JP2003042394A - コンクリート製液体容器の断熱構造及び断熱層施工装置 - Google Patents
コンクリート製液体容器の断熱構造及び断熱層施工装置Info
- Publication number
- JP2003042394A JP2003042394A JP2001230159A JP2001230159A JP2003042394A JP 2003042394 A JP2003042394 A JP 2003042394A JP 2001230159 A JP2001230159 A JP 2001230159A JP 2001230159 A JP2001230159 A JP 2001230159A JP 2003042394 A JP2003042394 A JP 2003042394A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liner
- reinforcing material
- sheet
- shielding layer
- concrete wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
- Building Environments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 施工手間及び施工コストの大幅な節減並びに
作業の安全性を確保しつつ、確実な遮蔽性能を確保して
所定の断熱効果を長期間に亘って安定よく維持できる断
熱構造を得る。 【解決手段】 低温液化ガス貯蔵タンクにおけるコンク
リート製外槽20の表面20Aに沿って一体に昇降自在
な上下の昇降体10,18を表面20Aに沿って一体に
上昇させることにより、流体不浸透性かつ柔軟性を有す
る金属箔もしくは軽金属箔5Aをガラス繊維織物もしく
は化学繊維織物5Bで補強してなる液密・気密用シート
状ライナ5を繰出しかつコンクリート製外槽20の表面
20Aに樹脂接着することで遮蔽層6を先行形成し、そ
れに続けて、表面補強材3の繰出し及びその表面補強材
3と遮蔽層6の間へのPUF2の注入発泡により遮蔽層
6表面上に表面補強材付き断熱層4を自動的、連続的に
施工する。
作業の安全性を確保しつつ、確実な遮蔽性能を確保して
所定の断熱効果を長期間に亘って安定よく維持できる断
熱構造を得る。 【解決手段】 低温液化ガス貯蔵タンクにおけるコンク
リート製外槽20の表面20Aに沿って一体に昇降自在
な上下の昇降体10,18を表面20Aに沿って一体に
上昇させることにより、流体不浸透性かつ柔軟性を有す
る金属箔もしくは軽金属箔5Aをガラス繊維織物もしく
は化学繊維織物5Bで補強してなる液密・気密用シート
状ライナ5を繰出しかつコンクリート製外槽20の表面
20Aに樹脂接着することで遮蔽層6を先行形成し、そ
れに続けて、表面補強材3の繰出し及びその表面補強材
3と遮蔽層6の間へのPUF2の注入発泡により遮蔽層
6表面上に表面補強材付き断熱層4を自動的、連続的に
施工する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば液化天然ガ
ス(LNG)、液化プロパンガス(LPG)等の低温液
化ガスタンク、あるいは、バージ等のような液体容器を
構成するコンクリート製壁の表面(これは液体容器自体
がコンクリート製の場合の側壁外面も、液体容器の外周
を取り囲むように構築されているコンクリート製外槽の
場合の側壁内面も含む)に、硬質ウレタンフォーム(P
UF)とそのPUFのひび割れを防ぐ表面補強・表面保
護及び外観仕上げのためのガラス繊維織物等の表面補強
材とからなる断熱層を形成してなるコンクリート製液体
容器の断熱構造及び断熱層施工装置に関するものであ
る。
ス(LNG)、液化プロパンガス(LPG)等の低温液
化ガスタンク、あるいは、バージ等のような液体容器を
構成するコンクリート製壁の表面(これは液体容器自体
がコンクリート製の場合の側壁外面も、液体容器の外周
を取り囲むように構築されているコンクリート製外槽の
場合の側壁内面も含む)に、硬質ウレタンフォーム(P
UF)とそのPUFのひび割れを防ぐ表面補強・表面保
護及び外観仕上げのためのガラス繊維織物等の表面補強
材とからなる断熱層を形成してなるコンクリート製液体
容器の断熱構造及び断熱層施工装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】液体容器を構成するコンクリート製壁の
表面に上記のようなPUFと表面材とからなる断熱層を
施工現場での両者の連続一体成型により形成する断熱施
工法は本出願人によって既に開発され、例えば特願平1
1−363014号等によって特許出願されている。そ
の特許出願されている断熱施工法は、ゴンドラ状昇降体
をコンクリート製壁表面に沿って上昇させ、この昇降体
の上昇に伴い壁表面との間に仕上がり断熱層の厚さに相
当する空間を形成するように表面補強材を順次繰出すと
ともに、その繰出された表面補強材と壁表面との間の空
間に硬質ウレタン原液を注入し発泡させるといった連続
一体成型によって表面補強材付きPUF、つまり、所定
の断熱層を形成するものであり、このような断熱施工法
の開発によって、壁表面にまずPUFを吹付け発泡した
後、切削成形し、そのPUFの表面に接着剤を塗布した
上、表面補強材をPUF表面に接着するといった多段階
工程で所定の断熱層を形成していた従来の施工法に比べ
て、接着剤塗布作業や吹付け発泡によってばらつきやす
いPUFの厚さを一定に揃えるためのPUF表面の切削
作業を不要にして施工工数及び施工コストの著しい削減
を図れるだけでなく、吹付け発泡時に見られるミストや
PUF表面の切削に伴う粉塵の発生もなくなり、作業環
境の大幅な改善が図れ、さらに断熱層の厚み精度の向上
が図れるといった数々の施工効果を得ることに成功して
いる。
表面に上記のようなPUFと表面材とからなる断熱層を
施工現場での両者の連続一体成型により形成する断熱施
工法は本出願人によって既に開発され、例えば特願平1
1−363014号等によって特許出願されている。そ
の特許出願されている断熱施工法は、ゴンドラ状昇降体
をコンクリート製壁表面に沿って上昇させ、この昇降体
の上昇に伴い壁表面との間に仕上がり断熱層の厚さに相
当する空間を形成するように表面補強材を順次繰出すと
ともに、その繰出された表面補強材と壁表面との間の空
間に硬質ウレタン原液を注入し発泡させるといった連続
一体成型によって表面補強材付きPUF、つまり、所定
の断熱層を形成するものであり、このような断熱施工法
の開発によって、壁表面にまずPUFを吹付け発泡した
後、切削成形し、そのPUFの表面に接着剤を塗布した
上、表面補強材をPUF表面に接着するといった多段階
工程で所定の断熱層を形成していた従来の施工法に比べ
て、接着剤塗布作業や吹付け発泡によってばらつきやす
いPUFの厚さを一定に揃えるためのPUF表面の切削
作業を不要にして施工工数及び施工コストの著しい削減
を図れるだけでなく、吹付け発泡時に見られるミストや
PUF表面の切削に伴う粉塵の発生もなくなり、作業環
境の大幅な改善が図れ、さらに断熱層の厚み精度の向上
が図れるといった数々の施工効果を得ることに成功して
いる。
【0003】ところで、本出願人が開発した上記の断熱
施工法によって形成される断熱構造は、PUFと表面補
強材とからなる断熱層であり、この断熱層による断熱効
果を長期間に亘って安定よく維持するためには、コンク
リート製壁体を通過して内部に侵入する水分、水蒸気に
よりPUFの断熱性能が損なわれないような遮蔽性を保
持させることが重要である。この断熱層基部に遮蔽性を
保持させる手段としては、(a)コンクリート製壁の表
面に鋼製の薄板ライナをコンクリート製壁部材中に埋め
込まれるアンカーにより固定保持させて遮蔽層を形成し
たり、(b)エポキシ樹脂等のプラスチック材料をガラ
ス繊維や炭素繊維等で補強しながらコンクリート製壁の
表面に多層状に塗布することにより繊維補強プラスチッ
ク(FRP)製のライナによる遮蔽層を形成したり、
(c)コンクリート製壁の表面に、ポリウレタンコンパ
ウンド等の液密性、気密性を有する塗膜材を塗布して遮
蔽層を形成したりする手段が考えられる。
施工法によって形成される断熱構造は、PUFと表面補
強材とからなる断熱層であり、この断熱層による断熱効
果を長期間に亘って安定よく維持するためには、コンク
リート製壁体を通過して内部に侵入する水分、水蒸気に
よりPUFの断熱性能が損なわれないような遮蔽性を保
持させることが重要である。この断熱層基部に遮蔽性を
保持させる手段としては、(a)コンクリート製壁の表
面に鋼製の薄板ライナをコンクリート製壁部材中に埋め
込まれるアンカーにより固定保持させて遮蔽層を形成し
たり、(b)エポキシ樹脂等のプラスチック材料をガラ
ス繊維や炭素繊維等で補強しながらコンクリート製壁の
表面に多層状に塗布することにより繊維補強プラスチッ
ク(FRP)製のライナによる遮蔽層を形成したり、
(c)コンクリート製壁の表面に、ポリウレタンコンパ
ウンド等の液密性、気密性を有する塗膜材を塗布して遮
蔽層を形成したりする手段が考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような遮蔽層形成手段は、いずれもPUFと表面補強
材との一体成型による断熱層施工とは別個に、鋼製薄板
ライナやFRPライナの取付け及びアンカー等の多くの
取付具を必要とするとか、あるいは、高所作業を含む塗
膜材の塗布工程を必要とするなど、多大な施工手間及び
施工コストを要し、かつ、作業の安全性の面でも問題が
ある。また、(a)の場合は、コンクリートの水和反応
の進行や乾燥あるいは温度変化に起因したコンクリート
製壁体の収縮歪等によって隙間やライナ座屈が生じやす
く、水分、水蒸気の浸透、通過に対する遮蔽性能の信頼
性に欠け、さらに、(b),(c)の場合は、塗布のば
らつきなどによって遮断性能の面で確実性に欠けるとい
う問題がある。
たような遮蔽層形成手段は、いずれもPUFと表面補強
材との一体成型による断熱層施工とは別個に、鋼製薄板
ライナやFRPライナの取付け及びアンカー等の多くの
取付具を必要とするとか、あるいは、高所作業を含む塗
膜材の塗布工程を必要とするなど、多大な施工手間及び
施工コストを要し、かつ、作業の安全性の面でも問題が
ある。また、(a)の場合は、コンクリートの水和反応
の進行や乾燥あるいは温度変化に起因したコンクリート
製壁体の収縮歪等によって隙間やライナ座屈が生じやす
く、水分、水蒸気の浸透、通過に対する遮蔽性能の信頼
性に欠け、さらに、(b),(c)の場合は、塗布のば
らつきなどによって遮断性能の面で確実性に欠けるとい
う問題がある。
【0005】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、施工手間及び施工コストの大幅な節減並びに
作業の安全性を確保しつつ、確実かつ信頼性の高い遮蔽
性能を確保して所定の断熱効果を長期間に亘って安定よ
く維持することができるコンクリート製液体容器の断熱
構造を提供することを主たる目的としている。
たもので、施工手間及び施工コストの大幅な節減並びに
作業の安全性を確保しつつ、確実かつ信頼性の高い遮蔽
性能を確保して所定の断熱効果を長期間に亘って安定よ
く維持することができるコンクリート製液体容器の断熱
構造を提供することを主たる目的としている。
【0006】本発明の他の目的は、上記のごとき断熱効
果の信頼性が高い断熱層をコンクリート製壁の表面全域
に亘って均質に、しかも、非常に能率よく形成すること
ができるコンクリート製液体容器の断熱層施工装置を提
供できるようにする点にある。
果の信頼性が高い断熱層をコンクリート製壁の表面全域
に亘って均質に、しかも、非常に能率よく形成すること
ができるコンクリート製液体容器の断熱層施工装置を提
供できるようにする点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記主たる目的を達成す
るために、本発明の請求項1に係るコンクリート製液体
容器の断熱構造は、液体容器を構成するコンクリート製
壁の表面に、流体不浸透性でかつ柔軟性を有する金属箔
もしくは軽金属箔の少なくとも片面にガラス繊維織物も
しくは化学繊維織物を積層してなる液密・気密用シート
状ライナを樹脂接着して遮蔽層が形成され、この遮蔽層
の表面に、硬質ウレタンフォーム及び表面補強材からな
る断熱層が形成されていることを特徴とするものであ
る。
るために、本発明の請求項1に係るコンクリート製液体
容器の断熱構造は、液体容器を構成するコンクリート製
壁の表面に、流体不浸透性でかつ柔軟性を有する金属箔
もしくは軽金属箔の少なくとも片面にガラス繊維織物も
しくは化学繊維織物を積層してなる液密・気密用シート
状ライナを樹脂接着して遮蔽層が形成され、この遮蔽層
の表面に、硬質ウレタンフォーム及び表面補強材からな
る断熱層が形成されていることを特徴とするものであ
る。
【0008】また、本発明の請求項2に係るコンクリー
ト製液体容器の断熱層施工装置は、上記のごとき遮蔽層
(遮蔽性能)を備えた断熱層を形成する際に用いられる
ものであって、コンクリート製壁の表面に沿って昇降自
在に吊持される昇降体が設けられ、この昇降体には、流
体不浸透性でかつ柔軟性を有する金属箔もしくは軽金属
箔の少なくとも片面にガラス繊維織物もしくは化学繊維
織物を積層してなる液密・気密用シート状ライナを巻取
り保持し、かつ、上記昇降体の上昇に伴ってシート状ラ
イナを上記コンクリート製壁の表面に順次繰出し可能な
シート状ライナ供給装置と、該シート状ライナ供給装置
から繰出されるシート状ライナのコンクリート壁表面側
の面に接着剤を塗布する接着剤塗布装置と、接着剤塗布
後のシート状ライナをコンクリート製壁表面に押し当て
接着して遮蔽層を形成する押し当て接着ローラとが装備
されている一方、上記昇降体の下部には、該昇降体と一
体に昇降可能な断熱層施工用昇降体が一体に連設され、
この断熱層施工用昇降体には、上記コンクリート製壁表
面上の遮蔽層との間に仕上がり断熱層厚さに相当する空
間を隔てて表面補強材を順次繰出し可能な供給装置と、
その繰出し表面補強材と上記遮蔽層との間に硬質ウレタ
ン原液を注入するウレタン注入発泡装置とが装備されて
いることを特徴とするものである。
ト製液体容器の断熱層施工装置は、上記のごとき遮蔽層
(遮蔽性能)を備えた断熱層を形成する際に用いられる
ものであって、コンクリート製壁の表面に沿って昇降自
在に吊持される昇降体が設けられ、この昇降体には、流
体不浸透性でかつ柔軟性を有する金属箔もしくは軽金属
箔の少なくとも片面にガラス繊維織物もしくは化学繊維
織物を積層してなる液密・気密用シート状ライナを巻取
り保持し、かつ、上記昇降体の上昇に伴ってシート状ラ
イナを上記コンクリート製壁の表面に順次繰出し可能な
シート状ライナ供給装置と、該シート状ライナ供給装置
から繰出されるシート状ライナのコンクリート壁表面側
の面に接着剤を塗布する接着剤塗布装置と、接着剤塗布
後のシート状ライナをコンクリート製壁表面に押し当て
接着して遮蔽層を形成する押し当て接着ローラとが装備
されている一方、上記昇降体の下部には、該昇降体と一
体に昇降可能な断熱層施工用昇降体が一体に連設され、
この断熱層施工用昇降体には、上記コンクリート製壁表
面上の遮蔽層との間に仕上がり断熱層厚さに相当する空
間を隔てて表面補強材を順次繰出し可能な供給装置と、
その繰出し表面補強材と上記遮蔽層との間に硬質ウレタ
ン原液を注入するウレタン注入発泡装置とが装備されて
いることを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にもとづいて説明する。図1は本発明の請求項1に係る
コンクリート製液体容器の断熱構造を得るために用いら
れる請求項2に係るコンクリート製液体容器の断熱層施
工装置の概略構成及び断熱施工状況の概要を示す側面
図、図2はその正面図である。この断熱施工装置Aは、
図1に示すように、LNG等の低温液化ガスを貯蔵する
タンク(液体容器の一例)の内槽1とこの内槽1の外周
を取り囲むコンクリート製外槽20との間の環状空間3
0に設置されて、外槽20の表面(コンクリート製壁の
表面の一例)に液密・気密用シート状ライナ5から形成
される遮蔽層6を施工すると共に、その遮蔽層6の表面
にPUF2及び該PUF2の表面を覆い補強する表面補
強材の一例としてのガラスメッシュ3からなる断熱層4
を施工するように構成されている。詳述すると、上記断
熱層施工装置Aは、図1及び図2に示すように、低温液
化ガス貯蔵タンクの内槽1とコンクリート製外槽20と
の間の頂部付近に設置のトロリービーム(図示省略)な
どから垂下した吊りワイヤ−21の下端部に係止保持さ
れて、巻取ドラムなどの回転に伴い上記コンクリート製
外槽20の表面20Aに沿って昇降自在に吊持されるゴ
ンドラ状の昇降体10と、この昇降体10の下部に該昇
降体10と一体に昇降可能な状態で連設された断熱層施
工用昇降体18とを備えている。
にもとづいて説明する。図1は本発明の請求項1に係る
コンクリート製液体容器の断熱構造を得るために用いら
れる請求項2に係るコンクリート製液体容器の断熱層施
工装置の概略構成及び断熱施工状況の概要を示す側面
図、図2はその正面図である。この断熱施工装置Aは、
図1に示すように、LNG等の低温液化ガスを貯蔵する
タンク(液体容器の一例)の内槽1とこの内槽1の外周
を取り囲むコンクリート製外槽20との間の環状空間3
0に設置されて、外槽20の表面(コンクリート製壁の
表面の一例)に液密・気密用シート状ライナ5から形成
される遮蔽層6を施工すると共に、その遮蔽層6の表面
にPUF2及び該PUF2の表面を覆い補強する表面補
強材の一例としてのガラスメッシュ3からなる断熱層4
を施工するように構成されている。詳述すると、上記断
熱層施工装置Aは、図1及び図2に示すように、低温液
化ガス貯蔵タンクの内槽1とコンクリート製外槽20と
の間の頂部付近に設置のトロリービーム(図示省略)な
どから垂下した吊りワイヤ−21の下端部に係止保持さ
れて、巻取ドラムなどの回転に伴い上記コンクリート製
外槽20の表面20Aに沿って昇降自在に吊持されるゴ
ンドラ状の昇降体10と、この昇降体10の下部に該昇
降体10と一体に昇降可能な状態で連設された断熱層施
工用昇降体18とを備えている。
【0010】上記ゴンドラ状昇降体10には、上記液密
・気密用シート状ライナ5をロール状に巻回保持すると
ともに、昇降体10の上昇に伴い案内ローラ22を経て
コンクリート製外槽20の表面20Aにシート状ライナ
5を順次繰出し可能なシート状ライナ供給装置11と、
このライナ供給装置11から繰出されるシート状ライナ
5の巻取内面、すなわち、コンクリート製外槽20の表
面20A側の面に樹脂接着剤を自動塗布する接着剤塗布
装置12と、接着剤塗布後のシート状ライナ5をコンク
リート製外槽20の表面20Aに押し当て接着して上記
遮蔽層6を形成する押し当て接着ローラ13とが装備さ
れている。
・気密用シート状ライナ5をロール状に巻回保持すると
ともに、昇降体10の上昇に伴い案内ローラ22を経て
コンクリート製外槽20の表面20Aにシート状ライナ
5を順次繰出し可能なシート状ライナ供給装置11と、
このライナ供給装置11から繰出されるシート状ライナ
5の巻取内面、すなわち、コンクリート製外槽20の表
面20A側の面に樹脂接着剤を自動塗布する接着剤塗布
装置12と、接着剤塗布後のシート状ライナ5をコンク
リート製外槽20の表面20Aに押し当て接着して上記
遮蔽層6を形成する押し当て接着ローラ13とが装備さ
れている。
【0011】上記シート状ライナ供給装置11から繰出
されるシート状ライナ5は、図3に明示するように、ア
ルミニウムやステンレス、インバー合金などのように、
液密性、気密性に優れた流体不浸透性で、かつ、20〜
100μmの厚さで柔軟性を有する金属箔または軽金属
箔5Aの両面にガラス繊維織物もしくは合成化学繊維織
物5B,5Bを積層してなる繊維補強金属箔または軽金
属箔である。
されるシート状ライナ5は、図3に明示するように、ア
ルミニウムやステンレス、インバー合金などのように、
液密性、気密性に優れた流体不浸透性で、かつ、20〜
100μmの厚さで柔軟性を有する金属箔または軽金属
箔5Aの両面にガラス繊維織物もしくは合成化学繊維織
物5B,5Bを積層してなる繊維補強金属箔または軽金
属箔である。
【0012】一方、上記ゴンドラ状昇降体10の下部に
一体連設されている断熱層施工用昇降体18には、昇降
体10の上昇に伴い先行形成される遮蔽層6の表面との
間にPUF2による断熱層4の仕上がり厚みに相当する
空間Sを形成可能な矩形状の押え板8と、ガラスメッシ
ュなどの表面補強材3をロール状に巻回保持し、かつ、
昇降体18の上昇に伴い案内ローラ23,24を経て上
記空間Sに表面補強材3を順次繰出し可能な供給装置1
6と、昇降体18内の上部位置に配置されて押え板8で
支持された繰出し表面補強材3と遮蔽層6との間にウレ
タン原液を注入するウレタン注入ヘッド17A及びその
注入ヘッド17Aを水平横方向に往復移動させるための
トラバーサ17Bからなるウレタン注入発泡装置17と
が装備されている。
一体連設されている断熱層施工用昇降体18には、昇降
体10の上昇に伴い先行形成される遮蔽層6の表面との
間にPUF2による断熱層4の仕上がり厚みに相当する
空間Sを形成可能な矩形状の押え板8と、ガラスメッシ
ュなどの表面補強材3をロール状に巻回保持し、かつ、
昇降体18の上昇に伴い案内ローラ23,24を経て上
記空間Sに表面補強材3を順次繰出し可能な供給装置1
6と、昇降体18内の上部位置に配置されて押え板8で
支持された繰出し表面補強材3と遮蔽層6との間にウレ
タン原液を注入するウレタン注入ヘッド17A及びその
注入ヘッド17Aを水平横方向に往復移動させるための
トラバーサ17Bからなるウレタン注入発泡装置17と
が装備されている。
【0013】次に、上記のような構成の断熱層施工装置
Aを用いて低温液化ガスタンクにおけるコンクリート製
外槽20の表面20Aに遮蔽層6及び断熱層4を施工す
る要領について簡単に説明する。施工装置Aにおける上
部の昇降体10側の押し当て接着ローラ13がコンクリ
ート製外槽20の表面20Aとの間に施工予定の遮蔽層
6の厚みに相当する隙間を隔てて位置され、かつ、下部
の昇降体18側の押え板8が先行形成される遮蔽層6の
表面との間に施工予定の断熱層4の仕上がり厚みに相当
する空間Sが形成される状態に上下両昇降体10,18
をセットした後、これら昇降体10,18を巻取ドラム
の駆動回転に伴い吊りワイヤー21を介してコンクリー
ト製外槽20の表面20Aに沿って下方から上方へ向け
て上昇させる。これら昇降体10,18のうち、先行す
る上部の昇降体10の上昇に伴って、図1に示すよう
に、まず、シート状ライナ供給装置11にロール状に巻
回保持されているシート状ライナ5が案内ローラー22
を経て順次繰出されるとともに、その繰出されるシート
状ライナ5の巻取内面に接着剤塗布装置12により樹脂
接着剤が自動塗布される。
Aを用いて低温液化ガスタンクにおけるコンクリート製
外槽20の表面20Aに遮蔽層6及び断熱層4を施工す
る要領について簡単に説明する。施工装置Aにおける上
部の昇降体10側の押し当て接着ローラ13がコンクリ
ート製外槽20の表面20Aとの間に施工予定の遮蔽層
6の厚みに相当する隙間を隔てて位置され、かつ、下部
の昇降体18側の押え板8が先行形成される遮蔽層6の
表面との間に施工予定の断熱層4の仕上がり厚みに相当
する空間Sが形成される状態に上下両昇降体10,18
をセットした後、これら昇降体10,18を巻取ドラム
の駆動回転に伴い吊りワイヤー21を介してコンクリー
ト製外槽20の表面20Aに沿って下方から上方へ向け
て上昇させる。これら昇降体10,18のうち、先行す
る上部の昇降体10の上昇に伴って、図1に示すよう
に、まず、シート状ライナ供給装置11にロール状に巻
回保持されているシート状ライナ5が案内ローラー22
を経て順次繰出されるとともに、その繰出されるシート
状ライナ5の巻取内面に接着剤塗布装置12により樹脂
接着剤が自動塗布される。
【0014】その後、接着剤が塗布されたシート状ライ
ナ5は押し当て接着ローラ13によりコンクリート製外
槽20の表面20Aに押し当てられて樹脂接着され、こ
れによって、コンクリート製外槽20の表面20Aに図
4に示すような断面の遮蔽層6が連続的に形成される。
ナ5は押し当て接着ローラ13によりコンクリート製外
槽20の表面20Aに押し当てられて樹脂接着され、こ
れによって、コンクリート製外槽20の表面20Aに図
4に示すような断面の遮蔽層6が連続的に形成される。
【0015】引き続いて、下部の昇降体18の上昇に伴
って、図1に示すように、表面補強材供給装置16にロ
ール状に巻回保持されている表面補強材3が案内ローラ
23及び押し当てローラ24を経て、先行形成された遮
蔽層6の表面と押え板8との間の空間Sに順次繰出され
ると同時に、その繰出された表面補強材3と遮蔽層6と
の間に、トラバーサ17Bを介して水平横方向に往復移
動されるウレタン注入ヘッド17Aからウレタン原液が
注入され発泡される。この発泡されたウレタンはゲル状
〜半硬化を経て硬化し、図4に示すように、遮蔽層6の
表面上にPUF2と表面補強材3とが一体成型された断
熱層4が連続的に形成される。
って、図1に示すように、表面補強材供給装置16にロ
ール状に巻回保持されている表面補強材3が案内ローラ
23及び押し当てローラ24を経て、先行形成された遮
蔽層6の表面と押え板8との間の空間Sに順次繰出され
ると同時に、その繰出された表面補強材3と遮蔽層6と
の間に、トラバーサ17Bを介して水平横方向に往復移
動されるウレタン注入ヘッド17Aからウレタン原液が
注入され発泡される。この発泡されたウレタンはゲル状
〜半硬化を経て硬化し、図4に示すように、遮蔽層6の
表面上にPUF2と表面補強材3とが一体成型された断
熱層4が連続的に形成される。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1によれ
ば、PUFと表面補強材とからなる断熱層の断熱効果を
長期間に亘って安定よく維持するための遮蔽性を保持す
る手段として、コンクリート製壁の表面に流体不浸透性
の金属箔もしくは軽金属箔とこれを補強するガラス繊維
織物もしくは化学繊維織物との積層体からなる柔軟性の
ある液密・気密用シート状ライナを樹脂接着して遮蔽層
を形成する手段を採用することによって、鋼製薄板ライ
ナやFRPライナを取り付けて遮蔽性を保持する手段に
比べて施工が非常に容易で施工手間及び施工コストの大
幅な節減を図ることができるものでありながら、遮蔽層
を形成する液密・気密用シート状ライナをコンクリート
製壁の表面に密着させて隙間の発生や、遮蔽層自体の歪
の発生を抑制することができるので、水分や水蒸気のコ
ンクリート製壁体に対する浸透、通過を確実に防止し得
る優れた遮蔽性能を確保して所定の断熱効果を長期間に
亘って確実かつ安定よく維持することができるという効
果を奏する。
ば、PUFと表面補強材とからなる断熱層の断熱効果を
長期間に亘って安定よく維持するための遮蔽性を保持す
る手段として、コンクリート製壁の表面に流体不浸透性
の金属箔もしくは軽金属箔とこれを補強するガラス繊維
織物もしくは化学繊維織物との積層体からなる柔軟性の
ある液密・気密用シート状ライナを樹脂接着して遮蔽層
を形成する手段を採用することによって、鋼製薄板ライ
ナやFRPライナを取り付けて遮蔽性を保持する手段に
比べて施工が非常に容易で施工手間及び施工コストの大
幅な節減を図ることができるものでありながら、遮蔽層
を形成する液密・気密用シート状ライナをコンクリート
製壁の表面に密着させて隙間の発生や、遮蔽層自体の歪
の発生を抑制することができるので、水分や水蒸気のコ
ンクリート製壁体に対する浸透、通過を確実に防止し得
る優れた遮蔽性能を確保して所定の断熱効果を長期間に
亘って確実かつ安定よく維持することができるという効
果を奏する。
【0017】また、本発明の請求項2によれば、上下に
一体連設された昇降体をコンクリート製壁の表面に沿っ
て上昇させるだけの一工程で、液密・気密用シート状ラ
イナの繰出しと接着剤の塗布並びに壁表面への押し当て
接着といった遮蔽層形成のための一連の作業工程と、表
面補強材の繰出しとその繰出し表面補強材と壁表面との
間の空間に硬質ウレタン原液を注入し発泡させるといっ
た表面補強材付きPUF、つまり、所定の断熱層形成の
ための一連の作業工程とを自動的かつ連続的に行なえて
遮蔽層の存在による断熱効果の高い断熱層の施工能率の
著しい向上と施工コストの著しい低減とを図ることがで
きるとともに、高所作業を無くして作業の安全性を確保
することができる。しかも、遮蔽層及び断熱層の連続一
体成型によってコンクリート製壁の表面全域に亘り均質
な遮蔽層付き断熱層を形成することが可能で、コンクリ
ート製壁表面全体の断熱性能の耐久性の顕著な向上を図
ることができるという効果を奏する。
一体連設された昇降体をコンクリート製壁の表面に沿っ
て上昇させるだけの一工程で、液密・気密用シート状ラ
イナの繰出しと接着剤の塗布並びに壁表面への押し当て
接着といった遮蔽層形成のための一連の作業工程と、表
面補強材の繰出しとその繰出し表面補強材と壁表面との
間の空間に硬質ウレタン原液を注入し発泡させるといっ
た表面補強材付きPUF、つまり、所定の断熱層形成の
ための一連の作業工程とを自動的かつ連続的に行なえて
遮蔽層の存在による断熱効果の高い断熱層の施工能率の
著しい向上と施工コストの著しい低減とを図ることがで
きるとともに、高所作業を無くして作業の安全性を確保
することができる。しかも、遮蔽層及び断熱層の連続一
体成型によってコンクリート製壁の表面全域に亘り均質
な遮蔽層付き断熱層を形成することが可能で、コンクリ
ート製壁表面全体の断熱性能の耐久性の顕著な向上を図
ることができるという効果を奏する。
【図1】本発明の請求項1に係るコンクリート製壁表面
の断熱構造を得るために用いられる請求項2に係るコン
クリート製液体容器の断熱層施工装置の概略構成及び断
熱施工状況の概要を示す側面図である。
の断熱構造を得るために用いられる請求項2に係るコン
クリート製液体容器の断熱層施工装置の概略構成及び断
熱施工状況の概要を示す側面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】遮蔽層形成用の液密・気密用シート状ライナの
拡大斜視図である。
拡大斜視図である。
【図4】施工された遮蔽層付き断熱層の拡大断面図であ
る。
る。
【符号の説明】
1 低温液化ガスタンクの内槽
20 タンクの外槽(コンクリート製壁の一例)
20A 外槽表面
3 表面補強材(ガラスメッシュ他)
4 断熱層
5 液密・気密用シート状ライナ
5A 金属箔もしくは軽金属箔
5B ガラス繊維織物もしくは合成化学繊維織物
6 遮蔽層
8 押え板
10,18 昇降体
11 シート状ライナ供給装置
12 接着剤塗布装置
13 押し当て接着ローラ
16 表面補強材供給装置
17 ウレタン注入発泡装置
S 空間
フロントページの続き
(72)発明者 西崎 丈能
大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号
大阪瓦斯株式会社内
(72)発明者 宮川 公一
大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号
大阪瓦斯株式会社内
(72)発明者 鎌田 文男
東京都港区港南2丁目15番2号 株式会社
大林組東京本社内
(72)発明者 古田 俊彦
大阪府大阪市西区江戸堀1丁目17番18号
東洋ゴム工業株式会社内
Fターム(参考) 2E001 DD01 FA30 GA22 GA24 HA04
HA33 HB03 HB04 HD03 LA04
3E070 AA03 AB32 DA03 NA06 NA07
QA04
3E073 AA01 CA01 CB02 CB05 CC04
CC05 CD04
Claims (2)
- 【請求項1】 液体容器を構成するコンクリート製壁の
表面に、硬質ウレタンフォームとその表面を補強・保護
する表面補強材とからなる断熱層を形成してなるコンク
リート製液体容器の断熱構造であって、 上記コンクリート製壁の表面には、流体不浸透性でかつ
柔軟性を有する金属箔もしくは軽金属箔の少なくとも片
面にガラス繊維織物もしくは化学繊維織物を積層してな
る液密・気密用シート状ライナを樹脂接着して遮蔽層が
形成され、 この遮蔽層の表面には、硬質ウレタンフォーム及び表面
補強材からなる断熱層が形成されていることを特徴とす
るコンクリート製液体容器の断熱構造。 - 【請求項2】 液体容器を構成するコンクリート製壁の
表面に、硬質ウレタンフォームとその表面を補強・保護
する表面補強材とからなる断熱層を現場施工する際に用
いられるコンクリート製液体容器の断熱層施工装置であ
って、 上記コンクリート製壁表面に沿って昇降自在に吊持され
る昇降体が設けられ、 この昇降体には、流体不浸透性でかつ柔軟性を有する金
属箔もしくは軽金属箔の少なくとも片面にガラス繊維織
物もしくは化学繊維織物を積層してなる液密・気密用シ
ート状ライナを巻取り保持し、かつ、上記昇降体の上昇
に伴ってシート状ライナを上記コンクリート製壁の表面
に順次繰出し可能なシート状ライナ供給装置と、該シー
ト状ライナ供給装置から繰出されるシート状ライナのコ
ンクリート壁表面側の面に接着剤を塗布する接着剤塗布
装置と、接着剤塗布後のシート状ライナをコンクリート
製壁の表面に押し当て接着して遮蔽層を形成する押し当
て接着ローラとが装備されている一方、 上記昇降体の下部には、該昇降体と一体に昇降可能な断
熱層施工用昇降体が一体に連設され、 この断熱層施工用昇降体には、上記コンクリート製壁表
面上の遮蔽層との間に仕上がり断熱層厚さに相当する空
間を隔てて表面補強材を順次繰出し可能な表面材供給装
置と、その繰出し表面補強材と上記遮蔽層との間に硬質
ウレタン原液を注入するウレタン注入発泡装置とが装備
されていることを特徴とするコンクリート製液体容器の
断熱層施工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001230159A JP2003042394A (ja) | 2001-07-30 | 2001-07-30 | コンクリート製液体容器の断熱構造及び断熱層施工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001230159A JP2003042394A (ja) | 2001-07-30 | 2001-07-30 | コンクリート製液体容器の断熱構造及び断熱層施工装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003042394A true JP2003042394A (ja) | 2003-02-13 |
Family
ID=19062406
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001230159A Pending JP2003042394A (ja) | 2001-07-30 | 2001-07-30 | コンクリート製液体容器の断熱構造及び断熱層施工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003042394A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105908843A (zh) * | 2016-04-26 | 2016-08-31 | 中国化学工程第三建设有限公司 | 一种双层拱顶储罐同步倒装施工方法 |
CN105952228A (zh) * | 2016-04-26 | 2016-09-21 | 中国化学工程第三建设有限公司 | 一种内罐顶为平吊顶的双层储罐施工方法 |
CN107643781A (zh) * | 2017-09-12 | 2018-01-30 | 合肥美的电冰箱有限公司 | 酒柜及其控制方法和控制装置 |
CN117589657A (zh) * | 2024-01-19 | 2024-02-23 | 四川国齐检测技术有限公司 | 一种水利工程混凝土材料防水实验设备和方法 |
-
2001
- 2001-07-30 JP JP2001230159A patent/JP2003042394A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105908843A (zh) * | 2016-04-26 | 2016-08-31 | 中国化学工程第三建设有限公司 | 一种双层拱顶储罐同步倒装施工方法 |
CN105952228A (zh) * | 2016-04-26 | 2016-09-21 | 中国化学工程第三建设有限公司 | 一种内罐顶为平吊顶的双层储罐施工方法 |
CN105952228B (zh) * | 2016-04-26 | 2018-05-11 | 中国化学工程第三建设有限公司 | 一种内罐顶为平吊顶的双层储罐施工方法 |
CN107643781A (zh) * | 2017-09-12 | 2018-01-30 | 合肥美的电冰箱有限公司 | 酒柜及其控制方法和控制装置 |
CN117589657A (zh) * | 2024-01-19 | 2024-02-23 | 四川国齐检测技术有限公司 | 一种水利工程混凝土材料防水实验设备和方法 |
CN117589657B (zh) * | 2024-01-19 | 2024-04-12 | 四川国齐检测技术有限公司 | 一种水利工程混凝土材料防水实验设备和方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6723273B2 (en) | Curable liquid sealant used as vacuum bag in composite manufacturing | |
US8420002B2 (en) | Method of RTM molding | |
ES2211786T3 (es) | Procedimiento y dispositivo para producir componentes reforzados con fibras por medio de un procedimiento de inyeccion. | |
JP2007513800A5 (ja) | ||
JP4504976B2 (ja) | 真空利用プライ配置シューおよび方法 | |
US20020178992A1 (en) | Conformable composite structural member and method therefor | |
US6378836B1 (en) | Lay-up mold | |
ES2374146T3 (es) | Material plano flexible multicapa. | |
US20130139945A1 (en) | Supporting profiled element, method for producing a supporting profiled element, and use of said supporting profiled element in a method for producing a reinforced vehicle fuselage component | |
JP2003042394A (ja) | コンクリート製液体容器の断熱構造及び断熱層施工装置 | |
CA3017455C (en) | Method for manufacturing composite material | |
JP4785981B1 (ja) | コンクリート用養生シート | |
JP3656011B2 (ja) | 低温タンク壁面の断熱層施工法及びその施工装置 | |
JP2002155509A (ja) | コンクリート構造物の補強構造および補強方法 | |
US10549907B2 (en) | Portable containment system for hazardous or other materials | |
JP2011202454A (ja) | コンクリートの養生シートと、養生装置、及びその装置を用いた養生方法 | |
JP2020190139A (ja) | フォーム施工機、及びフォーム施工方法 | |
JP2006283445A (ja) | 硬質ポリウレタンフォーム断熱層の施工方法 | |
JP2002284288A (ja) | 壁面の断熱層施工法 | |
RU2423315C1 (ru) | Способ изготовления домкрата-подушки и домкрат-подушка | |
JP2002211686A (ja) | コンクリート製構造物の遮蔽構造及び遮蔽層施工方法 | |
JP5137433B2 (ja) | 低温タンク壁面の断熱層施工法 | |
US11511502B2 (en) | Method for securing core to tool during machining | |
TWI413724B (zh) | 利用碳纖維之既存構造物的補強方法 | |
JP7033022B2 (ja) | 繊維強化パネル及びその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040610 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060912 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061003 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070213 |