JP2003041423A - ケータリングキャップ - Google Patents

ケータリングキャップ

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JP2003041423A
JP2003041423A JP2001221985A JP2001221985A JP2003041423A JP 2003041423 A JP2003041423 A JP 2003041423A JP 2001221985 A JP2001221985 A JP 2001221985A JP 2001221985 A JP2001221985 A JP 2001221985A JP 2003041423 A JP2003041423 A JP 2003041423A
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JP
Japan
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cap
catering
hair band
hair
head
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001221985A
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English (en)
Inventor
Minoru Ota
実 大田
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WAKO IRYO KK
Original Assignee
WAKO IRYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】被り易く、着用感が良好で、頭髪を容易に覆う
ことができ、また頭の汗を効果的に吸収することができ
るケータリングキャップを提供する。 【解決手段】ケータリングキャップは、クラウン部1が
網状のメッシュ地で形成され、クラウン部1の開口周縁
部に、吸水性と伸縮性を有するヘアーバンド部2が縫着
される。ヘアーバンド部2は、合成繊維弾性糸またはウ
ーリー糸を使用して製編された円筒状のリップル編物を
任意の高さに裁断して、それを二重に折り曲げ、その縁
部を巻き縫いして形成され、クラウン部1の開口周縁部
をその巻き縫い部分に沿って縫着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給食を調理する給
食用厨房や食品を加工する食品加工場等で作業する作業
者が被るケータリングキャップに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、給食を調理する給食用厨房にお
いては、料理の安全性が最も重要視されるため、そこで
作業する人は、髪の毛等が料理に混入しないようにする
ために、必ずケータリングキャップを被って作業するよ
うにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの種のケータ
リングキャップは、一般に、三角巾式の帽子やコック帽
に近似した帽子等が使用されていたが、このようなキャ
ップは、一般に伸縮性が乏しいために、あまりきつく被
ると、装用感が非常に悪く、また、緩く被ると、キャッ
プが外れ易くなる。さらに、従来のキャップは、頭を隙
間なく包むように被ることが難しく、頭髪がキャップの
下から露出して、髪の毛が厨房内に落ち易いという問題
があった。
【0004】また、給食用厨房や食品の加工工場は、一
般に、ガス等の加熱器を使うために必然的に温度が上昇
し、作業者は、大型の釜や容器内等で多量の食品を混ぜ
たりする運動量の多い作業を行なうことから、従来のケ
ータリングキャップでは、頭が熱くなり易く、頭から汗
が出た場合には、その汗をキャップが吸収しにくく、汗
が作業者の目に入ったりする等の問題があった。
【0005】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、被り易く、着用感が良好で、頭髪を容易に覆うこと
ができ、また頭の汗を効果的に吸収することができるケ
ータリングキャップを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のケータリングキャップは、クラウン部が網
状のメッシュ地で形成され、クラウン部の開口周縁部
に、吸水性と伸縮性を有するヘアーバンド部が縫着され
ていることを特徴とする。
【0007】ここで、ヘアーバンド部は、合成繊維弾性
糸またはウーリー糸を使用して製編された円筒状のリッ
プル編物を任意の高さに裁断して、それを二重に折り曲
げ、その縁部を巻き縫いして形成され、クラウン部の開
口周縁部をその巻き縫い部分に沿って縫着することがで
きる。
【0008】
【作用】このような構成のケータリングキャップは、給
食用厨房や食品加工場で料理をする人や作業をする人が
着用する。ケータリングキャップを頭に着用する際、ヘ
アーバンド部が良好なゴム弾性を有し、柔らかく伸縮す
るため、頭髪をキャップの内側に入れながら、簡単に頭
に被ることができる。また、頭髪を外に出さずにヘアー
バンド部を額から耳にかけて覆うように被り、頭髪をヘ
アーバンド部の内側に容易に入れることができ、作業者
の頭髪等が給食用厨房内に落ちることは防止される。
【0009】また、給食用厨房や食品の加工工場は、ガ
ス等の加熱器を使うために必然的に温度が上昇し、作業
者は、大型の釜や容器内等で多量の食品を混ぜたりする
運動量の多い作業を行なって、頭から汗が出る場合があ
るが、その汗をケータリングキャップのヘアーバンド部
が良好に吸収し、汗が作業者の目に入ったりすることを
防止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1はケータリングキャップ(ca
tering cap)の斜視図を示し、図2はその断面図を示し
ている。1は帽子のクラウン部で、人の頭を覆う程度の
大きさのメッシュ地(網目地)を使用して、底部を円形
に開口した袋状に形成される。メッシュ地は、例えばポ
リエステルの網地やレース地等により網目状に形成さ
れ、網目の大きさは、約0.5mm〜2mm程度であり、通
気性が良く、頭髪が容易に外部に出ない程度の大きさで
ある。
【0011】このクラウン部1の開口周縁部に、充分な
吸水性と伸縮性を有するヘアーバンド部2が縫着されて
いる。ヘアーバンド部2は、例えばゴム弾性を有するポ
リウレタン弾性糸、ポリエステルウーリー糸、またはナ
イロンウーリー糸等を使用して編製されたリップル編物
から作られる。リップル編物は、例えば丸編み式の自動
靴下編み機を使用して円筒状に編むことができ、良好な
ゴム弾性と吸水性を持った編物地となる。
【0012】ヘアーバンド部2は、このような丸編み式
の自動靴下編み機により編製されたリップル編物の円筒
状の生地を、適当な幅(高さ)に裁断し、それを二重に
折り曲げてバンド状にする。円筒形の生地の直径は、使
用者の頭の直径より短い例えば14cm〜16cmに形成さ
れ、適度に伸長した状態で、使用者の頭の直径となる例
えば15cm〜17cmになるように円筒状のリップル編物
は製編される。
【0013】このような円筒状の編み物として編んだリ
ップル編物は、バンドの幅の2倍程度の幅で裁断された
後 二重に折り曲げられ、その折り曲げた縁部を上記の
クラウン部1の周縁部と共にロックミシン等で、巻き縫
いして縫着する。ヘアーバンド部2内には中空部2aが
形成され、生地が二重になっているから、充分な伸縮性
と吸水性を持たせることができる。
【0014】クラウン部1の周縁部は、二重に折り曲げ
たヘアーバンド部2の周縁部に沿って縫着される。この
とき、クラウン部1の周縁部はギャザーができるように
縫着するが、ヘアーバンド部2の伸長が可能なように、
ヘアーバンド部2を伸ばした状態でクラウン部1の周縁
部を縫い付けていく。ヘアーバンド部2の円周方向の長
さは、適度に伸ばした状態で、使用者の頭の周囲の長さ
になるように形成される。
【0015】なお、ケータリングキャップのクラウン部
1やヘアーバンド部2の色は、任意の色に着色すること
ができ、エプロンの色に合わせて、カラーコーディネー
トをしたり、使用する厨房作業者等の場所に応じて決め
た色に着色することもできる。
【0016】このように構成されたケータリングキャッ
プは、給食用厨房や食品加工場で料理をする人や作業を
する人が着用する。図3に示すように、ケータリングキ
ャップを着用する際、通常のキャップと同様に、使用者
は頭に被って使用するが、頭に被る際、ヘアーバンド部
2が良好なゴム弾性を有すると共に、容易に伸縮するた
め、頭髪をキャップの内側に入れながら、簡単に頭に被
ることができる。そして、キャップのヘアーバンド部2
は、柔らかな弾性を有して頭に良くフィットするため、
頭を締め付けなくても、外れることはなく、良好な装用
感をもってキャップを使用することができる。
【0017】更に、頭髪を外に出さずにヘアーバンド部
2を額から耳にかけて覆うように、簡単にキャップを被
ることができ、外に出た頭髪はヘアーバンド部2の内側
に容易に入れることができるから、作業者の頭髪等が給
食用厨房内に落ちることは効果的に防止される。
【0018】更に、給食用厨房や食品の加工工場は、ガ
ス等の加熱器を使うために必然的に温度が上昇し、作業
者は、大型の釜や容器内等で多量の食品を混ぜたりする
運動量の多い作業を行なうことから、頭から汗が出る場
合があるが、その汗をケータリングキャップのヘアーバ
ンド部2が良好に吸収し、汗が作業者の目に入ったりす
ることを防止することができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のケータリ
ングキャップによれば、クラウン部が網状のメッシュ地
で形成され、クラウン部の開口周縁部に、吸水性と伸縮
性を有するヘアーバンド部が縫着されているから、使用
者は伸縮性があって柔らかいヘアーバンド部を頭に被る
ようにして、簡単に装着することができ、その際、頭髪
は、外に出さずに完全にキャップの中(ヘアーバンド部
の中)に入れることができる。
【0020】このために、作業者の頭髪等が給食用厨房
内に落ちることは防止される。また、ヘアーバンド部は
柔らかく適度な弾性があって、使用者の頭に良好にフィ
ットするため、頭を無理に締め付けて着用しなくても、
キャップが頭から容易に外れることはない。
【0021】さらに、給食用厨房等の作業者が作業中に
頭から汗をかいた場合でも、ヘアーバンド部によって汗
は良好に吸収され、衛生的に且つキャップの内側周囲に
べたつき感を生じさせずに、良好な着用感でキャップを
使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すケータリングキャッ
プの斜視図である。
【図2】そのケータリングキャップの断面図である。
【図3】使用状態を示すケータリングキャップの斜視図
である。
【符号の説明】
1−クラウン部 2−ヘアーバンド部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クラウン部が網状のメッシュ地で形成さ
    れ、該クラウン部の開口周縁部に、吸水性と伸縮性を有
    するヘアーバンド部が縫着されていることを特徴とする
    ケータリングキャップ。
  2. 【請求項2】 前記ヘアーバンド部は、合成繊維弾性糸
    またはウーリー糸を使用して製編された円筒状のリップ
    ル編物を任意の高さに裁断して、それを二重に折り曲
    げ、その縁部を巻き縫いして形成され、前記クラウン部
    の周縁部が巻き縫い部分に沿って縫着されていることを
    特徴とする請求項1記載のケータリングキャップ。
JP2001221985A 2001-07-23 2001-07-23 ケータリングキャップ Pending JP2003041423A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008266817A (ja) * 2007-04-18 2008-11-06 Wako Co Ltd ケータリングキャップ
WO2021224682A1 (en) * 2020-05-07 2021-11-11 Sigvaris Ag Knitted loops for masks or garments

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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