JP2003040761A - 突っ張り感を緩和された洗浄料 - Google Patents

突っ張り感を緩和された洗浄料

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗浄料に於いて、洗浄力を損なうことなく突
っ張り感を抑制する技術を提供する。 【解決手段】 洗浄料にジポリヒドロキシステアリン酸
ポリオキシエチレンを含有させる。ジポリヒドロキシス
テアリン酸ポリオキシエチレンとしては、平均分子量1
000〜3000であることが好ましい。このものの好
ましい含有量は、洗浄料全量に対する、これらの総量で
0.1〜10重量%であり、0.5〜5重量%が更に好
ましい。洗浄料としては石鹸を主成分とするものが好ま
しく、かかる石鹸を構成するのに好ましい脂肪酸は、1
気圧25℃で液体(流動性を有する)脂肪酸であり、こ
の様な液体脂肪酸の内、特に純度が高いオレイン酸であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は洗浄料に関し、更に
詳細には、洗顔料に好適な洗浄料に関する。
【0002】
【従来の技術】洗浄は身体を清潔に、且つ、健やかに保
つためには必要欠くべからざる行為であり、この様な洗
浄に於いては、石けん、アルキル硫酸塩、ポリオキシエ
チレンアルキル硫酸塩などのアニオン性界面活性剤を主
剤とする洗浄料が使用されている。これらのアニオン性
界面活性剤は、その使用部位により異なっており、例え
ば、毛髪用の洗浄料であれば、アルキル硫酸塩やポリオ
キシエチレンアルキル硫酸塩等のアルキル硫酸系界面活
性剤が、身体用の洗浄料であれば脂肪酸石けんとアルキ
ル硫酸系の界面活性剤の組み合わせたものが、顔であれ
ば、脂肪酸石けんを中心としたものが使用されている。
これら洗浄料、取り分け洗顔料など石けんを洗浄料とし
て使用する系で問題になることは、洗浄後の突っ張り感
である。これは洗浄により皮膚に必要な皮脂までもが除
去されてしまうためであり、突っ張り感がある状態では
皮膚のバリア機能も低下し、何らかの処置をしなければ
好ましくないと言われている。洗浄料の品質設計から考
えて、この突っ張り感の抑制のためには過脂剤として油
脂などを加えたりする技術が知られているが、この様な
過脂剤の添加は洗浄力そのものを損なうことが殆どであ
り、あまり好ましい対応とはいえなかった。即ち、洗浄
料に於いて、洗浄力を損なうことなく突っ張り感を抑制
する技術の開発が望まれていた。
【0003】一方、洗浄料において、ジポリヒドロキシ
ステアリン酸ポリオキシエチレンを含有するものは全く
知られておらず、従って、ジポリヒドロキシステアリン
酸ポリオキシエチレンが洗浄料に於ける突っ張り感の発
現を、洗浄力を損なうことなく、抑制する作用を有する
ことは全く知られていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この様な状
況下為されたものであり、洗浄料に於いて、洗浄力を損
なうことなく突っ張り感を抑制する技術を提供すること
を課題とする。
【0005】
【課題の解決手段】この様な状況に鑑みて、本発明者ら
は、洗浄料に於いて、洗浄力を損なうことなく突っ張り
感を抑制する手段を求めて、鋭意研究努力を重ねた結
果、ジポリヒドロキシステアリン酸ポリオキシエチレン
を含有する洗浄料にその様な特性を見出し、発明を完成
させるに至った。即ち、本発明は、以下に示す技術に関
するものである。 (1)ジポリヒドロキシステアリン酸ポリオキシエチレ
ンを含有することを特徴とする、洗浄料。 (2)脂肪酸石けんを主たる洗浄剤とすることを特徴と
する、(1)に記載の洗浄料。 (3)クリーム状であることを特徴とする、(1)又は
(2)に記載の洗浄料。 (4)洗顔料であることを特徴とする、(1)〜(3)
何れか1項に記載の洗浄料。 (5)ジポリヒドロキシステアリン酸ポリオキシエチレ
ンの含有量が、0.1〜10重量%であることを特徴と
する、(1)〜(4)何れか1項に記載の洗浄料。 (6)更に、高純度オレイン酸を含有することを特徴と
する、(1)〜(5)何れか1項に記載の洗浄料。 以下、本発明について、実施の形態を中心に更に詳細に
説明を加える。
【0006】
【発明の実施の形態】(1)本発明の洗浄料の必須の成
分であるジポリヒドロキシステアリン酸ポリオキシエチ
レン 本発明の洗浄料はジポリヒドロキシステアリン酸ポリオ
キシエチレンを必須成分として含有することを特徴とす
る。本発明の洗浄料が含有する、ポリヒドロキシステア
リン酸ポリオキシエチレンは、ポリエチレングリコール
をアルカリ存在下、ポリ(12−ヒドロキシステアリン
酸)に塩化チオニル等のハロゲン化剤を反応させて調製
した、酸クロライドを反応させることにより得ることが
できる。この時、酸クロライドの量を多めにするとジ以
上のポリエステルが得られるし、この量が少なければモ
ノエステル等のアシル化率の低いものが得られる。この
場合、ポリエチレングリコールのサイズとしては、平均
分子量で400〜6000が好ましい。一方、他方の構
成要素である、ポリ(12−ヒドロキシステアリン酸)
は、この必須成分中で疎水基となる部分で、そのサイズ
としては平均分子量1000〜3000であることが好
ましい。この様なジポリヒドロキシステアリン酸ポリオ
キシエチレンの中には既に市販されているものがあり、
本発明ではその様な市販品を利用することもできる。こ
の様な市販品の内、特に好ましいものは、ウニケマ社よ
り市販されている、「アラセルP−135」である。こ
のものは、ポリエチレングリコール(平均分子量150
0)のポリ(12−ヒドロキシステアリン酸)のジエス
テルであり、その平均分子量は約5000である。本発
明の乳化組成物に於いては、ジポリヒドロキシステアリ
ン酸ポリオキシエチレンは唯一種を含有することもでき
るし、二種以上を組み合わせて含有することもできる。
これらは、本発明の洗浄料に於いて、洗浄力を損なうこ
となく、洗浄後の突っ張り感を抑制する作用を有する。
これらの好ましい含有量は、洗浄料全量に対する、これ
らの総量で0.1〜10重量%が好ましく、0.5〜5
重量%が更に好ましい。これは、少なすぎると突っ張り
感を抑制しきれない場合があり、多すぎると、効果が頭
打ちになったり、べたつき感が出現したりするからであ
る。
【0007】(2)本発明の洗浄料 本発明の洗浄料は、上記ジポリヒドロキシステアリン酸
ポリオキシエチレンを含有することを特徴とする。洗浄
料としては、洗浄の目的で使用されている化粧料であれ
ば特段の限定なく適用することが可能であり、例えば、
アルキル硫酸塩やポリオキシエチレンアルキル硫酸塩等
のアルキル硫酸系界面活性剤を主洗浄剤とする毛髪用の
洗浄料、脂肪酸石けんとアルキル硫酸系の界面活性剤、
場合によっては更にベタイン系の良性界面活性剤を組み
合わせたものを主洗浄剤とする、身体用の洗浄料、脂肪
酸石けんを主洗浄剤とする洗顔用の洗浄料(洗顔料)な
ど何れもが適用可能である。これら洗浄料の内、特に好
ましいものは、洗顔料であり、中でもクリーム状の洗顔
料が好適に例示できる。これは過剰な皮脂の除去がもた
らす突っ張り感は、顔の部位において著しく、特に、ク
リーム状洗顔料の主洗浄剤である脂肪酸カリウム石けん
を使用した場合には、この傾向が顕著であるためであ
る。本発明の洗浄料に於いては、通常洗浄料などの化粧
料で使用される任意の成分を含有することができる。か
かる任意成分としては、例えば、スクワラン、ワセリ
ン、マイクロクリスタリンワックス等の炭化水素類、ホ
ホバ油、カルナウバワックス,オレイン酸オクチルドデ
シル等のエステル類、オリーブ油、牛脂、椰子油等のト
リグリセライド類、ステアリン酸、オレイン酸、リチノ
レイン酸等の脂肪酸、オレイルアルコール、ステアリル
アルコール、オクチルドデカノール等の高級アルコー
ル、スルホコハク酸エステルやポリオキシエチレンアル
キル硫酸ナトリウム等のアニオン界面活性剤類、アルキ
ルベタイン塩等の両性界面活性剤類、ジアルキルアンモ
ニウム塩等のカチオン界面活性剤類、ソルビタン脂肪酸
エステル、脂肪酸モノグリセライド、これらのポリオキ
シエチレン付加物、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル等の非イオン界
面活性剤類、ポリエチレングリコール、グリセリン、
1,3−ブタンジオール等の多価アルコール類、増粘・
ゲル化剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、色剤、防腐剤、
粉体等を好ましく例示できる。これらの中でも特に好ま
しいものは、石けんの構成要素とすることのできる、1
気圧25℃で液体(流動性を有する)脂肪酸であり、こ
の様な液体脂肪酸の内、特に純度が高いオレイン酸であ
る。ここで、純度が高いとは通常のオレイン酸の純度の
80重量%を優位に上回る純度を有することであり、具
体的には、90重量%以上、更に好ましくは95重量%
以上である。この様な高純度オレイン酸は、分子蒸留を
繰り返したり、逆相の担体を用いたカラムクロマトグラ
フィーにより精製したりすることにより製造できるが、
既にこの様な純度の市販品があり、この様な市販品を利
用することもできる。本発明の洗浄料に於ける、高純度
のオレイン酸の含有量は、石けんを構成している部分も
含めて、洗浄料全量に対して、0.1〜10重量%であ
り、更に好ましくは、0.5〜5重量%である。脂肪酸
全量に対して、1〜5重量%であることが好ましい。こ
の様な割合で含有されることにより、洗浄性を損なわず
に、本発明の必須成分のジポリヒドロキシステアリン酸
ポリオキシエチレンの突っ張り感抑制効果を増強できる
からである。更に、ローヤルゼリーを含有することも、
炎症発現を抑制する意味から好ましい。ローヤルゼリー
の好ましい含有量は、0.01〜1重量%である。又、
油性汚れを落とす観点に於いては、ポリオキシエチレン
脂肪酸グリセリルを含有することが好ましく、かかるポ
リオキシエチレン基の付加モル数としては平均5〜10
が好ましく、脂肪酸としては中鎖のものが好ましく、カ
プリル酸やカプリン酸のエステルが好ましく、エステル
の価数1が好ましい。かかるポリオキシエチレン脂肪酸
グリセリルの好ましい含有量は、洗浄料全量に対して、
1〜10重量%が好ましい。本発明の洗浄料は、これら
必須の成分、好ましい成分及び任意の成分を常法に従っ
て処理することにより、製造することができる。かくし
て得られた洗浄料は洗浄力に優れるにもかかわらず、突
っ張り感の発現が顕著に抑制されている。
【0008】
【実施例】以下に実施例を挙げて、本発明について更に
詳細に説明を加えるが、本発明が、かかる実施例にのみ
限定されないことは言うまでもない。
【0009】<実施例1>以下に示す処方に従って本発
明の洗浄料である、洗顔料を作成した。即ち、イ、ロの
成分をそれぞれ80℃に加熱し、イにロを加え、攪拌
し、攪拌冷却してクリーム状の洗顔料を得た。 イ) δ−トコフェロール 0.1重量部 POE(8)モノ椰子油脂肪酸グリセリル 4 重量部 POE(60)硬化ヒマシ油 0.2重量部 「アラセルP−135」 1 重量部 セタノール 1 重量部 ステアリン酸 17 重量部 パルミチン酸 6 重量部 ミリスチン酸 6 重量部 ラウリン酸 10 重量部 高純度(99%)オレイン酸 1 重量部 ロ) ポリエチレングリコール 5 重量部 グリセリン 12 重量部 1,3−ブタンジオール 5 重量部 水酸化カリウム 8 重量部 ローヤルゼリー 0.5重量部 水 23.2重量部
【0010】<実施例2>実施例1の洗顔料について、
パネラー1群10名、3群30名を用いて使用テストを
行った。テストの検体としては実施例1の洗顔料、実施
例1の洗顔料の「アラセルP−135」を水に置換した
対照例1、実施例1の洗顔料の「アラセルP−135」
を通常使用される過脂剤であるコレステロールに置換し
た比較例1を用い、30日間連続使用した後、洗浄力及
び洗い上がりの突っ張り感の無さをスコアを付けてもら
って評価した。スコアの基準は、スコア5:極めて優れ
ている、スコア4:優れている、スコア3:やや優れて
いる、スコア2:普通、スコア1:やや劣っている及び
スコア0:劣っているであった。結果を表1に示す。こ
れより、本発明の洗浄料が優れた洗浄力を有すると同時
に、突っ張り感が抑制されていることがわかる。
【0011】
【表1】
【0012】<実施例3>以下に示す処方に従って本発
明の洗浄料である、洗顔料を作成した。即ち、イ、ロの
成分をそれぞれ80℃に加熱し、イにロを加え、攪拌
し、攪拌冷却してクリーム状の洗顔料を得た。このもの
は実施例1の評価法に従って評価したところ、洗浄力で
3.75、突っ張り感の無さで3.5の評点であり、オ
レイン酸の純度が高いものの方が好ましいことがわかっ
た。 イ) δ−トコフェロール 0.1重量部 POE(8)モノ椰子油脂肪酸グリセリル 4 重量部 POE(60)硬化ヒマシ油 0.2重量部 「アラセルP−135」 1 重量部 セタノール 1 重量部 ステアリン酸 17 重量部 パルミチン酸 6 重量部 ミリスチン酸 6 重量部 ラウリン酸 10 重量部 通常の(純度74%)オレイン酸 1 重量部 ロ) ポリエチレングリコール 5 重量部 グリセリン 12 重量部 1,3−ブタンジオール 5 重量部 水酸化カリウム 8 重量部 ローヤルゼリー 0.5重量部 水 23.2重量部
【0013】<実施例4>以下に示す処方に従って本発
明の洗浄料である、洗顔料を作成した。即ち、イ、ロの
成分をそれぞれ80℃に加熱し、イにロを加え、攪拌
し、攪拌冷却してクリーム状の洗顔料を得た。このもの
は実施例1の評価法に従って評価したところ、洗浄力で
3.75、突っ張り感の無さで3.5の評点であり、本
発明の洗浄料ではローヤルゼリーを含有することが好ま
しいことがわかる。 イ) δ−トコフェロール 0.1重量部 POE(8)モノ椰子油脂肪酸グリセリル 4 重量部 POE(60)硬化ヒマシ油 0.2重量部 「アラセルP−135」 1 重量部 セタノール 1 重量部 ステアリン酸 17 重量部 パルミチン酸 6 重量部 ミリスチン酸 6 重量部 ラウリン酸 10 重量部 高純度(99%)オレイン酸 1 重量部 ロ) ポリエチレングリコール 5 重量部 グリセリン 12 重量部 1,3−ブタンジオール 5 重量部 水酸化カリウム 8 重量部 水 23.7重量部
【0014】<実施例5〜7>以下に示す処方に従っ
て、「アラセルP−135」の量を変えて、本発明の洗
浄料である、洗顔料を作成した。即ち、イ、ロの成分を
それぞれ80℃に加熱し、イにロを加え、攪拌し、攪拌
冷却してクリーム状の洗顔料を得た。このものは実施例
1の評価法に従って評価した結果を表2に示す。これよ
り、「アラセルP−135」の好ましい含有量は、洗浄
料全量に対して、これらの総量で0.1〜10重量%で
あり、0.5〜5重量%が更に好ましいことがわかる。 イ) δ−トコフェロール 0.1重量部 POE(8)モノ椰子油脂肪酸グリセリル 4 重量部 POE(60)硬化ヒマシ油 0.2重量部 「アラセルP−135」* セタノール 1 重量部 ステアリン酸 17 重量部 パルミチン酸 6 重量部 ミリスチン酸 6 重量部 ラウリン酸 10 重量部 高純度(99%)オレイン酸 1 重量部 ロ) ポリエチレングリコール 5 重量部 グリセリン 12 重量部 1,3−ブタンジオール 5 重量部 水酸化カリウム 8 重量部 水* *詳細は表2に記す。
【0015】
【表2】
【0016】<実施例8>以下に示す処方に従って、補
助界面活性剤を変えて、本発明の洗浄料である、洗顔料
を作成した。即ち、イ、ロの成分をそれぞれ80℃に加
熱し、イにロを加え、攪拌し、攪拌冷却してクリーム状
の洗顔料を得た。このものは実施例2の評価法に従って
評価したところ、表3の結果が得られた。これより、本
発明の洗浄剤の補助界面活性剤としては、ポリオキシエ
チレン脂肪酸グリセリルを含有することが好ましいこと
がわかる。 イ) δ−トコフェロール 0.1重量部 POE(8)モノ椰子油脂肪酸グリセリル 4 重量部 POE(60)硬化ヒマシ油 0.2重量部 「アラセルP−135」 1 重量部 セタノール 1 重量部 ステアリン酸 17 重量部 パルミチン酸 6 重量部 ミリスチン酸 6 重量部 ラウリン酸 10 重量部 高純度(99%)オレイン酸 1 重量部 ロ) ポリエチレングリコール 5 重量部 グリセリン 12 重量部 1,3−ブタンジオール 5 重量部 水酸化カリウム 8 重量部 水 23.7重量部
【0017】
【表3】
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、洗浄料に於いて、洗浄
力を損なうことなく突っ張り感を抑制する技術を提供す
ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AA082 AB032 AC072 AC122 AC241 AC242 AC251 AC252 AC401 AC432 AD042 AD662 CC05 CC23 4H003 AB03 AB44 AC10 DA02 EB03 EB04 EB05 EB07 EB34 EB36 EB43 ED02 FA21

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジポリヒドロキシステアリン酸ポリオキ
    シエチレンを含有することを特徴とする、洗浄料。
  2. 【請求項2】 脂肪酸石けんを主たる洗浄剤とすること
    を特徴とする、請求項1に記載の洗浄料。
  3. 【請求項3】 クリーム状であることを特徴とする、請
    求項1又は2に記載の洗浄料。
  4. 【請求項4】 洗顔料であることを特徴とする、請求項
    1〜3何れか1項に記載の洗浄料。
  5. 【請求項5】 ジポリヒドロキシステアリン酸ポリオキ
    シエチレンの含有量が、0.1〜10重量%であること
    を特徴とする、請求項1〜4何れか1項に記載の洗浄
    料。
  6. 【請求項6】 更に、高純度オレイン酸を含有すること
    を特徴とする、請求項1〜5何れか1項に記載の洗浄
    料。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007302611A (ja) * 2006-05-12 2007-11-22 Pola Chem Ind Inc 洗顔料
JP2010248131A (ja) * 2009-04-16 2010-11-04 Shiseido Co Ltd 皮膚洗浄料
JP2016193838A (ja) * 2015-03-31 2016-11-17 株式会社ナリス化粧品 皮膚洗浄用組成物

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