JP2003040379A - Cdケース - Google Patents

Cdケース

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JP2003040379A
JP2003040379A JP2001233761A JP2001233761A JP2003040379A JP 2003040379 A JP2003040379 A JP 2003040379A JP 2001233761 A JP2001233761 A JP 2001233761A JP 2001233761 A JP2001233761 A JP 2001233761A JP 2003040379 A JP2003040379 A JP 2003040379A
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JP
Japan
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case
main body
lid
portions
hinge
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JP2001233761A
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English (en)
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Takehiko Uchida
健彦 内田
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Nippo Corp
Original Assignee
Nippo Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで製造することができるCDケース
を提供する。 【解決手段】 CD2を保持する本体3と、この本体3
にヒンジ部4を介して開閉自在に連結された蓋体5とを
備えたCDケース1であって、前記CDケース1の製造
工程に真空成形工程が含まれている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD(Compa
ct Disk)を収容するCDケースに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】CDを保持する本体と、この本体に開閉
自在に連結された蓋体とを備えた従来のCDケースとし
て、前記本体と蓋体とが別体に形成されており、両者の
それぞれの端部を嵌め合わせることにより両者を連結す
るものがある。
【0003】そして、上記の構成からなるCDケース
は、前記本体と蓋体との連結部分の構造などが複雑であ
ったことから、射出成形により成形されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記射出成形
ではCDケースを薄く形成することが難しいことから、
CDケースを形成するための材料の必要量が多くなり、
また、前記射出成形に用いられる金型は一般的に値段が
高く、射出成形でCDケースを製造するとコストが上昇
するという問題があった。
【0005】本発明は上述の事柄に留意してなされたも
ので、その目的は、低コストで製造することができるC
Dケースを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のCDケースは、CDを保持する本体と、こ
の本体にヒンジ部を介して開閉自在に連結された蓋体と
を備えたCDケースであって、前記CDケースの製造工
程に真空成形工程が含まれている(請求項1)。
【0007】上記の構成からなる本発明では、射出成形
に比して、成形物の厚みを薄くして、必要な材料量・材
料費を減らすことができ、かつ用いる金型が一般的に低
価格である真空成形を適用することができることから、
低コストで製造することができるCDケースを提供する
ことが可能となる。
【0008】また、前記CDケースが一枚のシート体か
ら形成された形状をしており、前記シート体の前記本体
と蓋体との間に相当する部分に、穴または切り込み部分
を設けてあるとしてもよく(請求項2)、この場合に
は、前記ヒンジ部を簡単に形成することができる。
【0009】他の観点から、本発明のCDケースは、C
Dを保持する本体と、この本体にヒンジ部を介して開閉
自在に連結された蓋体とを備えたCDケースであって、
一枚のシート体に凹凸を付与した形状をしている(請求
項3)。
【0010】また、CDを保持する本体と、この本体に
ヒンジ部を介して開閉自在に連結された蓋体とを備えた
CDケースであって、一枚のシート体に凹凸を付与しか
つ穴,切り込み部分,ミシン線または罫線のうち少なく
とも一つを設けた形状をしているとしてもよい(請求項
4)。
【0011】さらに、前記本体がCDの開口周縁部を係
止する係止部を有し、また、この係止部が、前記開口周
縁部に当接する複数の凸出部分と、複数の凸出部分の間
に形成された溝部分とを有し、前記凸出部分を押さえる
ことで、前記開口周縁部に対する凸出部分の当接する力
が弱まるように構成したとしてもよい(請求項5)。こ
の場合には、前記凸出部分を押さえることにより、前記
本体からのCDの取り外し作業を簡単に行うことが可能
となる。
【0012】また、前記本体および蓋体のいずれか一方
の四隅部に凸部分を設けるとともに、他方の四隅部に前
記凸部分に係合する凹部分を設け、さらに、前記凸部分
および凹部分のいずれか一方の平面視がほぼ円形状とな
り、他方の平面視がほぼ正方形状となるように構成した
としてもよい(請求項6)。この場合には、各凸部分に
対して各凹部分を係合させると、本体と蓋体とが閉じ合
わされた状態となり、前記係合を解除すると、蓋体が開
いた状態となるのであり、本体に対する蓋体の開閉作業
を簡単に行うことができる。
【0013】また、前記ヒンジ部が、複数のブリッジ部
分と、隣り合うブリッジ部分の間に形成される穴部分と
からなるとしてもよい(請求項7)。この場合には、ヒ
ンジ部を簡単に形成することができ、また、前記穴部分
またはブリッジ部分の数,幅や形状をヒンジ部の折り曲
げやすさや耐久性を考慮して適宜に設定することで、材
料の特性や厚さが異なる種々のCDケースに対応でき
る。
【0014】また、前記ヒンジ部が、ミシン線または罫
線からなるとしてもよい(請求項8)。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1(A)および(B)は、本発
明の一実施例に係るCDケース1の開いた状態の構成を
概略的に示す平面図および縦端面図、図2は、前記CD
ケース1にCD2を保持させて閉じた状態の構成を概略
的に示す縦端面図、図3(A)は、前記CDケース1の
係止部6の構成を概略的に示す部分拡大図、図3(B)
は、図3(A)のF−F線断面図、図3(C)は、図3
(A)のG−G線断面図である。CDケース1は、CD
2を保持する本体3と、この本体3にヒンジ部4を介し
て開閉自在に連結された蓋体5とを備え、一枚のシート
体に凹凸を付与しかつ穴,切り込み部分,ミシン線また
は罫線(折り目)のうち少なくとも一つを設けた形状を
している。
【0016】また、前記CDケース1は、例えば、リサ
イクル可能な樹脂であるA−PET(アモルファスポリ
エチレンテレフタレート)を用いて形成することがで
き、A−PETを用いて形成すれば、リサイクルの面で
貢献できることが可能となる。なお、CDケース1の材
料は、A−PETに限るものではなく、十分な透明性
(光透過性)を有し一定以上の強度を保持できるもので
あればよく、例えば、PVC(塩化ビニール)、PS
(ポリスチレン)、OPS(オリエンテッドポリスチレ
ン)、PP(ポリプロピレン)、PC(ポリカーボネー
ト)、PE(ポリエチレン)などを用いることができ
る。
【0017】前記本体3は、CD2の中央部分に形成さ
れる開口周縁部2aを係止する係止部6をその中央部に
有している。
【0018】前記係止部6は、前記開口周縁部2aに当
接する複数(例えば、4つ)の凸出部分7,7…と、複
数の凸出部分7,7…の間に形成された平面視がほぼ十
字形状の溝部分8とを有している。
【0019】そして、前記凸出部分7,7…を押さえる
ことで、係止部6が変形し、前記開口周縁部2aに対す
る凸出部分7,7…の当接する力が弱まるように構成し
てあり、CD2の係止部6からの取り外しは、前記凸出
部分7,7…を押さえることで簡単に行うことができ
る。
【0020】前記蓋体5は、前記係止部6に当接する凹
入部9をその中央部に有している。
【0021】また、前記本体3および蓋体5のいずれか
一方の四隅部に凸部分10を設けるとともに、他方の四
隅部に前記凸部分10に係合する凹部分11を設け、さ
らに、前記凸部分10および凹部分11のいずれか一方
の平面視がほぼ円形状となり、他方の平面視がほぼ正方
形状となっている。なお、本実施例では、前記本体3の
四隅部に平面視がほぼ正方形状の凹部分11が設けられ
ており、前記蓋体5の四隅部に平面視がほぼ円形状の凸
部分10が設けられている。
【0022】前記ヒンジ部4は、複数のブリッジ部分4
a,4a…と、隣り合うブリッジ部分4a,4aの間に
形成される穴部分4b,4b…とからなる。すなわち、
前記穴部分4b,4b…を設けることで、CDケース1
の本体3と蓋体5との間に位置する部分が有する反発力
を弱め、折り曲げやすくしているのである。なお、前記
穴部分4bまたはブリッジ部分4aの数,幅や形状は、
ヒンジ部4の折り曲げやすさや耐久性を考慮し、CDケ
ース1の材料の特性や厚さに応じて適宜に設定すればよ
い。また、前記穴部分4bの形状は、例えば、ほぼ矩形
状または正方形状でもよいし、円形状や楕円形状などと
してもよい。
【0023】上記の構成からなるCDケース1へのCD
2の収納は、CD2を係止部6に係止させた後、前記ヒ
ンジ部6を軸にして蓋体5を回動させて閉じ、各凸部分
10を各凹部分11に嵌め込むだけで完了する。また、
CD2のCDケース1からの取り出しは、各凹部分11
から各凸部分10を外した後、前記ヒンジ部6を軸とし
て蓋体5を回動させて開き、CD2を係止部6から取り
外すだけで完了する。
【0024】上記の構成からなるCDケース1では、前
記ヒンジ部4を、複数のブリッジ部分4a,4a…と、
隣り合うブリッジ部分4a,4aの間に形成される穴部
分4b,4b…とから構成しているが、このような構成
に代えて、例えば、前記ヒンジ部4をミシン線や罫線に
よって構成してもよい。
【0025】次に、前記CDケース1の製造方法につい
て説明する。前記CDケース1の製造工程には、真空成
形工程が含まれている。すなわち、前記CDケース1
は、一枚のシート体に凹凸を付与しかつ穴,切り込み部
分,ミシン線または罫線のうち少なくとも一つを設けた
形状をしていることから、射出成形ではなく真空成形に
よって成形することが可能である。そして、この真空成
形には、公知の方法および装置を用いることができ、前
記CDケース1に合わせた金型を用意すればよい。
【0026】前記金型は、開いた状態のCDケース1を
成形できるように設計されたものを用意すればよい。す
なわち、前記金型には、例えば、前記本体3および蓋体
5にそれぞれ形成される係止部6,凹入部9,凸部分1
0および凹部分11などを形成するための凹凸や、前記
本体3および蓋体5の間に位置するヒンジ部4の穴部分
4b,4b…を形成するための部分などを設けておけば
よい。また、一度に複数個(例えば、6個、8個、10
個など)のCDケース1,1…が一枚のシート状に連な
った状態で形成されるように金型を構成し、前記金型を
用いての真空成形工程を経た後に切断作業を行って、連
なった状態の複数個のCDケース1,1…を分離するよ
うにしてもよい。この場合には、CDケース1の大量生
産が容易となる。
【0027】上記の構成からなる製造方法では、射出成
形ではなく真空成形によってCDケース1を製造してい
ることから、CDケース1の本体3および蓋体5の厚さ
を極めて薄くすることができる。詳しくは、従来の製造
方法、すなわち射出成形では、CDケース1の本体3お
よび蓋体5の厚さは、せいぜい1.7mm程度にまでし
か薄くできなかったが、本発明の製造方法、すなわち真
空成形では、例えば、0.3〜0.35mm程度にまで
薄くすることが可能である。なお、CDケース1の本体
3および蓋体5の厚さは、CD2の表裏両面を保護でき
る範囲とすればよい。
【0028】また、真空成形では射出成形に比して、C
Dケース1の厚みを薄くできることから必要な材料量・
材料費を減らすことができ、かつ、一般的に、使用する
金型も真空成形のほうが非常に低価格であるため、上記
製造方法では、製造コストを非常に低く抑えることがで
きる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
低コストで製造することができるCDケースを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)および(B)は、本発明の一実施例に係
るCDケースの開いた状態の構成を概略的に示す平面図
および縦断面図である。
【図2】前記CDケースにCDを保持させて閉じた状態
の構成を概略的に示す縦端面図である。
【図3】(A)は、上記実施例における係止部の構成を
概略的に示す部分拡大図、(B)は、(A)のF−F線
断面図、(C)は、(A)のG−G線断面図である。
【符号の説明】
1…CDケース、2…CD、3…本体、4…ヒンジ部、
5…蓋体。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CDを保持する本体と、この本体にヒン
    ジ部を介して開閉自在に連結された蓋体とを備えたCD
    ケースであって、前記CDケースの製造工程に真空成形
    工程が含まれていることを特徴とするCDケース。
  2. 【請求項2】 前記CDケースが一枚のシート体から形
    成された形状をしており、前記シート体の前記本体と蓋
    体との間に相当する部分に、穴または切り込み部分を設
    けてある請求項1に記載のCDケース。
  3. 【請求項3】 CDを保持する本体と、この本体にヒン
    ジ部を介して開閉自在に連結された蓋体とを備えたCD
    ケースであって、一枚のシート体に凹凸を付与した形状
    をしていることを特徴とするCDケース。
  4. 【請求項4】 CDを保持する本体と、この本体にヒン
    ジ部を介して開閉自在に連結された蓋体とを備えたCD
    ケースであって、一枚のシート体に凹凸を付与しかつ
    穴,切り込み部分,ミシン線または罫線のうち少なくと
    も一つを設けた形状をしていることを特徴とするCDケ
    ース。
  5. 【請求項5】 前記本体がCDの開口周縁部を係止する
    係止部を有し、また、この係止部が、前記開口周縁部に
    当接する複数の凸出部分と、複数の凸出部分の間に形成
    された溝部分とを有し、前記凸出部分を押さえること
    で、前記開口周縁部に対する凸出部分の当接する力が弱
    まるように構成した請求項3または4に記載のCDケー
    ス。
  6. 【請求項6】 前記本体および蓋体のいずれか一方の四
    隅部に凸部分を設けるとともに、他方の四隅部に前記凸
    部分に係合する凹部分を設け、さらに、前記凸部分およ
    び凹部分のいずれか一方の平面視がほぼ円形状となり、
    他方の平面視がほぼ正方形状となるように構成した請求
    項3〜5のいずれかに記載のCDケース。
  7. 【請求項7】 前記ヒンジ部が、複数のブリッジ部分
    と、隣り合うブリッジ部分の間に形成される穴部分とか
    らなる請求項3〜6のいずれかに記載のCDケース。
  8. 【請求項8】 前記ヒンジ部が、ミシン線または罫線か
    らなる請求項3〜6のいずれかに記載のCDケース。
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