位置には、ルートガイド上の始
点、終点、信号機、標識、高速道路の出入口、交差点、
主要建物、または、駅を含ませるようにすることができ
る。
【0029】位置情報を取得する位置情報取得手段をさ
らに設けるようにさせることができ、重要度設定手段に
は、位置情報に基づいて、ルートガイド用の動画像デー
タの重要度を設定させるようにすることができる。
【0030】前記位置情報取得手段には、ジャイロ、車
両操作センサ、または、GPSを含ませるようにすること
ができる。
【0031】前記動画像データの特徴量を取得する特徴
量取得手段をさらに設けるようにさせることができ、重
要度設定手段には、動画像データの特徴量に基づいて、
ルートガイド用の動画像データの重要度を設定させるよ
うにすることができる。
【0032】前記特徴量には、動画像データの動画像中
の色、または、形状を含ませるようにすることができ
る。
【0033】前記重要度に基づいて、動画像データを間
引きして、間引きデータを生成する間引き手段をさらに
設けるようにさせることができ、前記送信手段は、間引
きデータを他の情報処理装置に送信させるようにするこ
とができる。
【0034】前記間引き手段には、重要度に基づいて、
動画像データのフレームレートを変化させることにより
動画像データを間引きして、間引きデータを生成させる
ようにすることができる。
【0035】前記動画像データが、時間的に前後するフ
レーム間の予測関係を用いて符号化されていた場合、間
引き手段には、重要度に基づいて、フレーム間の予測関
係に影響しない範囲のフレームレートを変化させること
により、動画像データを間引きさせて、間引きデータを
生成させるようにすることができる。
【0036】自らの移動速度を測定する移動速度測定手
段をさらに設けるようにすることができ、間引き手段に
は、重要度に加えて、移動速度に応じて、そのフレーム
レートを変化させることにより、動画像データを間引き
させて、間引きデータを生成させるようにすることがで
きる。
【0037】本発明の第1の情報処理方法は、動画像デ
ータを記録する動画像データ記録ステップと、動画像デ
ータの重要度を設定する重要度設定ステップと、動画像
データと重要度を記憶する記憶ステップと、動画像デー
タと重要度を他の情報処理装置に送信する送信ステップ
とを含むことを特徴とする。
【0038】本発明の第1の記録媒体のプログラムは、
動画像データの記録を制御する動画像データ記録制御ス
テップと、動画像データの重要度の設定を制御する重要
度設定制御ステップと、動画像データと重要度の記憶を
制御する記憶制御ステップと、動画像データと重要度の
他の情報処理装置への送信を制御する送信制御ステップ
とを含むことを特徴とする。
【0039】本発明の第1のプログラムは、動画像デー
タの記録を制御する動画像データ記録制御ステップと、
動画像データの重要度の設定を制御する重要度設定制御
ステップと、動画像データと重要度の記憶を制御する記
憶制御ステップと、動画像データと重要度の他の情報処
理装置への送信を制御する送信制御ステップとをコンピ
ュータに実行させることを特徴とする。
【0040】本発明の第2の情報処理装置は、他の情報
処理装置より送信されてくる動画像データを受信する動
画像データ受信手段と、動画像データの重要度を設定す
る重要度設定手段と、動画像データを重要度に基づいて
再生する再生手段とを備えることを特徴とする。
【0041】前記動画像データは、ルートガイド用の動
画像データとするようにすることができ、重要度は、ル
ートガイド上の重要度とするようにすることができる。
【0042】前記重要度設定手段には、ルートガイド上
の主要位置付近の動画像データの重要度を高く設定させ
るようにすることができる。
【0043】前記主要位置には、ルートガイド上の始
点、終点、信号機、標識、高速道路の出入口、交差点、
主要建物、または、駅を含ませるようにすることができ
る。
【0044】前記動画像データ受信手段には、他の情報
処理装置より送信されてくる動画像データに加えて、動
画像データに対応した位置情報を受信させるようにする
ことができ、重要度設定手段には、位置情報に基づい
て、ルートガイド用の動画像データの重要度を設定させ
るようにすることができる。
【0045】前記再生手段には、動画像データを重要度
に基づいて、間引きしながら再生させるようにすること
ができる。
【0046】前記再生手段には、動画像データを重要度
に基づいて、そのフレームレート、または、画枠を変化
させることにより間引きしながら再生させるようにする
ことができる。
【0047】本発明の第2の情報処理方法は、他の情報
処理装置より送信されてくる動画像データを受信する動
画像データ受信ステップと、動画像データの重要度を設
定する重要度設定ステップと、動画像データを重要度に
基づいて再生する再生ステップとを含むことを特徴とす
る。
【0048】本発明の第2の記録媒体のプログラムは、
他の情報処理装置より送信されてくる動画像データの受
信を制御する動画像データ受信制御ステップと、動画像
データの重要度の設定を制御する重要度設定制御ステッ
プと、動画像データの重要度に基づいた再生を制御する
再生制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0049】本発明の第2のプログラムは、他の情報処
理装置より送信されてくる動画像データの受信を制御す
る動画像データ受信制御ステップと、動画像データの重
要度の設定を制御する重要度設定制御ステップと、動画
像データの重要度に基づいた再生を制御する再生制御ス
テップとをコンピュータに実行させることを特徴とす
る。
【0050】本発明の第1の情報処理装置および方法、
並びにプログラムにおいては、動画像データが記録さ
れ、動画像データの重要度が設定され、動画像データと
重要度が記憶され、動画像データと重要度が他の情報処
理装置に送信される。
【0051】本発明の第2の情報処理装置および方法、
並びにプログラムにおいては、他の情報処理装置より送
信されてくる動画像データが受信され、動画像データの
重要度が設定され、動画像データが重要度に基づいて再
生される。
【0052】
【発明の実施の形態】図5は、本発明に係るカーナビゲ
ーションシステムの一実施の形態の構成を示す図であ
る。尚、図5以降の図面の説明においては、従来の場合
と対応する部分には同一の符号を付してあり、その説明
は適宜省略する。
【0053】サーバ101は、上述のサーバ1と基本的
には同様の処理を行うが、サーバ101は、出発地から
目的地までのルート検索を行い、検索されたルートの動
画像データを所定の方法で符号化し端末装置102に送
信する。
【0054】制御部111は、CPU、RAM、および、ROM
から構成された、いわゆるマイクロコンピュータであ
り、サーバ101の全体の動作を制御している。また、
制御部111は、バス118を介して接続されたドライ
ブ1001に装着された磁気ディスク1011、光磁気
ディスク1012、光ディスク1013、および、半導
体メモリ1014に記録されたプログラムを読み込んで
実行すると共に、必要に応じて、各種のデータなどを記
録させる。符号化部112は、画像データを端末装置1
02に転送する際、転送しようとする画像データを所定
の方式で符号化する。尚、符号化方法については、後述
する。
【0055】画像認識部113は、データ生成装置2よ
り送信されてくる画像データのうち、撮像された画像の
特徴を示す情報を認識し、画像データの重要度を算出す
る。記憶部114は、いわゆるハードディスクドライブ
などから構成されており、データ生成装置103より送
信されてくる画像データ、および、ルート探索に必要な
地図データなどを記録している。すなわち、複数のデー
タ生成装置2より送信されてくる動画像データが蓄積さ
れていくに連れて、ルート上の動画像データのデータベ
ースが構築されていくようになる。
【0056】通信部115は、いわゆるモデムなどから
構成されており、電話回線網や無線通信網により構成さ
れるネットワーク4を介して端末装置102、データ生
成装置103、および、課金サーバ104と通信する。
【0057】データ処理部116は、ルート検索部11
6a、データ検索部116b、および、出た変換部11
6cから構成され、各種のデータ処理を実行する。ルー
ト検索部116aは、端末装置102より入力された出
発地と目的地の情報から、記憶部114に記憶された地
図データに基づいて、最短となるルート情報を検索す
る。データ検索部116bは、ルート検索部116aに
より探索されたルート情報、または、端末装置3から送
信されてきたルート情報に基づいて、そのルート上の動
画像データを記憶部114に記憶された動画像データの
中から検索し読み出す。データ変換部116cは、デー
タ検索部116bにより検索された画像データを必要に
応じて編集し、必要な動画像データに変換する。
【0058】認証課金部117は、ルート検索処理や、
対応する画像データの送信に係る料金を端末装置102
より送信されてくるIDに基づいて、ユーザを特定し、ネ
ットワーク4を介して課金サーバ104に対して課金処
理を実行する。課金処理は、課金サーバ104を介して
ユーザの指定口座からの引き落とし処理を実行するよう
にしてもよいし、例えば、プリペイドカードなどの図示
せぬ読取装置を設けて、料金分のポイントを減算させて
いくようにしてもよいし、課金処理結果を蓄積し、例え
ば、1ヶ月に1回ユーザの指定口座から引き落とすように
してもよい。
【0059】次に、図6を参照して、端末装置102の
構成について説明する。端末装置102は、自動車に搭
載された、いわゆる、カーナビゲーション装置である。
【0060】通信部131は、いわゆるモデムなどから
構成されており、制御部135により制御され、サーバ
101に対して出発地と目的地の情報を送信すると共
に、サーバ1より送信されてくるルート情報と画像デー
タを受信する。復号部132は、符号化された状態で受
信され、記憶部134に一旦記憶された画像データを復
号し、LCD(Liquid Crystal Display)などから構成さ
れた表示部133に出力して表示する。
【0061】記憶部134は、いわゆるハードディスク
ドライブなどから構成されており、制御部135に制御
されて通信部131により受信された画像データを記憶
したり、復号部132により復号された画像データを表
示部133に出力し、表示させると共に、端末装置10
2自身を識別するIDの情報を記憶する。制御部135
は、CPU、RAM、および、ROMより構成された、いわゆ
る、マイクロコンピュータであり、端末装置102の全
体の動作を制御している。また、制御部135は、バス
137を介して接続されているドライブ1101に装着
された磁気ディスク1111、光磁気ディスク111
2、光ディスク1113、および、半導体メモリ111
4に記録されたプログラムを読み出して実行すると共
に、適宜必要に応じてデータを書き込む。入力部136
は、タブレットボタンやキーボードなどから構成されて
おり、出発地や目的地を指定するときユーザにより操作
される。
【0062】図7を参照して、データ生成装置103に
ついて説明する。
【0063】図7のデータ生成装置103は、図2のデ
ータ生成装置2と基本的には、同一の構成となってい
る。異なるのは、撮像部31に代えて、動画撮像部12
1が設けられている点である。動画撮像部121は、動
画像を撮像して動画像データとして記憶部34に出力
し、位置情報と対応付けて記憶される。尚、この動画像
撮像部121は、当然の事ながらモードを切り替える事
により静止画像の撮像も可能である。
【0064】次に、図8のフローチャートを参照して、
データ生成装置103より送信されてくる画像データ
を、サーバ101が蓄積する処理について説明する。
【0065】ステップS1において、データ生成装置1
03の撮像部121は、撮像した動画像の画像データを
記憶部34に記憶させる。ステップS2において、制御
部33は、ジャイロ31aとGPS受信機32により取得
される角速度、緯度、および、経度の情報より位置情報
を生成し、動画像データに対応付けて記憶部34に記憶
させる。ステップS3において、制御部33は、通信部
35を制御して、記憶部34に記憶された画像データを
ネットワーク4を介してサーバ101に送信させる。
【0066】ステップS11において、サーバ101の
制御部111は、通信部115を制御して、ネットワー
ク4を介して、データ生成装置103より送信されてく
る画像データを受信し、記憶部114に記憶させる。
【0067】ステップS12において、画像認識部11
3は、記憶部114に記憶された画像データに基づい
て、重要度算出処理を実行する。
【0068】ここで、図9のフローチャートを参照し
て、画像認識部113の重要度算出処理について説明す
る。ステップS21において、画像認識部113は、記
憶部114に記憶された画像データを読み出して画像デ
ータの特徴量を抽出する。すなわち、画像データ中の特
徴量とは、例えば、図10で示すような画像の画像デー
タに関しては、信号機があるので、丸型で、青、黄色、
赤のものが3個並んでいることが検出されたとき、それ
らの情報を数値化して特徴量として抽出(算出)する。
また、図10の画像の場合、交差点でもあるので、直線
で表される道がほぼ直角に交差しているといった情報も
数値化して特徴量として抽出(算出)される。
【0069】ステップS22において、画像認識部11
3は、抽出した特徴量を、予め記憶した特徴量と比較
し、対象物を認識する。すなわち、図10で示す画像の
ような場合、丸型のもので、かつ、青、黄色、赤が3個
並んでいるという情報の特徴量から、予め記憶された特
徴量と(それぞれ数値を)比較し、信号機が、目印とし
ての対象物として撮像されている事を認識する。また
は、画像中の直線で表される道がほぼ直角に交差してい
るので、交差点が存在する事を認識する。
【0070】ステップS23において、画像認識部11
3は、認識した対象物により重要度を算出する。例え
ば、図10の場合、信号機と交差点が対象物として認識
されることになるので、画像上の特徴が2個あるので、
重要度を2と計算し、信号機、または、交差点のいずれ
か一方だけが認識された場合、重要度を1と計算し、さ
らに、対象物となるものが認識されなかった場合、重要
度を0として計算する。この重要度の値は、これ以外の
値を設定するようにしてもよい。
【0071】ステップS24において、画像認識部11
3は、重要度が変更されたか否かを判定する。すなわ
ち、動画像データの重要度は、デフォルトの状態で0と
して設定しており、目印となるような対象物がない動画
像データが続くと、重要度は変更されないことになる。
例えば、図10で示すような画像が撮像された場合、信
号機と交差点という目印となる対象物が存在するので、
重要度は変更したものと判定され、その処理は、ステッ
プS25に進む。
【0072】ステップS25において、画像認識部11
3は、画像データに対応する重要度を記録し、その処理
を終了する。
【0073】ステップS24において、重要度が変更さ
れなかった場合、ステップS25の処理はスキップされ
て、その処理は終了する。
【0074】このような処理により、画像データは、撮
像された画像に応じて重要度が設定されることになる
が、重要度は、地図データから設定するようにしてもよ
い。例えば、図11(A)で示すようなルート上の動画
像データの場合、例えば、出発地(図中[A]で示す)
の付近である(図中[A]で示す)位置P1乃至P2に
おいては、図11(B)で示すように、重要度が2に設
定され、位置P3乃至P4においては、目印となる信号
機Sの直前であるので重要度が1に設定される。図11
(A)で示すように、位置P5乃至P6においては、も
っとも大きな目印となる大きな道と交差する交差点の直
前であるので、図11(B)で示すように、重要度が最
も高い3に設定される。図11(A)で示すように、位
置P7乃至P8においては、目印となる建物Bがあるの
で、図11(B)で示すように、重要度が2に設定され
る。図11(A)で示すように、位置P9乃至P10に
おいては、図11目印となる曲がり角であるので、図1
1(B)で示すように、重要度は2に設定される。図1
1(A)で示すように、位置P11乃至P12において
は、目的地(図中[B]で示す)の付近であるので、図
11(B)で示すように、重要度は2に設定される。そ
して、図11(A)で示すように、それ以外の位置P2
乃至P3,P4乃至P5,P6乃至P7,P8乃至P
9、およびP10乃至P11においては、特に目印など
がないので、図11(B)で示すように、重要度は0と
して設定される。
【0075】このように、以上の例においては、特徴量
の抽出として画像認識部113により画像として認識さ
れる形状や色などの特徴量に基づいて重要度を設定する
例について説明してきたが、例えば、図11で示すよう
に、位置P5乃至P6の大きな交差点の直前位置や、位
置P9乃至P10の曲がり角については、記憶部14に
予め記憶された地図データに基づいて重要度を設定する
ようにしてもよい。また、重要度の設定値として、以上
の例においては0乃至3の整数により設定していたが、
設定値は無段階にしてもよいし、特徴量に重み付けを施
し、関数により演算で求められるようにしてもよい。こ
の他にも、地図上の情報として、駅、建物、標識、高速
道路の出入口などの一般に地図上のランドマークとされ
るものに高い重要度を設定するようにしてもよい。
【0076】ここで、図8のフローチャートの説明に戻
る。
【0077】ステップS13において、制御部111
は、抽出した重要度と対応する画像データと位置情報を
記憶部114に記憶する。すなわち、制御部111は、
動画像データ毎に動画像IDを設定し、その動画像データ
に位置情報、重要度、および、動画像データ上のアドレ
スが記憶される。例えば、図12で示すように、動画像
IDとして1が設定された動画像データには、その動画像
データの撮像された位置を示す位置情報として「P1−
P2」として、図10の位置P1乃至P2に対応する画
像データを示し、その重要度として2が設定されている
ことが示されている。さらに、アドレス情報として、動
画像データの先頭フレームの番号が記録され、今の場
合、アドレス情報としてフレーム番号A1乃至A2−1
において、位置P1乃至P2の画像データが記録されて
おり、フレーム番号A2からそれ以降で、位置P2乃至
P3の画像データが記録されているといった情報が記録
されることになる。
【0078】以上のような処理によりサーバ101は、
画像データを位置情報、および、重要度と対応付けて記
憶する。サーバ101は、ネットワーク4を介して端末
装置102より出発地と目的地の情報が入力されると、
ルートを検索し、検索した画像データを端末装置102
に送信する。
【0079】次に、図13のフローチャートを参照し
て、端末装置102がサーバ101にルート画像データ
を要求し、サーバ101からルート画像データを送信し
て、表示させる処理について説明する。
【0080】ステップS31において、入力部136が
操作されて、出発地、および、目的地が入力される。今
の場合、出発地は、入力部136により入力されている
が、例えば、GPS受信部などからなる位置検出部52に
より検出された緯度、および、経度の情報から求められ
る位置情報から出発地を求めるようにしてもよい。ステ
ップS32において、制御部135は、通信部131を
制御して、出発地と目的地の情報と共に、端末装置10
2自身を識別するID(または、ユーザを識別するID)
を、ネットワーク4を介してサーバ1に送信させる。
【0081】ステップS41において、サーバ101の
制御部111は、通信部115を制御して、端末装置1
02より送信されてくる出発地と目的地の情報、およ
び、IDを受信し記憶部114に記憶させる。ステップ
S42において、制御部111は、ルート画像生成処理
を実行させる。
【0082】ここで、図14のフローチャートを参照し
て、ルート画像生成処理を説明する。
【0083】ステップS51において、データ処理部1
16のルート検索部116aは、端末装置102より受
信した出発地と目的地の情報から、記憶部114に記憶
された地図データに基づいて最短となるルートを探索
し、データ検索部116bに供給する。
【0084】ステップS52において、データ検索部1
16bは、探索されたルートに対応する動画像データを
記憶部114に記憶された動画像データより検索する。
より詳細には、制御部111は、探索されたルート上の
位置情報と、図12で示したように記憶されている画像
データの位置情報を照合し、対応する動画像データをフ
レーム単位で検索し、データ変換部116cに出力す
る。
【0085】ステップS53において、データ変換部1
16cは、入力された動画像データを編集する。より詳
細には、例えば、図15で示すように、出発地Aと目的
地Bが指定されていた場合、記憶部114に、出発地A
から目的地Bまでのルートを内包する動画像データが検
索されたとき、データ変換部116cは、必要とされる
動画像データのみを抽出するようにして編集処理を実行
する。すなわち、要求された動画像データは、図16
(A),(B)で示すように、記憶部114に記憶され
た動画像データのうち、位置情報が出発地のAに対応す
るアドレスpAから位置情報が目的地Bまでのアドレス
pBまでの動画像データである。そこで、この位置情報
とアドレス情報に基づいて図16(C)で示すように、
必要な動画像データのフレームのみを抽出することによ
り編集処理を実行する。この処理により、元々必要とさ
れる区間以外の動画像データを削除することができ、端
末装置102に送信する動画像データのデータ量を小さ
くすることが可能となる。
【0086】また、図17で示すように、出発地Aから
目的地Bまでの区間を内包した動画像データが存在せ
ず、出発地Aから、出発地Aと目的地Bの間の位置Cま
での区間のルート画像データを内包する動画像データ
(動画像ID-m)と、位置Cから目的地Bまでの区間を内
包するルート画像データ(動画像ID-n)が、それぞれ別
個に存在するとき、図18で示すように、それぞれの区
間の動画像データを抽出して、結合するように編集する
事で出発地Aから目的地Bまでの画像データを生成する
事ができる。すなわち、データ変換部116cは、図1
8(A)で示すように、動画像データID-mより、位置
情報Aに対応するアドレスpAから位置情報Cに対応す
るアドレスpCの動画像データを、図18(B)で示す
ように、動画像データID-nの動画像データより、位置
情報Cに対応するアドレスpC'から位置情報Bに対応
するアドレスpBの画像データをそれぞれ抽出して、図
18(C)で示すようにそれらを結合することにより、
所望とするルート画像データを生成する。
【0087】この処理により、元々必要とされる区間の
動画像データが存在しないような場合でも、複数の動画
像データより所望とする動画像データを組み合わせて生
成する事ができる上、端末装置102に送信する画像デ
ータのデータ量を小さくすることが可能となる。
【0088】尚、以上の処理においては、2個の動画像
データから所望とする動画像データを生成する例につい
て説明してきたが、当然の事ながら、それ以上の個数の
画像データから、必要な部分を抽出して結合し、所望の
画像データを生成するようにしてもよい。
【0089】ここで、図14のフローチャートの説明に
戻る。
【0090】ステップS54において、符号化部112
は、データ処理部116のルート検索部116a、デー
タ検索部116b、および、データ変換部116cによ
り生成された画像データを重要度に応じて符号化し、ル
ート画像データを生成する。すなわち、より詳細には、
符号化部112は、重要度に応じてフレームレートを変
化させて、画像データを符号化する。例えば、図19
(A),(B)で示すように、図11で示した位置P4
乃至P5の区間は、重要度が低くなっている。そこで、
符号化部112は、図19(C)で示すように、位置P
4乃至P5の範囲の画像データ中のフレームF1乃至F
13のフレーム数を、図19(D)で示すように、例え
ば、1/3に間引きして(2フレーム毎に1フレームを
抽出して)、フレームF1,F4,F7,F10,F1
3のみを抽出し、それ以外のフレームF2,F3,F
5,F6,F8,F9,F11,F12を削除する。一
方、図20(A),(B)で示すように、図11で示し
た位置P5乃至P6の区間は、重要度が高くなっている
ので、図20(C)で示すように、フレームF31乃至
F32の間の全てのフレームを間引くことなく、図20
(D)で示すように符号化する。
【0091】このような符号化処理を実行する事によ
り、図21(A)(図11に対応する)で示すようなル
ートに対応して編集された、図21(B)で示すような
画像データは、図11(B)で示すような重要度に基づ
いて、図21(C)で示すような画像データに符号化さ
れる。すなわち、重要度の高い位置P1乃至P2、P3
乃至P4、P5乃至P6、P7乃至P8、P9乃至P1
0、およびP11乃至P12の画像データ中のフレーム
は間引きされることなく符号化され、重要度の低い位置
P2乃至P3、P4乃至P5、P6乃至P7、P8乃至
P9、および、P10乃至P11の画像データ中のフレ
ームは、1/3に間引き処理されて符号化される。結果
として、編集された動画像データのルート表示に必要な
情報を損なうことなくデータ量を小さくすることが可能
となる。
【0092】ここで、図13のフローチャートの説明に
戻る。
【0093】ステップS42において、ルート画像生成
処理が実行された後、ステップS43において、制御部
111は、認証課金部113を制御して、端末装置10
2より送信されてきたIDに基づいて認証処理を実行し、
ルート画像データの料金についての課金処理を、通信部
115、および、ネットワーク4を介して課金サーバ1
04に対して実行する。尚、以下の説明においては、認
証処理で特に問題が生じることなく、課金サーバ104
に対して課金処理が実行できた場合について説明を進め
るが、認証処理に問題があり、課金処理が実行できなか
った場合、その処理は終了する。
【0094】ステップS44において、制御部113
は、通信部115を制御して生成したルート画像データ
を、ネットワーク4を介して端末装置102に送信す
る。
【0095】ステップS33において、端末装置102
の制御部135は、通信部131を制御してネットワー
ク4を介してサーバ101より送信されてくるルート画
像データを受信し、復号部132に出力する。ステップ
S34において、復号部132は、入力された符号化さ
れたルート画像データを復号し、表示部133に表示さ
せる。このとき、表示部133に表示されるルート画像
は、図20(C)で示すように、目印となるような目標
物(信号、交差点、建物、または、曲がり角など)の付
近の画像は、通常のフレーム数なので通常の再生速度で
再生され、それ以外の特に道案内に必要な情報を多く含
まない、重要度の低い画像は、フレームレートが低下さ
れている分だけ、早送りされたような画像が表示される
ことになる。
【0096】以上のような処理により、ユーザは、これ
から目的地に向かおうとするときに、端末装置102の
入力部136を操作して、目的地を入力し、サーバ1よ
り目的地までのルート画像データを受信し、表示された
ルート画像を見る事で、事前にルートと、そのルート上
の目標物を効率よく確認することができる。また、転送
されてくるルート画像データは、重要度に応じて、フレ
ームレートを変えて符号化されて送信されてくるので、
通信に要する時間とコストを小さくすることが可能とな
る。
【0097】尚、以上の例において、符号化方法は、MP
EG(MPEG1,2,4を含む)や、Motion Jpegなどの動
画像データを圧縮できる符号化方式であれば、何れの方
法であってもよい。ただし、MPEGの場合、前後のフレー
ムを参照し、予測処理を行って動画像を再生する必要が
あるため、図19、および、図20を参照して、説明し
たようにフレームを単純に所定間隔で間引くような処理
を施すと復号画像が乱れてしまう恐れがある。そこで、
MPEGのような場合、特願2000-178999、または、特願200
0-179000で記載されているように、リピートピクチャと
呼ばれているスプライシング用ビデオデータを挿入する
などして、前後のフレームの関係を破綻させないフレー
ムを生成したのち、間引き処理を行う必要がある。
【0098】以上の例においては、サーバ101と端末
装置102が1対1で処理を行う場合について説明して
きたが、例えば、図22で示すように、サーバ101か
ら放送番組などに多重化させて、所定の目的地に向かう
ルート画像データを配信範囲A1の範囲内の複数の端末
装置102に送信(配信)させるようにしてもよい。
【0099】このとき、端末装置102は、配信範囲A
1内に入った場合にのみ、ルート画像データを受信する
ことができるため、想定される目的地P101に向かう
ルートとしては、位置P111から目的地P101に向
かうルート1、位置P112から目的地P101に向か
うルート2、位置P113から目的地P101に向かう
ルート3、および、位置P114から目的地P101に
向かうルート4の合計4個が想定されることになる。そ
こで、サーバ101は、これらの4個のルート画像デー
タを合成して配信し、携帯端末102は、これらのルー
ト画像データを受信して、表示するようにする。
【0100】そこで、図23を参照して、ルート画像デ
ータを放送番組に多重化させて複数の端末装置102に
配信するサーバ101の構成について説明する。図22
のサーバ101は、図5のサーバ101と基本的な構成
は同じであるが、ビデオ信号符号化部141、オーディ
オ信号符号化部142、多重化部143、および、放送
配信部144が新たに設けられている。
【0101】ビデオ信号符号化部141、および、オー
ディオ信号符号化部142は、それぞれラジオ放送やテ
レビジョン放送用に入力されるビデオ信号、および、オ
ーディオ信号を配信用に符号化し、多重化部143に出
力する。多重化部143は、ビデオ信号符号化部14
1、および、オーディオ信号符号化部142より入力さ
れた符号化されたビデオ信号、および、オーディオ信
号、並びに、ルート画像データを、時分割多重化して放
送配信部144に出力する。放送配信部144は、アン
テナなどからなる放送信号送信装置であり、多重化部1
43より入力されてくる多重化信号を配信データとして
放送する。
【0102】次に、図24を参照して、ルート画像デー
タが多重化された放送番組を受信する端末装置102に
ついて説明する。図24の端末装置102は、図6の端
末装置と基本的な構成は同じであるが、受信部151、
多重化分離部152、ビデオ信号復号部153、オーデ
ィオ信号復号部154、および、スピーカ155が設け
られている。
【0103】受信部151は、図23のサーバ101の
放送配信部144より放送されてきた配信データを受信
するアンテナである。多重化分離部152は、配信デー
タに時分割多重化されている、ビデオ信号、オーディオ
信号、および、ルート画像データをそれぞれ分離し、ビ
デオ信号をビデオ信号復号部153、オーディオ信号を
オーディオ信号復号部154に、ルート画像データを記
憶部152に出力する。
【0104】ビデオ信号復号部153とオーディオ信号
復号部154は、それぞれ入力された符号化されている
ビデオ信号とオーディオ信号を復号処理し、ビデオ信号
を表示部133に表示させると共に、オーディオ信号を
スピーカ155に出力する。
【0105】次に、図25のフローチャートを参照し
て、サーバ101の配信処理と端末装置102のルート
表示処理について説明する。
【0106】ステップS71において、サーバ101の
ビデオ信号符号化部141とオーディオ信号符号化部1
42は、入力されたラジオ放送、または、テレビジョン
放送用のビデオ信号とオーディオ信号を符号化して多重
化部143に出力する。
【0107】ステップS72において、制御部111
は、所定の出発地と目的地の情報を記憶部114に記憶
させる。ステップS73において、制御部111は、ル
ート画像生成処理を実行する。尚、ルート画像生成処理
については、図14のフローチャートの処理と同様であ
るので省略する。このとき、ルート画像データは、図2
2で示したルート1乃至4のそれぞれについて生成され
て、ステップS74において、制御部111は、多重化
部143を制御して生成したルート画像データ、符号化
されたビデオ信号、および、オーディオ信号を多重化さ
せて、放送配信部144に出力させる。ステップS75
において、制御部111は、放送配信部144を制御し
て、多重化部143により多重化された配信データを放
送させる。
【0108】ステップS91において、端末装置102
の制御部135は、受信部151を制御して配信データ
を受信させ、多重化分離部152に出力させる。ステッ
プS92において、多重化分離部152は、入力された
配信データを多重化分離し、ルート画像データを記憶部
114に、ビデオ信号をビデオ信号復号部153に、オ
ーディオ信号をオーディオ信号復号部154にそれぞれ
出力する。
【0109】ステップS93において、ビデオ信号復号
器153は、ビデオ信号を復号して表示部133に出力
し、オーディオ信号復号器154は、オーディオ信号を
復号してスピーカ155より音声を出力させ、さらに、
復号部132は、記憶部152に記憶されたルート画像
データを復号して表示部133に出力する。
【0110】すなわち、例えば、端末装置102が、図
22中の位置P121に存在していた場合、端末装置1
02は、サーバ101より配信されてくる配信データに
多重化されているルート1乃至4のルート画像データを
受信する。この状態で、入力部136が、ユーザにより
操作されることにより、ルート1のルート画像データが
選択されて表示部133に表示されることになる。
【0111】また、端末装置102にGPS受信装置など
を設けて、自らの位置が測定できるようにする事で、配
信データのうち、必要とされるルート画像データを選択
的に復号するようにしてもよい。すなわち、GPS受信装
置などの位置計測装置により、図22のような場合、端
末装置102は自らの位置がP121に存在するので、
ルート1のルート画像データが復号できればよい事にな
る。そこで、配信データのうち、ルート1のルート画像
データのみを復号し、それ以外のルート2乃至4のルー
ト画像データは、予め復号しないようにしてもよい。
【0112】さらに、以上の例の場合、表示部133に
は、復号部132により復号されたルート画像データと
ビデオ信号復号部153より復号されたビデオ信号が入
力されることになるが、いずれの画像も同時に表示でき
るように、2画面表示させるようにしてもよいし、入力
部136からの信号により、いずれか一方の画面を表示
するようにしてもよい。
【0113】また、ステップS72,S73の処理は、
配信範囲A1内において、ルート1乃至4のルート画像
生成処理は、同じ処理が繰り返されるだけなので、予め
ルート画像データを記憶部114に生成しておいて、繰
り返し使用するようにしてもよい。
【0114】このような処理により、例えば、ある店舗
の宣伝番組を放送するような場合、その宣伝番組に店舗
までのルート画像データを多重化して送信させるように
することで、宣伝に興味を持ったユーザは、その店舗ま
でのルート画像データを表示することができ、店舗まで
のルートを知ることが可能となるので、これまで、宣伝
に興味はあったが、店舗の位置を自ら確認してまで行こ
うしなかったユーザでも、店舗までのルート画像を簡単
に入手し、確認することができるので、店舗の宣伝効果
を、より高めることが可能となる。
【0115】これまでの例においては、データ生成装置
2により生成された画像データに基づいて、サーバ10
1が画像データを蓄積し、蓄積した画像データからルー
ト画像データを生成して、端末装置102に配信する例
について説明してきたが、データ生成装置2によりルー
ト画像データを生成し、直接端末装置102に送信する
ような構成としてもよい。
【0116】そこで、図26,図27を参照してルート
画像データを生成するデータ生成装置201が、直接ル
ート画像データを端末装置202に送信して、表示させ
る場合のデータ生成装置201と端末装置202の構成
について説明する。
【0117】データ生成装置201は、撮像部211、
画像認識部212、符号化部213、記憶部214、通
信部215、ジャイロ216、GPS受信部217、車両
操作センサ218、制御部219、および、ドライブ1
201が、バス220に接続されて設けられており、こ
れらのうちデータ生成装置201の撮像部211、画像
認識部212、符号化部213、記憶部214、通信部
215、ジャイロ216、GPS受信部217、制御部2
19、および、ドライブ1201は、それぞれ、図2の
データ生成装置2に設けられた撮像部31、図5のサー
バ101に設けられた画像認識部113、符号化部11
2、記憶部214、通信部115、図2のデータ生成装
置2に設けられたジャイロ31a、GPS受信部32、制
御部111、および、ドライブ1001に対応してお
り、同様の機能を有するものである。このため、それぞ
れの機能の説明は省略する。データ生成装置201に新
たに設けられている車両操作センサ218は、例えば、
自動車などの車両を操作するハンドルなどの舵角などを
検出し、さらに、加速度計などから移動距離を求めて、
自動車などの車両の移動距離や移動速度を求めるもので
ある。従って、ジャイロ216、GPS受信部217、お
よび、車両操作センサ218は、いずれも、位置の検出
を目的とした装置であり、それら各々の情報、または、
いずれかの装置からの情報を組み合わせる事により、画
像データが生成された位置情報を取得するものである。
【0118】端末装置202は、通信部231、復号部
232、表示部233、記憶部234、制御部235、
入力部236、GPS受信部237、および、ドライブ1
301がそれぞれバス237に接続されて設けられてお
り、それぞれが、図6の端末装置102の通信部13
1、復号部132、表示部133、記憶部144、制御
部135、入力部136、図26のGPS受信部217、
および、図6のドライブ1101に対応しており、同様
の機能を果たすものである。このため、それぞれの機能
の説明は省略する。
【0119】尚、データ生成装置201から端末装置2
02に直接ルート画像データを送信する場合、複数のデ
ータ生成装置201のうちの何れのデータ生成装置20
1から所定の端末装置202にルート画像データを送信
するかに関する指示と、課金処理はサーバ101により
実行される。このため、所定の端末装置202は、サー
バ101に対してルート画像データを要求し、サーバ1
01が、この要求に応じて、ルートを検索し、課金処理
を行った後、検索されたルート上の最寄のデータ生成装
置201に対して所定の端末装置202にルート画像デ
ータを送信するように指令する事になる。
【0120】次に、図28のフローチャートを参照し
て、データ生成装置201からルート画像データを端末
装置202に送信するときのルート画像表示処理につい
て説明する。
【0121】ステップS101において、端末装置20
2の入力部236がユーザにより操作されて、出発地と
目的地が入力される。当然の事ながら、出発地は、GPS
受信部237により受信された情報から求められる位置
情報に対応した出発地であってもよい。ステップS10
2において、制御部235は、通信部231を制御し
て、出発地と目的地の情報、および、自らのIDの情報を
サーバ101に送信する。
【0122】ステップS111において、サーバ101
の制御部111は、通信部115を制御して端末装置2
02より送信されてきた出発地と目的地の情報、およ
び、IDの情報を記憶部114に記憶させる。ステップS
112において、制御部111は、課金処理部113を
制御して、ルート画像データの料金の課金処理を実行さ
せる。ステップS113において、制御部111は、記
憶部114に記憶された出発地と目的地に基づいて、地
図データと照合してルートを探索し、探索されたルート
上のデータ生成装置201に対して、記憶されたIDに対
応する端末装置202に対してルート画像データを送信
するように指令する。
【0123】ステップS121において、端末装置20
2の制御部219は、通信部215を制御して、サーバ
1より送信されてきた指令を受信させる。ステップS1
22において、撮像部211は、撮像した画像データを
記憶部214に記憶させる。ステップS123におい
て、制御部219は、ジャイロ216、GPS受信部21
7、および、車両センサ218より位置情報を取得し、
記憶部214に記憶させる。
【0124】ステップS124において、データ生成装
置201の制御部219は、重要度の算出処理を実行す
る。尚、この処理は、図9のフローチャートを参照して
説明した処理と同様であるので、その説明は省略する。
【0125】ステップS125において、制御部219
は、符号化部213を制御して重要度を照合させて、重
要度と対応して動画像データを符号化させ、ルート画像
データを生成する。ステップS126において、制御部
219は、通信部215を制御して、生成したルート画
像データをIDに対応する端末装置202に送信する。
【0126】ここで、重要度に対応させて画像データを
符号化させるとは、例えば、図11(B)で示すように
重要度が設定された場合、図29(A)で示すように、
位置P4乃至P5においては、図29(B)で示すよう
に重要度が低いので、その間の符号化データは、図29
(C)で示すように、2フレーム毎に1フレームを抽出
して符号化する。すなわち、図29(C)で示すよう
に、フレームF51,F54,F57,F60,F63
を抽出し、それ以外のフレームF52,F53,F5
5,F56,F58,F59,F61,F62は間引き
処理して削除する。逆に、図30(A)で示すように、
位置P5乃至P6においては、図30(B)で示すよう
に重要度が高いので、その間の符号化データは、図30
(C)で示すように、全フレームを抽出する。すなわ
ち、図30(C)で示すように、フレームF71乃至F
72までの全てのフレームを抽出して符号化する。
【0127】ステップS103において、端末装置20
2の制御部235は、データ生成装置201より送信さ
れてくるルート画像データを受信させ、復号部232に
出力させる。復号部232は、受信した符号化データを
復号して表示部233に表示させる。
【0128】このような処理により、ルート画像データ
をデータ生成装置201より直接端末装置202に送信
させるようにする事ができる。また、重要度に応じてフ
レームレートを変化させることで通信速度を向上させる
ことが可能になると共に、通信コストを低減させること
が可能となる。さらには、低ビットレートでの送信が可
能となるので、ネットワーク上で通信状態が込み合って
いるような状態でもルート画像データの転送が可能とな
る。
【0129】尚、以上の例においては、データ生成装置
201は、撮像した画像をリアルタイムで送信する場合
について説明してきたが、例えば、予め撮像した画像デ
ータを記憶部214に一旦記憶しておいて、その記憶さ
れた画像データを、端末装置202に送信するようにし
てもよい。
【0130】以上の説明においては、重要度に応じたル
ート画像データのフレームレートの変換を符号化部21
3により符号化処理する際に行う例について説明してき
たが、例えば、図28のフローチャート中のステップS
122において、撮像部211により撮像された画像デ
ータを記憶部214に記憶させる際にフレームレートを
変換させるようにしてもよい。この場合、ステップS1
24における重要度算出処理は、撮像された画像データ
を記憶させる前に実行しておく必要がある。
【0131】また、データ生成装置201の車両操作セ
ンサ218により計測される位置情報などから移動速度
を求めて、撮像部211により撮像される画像データの
フレームレートを変化させるようにしてもよい。すなわ
ち、データ生成装置201は、図31(A)で示すよう
に、移動速度v1で移動する際、データ生成装置201
aの撮像部211で撮像する視野Vaは、移動時間Δt
で距離D1だけ移動してデータ生成装置201bの視野
Vbを撮像する。
【0132】しかしながら、図31(B)で示すよう
に、移動速度v2(例えば、v2=(v1)/6)でデ
ータ生成装置201cが移動する場合、移動時間Δtで
は、距離D2(例えば、D2=(D1)/6)だけなの
で、データ生成装置201cの視野Vcからデータ生成
装置201dの視野Vdまでの変化しか生じない。この
ため、距離D1までデータ生成装置201cが移動する
までの間に、移動時間2Δtにおいて、データ生成装置
201eの視野Ve、移動時間3Δtにおいて、データ
生成装置201fの視野Vf、移動時間4Δtにおい
て、データ生成装置201gの視野Vg、移動時間5Δ
tにおいて、データ生成装置201hの視野Vhがそれ
ぞれ撮像される事になる。結果として、撮像される画像
データは、速度が遅いほど冗長性が増加する事になる。
そこで、図32で示すように、移動速度に合わせて、フ
レームレートを変換させるようにする事で、画像データ
の冗長性を低減させて、フレームレートを低減させるこ
とができる。すなわち、データ生成装置201の移動速
度がv1の場合、フレームレートがR1であるとする
と、移動速度に比例して、移動速度がv2に低下した場
合、比例してフレームレートをR1からR2に低減させ
るようにする事ができる。
【0133】また、上述の重要度に対応した、または、
移動速度に対応したフレームレートの変換処理は、端末
装置202で実行させるようにしてもよく、この場合、
重要度、または、データ生成装置201の移動速度の情
報は、ルート画像データと共に端末装置202に送信さ
れることになる。このとき、端末装置202は、復号部
232が、重要度に対応した、または、移動速度に対応
したフレームレートの変換処理を実行しながら復号処理
するようにしてもよいし、表示部233がルート画像デ
ータを表示する際にフレームレートを変換するようにし
てもよい。
【0134】さらに、以上の例においては、ルート画像
データについて説明してきたが、転送させるデータ画像
データのみならずそれ以外のデータであってもよく、例
えば、音声データやテキストデータなどであってもよ
い。この場合、音声データで、特に、音楽のとき、例え
ば、歌手の歌声が記録された部分を高い重要度に設定し
(高いビットレートで変換し)、間奏部分を低い重要度
に設定してもよい(高いビットレートで変換してもよ
い)。また、テキストデータのとき、例えば、論文など
では、概要部分や結論の部分に高い重要度を設定し、そ
れ以外の重要度を低く設定するなどしてもよい。
【0135】以上の説明において、動画像データを圧縮
する方法は、フレームレートを変換する例について説明
してきたが、動画像データを圧縮する方法は、これに限
らず、例えば、画枠の変換、符号化方式の変換、また
は、復号した後、ビットレートやフレームレートを変え
て再符号化するようにしてもよい。
【0136】また、以上においては、課金処理におい
て、ルート画像データの配信に係る料金がユーザの指定
口座などから引き落とされたり、または、ポイントが引
き去られていたが、例えば、ユーザがデータ生成装置2
01と端末装置202の両方を所有しているか、また
は、それらが一体となった装置を所有していたとき、デ
ータ生成装置201で撮像した画像データをサーバ10
1に送信する(アップロードする)ことで、ルート画像
データに係る料金を、データ生成装置201から送信さ
れてきた画像データの対価により相殺するようにしても
よい。
【0137】以上によれば、端末装置202において
も、ルート画像データを削減することができるので、デ
ータ生成装置201より送信されてくるルート画像デー
タを受信しながら、または、表示しながらルート画像デ
ータのデータ量を削減することができ、通信コストと通
信速度に加えて、表示速度を向上させることが可能とな
る。また、同じルート画像データを配信するだけで済む
ので、ルート画像データの生成処理を簡素化することが
可能となる。
【0138】上述した一連の処理は、ハードウェアによ
り実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行
させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより
実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプロ
グラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコン
ピュータ、または、各種のプログラムをインストールす
ることで、各種の機能を実行させることが可能な、例え
ば汎用のパーソナルコンピュータなどに記録媒体からイ
ンストールされる。
【0139】この記録媒体は、図5,および、図22に
示すサーバ101、図6、および、図23に示す端末装
置102、図25に示すデータ生成装置201、並び
に、図26で示す端末装置202のように、予め組み込
まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録さ
れている記憶部114,134,214、および234
だけではなく、コンピュータとは別に、ユーザにプログ
ラムを提供するために配布される、プログラムが記録さ
れている磁気ディスク1011,1111,1211、
および1311(フレキシブルディスクを含む)、光デ
ィスク1012,1112,1212、および1312
(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digi
tal Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク101
3,1113,1213、および1313(MD(Mini-D
isc)(登録商標)を含む)、もしくは半導体メモリ1
014,1114,1214、および1314(Memory
Stickを含む)などよりなるパッケージメディアにより
構成される。
【0140】尚、本明細書において、記録媒体に記録さ
れるプログラムを記述するステップは、記載された順序
に沿って時系列的に行われる処理は、もちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理を含むものである。
【0141】
【発明の効果】本発明の第1の情報処理装置および方
法、並びにプログラムによれば、動画像データを記録
し、動画像データの重要度を設定し、動画像データと重
要度を記憶し、動画像データと重要度を他の情報処理装
置に送信するようにした。
【0142】本発明の第2の情報処理装置および方法、
並びにプログラムによれば、他の情報処理装置より送信
されてくる動画像データを受信し、動画像データの重要
度を設定し、動画像データを重要度に基づいて再生する
ようにした。
【0143】何れにおいても、結果として、データの端
末装置に配信するためのデータ量が低減され、通信コス
トと通信速度を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のサーバの構成を説明する図である。
【図2】従来のデータ生成装置を説明する図である。
【図3】従来の端末装置を説明する図である。
【図4】従来の画像データの記録方法を説明する図であ
る。
【図5】本発明を適用したサーバの一実施の形態の構成
を説明する図である。
【図6】本発明を適用した端末装置の構成を説明する図
である。
【図7】本発明を適用したデータ生成装置を説明する図
である。
【図8】データ蓄積処理を説明する図である。
【図9】重要度算出処理を説明するフローチャートであ
る。
【図10】画像データの特徴量の検出を説明する図であ
る。
【図11】重要度を説明する図である。
【図12】本発明の画像データの記録方法を説明する図
である。
【図13】ルート表示処理を説明するフローチャートで
ある。
【図14】ルート画像生成処理を説明するフローチャー
トである。
【図15】ルート画像データを説明する図である。
【図16】ルート画像データの編集を説明する図であ
る。
【図17】ルート画像データの編集を説明する図であ
る。
【図18】ルート画像データの編集を説明する図であ
る。
【図19】ルート画像データの重要度に応じた符号化を
説明する図である。
【図20】ルート画像データの重要度に応じた符号化を
説明する図である。
【図21】ルート画像データの重要度に応じた符号化を
説明する図である。
【図22】ルート画像データの配信を説明する図であ
る。
【図23】ルート画像データを配信するサーバの構成を
説明する図である。
【図24】配信されたルート画像データ受信する端末装
置の構成を説明する図である。
【図25】図24のサーバのルート画像データの配信処
理と、図24の端末装置による配信されたルート画像デ
ータの表示処理を説明するフローチャートである。
【図26】ルート画像データを送信するその他のデータ
生成装置の構成を説明する図である。
【図27】図26のデータ生成装置より送信されてきた
ルート画像データ受信する端末装置の構成を説明する図
である。
【図28】図24のサーバのルート画像データの配信処
理と、図24の端末装置による配信されたルート画像デ
ータの表示処理を説明するフローチャートである。
【図29】ルート画像データの重要度に応じた符号化を
説明する図である。
【図30】ルート画像データの重要度に応じた符号化を
説明する図である。
【図31】ルート画像データのデータ生成装置の移動速
度に応じた符号化を説明する図である。
【図32】ルート画像データのデータ生成装置の移動速
度に応じた符号化を説明する図である。
【符号の説明】
1 サーバ,2,2−1乃至2−n データ生成装置,
3 端末装置,4 ネットワーク,11 画像検索部,
12 通信部,13 制御部,14 記憶部,31 撮
像部,31a ジャイロ,32 GPS受信部,33 制
御部,34 記憶部,35 通信部,51 画像検索
部,52 位置検索部,53 画像表示部,54 通信
部,55 記憶部,56 入力部,101 サーバ,1
02,102−1乃至102−n 端末装置,103
課金サーバ,111 制御部,112 符号化部,11
3 画像認識部,114 記憶部,115 通信部,1
16データ処理部,116a ルート検索部,116b
データ検索部,116cデータ変換部,117 認証
課金部,131 通信部,132 復号部,133 表
示部,134 記憶部145 制御部,136 入力
部,141 ビデオ符号化部,142 オーディオ符号
化部,143 多重化部,144 放送配信部,151
受信部,152 多重化分離部,153 ビデオ信号
復号部,154 オーディオ信号復号部,155 スピ
ーカ,201 データ生成装置,211 撮像部,21
2 画像認識部,213 符号化部,214 記憶部,
215通信部,216 ジャイロ,217 GPS受信
部,218 車両操作センサ,219 制御部,231
通信部,232 復号部,233 表示部,234記
憶部,235 制御部,236 入力部,237 GPS
受信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/173 630 H04N 5/92 H Fターム(参考) 2F029 AA02 AB01 AB07 AB13 AC02 AC09 AC13 AC16 5C053 FA23 FA30 GA11 GB36 GB37 LA14 5C064 AA06 BA01 BA07 BB01 BC01 BC18 BC23 BC25 BD02 BD03 BD08 5H180 AA01 BB05 BB12 BB13 CC04 CC12 FF04 FF05 FF13 FF22 FF27 FF33

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動画像データを記録する動画像データ記
    録手段と、 前記動画像データの重要度を設定する重要度設定手段
    と、 前記動画像データと前記重要度を記憶する記憶手段と、 前記動画像データと前記重要度を他の情報処理装置に送
    信する送信手段とを備えることを特徴とする情報処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記動画像データは、ルートガイド用の
    動画像データであり、前記重要度は、前記ルートガイド
    上の重要度であることを特徴とする請求項1に記載の情
    報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記重要度設定手段は、前記ルートガイ
    ド上の主要位置付近の前記動画像データの重要度を高く
    設定することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記主要位置は、前記ルートガイド上の
    始点、終点、信号機、標識、高速道路の出入口、交差
    点、主要建物、または、駅を含むことを特徴とする請求
    項3に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 位置情報を取得する位置情報取得手段を
    さらに備え、 前記重要度設定手段は、前記位置情報に基づいて、前記
    ルートガイド用の動画像データの重要度を設定すること
    を特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記位置情報取得手段は、ジャイロ、車
    両操作センサ、または、GPSを含むことを特徴とする請
    求項5に記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記動画像データの特徴量を取得する特
    徴量取得手段をさらに備え、 前記重要度設定手段は、前記動画像データの特徴量に基
    づいて、前記ルートガイド用の動画像データの重要度を
    設定することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装
    置。
  8. 【請求項8】 前記特徴量は、前記動画像データの動画
    像中の色、または、形状を含むことを特徴とする請求項
    7に記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記重要度に基づいて、動画像データを
    間引きして、間引きデータを生成する間引き手段をさら
    に備え、 前記送信手段は、前記間引きデータを前記他の情報処理
    装置に送信することを特徴とする請求項2に記載の情報
    処理装置。
  10. 【請求項10】 前記間引き手段は、前記重要度に基づ
    いて、前記動画像データのフレームレートを変化させる
    ことにより動画像データを間引きして、間引きデータを
    生成することを特徴とする請求項9に記載の情報処理装
    置。
  11. 【請求項11】 前記動画像データが、時間的に前後す
    るフレーム間の予測関係を用いて符号化されていた場
    合、前記間引き手段は、前記重要度に基づいて、前記フ
    レーム間の予測関係に影響しない範囲のフレームレート
    を変化させることにより、前記動画像データを間引きし
    て、間引きデータを生成することを特徴とする請求項1
    0に記載の情報処理装置。
  12. 【請求項12】 自らの移動速度を測定する移動速度測
    定手段をさらに備え、 前記間引き手段は、前記重要度に加えて、前記移動速度
    に応じて、そのフレームレートを変化させることによ
    り、前記動画像データを間引きして、間引きデータを生
    成することを特徴とする請求項9に記載の情報処理装
    置。
  13. 【請求項13】 動画像データを記録する動画像データ
    記録ステップと、 前記動画像データの重要度を設定する重要度設定ステッ
    プと、 前記動画像データと前記重要度を記憶する記憶ステップ
    と、 前記動画像データと前記重要度を他の情報処理装置に送
    信する送信ステップとを含むことを特徴とする情報処理
    方法。
  14. 【請求項14】 動画像データの記録を制御する動画像
    データ記録制御ステップと、 前記動画像データの重要度の設定を制御する重要度設定
    制御ステップと、 前記動画像データと前記重要度の記憶を制御する記憶制
    御ステップと、 前記動画像データと前記重要度の他の情報処理装置への
    送信を制御する送信制御ステップとを含むことを特徴と
    するコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録さ
    れている記録媒体。
  15. 【請求項15】 動画像データの記録を制御する動画像
    データ記録制御ステップと、 前記動画像データの重要度の設定を制御する重要度設定
    制御ステップと、 前記動画像データと前記重要度の記憶を制御する記憶制
    御ステップと、 前記動画像データと前記重要度の他の情報処理装置への
    送信を制御する送信制御ステップとをコンピュータに実
    行させるプログラム。
  16. 【請求項16】 他の情報処理装置より送信されてくる
    動画像データを受信する動画像データ受信手段と、 前記動画像データの重要度を設定する重要度設定手段
    と、 前記動画像データを前記重要度に基づいて再生する再生
    手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  17. 【請求項17】 前記動画像データは、ルートガイド用
    の動画像データであり、前記重要度は、前記ルートガイ
    ド上の重要度であることを特徴とする請求項16に記載
    の情報処理装置。
  18. 【請求項18】 前記重要度設定手段は、前記ルートガ
    イド上の主要位置付近の前記動画像データの重要度を高
    く設定することを特徴とする請求項17に記載の情報処
    理装置。
  19. 【請求項19】 前記主要位置は、前記ルートガイド上
    の始点、終点、信号機、標識、高速道路の出入口、交差
    点、主要建物、または、駅を含むことを特徴とする請求
    項18に記載の情報処理装置。
  20. 【請求項20】 前記動画像データ受信手段は、他の情
    報処理装置より送信されてくる動画像データに加えて、
    前記動画像データに対応した位置情報を受信し、 前記重要度設定手段は、前記位置情報に基づいて、前記
    ルートガイド用の動画像データの重要度を設定すること
    を特徴とする請求項17に記載の情報処理装置。
  21. 【請求項21】 前記再生手段は、前記動画像データを
    前記重要度に基づいて、間引きしながら再生することを
    特徴とする請求項17に記載の情報処理装置。
  22. 【請求項22】 前記再生手段は、前記動画像データを
    前記重要度に基づいて、そのフレームレートを変化させ
    ることにより間引きしながら再生することを特徴とする
    請求項21に記載の情報処理装置。
  23. 【請求項23】 他の情報処理装置より送信されてくる
    動画像データを受信する動画像データ受信ステップと、 前記動画像データの重要度を設定する重要度設定ステッ
    プと、 前記動画像データを前記重要度に基づいて再生する再生
    ステップとを含むことを特徴とする情報処理方法。
  24. 【請求項24】 他の情報処理装置より送信されてくる
    動画像データの受信を制御する動画像データ受信制御ス
    テップと、 前記動画像データの重要度の設定を制御する重要度設定
    制御ステップと、 前記動画像データの前記重要度に基づいた再生を制御す
    る再生制御ステップとを含むことを特徴とするコンピュ
    ータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録
    媒体。
  25. 【請求項25】 他の情報処理装置より送信されてくる
    動画像データの受信を制御する動画像データ受信制御ス
    テップと、 前記動画像データの重要度の設定を制御する重要度設定
    制御ステップと、 前記動画像データの前記重要度に基づいた再生を制御す
    る再生制御ステップとをコンピュータに実行させるプロ
    グラム。
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